JPH0759217A - 組立式箱体 - Google Patents

組立式箱体

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JPH0759217A
JPH0759217A JP5197369A JP19736993A JPH0759217A JP H0759217 A JPH0759217 A JP H0759217A JP 5197369 A JP5197369 A JP 5197369A JP 19736993 A JP19736993 A JP 19736993A JP H0759217 A JPH0759217 A JP H0759217A
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雅勝 平野
Yasuo Kawamura
康雄 河村
Yoshihiro Yamazaki
善弘 山崎
Raiju Tamura
頼寿 田村
Toru Tanimizu
徹 谷水
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Hitachi Electric Systems Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Electric Systems Co Ltd
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B1/00Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
    • H02B1/26Casings; Parts thereof or accessories therefor
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    • HELECTRICITY
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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で柱枠の位置と箱体の大きさとが
自在に選択可能。 【構成】 天井枠1,2及び床枠3,4と、天井枠1,
2と床枠3,4との間を支持する複数の柱枠5〜7と、
各柱枠5〜7のうちの一端の柱枠5に係合する扉14と
を備えた組立式箱体であって、複数の天井枠1,2及び
床枠3,4を設けるとともに天井枠1,2及び床枠3,
4に、方形板3aの四周の各端部を方形板3aとほぼ直
交する側に折り曲げた折曲部3bと、各折曲部3bの縁
部を互いに対向する側に方形板3aとほぼ平行に折り曲
げた端部面3cとを形成し、柱枠5〜7に、方形板5a
の四周の各端部を方形板5aとほぼ直交する側に折り曲
げた第2の折曲部5bを形成し、端部面1c〜4cに第
2の折曲部5b〜7bを螺着した。 【効果】 箱体の組立時間が短縮し、強度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電所や変電所に設置
される配電盤に係り、特に配電盤を形成するのに好適な
組立式箱体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の組立式箱体においては、例えば配
電盤等は枠組、扉、器具取付金具及び仕切板等よりな
り、機器を保持し、機器の操作や保守が安全にでき、回
路の事故を未然に防ぐことができる機能を有している
が、その枠組は、実公平3−4089号公報に示される
溶接組立のものや、実公平3−807号公報に示される
特殊接続金具を使用したボルト組立のものがある。この
ような配電盤は、収納する機器の大きさや数量、敷地面
積及び並列して設置する他機器の大きさ等の条件により
箱体の大きさや内部柱の位置が変化し、多種多様のもの
が製作されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の組立式箱体にあ
っては、配電盤等では、溶接ひずみの発生による不良品
発生率が高く、かつ柱の位置を自由に変更できなかっ
た。また、特殊な接続金具を用いたものでは、接続金具
部分以外に柱を組立てできないため、柱の位置の自由度
がない。さらに、枠体のみで、必要な強度を得る方式と
なっており、枠体が厚く大きな材料で形成する必要があ
るだけでなく、固定する溶接やボルトの強度を高くしな
ければならないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、柱枠の位置と箱体の大き
さが変更可能で、かつ強度を備えた組立式箱体を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る組立式箱体は、少なくとも一つの天井
枠及び床枠と、それぞれの天井枠と床枠との間を支持す
る複数の柱枠と、それぞれの柱枠のうちの一端の柱枠に
支承される扉とを備えた組立式箱体において、複数の天
井枠及び床枠を設けるとともにそれぞれの天井枠及び床
枠に、方形板の四周のそれぞれの端部を方形板とほぼ直
交する側に折り曲げた折曲部と、それぞれの折曲部の縁
部を互いに対向する側に方形板とほぼ平行に折り曲げた
端部面とを形成し、それぞれの柱枠に、方形板の四周の
それぞれの端部を方形板とほぼ直交する側に折り曲げた
第2の折曲部を形成し、それぞれの端部面にそれぞれの
第2の折曲部を螺着した構成とする。
【0006】そしてそれぞれの天井枠及び床枠は、互い
に対向するそれぞれの折曲部を当接させ、それぞれの当
接部をまたぐそれぞれの端部面にそれぞれの柱枠の第2
の折曲部を螺着して連結される構成でもよい。
【0007】またそれぞれの天井枠及び床枠は、それぞ
れの端部面に複数の結合穴が基準寸法の等間隔で穿設さ
れ、かつそれぞれの端部面のそれぞれの端側の結合穴が
それぞれの端側の折曲部より基準寸法の1/2寸法の位
置に穿設されている構成でもよい。
【0008】さらにそれぞれの柱枠は、それぞれの第2
の折曲部に複数の結合穴が基準寸法の等間隔で穿設さ
れ、かつそれぞれの第2の折曲部のそれぞれの端側の結
合穴がそれぞれの端側の第2の折曲部より基準寸法の1
/2寸法の位置に穿設されている構成でもよい。
【0009】そしてそれぞれの柱枠は、それぞれの方形
板の横幅寸法が基準寸法の整数倍に形成されている構成
でもよい。
【0010】またそれぞれの柱枠は、それぞれの方形板
の横幅寸法が機器の厚さ以上でかつ基準寸法の整数倍に
形成されている構成でもよい。
【0011】さらにそれぞれの結合穴は、近接するそれ
ぞれの方形板又はそれぞれの折曲部より螺着ボルトの径
の2倍以上でかつ3.5倍以下に離間して穿設されてい
る構成でもよい。
【0012】そしてそれぞれの柱枠は、それぞれの天井
枠及び床枠の互いに対向する一方側と他方側のそれぞれ
の端部面に立設された二つの柱枠のそれぞれの第2の折
曲部の間に、少なくとも一つの左右板状金具が片側2つ
以上の鋲螺により螺着され、一つの左右板状金具が二つ
の柱枠間の面積の15%以上でかつ50%以下の面積を
有する構成でもよい。
【0013】またそれぞれの柱枠は、それぞれの天井枠
及び床枠の一方側の端部面に所定の間隔で立設された二
つの柱枠のそれぞれの第2の折曲部の間に、少なくとも
一つの前後板状金具が片側2つ以上の鋲螺により螺着さ
れ、一つの前後板状金具が二つの柱枠間の面積の30%
以上でかつ60%以下の面積を有する構成でもよい。
【0014】さらにそれぞれの左右板状金具又はそれぞ
れの前後板状金具は、柱枠の長さ方向のそれぞれの端面
よりそれぞれの端部穴までの寸法を、基準寸法の1/2
以下とする構成でもよい。
【0015】そしてそれぞれの床枠又はそれぞれの柱枠
は、互いに対向するそれぞれの端部面又はそれぞれの第
2の折曲部の間に接地母線を取付け、接地母線は、帯状
伝導体のそれぞれの端部をほぼ直交する側に折り曲げて
形成され、それぞれの折り曲げ部よりそれぞれの端面に
向けて基準寸法の1/2寸法の位置と、それぞれの折り
曲げ部より中央に向けて螺着ボルトの径の2倍以上でか
つ3.5倍以下の位置とにそれぞれの結合穴が穿設され
ている構成でもよい。
【0016】また扉は、方形板の四周のそれぞれの端部
を該方形板とほぼ直交する側に折り曲げて形成され、そ
の折り曲げた第3の折曲部の内側にひんじ金具を固着し
た構成でもよい。
【0017】さらに扉は、方形板の裏側に2つ以下の鋲
螺と、接着材とにより固定された補強金具を有する構成
でもよい。
【0018】そして扉は、それぞれの第3の折曲部のそ
れぞれの四隅切欠部に樹脂成型された保護材が嵌着さ
れ、それぞれの保護材の一部を方形板の外面より突出さ
せた構成でもよい。
【0019】また組立式配電盤においては、前記いずれ
か一つの組立式箱体を用いた構成とする。
【0020】
【作用】本発明によれば、複数の天井枠及び床枠を当接
し、当接部にまたがって柱枠を溶接せずにボルトで螺着
して組み立てる構造のため、柱枠の位置と箱体の大きさ
とが変更可能でかつ溶接ひずみが発生しないのみでな
く、結合穴のピッチを基準化し、その端側の結合穴の位
置を端面より基準寸法の1/2としている、つまり、部
材の端部が結合穴より基準寸法の1/2となっているた
め、自在の位置に柱枠が移動され、複数の柱枠が並べて
互いに干渉することなく立設される。また、左右及び前
後板状金具により、枠組の左右及び前後方向の変形が防
止されるため、枠組全体の大巾な軽量化が図れる。さら
に、それらに固着する部品は全て基準寸法をベースに形
状を決めてあるため、どの位置にも固定することもでき
る。特に扉は、溶接ひずみが美観上大きな問題であった
が、正面側の溶接が不要となり、かつ、補強金具を補助
ネジと接着材とで取付けることにより必要な強度が得ら
れるとともに美観が保たれる。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照しながら説明
する。図1に示すように、少なくとも一つの天井枠1,
2及び床枠3,4と、それぞれの天井枠1,2と床枠
3,4との間を支持する複数の柱枠5〜7と、それぞれ
の柱枠5〜7のうちの一端の例えば柱枠5に係合する扉
14とを備えた組立式箱体であって、複数の天井枠1,
2及び床枠3,4を設けるとともにそれぞれの天井枠
1,2及び床枠3,4に、例えば方形板3aの四周のそ
れぞれの端部を方形板3aとほぼ直交する側に折り曲げ
た折曲部3bと、それぞれの折曲部3bの縁部を互いに
対向する側に方形板3aとほぼ平行に折り曲げた端部面
3cとを形成し、それぞれの柱枠5〜7に、例えば方形
板5aの四周のそれぞれの端部を方形板5aとほぼ直交
する側に折り曲げた第2の折曲部5bを形成し、それぞ
れの端部面1c,2c,3c,4cにそれぞれの第2の
折曲部5b,6b,7bを螺着した構成である。
【0022】図2〜5に示すように、各端部面1c〜4
cに、例えば端部面3cに等間隔に結合穴3dを穿設
し、柱枠6,7の第2の折曲部6b,7bをボルトで螺
着する。この結合穴3dの等間隔寸法を基準寸法Lとす
る。また端部面3cに設ける結合穴3dのうち、端側の
折曲部3bに近接する端側の結合穴3eより折曲部3b
までの寸法を基準寸法の1/2とし、2組の天井枠1,
床枠3と天井枠2,床枠4とを当接したとき、当接部3
xに近接する一方側の結合穴3eと、当接部3xに近接
する他方側の結合穴3e’との間隔が基準寸法Lになる
ようにした。これにより図1に示す天井枠1と天井枠2
との当接部1x、また床枠3と床枠4との当接部3xに
またがって互いの端部面1c〜4cに柱枠6の第2の折
曲部6bを螺着することにより、天井枠1及び床枠3と
柱枠5とにより形成される箱体と、天井枠2及び床枠4
と柱枠7とにより形成される箱体とが接続される。ここ
で先の基準寸法の1/2は、理論上の値であって実際に
は製作誤差を考慮した値とするのは勿論である。
【0023】柱枠5〜7は、平面(方形板)5a〜7a
の周囲を直交する側に折り曲げた第2の折曲部5b〜7
bを持つコ字形に折り曲げ、その第2の折曲部5b〜7
bに複数の結合穴5d〜7dを設けている。天井枠又は
床枠との結合穴5e〜7eは、高さ方向の第2の折曲部
5b〜7bよりの寸法を基準寸法Lの1/2とする。ま
た柱枠5〜7の例えば平面6aから第2の折曲部6bの
結合穴6d,6eまでの寸法Sは、ボルト径の2倍以下
の寸法ではボルト締め付け工具が使用し難く、3.5倍
以上にすると接続部の強度が保てなくなる限界があり、
締結するボルト8の径の2倍以上3.5倍以下とする。
【0024】図6に示すように、柱枠6の一方側の第2
の折曲部6bに器具10Aを取り付けた左右板状金具9
を取り付け、他方側の第2の折曲部6b’に保護板10
を取り付けている。このとき柱枠6の横幅Wは器具10
Aの厚さH以上とし、かつ、基準寸法Lの整数倍の寸法
とする。
【0025】図7に示すように、例えば天井枠1及び床
枠3の互いに対向する一方側と他方側の端面部1c,3
cとに立設された柱枠6に対し、左右方向の変形を防止
できる左右板状金具9と左右板状金具11とを柱枠6に
ボルト締めした。左右板状金具9,11の端部穴9d,
11dの寸法は基準寸法Lの1/2とし、左右の柱枠6
ごとに2本以上、計4本以上のボルトで締付する。ま
た、端部穴9d,11d間の寸法は基準寸法Lの整数倍
とし、例として、左右板状金具11の端部穴11d間を
基準寸法Lとしたものである。また、左右板状金具9,
11の面積は、左右の柱枠6に囲まれる面積、つまり枠
組正面からの投影面積の15〜50%としている。
【0026】また図1に示すように、例えば天井枠1及
び床枠3の一方側の端面部1c,3cに所定の間隔で立
設された各柱枠5,6に対し、前後方向の変形を防止で
きる一つ以上の前後板状金具12を、各柱枠5,6の第
2の折曲部5b,6bにボルト締めした。前後板状金具
12の端部穴の寸法は基準寸法Lの1/2とし、前後方
向のの柱枠5,6ごとに2本以上、計4本以上のボルト
で締付する。また、端部穴間の寸法は基準寸法Lの整数
倍とし、また、前後板状金具12の面積は、前後の柱枠
5,6に囲まれる面積の30〜60%としている。なお
左右板状金具及び前後板状金具の端部穴は上下端より基
準寸法の1/2以下の位置に穿設されている。
【0027】図3に示すように、床枠3の対向する各端
部面3c間に接地母線13を取付け、接地母線13は帯
状伝導体の両端を一方側に折り曲げた折曲部13bを持
つコ字形に形成され、その折曲部13bに折り曲げ部よ
り折曲部13bの端面に向けて基準寸法Lの1/2の寸
法の位置と、折り曲げ部より各端部面3c間の中央に向
けて螺着ボルトの径の2倍以上でかつ3.5倍以上の位
置とに結合穴13dを設けている。この結合穴13dは
複数の配電盤を隣接するとき、図3に示す接地母線13
の配置を、接地母線13相互の結合穴13dの位置を一
定に保ちながら図8に示すように、柱枠7間に変えるこ
とができるようにしてある。
【0028】図9に示すように、扉14は平面14aの
周囲を一方向に折り曲げた第3の折曲部14bを持つコ
字形に折り曲げてある。補強金具15は平面14aと対
向する面の両端を一方向にコ字形に折り曲げ、その底部
面に穴を設けてある。鋲螺17は扉14の内側に溶接し
てあり、補強金具15は扉14の内側に2つ以下の鋲螺
17と接着材とにより取りつけてある。補強金具15を
扉14と面で結合させるため、扉14に対して大きな補
強効果を持つ。さらに鋲螺17は接着材の機能を補助す
る。ひんじ金具16は扉14の第3の折曲部14bの内
側に溶接してある。保護材18は樹脂で成型され、四隅
切欠部14Aにはめ込み、鋲螺18Aで固定する。この
際、保護材18の一部は、平面14a表面より数mm突
出させ、扉14の開放の際に平面14aが外部の部材と
接触し損傷するのを防止している。
【0029】本発明によれば、次のような効果を得る。
【0030】(1)天井枠と床枠とに端部面を形成して
結合穴を設け、天井枠と床枠との間に柱枠をボルト締め
する構造としたため、特殊金具を用いることなく枠組で
き、構造が簡単で、かつボルトの本数が減少し、組立時
間の短縮が図れる。
【0031】(2)柱枠が各天井枠と各床枠の各当接部
にまたがり、各天井枠及び各床枠を連結できるため、追
加接続で箱体の大形化が可能であり、かつ、またがって
連続しているため接続部の強度を高くすることができ
る。
【0032】(3)天井枠及び床枠と柱枠との結合穴間
を基準寸法のピッチで穿設し、さらに端面よりの寸法を
基準寸法の1/2とすることにより、複数の柱枠を互い
に干渉することなく立設することができる。すなわち、
柱枠を自由な位置に立設することができる。
【0033】(4)柱枠の方形板より第2の折曲部の結
合穴までの寸法をボルトの径の2倍以上とすることによ
り、容易にボルト締が可能となる。また、3.5倍以上
となると、枠組全体の強度が約2分の1と小さくなる。
このボルトの径の2〜3.5倍の寸法ではボルトの強度
が充分に枠組に伝達される。
【0034】(5)柱枠の方形板の横巾寸法を規定する
ことにより、器具の収納が容易でかつ高密度に取付可能
となる。
【0035】(6)各柱枠間に左右及び前後板状金具を
所定の面積部分取付ることにより、枠組の強度を柱枠の
ボルト締だけにたよることなく、強化できる。これによ
り、ボルト本数低減、部品数低減及び軽量化ができる。
各板状金具の面積が所定値以下では必要強度が出ず、ま
た所定値より多いと、作業スペース及び部品収納スペー
スが確保できなくなる。また、これらの板状金具の結合
穴の位置を上下端より基準寸法の1/2とすることによ
り、互いに接触することなく、任意の場所に取付が可能
となる。
【0036】(7)接地母線の結合穴の位置を基準寸法
Lの1/2とすることにより、床枠または、柱枠のいず
れに取付けても、配電盤として接地母線が接続可能とな
る。床枠に接地母線を取付る際は、接地母線の上部が有
効に使用可能となり、背の高い機器の収納ができる。ま
た、柱枠に取付ると奥行が有効に使用可能となり、奥行
の大きい機器の収納が可能となる。つまり、部品収納の
自由度が大きくなる。
【0037】(8)扉を補強する補強金具や、ひんじ金
具を全て扉正面にアーク溶接することなく取付けたた
め、扉正面が美しく仕上がる。また、箱体完成後の改造
も容易となる。また、四隅切欠部に成形された保護材
を、ひずみが生じやすいアーク溶接をすることなく固定
可能となり、さらに、四隅切欠部は盤設置後、人と接触
し傷つきやすい所であるが、保護材により双方とも傷つ
くことがなくなる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、天井枠及び床枠の数量
と柱枠の位置とを自在に選択できるため、箱体の大きさ
が変更可能となり、かつ天井枠と床枠とをその当接部に
またがって柱枠を螺着し接続することにより、構造が簡
単になって特殊金具が不要となり、組立時間が短縮でき
るとともに、箱体の強度が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のA・A線の断面図である。
【図3】床枠と柱枠と接地母線との接続を示す斜視図で
ある。
【図4】図3のD・D線の断面図である。
【図5】床枠と柱枠との接続を示す断面図である。
【図6】図1のB・B線の断面図である。
【図7】図1のC・C線の断面図である。
【図8】床枠と柱枠及び柱枠と接地母線との接続を示す
斜視図である。
【図9】内側から見た扉の斜視図である。
【図10】図9のE・E線の断面図である。
【符号の説明】
1 天井枠 2 天井枠 3 床枠 4 床枠 5 柱枠 6 柱枠 7 柱枠 8 螺着ボルト 9 左右板状金具 10 保護板 11 左右板状金具 12 前後板状金具 13 接地母線 14 扉 15 補強金具 16 ひんじ金具 17 鋲螺 18 保護材
フロントページの続き (72)発明者 山崎 善弘 茨城県日立市東金沢町一丁目15番25号 株 式会社日立エレクトリックシステムズ内 (72)発明者 田村 頼寿 茨城県日立市東金沢町一丁目15番25号 株 式会社日立エレクトリックシステムズ内 (72)発明者 谷水 徹 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの天井枠及び床枠と、そ
    れぞれの天井枠と床枠との間を支持する複数の柱枠と、
    それぞれの柱枠のうちの一端の柱枠に支承される扉とを
    備えた組立式箱体において、複数の天井枠及び床枠を設
    けるとともにそれぞれの天井枠及び床枠に、方形板の四
    周のそれぞれの端部を該方形板とほぼ直交する側に折り
    曲げた折曲部と、それぞれの折曲部の縁部を互いに対向
    する側に前記方形板とほぼ平行に折り曲げた端部面とを
    形成し、それぞれの柱枠に、方形板の四周のそれぞれの
    端部を該方形板とほぼ直交する側に折り曲げた第2の折
    曲部を形成し、それぞれの端部面にそれぞれの第2の折
    曲部を螺着したことを特徴とする組立式箱体。
  2. 【請求項2】 それぞれの天井枠及び床枠は、互いに対
    向するそれぞれの折曲部を当接させ、それぞれの当接部
    をまたぐそれぞれの端部面にそれぞれの柱枠の第2の折
    曲部を螺着して連結されることを特徴とする請求項1記
    載の組立式箱体。
  3. 【請求項3】 それぞれの天井枠及び床枠は、それぞれ
    の端部面に複数の結合穴が基準寸法の等間隔で穿設さ
    れ、かつそれぞれの端部面のそれぞれの端側の結合穴が
    それぞれの端側の折曲部より前記基準寸法の1/2寸法
    の位置に穿設されていることを特徴とする請求項1記載
    の組立式箱体。
  4. 【請求項4】 それぞれの柱枠は、それぞれの第2の折
    曲部に複数の結合穴が基準寸法の等間隔で穿設され、か
    つそれぞれの第2の折曲部のそれぞれの端側の結合穴が
    それぞれの端側の第2の折曲部より前記基準寸法の1/
    2寸法の位置に穿設されていることを特徴とする請求項
    1記載の組立式箱体。
  5. 【請求項5】 それぞれの柱枠は、それぞれの方形板の
    横幅寸法が基準寸法の整数倍に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の組立式箱体。
  6. 【請求項6】 それぞれの柱枠は、それぞれの方形板の
    横幅寸法が機器の厚さ以上でかつ基準寸法の整数倍に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の組立式箱
    体。
  7. 【請求項7】 それぞれの結合穴は、近接するそれぞれ
    の方形板又はそれぞれの折曲部より螺着ボルトの径の2
    倍以上でかつ3.5倍以下に離間して穿設されているこ
    とを特徴とする請求項3又は4記載の組立式箱体。
  8. 【請求項8】 それぞれの柱枠は、それぞれの天井枠及
    び床枠の互いに対向する一方側と他方側のそれぞれの端
    部面に立設された二つの柱枠のそれぞれの第2の折曲部
    の間に、少なくとも一つの左右板状金具が片側2つ以上
    の鋲螺により螺着され、一つの左右板状金具が前記二つ
    の柱枠間の面積の15%以上でかつ50%以下の面積を
    有することを特徴とする請求項1記載の組立式箱体。
  9. 【請求項9】 それぞれの柱枠は、それぞれの天井枠及
    び床枠の一方側の端部面に所定の間隔で立設された二つ
    の柱枠のそれぞれの第2の折曲部の間に、少なくとも一
    つの前後板状金具が片側2つ以上の鋲螺により螺着さ
    れ、一つの前後板状金具が前記二つの柱枠間の面積の3
    0%以上でかつ60%以下の面積を有することを特徴と
    する請求項1記載の組立式箱体。
  10. 【請求項10】 それぞれの左右板状金具又はそれぞれ
    の前後板状金具は、柱枠の長さ方向のそれぞれの端面よ
    りそれぞれの端部穴までの寸法を、基準寸法の1/2以
    下とすることを特徴とする請求項8又は9記載の組立式
    箱体。
  11. 【請求項11】 それぞれの床枠又はそれぞれの柱枠
    は、互いに対向するそれぞれの端部面又はそれぞれの第
    2の折曲部の間に接地母線を取付け、該接地母線は、帯
    状伝導体のそれぞれの端部をほぼ直交する側に折り曲げ
    て形成され、それぞれの折り曲げ部よりそれぞれの端面
    に向けて基準寸法の1/2寸法の位置と、それぞれの折
    り曲げ部より中央に向けて螺着ボルトの径の2倍以上で
    かつ3.5倍以下の位置とにそれぞれの結合穴が穿設さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の組立式箱体。
  12. 【請求項12】 扉は、方形板の四周のそれぞれの端部
    を該方形板とほぼ直交する側に折り曲げて形成され、そ
    の折り曲げた第3の折曲部の内側にひんじ金具を固着し
    たことを特徴とする請求項1記載の組立式箱体。
  13. 【請求項13】 扉は、方形板の裏側に2つ以下の鋲螺
    と、接着材とにより固定された補強金具を有することを
    特徴とする請求項1記載の組立式箱体。
  14. 【請求項14】 扉は、それぞれの第3の折曲部のそれ
    ぞれの四隅切欠部に樹脂成型された保護材が嵌着され、
    それぞれの保護材の一部を方形板の外面より突出させた
    ことを特徴とする請求項1記載の組立式箱体。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか1項記載の
    組立式箱体を用いたことを特徴とする組立式配電盤。
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