JPH0964346A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH0964346A
JPH0964346A JP21163095A JP21163095A JPH0964346A JP H0964346 A JPH0964346 A JP H0964346A JP 21163095 A JP21163095 A JP 21163095A JP 21163095 A JP21163095 A JP 21163095A JP H0964346 A JPH0964346 A JP H0964346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
impurity element
nitrogen
forming
oxide film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21163095A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Kawasaki
洋司 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP21163095A priority Critical patent/JPH0964346A/ja
Publication of JPH0964346A publication Critical patent/JPH0964346A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコンの表面に不要な酸化膜が形成されデ
バイスの電気的特性が劣化する。 【解決手段】 シリコン基板1上にゲート酸化膜4及び
ゲート電極5を形成した後、ソース/ドレイン領域2と
なる領域が開口部となるレジストパターン17を形成し
た後、窒素原子を面密度1×1013〜2×1015cm-2
でイオン注入した後、レジストパターン17を除去し、
窒素雰囲気中で700〜900℃の熱処理を施すことに
よって窒素含有層16及びその表面に1×1020〜1×
1022cm-3の高濃度に窒素が含まれる高濃度窒素含有
層18を形成する。その後、ソース/ドレイン領域2と
なる領域が開口部となるレジストパターン6を形成し、
リンイオンをイオン注入した後、800℃で熱処理を施
すことによってソース/ドレイン領域2を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関するもので、特に半導体装置のプロセス中のシ
リコン基板又はポリシリコン膜等のシリコンからなる領
域の酸化を低減、防止するためのものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体プロセス中において、発
生する不要なシリコンの酸化現象はデバイスの電気特性
を劣化させる要因となっていた。
【0003】以下、半導体プロセス中のシリコンの酸化
現象について2、3説明する。まず、MOS型トランジ
スタの製造工程中のシリコンの酸化現象について、図6
を用いて説明する。図6はMOS型トランジスタの製造
方法を順次示す製造工程断面図である。この図におい
て、1は例えばP型の半導体からなるシリコン基板、2
はこのシリコン基板1上に形成されたN型の不純物拡散
層からなるソース/ドレイン領域、3は上記シリコン基
板1上に形成された酸化膜からなる膜厚約500nmの
素子分離酸化膜、4は隣接したソース/ドレイン領域2
間に挟持された領域上に形成された、例えば膜厚約10
nmのSiO2等の酸化膜からなるゲート酸化膜、5は
このゲート酸化膜4上に形成された、例えば膜厚約50
〜200nmのリンドープドポリシリコン膜からなるゲ
ート電極、6はこのゲート電極5上に形成され、上記ソ
ース/ドレイン領域2となる部分が開口部となるように
形成されたレジストパターンで、7はソース/ドレイン
領域2及びゲート電極5上に発生する不要な酸化膜であ
る。また、この図中、矢印8はソース/ドレイン領域2
を形成するための、例えばリン等のN型の不純物元素の
イオン注入を示す。
【0004】この図を用いて、MOS型トランジスタの
製造方法について順次説明する。まず、素子分離酸化膜
3をシリコン基板1上にLOCOS酸化法(図7にて後
述する)により形成した後このシリコン基板1を熱酸化
し、ゲート酸化膜4を形成する。その後、CVD法によ
り例えばリンイオンが注入されたリンドープドポリシリ
コン膜を全面に堆積した後、リソグラフィー技術によっ
てゲート電極5となる部分が残存するようにレジストパ
ターンを形成し、異方性ドライエッチングによりゲート
電極5を形成する。その後、このレジストパターンを除
去する。
【0005】次に、図6(a)に示されるように、ソー
ス/ドレイン領域2となる領域が開口部となるようにレ
ジストパターン6をリソグラフィー技術により形成し、
このレジストパターン6をマスクとしてN型の不純物元
素であるリンイオンをイオン注入8した後図6(b)に
示されるように、このレジストパターン6を除去し、例
えば約800℃の熱処理を施すことによって、上記リン
イオンを拡散し、ソース/ドレイン領域2が形成され
る。
【0006】しかしながら、このようなMOS型トラン
ジスタの製造工程においては、工程中の大気暴露や熱処
理工程において、ソース/ドレイン領域2の表面が酸化
され、このソース/ドレイン領域2の表面に不要な酸化
膜7が形成されることとなる。従って、これらのソース
/ドレイン領域2は所定量のリンイオンが注入されてい
るにもかかわらず、表面層に存在する一部のリンが電気
的に不活性なものとなり、これらのソース/ドレイン領
域2の抵抗が増大し半導体装置としての性能が低下する
という問題があった。
【0007】また、同様にリンドープドポリシリコン膜
からなるゲート電極5においても、製造工程中の大気暴
露や熱処理において、ゲート電極5の表面に薄い不要な
酸化膜7が形成され、ポリシリコン膜中であらかじめ電
気的に活性化していた一部のリンが電気的に不活性なも
のとなり、ゲート電極5の抵抗が増大するという問題が
あった。
【0008】さらに、図示は省略するが、同様の現象が
リンドープドポリシリコン膜からなるキャパシタ電極を
構成するストレージノードにおいても見られる。従っ
て、このストレージノードの表面にも不要な酸化膜が形
成されることとなり、ストレージノードのシート抵抗値
が高くなり、さらに、この表面の酸化膜が、後の工程で
ストレージノード上に形成される誘電体用薄膜シリコン
窒化膜の信頼性を低下させるという問題があった。
【0009】次に、素子分離酸化膜3形成時における活
性領域の酸化について図7を用いて説明する。素子分離
酸化膜3は従来より知られているLOCOS酸化法を用
いて形成される。図7はLOCOS酸化法について順次
示した製造工程断面図であって、図において、10はシ
リコン基板1上に形成された膜厚約30nmの酸化膜か
らなる下敷酸化膜、11はこの下敷酸化膜10上に形成
された膜厚約100nmのアンドープドポリシリコン
膜、12はこのアンドープドポリシリコン膜11上に形
成された膜厚約200nmのシリコン窒化膜である。
【0010】まず、図7(a)に示されるようにシリコ
ン基板1に例えば約900℃の熱処理を施し、シリコン
基板1上に下敷酸化膜10を形成する。続いて、CVD
法にてこの下敷酸化膜10上にアンドープドポリシリコ
ン膜11を堆積した後、図7(b)に示されるように窒
化ガス雰囲気中にて約900〜1000℃の熱処理を施
し、シリコン窒化膜12を形成する。ここで、ウエハの
大気暴露及び熱処理によって、アンドープドポリシリコ
ン膜11の表面には、不要な酸化膜7が形成されてい
る。
【0011】次に、活性領域となる部分を覆い、素子分
離酸化膜3となる部分が開口部となるレジストパターン
をリソグラフィー技術を用いて形成した後、図7(c)
に示されるように異方性ドライエッチングによってレジ
ストパターンの開口部のシリコン窒化膜12を除去す
る。次に、レジストパターンを除去後、図7(d)に示
されるように約900〜1000℃の熱処理を施し、シ
リコン窒化膜の開口部に素子分離酸化膜3を形成する。
その後、シリコン窒化膜12を除去する。
【0012】しかしながら、上述した工程においても、
耐酸化性のために形成されるシリコン窒化膜12形成工
程に至るまでの間の大気暴露や、シリコン窒化膜12堆
積時の高温炉への挿入によってアンドープドポリシリコ
ン膜11の表面は酸化されることとなり、シリコン窒化
膜12とアンドープドポリシリコン膜11との界面に不
要な酸化膜7が形成されることとなる。
【0013】そして、窒化シリコン膜12とアンドープ
ドポリシリコン膜11との界面に不要な酸化膜7が存在
する状態で、素子分離酸化膜3の形成のために熱処理を
行うと、窒化シリコン膜12の開口部に対向するアンド
ープドポリシリコン膜の表面より酸化されることとな
り、やがてこの窒化シリコン膜12の開口部の縁部直下
においては側面より酸化されてくるが、不要な酸化膜7
及び下敷酸化膜10においては酸素原子の拡散速度が大
きいため、これらを経路としてアンドープドポリシリコ
ン膜への酸化が進む。従って、バーズビーグの先端が長
くなり、活性領域周辺部からシリコン基板1へのリーク
電流が増加するという問題があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
半導体装置の製造方法においては、ソース/ドレイン領
域2、ゲート電極5、キャパシタ電極のストレージノー
ド、素子分離酸化膜等の形成工程における大気暴露又は
熱処理によりこれらを構成するシリコンの表面に不要な
酸化膜7が形成され、デバイスの電気的特性が劣化する
という課題が生じていた。
【0015】本発明は係る課題を解決するためなされた
もので、半導体装置のプロセス中において、シリコンの
表面に不要な酸化膜が形成されることを防ぎ、デバイス
の電気的特性を向上させることができる半導体装置の製
造方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
半導体装置の製造方法においては、シリコンからなる領
域に面密度1×1013〜2×1015cm-2の不純物元素
をイオン注入した後、所定温度範囲内で熱処理を施すこ
とによって、上記シリコンからなる領域の表面層に上記
イオン注入された不純物元素が1×1020〜1×1022
cm-3の高濃度に含まれる高濃度不純物元素含有層を形
成したことを特徴とするものである。
【0017】本発明の請求項2記載の半導体装置の製造
方法においては、シリコン基板上のソース/ドレイン領
域となる所望領域に面密度1×1013〜2×1015cm
-2の不純物元素をイオン注入した後、所定温度範囲内で
熱処理を施すことによって上記所望領域の表面層に上記
イオン注入された不純物元素が1×1020〜1×1022
cm-3の高濃度に含まれる高濃度不純物元素含有層を形
成した後、上記所望領域にイオン注入することによって
ソース/ドレイン領域を形成したことを特徴とするもの
である。
【0018】本発明の請求項3記載の半導体装置の製造
方法においては、ポリシリコン膜又はアモルファスシリ
コン膜からなる電極を形成する工程と、上記ポリシリコ
ン膜又はアモルファスシリコン膜に面密度1×1013
2×1015cm-2の不純物元素をイオン注入した後所定
温度範囲内で熱処理を施すことによって、上記ポリシリ
コン膜又はアモルファスシリコン膜の表面層に上記イオ
ン注入された不純物元素が1×1020〜1×1022cm
-3の高濃度に含まれる高濃度不純物元素含有層を形成す
る工程とを備えたことを特徴とするものである。
【0019】また、本発明の請求項4記載の半導体装置
の製造方法においては、シリコン基板上に酸化膜からな
る下敷酸化膜を形成する工程と、この下敷酸化膜上にポ
リシリコン膜又はアモルファスシリコン膜を形成する工
程と、このポリシリコン膜又はアモルファスシリコン膜
に面密度1×1013〜2×1015cm-2の不純物元素を
イオン注入した後、所定温度範囲内で熱処理を施すこと
によって、上記ポリシリコン膜又はアモルファスシリコ
ン膜の表面層及び下敷酸化膜との界面層とに上記イオン
注入された不純物元素が1×1020〜1×1022cm-3
の高濃度に含まれる高濃度不純物元素含有層を形成する
工程と、この高濃度不純物元素含有層上に窒化シリコン
膜を形成する工程と、この窒化シリコン膜をエッチング
して、この窒化シリコン膜に開口部を形成する工程と、
酸化ガス雰囲気中で熱処理を施し、上記窒化シリコン膜
の開口部に素子分離酸化膜を成長形成する工程とを備え
たことを特徴とするものである。
【0020】さらに、本発明の請求項5記載の半導体装
置の製造方法は、請求項1〜4のいずれかにおいて、熱
処理温度が700℃〜900℃であることを特徴とする
ものである。
【0021】さらに、本発明の請求項6記載の半導体装
置の製造方法は、請求項1〜5のいずれかにおいて、イ
オン注入する不純物元素が窒素(N)、アルゴン(A
r)、キセノン(Xe)、炭素(C)のいずれかである
ことを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明の実施の形態1のMOS型トラン
ジスタの製造方法について以下説明する。図1はMOS
型トランジスタの製造方法を順次示す製造工程断面図で
ある。この図において、従来例と同一のものには同一番
号を付し、詳細な説明は省略する。矢印15は、不純物
元素である例えば窒素原子(N+)のイオン注入を示
す。また、16はシリコン基板1上のソース/ドレイン
領域2が形成される領域に形成され、窒素原子がイオン
注入された窒素含有層、17は窒素原子をイオン注入す
るために、ソース/ドレイン領域2以外の領域を覆うよ
うに形成されたレジストパターン、18は窒素含有層1
6の表面層に形成され、不純物元素である窒素原子が1
×1020〜1×1022cm-3の高濃度に含まれる高濃度
不純物元素含有層である高濃度窒素含有層である。
【0023】次に、まず図1(a)に示されるように、
ゲート電極5までは従来例と全く同一の方法にて形成し
た後、ソース/ドレイン領域2が形成される領域が開口
部となるようなレジストパターン17をリソグラフィー
技術にて形成し、窒素原子を面密度1×1013〜2×1
15cm-2の条件でイオン注入15する。このときイオ
ン注入するエネルギーは任意条件でよいが窒素の注入飛
程距離が後工程のソース/ドレイン領域2を形成するた
めに行われる例えばリンの注入飛程距離よりも基板の表
面側となるように設定する方が望ましい。
【0024】次に、レジストパターン17を除去した
後、図1(b)に示されるように炉アニール又はラピッ
ドサーマルアニール(RTA)等の方法により、窒素雰
囲気中にて700℃〜900℃の熱処理を施す。このと
き、シリコン基板1中に導入した窒素は再分布して、窒
素含有層16を形成するとともに、シリコン基板1の表
面部分の非常に狭い領域に多くの窒素が局在して1×1
20〜1×1022cm-3の高濃度の窒素が存在する膜厚
約10〜15nmの高濃度窒素含有層18が形成される
こととなる。
【0025】次に、図1(c)に示されるように、従来
例にて説明したものと全く同一の方法にてレジストパタ
ーン6を形成し、リンイオンをイオン注入8した後、図
1(d)に示されるようにレジストパターンを除去し、
約800℃の熱処理を施すことによってソース/ドレイ
ン領域2が形成されることとなる。
【0026】上述したMOS型トランジスタの製造方法
においては、ソース/ドレイン領域2を形成する前に、
シリコン基板1のソース/ドレイン領域2の形成される
べき領域に窒素原子を面密度1×1013〜2×1015
-2の低濃度でイオン注入した後、700℃〜900℃
で熱処理することによって、シリコン基板1の表面層に
1×1020〜1×1022cm-3の高濃度窒素含有層18
が形成される。図2は深さ方向の窒素分布のイオン注入
後と熱処理後を示す図であって、縦軸に窒素濃度、横軸
は深さを示す。また図2(a)はイオン注入直後のもの
で、図2(b)はその後、熱処理を行ったものである。
つまり、この図に示されるように、イオン注入後膜中に
低濃度で存在していた窒素は、熱処理後、シリコン基板
1の表面の非常に狭い領域に局在して、1×1020〜1
×1022cm-3の高濃度窒素含有層18が形成されるこ
ととなる。
【0027】従って、窒素を含有しているシリコン基板
1の酸化速度は小さいため、シリコン基板1の表面層に
高濃度窒素含有層18を形成することによって後工程の
レジストパターンの形成工程、ソース/ドレイン領域形
成のためのイオン注入等の各プロセス間におけるウエハ
の大気暴露及び熱処理による酸化を防止、低減できる。
【0028】つまり、高濃度窒素含有層18を形成した
後、イオン注入してソース/ドレイン領域2を形成する
ことによって、ソース/ドレイン領域2の表面層の酸化
を低減するため、ソース/ドレイン領域2に注入された
リンイオンが不活性な状態となることを防ぐので、ソー
ス/ドレイン領域2のシート抵抗の増大を防ぐことがで
き、半導体装置の電気的特性が向上する。
【0029】また、上述したように窒素注入量を低濃度
とすることによって、窒素注入層が非晶質層とはならな
いので、熱処理した後においてもシリコン基板1と窒素
含有層16との接合面の近傍において二次欠陥の発生が
抑制できるとともに、窒素注入によって発生した欠陥は
後工程の熱処理によって回復するため、窒素注入を行う
ことによって従来のトランジスタと比較してリーク電流
値が増大することはない。
【0030】また、シリコン基板1の表面層に1×10
20〜1×1022cm-3の高濃度窒素含有層18を形成す
ることができる窒素注入量の下限値は1×1013cm-2
であり、熱処理によって発生する二次欠陥が発生しない
窒素注入量の上限値は2×1015cm-2であるため、窒
素注入量は1×1013〜2×1015cm-2の範囲内で行
う必要がある。
【0031】また高濃度の窒素注入を行うことによっ
て、熱処理せずとも高濃度な窒素含有層16を形成する
ことはできるが、この窒素含有層16においてはキャリ
ア濃度が低下し、抵抗が増大することになり、半導体装
置としての性能が劣化することとなるという問題が生じ
る。
【0032】さらに、高濃度窒素含有層18を形成する
ための熱処理においては、シリコン基板1の表面層に高
濃度窒素含有層18を形成することができる下限温度が
700℃であり、デバイスに対する許容熱処理温度が9
00℃であるため、熱処理は約700〜900℃の範囲
内で行う必要がある。
【0033】さらに、窒素注入量と熱処理の設定条件に
よって、1×1022cm-3程度の高濃度窒素含有層18
の表面層に、さらに約1nmの非常に薄い窒化シリコン
膜が形成されれば、さらに耐酸化性効果が増すこととな
る。
【0034】また、上述した実施の形態において注入さ
れる窒素イオンの形態は窒素原子について説明したが、
窒素分子(N2 +)であってもよい。
【0035】実施の形態2.本発明の実施の形態2は、
実施の形態1においてソース/ドレイン領域2に形成し
た高濃度窒素含有層18をリンドープドポリシリコン膜
からなるゲート電極5上に形成するものであって、実施
の形態1と同様にゲート電極5まで形成し、レジストパ
ターンを除去した後ゲート電極5が開口部となるレジス
トパターンを形成し、実施の形態1と同じ条件である窒
素注入量、面密度1×1013〜2×1015cm-2でイオ
ン注入した後、700℃〜900℃の範囲内で窒素雰囲
気中で熱処理し、ゲート電極5の表面層に高濃度窒素含
有層18を形成する。また、このときのイオン注入時の
エネルギーは、ゲート電極5を形成するリンドープドポ
リシリコン膜中の窒素注入分布の3σが、ゲート電極5
の膜厚を越えないように上限を設定しなければならな
い。
【0036】このように、リンドープドポリシリコン膜
からなるゲート電極5においても、窒素を注入した後、
熱処理することによって、窒素は実施の形態1の単結晶
中とほぼ同じ挙動を示すことより、ゲート電極5の表面
層に高濃度窒素含有層18が形成されるため、低酸化速
度又は耐酸化性を有するゲート電極5を形成することが
でき、リンが電気的に不活性となることを防ぎ、シート
抵抗が高くなることを防ぐため、デバイスの高性能化を
図ることができる。
【0037】また、この実施の形態においては、リンド
ープドポリシリコン膜によって構成されたゲート電極5
について説明したが、アンドープドポリシリコン膜を用
いても、同じ効果が得られる。つまり、アンドープドポ
リシリコン膜においては、N型又はP型の不純物元素を
イオン注入し熱処理する工程が含まれることとなるが、
その前の工程において、窒素原子をイオン注入し、熱処
理を行うことによってリンドープドポリシリコン膜と同
様の効果が得られる。
【0038】また、この実施の形態においては、ゲート
電極5とソース/ドレイン領域2に形成される高濃度窒
素含有層18を個々に形成する場合について説明した
が、同時に形成してもよい。さらに、この実施の形態に
おいては、ゲート電極5にパターニングした後に窒素注
入したが、ポリシリコン膜の状態で窒素注入し、熱処理
を行っても同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
【0039】実施の形態3.本発明の実施の形態3の半
導体装置の製造方法においては、低酸化速度又は耐酸化
性を有するリンドープドポリシリコン膜から構成される
キャパシタ電極のストレージノードを提供するもので、
従来例と同様にリンドープドポリシリコンからなるキャ
パシタ電極を異方性エッチングにより形成した後、上述
した実施の形態1及び2と同様に窒素原子を1×1013
〜2×1015cm-2の面密度の注入量でイオン注入し、
700〜900℃の窒素雰囲気中で熱処理することによ
って、キャパシタ電極の表面に窒素が1×1020〜1×
1022cm-3の高濃度に含まれる高濃度窒素含有層18
が形成されることとなるため、低酸化速度又は耐酸化性
を有するキャパシタ電極のストレージノードが形成でき
る。
【0040】従って、ストレージノードのシート抵抗の
増大を防ぐとともに、ストレージノードの表面層に酸化
膜が形成されないのでこのストレージノード上に後工程
において堆積される誘電体用シリコン窒化膜の信頼性の
低下をも防ぐことができる。
【0041】また、窒素注入条件として、任意の注入角
度で回転注入を行ったり、ステップ注入を用いることに
よって、この電極の表面に対して均一に窒素を導入でき
ることとなるため、電極の表面に高濃度窒素含有層が均
一に形成でき、酸化の低減、防止がより効果的に行われ
ることとなる。
【0042】実施の形態4.本発明の実施の形態4は素
子分離酸化膜の形成方法に用いた例である。図3は素子
分離酸化膜の形成方法を順次示す製造工程断面図であっ
て、この図において従来例及び上述した実施の形態と同
一のものには同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
また、図4は深さ方向の窒素分布を示す図、図5はこの
素子分離酸化膜3の縁部の拡大図であって、図5(a)
は従来例、図5(b)は実施の形態を示し、図中の矢印
は酸化方向を示す。これら図3〜図5に基づいて、素子
分離酸化膜3の形成方法について説明する。
【0043】まず、従来例と同様に膜厚約30nmの下
敷酸化膜10及び膜厚約100nmのアンドープドポリ
シリコン膜11を形成した後、図3(a)に示されるよ
うに実施の形態1と同じ条件、つまり窒素原子が面密度
1×1013〜2×1015cm-2の注入量でアンドープド
ポリシリコン膜11に対してイオン注入を行う。ただ
し、イオン注入のエネルギーは、シリコン基板1へ影響
を及ぼさないよう窒素注入分布の3σがアンドープドポ
リシリコン膜11及び下敷酸化膜10の合計膜厚を越え
ないように上限を設定する。次に、実施の形態1と全く
同じ条件、つまり窒素雰囲気中で700〜900℃の熱
処理を施す。
【0044】この結果、図4に示されるように、アンド
ープドポリシリコン膜11の表面層に実施の形態1と同
様に膜厚約10〜15nmの1×1020〜1×1022
-3の高濃度の窒素が含まれる高濃度窒素含有層18が
形成される。さらに、同時に下敷酸化膜10とアンドー
プドポリシリコン膜11との界面層にも同様の高濃度窒
素含有層18が形成される。このアンドープドポリシリ
コン膜11の表面層に形成された高濃度窒素含有層18
によって、後工程の各プロセス間における大気暴露時及
びシリコン窒化膜12を形成するための炉への挿入時の
アンドープドポリシリコン膜11の酸化が防止され、低
減される。
【0045】次に、図3(b)に示されるように、従来
例と同様に、窒化ガス雰囲気中にて約900〜1000
℃の熱処理を施し、シリコン窒化膜12を形成する。
【0046】次に、活性領域となる部分を覆い、素子分
離酸化膜3となる部分が開口部となるレジストパターン
を形成し、図3(c)に示されるように、異方性ドライ
エッチングによりレジストパターンの開口部のシリコン
窒化膜12をエッチング除去した後、レジストパターン
を除去する。次に、図3(d)に示されるように、約9
00〜1000℃の熱処理を施すことによって、シリコ
ン窒化膜12の開口部に熱酸化による素子分離酸化膜3
を形成する。
【0047】上述したように形成されたこの実施の形態
の素子分離酸化膜3においては、図5に示されるように
従来例と比べて、活性領域に浸透するバーズビーグの先
端が短くなるので、基板1へのリーク電流が低減できる
という効果を有する。
【0048】つまり、この素子分離酸化膜3の形成方法
においては、アンドープドポリシリコン膜11の表面層
に形成された高濃度窒素含有層18によってアンドープ
ドポリシリコン膜11とシリコン窒化膜12との界面に
不要な酸化膜7が発生することが抑えられるため、従来
例のように不要な酸化膜7と経路として酸化が進むこと
がないのでシリコン窒化膜12の開口部の縁部直下のア
ンドープドポリシリコン膜11に対する側面、つまり、
横方向からの酸化が低減されることとなる。また、この
とき窒素注入の条件によっては耐酸化性の効果が小さ
く、アンドープドポリシリコン膜11とシリコン窒化膜
12との界面に不要な酸化膜7が発生することがある
が、この場合その膜厚は非常に薄いため、上述した効果
と同様の効果が得られる。
【0049】さらに、アンドープドポリシリコン膜11
と下敷酸化膜10との界面の高濃度窒素含有層18中の
窒素と界面のシリコンとの結合体がバリアとなり下敷酸
化膜10からの酸素原子の浸入を抑えるため、下敷酸化
膜10からアンドープドポリシリコン膜11への上向き
の酸化を低減させることができる。従って、素子分離酸
化膜3の端部においては、上述したように側面及び下面
からの酸化が抑制されるためバーズビーグの先端が短く
なる。
【0050】また上述した実施の形態4においては、ア
ンドープドポリシリコン膜11を堆積した直後、基板全
面に窒素注入を行っていたが、アンドープドポリシリコ
ン膜11を堆積し、シリコン窒化膜12を堆積した後、
リソグラフィー技術にて、素子分離酸化膜3となる部分
が開口部となるレジストパターンを形成し、この開口部
に対する窒化シリコン膜12を除去し、アンドープドポ
リシリコン膜11を露出させた状態で窒素注入し、さら
に熱処理することによって、上述した効果と同様の効果
が得られる。
【0051】ただし、この場合の窒素注入においては、
上述したような窒化シリコン膜12に形成された開口部
の縁部直下のアンドープドポリシリコン膜11にまで均
一に窒素原子を注入するため、高角度(45゜)での回
転注入又はステップ注入を用いなければならない。
【0052】上述した実施の形態2〜4においては、ポ
リシリコン膜を用いた場合のその表面の酸化を低減、防
止する方法について説明したが、これはポリシリコン膜
に限るものではなくアモルファスシリコン膜を用いて
も、同様の効果が得られる。
【0053】また、上述した実施の形態においては、不
純物元素として窒素原子(N+)を注入する例について
示したが、炭素(C+)のイオンを注入しても、上述し
た実施の形態と同様の効果が得られる。また、アルゴン
(Ar+)、キセノン(Xe+)を用いても、表面層に炭
素や窒素のように窒化シリコン膜、炭化シリコン膜のよ
うな膜が形成されることはないものの、高濃度不純物元
素含有層を形成し、上述した実施の形態と同様の効果が
得られることとなる。
【0054】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の半導体装置の製
造方法においては、面密度1×1013〜2×1015cm
-2の不純物元素をイオン注入した後、所定温度範囲内で
熱処理を施し、シリコンからなる領域の表面層に不純物
元素が1×1020〜1×1022cm-3の高濃度に含まれ
る高濃度不純物元素含有層を形成することによって、熱
処理による二次欠陥を発生させることなく、シリコンか
らなる領域の表面の酸化を低減、防止することができる
ためシート抵抗の増大を抑制し、半導体装置としての電
気的特性が向上するという効果を有する。
【0055】本発明の請求項2記載の半導体装置の製造
方法においても、請求項1記載の半導体装置の製造方法
と同様にソース/ドレイン領域となる所望領域の表面層
に高濃度不純物元素含有層を形成した後イオン注入によ
ってソース/ドレイン領域を形成することによって、ソ
ース/ドレイン領域の表面の酸化が低減、防止されるの
でソース/ドレイン領域のシート抵抗の増大を抑制する
ことができ、半導体装置としての電気的特性が向上する
という効果を有する。
【0056】また、本発明の請求項3記載の半導体装置
の製造方法においては、ポリシリコン膜又はアモルファ
スシリコン膜に面密度1×1013〜2×1015cm-2
不純物元素をイオン注入した後、所定温度範囲内で熱処
理を施し、表面層に不純物元素が1×1020〜1×10
22cm-3の高濃度に含まれる高濃度不純物元素含有層を
有するポリシリコン膜又はアモルファスシリコン膜が形
成され、このポリシリコン膜又はアモルファスシリコン
膜によって電極が形成されることとなるので、電極の酸
化が低減、防止され電極の抵抗値の増大を抑制できるた
め、半導体装置としての電気的特性が向上するという効
果を有する。
【0057】また、本発明の請求項4記載の半導体装置
の製造方法においては、ポリシリコン膜又はアモルファ
スシリコン膜の表面層及び下敷酸化膜との界面層に高濃
度不純物元素含有層を形成することによって、この高濃
度不純物元素含有層によって不要な酸化を低減、防止で
きるので、素子分離酸化膜のバーズビーグの先端を短く
でき、リーク電流の発生が抑制できるため、半導体装置
としての電気的特性が向上するという効果を有する。
【0058】さらに、本発明の請求項5記載の半導体装
置の製造方法においては、熱処理温度を700〜900
℃とすることによって半導体装置としての機能を低下さ
せることなく、表面層に高濃度不純物元素含有層を形成
できるという効果を有する。
【0059】また、本発明の請求項6記載の半導体装置
の製造方法においては、不純物元素が窒素(N)、アル
ゴン(Ar)、キセノン(Xe)、炭素(C)のいずれ
かとすることによって、表面層に高濃度不純物元素含有
層が形成され、表面の酸化を低減、防止するという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方
法を示す製造工程断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方
法におけるイオン注入後と熱処理後のシリコン基板にお
ける深さ方向の窒素分布を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態4の半導体装置の製造方
法を示す製造工程断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態4の半導体装置の製造方
法によって形成された素子分離酸化膜における深さ方向
の窒素分布を示す図である。
【図5】 従来の半導体装置の製造方法により形成され
た素子分離酸化膜と本発明の実施の形態4の半導体装置
の製造方法により形成された素子分離酸化膜とを示す一
部拡大図である。
【図6】 従来の半導体装置の製造方法を示す製造工程
断面図である。
【図7】 従来の半導体装置の製造方法を示す製造工程
断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、2 ソース/ドレイン領域、3 素
子分離酸化膜、5 ゲート電極、8 リンイオンのイオ
ン注入、10 下敷酸化膜、11 アンドープドポリシ
リコン膜、12 シリコン窒化膜、15 窒素原子のイ
オン注入、18 高濃度窒素含有層。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンからなる領域に面密度1×10
    13〜2×1015cm-2の不純物元素をイオン注入した
    後、所定温度範囲内で熱処理を施すことによって、上記
    シリコンからなる領域の表面層に上記イオン注入された
    不純物元素が1×1020〜1×1022cm-3の高濃度に
    含まれる高濃度不純物元素含有層を形成したことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 シリコン基板上のソース/ドレイン領域
    となる所望領域に面密度1×1013〜2×1015cm-2
    の不純物元素をイオン注入した後、所定温度範囲内で熱
    処理を施すことによって上記所望領域の表面層に上記イ
    オン注入された不純物元素が1×1020〜1×1022
    -3の高濃度に含まれる高濃度不純物元素含有層を形成
    した後、上記所望領域にイオン注入することによってソ
    ース/ドレイン領域を形成したことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 ポリシリコン膜又はアモルファスシリコ
    ン膜からなる電極を形成する工程と、上記ポリシリコン
    膜又はアモルファスシリコン膜に面密度1×1013〜2
    ×1015cm-2の不純物元素をイオン注入した後所定温
    度範囲内で熱処理を施すことによって、上記ポリシリコ
    ン膜又はアモルファスシリコン膜の表面層に上記イオン
    注入された不純物元素が1×1020〜1×1022cm-3
    の高濃度に含まれる高濃度不純物元素含有層を形成する
    工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 シリコン基板上に酸化膜からなる下敷酸
    化膜を形成する工程と、この下敷酸化膜上にポリシリコ
    ン膜又はアモルファスシリコン膜を形成する工程と、こ
    のポリシリコン膜又はアモルファスシリコン膜に面密度
    1×1013〜2×1015cm-2の不純物元素をイオン注
    入した後、所定温度範囲内で熱処理を施すことによっ
    て、上記ポリシリコン膜又はアモルファスシリコン膜の
    表面層及び下敷酸化膜との界面層とに上記イオン注入さ
    れた不純物元素が1×1020〜1×1022cm-3の高濃
    度に含まれる高濃度不純物元素含有層を形成する工程
    と、この高濃度不純物元素含有層上に窒化シリコン膜を
    形成する工程と、この窒化シリコン膜をエッチングし
    て、この窒化シリコン膜に開口部を形成する工程と、酸
    化ガス雰囲気中で熱処理を施し、上記窒化シリコン膜の
    開口部に素子分離酸化膜を成長形成する工程とを備えた
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 熱処理温度が700℃〜900℃である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の半導
    体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 イオン注入する不純物元素が窒素
    (N)、アルゴン(Ar)、キセノン(Xe)、炭素
    (C)のいずれかであることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
JP21163095A 1995-08-21 1995-08-21 半導体装置の製造方法 Pending JPH0964346A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21163095A JPH0964346A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21163095A JPH0964346A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 半導体装置の製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002244984A Division JP3808814B2 (ja) 2002-08-26 2002-08-26 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0964346A true JPH0964346A (ja) 1997-03-07

Family

ID=16608963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21163095A Pending JPH0964346A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0964346A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005026442A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法
JP2007081424A (ja) * 2006-11-15 2007-03-29 Mitsubishi Electric Corp トレンチ構造を有する半導体装置及びその製造方法
JP2010123866A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Sharp Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2015070196A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 サンケン電気株式会社 半導体装置及びその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005026442A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法
JP2007081424A (ja) * 2006-11-15 2007-03-29 Mitsubishi Electric Corp トレンチ構造を有する半導体装置及びその製造方法
JP2010123866A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Sharp Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2015070196A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 サンケン電気株式会社 半導体装置及びその製造方法
US9331152B2 (en) 2013-09-30 2016-05-03 Sanken Electric Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6033998A (en) Method of forming variable thickness gate dielectrics
US6413881B1 (en) Process for forming thin gate oxide with enhanced reliability by nitridation of upper surface of gate of oxide to form barrier of nitrogen atoms in upper surface region of gate oxide, and resulting product
JPH04225529A (ja) 微量の不純物を添加したドレイン(ldd)を有する集積回路構造体を製作する改良された方法
JPH1050989A (ja) 半導体装置の製造方法
US6582998B2 (en) Method for fabricating nonvolatile semiconductor memory device
JP3102223B2 (ja) シリコン基板の酸化方法
US6258693B1 (en) Ion implantation for scalability of isolation in an integrated circuit
US6753232B2 (en) Method for fabricating semiconductor device
JP2003078027A (ja) 半導体素子のmosトランジスターの製造方法
JPH0964346A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3808814B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2002176172A (ja) Mosトランジスタの製造方法
JPH1167682A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4031408B2 (ja) Mosトランジスタの製造方法
KR100377714B1 (ko) 두 반도체 재료 영역 사이에 적어도 하나의 계면을형성하는 프로세스 및 그를 이용해 제조된 반도체 장치
JP4166426B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US5994737A (en) Semiconductor device with bird's beak
JP2629615B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100607793B1 (ko) 폴리 실리콘 게이트 전극의 이온 주입 방법
JP3756617B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4940514B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3781472B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100390901B1 (ko) 에스램 소자의 트랜지스터 제조방법
KR0167231B1 (ko) 반도체장치의 격리방법
JP2812217B2 (ja) 半導体装置の製造方法