JPH0963733A - 電気的接続装置用ロック機構 - Google Patents
電気的接続装置用ロック機構Info
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- JPH0963733A JPH0963733A JP22211295A JP22211295A JPH0963733A JP H0963733 A JPH0963733 A JP H0963733A JP 22211295 A JP22211295 A JP 22211295A JP 22211295 A JP22211295 A JP 22211295A JP H0963733 A JPH0963733 A JP H0963733A
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- Japan
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- lock
- rotating body
- lock mechanism
- piece
- lock member
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- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転体の適正な中立位置が確保されると共
に、使用状態においてロック部材に起因する異音の生じ
ない、信頼性及び品質の向上した電気的接続装置用ロッ
ク機構を提供すること。 【解決手段】 ロック部材1の係合部2が、係合解除状
態を係合状態に復帰不能に維持する内部ロック機構4を
備えて形成されており、非ロック時に、係合部2を前記
係合解除状態にしてロック部材1を固定体101及び回
転体100から離脱するように構成し、一旦係合解除状
態にしたロック部材1の再装着を内部ロック機構4によ
り不能とすると共に、ロック部材1の離脱後にロック部
材1の残留物を電気的接続装置内に残さないようにし
た。
に、使用状態においてロック部材に起因する異音の生じ
ない、信頼性及び品質の向上した電気的接続装置用ロッ
ク機構を提供すること。 【解決手段】 ロック部材1の係合部2が、係合解除状
態を係合状態に復帰不能に維持する内部ロック機構4を
備えて形成されており、非ロック時に、係合部2を前記
係合解除状態にしてロック部材1を固定体101及び回
転体100から離脱するように構成し、一旦係合解除状
態にしたロック部材1の再装着を内部ロック機構4によ
り不能とすると共に、ロック部材1の離脱後にロック部
材1の残留物を電気的接続装置内に残さないようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両のステ
アリング機構におけるステアリングホイールに連結する
回転体と、ステアリングコラムに連結する固定体との間
で電気信号の受渡しを行なう、回転体と固定体との電気
的接続装置に用いられ、前記回転体と固定体とを適正に
位置決め保持するための電気的接続装置用ロック機構に
関する。
アリング機構におけるステアリングホイールに連結する
回転体と、ステアリングコラムに連結する固定体との間
で電気信号の受渡しを行なう、回転体と固定体との電気
的接続装置に用いられ、前記回転体と固定体とを適正に
位置決め保持するための電気的接続装置用ロック機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のロック機構を用いた電気的接続
装置として実公平6−47882号公報に開示されたも
のがある。
装置として実公平6−47882号公報に開示されたも
のがある。
【0003】この電気的接続装置は、図5に示すよう
に、固定体101と、この固定体101に回転自在に装
着された回転体100との間が可撓性フラットケーブル
(図示せず)を介して電気的に接続されて大略構成され
ており、例えば自動車のステアリング機構に用いる場合
ステアリングの中立位置から回転体100を両方向に略
同程度回転させることができるようにして装着する必要
がある。
に、固定体101と、この固定体101に回転自在に装
着された回転体100との間が可撓性フラットケーブル
(図示せず)を介して電気的に接続されて大略構成され
ており、例えば自動車のステアリング機構に用いる場合
ステアリングの中立位置から回転体100を両方向に略
同程度回転させることができるようにして装着する必要
がある。
【0004】このため回転体100と固定体101とか
らなるアッセンブリを所定の機器に組み込む前の状態で
は、回転体100を固定体101に対して中立位置に保
持しておく必要があり、そのためのロック機構がロック
部材104を主たる構成要素として付設されている。
らなるアッセンブリを所定の機器に組み込む前の状態で
は、回転体100を固定体101に対して中立位置に保
持しておく必要があり、そのためのロック機構がロック
部材104を主たる構成要素として付設されている。
【0005】このときのロック部材104は、係合部1
05と、この係合部105と薄肉部106を介して容易
に分割できるように連結された係止片107と、この係
止片107の上端に形成された枠状の指掛部108とを
有して、合成樹脂材で一体形成されている。
05と、この係合部105と薄肉部106を介して容易
に分割できるように連結された係止片107と、この係
止片107の上端に形成された枠状の指掛部108とを
有して、合成樹脂材で一体形成されている。
【0006】このとき係合部105は、平板状の蓋体1
05aと、この蓋体105aの下面に垂設された一対の
U字状弾性片105bとから形成されており、一方係止
片107は蓋体105aの上面から薄肉部106を介し
て側方へ突出するように形成されている。
05aと、この蓋体105aの下面に垂設された一対の
U字状弾性片105bとから形成されており、一方係止
片107は蓋体105aの上面から薄肉部106を介し
て側方へ突出するように形成されている。
【0007】そしてこのロック部材104は、その係合
部105を回転体100の上面に穿設した内部空間に通
じる長孔102に挿入保持させると共に、その係止片1
07を固定体101に形成した切欠き103に嵌合係止
させることによって、固定体101に対する回転体10
0の回転をロックし、かつ回転体100を固定体101
に対して中立位置に保持することができるようになって
いる。
部105を回転体100の上面に穿設した内部空間に通
じる長孔102に挿入保持させると共に、その係止片1
07を固定体101に形成した切欠き103に嵌合係止
させることによって、固定体101に対する回転体10
0の回転をロックし、かつ回転体100を固定体101
に対して中立位置に保持することができるようになって
いる。
【0008】すなわち、ロック部材104は、図6に示
すように、一対の弾性片105bを巾が狭まる方向(図
6の矢印方向)に撓ませて長孔102内に押し込み回転
体100の上面板の板厚を経過して自由状態となった一
対の弾性片105bと、回転体100の上面板に下面を
当接した蓋体105aとにより、回転体100の上面板
を上下方向から挟持して、係合部105を長孔102に
挿入保持させると共に、係止片107を切欠き103に
嵌合係止させることによって、固定体101に対する回
転体100の相対回転をロックすることができる。
すように、一対の弾性片105bを巾が狭まる方向(図
6の矢印方向)に撓ませて長孔102内に押し込み回転
体100の上面板の板厚を経過して自由状態となった一
対の弾性片105bと、回転体100の上面板に下面を
当接した蓋体105aとにより、回転体100の上面板
を上下方向から挟持して、係合部105を長孔102に
挿入保持させると共に、係止片107を切欠き103に
嵌合係止させることによって、固定体101に対する回
転体100の相対回転をロックすることができる。
【0009】このようにロック部材104を有するロッ
ク機構は、蓋体105aと弾性片105bとによる回転
体100の上面板の上下方向からの挟持により、係合部
105の長孔102からの抜け止めが図られて、電気的
接続装置がステアリング等の機器に組み込む直前まで回
転体100を中立位置に保持することができるようにな
っている。
ク機構は、蓋体105aと弾性片105bとによる回転
体100の上面板の上下方向からの挟持により、係合部
105の長孔102からの抜け止めが図られて、電気的
接続装置がステアリング等の機器に組み込む直前まで回
転体100を中立位置に保持することができるようにな
っている。
【0010】また、このロック機構は、電気的接続装置
を所望の機器に組み込んだ後は、指掛部108を操作し
て指掛部108及び係合片107を、薄肉部106の部
位にて蓋体105aから分割して係合片107を切欠き
103から外すことによって回転体100の回転ロック
を解除することができる。この回転体100の回転ロッ
クの解除状態においては、ロック部材104の係合部1
05は、蓋体105aと弾性片105bとによる回転体
100の上面板の上下方向からの挟持により、長孔10
2内に残留保持される。
を所望の機器に組み込んだ後は、指掛部108を操作し
て指掛部108及び係合片107を、薄肉部106の部
位にて蓋体105aから分割して係合片107を切欠き
103から外すことによって回転体100の回転ロック
を解除することができる。この回転体100の回転ロッ
クの解除状態においては、ロック部材104の係合部1
05は、蓋体105aと弾性片105bとによる回転体
100の上面板の上下方向からの挟持により、長孔10
2内に残留保持される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電気的接続装置用ロック機構は、ロック解除
状態、すなわち電気的接続装置を所望機器へ組付けた後
の使用状態において、前記装置の機器にとって全く無用
の残留係合部105が長孔102内に残留することにな
り、かつこの残留係合部105が係合部105の蓋体1
05aと弾性片105bとによる回転体100の上面板
の上下方向からの挟持により電気的接続装置に保持され
るものであるから、回転体100の上面板と平行となる
方向の力が作用したときに同方向へ容易に位置ずれし
て、位置ずれの度合いによっては、他部材との干渉によ
り異音発生を誘起して品質の低下を招く虞れがある、と
いう課題を有している。
うな従来の電気的接続装置用ロック機構は、ロック解除
状態、すなわち電気的接続装置を所望機器へ組付けた後
の使用状態において、前記装置の機器にとって全く無用
の残留係合部105が長孔102内に残留することにな
り、かつこの残留係合部105が係合部105の蓋体1
05aと弾性片105bとによる回転体100の上面板
の上下方向からの挟持により電気的接続装置に保持され
るものであるから、回転体100の上面板と平行となる
方向の力が作用したときに同方向へ容易に位置ずれし
て、位置ずれの度合いによっては、他部材との干渉によ
り異音発生を誘起して品質の低下を招く虞れがある、と
いう課題を有している。
【0012】また、従来のロック機構は、ロック状態に
あるロック部材104及びロック解除状態における残留
係合部105の取り外しを防ぐ為、長孔102の巾を狭
く設計することも考えられるが、この場合係合部105
の長孔102への挿入後回転体100の上面板と弾性片
105bの先端部との間に隙間を生じない保持構造とす
ることが難しく、どうしても隙間を生じて所望機器への
取付け後残留係合部105のがた付きに起因して異音が
発生し、ひいては品質の低下を招くという不具合も有し
ている。
あるロック部材104及びロック解除状態における残留
係合部105の取り外しを防ぐ為、長孔102の巾を狭
く設計することも考えられるが、この場合係合部105
の長孔102への挿入後回転体100の上面板と弾性片
105bの先端部との間に隙間を生じない保持構造とす
ることが難しく、どうしても隙間を生じて所望機器への
取付け後残留係合部105のがた付きに起因して異音が
発生し、ひいては品質の低下を招くという不具合も有し
ている。
【0013】本発明は、前述した課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は、回転体の適正な中立位置
が確保されると共に、使用状態においてロック部材に起
因する異音の生じない、信頼性及び品質の向上した電機
的接続装置用ロック機構を提供するにある。
れたものであり、その目的は、回転体の適正な中立位置
が確保されると共に、使用状態においてロック部材に起
因する異音の生じない、信頼性及び品質の向上した電機
的接続装置用ロック機構を提供するにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、固定体と、この固定体に
回転自在に装着された回転体との間が可撓性フラットケ
ーブルを介して電気的に接続されており、前記固定体と
回転体のいずれか一方に弾性係合する係合部と、いずれ
か他方に係止する係止部とを備えたロック部材により前
記固定体と回転体との相対回転をロックするようにした
電気的接続装置用ロック機構において、前記係合部が前
記弾性係合解除時に、該係合解除状態を係合状態に復帰
不能に維持する内部ロック機構を備えて形成されてお
り、非ロック時に前記係合部を前記係合解除状態にして
前記ロック部材を前記固定体及び回転体から離脱するよ
うに構成したことを特徴としている。
ため、請求項1記載の発明は、固定体と、この固定体に
回転自在に装着された回転体との間が可撓性フラットケ
ーブルを介して電気的に接続されており、前記固定体と
回転体のいずれか一方に弾性係合する係合部と、いずれ
か他方に係止する係止部とを備えたロック部材により前
記固定体と回転体との相対回転をロックするようにした
電気的接続装置用ロック機構において、前記係合部が前
記弾性係合解除時に、該係合解除状態を係合状態に復帰
不能に維持する内部ロック機構を備えて形成されてお
り、非ロック時に前記係合部を前記係合解除状態にして
前記ロック部材を前記固定体及び回転体から離脱するよ
うに構成したことを特徴としている。
【0015】このため、請求項1記載の発明では、固定
体と回転体のいずれか一方に弾性係合する係合部を、内
部ロック機構により係合解除状態に維持することによ
り、初めてロック部材を固定体及び回転体から離脱する
ことができ、この離脱によりロック解除状態(使用状
態)を現出することができる。また、ロック部材は、一
旦装着した後は係合部を積極的に係合解除状態にしない
限り回転体の中立位置を確保することができると共に、
係合部を一旦係合解除状態にした後は、内部ロック機構
により係合部の係合状態への復帰が不能となって同一ロ
ック部材による再装着が不能となるので、再装着による
回転体の中立位置を誤る危険を回避できる。
体と回転体のいずれか一方に弾性係合する係合部を、内
部ロック機構により係合解除状態に維持することによ
り、初めてロック部材を固定体及び回転体から離脱する
ことができ、この離脱によりロック解除状態(使用状
態)を現出することができる。また、ロック部材は、一
旦装着した後は係合部を積極的に係合解除状態にしない
限り回転体の中立位置を確保することができると共に、
係合部を一旦係合解除状態にした後は、内部ロック機構
により係合部の係合状態への復帰が不能となって同一ロ
ック部材による再装着が不能となるので、再装着による
回転体の中立位置を誤る危険を回避できる。
【0016】このため請求項1記載の発明では、ロック
部材の不存在、ロック部材の係合部が係合解除状態に維
持されたロック部材の存在、あるいは破壊したロック部
材の存在により、回転体の中立位置が確保されてないも
のとして容易に判断することができ、これらを不使用と
することにより回転体の中立位置に関しての電気的接続
装置の誤組付けを防止することができる。
部材の不存在、ロック部材の係合部が係合解除状態に維
持されたロック部材の存在、あるいは破壊したロック部
材の存在により、回転体の中立位置が確保されてないも
のとして容易に判断することができ、これらを不使用と
することにより回転体の中立位置に関しての電気的接続
装置の誤組付けを防止することができる。
【0017】さらに、ロック部材は、ロック解除時(電
気的接続装置の使用時)に固定体及び回転体から離脱さ
れるので、ロック解除後の電気的接続装置内に無用の残
留物を生じることなく、ロック部材に起因する異音発生
を全く排除できる。
気的接続装置の使用時)に固定体及び回転体から離脱さ
れるので、ロック解除後の電気的接続装置内に無用の残
留物を生じることなく、ロック部材に起因する異音発生
を全く排除できる。
【0018】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の電気的接続装置用ロック機構であって、前記ロック
部材は、前記係合部と係止部とを支持片を介して連結し
て構成されており、前記係合部が略U字形状の弾性片
と、この弾性片の両対向片の外側に突出形成され前記固
定体と回転体いずれか一方に弾性係合する係合突起部と
を有すると共に、前記弾性片の開放側を自由端とし、他
側の閉塞側を前記支持片に連結させて形成されており、
かつ前記内部ロック機構が、前記係合突起よりも開放側
に位置して前記弾性片に設けられていることを特徴とし
ている。
載の電気的接続装置用ロック機構であって、前記ロック
部材は、前記係合部と係止部とを支持片を介して連結し
て構成されており、前記係合部が略U字形状の弾性片
と、この弾性片の両対向片の外側に突出形成され前記固
定体と回転体いずれか一方に弾性係合する係合突起部と
を有すると共に、前記弾性片の開放側を自由端とし、他
側の閉塞側を前記支持片に連結させて形成されており、
かつ前記内部ロック機構が、前記係合突起よりも開放側
に位置して前記弾性片に設けられていることを特徴とし
ている。
【0019】このため、請求項2記載の発明では、ロッ
ク部材は支持片を介して固定体と回転体とに懸け渡され
て装着され、これにより固定体と回転体との相対回転が
ロックされる。
ク部材は支持片を介して固定体と回転体とに懸け渡され
て装着され、これにより固定体と回転体との相対回転が
ロックされる。
【0020】このときロック部材の係合部は、略U字形
の弾性片の両対向片が弾性片の支持片への連結部位を支
点として相互に接近あるいは離反して撓むようになって
おり、弾性力による両対向片の相互離反により係合突起
が固定体(あるいは回転体)に係合するロック状態が得
られ、前記弾性力に抗して、負荷される外力による両対
向片の相互接近により前記係合突起の係合が解除される
ロック解除状態が得られる。
の弾性片の両対向片が弾性片の支持片への連結部位を支
点として相互に接近あるいは離反して撓むようになって
おり、弾性力による両対向片の相互離反により係合突起
が固定体(あるいは回転体)に係合するロック状態が得
られ、前記弾性力に抗して、負荷される外力による両対
向片の相互接近により前記係合突起の係合が解除される
ロック解除状態が得られる。
【0021】また、内部ロック機構は、係合突起よりも
開放側に位置して弾性片に設けられているので、その設
置部位は係合突起の形成部位よりも、より大きな撓みが
得られ、このため係合部のフリー状態から前記ロック状
態への移行過程で生じる撓みを、内部ロック機構自体が
ロックすることなく前記した、より大きな撓みによって
吸収して前記移行を支障なくスムーズに行なうことがで
きると共に、保管及び運搬中での弾性片への不用意な負
荷においても内部ロック機構自体のロックを防止してロ
ック部材の不用意な脱落を防止することができる。
開放側に位置して弾性片に設けられているので、その設
置部位は係合突起の形成部位よりも、より大きな撓みが
得られ、このため係合部のフリー状態から前記ロック状
態への移行過程で生じる撓みを、内部ロック機構自体が
ロックすることなく前記した、より大きな撓みによって
吸収して前記移行を支障なくスムーズに行なうことがで
きると共に、保管及び運搬中での弾性片への不用意な負
荷においても内部ロック機構自体のロックを防止してロ
ック部材の不用意な脱落を防止することができる。
【0022】さらに、請求項3記載の発明は、請求項2
記載の電気的接続装置用ロック機構であって、前記内部
ロック機構が、前記U字形状の弾性片の一方の対向片に
形成された突起部と、他方の対向片に形成された小孔と
からなり、前記両対向片を相互に近接させて前記突起部
を前記小孔に離脱不能に嵌合させて前記係合突起の係合
解除状態を維持するように構成されていることを特徴と
している。
記載の電気的接続装置用ロック機構であって、前記内部
ロック機構が、前記U字形状の弾性片の一方の対向片に
形成された突起部と、他方の対向片に形成された小孔と
からなり、前記両対向片を相互に近接させて前記突起部
を前記小孔に離脱不能に嵌合させて前記係合突起の係合
解除状態を維持するように構成されていることを特徴と
している。
【0023】このため請求項3記載発明では、内部ロッ
ク機構が略U字形の弾性片の両対向片を接近させて突起
部を小孔に離脱不能に嵌合させ係合突起の係合解除状態
を維するように構成されているので、一旦係合解除状態
とした後は、係合突起を再度係合可能状態に復帰させる
ことができず、これにより同一ロック部材の再装着を不
能として再装着による回転体の中立位置を誤る危険を回
避できる。
ク機構が略U字形の弾性片の両対向片を接近させて突起
部を小孔に離脱不能に嵌合させ係合突起の係合解除状態
を維するように構成されているので、一旦係合解除状態
とした後は、係合突起を再度係合可能状態に復帰させる
ことができず、これにより同一ロック部材の再装着を不
能として再装着による回転体の中立位置を誤る危険を回
避できる。
【0024】また、前記係合解除状態は、両対向片を接
近させて、略U字形の弾性片を閉じた形状にしたので容
易に外部から視認でき、係合部が係合解除状態になって
いるロック部材が装着されている場合は、回転体の中立
位置が確保されていないものとして使用不能とすること
ができる。
近させて、略U字形の弾性片を閉じた形状にしたので容
易に外部から視認でき、係合部が係合解除状態になって
いるロック部材が装着されている場合は、回転体の中立
位置が確保されていないものとして使用不能とすること
ができる。
【0025】
【発明の実態の形態】以下、本発明を図示した実施の形
態に基づいて具体的に説明する。
態に基づいて具体的に説明する。
【0026】図1は、本発明の一実施形態としての電気
的接続装置用ロック機構を示す。
的接続装置用ロック機構を示す。
【0027】このロック機構は、固定体101と、この
固定体101に回転自在に装着された回転体100との
間が可撓性フラットケーブル(図示せず)を介して電気
的に接続されており、固定体101に弾性係合する係合
部2と回転体100に係合する係止部3とを備えたロッ
ク部材1により固定体101と回転体100との相対回
転をロックするように構成されている。
固定体101に回転自在に装着された回転体100との
間が可撓性フラットケーブル(図示せず)を介して電気
的に接続されており、固定体101に弾性係合する係合
部2と回転体100に係合する係止部3とを備えたロッ
ク部材1により固定体101と回転体100との相対回
転をロックするように構成されている。
【0028】このときのロック部材1は、係合部2が固
定体101との弾性係合解除時に、この係合解除状態
を、再度固定体101への係合状態に復帰不能に維持す
る内部ロック機構4を備えて形成されており、非ロック
時に係合部2を係合解除状態にして固定体101及び回
転体100から離脱するように構成されている。
定体101との弾性係合解除時に、この係合解除状態
を、再度固定体101への係合状態に復帰不能に維持す
る内部ロック機構4を備えて形成されており、非ロック
時に係合部2を係合解除状態にして固定体101及び回
転体100から離脱するように構成されている。
【0029】具体的にはロック部材1は、図1及び図2
に示すように係合部2と係止部3とを支持片5を介して
連結して構成されており、係合部2が略U字形状の弾性
片21と、この弾性片21の両対向片21aの外側に突
出形成され固定体101に弾性係合する係合突起22と
を有すると共に弾性片21の開放側を自由端とし、他側
の閉塞側21bの略中央部を支持杆6を介して支持片5
に連結させて形成されており、かつ内部ロック機構4が
係合突起22よりも開放側に位置して弾性片21に設け
られて、全体構成されている。
に示すように係合部2と係止部3とを支持片5を介して
連結して構成されており、係合部2が略U字形状の弾性
片21と、この弾性片21の両対向片21aの外側に突
出形成され固定体101に弾性係合する係合突起22と
を有すると共に弾性片21の開放側を自由端とし、他側
の閉塞側21bの略中央部を支持杆6を介して支持片5
に連結させて形成されており、かつ内部ロック機構4が
係合突起22よりも開放側に位置して弾性片21に設け
られて、全体構成されている。
【0030】支持片5は、略L字形状に連続する水平片
5aと垂直片5bとからなり、水平片5aに円筒状の係
止部3が形成されており、垂直片5bの下端部に弾性片
21の閉塞側21bが支持杆6を介して連結されてい
る。係止部3の係止孔3aは水平片5aを貫通して形成
されている(図2(b)参照)。
5aと垂直片5bとからなり、水平片5aに円筒状の係
止部3が形成されており、垂直片5bの下端部に弾性片
21の閉塞側21bが支持杆6を介して連結されてい
る。係止部3の係止孔3aは水平片5aを貫通して形成
されている(図2(b)参照)。
【0031】また、弾性片21は、両対向片21a,2
1aが水平片5aよりも上方に突出する長さを有して形
成されると共に、水平片5aよりも上方に突出する部分
を屈曲部21cを境に外側へ傾斜させて形成されてお
り、両対向片21a,21aが支持杆6の連結部位を支
点として接近あるいは離反して撓むように構成されてい
る。この弾性片21に形成される係合突起22は下面を
テーパ面22aとした断面略三角形状の突起状物として
両対向片21a,21aの外側面上に突出形成されてい
る。
1aが水平片5aよりも上方に突出する長さを有して形
成されると共に、水平片5aよりも上方に突出する部分
を屈曲部21cを境に外側へ傾斜させて形成されてお
り、両対向片21a,21aが支持杆6の連結部位を支
点として接近あるいは離反して撓むように構成されてい
る。この弾性片21に形成される係合突起22は下面を
テーパ面22aとした断面略三角形状の突起状物として
両対向片21a,21aの外側面上に突出形成されてい
る。
【0032】さらに内部ロック機構4は、係合突起22
と屈曲部21cとの間に位置して弾性片21に設けられ
ている。
と屈曲部21cとの間に位置して弾性片21に設けられ
ている。
【0033】すなわち、内部ロック機構4は、弾性片2
1の一方の対向片21aに形成された突起部41と、他
方の対向片21aに形成された小孔42とからなり(図
2(a)参照)、両対向片21a,21aを相互に接近
させて突起部41を小孔42に離脱不能に嵌合させて係
合突起22の係合解除状態を維持するように構成されて
いる。突起部41は一方の対向片21aの内側面に、他
方の対向片21a側へ突出するように形成されており、
先端に大径の頭部41bを有し、かつ頭部41bを含め
て軸方向に形成された割溝41aを有して形成されてい
る。小孔42は、突起部41の頭部41bの対向部位の
他方の対向片21aに、頭部41bよりも小径の孔径で
貫通形成されている。このように形成された内部ロック
機構4は、両対向片21a,21aを接近させて突起部
41の頭部41bを、小孔42に強制的に押し込むこと
によって突起部41と小孔42とが離脱不能に嵌合し、
係合突起22の係合解除状態を得ることができる。この
ため、突起部41の突起長さは、係合突起22の固定体
101からの離脱長さとの関係で適宜決定される。
1の一方の対向片21aに形成された突起部41と、他
方の対向片21aに形成された小孔42とからなり(図
2(a)参照)、両対向片21a,21aを相互に接近
させて突起部41を小孔42に離脱不能に嵌合させて係
合突起22の係合解除状態を維持するように構成されて
いる。突起部41は一方の対向片21aの内側面に、他
方の対向片21a側へ突出するように形成されており、
先端に大径の頭部41bを有し、かつ頭部41bを含め
て軸方向に形成された割溝41aを有して形成されてい
る。小孔42は、突起部41の頭部41bの対向部位の
他方の対向片21aに、頭部41bよりも小径の孔径で
貫通形成されている。このように形成された内部ロック
機構4は、両対向片21a,21aを接近させて突起部
41の頭部41bを、小孔42に強制的に押し込むこと
によって突起部41と小孔42とが離脱不能に嵌合し、
係合突起22の係合解除状態を得ることができる。この
ため、突起部41の突起長さは、係合突起22の固定体
101からの離脱長さとの関係で適宜決定される。
【0034】一方、このロック部材1が組込まれる電気
的接続装置側には、図1に示すように係止部3が係止さ
れる係止突起10が回転体100に突出形成さており、
かつ係合部2が係合する外部ロック部11が固定体10
1の外側面に形成されている。このとき係止突起10
は、ロック部材1側の係止部3の係止孔3aに挿入可能
な外径を有する円柱体で形成されており、外部ロック部
11は、ロック部材1側の係合部2が係合可能に形成さ
れている。
的接続装置側には、図1に示すように係止部3が係止さ
れる係止突起10が回転体100に突出形成さており、
かつ係合部2が係合する外部ロック部11が固定体10
1の外側面に形成されている。このとき係止突起10
は、ロック部材1側の係止部3の係止孔3aに挿入可能
な外径を有する円柱体で形成されており、外部ロック部
11は、ロック部材1側の係合部2が係合可能に形成さ
れている。
【0035】すなわち、外部ロック部11は、水平片1
2aと垂直片12bとで断面略L字形に形成され基端部
を固定体101の外側面に固着して突出形成した一対の
係合片12,12と、この一対の係合片12,12の対
向する垂直片12b,12bの略中央部にそれぞれ一側
辺を接続させると共に他側辺同士を離隔させて形成され
た一対の仕切片13,13とから形成されている。この
ように形成された外部ロック部11には、一対の仕切片
13,13の内側に固定体101の外側面との間でロッ
ク部材1の垂直片5bの挿入する挿入空間11aが形成
され、その外側にロック部材1の弾性片21の挿入する
弾性片案内部11bが形成され、かつ一対の仕切片1
3,13の他側辺間にロック部材1の支持杆6を案内す
るガイド部14が形成される。このときロック部材1の
係合突起22,22が係合する被係合部は一対の係合片
12,12を構成する垂直片12b,12bの仕切片1
3よりも外側部分の下端面12c,12cとなってお
り、かつ前記弾性片案内部11bは前記下端面12c,
12cを有する垂直片12b,12bと一対の仕切片1
3,13とにより略コ字形状に形成されている。
2aと垂直片12bとで断面略L字形に形成され基端部
を固定体101の外側面に固着して突出形成した一対の
係合片12,12と、この一対の係合片12,12の対
向する垂直片12b,12bの略中央部にそれぞれ一側
辺を接続させると共に他側辺同士を離隔させて形成され
た一対の仕切片13,13とから形成されている。この
ように形成された外部ロック部11には、一対の仕切片
13,13の内側に固定体101の外側面との間でロッ
ク部材1の垂直片5bの挿入する挿入空間11aが形成
され、その外側にロック部材1の弾性片21の挿入する
弾性片案内部11bが形成され、かつ一対の仕切片1
3,13の他側辺間にロック部材1の支持杆6を案内す
るガイド部14が形成される。このときロック部材1の
係合突起22,22が係合する被係合部は一対の係合片
12,12を構成する垂直片12b,12bの仕切片1
3よりも外側部分の下端面12c,12cとなってお
り、かつ前記弾性片案内部11bは前記下端面12c,
12cを有する垂直片12b,12bと一対の仕切片1
3,13とにより略コ字形状に形成されている。
【0036】また、このときの電気的接続装置は、例え
ば図4に示すように組付けられている。
ば図4に示すように組付けられている。
【0037】すなわち、電気的接続装置は、自動車のハ
ンドルの軸が挿入固定される筒状の回転体である第1の
回転体121および第2の回転体120と、この回転体
を外周側にて回転可能に支持して図示しないステアリン
グコラム側に固定される筒状の固定体としてのハウジン
グを構成するカバー122およびアンダカバー110と
を備え、前記回転体とハウジングとの間の環状空間内
に、ハンドル側とステアリングコラム側とを電気的に接
続するFFC160が収容されている。なお、アンダカ
バー110における符号110bはステアリングコラム
への固定部である。
ンドルの軸が挿入固定される筒状の回転体である第1の
回転体121および第2の回転体120と、この回転体
を外周側にて回転可能に支持して図示しないステアリン
グコラム側に固定される筒状の固定体としてのハウジン
グを構成するカバー122およびアンダカバー110と
を備え、前記回転体とハウジングとの間の環状空間内
に、ハンドル側とステアリングコラム側とを電気的に接
続するFFC160が収容されている。なお、アンダカ
バー110における符号110bはステアリングコラム
への固定部である。
【0038】カバー122とアンダカバー110からな
るハウジング内には、前記FFC160が収容されるイ
ンターナルギヤ111が固定されている。インターナル
ギヤ111は、下部内周面にギヤ部111aが形成され
ている。インターナルギヤ111の下部のフランジ11
1cと第1の回転体121の下部フランジ121bとの
間には、移動部材であるキャリア130が相対回転可能
に取付けられている。キャリア130は、円盤状の本体
部132上に、上方に突出した支持軸であるピン131
に、FFC160を案内する複数のガイドローラ140
が回転可能に取付けられている。一方、キャリア130
の下方に突出する三つのピン133には、インターナル
ギヤ111のギヤ部111aに噛合する遊星ギヤ150
が回転可能に取付けられている。この遊星ギヤ150
は、第1の回転体121の下部側の外周部に形成された
ギヤ部121aにも噛合しており、第1の回転体121
の回転に伴う遊星ギヤ150の回転(自転)により、キ
ャリア130が遊星ギヤ150の回転(公転)に伴われ
て第1の回転体121に対して所定の減速比で回転移動
する。
るハウジング内には、前記FFC160が収容されるイ
ンターナルギヤ111が固定されている。インターナル
ギヤ111は、下部内周面にギヤ部111aが形成され
ている。インターナルギヤ111の下部のフランジ11
1cと第1の回転体121の下部フランジ121bとの
間には、移動部材であるキャリア130が相対回転可能
に取付けられている。キャリア130は、円盤状の本体
部132上に、上方に突出した支持軸であるピン131
に、FFC160を案内する複数のガイドローラ140
が回転可能に取付けられている。一方、キャリア130
の下方に突出する三つのピン133には、インターナル
ギヤ111のギヤ部111aに噛合する遊星ギヤ150
が回転可能に取付けられている。この遊星ギヤ150
は、第1の回転体121の下部側の外周部に形成された
ギヤ部121aにも噛合しており、第1の回転体121
の回転に伴う遊星ギヤ150の回転(自転)により、キ
ャリア130が遊星ギヤ150の回転(公転)に伴われ
て第1の回転体121に対して所定の減速比で回転移動
する。
【0039】FFC160は、内周側の一端が第1の回
転体の外周部に固定されて、その先端にコネクタ161
が取付けられている。上記コネクタ161から引き出さ
れたFFC160は、第1の回転体121の外周面に沿
って巻かれ、ガイドローラ140の任意の一つに巻き付
くようにして反転部を形成し、インターナルギヤ111
の内周面に沿って前記とは逆方向に巻かれ、切欠111
bからインターナルギヤ111の外部に引き出され、そ
の先端に取付けられたコネクタ162がアンダカバー1
10の膨出部110aに固定される。
転体の外周部に固定されて、その先端にコネクタ161
が取付けられている。上記コネクタ161から引き出さ
れたFFC160は、第1の回転体121の外周面に沿
って巻かれ、ガイドローラ140の任意の一つに巻き付
くようにして反転部を形成し、インターナルギヤ111
の内周面に沿って前記とは逆方向に巻かれ、切欠111
bからインターナルギヤ111の外部に引き出され、そ
の先端に取付けられたコネクタ162がアンダカバー1
10の膨出部110aに固定される。
【0040】カバー122上には、第1,第2の各回転
体121,120とともに回転するアッパカバー123
が被せられ、前記FFC160の内周側端部のコネクタ
161は、アッパカバー123上に形成された固定部1
23aに固定される。アッパカバー123には三つのね
じ挿入孔123bが形成され、これに対応して第2の回
転体120の上面には上記ねじ挿入孔123bに整合す
る三つのボス部120aが突出して形成されている。
体121,120とともに回転するアッパカバー123
が被せられ、前記FFC160の内周側端部のコネクタ
161は、アッパカバー123上に形成された固定部1
23aに固定される。アッパカバー123には三つのね
じ挿入孔123bが形成され、これに対応して第2の回
転体120の上面には上記ねじ挿入孔123bに整合す
る三つのボス部120aが突出して形成されている。
【0041】そして、三つのねじ170を、アッパカバ
ー123のねじ挿入孔123bおよび、第1の回転体1
21のねじ挿入孔121cに挿入し、第2の回転体12
0のボス部120aにねじ込むことで、回転体121,
120とアッパカバー123とが組み付けられる。
ー123のねじ挿入孔123bおよび、第1の回転体1
21のねじ挿入孔121cに挿入し、第2の回転体12
0のボス部120aにねじ込むことで、回転体121,
120とアッパカバー123とが組み付けられる。
【0042】FFC160は、ハンドルの複数回転動作
に追従可能なような長さに設定され、第1の回転体12
1の右回りに伴って、第1の回転体121の外周に巻か
れた部位がほぐされつつ、インターナルギヤ111の内
周に巻かれていく。一方、第1の回転体121が左方向
に回転した場合には、FFC160は、インターナルギ
ヤ111の内周に巻かれた部位がほぐされつつ、そのほ
ぐされた部位が第1の回転体121の外周に徐々に巻か
れていく。このときFFC160は、ガイドローラ14
0に案内されつつ、反転部がガイドローラ140および
キャリア130とともにハウジング内を円周方向に移動
するようになっている。
に追従可能なような長さに設定され、第1の回転体12
1の右回りに伴って、第1の回転体121の外周に巻か
れた部位がほぐされつつ、インターナルギヤ111の内
周に巻かれていく。一方、第1の回転体121が左方向
に回転した場合には、FFC160は、インターナルギ
ヤ111の内周に巻かれた部位がほぐされつつ、そのほ
ぐされた部位が第1の回転体121の外周に徐々に巻か
れていく。このときFFC160は、ガイドローラ14
0に案内されつつ、反転部がガイドローラ140および
キャリア130とともにハウジング内を円周方向に移動
するようになっている。
【0043】このように組付けられた電気的接続装置に
おいて、アッパカバー123、第1の回転体121、及
び第2の回転体120は、前述した回転体100を構成
しており、カバー122、及びアンダカバー110は前
述した固定体101を構成しており、かつロック機構を
構成する係止突起10及び外部ロック部11はそれぞれ
アッパカバー123及びアンダカバー110に形成され
ている。
おいて、アッパカバー123、第1の回転体121、及
び第2の回転体120は、前述した回転体100を構成
しており、カバー122、及びアンダカバー110は前
述した固定体101を構成しており、かつロック機構を
構成する係止突起10及び外部ロック部11はそれぞれ
アッパカバー123及びアンダカバー110に形成され
ている。
【0044】以上のように構成された電気的接続装置用
ロック機構は次の様に作動する。
ロック機構は次の様に作動する。
【0045】まず、回転体100を固定体101に対し
て相対回転させて回転体100を中立位置にセットす
る。このとき係止突起部10と外部ロック部11は近接
した対向位置にあり(図1参照)、係合部2を外部ロッ
ク部11に係合させると共に係止部3を係止突起10に
外挿させるようにしてロック部材1を装着する。これに
より回転体100は、固定体101との相対回転がロッ
クされて中立位置に保持される。
て相対回転させて回転体100を中立位置にセットす
る。このとき係止突起部10と外部ロック部11は近接
した対向位置にあり(図1参照)、係合部2を外部ロッ
ク部11に係合させると共に係止部3を係止突起10に
外挿させるようにしてロック部材1を装着する。これに
より回転体100は、固定体101との相対回転がロッ
クされて中立位置に保持される。
【0046】このとき係合部2の外部ロック部11への
係合は、図3に示すように行なうことができる。
係合は、図3に示すように行なうことができる。
【0047】すなわち、係合部2の下端部に位置する支
持片5の垂直片5bの下端部を挿入空間11aの上部に
対向配置させると共に、支持杆6をガイド部14の上部
に対向配置させ、かつ弾性片21の閉塞側端部21bを
弾性片案内部11bの上部に対向配置させた後、弾性片
21の開放側端部に指を当接させ弾性片21を下方(b
矢印方向)へ押し込む。この押し込みによって垂直片5
b及び支持杆6はそれぞれ挿入空間11a及びガイド部
14に沿って下方へ移行すると共に、弾性片21の閉塞
側端部21bは、両対向片21a,21aが一対の係合
片12,12の垂直片12b,12bに押されてその間
隔を幾分小さくなる方向に撓ませて弾性片案内部11b
を下方へ移行する。この移行で係合突起22のテーパ面
22aが係合片12の垂直片12bの上端部に当接し、
さらに弾性片21を押し込むと、係合突起22のテーパ
面22aに沿って両対向片21a,21aの間隔が一層
小さくなるように撓んで、弾性片案内部11b内を下方
へ移行する(図3(a)参照)。この移行過程では、内
部ロック機構4の突起部41の頭部41bが他方の対向
片21aに当接した状態となるが、他方の対向片21a
に穿設した小孔42の孔径が前記頭部41bよりも充分
に小径であるため頭部41bが小孔42に嵌入するまで
には至らず、かえって両対向片21a,21aの撓み易
さのため突起部41の存在により両対向片21a,21
aが外方向(a矢印方向)へ拡がろうとする(図3
(b)参照)。このため内部ロック機構4の存在はロッ
ク部材1の装着時に何等支障となることはない。
持片5の垂直片5bの下端部を挿入空間11aの上部に
対向配置させると共に、支持杆6をガイド部14の上部
に対向配置させ、かつ弾性片21の閉塞側端部21bを
弾性片案内部11bの上部に対向配置させた後、弾性片
21の開放側端部に指を当接させ弾性片21を下方(b
矢印方向)へ押し込む。この押し込みによって垂直片5
b及び支持杆6はそれぞれ挿入空間11a及びガイド部
14に沿って下方へ移行すると共に、弾性片21の閉塞
側端部21bは、両対向片21a,21aが一対の係合
片12,12の垂直片12b,12bに押されてその間
隔を幾分小さくなる方向に撓ませて弾性片案内部11b
を下方へ移行する。この移行で係合突起22のテーパ面
22aが係合片12の垂直片12bの上端部に当接し、
さらに弾性片21を押し込むと、係合突起22のテーパ
面22aに沿って両対向片21a,21aの間隔が一層
小さくなるように撓んで、弾性片案内部11b内を下方
へ移行する(図3(a)参照)。この移行過程では、内
部ロック機構4の突起部41の頭部41bが他方の対向
片21aに当接した状態となるが、他方の対向片21a
に穿設した小孔42の孔径が前記頭部41bよりも充分
に小径であるため頭部41bが小孔42に嵌入するまで
には至らず、かえって両対向片21a,21aの撓み易
さのため突起部41の存在により両対向片21a,21
aが外方向(a矢印方向)へ拡がろうとする(図3
(b)参照)。このため内部ロック機構4の存在はロッ
ク部材1の装着時に何等支障となることはない。
【0048】係合突起22が弾性片案内部11bを通過
した後は、弾性片21の弾性力により両対向片21a,
21aはそれぞれ外方へ広がり、一対の係合突起22,
22の各々が一対の垂直片12b,12bの下端面12
c,12cにそれぞれ係合する(図3(b)参照)。こ
のとき支持片5の垂直片5bの下端部及び支持杆6はそ
れぞれ挿入空間11a及びガイド部14内に納まり、か
つ支持片5の水平片5aは回転体100(アッパカバー
123)の上面に当接した状態となっている。
した後は、弾性片21の弾性力により両対向片21a,
21aはそれぞれ外方へ広がり、一対の係合突起22,
22の各々が一対の垂直片12b,12bの下端面12
c,12cにそれぞれ係合する(図3(b)参照)。こ
のとき支持片5の垂直片5bの下端部及び支持杆6はそ
れぞれ挿入空間11a及びガイド部14内に納まり、か
つ支持片5の水平片5aは回転体100(アッパカバー
123)の上面に当接した状態となっている。
【0049】このためロック部材1は、係合突起22の
垂直片12bの下端面12cへの係合および支持片5の
水平片5aの回転体100の上面への当接により、それ
ぞれ上,下方向の抜けが防止され、かつ弾性片21の下
端部の外部ロック部11の弾性片案内部11b内への嵌
入及び係止部3の係止突起10への外挿により横方向の
がた付きが防止されて、安定した装着状態が得られる。
垂直片12bの下端面12cへの係合および支持片5の
水平片5aの回転体100の上面への当接により、それ
ぞれ上,下方向の抜けが防止され、かつ弾性片21の下
端部の外部ロック部11の弾性片案内部11b内への嵌
入及び係止部3の係止突起10への外挿により横方向の
がた付きが防止されて、安定した装着状態が得られる。
【0050】また、装着後、例えば保管あるいは運搬中
に、弾性片21の開放側端部に不用意に外力が作用した
としても、対向片21aが撓んで前記外力による折損を
防止できると共に、内部ロック機構4の突起部41の存
在により両対向片21a,21aの接近方向の撓みを防
止して係合突起22の垂直片12bの下端面12cから
の離脱を防止することができる。
に、弾性片21の開放側端部に不用意に外力が作用した
としても、対向片21aが撓んで前記外力による折損を
防止できると共に、内部ロック機構4の突起部41の存
在により両対向片21a,21aの接近方向の撓みを防
止して係合突起22の垂直片12bの下端面12cから
の離脱を防止することができる。
【0051】このように、本実施形態においては、ロッ
ク部材1を一旦装着した後は、故意に外さない限り、電
気的接続装置を所望機器への組付直前まで回転体100
の中立位置を保持することができ、信頼性の向上したも
のとなっている。
ク部材1を一旦装着した後は、故意に外さない限り、電
気的接続装置を所望機器への組付直前まで回転体100
の中立位置を保持することができ、信頼性の向上したも
のとなっている。
【0052】また、電気的接続装置を所望機器へ組付け
る際はロック部材1を離脱する必要があるが、その場合
は次のようにする。
る際はロック部材1を離脱する必要があるが、その場合
は次のようにする。
【0053】すなわち、ロック部材1は、図3(c)に
示すように両対向片21a,21aを指で強く接近させ
ると共に、突起部41の頭部41bを小孔42内に嵌入
させて内部ロック機構4を閉状態にして、係合突起22
を垂直片12bの下端面12cから離脱させ、しかる後
係合部2を外部ロック部11の上方へ引き抜くと共に係
止部3を係止突起10から引き抜くことによって電気的
接続装置から外すことができる。このロック部材1の離
脱によってロック状態が解除されて回転体100と固定
体101とが相対回転可能となる。
示すように両対向片21a,21aを指で強く接近させ
ると共に、突起部41の頭部41bを小孔42内に嵌入
させて内部ロック機構4を閉状態にして、係合突起22
を垂直片12bの下端面12cから離脱させ、しかる後
係合部2を外部ロック部11の上方へ引き抜くと共に係
止部3を係止突起10から引き抜くことによって電気的
接続装置から外すことができる。このロック部材1の離
脱によってロック状態が解除されて回転体100と固定
体101とが相対回転可能となる。
【0054】このように本実施形態におけるロック解除
状態は、ロック部材1の全体を固定体101及び回転体
100から離脱させて得られるものであるから、電気的
接続装置に無用の残留物を残すことがない。このため本
実施形態では、ロック部材1に起因する異音発生も無
く、信頼性及び品質の向上したものとなっている。
状態は、ロック部材1の全体を固定体101及び回転体
100から離脱させて得られるものであるから、電気的
接続装置に無用の残留物を残すことがない。このため本
実施形態では、ロック部材1に起因する異音発生も無
く、信頼性及び品質の向上したものとなっている。
【0055】また、係合部2を一旦係合解除状態にした
後は、突起部41の頭部41bを小孔42から引き抜く
ことができず、係合部2の係合状態への復帰が不能とな
っている。このため離脱後のロック部材1による再装着
が不能となって、再装着による回転体100の中立位置
を誤る危険を回避でき、この点でも信性性の向上したも
のとなっている。
後は、突起部41の頭部41bを小孔42から引き抜く
ことができず、係合部2の係合状態への復帰が不能とな
っている。このため離脱後のロック部材1による再装着
が不能となって、再装着による回転体100の中立位置
を誤る危険を回避でき、この点でも信性性の向上したも
のとなっている。
【0056】さらに、本実施形態においては、ロック部
材1の存在、並びに弾性片21の開状態(係合状態)及
び閉状態(係合解除状態)が確実に外部から視認できる
ので、ロック部材1の不存在、係合部2が係合解除状態
に維持されたロック部材1の存在、あるいは破壊したロ
ック部材1の存在により、回転体100の中立位置が確
保されてないものとして容易に判断することができ、こ
れらを不使用とすることにより、回転体100の中立位
置に関しての電気的接続装置の誤組付けを防止すること
ができ、信頼性の向上したものとなっている。
材1の存在、並びに弾性片21の開状態(係合状態)及
び閉状態(係合解除状態)が確実に外部から視認できる
ので、ロック部材1の不存在、係合部2が係合解除状態
に維持されたロック部材1の存在、あるいは破壊したロ
ック部材1の存在により、回転体100の中立位置が確
保されてないものとして容易に判断することができ、こ
れらを不使用とすることにより、回転体100の中立位
置に関しての電気的接続装置の誤組付けを防止すること
ができ、信頼性の向上したものとなっている。
【0057】前述した実施形態は、係止部3を回転体1
00に係止させ、かつ係合部2を固定体101に係合さ
せるようにしてロック部材1を装着してなるものである
が、本発明はこれに限定されるものでは無く、係止部3
を固定体101に係止させ、係合部2を回転体100に
係合させてロック部材1を装着してなるロック機構をも
含むものであり、この場合も同様の作用効果を奏するこ
とができる。
00に係止させ、かつ係合部2を固定体101に係合さ
せるようにしてロック部材1を装着してなるものである
が、本発明はこれに限定されるものでは無く、係止部3
を固定体101に係止させ、係合部2を回転体100に
係合させてロック部材1を装着してなるロック機構をも
含むものであり、この場合も同様の作用効果を奏するこ
とができる。
【0058】また、本実施形態における電気的接続装置
は、FFC160が反転部を有する反転式であるが、本
発明はこれに限定されるものではなく、FFC160が
一方向に巻回された状態で納められる巻線式電気的接続
装置へも勿論適用可能である。
は、FFC160が反転部を有する反転式であるが、本
発明はこれに限定されるものではなく、FFC160が
一方向に巻回された状態で納められる巻線式電気的接続
装置へも勿論適用可能である。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に述べたように本発明によれ
ば、次の効果を奏する。
ば、次の効果を奏する。
【0060】すなわち、請求項1記載の発明によれば、 ロック部材の不存在、係合部が係合解除状態に維持さ
れたロック部材の存在、あるいは破壊したロック部材の
存在により、回転体の中立位置が確保されてないなもの
として容易に判断することができ、これらを不使用とす
ることにより回転体の中立位置に関しての電気的接続装
置の誤組付けを防止することができること、及び ロック部材は、ロック解除時(電気的接続装置の使用
時)に固定体及び回転体から離脱されるので、ロック解
除後の電気的接続装置内に無用の残留物を生じることな
く、ロック部材に起因する異音発生を全く排除できる、
ことにより、回転体の適正な中立位置が確保されると共
に、使用状態においてロック部材に起因する異音発生の
無い信頼性及び品質の向上した電気的接続装置用ロック
機構を提供することができる。
れたロック部材の存在、あるいは破壊したロック部材の
存在により、回転体の中立位置が確保されてないなもの
として容易に判断することができ、これらを不使用とす
ることにより回転体の中立位置に関しての電気的接続装
置の誤組付けを防止することができること、及び ロック部材は、ロック解除時(電気的接続装置の使用
時)に固定体及び回転体から離脱されるので、ロック解
除後の電気的接続装置内に無用の残留物を生じることな
く、ロック部材に起因する異音発生を全く排除できる、
ことにより、回転体の適正な中立位置が確保されると共
に、使用状態においてロック部材に起因する異音発生の
無い信頼性及び品質の向上した電気的接続装置用ロック
機構を提供することができる。
【0061】また請求項2記載の発明によれば、係合突
起よりも開放側に位置させて内部ロック機構を弾性片に
設けたので、内部ロック機構の設置部位のより大きな撓
みにより、係合部のフリー状態からロック状態への移行
を支障なくスムーズに行なうことができると共に、保管
及び運搬中で弾性片への不用意な負荷においても内部ロ
ック機構自体のロックを防止してロック部材の不用意な
脱落を防止することができ、この結果請求項1記載の発
明の効果に加えて、装着が容易で信頼性の一層向上した
電気的接続装置用ロック機構を提供することができる。
起よりも開放側に位置させて内部ロック機構を弾性片に
設けたので、内部ロック機構の設置部位のより大きな撓
みにより、係合部のフリー状態からロック状態への移行
を支障なくスムーズに行なうことができると共に、保管
及び運搬中で弾性片への不用意な負荷においても内部ロ
ック機構自体のロックを防止してロック部材の不用意な
脱落を防止することができ、この結果請求項1記載の発
明の効果に加えて、装着が容易で信頼性の一層向上した
電気的接続装置用ロック機構を提供することができる。
【0062】さらに、請求項3記載の発明によれば、係
合突起の固定体(あるいは回転体)に対する係合解除状
態を、略U字形の弾性片の閉じた形状により外部から容
易に視認でき、係合部が係合解除状態になっているロッ
ク部材が装着されている場合でも、回転体の中立位置が
確保されていないものとして使用不能とすることができ
るので、この結果請求項2記載の発明の効果に加えて信
頼性の一層向上した電気的接続装置用ロック機構を提供
することができる。
合突起の固定体(あるいは回転体)に対する係合解除状
態を、略U字形の弾性片の閉じた形状により外部から容
易に視認でき、係合部が係合解除状態になっているロッ
ク部材が装着されている場合でも、回転体の中立位置が
確保されていないものとして使用不能とすることができ
るので、この結果請求項2記載の発明の効果に加えて信
頼性の一層向上した電気的接続装置用ロック機構を提供
することができる。
【図1】一実施形態としての電気的接続装置用ロック機
構の分解斜視図である。
構の分解斜視図である。
【図2】図1のロック機構に用いるロック部材を示し、
(a)はその正面図であり、(b)はその側面図であ
る。
(a)はその正面図であり、(b)はその側面図であ
る。
【図3】図2のロック部材の作動説明図で、(a)は装
着過程を、(b)は装着状態を、(c)は離脱過程をそ
れぞれ示す。
着過程を、(b)は装着状態を、(c)は離脱過程をそ
れぞれ示す。
【図4】図1のロック機構を適用する電気的接続装置の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図5】従来の電気的接続装置用ロック機構の分解斜視
図である。
図である。
【図6】図5のロック機構に用いるロック部の作動説明
図で、(a)は装着過程を、(b)はロック解除状態を
それぞれ示す。
図で、(a)は装着過程を、(b)はロック解除状態を
それぞれ示す。
1 ロック部材 2 係合部 3 係止部 4 内部ロック機構 5 支持片 21 弾性片 21a 対向片(弾性片の) 22 係合突起 41 突起部(内部ロック機構の) 42 小孔(内部ロック機構の) 100 回転体 101 固定体
Claims (3)
- 【請求項1】 固定体と、この固定体に回転自在に装着
された回転体との間が可撓性フラットケーブルを介して
電気的に接続されており、前記固定体と回転体のいずれ
か一方に弾性係合する係合部と、いずれか他方に係止す
る係止部とを備えたロック部材により前記固定体と回転
体との相対回転をロックするようにした電気的接続装置
用ロック機構において、 前記係合部が前記弾性係合解除時に、該係合解除状態を
係合状態に復帰不能に維持する内部ロック機構を備えて
形成されており、 非ロック時に前記係合部を前記係合解除状態にして前記
ロック部材を前記固定体及び回転体から離脱するように
構成したことを特徴とする電気的接続装置用ロック機
構。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気的接続装置用ロック
機構であって、 前記ロック部材は、前記係合部と係止部とを支持片を介
して連結して構成されており、 前記係合部が略U字形状の弾性片と、この弾性片の両対
向片の外側に突出形成され前記固定体と回転体いずれか
一方に弾性係合する係合突起部とを有すると共に、前記
弾性片の開放側を自由端とし、他側の閉塞側を前記支持
片に連結させて形成されており、かつ前記内部ロック機
構が、前記係合突起よりも開放側に位置して前記弾性片
に設けられていることを特徴とする電気的接続装置用ロ
ック機構。 - 【請求項3】 請求項2記載の電気的接続装置用ロック
機構であって、 前記内部ロック機構が、前記U字形状の弾性片の一方の
対向片に形成された突起部と、他方の対向片に形成され
た小孔とからなり、前記両対向片を相互に近接させて前
記突起部を前記小孔に離脱不能に嵌合させて前記係合突
起の係合解除状態を維持するように構成されていること
を特徴とする電気的接続装置用ロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22211295A JPH0963733A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 電気的接続装置用ロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22211295A JPH0963733A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 電気的接続装置用ロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0963733A true JPH0963733A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16777341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22211295A Pending JPH0963733A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 電気的接続装置用ロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0963733A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008037189A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用操舵装置および、そのシャフトカバー |
JP2017103144A (ja) * | 2015-12-03 | 2017-06-08 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電気接続装置 |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP22211295A patent/JPH0963733A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008037189A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用操舵装置および、そのシャフトカバー |
JP2017103144A (ja) * | 2015-12-03 | 2017-06-08 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電気接続装置 |
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