JPH0963673A - 端子の取付構造 - Google Patents

端子の取付構造

Info

Publication number
JPH0963673A
JPH0963673A JP7221603A JP22160395A JPH0963673A JP H0963673 A JPH0963673 A JP H0963673A JP 7221603 A JP7221603 A JP 7221603A JP 22160395 A JP22160395 A JP 22160395A JP H0963673 A JPH0963673 A JP H0963673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
terminals
case
wall
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7221603A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kanai
良之 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP7221603A priority Critical patent/JPH0963673A/ja
Publication of JPH0963673A publication Critical patent/JPH0963673A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外力を受けても端子が抜けたりプリント基板
に影響を及ぼすことがなく、また端子カバーや他の電気
機器の接触子を容易に取り付けることができるようにす
る。 【解決手段】 ケース13の内部に端子21を搭載した
プリント基板14を収納する。アッパーケース12に形
成した端子用開口部56から端子21の先端部を突出さ
せ、ケーブルの圧着端子を接続する。アッパーケース1
2の表面側に端子21の三方を取り囲む端子壁22を一
体に突設し、端子21を保護する。端子21にはアッパ
ーケース12からの抜けを防止する抜け防止片50を設
け、この抜け防止片50をアッパーケース12の裏面に
当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調制御装置など
に用いられる端子の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】空調制御装置は、通常ロアーケースとア
ッパーケースとでケースを形成し、その内部に空調制御
装置を動作させるための電子デバイス、電源線や通信線
の接続のための端子やコネクタ等を搭載したメインのプ
リント基板と、空調制御装置の動作状態(正常、異常、
電源OFF等)を表示する発光ダイオード(以下、LE
Dという)および空調制御装置のアドレス設定を行うロ
ータリスイッチを搭載したプリント基板を収納してい
る。ケースの深さは、プリント基板上に搭載された電子
デバイスが全て収まるのに十分な深さを有している。た
だし、端子は、ケース表面に導かれるケーブルとの接続
を容易にする必要があることから、ケースの表面側に突
出させる必要がある。そこで、従来はケースの表面に端
子用の開口部を設け、この開口部から端子の先端部をケ
ース表面側に突出させ、その突出端部にケーブルの一端
側を圧着端子を介して接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の空調制御装置における端子の取付構造において
は、端子をケースの外部に突出させる必要があるため、
端子の長さが長くなり、外力が加わると、プリント基板
に直接負荷がかかり、プリント基板が破損したり、端子
がプリント基板から外れるという問題があった。
【0004】そこで、このような問題を解決する手段と
して、たとえば図15に示すように市販の端子台1をケ
ース2内より外部へ突出させて設け、この端子台1に設
けた端子3にケーブルの一端部を止めねじ4によって接
続するようにしたものが知られている。しかしながら、
このような構造においては、端子台1を直接メインのプ
リント基板5上に設置すると、プリント基板5からケー
ス表面までの距離が大きく端子台1をケース2から突出
させることができない場合、補助の基板6をメインのプ
リント基板5の上方にスペーサ7を介して配置すること
によって、高さを確保する必要があるため、端子台1の
取り付けが面倒で、構造が複雑になるという問題があっ
た。
【0005】また、空調制御装置の設置箇所の制約等か
らケースの表面にカバーを装着することができない場合
は、端子カバーによって端子を保護するようにしている
が、その場合、従来は端子カバーを止めねじによって固
定しているので、その取付け、取外し作業が面倒であっ
た。
【0006】さらに、この種の空調制御装置において
は、調整用設定器を用いて調整(空調制御ユニットの動
作チェック、バルブの動作チェックなどの制御対象の動
作チェックや制御パラメータの設定)を行うことがある
ため、その場合に設定器の電源を空調制御装置の電源端
子から取るようにしている。しかしながら、従来は、設
定器を空調制御装置の電源端子に接続する場合、空調制
御装置の電源をOFF等にし、電源用ケーブルの圧着端
子を端子に固定しているねじを緩めて設定器のリード線
に取り付けられている圧着端子を電源用ケーブルの圧着
端子に重ね合わせ、この状態で前記ねじを締め付けて両
圧着端子を端子に固定するようにしているので、その作
業が面倒で時間がかるという問題があった。
【0007】したがって、本発明は上記した従来の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、外力を受けても端子が抜けたりプリント基板に
影響を及ぼすことがなく、また端子カバーの取付けも容
易で、他の電気機器の接触子を容易に接続することがで
きるようにした端子の取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、ケース内部に端子を搭載したプリント基板を
収納し、ケースの表面に前記端子を外部に突出させる端
子用開口部を形成するとともに、この端子の突出端部を
三方から取り囲みその転倒を防止する端子壁を一体に突
設し、前記端子に前記ケースの裏面に当接することによ
り端子の抜けを防止する抜け防止片を設けたことを特徴
とする。また、本発明は、端子と端子壁との間に接触子
挿入用の空間を設け、端子と端子壁の少なくともいずれ
か一方で前記空間を形成する面に、接触子の突子が係合
することにより接触子の抜けを防止する係止部を設けた
ことを特徴とする。さらに、本発明は、端子壁を互いに
対向する一対の側壁部と、これら一対の側壁部の一端を
連結する連結部とで形成し、その内部を仕切壁によって
端子毎に仕切り、前記一対の側壁部を前記仕切壁より高
く形成するとともに、各側壁部の内側面に前方側終端が
前記仕切壁の前端より前方に僅かに延在するカバー係止
用溝を形成し、このカバー係止用溝の前方側終端部に端
子の前方を覆う端子カバーの端部を差し込み、この端子
カバーの裏面を前記仕切壁の前端面で支承したことを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を空調
制御装置に実施した例をもって図面に基づいて詳細に説
明する。図1は本発明に係る端子の取付構造を採用した
空調制御装置のカバーを外した斜視図、図2はケースの
分解斜視図、図3はケースの側面図である。先ず、空調
制御装置の概略を説明する。これらの図において、空調
制御装置10は、ロアーケース11とアッパーケース1
2とからなるケース13を備え、その内部に2枚のプリ
ント基板14,15を収納し、アッパーケース12をカ
バー16によって覆った構成を採っている。
【0010】前記アッパーケース12は、前記ロアーケ
ース11の前面側開口部に弾性を有する係合片18と係
合凹部19の係合によって着脱可能に係止されるととも
に、一対の取付ねじ20によって図示しないブラケット
に固定され、またこのブラケットは天井裏の壁面等に固
定される。アッパーケース12の表面左上側には、後述
する端子壁22が一体に突設されており、この端子壁2
2内にに空調制御装置10を電源に接続する複数個の端
子21が挿入される。一方、アッパーケース12の内側
には空調制御装置10の動作状態(正常、異常、電源O
FF等)を表示するLED(発光ダイオード)23と空
調制御装置10のアドレス設定を行うロータリスイッチ
24を搭載した前記プリント基板15が図示しない弾性
を有する係止片によって着脱可能に取り付けられてい
る。このプリント基板15と前記プリント基板14は、
フレキシブルケーブル25によって電気的に接続されて
いる。LED23は、アッパーケース12の表面右下側
に形成された小孔26に内側から挿入され、その表面が
外部に露呈している。前記ロータリスイッチ24は、同
じく前記アッパーケース12に形成された開口部27よ
り同ケースの表面側に露呈している。前記プリント基板
14は、前記端子21、空調制御装置10を作動させる
図示しない各種の電子デバイス、空調制御装置10と外
部機器との通信を行うためのケーブル28が接続される
複数個のコネクタ29、ヒューズ30等を搭載し、前記
ロアーケース11の内部に位置決めされて着脱可能に収
納されている。前記ケーブル28は、前記端子21に接
続されるケーブルにおいては圧着端子32が取り付ら
れ、コネクタ29に接続されるケーブルにおいてはモジ
ュラージャック33が取り付けられている。コネクタ2
9は、アッパーケース12に形成されたコネクタ用開口
部34より外部に露呈しており、アッパーケース12の
表面側からのモジュラージャック33の接続を可能にし
ている。ヒューズ30は、同じくアッパーケース12に
形成された挿通孔35からアッパーケース12の前方に
突出している。
【0011】前記カバー16は、前記アッパーケース1
2を覆い、前記ケーブル28の接続端部を内部に導くも
ので、アッパーケース12に嵌合され係合片36と係合
突起37の係合によって係止される。カバー16の内側
には前記LED23から出た光をカバー16の表面側に
形成された表示用窓37に導くLEDレンズ38が組み
込まれている。表示用窓37は小孔からなり、アッパー
ケース12の小孔26と対向する部位に形成されてい
る。前記LEDレンズ38は、アクリル樹脂等の透光性
を有する材料によって棒状体に形成され、カバー16の
裏面に突設した筒状体からなるレンズ保持部39によっ
て保持されている。LEDレンズ38の前端部は、シボ
加工を施されて前記表示用窓37から外部に露呈し、後
端面が前記LED23に近接している。また、LEDレ
ンズ38の前端部側は、ドーム状に形成されることによ
りLED23からの光を拡散するレンズ部38aを形成
している。
【0012】前記カバー16の側板部を形成する上、下
板部16a,16bには、前記ケーブル28を内部に導
くための配線導入部40がそれぞれ設けられている。こ
の配線導入部40は、ケーブル28をカバー16内に導
く際に除去されることにより配線導入口を形成するもの
で、カバー本体に対して幅狭の図示しない連結片と薄肉
部41によって個々に分離可能に並設された3つの切取
片42で構成されている。
【0013】このような構造において、空調制御装置1
0を天井裏などに設置する際には、前もって先ずプリン
ト基板14が組み込まれたロアーケース11に、プリン
ト基板15が組み込まれたアッパーケース12を嵌合し
て係合片18と係合凹部19により係止し、さらに一対
の止めねじ20により図示しないブラケットに固定し、
このブラケットを天井裏の所定箇所に固定する。次に、
ケーブル28の一端部を端子21とコネクタ29にそれ
ぞれ接続する。次いで、接続したケーブル28の本数、
太さ等に適合した大きさの配線導入口をカバー16に形
成する。この配線導入口は、配線導入部40を形成する
切取片42の除去によって容易に形成することができ
る。ケーブル28の本数がたとえば2本の場合は、左右
いずれかの切取片42をカバー本体から除去して1つの
配線導入口を形成し、3〜4本の場合は左右2つの切取
片42をカバー本体から除去して2つの配線導入口を形
成し、5本以上であれば3つの切取片42を全て除去し
て1つの大きな配線導入口を形成する。要するに、全て
のケーブル28を配線導入口に通した場合、配線導入口
の隙間が最小になるように配線導入口の大きさを選択す
ればよい。そして、配線導入口を形成した後、ケーブル
28をこの配線導入口内に位置させてカバー16をアッ
パーケース12に嵌合し、係合片36と係合突起37に
より係止する。これにより、空調制御装置10の取り付
けを完了する。
【0014】次に、端子21の取付構造の実施の形態を
図4〜図14に基づいて詳述する。図4は端子の斜視
図、図5は端子を取り付けた状態を示す断面図、図6は
図5のVI−VI線で破断した断面図、図7は端子取付
部の断面図、図8は同じく端子取付部の斜視図、図9は
同端子取付部をアッパーケースの内部から見た斜視図で
ある。図4において、端子21は、銅、黄銅等の導電性
を有する金属板を折曲加工によって側面視縦長のコ字状
に形成することにより、左右に対向する一対の脚部21
Aと、これらの脚部21Aの前端を連結するねじ取付部
21Bとを一体に備えている。脚部21Aは長く形成さ
れ、その前端寄りには抜け防止片50が切り起こし形成
され、後端側には幅狭の固定部51が一体に突設されて
いる。抜け防止片50は、その前端側が脚部21Aの外
側に広がるように所要角度傾斜して形成されており、ア
ッパーケース12がロアーケース11に嵌合されると、
前端が図6に示すようにアッパーケース12の裏面に当
接することにより、端子21の抜けを阻止するととも
に、外力がプリント基板14に直接加わるのを防止す
る。。前記固定部51は、プリント基板14に形成され
たスリット状の端子取付孔52(図2参照)に挿入され
て裏面側に突出し、半田付けされることによりプリント
基板14の電気回路に接続されている。なお、脚部21
Aと固定部51との間に形成されたくびれ部51aは、
当該部分に半田を入り込ませることにより、プリント基
板14への固定を強固なものとするためのものである。
ねじ取付部21Bの中央にはねじ孔55が形成されてお
り、このねじ孔55には図1に示したケーブル28の圧
着端子32を固定する止めねじ54がねじ込まれる。
【0015】図8および図9において、前記アッパーケ
ース12の表面左上側には、前記端子21の前端部が挿
通される、端子用開口部56がケースの上下方向に並列
して形成されている。また、アッパーケース12の表面
には、前記端子用開口部56から突出する端子21の突
出端部を取り囲む前記端子壁22が一体に突設されてい
る。この端子壁22は、アッパーケース12の上下方向
において平行に対向する一対の側壁部22Aと、これら
両側壁部22Aの一端を連結する連結部22Bと、両側
壁部22A間を仕切る一対の仕切壁22Cとで構成され
ている。側壁部22Aと仕切壁22Cの間隔および仕切
壁22C間の間隔は略等しく、端子21の幅より若干大
きい。一方、アッパーケース12の裏面側には、各端子
21の四方を取り囲む壁57が一体に突設されている。
この壁57には、各端子21の抜け防止片50が係入さ
れる溝58が全長にわたって形成されている。
【0016】このような端子の取付構造においては、端
子壁22と壁57によって端子21を取り囲んでいるの
で、横方向の外力が加わっても端子21が倒れたりする
ことがないから、プリント基板14へ外力による負荷が
かかることがない。また、抜け防止片50を設け、これ
をアッパーケース12の裏面に当接させているので、ケ
ーブル28に前方への外力が加わっても端子21がアッ
パーケース12から抜けだすことがない。したがって、
プリント基板14への外力からの影響を少なくすること
ができ、端子21をプリント基板14に固定している半
田の剥離、プリント基板14の破損等を防止することが
できる。
【0017】図10(a)、(b)は本発明の他の実施
の形態を示す端子壁の断面図および斜視図、図11は図
10(a)のXI−XI線で破断した断面図、図12は
端子カバーの平面図である。この実施の形態において
は、端子21の前方を端子カバー60によって覆ってい
る。端子壁22の連結部22Bと仕切壁22Cの長さは
同一で、側壁部22Aより短く設定されている。各側壁
部22Aの内側面幅方向中央部には縦方向のカバー係止
用溝61が形成されている。カバー係止用溝61の前方
側終端61aは、前記連結部22Bと仕切壁22Cの前
端より端子カバー60の板厚分だけ前方に位置してい
る。端子カバー60は、透明の合成樹脂によって矩形の
平板状に形成され、その短辺側の中央部には前記各側壁
部22A,22Aのカバー係止用溝61の前方側終端6
1aに係入される凸部63が一体に突設されている。そ
の他の構成は上記した実施の形態と全く同じである。端
子カバー60を端子壁22に取り付けるには、端子カバ
ー60自体の弾性変形を利用して各凸部63をカバー係
止用溝61の前方側終端部61aに係入し、端子カバー
60の裏面を仕切壁22Cの前端面に当接させればよ
い。図10(a)はこの状態を示す。
【0018】このような構造においては、端子カバー6
0によって端子21の前方を覆っているので、図1に示
したカバー16を使用しない場合でも、安全である。
【0019】図13は本発明のさらに他の実施の形態を
示す断面図である。この実施の形態においては、連結部
22Bと端子21との間に設定器の接触子70が挿入し
得る空間71を設けている。また、連結部22Bの内側
面に凹部からなる係止部72を設け、この係止部72に
接触子70に設けた突子73を係合させることにより接
触子70の抜けを防止し、端子21との安定した接触を
図るようにしている。この場合、係止部72を連結部2
2Bに設けず、図14に示すように端子21側に設けた
り、あるいは端子21と連結部22Bの双方に設けても
よい。このような構造においては、接触子70を空間7
1に差し込むだけで端子21と接触子70を電気的かつ
機械的に接続することができるので、空調制御装置の電
源をOFF等にして止めねじ54を緩め、ケーブル28
の圧着端子32と接触子70を端子21の前面に止めね
じ54によって固定する必要がなく、接触子70の取付
け、取外し作業が容易である。
【0020】なお、上記した実施の形態においては、い
ずれも空調制御装置10の端子21に適用した例を示し
たが、本発明はこれに何等特定されるものではなく、端
子をケース表面側に突出させた各種の電気機器に適用す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る端子の
取付構造は、ケース内部に端子を搭載したプリント基板
を収納し、ケースの表面に前記端子を外部に突出させる
端子用開口部を形成するとともに、この端子の突出端部
を三方から取り囲む端子壁を一体に突設し、前記端子に
前記ケースの裏面に当接する抜け防止片を設けたので、
端子がケースから抜け出すのを防止することができる。
したがって、外力によるプリント基板への影響をほとん
どなくすことができ、端子をプリント基板に固定してい
る半田の剥離、プリント基板の破損等を防止することが
できる。また、本発明は、端子と端子壁との間に接触子
挿入用の空間を設け、端子と端子壁の少なくともいずれ
か一方で前記空間を形成する面に、接触子の突子が係合
する係止部を設けたので、空間に接触子を挿入するだけ
で接触子を端子に接続することができる。また、端子壁
もしくは端子に係止部を設け、この係止部によって接触
子の突子を係止するようにしているので、接触子の抜け
を確実に防止することができる。さらに、本発明は、端
子壁を互いに対向する一対の側壁部と、これら一対の側
壁部の一端を連結する連結部とで形成し、その内部を仕
切壁によって端子毎に仕切り、前記一対の側壁部を前記
仕切壁より高く形成するとともに、各側壁部の内側面に
前方側終端が前記仕切壁の前端より前方に僅かに延在す
るカバー係止用溝を形成し、このカバー係止用溝の前方
側終端部に端子の前方を覆う端子カバーの端部を差し込
み、この端子カバーの裏面を前記仕切壁の前端面で支承
したので、止めねじを必要とせず、端子カバーの取付け
作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る端子の取付構造を採用した空調
制御装置のカバーを外した斜視図である。
【図2】 ケースの分解斜視図である。
【図3】 ケースの側面図である。
【図4】 端子の斜視図である。
【図5】 端子を取り付けた状態を示す断面図である。
【図6】 図5のVI−VI線で破断した断面図であ
る。
【図7】 端子取付部の断面図である。
【図8】 同じく端子取付部の斜視図である。
【図9】 同じく端子取付部をアッパーケースの内部側
から見た斜視図である。
【図10】 (a)、(b)は本発明の他の実施の形態
を示す端子壁の断面図および斜視図である。
【図11】 図10のXI−XI線で破断した断面図で
ある。
【図12】 端子カバーの平面図である。
【図13】 本発明のさらに他の実施の形態を示す断面
図である。
【図14】 本発明のさらに他の実施の形態を示す断面
図である。
【図15】 端子の取付構造の従来例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10…空調制御装置、11…ロアーケース、12…アッ
パーケース、13…ケース、14,15…プリント基
板、16…カバー、21…端子、22…端子壁、22A
…側壁部、22B…連結部、22C…仕切壁、56…端
子用開口部、61…カバー係止用溝、70…接触子、7
1…空間、72…係止部、73…突子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内部に端子を搭載したプリント基
    板を収納し、ケースの表面に前記端子を外部に突出させ
    る端子用開口部を形成するとともに、この端子の突出端
    部を三方から取り囲む端子壁を一体に突設し、前記端子
    に前記ケースの裏面に当接する抜け防止片を設けたこと
    を特徴とする端子の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の端子の取付構造におい
    て、端子と端子壁との間に接触子挿入用の空間を設け、
    端子と端子壁の少なくともいずれか一方で前記空間を形
    成する面に、接触子の突子が係合する係止部を設けたこ
    とを特徴とする端子の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の端子の取付構造
    において、端子壁を互いに対向する一対の側壁部と、こ
    れら一対の側壁部の一端を連結する連結部とで形成し、
    その内部を仕切壁によって端子毎に仕切り、前記一対の
    側壁部を前記仕切壁より高く形成するとともに、各側壁
    部の内側面に前方側終端が前記仕切壁の前端より前方に
    僅かに延在するカバー係止用溝を形成し、このカバー係
    止用溝の前方側終端部に端子の前方を覆う端子カバーの
    端部を差し込み、この端子カバーの裏面を前記仕切壁の
    前端面で支承したことを特徴とする端子の取付構造。
JP7221603A 1995-08-30 1995-08-30 端子の取付構造 Pending JPH0963673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7221603A JPH0963673A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 端子の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7221603A JPH0963673A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 端子の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0963673A true JPH0963673A (ja) 1997-03-07

Family

ID=16769354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7221603A Pending JPH0963673A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 端子の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0963673A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4603145B2 (ja) * 2000-11-27 2010-12-22 日置電機株式会社 接続用クリップおよび該クリップと端子台の接続端子との接続構造
JP2013054882A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Kyoshin Kogyo Co Ltd ネジ端子台
WO2017077851A1 (ja) * 2015-11-06 2017-05-11 住友電装株式会社 コネクタ
WO2020085317A1 (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 ダイキン工業株式会社 プリント基板と端子台の接続構造、端子台、及び、空調機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4603145B2 (ja) * 2000-11-27 2010-12-22 日置電機株式会社 接続用クリップおよび該クリップと端子台の接続端子との接続構造
JP2013054882A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Kyoshin Kogyo Co Ltd ネジ端子台
WO2017077851A1 (ja) * 2015-11-06 2017-05-11 住友電装株式会社 コネクタ
JP2017091717A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 住友電装株式会社 コネクタ
CN108352643A (zh) * 2015-11-06 2018-07-31 住友电装株式会社 连接器
US10355392B2 (en) 2015-11-06 2019-07-16 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector with a housing, an array of terminals and protection walls projecting from body at opposite ends of the array of terminals
CN108352643B (zh) * 2015-11-06 2020-04-21 住友电装株式会社 连接器
US10903598B2 (en) 2015-11-06 2021-01-26 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector
WO2020085317A1 (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 ダイキン工業株式会社 プリント基板と端子台の接続構造、端子台、及び、空調機
US11955739B2 (en) 2018-10-24 2024-04-09 Daikin Industries, Ltd. Connection structure between printed circuit board and terminal block, terminal block, and air conditioner

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7365388B2 (ja) 照明装置
US8870588B2 (en) Connector and lighting device
US6623296B2 (en) Plug socket
GB2332307A (en) Electrical connector for automotive lamp having two blades in the same plane
JPH0963673A (ja) 端子の取付構造
JP2012033456A (ja) コネクタ取付構造
WO2013038523A1 (ja) 電子機器、ファンユニット、及び電子機器の筐体
KR102105469B1 (ko) 누전 차단기
KR101256185B1 (ko) 램프 소켓 가이드와 이를 구비한 램프 유닛 및 백라이트어셈블리
KR100766996B1 (ko) 차량용 퓨즈 및 릴레이 박스
JPH0964562A (ja) 電気機器取付用ブラケット
JPH1197092A (ja) 端子台
JPH0968342A (ja) 電気機器のカバー
WO2019013251A1 (ja) 光源装置
JP5589443B2 (ja) 基板モジュールおよび基板モジュールを備える電子機器ならびに表示装置
JP3806579B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2018142522A (ja) 表示装置
JP4437665B2 (ja) 遊技制御取付装置
JP2008300134A (ja) 端子台および誘導灯
JPH08222875A (ja) 電子機器のアース構造
JP6970382B2 (ja) 照明装置
WO2007041575A1 (en) Electric connector
JP2007242486A (ja) 端子台装置
JPH07254320A (ja) スイッチ
JP4327066B2 (ja) トランス付制御機器