JP2008300134A - 端子台および誘導灯 - Google Patents

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武 長田
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Abstract

【課題】端子台本体65を小形化し、端子台本体65の外部に充電部が露出させず、多種類の電線の接続にも対応できる端子台18を提供する。
【解決手段】端子台本体65の一側面に、第1の電線挿入孔72a,72b,72c,72dを設ける。端子台本体65の他側面に、第2の電線挿入孔74a,74b,74c、および第2の電線挿入孔74a,74b,74cよりも取付面68側に端子挿入孔76a,76b,76cを設ける。第1の電線挿入孔72a,72b,72c,72d、第2の電線挿入孔74a,74b,74cおよび端子挿入孔76a,76b,76cの内側に端子体を配置し、端子台本体65を小形化する。端子台18を誘導灯の端子台装着部に装着する際、端子台装着部に設けた固定端子を端子挿入孔76a,76b,76cに挿入して端子体に接続する。第2の電線挿入孔74a,74b,74cには、誘導灯の内部接続用の電線を挿入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線を接続する端子台、およびこの端子台を用いた誘導灯に関する。
従来、誘導灯は、誘導灯本体、この誘導灯本体に取り付けられる表示体、この表示体を照明する光源、商用電源などの通常電源を供給する電線を接続する端子台、非常用電源となるバッテリ、通常電源とバッテリとで電源を切り換えて光源を点灯させる点灯ユニットなどを備えている。
誘導灯の設置時において、設置した誘導灯本体内に引き込まれる電源用の電線を誘導灯本体内から外されている端子台の電線挿入孔に挿入してその電線挿入孔の内側に配置された速結端子で電気接続し、この端子台を誘導灯本体内に取り付ける際に点灯ユニットに端子接続可能とすることにより、誘導灯本体内の狭いスペースでの電線の配線作業がなく、施工性が良好になる。
端子接続可能とした端子台は、端子台本体に取り付ける取付面側とは反対の上面に複数の電線挿入孔を設けており、端子台本体の取付面に交差する側面から端子押え片を突設するとともにこの端子押え片の下側に複数の速結端子とそれぞれ接続されている複数の刃形端子を露出状態に配置し、点灯ユニットの基板に設置されたコネクタに差し込んで電気接続している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−80683号公報(第3−6頁、図1−13)
しかしながら、従来の端子接続可能とした端子台では、端子台本体の側面から端子押え片および複数の刃形端子が突出するため、取付面と平行な方向に大形化し、誘導灯本体内に取り付けた際の占有スペースが大きくなってしまう。このように端子台が大形であると、内部スペースの小さい小形の誘導灯に用いることが難しくなり、汎用性が得られない問題がある。
また、端子台の側面より充電部である刃形端子が突出して露出する構造であるため、このような充電部が露出する構造の端子台は施設用の照明器具などに用いることが規制されているため、端子台の汎用性が得られない問題がある。
また、誘導灯では火災信号を受けたときに点滅して避難口の場所や方向を誘導するための別のランプを備えたものがあり、この誘導灯の場合、ランプを点滅させる回路へ電源を供給するために電源用の端子台とは別に内部配線用の端子台を追加しなければならない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、端子台本体を小形化でき、端子台本体の外部に充電部が露出せず多くの電気機器に適用可能となって汎用性を高めることができ、多種類の電線の接続に対応できる端子台、およびこの端子台を用いた誘導灯を提供することを目的とする。
請求項1記載の端子台は、取付面を除く外面に外部電線の接続用である第1の電線挿入孔および内部電線の接続用である第2の電線挿入孔が設けられ、第2の電線挿入孔よりも取付面側に固定端子の接続用である端子挿入孔が設けられた端子台本体と;端子台本体の第1の電線挿入孔、第2の電線挿入孔および端子挿入孔の内側に配置される端子体と;を具備しているものである。
端子台本体の取付面を除く外面は、例えば、取付面に隣接する面や取付面に反対側となる面のいずれでもよい。端子挿入孔は、第2電線挿入孔よりも取付面側にあれば、端子台本体の取付面を除く外面に設けても取付面に設けてもよく、第1の電線挿入孔に対しては取付面側にあってもなくてもよい。端子取付孔の形状は、例えば、丸形の孔に限らず、溝状の孔でもよい。
端子体は、例えば、複数の導電部品を組み合わせて構成しても、1つの導電部品で構成してもよい。
そして、端子台本体の取付面を除く外面に第1の電線挿入孔および第2の電線挿入孔を設け、第2の電線挿入孔よりも取付面側に端子挿入孔を設け、これら第1の電線挿入孔、第2の電線挿入孔および端子挿入孔の内側に端子体を配置したため、端子台本体が小形化され、端子台本体の外部に端子体が露出せず多くの電気機器に適用可能となって汎用性が高まり、1つの端子台で多種類の電線の接続に対応可能となる。
請求項2記載の端子台は、請求項1記載の端子台において、端子台本体は、取付面に隣接する一側面に第1の電線挿入孔が設けられ、一側面に対して反対の他側面に第2の電線挿入孔と端子挿入孔とが設けられているものである。
そして、端子台本体の一側面に第1の電線挿入孔のみを設けているため、電線挿入方向を任意の方向に向けることができるなど設計の自由度が高く、また、端子台本体の一側面に対して反対の他側面に第2の電線挿入孔と端子挿入孔とを設けていても、端子挿入孔が取付面側に設けられるため、取付面側から離れた第2の電線挿入孔に挿入される電線の取り回しが容易になる。
請求項3記載の端子台は、請求項1または2記載の端子台において、端子体は、第1の電線挿入孔に挿入される電線を速結接続する第1の速結端子部、第2の電線挿入孔に挿入される電線を速結接続する第2の速結端子部、および端子挿入孔に挿入される端子を挟持接続する接続端子部を有しているものである。
速結端子部は、例えば、挿入された電線の芯線に端子片が食い付いて電気接続状態に抜け止めする。接続端子部は、例えば、挿入された端子を一対の端子片で挟持して電機接続する。
そして、端子体に、第1の速結端子部、第2の速結端子部および端子接続部を設けたため、電線の接続が容易でかつ端子の接続が確実になる。
請求項4記載の誘導灯は、誘導灯本体と;誘導灯本体に設けられる表示体と;表示体を照明する光源と;誘導灯本体内に設けられる端子台装着部と;端子台装着部に装着される請求項1ないし3いずれか一記載の端子台と;端子台装着部に装着される端子台の端子挿入孔に挿入されて端子体と接続される固定端子を有し、光源を点灯させる点灯ユニットと;を具備しているものである。
誘導灯は、例えば、天井面や壁面に設置される。
誘導灯本体は、例えば、一面に開口部が設けられた箱形で、その開口部を覆うように表示体が取り付けられるもので、誘導灯本体内には、商用電源などの通常電源を接続する端子台、この端子台を装着する端子台装着部、非常用電源であるバッテリ、通常電源と非常用電源とで切り換えて光源を点灯させる点灯ユニットなどが収容される。
表示体は、例えば、誘導を示す絵柄、文字、矢印などが表示された透光性を有する表示板や導光板が用いられる。
光源は、例えば、発光ダイオード、冷陰極放電ランプ、有機ELなどが用いられる。
端子台の第1の電線挿入孔には、外部電線として、例えば、誘導灯本体内に導かれる電源用の電線、他の誘導灯への送り配線用の電線などが挿入接続され、また、端子台の第2の電線挿入孔には、内部電線として、例えば、火災信号を受けたときに点滅して誘導するためのランプを点滅させる回路への内部配線用の電線などが接続される。
点灯ユニットは、例えば、通常電源とバッテリとのいずれの電源でも光源を点灯でき、通常電源の遮断時に非常用電源に切り換えて光源を点灯させる。
そして、端子台が小形であるため、小形の誘導灯にも適用可能となり、また、端子台の第1の電線挿入孔を外部電線の接続用、および第2の電線挿入孔を内部電線の接続用としてそれぞれ用いるため、第2の電線挿入孔を利用して端子台から誘導灯内の他の回路への内部配線が可能となり、内部配線用の端子台を別途用いることなく、1つの端子台で内部配線にも対応可能となる。
請求項1記載の端子台によれば、端子台本体の取付面を除く外面に第1の電線挿入孔および第2の電線挿入孔を設け、第2の電線挿入孔よりも取付面側に端子挿入孔を設け、これら第1の電線挿入孔、第2の電線挿入孔および端子挿入孔の内側に端子体を配置したため、端子台本体を小形化でき、端子台本体の外部に端子体が露出せず多くの電気機器に適用可能となって汎用性を高めることができ、1つの端子台で多種類の電線の接続に対応できる。
請求項2記載の端子台によれば、請求項1記載の端子台の効果に加えて、端子台本体の一側面に第1の電線挿入孔のみを設けているため、電線挿入方向を任意の方向に向けることができるなど設計の自由度が高く、また、端子台本体の一側面に対して反対の他側面に第2の電線挿入孔と端子挿入孔とを設けていても、端子挿入孔が取付面側に設けられるため、取付面側から離れた第2の電線挿入孔に挿入される電線の取り回しを容易にできる。
請求項3記載の端子台によれば、請求項1または2記載の端子台の効果に加えて、端子体には、第1の電線挿入孔に挿入される電線を速結接続する第1の速結端子部、第2の電線挿入孔に挿入される電線を速結接続する第2の速結端子部、および端子挿入孔に挿入される端子を挟持接続する端子接続部を設けたため、電線の接続が容易でかつ端子の接続が確実にできる。
請求項4記載の誘導灯によれば、端子台が小形であるため、小形の誘導灯にも適用でき、また、端子台の第1の電線挿入孔を外部電線の接続用、および第2の電線挿入孔を内部電線の接続用としてそれぞれ用いるため、第2の電線挿入孔を利用して端子台から誘導灯内の他の回路への内部配線ができ、内部配線用の端子台を別途用いることなく、1つの端子台で内部配線にも対応できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は端子台の第2の電線挿入孔および端子挿入孔を示す斜視図、図2は端子台の第1の電線挿入孔を示す斜視図、図3は端子台の端子体の斜視図、図4は端子台を用いた誘導灯の表示体を外した状態の斜視図、図5は誘導灯の端子台装着部を示す斜視図、図6は誘導灯の斜視図である。
図6に示すように、誘導灯11は、誘導灯本体12、この誘導灯本体12の一面である前面側に着脱可能に取り付けられた表示体13、およびこの表示体13の上部に一体に取り付けられた光源部14を備えている。これら誘導灯本体12および表示体13の下部側には、嵌合構造により表示体13の下部側を誘導灯本体12に引き寄せて保持するとともに嵌合部分を支点として表示体13の上部側の回動を可能とする嵌合手段15が設けられ、また、誘導灯本体12および表示体13の上部側には、嵌合手段15を介して回動可能な表示体13の上部側を誘導灯本体12に対して着脱可能に係止する係止手段16が設けられている。
図4に示すように、誘導灯本体12内の下部側には装着ユニット17が配設され、この装着ユニット17に、商用電源などの通常電源を誘導灯11に供給する電線が接続される端子台18、非常用電源となるバッテリ19、通常電源とバッテリ19の非常用電源とで切り換えて光源部14が備える光源を点灯させる点灯ユニット20などが配設されている。
そして、誘導灯本体12は、背面部23、上面部(図示せず)、底面部24および両側の側面部25を有する四角形箱状に形成され、前面には開口部26が形成されている。
誘導灯本体12の背面部23および上面部には、誘導灯11を壁面や天井面に取り付けるための取付孔27や壁面や天井面から端子台に接続する電線が挿通される電線挿通孔28が形成されている(図4には背面部23のみ示すが、上面部にも同様の取付孔27および電線挿通孔28が形成されている)。
誘導灯本体12の底面部24の一側寄り位置には、バッテリ19を着脱可能とするバッテリ着脱口29、およびこのバッテリ着脱口29を開閉する蓋体30(図6参照)が設けられ、さらに、誘導灯本体12の底面部24の他側寄り位置には、バッテリ19や点灯ユニット20を点検する点検スイッチ31や、バッテリ19や光源の状態を表示する発光ダイオードなどの複数の表示部32が配設されている。
また、図6に示すように、表示体13は、誘導灯本体12に対して嵌合手段15および係止手段16で着脱可能な表示体カバー35を有し、この表示体カバー35に、避難誘導の図柄などが表示された透光性を有する表示板36、およびこの表示板36の背面側に配置される図示しない導光板が取り付けられている。
また、光源部14は、表示体カバー35の上端に取り付けられて表示体13と一体に誘導灯本体12に着脱可能とする光源カバー39を有し、この光源カバー39の内側に光源として図示しない複数の発光ダイオードが配設されている。これら発光ダイオードは導光板の上面に対向し、導光板に光を入射可能としている。光源部14は、表示体13が誘導灯本体12に装着される際に誘導灯本体12側に配設されるソケットに差し込み接続され、光源と点灯ユニット20とが電気的に接続されるように構成されている。
また、嵌合手段15は、誘導灯本体12の両側下部に溝部42が設けられ、表示体13の両側下部に溝部42に対して着脱可能とするとともに回動可能に嵌合する突起部43が設けられ、これら溝部42と突起部43との嵌合部分を支点として表示体13の上部側を回動させて誘導灯本体12に着脱可能としている。
また、係止手段16は、誘導灯本体12に被着される表示体13を係止する係止爪46、およびこの係止爪46の係止を解除する解除ボタン47を有している。
また、図4および図5に示すように、装着ユニット17は、装着枠50を有し、この装着枠50に、点灯ユニット20が収納される点灯ユニット収納部51が形成され、この点灯ユニット収納部51の上部に端子台18が着脱可能に装着される端子台装着部52が配設され、点灯ユニット収納部51の一側にバッテリ19が着脱可能に装着されるバッテリ装着部53が配設されている。
端子台装着部52には、誘導灯本体12の開口部26側および一側(バッテリ装着部53側)に向けて開口する凹状の端子台装着枠54が形成され、この端子台装着枠54の一側には取付孔55が形成されている。端子台装着部52には点灯ユニット20の基板56が延設され、この基板56上にはそれぞれ基板56上の回路に電気的に接続されている複数(3つ)の固定端子57が並設されている。これら各固定端子57は、基板56に取り付けられた端子支持部58から一側へ向けて突設されたピン状に形成され、端子台装着部52に装着される端子台18と電気的に接続される。
バッテリ装着部53には、誘導灯本体12の開口部26側と誘導灯本体12のバッテリ着脱口29とに向けてそれぞれ開口されてそれら2方向のいずれからでもバッテリ19の着脱を可能とする凹状のバッテリ装着枠61が形成されている。このバッテリ装着枠61の上部には装着されたバッテリ19と電気的に接続される端子62が配置され、この端子62は点灯ユニット20に電気的に接続されている。
また、図1ないし図3に示すように、端子台18は、端子台本体65、この端子台本体65内に収容された複数の端子体66および複数の解除ボタン67などを備えている。
端子台本体65は、絶縁性を有する合成樹脂製で、分割形成されているケースとカバーとを組み合わせて箱状に構成されている。端子台本体65の一面である底面が端子台装着部52の基板56に対向して取り付けられる取付面68とされ、この取付面68に対して反対面が誘導灯本体12の開口部26に対向される操作面である表面69とされている。
端子台本体65の一側面の取付面寄り位置には、端子台装着部52の取付孔55に端子台18をねじ止めするためのねじ挿通孔70を有する取付部71が突設され、端子台本体65の他側面の上部側には複数の各一対の第1の電線挿入孔72a,72b,72c,72dが形成されている。この誘導灯11は、消灯可能とし、この誘導灯11を消灯しても継続してバッテリ19の充電を可能とする3線式の外部配線としての電源線に対応したものであって、電源用とする各一対の第1の電線挿入孔72a,72b,72cは共用と充電用と常用とであり、また、残りの一対の第1の電線挿入孔72dはアース用である。これら各一対のうちの1つは他の誘導灯などへの送り配線用である。
端子台本体65の他側面の取付面寄り位置には突部73が突設され、この突部73の端面の表面寄り位置に複数の各一対の第2の電線挿入孔74a,74b,74cが形成されている。これら各一対の第2の電線挿入孔74a,74b,74cは、電源用の各一対ずつの第1の電線挿入孔72a,72b,72cに対応して、それら各第1の電線挿入孔72a,72b,72cに対向する位置に設けられ、アース用の第1の電線挿入孔72dには対応して設けられていない。また、突部73の端面の取付面寄り位置に各一対の第2の電線挿入孔74a,74b,74cに対応して窪み部75が形成されているとともに、これら各窪み部75に各一対の第2の電線挿入孔74a,74b,74cに対応して端子挿入孔76a,76b,76cが1つずつ形成されている。そして、第2の電線挿入孔74a,74b,74cと端子挿入孔76a,76b,76cとはそれらの軸が互いに略平行に設けられているとともに取付面68に対しても略平行に設けられている。
端子台本体65の内部には、互いに対応する各一対の第1の電線挿入孔72a,72b,72cと各一対の第2の電線挿入孔74a,74b,74cおよび端子挿入孔76a,76b,76cとがそれぞれ連通する3つの電源用の端子収納部が区画形成されているとともに、アース用の一対の第1の電線挿入孔72dが連通する1つのアース用の端子収納部が区画形成されている。そして、電源用の端子収納部に各端子体66がそれぞれ収納配置され、アース用の端子収納部にアース用の端子体が収納配置されている。
端子台本体65の表面69には、第1の電線挿入孔72a,72b側と第1の電線挿入孔72c,72d側との2箇所に、各解除ボタン67が配置される窓部77がそれぞれ形成されている。
図3に示すように、各端子体66は、受端子79とこの受端子79の内側に組み込まれた舌片80とで構成されており、これら受端子79と舌片80とで、第1の電線挿入孔72a,72b,72cにそれぞれ挿入される電線を速結接続する第1の速結端子部81、第2の電線挿入孔74a,74b,74cにそれぞれ挿入される電線を速結接続する第2の速結端子部82、および端子挿入孔76a,76b,76cにそれぞれ挿入される端子を挟持接続する接続端子部83が形成されている。
受端子79は、導電性を有する1枚の金属板を折曲加工したもので、基板部84を有し、この基板部84の一端側には、各一対の第1の電線挿入孔72a,72b,72cの内側に臨んで配置される第1の電線接続板部85と、この第1の電線接続板部85との間に舌片80を保持する保持板部86とがそれぞれ折曲形成され、また、基板部84の他端側には、各一対の第2の電線挿入孔74a,74b,74cの内側に臨んで配置される第2の電線接続板部87と、端子挿入孔76a,76b,76cの内側に臨んで配置される端子接続板部88とがそれぞれ折曲形成されている。端子接続板部88には、端子挿入孔76a,76b,76cから挿入される固定端子57が係合する略半円状の端子係合部89が形成されている。
舌片80は、板ばねで構成され、受端子79の保持板部86および端子接続板部88の内面側に配置されるベース片90を有し、このベース片90の一端からは、第1の電線接続板部85と対向して各一対の第1の電線挿入孔72a,72b,72cの内側に臨んで配置される一対の第1の鎖錠片91が折り返すように形成され、また、ベース片90の他端からは、第2の電線接続板部87と対向して各一対の第2の電線挿入孔74a,74b,74cの内側に臨んで配置される一対の第2の鎖錠片92が折り返すように形成されている。これら各一対の鎖錠片91,92は、各一対の鎖錠片91,92の間に形成されたスリット93によって分離されていて独立して動くことが可能で、各一対の電線挿入孔72a,72b,72c,74a,74b,74cから各電線接続板部85,87と各一対の鎖錠片91,92との間に挿入される各電線にそれぞれ先端が食い付いて抜け止めするとともに各電線接続板部85,87に押し付けて電気的に接続するように構成されている。
舌片80のベース片90の他端寄り位置の内側から端子接続片94が切り起こし形成されている。この端子接続片94は、端子挿入孔76a,76b,76cから端子接続板部88と端子接続片94との間に挿入される固定端子57を端子接続板部88に押し付けて挟持することで電気的に接続するように構成されている。
なお、アース用の端子体は、端子体66の第1の速結端子部81のみを備えた構成となる。また、このアース用の端子体は、端子台18を誘導灯本体12の端子台装着部52に装着することにより電気的に接続されるように構成されている。
解除ボタン67は、第1の電線挿入孔72a,72b側の2つの端子体66と、第1の電線挿入孔72c,72d側の2つの端子体66とに対応して1つずつ用いられている。そして、端子台本体65の窓部77から解除ボタン67が押し下げられることにより、この解除ボタン67で各端子体66の各鎖錠片91,92を電線から離反させて鎖錠状態を解除し、電線の抜き外しを可能とする。
また、図4に示すように、バッテリ19は、バッテリ装着部53のバッテリ装着枠61に、誘導灯本体12の開口部26側と誘導灯本体12のバッテリ着脱口29との2方向のいずれからでも着脱を可能とし、バッテリ装着枠61の上部には端子62と電気的に接続される接続部97が形成されている。
また、点灯ユニット20は、端子台装着部52の各固定端子57に接続される端子台18を通じて通常電源が供給されるとともに、バッテリ装着部53の端子62に接続されるバッテリ19から非常用電源が供給され、これら通常電源とバッテリ19の非常用電源とで切り換えて光源部14が備える光源を点灯させる点灯回路を有している。また、通常電源によってバッテリ19を充電する充電回路も有している。
そして、誘導灯11の設置時には、誘導灯本体12を天井面や壁面に設置し、この誘導灯本体12内に引き込んだ電源供給用およびアース用の各電線を誘導灯本体12から外されている端子台18の第1の電線挿入孔72a,72b,72c,72dの各一方に挿入して各端子体66の第1の速結端子部81に接続し、さらに必要に応じて別の誘導灯11などに送り配線する場合の各電線を第1の電線挿入孔72a,72b,72c,72dの各他方に挿入して各端子体66の第1の速結端子部81に接続する。
この端子台18を誘導灯本体12の端子台装着部52の一側に寄った位置に配置した後に他側方向の所定の装着に移動させることにより、端子台装着部52の各固定端子57を端子台18の各端子挿入孔76a,76b,76cに挿入させて各端子体66の接続端子部83に接続させる。
この端子台18の取付部71のねじ挿通孔70を通じてねじを端子台装着部52の取付孔55に螺着し、端子台18を端子台装着部52に固定する。
誘導灯本体12にバッテリ19を装着し、誘導灯本体12の開口部26を覆って表示体13を装着する。
また、誘導灯11が、火災信号を受けたときに点滅して避難口の場所や方向を誘導するための別のランプ、およびこのランプを点滅させる点滅回路を備えている場合には、点滅回路に接続する内部電線である各電線を端子台18の第2の電線挿入孔74a,74b,74cに挿入して端子体66の第2の速結端子部82に接続し、この端子台18を誘導灯本体12の端子台装着部52に装着する。
このように、端子台18は、端子台本体65に第1の電線挿入孔72a,72b,72c,72dおよび第2の電線挿入孔74a,74b,74cを設け、これら第1の電線挿入孔72a,72b,72c,72dおよび第2の電線挿入孔74a,74b,74cよりも取付面68側に端子挿入孔76a,76b,76cを設け、これら第1の電線挿入孔72a,72b,72c,72d、第2の電線挿入孔74a,74b,74cおよび端子挿入孔76a,76b,76cの内側に端子体66を配置したため、端子台本体65を小形化でき、小形の誘導灯11にも適用できる。しかも、端子台本体65の外部に端子体66が露出せず、例えば、施設用の照明器具など、多くの電気機器に適用可能となって汎用性を高めることができる。
また、端子台18の第1の電線挿入孔72a,72b,72c,72dを外部電線の接続用、および第2の電線挿入孔74a,74b,74cを内部電線の接続用としてそれぞれ用いるため、第2の電線挿入孔74a,74b,74cを利用して端子台18から誘導灯11内の点滅回路などへの内部配線ができ、内部配線用の端子台を別途用いることなく、1つの端子台11で内部配線にも対応できる。
また、端子台本体65の一側面に、電源用の電線の接続に必ず使用する第1の電線挿入孔72a,72b,72c,72dのみを設けているため、電線挿入方向を任意の方向に向けることができるなど設計の自由度が高くでき、また、端子台本体65の一側面に対して反対の他側面に第2の電線挿入孔74a,74b,74cと端子挿入孔76a,76b,76cとを設けていても、端子挿入孔76a,76b,76cが取付面68側に設けられるため、取付面68側から離れた第2の電線挿入孔74a,74b,74cに挿入される電線の取り回しを容易にできる。
本発明の一実施の形態を示す端子台の第2の電線挿入孔および端子挿入孔を示す斜視図である。 同上端子台の第1の電線挿入孔を示す斜視図である。 同上端子台の端子体の斜視図である。 同上端子台を用いた誘導灯の表示体を外した状態の斜視図である。 同上誘導灯の端子台装着部を示す斜視図である。 同上誘導灯の斜視図である。
符号の説明
11 誘導灯
12 誘導灯本体
13 表示体
18 端子台
20 点灯ユニット
52 端子台装着部
57 固定端子
65 端子台本体
66 端子体
68 取付面
72a,72b,72c,72d 第1の電線挿入孔
74a,74b,74c 第2の電線挿入孔
76a,76b,76c 端子挿入孔
81 第1の速結端子部
82 第2の速結端子部
83 接続端子部

Claims (4)

  1. 取付面を除く外面に外部電線の接続用である第1の電線挿入孔および内部電線の接続用である第2の電線挿入孔が設けられ、第2の電線挿入孔よりも取付面側に固定端子の接続用である端子挿入孔が設けられた端子台本体と;
    端子台本体の第1の電線挿入孔、第2の電線挿入孔および端子挿入孔の内側に配置される端子体と;
    を具備していることを特徴とする端子台。
  2. 端子台本体は、取付面に隣接する一側面に第1の電線挿入孔が設けられ、一側面に対して反対の他側面に第2の電線挿入孔と端子挿入孔とが設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の端子台。
  3. 端子体は、第1の電線挿入孔に挿入される電線を速結接続する第1の速結端子部、第2の電線挿入孔に挿入される電線を速結接続する第2の速結端子部、および端子挿入孔に挿入される端子を挟持接続する接続端子部を有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の端子台。
  4. 誘導灯本体と;
    誘導灯本体に設けられる表示体と;
    表示体を照明する光源と;
    誘導灯本体内に設けられる端子台装着部と;
    端子台装着部に装着される請求項1ないし3いずれか一記載の端子台と;
    端子台装着部に装着される端子台の端子挿入孔に挿入されて端子体と接続される固定端子を有し、光源を点灯させる点灯ユニットと;
    を具備していることを特徴とする誘導灯。
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