JP4895037B2 - 誘導灯 - Google Patents

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本発明は、非常用電源となるバッテリを備えた誘導灯に関する。
従来、誘導灯は、一面に開口部が設けられた誘導灯本体、この誘導灯本体の開口部を覆って配置される表示体、この表示体を照明する光源を有する光源部、商用電源などの通常電源を接続する端子台、非常用電源となるバッテリ、通常電源とバッテリとで電源を切り換えて光源を点灯させる点灯ユニットなどを備えている。誘導灯本体内には端子台、バッテリ、点灯ユニットなどが配置され、これらを覆うように表示体が誘導灯本体の開口部に着脱可能に取り付けられている。
このような誘導灯は、運用時において、バッテリの寿命がくる度にバッテリを交換する必要がある。このバッテリを交換するには、誘導灯本体から表示体を外し、誘導灯本体の開口部からバッテリを着脱する構造と(例えば、特許文献1参照。)、誘導灯本体の下面にバッテリ着脱口を設け、このバッテリ着脱口からバッテリを着脱する構造とがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2007−80682号公報(第6頁、図1) 特開2001−100676号公報(第4頁、図1−2)
しかしながら、誘導灯本体の開口部からバッテリを着脱する構造では、表示体を誘導灯本体から外し、バッテリを付け替えてから、表示体を誘導灯本体に再び取り付けなければならず、バッテリの着脱作業に手間がかかる問題がある。特に、誘導灯は、天井または天井近くなどの高い位置に設置されていることが多く、脚立などを用いて作業するが、外した表示体を床面に置いたり床面に表示体を取りにいくために、脚立の上り下りを繰り返さなければならず、バッテリの着脱作業に手間がかかる問題がある。
また、バッテリ着脱口からバッテリを着脱する構造では、表示体を外さずにバッテリの着脱を容易にできるが、誘導灯の一部もしくは全体を壁面に埋め込み設置する設置態様の場合には、誘導灯本体の下面のバッテリ着脱口からのバッテリの着脱が困難になるため、そのような設置態様には使用できない問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、設置態様によってはバッテリの着脱を容易にできるとともに、どのような設置態様にも対応してバッテリを着脱できる誘導灯を提供することを目的とする。
請求項1記載の誘導灯は、一面に開口部が設けられ、開口部が設けられた一面に隣接する他の面にバッテリ着脱口が設けられた誘導灯本体と;誘導灯本体の開口部を覆って着脱可能に取り付けられる表示体と;表示体を照明する光源と;非常用電源となるバッテリと;誘導灯本体の開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれからでもバッテリが着脱可能に装着されるバッテリ装着部と;通常電源とバッテリ装着部に装着されたバッテリの非常用電源とで切り換えて光源を点灯させる点灯ユニットと;を具備し、バッテリは、開口部側から着脱されるバッテリをバッテリ装着部に着脱可能に係止するとともにバッテリ着脱口からのバッテリの着脱を許容する開口部側係止部、およびバッテリ着脱口から着脱されるバッテリをバッテリ装着部に着脱可能に係止するとともに開口部側からのバッテリの着脱を許容するバッテリ着脱口側係止部を備えているものである。
誘導灯は、例えば、天井面や壁面に設置され、誘導灯の一部または全体が壁面に埋め込み設置される設置態様もある。
誘導灯本体は、例えば、一面に開口部が設けられた箱形で、その開口部を覆うように表示体が取り付けられるもので、誘導灯本体内には、通常電源を接続する端子台、非常用電源であるバッテリ、このバッテリが装着されるバッテリ装着部、通常電源と非常用電源とで切り換えて光源を点灯させる点灯ユニットなどが収容される。誘導灯本体の下面や側面などにバッテリ着脱口が設けられ、このバッテリ着脱口を開閉可能な蓋体で覆ってもよい。
表示体は、例えば、誘導を示す絵柄、文字、矢印などが表示された透光性を有する表示板や導光板が用いられる。
光源は、例えば、発光ダイオード、冷陰極放電ランプ、有機ELなどが用いられる。
バッテリは、例えば、通常電源で充電可能な二次電池が用いられ、バッテリ装着部に対して開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれからでも着脱可能な係止構造や電気接続する電気接続構造などを備えている。
バッテリ装着部は、例えば、開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれからでもバッテリが着脱可能なように開口されており、装着されたバッテリを着脱可能に係止する係止構造や電気接続する端子などの電気接続構造などを備えている。
点灯ユニットは、例えば、通常電源とバッテリとのいずれの電源でも光源を点灯でき、通常電源の遮断時に非常用電源に切り換えて光源を点灯させる。
そして、誘導灯本体の一面に設けられた開口部とこの開口部が設けられた一面に隣接する他の面に設けられたバッテリ着脱口との2方向のいずれからでもバッテリ装着部に対してバッテリを着脱できるため、壁面に埋め込み設置する設置態様でなければバッテリ着脱口を通じてバッテリの着脱が容易に可能となり、埋め込み設置する設置態様であれば開口部を通じてバッテリの着脱が可能となり、どのような設置態様にも対応してバッテリを着脱可能となる。
また、開口部側係止部は、例えば、バッテリ装着部に係合する爪部、およびバッテリ装着部に対する爪部の係合を外す係止解除操作部などを備え、バッテリ着脱口からバッテリが着脱されるのに伴って爪部がバッテリ装着部に係脱される。
バッテリ着脱口側係止部は、例えば、バッテリ装着部に係合する爪部、およびバッテリ装着部に対する爪部の係合を外す係止解除操作部などを備え、開口部側からバッテリが着脱されるのに伴って爪部がバッテリ装着部に係脱される。
そして、バッテリの開口部側係止部により開口部側から着脱されるバッテリをバッテリ装着部に着脱可能に係止するとともにバッテリ着脱口からのバッテリの着脱を許容し、バッテリ着脱口側係止部によりバッテリ着脱口から着脱されるバッテリをバッテリ装着部に着脱可能に係止するとともに開口部側からのバッテリの着脱を許容するため、開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれからでも着脱操作可能となるとともに確実に係止可能となる。
請求項記載の誘導灯は、請求項1記載の誘導灯において、バッテリ装着部は、バッテリ着脱口に対して反対側に設けられてバッテリと電気接続する端子を備え、バッテリは、バッテリ着脱口への挿入方向の端部に、開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれからの装着でも端子に電気接続されるコネクタを備えているものである。
端子は、例えば、開口部およびバッテリ着脱口の2方向に対して平行な平板状とし、それら2方向からのコネクタの電気接続を可能とする。
コネクタは、例えば、端子を挟み込んで電気接続される一対の接触片を有し、開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれからの装着でも一対の接触片間に端子が差し込まれて電気接続される。
そして、バッテリ装着部のバッテリ着脱口に対して反対側に端子を設け、バッテリのバッテリ着脱口への挿入方向の端部に開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれからの装着でもバッテリ装着部の端子に電気接続可能なコネクタを設けたため、バッテリを開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれから装着しても確実に電気接続されるとともに、2方向に対して端子およびコネクタが共通化されて電気接続構造が簡単になる。
請求項1記載の誘導灯によれば、誘導灯本体の一面に設けられた開口部とこの開口部が設けられた一面に隣接する他の面に設けられたバッテリ着脱口との2方向のいずれからでもバッテリ装着部に対してバッテリを着脱できるため、埋め込み設置する設置態様でなければバッテリ着脱口を通じてバッテリの着脱を容易にでき、壁面に埋め込み設置する設置態様であれば開口部を通じてバッテリの着脱ができ、どのような設置態様にも対応してバッテリを着脱できる。さらに、バッテリの開口部側係止部により開口部側から着脱されるバッテリをバッテリ装着部に着脱可能に係止するとともにバッテリ着脱口からのバッテリの着脱を許容し、バッテリ着脱口側係止部によりバッテリ着脱口から着脱されるバッテリをバッテリ装着部に着脱可能に係止するとともに開口部側からのバッテリの着脱を許容できるため、開口部とバッテリ着脱口とのいずれの方向からでも着脱操作できるとともに確実に係止できる。
請求項記載の誘導灯によれば、請求項1記載の誘導灯の効果に加えて、バッテリ装着部のバッテリ着脱口に対して反対側に端子を設け、バッテリのバッテリ着脱口への挿入方向の端部に開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれからの装着でもバッテリ装着部の端子に電気接続可能なコネクタを設けたため、バッテリを開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれから装着しても確実に電気接続できるとともに、2方向に対して端子およびコネクタを共通化できて電気接続構造を簡単にできる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は誘導灯の表示体を外した状態の斜視図、図2は誘導灯のバッテリ装着部を示す斜視図、図3は誘導灯に用いるバッテリの前面側から見た斜視図、図4はバッテリの背面側から見た斜視図、図5はバッテリの接続部を示す斜視図、図6はバッテリの接続部に用いるコネクタの斜視図、図7は誘導灯の斜視図である。
図7に示すように、誘導灯11は、誘導灯本体12、この誘導灯本体12の一面である前面側に着脱可能に取り付けられた表示体13、およびこの表示体13の上部に一体に取り付けられた光源部14を備えている。これら誘導灯本体12および表示体13の下部側には、嵌合構造により表示体13の下部側を誘導灯本体12に引き寄せて保持するとともに嵌合部分を支点として表示体13の上部側の回動を可能とする嵌合手段15が設けられ、また、誘導灯本体12および表示体13の上部側には、嵌合手段15を介して回動可能な表示体13の上部側を誘導灯本体12に対して着脱可能に係止する係止手段16が設けられている。
図1に示すように、誘導灯本体12内の下部側には装着ユニット17が配設され、この装着ユニット17に、商用電源などの通常電源を誘導灯11に供給する電線が接続される端子台18、非常用電源となるバッテリ19、通常電源とバッテリ19の非常用電源とで切り換えて光源部14が備える光源を点灯させる点灯ユニット20などが配設されている。
そして、誘導灯本体12は、背面部23、上面部(図示せず)、底面部24および両側の側面部25を有する四角形箱状に形成され、前面には開口部26が形成されている。
誘導灯本体12の背面部23および上面部には、誘導灯11を壁面や天井面に取り付けるための取付孔27や壁面や天井面から端子台に接続する電線が挿通される電線挿通孔28が形成されている(図1には背面部23のみ示すが、上面部にも同様の取付孔27および電線挿通孔28が形成されている)。
誘導灯本体12の底面部24の一側寄り位置には、バッテリ19を着脱可能とするバッテリ着脱口29、およびこのバッテリ着脱口29を開閉する蓋体30(図7参照)が設けられ、さらに、誘導灯本体12の底面部24の他側寄り位置には、バッテリ19や点灯ユニット20を点検する点検スイッチ31や、バッテリ19や光源の状態を表示する発光ダイオードなどの複数の表示部32が配設されている。
また、図7に示すように、表示体13は、誘導灯本体12に対して嵌合手段15および係止手段16で着脱可能な表示体カバー35を有し、この表示体カバー35に、避難誘導の図柄などが表示された透光性を有する表示板36、およびこの表示板36の背面側に配置される図示しない導光板が取り付けられている。
また、光源部14は、表示体カバー35の上端に取り付けられて表示体13と一体に誘導灯本体12に着脱可能とする光源カバー39を有し、この光源カバー39の内側に光源として図示しない複数の発光ダイオードが配設されている。これら発光ダイオードは導光板の上面に対向し、導光板に光を入射可能としている。光源部14は、表示体13が誘導灯本体12に装着される際に誘導灯本体12側に配設されるソケットに差し込み接続され、光源と点灯ユニット20とが電気的に接続されるように構成されている。
また、嵌合手段15は、誘導灯本体12の両側下部に溝部42が設けられ、表示体13の両側下部に溝部42に対して着脱可能とするとともに回動可能に嵌合する突起部43が設けられ、これら溝部42と突起部43との嵌合部分を支点として表示体13の上部側を回動させて誘導灯本体12に着脱可能としている。
また、係止手段16は、誘導灯本体12に被着される表示体13を係止する係止爪46、およびこの係止爪46の係止を解除する解除ボタン47を有している。
また、図1および図2に示すように、装着ユニット17は、装着枠50を有し、この装着枠50に、点灯ユニット20が収納される点灯ユニット収納部51が形成され、この点灯ユニット収納部51の上部に端子台18が着脱可能に装着される端子台装着部52が配設され、点灯ユニット収納部51の一側にバッテリ19が着脱可能に装着されるバッテリ装着部53が配設されている。
端子台装着部52には、誘導灯本体12の開口部26側に開口して端子台18を着脱可能とする凹状の端子台装着枠54が形成され、この端子台装着枠54の一側に装着される端子台18をねじ止めする取付孔55が形成されている。端子台装着部52には点灯ユニット20の基板56が延設され、この基板56上には装着される端子台18と電気的に接続される複数の端子57が並設されている。
バッテリ装着部53には、誘導灯本体12の前面側の開口部26と誘導灯本体12の底面部24のバッテリ着脱口29とに向けてそれぞれ開口されてそれら2方向のいずれからでもバッテリ19の着脱を可能とする凹状のバッテリ装着枠61が形成されている。このバッテリ装着枠61は、後枠部62、上枠部63、および両側の側枠部64を有し、前面に誘導灯本体12の開口部26に対向する開口部側開口65が形成され、下面にバッテリ着脱口29に対向するバッテリ着脱口側開口66が形成されている。
バッテリ装着枠61の上枠部63側の中央には、装着されたバッテリ19の上部側を係止する開口部側被係止部としての係止爪67が配設されている。後枠部62の下部近傍の中央には、装着されたバッテリ19の下部側を係止するバッテリ着脱口側被係止部としての係止溝68が形成されている。
バッテリ装着枠61の上枠部63側で係止爪67の側部には、上枠部63の窪み部69が形成されているとともに、この窪み部69の内側にバッテリ19と電気的に接続される一対の板状の端子70が配設されている。これら一対の端子70は、2方向の着脱方向のいずれに対しても平行となるように配置され、点灯ユニット20と電気的に接続されている。
また、端子台18は、誘導灯11の施工時などに、電源線やアース線、および送り配線などの電線が接続され、端子台装着部52に装着される。
また、図3ないし図5に示すように、バッテリ19は、複数本のバッテリ本体73、これらバッテリ本体73を収納したバッテリケース74を有している。バッテリケース74は、表面側ケース75と裏面側ケース76とを組み合わせて構成され、表面側ケース75から突設された複数の各爪部77が裏面側ケース76の各係合部78に係合して結合されている。
バッテリ着脱口29から挿入するバッテリ19の一端側である上部中央には、開口部26側から着脱されるバッテリ19をバッテリ装着部53に着脱可能に係止するとともにバッテリ着脱口29からのバッテリ19の着脱を許容する開口部側係止部79が設けられ、また、バッテリ着脱口29から挿入するバッテリ19の一端側とは反対の他端側である下部中央には、バッテリ着脱口29から着脱されるバッテリ19をバッテリ装着部53に着脱可能に係止するとともに開口部26側からのバッテリ19の着脱を許容するバッテリ着脱口側係止部80が設けられている。
開口部側係止部79は、表面側ケース75の上面から突設されるとともに裏面側ケース76の上方域へ向けて延設された係止片(開口部側係止片)81を有し、この係止片81の先端側外面にはバッテリ19をバッテリ装着部53に装着した際に係止爪67に係合する爪部82が突設されている。係止片81の外面の中間位置には解除操作部83が突出形成され、この解除操作部83を外方から押すことにより、係止片81が変形して爪部82を係止爪67から外すことができる。なお、開口部26側からバッテリ装着部53にバッテリ19が挿入されたとき、バッテリ着脱口29からバッテリ装着部53にバッテリ19が挿入されたときのいずれの場合にも、係止片81の爪部82が係止爪67に係合可能とする。
バッテリ着脱口側係止部80は、裏面側ケース76の裏面から下部にわたって入れられた一対のスリット84によって係止片(バッテリ着脱口側係止片)85が揺動可能に形成され、この係止片85の裏面側にはバッテリ19をバッテリ装着部53に装着した際に係止溝68の下側の縁部に係合する爪部86が突設されている。係止片85の下部には、裏面側ケース76の下面側に回り込んで下方へ突出する解除操作部87が形成され、また、表面側ケース75の下面から固定部88が突設され、これら解除操作部87と固定部88とをつまむことにより、解除操作部87が固定部88に接近するように係止片85が変形して爪部86を係止溝68から外すことができる。
バッテリケース74の上部には、開口部側係止部79の一方の側部に、バッテリ装着部53の窪み部69に侵入可能とする接続部89が突出形成されている。この接続部89にはバッテリ装着部53にバッテリ19を装着した際に一対の各端子70が差し込まれる一対の接続溝90が形成され、これら各接続溝90の内側に一対の各端子70と電気的に接続される一対のコネクタ91が配設されている。
接続溝90は、接続部89の上面から裏面にわたって連続して形成され、開口部26およびバッテリ着脱口29の2方向のいずれからバッテリ19が装着された場合でも、一対の各端子70が差し込まれるように構成されている。接続部89の内部には、一対の接続溝90に対応して、仕切板92により仕切られた一対のコネクタ収納部93が形成されている。
図5および図6に示すように、コネクタ91は、板ばねで構成され、コネクタ収納部93に差し込み装着される断面略コ字形の基部94を有し、この基部94の一端から接続溝90の一側に臨んで配置される接続片95が折曲形成されているとともに、基部94の他端から接続溝90の他側に臨んで配置される接続片96が折曲形成され、これら接続片95,96間に差し込まれる端子70を挟持して電気的に接続可能としている。
基部94には、コネクタ収納部93に対する抜け止め用の突片97が突設されている。接続片95,96には、開口部26側からバッテリ装着部53にバッテリ19を装着する際に、接続部89の裏面側からの端子70の差し込みを案内する傾斜状の案内部95a,96aが形成されているとともに、バッテリ着脱口29側からバッテリ装着部53にバッテリ19を装着する際に、接続部89の上面側からの端子70の差し込みを案内する傾斜状の案内部95b,96bが形成されている。
したがって、開口部26およびバッテリ着脱口29の2方向のいずれからバッテリ19が装着される場合でも、一対の各端子70に一対の各コネクタ91が電気的に接続される。
接続片95からは略L字形のバッテリ接続片98がバッテリ本体73を収納するバッテリケース74の上部側に延設されている。複数本のバッテリ本体73は直列に接続され、その直列接続された一端側に一方のコネクタ91のバッテリ接続片98が接続され、他端側に他方のコネクタ91のバッテリ接続片98が接続されている。いずれか一方のコネクタ91のバッテリ接続片98とバッテリ本体73との間にはダイオード99が介在されている。ダイオード99が接続されるコネクタ91のバッテリ接続片98の端部にはダイオード99のリード線を取り付ける取付片100が設けられている。
そして、誘導灯11は、天井に直付け設置する直付け設置と、壁面または天井に埋め込み設置する埋め込み設置との両方に対応している。
いずれの設置方法の場合でも、まず、誘導灯本体12を天井や壁面に設置し、続いて、この誘導灯本体12内に引き込む電源供給用やアース用の各電線を誘導灯本体12から外されている端子台18に接続し、この端子台18を誘導灯本体12の端子台装着部52に装着するとともに、バッテリ19をバッテリ装着部53に装着し、続いて、誘導灯本体12の開口部26を覆って表示体13を装着する。
この誘導灯11の運用時には、バッテリ19の寿命がくる度にバッテリ19を交換する。
バッテリ19の交換にあたり、誘導灯11を直付け設置している場合には、誘導灯本体12の下面が露出するため、表示体13を外さなくても、誘導灯本体12の下面のバッテリ着脱口29を利用してバッテリ19を容易に着脱できる。
この場合には、蓋体30を外してバッテリ着脱口29を開口させ、バッテリ着脱口29に臨むバッテリ19のバッテリ着脱口側係止部80の解除操作部87を固定部88に対して摘んで係止片85の爪部86をバッテリ装着部53の係止溝68から外し、バッテリ19をバッテリ着脱口29から引き出すように操作することにより、バッテリ19の開口部側係止部79の係止片81の爪部82がバッテリ装着部53の係止爪67から外れるとともに、接続部89のコネクタ91が端子70から外れ、バッテリ19をバッテリ装着部53から取り外すことができる。
バッテリ19をバッテリ着脱口29からバッテリ装着部53に装着するには、バッテリ19の上部側をバッテリ着脱口29からバッテリ装着部53に挿入することにより、バッテリ19の接続部89がバッテリ装着部53の窪み部69に侵入し、接続部89の接続溝90にバッテリ装着部53の端子70が挿入されてコネクタ91に端子70が差し込み接続されるとともに、バッテリ19の開口部側係止部79の係止片81の爪部82がバッテリ装着部53の係止爪67に係合し、さらに、バッテリ着脱口側係止部80の係止片85の爪部86がバッテリ装着部53の係止溝68に係合し、バッテリ19をバッテリ装着部53に装着できる。
このとき、バッテリ19の上部の片寄った位置に接続部89が突設されているため、バッテリ19の装着方向が誤っていると、バッテリ19の接続部89がバッテリ装着部53の窪み部69に侵入せず、バッテリ19の誤装着を防止できる。
また、バッテリ19の交換にあたり、誘導灯11を埋め込み設置している場合には、バッテリ着脱口29からバッテリ19を着脱できないため、誘導灯本体12から表示体13を外し、誘導灯本体12の開口部26を通じてバッテリ19を着脱する。
この場合には、誘導灯本体12から表示体13を外して開口部26を開放した後、バッテリ19の開口部側係止部79の係止片81の解除操作部83を押動操作して爪部82をバッテリ装着部53の係止爪67から外し、バッテリ19をバッテリ装着部53から引き出すように操作することにより、バッテリ19の接続部89のコネクタ91が端子70から外れるとともに、バッテリ19のバッテリ着脱口側係止部80の係止片85の爪部86がバッテリ装着部53の係止溝68から外れ、バッテリ19をバッテリ装着部53から取り外すことができる。
バッテリ19を誘導灯本体12の開口部26からバッテリ装着部53に装着するには、まず、バッテリ19の下部側をバッテリ装着部53の下部側に挿入し、バッテリ着脱口側係止部80の係止片85の爪部86をバッテリ装着部53の係止溝68に引っ掛け、バッテリ19の上部側をバッテリ装着部53に挿入していくことにより、バッテリ19の接続部89がバッテリ装着部53の窪み部69に侵入し、バッテリ19の接続部89の接続溝90にバッテリ装着部53の端子70が挿入されてコネクタ91に端子70が差し込み接続され、開口部側係止部79の係止片81の爪部82がバッテリ装着部53の係止爪67に係合し、バッテリ19をバッテリ装着部53に装着できる。あるいは、バッテリ19全体を開口部26からバッテリ装着部53に挿入していくことにより、バッテリ19の接続部89がバッテリ装着部53の窪み部69に侵入し、バッテリ19の接続部89の接続溝90にバッテリ装着部53の端子70が挿入されてコネクタ91に端子70が差し込み接続され、その後、バッテリ19を上部側に移動させることにより、バッテリ着脱口側係止部80の係止片85の爪部86がバッテリ装着部53の係止溝68に係合するとともに、開口部側係止部79の係止片81の爪部82がバッテリ装着部53の係止爪67に係合し、バッテリ19をバッテリ装着部53に装着できる。
このとき、バッテリ19の上部の片寄った位置に接続部89が突設されているため、バッテリ19の装着方向が誤っていると、バッテリ19の接続部89がバッテリ装着部53の窪み部69に侵入せず、バッテリ19の誤装着を防止できる。
このように、誘導灯11は、誘導灯本体12の開口部26と誘導灯本体12の下面のバッテリ着脱口29との2方向のいずれからでもバッテリ装着部53に対してバッテリ19を着脱できるため、埋め込み設置する設置態様でなければバッテリ着脱口29を通じてバッテリ19の着脱を容易にでき、バッテリ着脱口29を利用できない埋め込み設置する設置態様であれば誘導灯本体12の開口部26を通じてバッテリ19の着脱ができ、どのような設置態様にも対応してバッテリ19を着脱できる。
また、バッテリ19の開口部側係止部79により開口部26側から着脱されるバッテリ19をバッテリ装着部53に着脱可能に係止するとともにバッテリ着脱口29からのバッテリ19の着脱を許容し、バッテリ着脱口側係止部80によりバッテリ着脱口29から着脱されるバッテリ19をバッテリ装着部53に着脱可能に係止するとともに開口部26側からのバッテリ19の着脱を許容できるため、開口部26とバッテリ着脱口29とのいずれの方向からでも着脱操作できるとともに確実に係止できる。
また、バッテリ装着部53のバッテリ着脱口29に対して反対側に端子70を設け、バッテリ19のバッテリ着脱口29への挿入方向の端部に開口部26およびバッテリ着脱口29の2方向のいずれからの装着でもバッテリ装着部53の端子70に電気接続可能なコネクタ91を設けたため、バッテリ19を開口部26およびバッテリ着脱口29の2方向のいずれから装着しても確実に電気接続できるとともに、2方向に対して端子70およびコネクタ91を共通化できて電気接続構造を簡単にできる。
本発明の一実施の形態を示す誘導灯の表示体を外した状態の斜視図である。 同上誘導灯のバッテリ装着部を示す斜視図である。 同上誘導灯に用いるバッテリの前面側から見た斜視図である。 同上バッテリの背面側から見た斜視図である。 同上バッテリの接続部を示す斜視図である。 同上バッテリの接続部に用いるコネクタの斜視図である。 同上誘導灯の斜視図である。
11 誘導灯
12 誘導灯本体
13 表示体
19 バッテリ
20 点灯ユニット
26 開口部
29 バッテリ着脱口
53 バッテリ装着部
70 端子
79 開口部側係止部
80 バッテリ着脱口側係止部
91 コネクタ

Claims (2)

  1. 一面に開口部が設けられ、開口部が設けられた一面に隣接する他の面にバッテリ着脱口が設けられた誘導灯本体と;
    誘導灯本体の開口部を覆って着脱可能に取り付けられる表示体と;
    表示体を照明する光源と;
    非常用電源となるバッテリと;
    誘導灯本体の開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれからでもバッテリが着脱可能に装着されるバッテリ装着部と;
    通常電源とバッテリ装着部に装着されたバッテリの非常用電源とで切り換えて光源を点灯させる点灯ユニットと;
    を具備し
    バッテリは、開口部側から着脱されるバッテリをバッテリ装着部に着脱可能に係止するとともにバッテリ着脱口からのバッテリの着脱を許容する開口部側係止部、およびバッテリ着脱口から着脱されるバッテリをバッテリ装着部に着脱可能に係止するとともに開口部側からのバッテリの着脱を許容するバッテリ着脱口側係止部を備えている
    ことを特徴とする誘導灯
  2. バッテリ装着部は、バッテリ着脱口に対して反対側に設けられてバッテリと電気接続する端子を備え、
    バッテリは、バッテリ着脱口への挿入方向の端部に、開口部およびバッテリ着脱口の2方向のいずれからの装着でも端子に電気接続されるコネクタを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の誘導灯。
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