JP7412602B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機 Download PDF

Info

Publication number
JP7412602B2
JP7412602B2 JP2022572821A JP2022572821A JP7412602B2 JP 7412602 B2 JP7412602 B2 JP 7412602B2 JP 2022572821 A JP2022572821 A JP 2022572821A JP 2022572821 A JP2022572821 A JP 2022572821A JP 7412602 B2 JP7412602 B2 JP 7412602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
base
terminal block
grounding
indoor unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022572821A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022144953A1 (ja
JPWO2022144953A5 (ja
Inventor
一輝 永井
久典 池田
卓也 新村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2022144953A1 publication Critical patent/JPWO2022144953A1/ja
Publication of JPWO2022144953A5 publication Critical patent/JPWO2022144953A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7412602B2 publication Critical patent/JP7412602B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/20Casings or covers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

本開示は、通信用リード線及びアース用リード線が接続される端子台を備える空気調和機の室内機に関する。
従来、通信用リード線及びアース用リード線が接続される端子台を備える空気調和機の室内機が知られている。室内機として、例えば家庭用の壁掛け型の室内機等が挙げられる。特許文献1には、電源板に設けられた端子台に、室内機と室外機とを接続する通信用リード線と、接地するためのアース用リード線とが接続された空気調和装置が開示されている。特許文献1は、通信用リード線とアース用リード線とを隔てる隔壁を有している。
特開平11-211143号公報
しかしながら、特許文献1に開示された空気調和装置は、電源板にアース用リード線が這っているため、アース用リード線が邪魔になる。また、電気品箱から露出した端子台にアース用リード線が接続され、端子台の逆側の端子に接続されたアース用延長リード線が、電気品箱の内部を通ってアース用部材に接続されてアースされる空気調和機の室内機も知られている。しかし、このような従来の室内機は、アース用延長リード線が電気品箱の内部を通っているため、電気品箱内部の空間の容積が圧迫される。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、電気品箱内部の空間の容積を十分に確保する空気調和機の室内機を提供するものである。
本開示に係る空気調和機の室内機は、外郭を構成する筐体と、筐体の内部に設けられ、電気部品を収納する電気品箱と、を備え、電気品箱は、室外機との間で通信を行う通信用リード線及び接地するためのアース用リード線が挿入される挿入口が形成された基台を有し通信用リード線及びアース用リード線が接続される端子台と、端子台の下方に設けられ接地されているアース用部材と、端子台における基台の正面に取り付けられアース用リード線が接続される基部と、基部から、基台の上面に沿って延びる第1の延在部と、第1の延在部から、基台の背面に沿って延びる第2の延在部と、第2の延在部の先端に設けられ、アース用部材に取り付けられる先端部と、を有するアース接続端子台部材と、を有する。
本開示によれば、板金であるアース接続端子台部材は、端子台におけるアース用リード線が接続された部分と、アース用部材とを接続する。このため、端子台とアース用部材とを接続する上で、電気品箱内におけるリード線が不要である。従って、リード線が電気品箱内部に這わない。よって、電気品箱内部の空間の容積を十分に確保することができる。
実施の形態1に係る空気調和機を示す回路図である。 実施の形態1に係る室内機を示す組立斜視図である。 実施の形態1に係る室内機を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る電気品箱を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る端子台を示す組立斜視図である。 実施の形態1に係る端子台を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る室内機を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る端子台を示す正面図である。 実施の形態1に係る電気品箱を示す図である。 比較例に係る端子台を示す斜視図である。 比較例に係る電気品箱を示す模式図である。
以下、本開示の空気調和機の室内機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本開示は、以下に説明する実施の形態によって限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明において、本開示の理解を容易にするために方向を表す用語を適宜用いるが、これは本開示を説明するためのものであって、これらの用語は本開示を限定するものではない。方向を表す用語としては、例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」又は「後」等が挙げられる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。空気調和機1は、室内空間の空気を調整する装置であり、図1に示すように、室外機2と、室内機3とを備えている。室外機2には、例えば圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、室外送風機9及び膨張部10が設けられている。室内機3には、例えば室内熱交換器11及び室内送風機12が設けられている。
圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、膨張部10及び室内熱交換器11が冷媒配管5により接続されて冷媒回路4が構成されている。圧縮機6は、低温且つ低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。圧縮機6は、例えば容量制御可能なインバータ圧縮機である。流路切替装置7は、冷媒回路4において冷媒が流れる方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。室外熱交換器8は、例えば室外空気と冷媒との間で熱交換するものである。室外熱交換器8は、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する。膨張部10は、冷媒を減圧して膨張する減圧弁又は膨張弁である。膨張部10は、例えば開度が調整される電子式膨張弁である。
室内熱交換器11は、例えば室内空気と冷媒との間で熱交換するものである。室内熱交換器11は、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。室内送風機12は、室内熱交換器11に室内空気を送る機器である。
(運転モード、冷房運転)
次に、空気調和機1の運転モードについて説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて凝縮して液化する。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、膨張部10において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室内熱交換器11に流入し、室内熱交換器11において、室内送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて蒸発してガス化する。このとき、室内空気が冷やされ、室内において冷房が実施される。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
(運転モード、暖房運転)
次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する室内熱交換器11に流入し、室内熱交換器11において、室内送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて凝縮して液化する。このとき、室内空気が暖められ、室内において暖房が実施される。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、膨張部10において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて蒸発してガス化する。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
なお、空気調和機1は、流路切替装置7を有していなくてもよい。この場合、空気調和機1は、冷房専用機又は暖房専用機となる。
図2は、実施の形態1に係る室内機3を示す組立斜視図であり、図3は、実施の形態1に係る室内機3を示す分解斜視図である。室内機3は、内外接続線60(図5参照)によって室外機2と電気的に接続されている。内外接続線60は、室外機2と室内機3とを接続するものであり、給電用リード線(図示せず)と、通信用リード線61(図5参照)と、アース用リード線62(図5参照)とを有している。
給電用リード線は、電源を供給するリード線であり、給電用リード線を介して室外機2から室内機3に電源が供給されている。通信用リード線61は、室内機3の動作を制御する制御信号を伝達するリード線であり、通信用リード線61を介して室外機2から室内機3に制御信号が伝達されている。アース用リード線62は、接地するためのリード線である。図2及び図3に示すように、室内機3は、背面ケース20と、筐体21と、室内熱交換器11と、ドレンパン22と、センサ23と、電気品箱24とを有している。
(背面ケース20)
背面ケース20は、壁又は天井等の被取付部13に取り付けられる室内機3の長手方向に延びる部材である。背面ケース20の幅方向の端部且つ下部には、内外接続線60が挿入される挿入開口20aが形成されている。
(筐体21)
筐体21は、背面ケース20と共に外郭を構成する部材であり、背面ケース20に取り付けられた室内熱交換器11等の前面側を覆うものである。筐体21は、最前面に、室内機3の長手方向に延びる板状の意匠パネル21a(図3参照)が設けられており、意匠パネル21aは、背面ケース20に取り付けられた室内熱交換器11等が、空調対象空間にいる人等から視認されないようにして意匠性を高めるものである。
(室内熱交換器11)
室内熱交換器11は、前述の如く、例えば室内空気と冷媒との間で熱交換するものである。室内熱交換器11は、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。室内熱交換器11は、内部に冷媒が流れる複数の伝熱管11aと、伝熱管11aが挿入されて室内空気と冷媒との熱交換を促進する複数のフィン11bとを有しており、長手方向に延びている。室内熱交換器11は、背面ケース20に取り付けられる。
(ドレンパン22)
ドレンパン22は、室内熱交換器11から落下する水を受けるものであり、室内機3の長手方向に延びている。ドレンパン22は、室内熱交換器11の下方に設けられ、背面ケース20に取り付けられる。
(センサ23)
センサ23は、人の有無を判断するものであり、ドレンパン22及び電気品箱24に隣接して設けられている。
(電気品箱24)
図4は、実施の形態1に係る電気品箱24を示す分解斜視図である。電気品箱24は、筐体21及び背面ケース20の内部に設けられ、電気部品を収納するものである。図4に示すように、電気品箱24は、基板保持箱30と、蓋部品31と、保護用板金部品32とを有している。また、電気品箱24は、受電基板33と、マイコン基板34と、内外接続経路部品35と、内外接続固定部品36と、端子台40と、アース用部材37と、アース接続端子台部材50とを有している。
(基板保持箱30)
基板保持箱30は、台形状の枠体であり、受電基板33及びマイコン基板34を保持するものである。
(蓋部品31)
蓋部品31は、台形状の枠体であり、基板保持箱30に取り付けられる。蓋部品31は、基板保持箱30に取り付けられた状態で、内部に受電基板33及びマイコン基板34を収納するものである。
(保護用板金部品32)
保護用板金部品32は、基板保持箱30の外形に沿う形状をなしており、台形状の枠体である。保護用板金部品32は、基板保持箱30に取り付けられ、基板保持箱30を保護するものである。
(受電基板33)
受電基板33は、電源を受ける基板であり、板状をなしている。受電基板33は、基板保持箱30及び蓋部品31の内部に収納されている。
(マイコン基板34)
マイコン基板34は、室内機3の動作を制御する基板であり、板状をなしている。マイコン基板34は、専用のハードウェア又は記憶装置に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ又はプロセッサともいう)で構成される。マイコン基板34が専用のハードウェアである場合、マイコン基板34は、例えば、単一回路、複合回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又は、これらを組み合わせたものが該当する。マイコン基板34が実現する各機能部のそれぞれを、個別のハードウェアで実現してもよいし、各機能部を一つのハードウェアで実現してもよい。
マイコン基板34がCPUの場合、マイコン基板34が実行する各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述される。CPUは、プログラムを読み出して実行することにより、各機能を実現する。なお、マイコン基板34の機能の一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。
(内外接続経路部品35)
内外接続経路部品35は、内外接続線60が通る経路となるものであり、基板保持箱30の下部に取り付けられる。室外機2から延びる内外接続線60は、内外接続経路部品35を通過して、端子台40に接続される。
(内外接続固定部品36)
内外接続固定部品36は、内外接続線60が端子台40に接続された状態で、内外接続線60が外れないように固定する板状の部材である。内外接続固定部品36は、端子台40が基板保持箱30に取り付けられた状態で、基板保持箱30の正面にネジ等で締結される。
(端子台40)
図5は、実施の形態1に係る端子台40を示す組立斜視図であり、図6は、実施の形態1に係る端子台40を示す分解斜視図である。端子台40は、給電用リード線、通信用リード線61及びアース用リード線62を有する内外接続線60が接続される部材である。図5及び図6に示すように、端子台40は、基台41と、端子付き板金部品42と、端子台用ネジ43と、四角ナット44とを有している。
基台41は、通信用リード線61及びアース用リード線62が挿入される挿入口41aが下面に形成された直方体状をなす部材である。挿入口41aは、通信用リード線61が挿入されるものが3つ形成され、アース用リード線62が挿入されるものが1つ形成されている。端子付き板金部品42は、3つ設けられており、それぞれの端子付き板金部品42は、それぞれの挿入口41aに挿入された通信用リード線61に接触するように、端子台40に設けられている。端子付き板金部品42は、受電基板33に接続されたリード線が接続される端子42aを有している。端子台用ネジ43及び四角ナット44は、端子付き板金部品42を端子台40に固定するものである。なお、端子台用ネジ43及び四角ナット44は、アース接続端子台部材50を端子台40に固定するものでもある。
(アース用部材37)
図4に示すように、アース用部材37は、板金が積み重なって構成されている室内熱交換器11に接続されて接地されている板金の部材である。アース用部材37の一部は、端子台40の下方に設けられている。
(アース接続端子台部材50)
アース接続端子台部材50は、端子台40におけるアース用リード線62が接続された部分と、アース用部材37とを接続する板金である。アース接続端子台部材50は、基台41の挿入口41aに挿入されたアース用リード線62と接触している。図5及び図6に示すように、アース接続端子台部材50は、基部51と、第1の延在部52と、第2の延在部53と、先端部54とを有している。アース接続端子台50は、基部51、第1の延在部52、第2の延在部53及び先端部54が、1枚の板材を折り曲げて形成されている。
基部51は、挿入口41aに挿入されたアース用リード線62に接触するように、基台41の正面に取り付けられる部分である。基部51には、端子台用ネジ43が挿入される基部用ネジ穴51aが形成されている。第1の延在部52は、基部51から、基台41の上面に沿って延びる部分である。第1の延在部52には、穴52aが形成されている。第2の延在部53は、第1の延在部52から、基台41の背面に沿って延びる部分である。先端部54は、第2の延在部53の先端に設けられ、アース用部材37に取り付けられる部分である。先端部54には、アース用部材37に取り付けられる際に使用されるアース用ネジ70が挿入される先端部用ネジ穴54aが形成されている。
(内外接続線60の取付)
図7は、実施の形態1に係る室内機3を示す分解斜視図である。次に、空気調和機1の据え付け時において、室内機3に内外接続線60が取り付けられる態様について説明する。図7に示すように、先ず、組み立てられた室内機3から、意匠パネル21a及び内外接続固定部品36が取り外される。次に、背面ケース20に形成された挿入開口20aから、内外接続線60が挿入される。
図8は、実施の形態1に係る端子台40を示す正面図であり、図9は、実施の形態1に係る電気品箱24を示す図である。そして、内外接続線60は、内外接続経路部品35を通過して、図8及び図9に示すように、端子台40の挿入口41aに挿入される。内外接続線60が挿入されたのち、内外接続固定部品36が基板保持箱30にネジ等で締結される。これにより、室外機2と室内機3とが、内外接続線60によって接続される。
なお、図5に示すように、通信用リード線61は、端子台40の3つの挿入口41aに挿入される。通信用リード線61に接触する端子付き板金部品42の端子42aは、リード線を介して、受電基板33に接続される。アース用リード線62は、端子台40の1つの挿入口41aに挿入される。アース用リード線62に接触するアース接続端子台部材50の基部51は、第1の延在部52、第2の延在部53及び先端部54を介して、アース用ネジ70を用いてアース用部材37に接続される。前述の如く、アース用部材37は、室内熱交換器11に接続されて、接地されているため、室内機3が接地される。
本実施の形態1によれば、板金であるアース接続端子台部材50は、端子台40におけるアース用リード線62が接続された部分と、アース用部材37とを接続する。このため、端子台40とアース用部材37とを接続する上で、電気品箱24内におけるリード線が不要である。従って、リード線が電気品箱24内部に這わない。よって、据え付け時のアース用リード線62を含む内外接続線60による接地作業の手間を簡略化しつつ、電気品箱24内部の空間の容積を十分に確保することができる。
図10は、比較例に係る端子台140を示す斜視図であり、図11は、比較例に係る電気品箱124を示す模式図である。ここで、本実施の形態1に係る室内機3の作用を分かり易くするために、本実施の形態1の比較例について説明する。図10に示すように、比較例において、基台41には、4つの端子付き板金部品42が設けられている。アース用リード線62が接続された端子付き板金部品42の端子42aには、アース用延長リード線180が接続されている。そして、図11に示すように、比較例も、アース用部材37は端子台40近辺に設けられているものの、アース用延長リード線180が電気品箱24内部に這っているため、アース用延長リード線180の長さを長く必要があり、コストが高い。
これに対し、本実施の形態1に係る室内機3は、アース接続端子台部材50がアース用リード線62及びアース用部材37に接続されている。このため、リード線を電気品箱24内部に通さずに、短距離でアース用リード線62とアース用部材37とを電気的に接続することができる。このため、電気品箱24内部の空間の容積を十分に確保することができる。また、アース用リード線62とアース用部材37とを電気的に接続するためのリード線が不要であるため、コストを軽減することができる。
1 空気調和機、2 室外機、3 室内機、4 冷媒回路、5 冷媒配管、6 圧縮機、7 流路切替装置、8 室外熱交換器、9 室外送風機、10 膨張部、11 室内熱交換器、11a 伝熱管、11b フィン、12 室内送風機、13 被取付部、20 背面ケース、20a 挿入開口、21 筐体、21a 意匠パネル、22 ドレンパン、23 センサ、24 電気品箱、30 基板保持箱、31 蓋部品、32 保護用板金部品、33 受電基板、34 マイコン基板、35 内外接続経路部品、36 内外接続固定部品、37 アース用部材、40 端子台、41 基台、41a 挿入口、42 端子付き板金部品、42a 端子、43 端子台用ネジ、44 四角ナット、50 アース接続端子台部材、51 基部、51a 基部用ネジ穴、52 第1の延在部、52a 穴、53 第2の延在部、54 先端部、54a 先端部用ネジ穴、60 内外接続線、61 通信用リード線、62 アース用リード線、70 アース用ネジ、124 電気品箱、140 端子台、180 アース用延長リード線。

Claims (4)

  1. 外郭を構成する筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、電気部品を収納する電気品箱と、を備え、
    前記電気品箱は、
    室外機との間で通信を行う通信用リード線及び接地するためのアース用リード線が挿入される挿入口が形成された基台を有し前記通信用リード線及び前記アース用リード線が接続される端子台と、
    前記端子台の下方に設けられ接地されているアース用部材と、
    前記端子台における前記基台の正面に取り付けられ前記アース用リード線が接続される基部と、前記基部から、前記基台の上面に沿って延びる第1の延在部と、前記第1の延在部から、前記基台の背面に沿って延びる第2の延在部と、前記第2の延在部の先端に設けられ、前記アース用部材に取り付けられる先端部と、を有するアース接続端子台部材と、を有する
    空気調和機の室内機。
  2. 記アース接続端子台部材は、
    前記基台の前記挿入口に挿入された前記アース用リード線と接触しており、前記基部と前記アース用部材とを接続する板金である
    請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記基台は、
    前記挿入口が形成された下面を有する直方体状をなしている
    請求項2記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記アース接続端子台部材は、
    前記基部、前記第1の延在部、前記第2の延在部及び前記先端部が、1枚の板材を折り曲げて形成されている
    請求項3記載の空気調和機の室内機。
JP2022572821A 2020-12-28 2020-12-28 空気調和機の室内機 Active JP7412602B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/049090 WO2022144953A1 (ja) 2020-12-28 2020-12-28 空気調和機の室内機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2022144953A1 JPWO2022144953A1 (ja) 2022-07-07
JPWO2022144953A5 JPWO2022144953A5 (ja) 2023-03-09
JP7412602B2 true JP7412602B2 (ja) 2024-01-12

Family

ID=82260350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022572821A Active JP7412602B2 (ja) 2020-12-28 2020-12-28 空気調和機の室内機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7412602B2 (ja)
WO (1) WO2022144953A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007248011A (ja) 2006-03-17 2007-09-27 Sharp Corp 空気調和機
JP2008300134A (ja) 2007-05-30 2008-12-11 Toshiba Lighting & Technology Corp 端子台および誘導灯
WO2017175370A1 (ja) 2016-04-08 2017-10-12 三菱電機株式会社 端子台および空気調和機用電気品箱
WO2018109932A1 (ja) 2016-12-16 2018-06-21 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007248011A (ja) 2006-03-17 2007-09-27 Sharp Corp 空気調和機
JP2008300134A (ja) 2007-05-30 2008-12-11 Toshiba Lighting & Technology Corp 端子台および誘導灯
WO2017175370A1 (ja) 2016-04-08 2017-10-12 三菱電機株式会社 端子台および空気調和機用電気品箱
WO2018109932A1 (ja) 2016-12-16 2018-06-21 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022144953A1 (ja) 2022-07-07
JPWO2022144953A1 (ja) 2022-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6227166B2 (ja) 室外機
JP6305619B2 (ja) 室外機
CN107110521B (zh) 热交换器装配体和冷冻装置的室外单元
US20210207894A1 (en) Outdoor unit for refrigeration apparatus
EP3260785B1 (en) Outdoor unit
US6318105B1 (en) Control box for a room air conditioner
JP7412602B2 (ja) 空気調和機の室内機
CN220062207U (zh) 暖通设备
EP3385627B1 (en) Outdoor unit
CN116997752A (zh) 电气安装件单元以及冷冻装置的室外单元
JP7086269B2 (ja) 室内機
AU2019431661B2 (en) Compressor
KR100413072B1 (ko) 에어컨 실내기용 배플의 응축수 안내구조
US4367635A (en) Combination control box and service cord strain relief for an air conditioning unit
JP6859969B2 (ja) 冷凍装置
US20220373214A1 (en) Temperature-sensor fixing device and compressor
JP2009270732A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP7011187B2 (ja) 冷媒分流器、及び、空気調和機
KR20150056034A (ko) 압축기 및 이를 포함하는 공기조화기
CN217952506U (zh) 一种空调室外机及空调器
JPH11325643A (ja) 冷凍装置
JP4946331B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
US20240074096A1 (en) Electronics Cooling in an Environmental Control Unit
WO2023209807A1 (ja) 空気調和機
JP2008082632A (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221222

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7412602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150