JPH0964562A - 電気機器取付用ブラケット - Google Patents

電気機器取付用ブラケット

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JPH0964562A
JPH0964562A JP7221610A JP22161095A JPH0964562A JP H0964562 A JPH0964562 A JP H0964562A JP 7221610 A JP7221610 A JP 7221610A JP 22161095 A JP22161095 A JP 22161095A JP H0964562 A JPH0964562 A JP H0964562A
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JP
Japan
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screw
bracket
mounting
holes
horizontal
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JP7221610A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kanai
良之 金井
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な取付方法に対して共通に使用すること
ができ、ブラケットの種類を削減する。 【解決手段】 平板状の本体11Aと、本体11Aの両
端部に設けられた一対の台座部11Bとでブラケット1
1を構成する。本体11Aには2つのねじ孔38と4つ
のねじ取付孔39を設ける。ねじ孔38は、電気機器を
取り付けるために用いられ、ねじ取付孔39は、本体1
1Aを壁面に固定する際に用いられる。台座部11B
は、垂直部11B−1と水平部11B−2とからなり、
水平部11B−2に4つのねじ取付孔41と1つのねじ
孔42を並設する。ねじ取付孔41は、水平部11B−
2を壁面に固定したり、吊りボルトに取付金具を介して
取り付ける際に用いられる。ねじ孔42は、2つのブラ
ケット11を背中合わせに重ねて用いる際、水平部11
B−2どうしを固定するために用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調制御装置など
の電気機器を壁面や吊りボルトに取り付ける際に用いら
れる電気機器取付用ブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】空調制御装置は、通常ロアーケースとア
ッパーケースとでケースを形成し、その内部に空調制御
装置を動作させるための電子デバイス、電源線や通信線
の接続のための端子やコネクタ等を搭載したメインのプ
リント基板と、空調制御装置の動作状態(正常、異常、
電源OFF等)を表示する発光ダイオード(以下、LE
Dという)および空調制御装置のアドレス設定を行うロ
ータリスイッチを搭載したプリント基板を収納してい
る。このような空調制御装置は、通常天井裏等の壁面あ
るいは吊りボルトにブラケットを介して取り付けられ
る。
【0003】空調制御装置を天井裏の壁面に取り付ける
場合は、放熱を意図しないで取り付ける場合と、意図し
て取り付ける場合がある。すなわち、放熱を考慮しない
場合は壁面に近接して取り付け、放熱を意図する場合
は、壁面から距離をおいて取り付ける。壁面に近接して
取り付ける場合、空調制御装置をブラケットに2本の止
めねじによって固定した後、ブラケットを壁面に2点で
ねじ止めする。このブラケットと壁面との間隔は小さ
い。壁面から離間して取り付ける場合は、壁面との間隔
が大きいブラケットを使用して取り付ける。そのため、
厚さの異なる2種類のブラケットが必要である。
【0004】一方、吊りボルトに取り付ける場合は、天
井裏に垂設した1本の吊りボルトに対してブラケットを
2点止めしたり、4点止めしたりしている。2点止めす
る場合は、2つの取付金具をそれぞれ1本の止めねじに
よってブラケットに固定し、これらの取付金具を吊りボ
ルトに係止するようにしている。そのため、このブラケ
ットには取付金具2個をねじ止めするためのねじが挿通
されるねじ取付孔が2つ設けられている。4点止めする
場合は、ブラケットと、このブラケットに対してそれぞ
れ2本の止めねじによって固定される2つの取付金具と
で吊りボルトを挾持するようにしている。そのため、こ
のブラケットには各取付金具に対して2個宛て、合計4
つのねじ取付孔が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
は空調制御装置を天井裏の壁面や吊りボルトに固定する
場合、取付方法に応じてそれぞれ専用のブラケットを用
いて固定していた。そのため、ブラケットの種類が多
く、経済上および部品管理上不利である。また、取付現
場で取付方法が変更になった場合、使わなくなったもの
を破棄し、他のブラケットを取り寄せなければならない
といった作業能率上の問題もあった。
【0006】したがって、本発明は上記した従来の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、様々な取付方法に対して共通に使用することが
でき、ブラケットの種類を削減することができるように
した電気機器取付用ブラケットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、電気機器が取り付けられる偏平な面をもった
本体の両端部に、垂直部と水平部とからなる台座部をそ
れぞれ折り曲げ形成し、前記本体にそれぞれ少なくとも
2つからなるねじ孔とねじ取付孔を形成し、一方の台座
部の水平部に少なくとも4つのねじ取付孔と1つのねじ
孔を水平部の幅方向に並設し、他方の台座部の水平部に
少なくとも4つのねじ取付孔と1つのねじ孔を、前記一
方の台座部のねじ取付孔およびねじ孔とは配列順序を逆
にして水平部の幅方向に並設してなり、両水平部のねじ
孔は水平部の中央から反対側に等距離変位していること
を特徴とする。また、本発明は、2つのブラケットを、
その水平部が互いに密接するように背中合わせに重ね合
わせてこれら両ブラケットの密接した水平部を止めねじ
によって固定し、前方側ブラケットの表面に電気機器を
ねじ止めし、後方側ブラケットを壁面にねじ止めするこ
とを特徴とする。
【0008】本発明において、ブラケットの本体に形成
されている2つのねじ孔は、電気機器を固定する際に用
いられる。また、本体に設けられている2つのねじ取付
孔は、2つのブラケットを背中合わせに固定し、その後
方側ブラケットを壁面に直接固定する際に用いられる。
各台座部に設けられている少なくとも4つのねじ取付孔
は、台座部を壁面に固定したり、吊りボルトに取付金具
を介して2点止めもしくは4点止めしたりする際に用い
られる。また、各台座部に設けられている1つのねじ孔
と、前記4つのねじ取付孔のうちこのねじ孔と左右対称
な位置に設けられている1つのねじ取付孔とは、2つの
ブラケットを背中合わせにして壁面に固定する際、両ブ
ラケットの水平部どうしを固定するために用いられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を空調
制御装置に実施した例をもって図面に基づいて詳細に説
明する。図1は本発明に係る電気機器取付用ブラケット
に取り付けられる空調制御装置のカバーを外した斜視
図、図2は同じく装置の分解斜視図である。先ず、空調
制御装置の構成等の概略を説明する。これらの図におい
て、空調制御装置1は、ロアーケース2とアッパーケー
ス3とからなるケース4を備え、その内部に2枚のプリ
ント基板5,6を収納し、アッパーケース3をカバー7
によって覆った構成を採っている。
【0010】前記アッパーケース3は、前記ロアーケー
ス2の前面側開口部に弾性を有する係合片8と係合凹部
9の係合によって着脱可能に係止されるとともに、一対
の取付ねじ10によって後述するブラケット11を介し
て天井裏の壁面等に固定される。アッパーケース3の表
面左上側には、空調制御装置1を電源に接続する複数個
の端子12が挿入される端子壁13が一体に突設されて
いる。一方、内側には空調制御装置1の動作状態(正
常、異常、電源OFF等)を表示する発光ダイオード
(以下、LEDという)14と空調制御装置1のアドレ
ス設定を行うロータリスイッチ15を搭載した前記プリ
ント基板6が図示しない弾性係止片によって着脱可能に
取り付けられている。このプリント基板6と前記プリン
ト基板5は、フレキシブルケーブル16によって電気的
に接続されている。LED14は、アッパーケース3の
表面右下側に形成された小孔17に内側から挿入され、
その表面が外部に露呈している。前記ロータリスイッチ
15は、同じく前記アッパーケース3に形成された開口
部18よりアッパーケース3の表面側に露呈している。
前記プリント基板5は、前記端子12、空調制御装置1
を作動させる図示しない各種の電子デバイス、空調制御
装置1と外部機器との通信を行うためのケーブル19が
接続される複数個のコネクタ20、ヒューズ21等を搭
載し、前記ロアーケース2の内部に着脱可能に収納され
ている。前記ケーブル19のうち前記端子12に接続さ
れるケーブルについては圧着端子22が取り付られ、コ
ネクタ20に接続されるケーブルについてはモジュラー
ジャック23が取り付けられている。コネクタ20は、
アッパーケース3に形成されたコネクタ用開口部24よ
りアッパーケース3の表面側に露呈しており、アッパー
ケース3の表面側からモジュラージャック23が接続さ
れるようになっている。ヒューズ21は、同じくアッパ
ーケース3に形成された挿通孔25からアッパーケース
3の前方に突出している。
【0011】前記カバー7は、前記アッパーケース3を
覆い、前記ケーブル19の接続端部を内部に導くもの
で、アッパーケース3に嵌合され係合片26と係合突起
27の係合によって係止される。カバー7の内側には前
記LED14から出た光をカバー7の表面側に形成され
た表示用窓28に導くLEDレンズ29が組み込まれて
いる。表示用窓28は小孔からなり、アッパーケース3
の小孔17と対向する部位に形成されている。前記LE
Dレンズ29は、アクリル樹脂等の透光性を有する材料
によって棒状体に形成され、カバー7の内面に突設した
筒状体からなるレンズ保持部30によって保持されてい
る。LEDレンズ29の前端部は、シボ加工を施されて
前記表示用窓28から外部に露呈し、後端面が前記LE
D14に近接している。また、LEDレンズ29の前端
部側は、ドーム状に形成されることによりLED14か
らの光を拡散するレンズ部29aを形成している。
【0012】前記カバー7の側壁部を形成する上、下板
部7a,7bには、前記ケーブル19を内部に導くため
の配線導入部31がそれぞれ設けられている。この配線
導入部31は、ケーブル19をカバー7内に導く際に除
去されることにより配線導入口を形成するもので、カバ
ー本体に対して幅狭の図示しない連結片と薄肉部32に
よって個々に分離可能に並設された3つの切取片33で
構成されている。
【0013】このような構造において、空調制御装置1
を天井裏の壁面などに設置する際には、前もって先ずプ
リント基板5が組み込まれたロアーケース2に、プリン
ト基板6が組み込まれたアッパーケース3を嵌合して係
合片8と係合凹部9により係止し、ケース4を組み立て
る。次に、このケース4を一対の止めねじ10により、
天井裏の所定箇所に固定されているブラケット11に固
定する。次に、ケーブル19の一端部を端子12とコネ
クタ20にそれぞれ接続する。次に、接続したケーブル
19の本数、太さ等に適合した大きさの配線導入口をカ
バー7に形成する。この配線導入口は、切取片33の除
去によって容易に形成することができる。ケーブル19
の本数がたとえば2本の場合は、左右何れかの切取片3
3をカバー本体から除去して1つの配線導入口を形成
し、3〜4本の場合は左右2つの切取片33をカバー本
体から除去して2つの配線導入口を形成し、5本以上で
あれば3つの切取片33を全て除去して1つの大きな配
線導入口を形成する。要するN、全てのケーブル19を
配線導入口に通した場合に、配線導入口の隙間が最小に
なるように配線導入口の大きさを選択すればよい。こう
して配線導入口を形成した後、ケーブル19をこの配線
導入口内に位置させてカバー7をアッパーケース3に嵌
合し、係合片26と係合突起27により係止する。もっ
て、空調制御装置1の取り付けを完了する。
【0014】次に、上記したブラケット11の構成と、
空調制御装置1の壁面および吊りボルトへの取付方法を
図3〜図12に基づいて詳述する。図3(a),
(b),(c)はブラケットの正面図、側面図および底
面図である。ブラケット11は、鉄等の金属板の折曲加
工によって図に示すような形状に形成されることによ
り、偏平な面をもった上下方向に長い矩形の本体11A
と、本体11Aの上下方向の両端部にそれぞれ折り曲げ
形成された一対の台座部11Bとで構成されている。本
体11Aの幅方向中央には、2つのねじ孔38と4つの
ねじ取付孔39が設けられている。ねじ孔38は、本体
11Aの上端部寄りと下端部寄りにそれぞれ1つずつ設
けられ、ねじ取付孔39は上、下端部寄りにそれぞれ2
つずつ設けられている。前記台座部11Aは、側面視L
字状に形成されることにより本体11Aの裏面側に略直
角度に折曲された垂直部11B−1と、垂直部11B−
1の後端より表面側に略直角に折曲された水平部11B
−2とで構成されている。水平部11B−2には、4つ
のねじ取付孔41(41a,41b,41c,41d)
と1つのねじ孔42が水平部11B−2の幅方向に略等
間隔をおいて一列に設けられている。上端側の水平部1
1B−2に設けられている4つのねじ取付孔41および
1つのねじ孔42と、下端側の水平部11B−2に設け
られている4つのねじ取付孔41および1つのねじ孔4
2とは、左右逆になるように配列されている。また、ね
じ孔42は、水平部11B−2の幅方向中央部以外の位
置に設けられる。具体的には、本実施の形態において、
上端側の水平部11B−2のねじ孔42を左端に形成
し、下端側の水平部11B−2のねじ孔42を右端に形
成している。これは、2つのブラケットを背中合わせに
重ね合わせた時、ねじ孔どうしが重ならないようにする
ためである(後述する)。ねじ取付孔41bは、水平部
11B−2の幅方向中央に位置し、ねじ取付孔41aと
41cは、水平部11B−2の幅方向中央から左右に等
距離(L1 )離れて位置し、ねじ取付孔41dとねじ孔
42とは、水平部11B−2の幅方向中央から左右に等
距離(L2 )離れて位置する。3つの止めねじ取付孔4
1a,41b,41cは同じ大きさで、残り1つのねじ
取付孔41dは、ねじ孔42より若干大きいが、前記3
つのねじ取付孔41a,41b,41cより小さく形成
されている。ただし、全てのねじ取付孔41を同じ大き
さに形成してもよい。上端側の水平部11B−2に設け
られている4つのねじ取付孔41は丸孔からなり、下端
側の水平部11B−2に設けられている4つのねじ取付
孔41は縦方向に長い長孔とされる。なお、44はねじ
孔38,42を形成するために設けられたバーリング部
である。
【0015】図4は空調制御装置1を天井裏の壁面にブ
ラケット11を介して取り付けた状態を示す正面図、図
5は側面図である。空調制御装置1は、図1に示した一
対の止めねじ10によってブラケット11に固定され
る。一対の止めねじ10は、図1に示すようにアッパー
ケース3の表面上、下端部の幅方向中央に設けられたね
じ取付部50より図3(a)に示す2つのねじ孔38に
それぞれねじ込まれることにより、空調制御装置1をブ
ラケット11の本体11Aの表面に固定する。一方、ブ
ラケット11は、2本の止めねじ52によって壁面53
に固定される。止めねじ52は、各台座部11Bの水平
部11B−2に設けられている中央のねじ取付孔41b
にそれぞれ挿通され、壁面53にねじ込まれる。この取
付状態において、空調制御装置1は壁面53と近接して
いる。中央のねじ取付孔41bを利用する理由は、左右
方向の位置ずれを防止するためである。
【0016】図6は2つのブラケットを用い空調制御装
置1を天井裏の壁面から離して取り付けた状態を示す正
面図、図7は側面図である。空調制御装置1を壁面53
から離して取り付ける場合は、同一形状からなる2つの
ブラケット11を用いる。2つのブラケット11は、図
7に示すように背中合わせに重ね合わされ、互いに密接
する上下の台座部11Bの水平部11B−2がそれぞれ
1つの止めねじ52によって結合される。その場合、後
方側のブラケット11を前後逆にして壁面53に4本の
止めねじ54を用いて予め固定する。この止めねじ54
は、当該ブラケット11の本体11Aに設けられている
4つのねじ取付孔39にそれぞれ挿通され、壁面53に
ねじ込まれることにより本体11Aを壁面53に固定す
る。次に、空調制御装置1が取り付けられる前方側のブ
ラケット11を、後方側のブラケット11に重ね合わせ
て上下の台座部11Bの水平部11B−2を互いに密接
し、止めねじ52によって固定する。この止めねじ52
は、空調制御装置1が取り付けられる前方側のブラケッ
ト11のねじ取付孔41dに挿通され、後方側のブラケ
ット11のねじ孔42にねじ込まれる。この止めねじ5
2のねじ孔42へのねじ込みは、後方側のブラケット1
1を前後逆にして取り付けていることで可能とされる。
また、これによって空調制御装置1を壁面からブラケッ
ト2つ分だけ離して取り付けることができる。
【0017】図8はブラケット11を天井裏に垂設され
た吊りボルトに4点止めした状態を示す正面図、図9は
側面図、図10はブラケットと取付金具の斜視図であ
る。ブラケット11に対する空調制御装置1の取り付け
方は、図4〜図7に示した取付方法と全く同じである。
ブラケット11と2つの取付金具60は、4本の止めね
じ61によって連結されることにより吊りボルト62を
挟持する。止めねじ61は、水平部11B−2の各ねじ
取付孔41b,41dにそれぞれ挿通され、取付金具6
0のねじ孔63にねじ込まれる。
【0018】図11はブラケット11を天井裏に垂設さ
れた吊りボルトに2点止めした状態を示す正面図、図1
2はブラケットと取付金具の斜視図である。ブラケット
11に対する空調制御装置1の取り付け方は、図4〜図
10に示した取付方法と全く同じである。取付金具65
は、金属板の折り曲げ加工によって台形状に形成され、
その両側面の端部寄りには吊りボルト62が係入される
U字状の溝66がそれぞれ形成され、中央にはブラケッ
ト11を固定するための止めねじ61がねじ込まれる1
つのねじ孔67が形成されている。また、取付金具65
には、ブラケット11の水平部11B−2の上下方向を
位置決めする一対の位置決め片68が切り起こしによっ
て形成されている。吊りボルト62を片側の溝66に挿
入すると、そのねじ溝に溝66の側縁が係入するため、
取付金具65は吊りボルト62に係止され、滑落するこ
とはない。前記止めねじ61は、ねじ取付孔41cより
ねじ孔67にねじ込まれることによりブラケット11の
水平部11B−2を取付金具65に固定する。
【0019】このように上記した構造からなるブラケッ
ト11においては、壁面53と吊りボルト62に対して
それぞれ2種類ずつ、合計4種類の取付方法で取り付け
ることができる。したがって、ブラケットの種類を削減
することができ、また取付現場で急に取付方法が変更に
なってもすぐに対応することができる。
【0020】なお、上記した実施の形態においては、空
調制御装置1に適用した例を示したが、本発明はこれに
何等特定されるものではなく、ブラケット11を介して
取り付けられる各種の電気機器に適用することができ
る。また、上記した実施の形態においては、ブラケット
11の本体11Aに4つのねじ取付孔39を設けた例を
示したが、2つであってもよい。また、台座部11Bの
水平部11B−2に4つのねじ取付孔41を設けたが、
止めねじの使用本数を増やして取付強度を大きくしたい
場合は、5つ以上設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電気機
器取付用ブラケットは、電気機器が取り付けられる偏平
な面をもった本体と、本体の両端部に設けられた垂直部
と水平部とからなる台座部とを一体に有し、本体にそれ
ぞれ少なくとも2つからなるねじ孔とねじ取付孔を形成
し、各台座部の水平部に少なくとも4つのねじ取付孔と
1つのねじ孔をそれぞれ並設したので、水平部のねじ取
付孔を利用して壁面に取り付けたり、吊りボルトに取付
金具を用いて4点または2点止めしたりすることができ
る。また、本発明は、各台座部の水平部に設けられるね
じ孔を水平部の中央から幅方向に、かつ他方の台座部の
ねじ孔とは反対側に等距離変位した位置に形成したの
で、2つのブラケットを背中合わせに重ね合わせて両ブ
ラケットの水平部をねじ止めし、一方のブラケットの本
体の表面に電気機器をねじ止めし、他方のブラケットの
本体を壁面にねじ止めすると、電気機器を壁面から離し
て取り付けることができる。したがって、種々の取付方
に対して1種類のブラケットで対応でき、ブラケットの
種類を削減することができる。また、製造上および部品
管理上有利である。さらに、取付現場で急に取付方法が
変更になった場合は、すぐに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気機器取付用ブラケットに取
り付けられる空調制御装置のカバーを外した斜視図であ
る。
【図2】 空調制御装置の分解斜視図である。
【図3】 (a),(b),(c)はブラケットの正面
図、側面図および底面図である。
【図4】 空調制御装置を天井裏にブラケットを介して
取り付けた状態を示す正面図である。
【図5】 側面図である。
【図6】 空調制御装置を天井裏の壁面に2つのブラケ
ットを用いて取り付けた状態を示す正面図である。
【図7】 側面図である。
【図8】 ブラケットを吊りボルトに4点止めした状態
を示す正面図である。
【図9】 側面図である。
【図10】 ブラケットと取付金具の斜視図である。
【図11】 ブラケットを吊りボルトに2点止めした状
態を示す正面図である。
【図12】 ブラケットと取付金具の斜視図である。
【符号の説明】
1…空調制御装置、2…ロアーケース、3…アッパーケ
ース、4…ケース、5,6…プリント基板、7…カバ
ー、11…ブラケット、11A…本体、11B…台座
部、11B−1…垂直部、11B−2…水平部、38…
ねじ孔、39…ねじ取付孔、41…ねじ取付孔、42…
ねじ孔、52…止めねじ、53…壁面、60…取付金
具、61…止めねじ、62…吊りボルト、65…取付金
具。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器が取り付けられる偏平な面をも
    った本体の両端部に、垂直部と水平部とからなる台座部
    をそれぞれ折り曲げ形成し、前記本体にそれぞれ少なく
    とも2つからなるねじ孔とねじ取付孔を形成し、一方の
    台座部の水平部に少なくとも4つのねじ取付孔と1つの
    ねじ孔を水平部の幅方向に並設し、他方の台座部の水平
    部に少なくとも4つのねじ取付孔と1つのねじ孔を、前
    記一方の台座部のねじ取付孔およびねじ孔とは配列順序
    を逆にして水平部の幅方向に並設してなり、両水平部の
    ねじ孔は水平部の中央から反対側に等距離変位している
    ことを特徴とする電気機器取付用ブラケット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気機器取付用ブラケッ
    トにおいて、2つのブラケットを、その水平部が互いに
    密接するように背中合わせに重ね合わせてこれら両ブラ
    ケットの密接した水平部を止めねじによって固定し、前
    方側ブラケットの表面に電気機器をねじ止めし、後方側
    ブラケットを壁面にねじ止めすることを特徴とする電気
    機器取付用ブラケット。
JP7221610A 1995-08-30 1995-08-30 電気機器取付用ブラケット Pending JPH0964562A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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