JPH0963312A - 通気管 - Google Patents

通気管

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JPH0963312A
JPH0963312A JP8086415A JP8641596A JPH0963312A JP H0963312 A JPH0963312 A JP H0963312A JP 8086415 A JP8086415 A JP 8086415A JP 8641596 A JP8641596 A JP 8641596A JP H0963312 A JPH0963312 A JP H0963312A
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JP
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filter
ventilation pipe
pipe
breathable
ventilation
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JP8086415A
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English (en)
Inventor
Ei Sawa
映 佐波
Masaya Yoshinaka
眞哉 吉中
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】直線部分である第一管部10aと、屈曲部
分を有する第二管部10bとからなる通気管10の、上
記第一管部10aと、第二管部10bの嵌合部に、ポリ
テトラフルオロエチレン製多孔質膜からなる通気性フィ
ルター11が挟み込まれている。そして、上記第一管部
10aの他端部が密閉容器5の開口接続部6内に嵌合さ
れている。 【効果】通気性フィルター11により、密閉容器5内部
と外部との通気性を損なうことなく、密閉容器5内部へ
の塵埃の侵入防止とともに、水滴の浸入を完全に防止す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
取付け使用されるランプ類、中空パネル、パワーウィン
ドーおよびワイパーモーター等の外装の密閉容器の内部
と外部との通気を確保するために用いられる通気管に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車等の車両に取り付けら
れるランプ類には、ランプの密閉容器内部と、外部とを
連通する通気管が設けられている。この通気管は、例え
ば、ランプ点灯による密閉容器の内部と外部との温度差
から生じる圧力勾配による密閉容器およびその内部にあ
るランプ等の部品の変形、破損を防止するために設けら
れる。そして、上記通気管として、外部からの水滴や塵
埃等の侵入を阻止するために、例えば、それ自身を屈曲
させた通気管、通気管内壁に邪魔板を設けた通気管が提
案されている。このような通気管としては、例えば図1
1に示すような構造を備えたものがあげられる。この通
気管1は、屈曲部を有する全体が略L字状に形成された
ものであり、取付け対象となる密閉容器5に形成された
開口接続部6に、通気管1の一端部を嵌合することによ
り、密閉容器5に取付け使用される。また、図12およ
び図13に示す構造を備えた通気管2があげられる。こ
の通気管2は、外観形状は直線状であるが、その内部の
通気路には、管の内壁に一対の邪魔板3a,3bが密閉
容器5方向に斜傾するよう、所定の空隙を保った状態で
突設されている。そして、上記と同様、取付け対象とな
る密閉容器5に形成された開口接続部6に、通気管2の
一端部を嵌合することにより、密閉容器5に取付け使用
される。このような、屈曲部および邪魔板3a,3bを
設けることにより、通気管1,2内部の通気路を通って
密閉容器5内に水滴や塵埃等が侵入するのを阻止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記通気管1,2では、微細な水滴や塵埃の密閉容器5
内への侵入阻止効果が不充分である。例えば、密閉容器
5内のランプを点灯させると密閉容器5内の温度が上昇
して、降雨時にランプを消灯すると密閉容器5内の温度
が低下する。この温度変化に伴って、外気が吸引され、
その外気とともに水滴が通気管1,2を通って侵入す
る。その結果、再点灯時にランプの密閉容器5内周面に
結露が生じ、照度が低下するという問題がある。また、
上記現象による外気の吸引に伴い、外気に含まれる非常
に細かな塵埃も密閉容器5内に侵入し、塵埃の堆積によ
る密閉容器5自身、および内部部品の劣化を招くという
問題がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、管内の水滴や塵埃等の通過を完全に防止するこ
とのできる通気管の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の通気管は、密閉容器内部と外部とを連通さ
せるために取付けられる通気管であって、上記通気管内
の通気路に、下記のフィルター(A)が設けられている
という構成をとる。 (A)ポリテトラフルオロエチレン製多孔質膜単独、も
しくは、通気性基材とポリテトラフルオロエチレン製多
孔質膜が積層された多層構造からなる通気性フィルタ
ー。
【0006】本発明の通気管は、その通気路に、ポリテ
トラフルオロエチレン(以下「PTFE」と略す)製多
孔質膜単層、もしくは、通気性基材とPTFE製多孔質
膜が積層された多層構造からなる通気性フィルター〔フ
ィルター(A)〕を設けたものである。このため、密閉
容器内部と外部との通気性は損なうことなく、しかも、
特殊な多孔質膜が疎水性を有するために、密閉容器内部
への塵埃の侵入防止とともに、水滴の浸入を完全に防止
することができる。
【0007】特に、上記フィルター(A)が、通気管の
継ぎ目に位置決めされ、その継ぎ目を構成する一方の通
気管の端部に一体成形された通気管を用いることによ
り、フィルター(A)と通気管との接合部分からの水滴
や塵埃の侵入までも防止することができ、密閉容器内部
への水滴および塵埃の侵入防止効果のより一層の向上が
実現する。
【0008】そして、具体的に、略L字状に形成された
通気管を使用する場合、このフィルター(A)を屈曲部
より密閉容器側に設けることにより、まず、この屈曲部
で、ある程度の水滴や塵埃の侵入が阻止され、さらに、
上記フィルター(A)で完全に水滴や塵埃の侵入が阻止
されるために、これら水滴や塵埃の侵入阻止効果を一層
高めることができる。
【0009】また、通気管の内壁面に、一対の邪魔板が
相互に所定空隙を保った状態で突設された通気管を使用
する場合、このフィルター(A)を上記邪魔板より密閉
容器側に設けることにより、まず、この邪魔板で、ある
程度の水滴や塵埃の侵入が阻止され、さらに、上記フィ
ルター(A)で完全に水滴や塵埃の侵入が阻止されるた
めに、これら水滴や塵埃の侵入阻止効果を一層高めるこ
とができる。
【0010】そして、上記フィルター(A)が多層構造
の場合、低価格で、充分な防水・通気性能を確保すると
いう点から、単層の通気性基材にPTFE製多孔質膜が
積層された2層構造の通気性フィルターを用いることが
より一層効果的である。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を詳しく説明す
る。
【0012】本発明の通気管を取り付ける対象として
は、自動車等の車両に取り付けて使用される前照灯等の
ランプ類、中空パネル、パワーウィンドー、ワイパーモ
ーター等の外装の密閉容器があげられる。
【0013】そして、本発明の通気管には、その管内の
通気路に、特殊なフィルター〔フィルター(A)〕が設
けられる。
【0014】上記特殊なフィルターは、PTFE製多孔
質膜層単独からなる通気性フィルター、もしくは、通気
性基材とPTFE製多孔質膜が積層された多層構造から
なる通気性フィルターである。
【0015】上記PTFE製多孔質膜としては、PTF
E製シートを一軸延伸法または一軸方向とともにその垂
直方向に延伸する二軸延伸法により得られたものを用い
ることが好ましい。そして、厚み10〜100μmで、
平均孔径0.05〜10μmであることが好ましい。よ
り好ましくは、厚み60〜100μmで、平均孔径0.
1〜3μmである。そして、気孔率が50〜90%のも
のを用いることが好ましく、より好ましくは気孔率60
〜85%のものである。また、その通気度はガーレー数
1000秒以下であることが好適である。なかでも、強
度、水滴や塵埃等の通過防止、組み立て時の取扱い性等
の観点から、厚み80〜90μm、平均孔径0.5〜
1.0μm、気孔率80〜85%であることが特に好ま
しく、通気度はガーレー数10秒以下が特に好ましい。
なお、上記ガーレー数は、JISP 8117に定義さ
れている通気度を表す数値である。
【0016】上記PTFE製多孔質膜は、膜全体に均一
な多数の微細孔を有することから通気性を備えており、
また、PTFE自身は疎水性であるためにその多孔質膜
は防水性を有することになる。また、多孔質膜であるこ
とから篩効果による防塵性をも有する。
【0017】さらに、本発明に用いられるフィルター
(A)として、上記のように、PTFE製多孔質膜から
なる単層のフィルターを用いてもよいし、このPTFE
製多孔質膜と通気性基材が積層された多層構造からなる
通気性フィルターを用いてもよい。
【0018】上記通気性基材としては、織布、不織布、
編布、ネット等があげられる。上記通気性基材の厚みと
しては、10〜2000μmに設定することが好まし
く、特に好ましくは30〜400μmである。このよう
に、PTFE製多孔質膜と通気性基材が積層された2層
構造等の多層構造からなる通気性フィルターを用いるこ
とは、組み立て時の取扱い性の向上という点から特に好
ましい。上記多層構造の中でも、コスト、強度、通気性
能の保持等のバランスを考慮した場合、PTFE製多孔
質膜に通気性基材を積層した2層構造のものが好まし
い。
【0019】つぎに、本発明の通気管を実施例に基づい
て説明する。
【0020】
【実施例】図1において、10は、全体の外観形状が略
L字状のプラスチック製の通気管である。この通気管1
0は、直線部分である第一管部10aと、屈曲部を有す
る第二管部10bとからなる。上記第一管部10aの一
端部と、第二管部10bの一端部とが嵌合され、その嵌
合部分に通気管10の通気路を二分するようにPTFE
製多孔質膜からなる通気性フィルター11が挟み込まれ
ている。そして、通気管10の第一管部10aの他端部
が密閉容器5の開口接続部6内に嵌合されている。
【0021】このように、略L字状の通気管10内に通
気性フィルター11を組み込む場合において、通気性フ
ィルター11と屈曲部との位置関係は、屈曲部より密閉
容器5側に通気性フィルター11を位置決めし、通気管
10の開口部側に屈曲部が位置するよう設定する。この
ように設定することにより、まず、上記屈曲部で、ある
程度の水滴や塵埃の侵入が阻止され、さらに、上記通気
性フィルター11で完全に水滴や塵埃の侵入が阻止され
るために、これら水滴や塵埃の密閉容器5内への阻止効
果をより一層高めることができ好ましい。
【0022】さらに、上記全体の外観形状が略L字状の
プラスチック製の通気管10において、PTFE製多孔
質膜単層からなる通気性フィルター11に代えて、通気
性基材にPTFE製多孔質膜が積層された多層構造の通
気性フィルターを用いてもよい。例えば、図2および図
3に示すように、通気性基材12とPTFE製多孔質膜
13とが積層された2層構造の通気性フィルター14
を、通気管10における、第一管部10aと、第二管部
10bの嵌合部分に挟み込んだ構造があげられる。この
場合、上記2層構造の通気性フィルター14のうち、通
気性基材12は密閉容器5側に、PTFE製多孔質膜1
3は屈曲部側に位置するよう、通気性フィルター14を
挟み込むことが、通気性基材12の汚染による通気度の
低下を防ぐ点から好ましい。
【0023】図4は、本発明の通気管の他の実施例を示
す。図において、20は全体の外観形状が直線状のプラ
スチック製の通気管である。この通気管20は、単なる
管からなる第一管部20aと、管の内壁に、一対の邪魔
板3a,3bが、相互に所定空隙を保った状態で密閉容
器5方向に斜傾するよう一体的に形成された第二管部2
0bとからなる。上記第一管部20aの一端部と、第二
管部20bの一端部とが嵌合され、その嵌合部分に通気
管20の通気路を二分するようにPTFE製多孔質膜か
らなる通気性フィルター21が挟み込まれている。そし
て、通気管20の第一管部20aの他端部が密閉容器5
の開口接続部6内に嵌合される。
【0024】このように、通気管20内に通気性フィル
ター21を組み込む場合において、通気性フィルター2
1と邪魔板3a,3bの位置関係は、邪魔板3a,3b
より密閉容器5側に通気性フィルター21を位置決め
し、通気管20の開口部側に邪魔板3a,3bが位置す
るよう設定する。このように設定することにより、ま
ず、この邪魔板で、ある程度の水滴や塵埃の侵入が阻止
され、さらに、上記フィルター(A)で完全に水滴や塵
埃の侵入が阻止されるために、これら水滴や塵埃の密閉
容器5内への阻止効果をより一層高めることができ好ま
しい。
【0025】さらに、上記通気管20において、前記の
略L字状のプラスチック製の通気管10と同様、PTF
E製多孔質膜からなる通気性フィルター21に代えて、
通気性基材にPTFE製多孔質膜が積層された多層構造
の通気性フィルターを用いてもよい。例えば、図5およ
び図6に示すように、通気性基材22とPTFE製多孔
質膜23とが積層された2層構造の通気性フィルター2
4を、通気管20における、第一管部20aと、第二管
部20bの嵌合部分に挟み込んだ構造があげられる。こ
の場合、上記2層構造の通気性フィルター24のうち、
通気性基材22は密閉容器5側に、PTFE製多孔質膜
23は邪魔板3a,3b側に位置するよう、通気性フィ
ルター24を挟み込むことが、通気性基材22の汚染に
よる通気度の低下を防ぐ点から好ましい。
【0026】そして、上記通気管10、20において、
通気性フィルター11,14,21,24は、二分割さ
れた管部の嵌合部分に挟み込むことにより管内に固定さ
れているが、通気性フィルターが管内に固定可能であれ
ば特に限定するものではなくいかなる固定方法を用いて
もよい。例えば、通気性フィルター外縁の熱溶着、両面
テープの使用等があげられる。
【0027】本発明のさらに他の実施例を図7に示す。
この通気管30は、直線部分である第一管部30aと、
屈曲部を有する第二管部30bとからなり、全体の構成
は上記図1と同様、直線部分である第一管部30aと、
屈曲部を有する第二管部30bとからなる。上記第一管
部30aの一端部と、第二管部30bの一端部とが嵌合
され、その嵌合部分(継ぎ目)に通気管30の通気路を
二分するようにPTFE製多孔質膜からなる通気性フィ
ルター31が組み込まれている。そして、この通気管3
0の特徴は、予め、PTFE製多孔質膜からなる通気性
フィルター31が、上記第一管部30aの成形時に、そ
の端部に一体成形され設けられていることである。この
通気性フィルター31が一体的に設けられた通気管30
の第一管部30aの他端部が密閉容器5の開口接続部6
内に嵌合されている。
【0028】上記通気管30において、通気性フィルタ
ー31の設定位置は、上記各実施例と同様、屈曲部より
密閉容器5側に組み込み、通気管30の開口部側に屈曲
部が位置するよう設定する。
【0029】また、上記PTFE製多孔質膜からなる通
気性フィルター31に代えて、通気性基材にPTFE製
多孔質膜が積層された多層構造の通気性フィルターを用
いてもよい。例えば、図8に示すように、通気性基材3
2とPTFE製多孔質膜33とが積層された2層構造の
通気性フィルター34を、通気管30における、第一管
部30aと、第二管部30bの接合部分(継ぎ目)に組
み込んだ構造があげられる。この場合も、上記と同様、
2層構造の通気性フィルター34は、上記第一管部30
aの成形時に、その端部に一体成形され設けられてい
る。
【0030】さらに、通気性フィルターが一体成形され
た通気管の他の実施例を図9に示す。この通気管40
は、単なる管からなる第一管部40aと、管の内壁に、
一対の邪魔板3a,3bが、相互に所定空隙を保った状
態で密閉容器5方向に斜傾するよう一体的に形成された
第二管部40bとからなり、上記第一管部40aの一端
部と、第二管部40bの一端部とが嵌合され、その嵌合
部分(継ぎ目)に通気性フィルター41が組み込まれて
いる。そして、上記通気性フィルター41が、上記第一
管部40aの成形時に、その一端部に一体成形により設
けられている。この第一管部40aの他端部が密閉容器
5の開口接続部6内に嵌合される。
【0031】このように、上記通気管40内に通気性フ
ィルター41を組み込む場合において、通気性フィルタ
ー41と邪魔板3a、3bの位置関係は、先に述べたよ
うに、邪魔板3a、3bより密閉容器5側に通気性フィ
ルター41を組み込み、通気管40の開口部側に邪魔板
3a、3bが位置するよう設定する。
【0032】また、上記通気性フィルター41に代え
て、通気性基材42とPTFE製多孔質膜43とが積層
された2層構造の通気性フィルター44を用いた例を図
10に示す。この通気管40は、第一管部40aと、第
二管部30bの接合部分(継ぎ目)に、上記2層構造の
通気性フィルター44が組み込まれた構成からなる。こ
の場合も、上記図9と同様、2層構造の通気性フィルタ
ー44は、上記第一管部40aの成形時に、その端部に
一体成形され設けられている。そして、前述と同様、上
記2層構造の通気性フィルター44のうち、通気性基材
42は密閉容器5側に、PTFE製多孔質膜43は邪魔
板3a,3b側に位置するよう、通気性フィルター44
を挟み込むことが、通気性基材42の汚染による通気度
の低下を防ぐ点から好ましい。
【0033】上記図7〜図10に示す通気管30、40
は、各通気性フィルター31,34,41,44がそれ
ぞれ第一管部30a、40aの端部に一体成形されてい
るため、各通気性フィルター31,34,41,44と
通気管30、40との接合部分からの水滴や塵埃の浸入
までも防止することができ、密閉容器内部への水滴およ
び塵埃の侵入防止効果のより一層の向上が実現する。
【0034】なお、上記図7〜図10に示すような通気
管30,40の形成材料としては、上記通気性フィルタ
ー31,34,41,44との一体成形を行うことか
ら、射出成形可能な材料を用いることが必要となる。し
たがって、射出成形可能なものであれば特に限定するも
のではないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテ
レフタレート、ノリル樹脂等があげられる。
【0035】つぎに、本発明を具体例に基づいて説明す
る。
【0036】
【具体例1】図2において、10は、直径2cmで、流
路長10cmの、全体の外観形状が略L字状のプラスチ
ック製の通気管である。この通気管10の一端部は、容
積500cm3 の密閉容器5の開口接続部6内に嵌合さ
れている。そして、この通気管10は、直線部分である
第一管部10aと、屈曲部分を有する第二管部10bと
が嵌合されて構成されており、その嵌合部分に通気管1
0の通気路を二分するように通気性フィルター14が挟
み込まれている。
【0037】このように、通気性フィルター14は、屈
曲部分より密閉容器5側に組み込まれており、通気管1
0の開口部側に、屈曲部分が位置決めされている。そし
て、上記通気性フィルター14は、図3に示すように、
厚み300μmの不織布(ユニチカ社製、マリックス9
1003KS0)12と、厚み90μmで平均孔径1μ
m、気孔率85%のPTFE製多孔質膜(日東電工社
製、NTF1131)13を熱ラミネートにより積層し
た2層構造の通気性フィルター14であり、この通気性
フィルター14のガーレー値は10.0秒である。そし
て、上記2層構造の通気性フィルター14のうち、不織
布12は密閉容器5側に、PTFE製多孔質膜13は屈
曲部分側となるよう位置決めされている。
【0038】
【具体例2】不織布12とPTFE製多孔質膜13の2
層構造の通気性フィルター14に代えて、図1に示すよ
うに、厚み90μmで平均孔径1μm、気孔率85%の
PTFE製多孔質膜(ガーレー値3.0秒)のみからな
る単層構造の通気性フィルターを用いた。それ以外は具
体例1と同じ構造の通気管を作製した。
【0039】
【具体例3】図5において、20は、直径2cmで、流
路長10cmの、全体の外観形状が直線状のプラスチッ
ク製の通気管である。この通気管20の一端部は、容積
500cm3 の密閉容器5の開口接続部6内に嵌合され
ている。そして、この通気管20は、単なる管からなる
第一管部20aと、管の内壁に、一対の邪魔板3a、3
bが、相互に所定空隙を保った状態で密閉容器5方向に
斜傾するよう一体的に形成された第二管部20bとが嵌
合されて構成されており、その嵌合部分に通気管20の
通気路を二分するように通気性フィルター24が挟み込
まれている。
【0040】上記通気性フィルター24は、図6に示す
ように、具体例1で用いた2層構造の通気性フィルター
14と同じものであり、通気管20内に通気性フィルタ
ー24を組み込む場合において、通気性フィルター24
と邪魔板3a、3bの位置関係は、邪魔板3a、3bよ
り密閉容器5側に通気性フィルター24を組み込み、通
気管20の開口部側に、邪魔板3a、3bが位置するよ
う設定する。そして、具体例1と同様、図6に示すよう
に、2層構造の通気性フィルター24のうち、不織布2
2は密閉容器5側に、PTFE製多孔質膜23は邪魔板
3a、3b側となるよう位置決めされている。
【0041】
【具体例4】不織布22とPTFE製多孔質膜23の2
層構造の通気性フィルター24に代えて、図4に示すよ
うに、厚み90μmで平均孔径1μm、気孔率85%の
PTFE製多孔質膜(ガーレー値3.0秒)のみからな
る単層構造の通気性フィルター21を用いた。それ以外
は具体例3と同じ構造の通気管を作製した。
【0042】
【具体例5】図7において、30は、直径2cmで、流
路長10cmの、全体の外観形状が略L字状のポリエチ
レン製の通気管である。この通気管30の一端部は、容
積500cm3 の密閉容器5の開口接続部6内に嵌合さ
れている。そして、この通気管30は、直線部分である
第一管部30aと、屈曲部分を有する第二管部30bと
が嵌合されて構成されており、その嵌合部分(継ぎ目)
に通気管30の通気路を二分するように通気性フィルタ
ー31が組み込まれている。
【0043】上記通気性フィルター31は、屈曲部分よ
り密閉容器5側に組み込まれており、通気管30の開口
部側に、屈曲部分が位置決めされている。そして、上記
通気性フィルター34は、厚み90μmで平均孔径1μ
m、気孔率85%のPTFE製多孔質膜(日東電工社
製、NTF1131)からなり、この通気性フィルター
34のガーレー値は10.0秒である。この通気性フィ
ルター34は、上記ポリエチレン製の通気管30の第一
管部30aを射出成形により形成する際に、その成形金
型に取付け一体成形により設けられたものである。
【0044】
【具体例6】具体例5の通気性フィルター31に代え
て、図8に示すように、厚み300μmの不織布(ユニ
チカ社製、マリックス91003KS0)32と、厚み
90μmで平均孔径1μm、気孔率85%のPTFE製
多孔質膜(日東電工社製、NTF1131)33を熱ラ
ミネートにより積層した2層構造の通気性フィルター3
4を用い、これをポリエチレン製の通気管30の第一管
部30aを射出成形により形成する際に、その成形金型
に取付け一体成形により設けた。それ以外は具体例5と
同じ構造の通気管を作製した。
【0045】
【具体例7】図10において、40は、直径2cmで、
流路長10cmの、全体の外観形状が直線状のポリエチ
レン製の通気管である。この通気管40の一端部は、容
積500cm3 の密閉容器5の開口接続部6内に嵌合さ
れている。そして、この通気管40は、単なる管からな
る第一管部40aと、管の内壁に、一対の邪魔板3a、
3bが、相互に所定空隙を保った状態で密閉容器5方向
に斜傾するよう一体的に形成された第二管部40bとが
嵌合されて構成されており、その嵌合部分(継ぎ目)に
通気管40の通気路を二分するように通気性フィルター
44が組み込まれている。
【0046】上記通気性フィルター44は、具体例6で
用いた2層構造の通気性フィルター14と同じものであ
り、通気管40内に通気性フィルター44を設ける場合
において、通気性フィルター44と邪魔板3a、3bの
位置関係は、邪魔板3a、3bより密閉容器5側に通気
性フィルター44を組み込み、通気管40の開口部側
に、邪魔板3a,3bが位置するよう設定する。そし
て、具体例6と同様、図10に示すように、2層構造の
通気性フィルター44のうち、不織布42は密閉容器5
側に、PTFE製多孔質膜43は邪魔板3a、3b側と
なるよう位置決めされている。
【0047】
【具体例8】具体例7の不織布42とPTFE製多孔質
膜43の2層構造の通気性フィルター44に代えて、図
9に示すように、厚み90μmで平均孔径1μm、気孔
率85%のPTFE製多孔質膜(ガーレー値3.0秒)
のみからなる単層構造の通気性フィルター41を用い
た。それ以外は具体例7と同じ構造の通気管を作製し
た。
【0048】
【比較例1】通気路内部に通気性フィルターを設けてい
ない、全体の外観形状が略L字状のプラスチック製の通
気管を用い、図11に示すように、この通気管1の一端
部を密閉容器5に形成された開口接続部6に嵌合した。
【0049】
【比較例2】通気路内部に通気性フィルターを設けず、
図12に示すように、管の内壁に一対の邪魔板3a、3
bが密閉容器5方向に斜傾するよう、所定の空隙を保っ
た状態で突設された全体の外観形状が直線状のプラスチ
ック製の通気管2を用い、この通気管2の一端部を密閉
容器5に形成された開口接続部6に嵌合した。
【0050】このようにして各通気管を嵌合した各密閉
容器5の防水性を評価し、後記の表1に示した。この評
価方法としては、二通りの方法に従って行った。まず、
第1の防水評価方法(防水性)について述べる。各密
閉容器5を、降雨時を想定したシャワーによる水散布環
境(条件:1時間当たり10mm)に1時間放置した。
そして、1時間放置後に、密閉容器5内を目視により観
察した。そして、密閉容器5内に水滴の浸入がみられた
ものを×、水滴の浸入が全くみられなかったものを○と
した。
【0051】つぎに、第2の防水評価方法(防水性)
について述べる。各密閉容器5を、水深15cmの水槽
中に20分間放置した。20分経過後、密閉容器5を水
槽から引き上げて密閉容器5内を目視により観察した。
そして、密閉容器5内に水滴の浸入が多量にみられたも
のを×、水滴の浸入がその使用において問題とならない
程度の極僅かにみられたものを○、水滴の浸入が全くみ
られなかったものを◎とした。
【0052】また、上記各密閉容器5の防塵性を二段階
に分けて評価し、後記の表1に併せて示した。この評価
はつぎのようにして行った。すなわち、各密閉容器5
を、微粒子(SiO2 粉末、平均粒径0.2μm)を散
布した室内に1時間放置した。このときの条件として、
防塵性は1m3 当たり10g、防塵性は1m3 当た
り30gに設定した。そして、防塵性では1時間放置
後に、防塵性では3時間放置後に密閉容器5内を目視
により観察した。そして、密閉容器5内に微粒子の浸入
が多くみられたものを×、微粒子の浸入が極僅かにみら
れたものを○、微粒子の浸入が全くみられなかったもの
を◎とした。
【0053】
【表1】
【0054】上記表1の結果から、通気性フィルターを
設けなかった比較例1、2では、密閉容器5内に水滴お
よび微粒子の侵入が双方とも確認されたが、全具体例で
は、水滴および微粒子の侵入はその使用において問題と
ならないような極僅か、もしくは全く確認されなかっ
た。なかでも、具体例5〜8の、通気性フィルターが一
体成形された通気管は、上記防水性,および防塵性
,のいずれにおいても全く水滴および微粒子の侵入
は確認されず、特に優れた塵埃の侵入防止性および水滴
の浸入防止性を有していることがわかる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明の通気管には、そ
の通気路に、特殊な多孔質膜単層、もしくは、通気性基
材に上記特殊な多孔質膜が積層された多層構造からなる
フィルター(A)が設けられている。このため、密閉容
器内部と外部との通気性は損なうことなく、しかも、特
殊な多孔質膜が疎水性を有するために、密閉容器内部へ
の塵埃の侵入防止とともに、水滴の浸入を完全に防止す
ることができる。例えば、略L字状の通気管を使用する
際には、上記フィルター(A)を屈曲部より密閉容器側
に設けることにより、まず、この屈曲部で、ある程度の
水滴や塵埃の侵入が阻止され、さらに、上記フィルター
(A)で完全に水滴や塵埃の侵入が阻止されるために、
これら水滴や塵埃の侵入阻止効果を一層高めることがで
きる。
【0056】特に、上記フィルター(A)が、通気管の
継ぎ目に位置決めされ、その継ぎ目を構成する一方の通
気管の端部と一体成形された通気管を用いることによ
り、フィルター(A)と通気管との接合部分からの水滴
や塵埃の浸入までも防止することができ、密閉容器内部
への水滴および塵埃の侵入防止効果のより一層の向上が
実現する。
【0057】また、通気管の内壁面に、一対の邪魔板が
相互に所定空隙を保った状態で突設された通気管を使用
する際には、上記フィルター(A)を上記邪魔板より密
閉容器側に設けることにより、まず、この邪魔板で、あ
る程度の水滴や塵埃の侵入が阻止され、さらに、上記フ
ィルター(A)で完全に水滴や塵埃の侵入が阻止される
ために、これら水滴や塵埃の侵入阻止効果を一層高める
ことができる。さらに、上記フィルター(A)が多層構
造のなかでも、単層の通気性基材にポリテトラフルオロ
エチレン製多孔質膜が積層された2層構造の通気性フィ
ルターを用いることが、組み立て時の取扱い性の向上と
いう点から、より一層効果的である。
【0058】このように、本発明の通気管では、上記特
殊なフィルター(A)を設けているため、従来の構造の
通気管ではなしえなかった、密閉容器内への水滴や塵埃
の侵入を完全に阻止することができる。したがって、密
閉容器である電装品の曇りや結露、塵埃による故障を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通気管の一例を示す断面図である。
【図2】本発明の通気管の他の例を示す断面図である。
【図3】上記他の例の通気管の部分拡大断面図である。
【図4】本発明の通気管のさらに他の例を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の通気管の他の例を示す断面図である。
【図6】上記他の例の通気管の部分拡大断面図である。
【図7】本発明の通気管のさらに他の例を示す断面図で
ある。
【図8】本発明の通気管のさらに他の例を示す断面図で
ある。
【図9】本発明の通気管のさらに他の例を示す断面図で
ある。
【図10】本発明の通気管のさらに他の例を示す断面図
である。
【図11】従来の通気管を示す断面図である。
【図12】従来の他の通気管を示す断面図である。
【図13】上記従来の他の通気管のA−A矢視断面図で
ある。
【符号の説明】
5 密閉容器 6 開口接続部 10、20、30、40 通気管 10a、20a、30a、40a 第一管部 10b、20b、30b、40b 第二管部 11、14、21、24、31、34、41、44 通
気性フィルター

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内部と外部とを連通させるため
    に取付けられる通気管であって、上記通気管内の通気路
    に、下記のフィルター(A)が設けられていることを特
    徴とする通気管。 (A)ポリテトラフルオロエチレン製多孔質膜単独、も
    しくは、通気性基材とポリテトラフルオロエチレン製多
    孔質膜が積層された多層構造からなる通気性フィルタ
    ー。
  2. 【請求項2】 フィルター(A)が、通気管の継ぎ目に
    位置決めされ、継ぎ目を構成する一方の通気管の端部と
    他方の通気管の端部とで挟持されている請求項1記載の
    通気管。
  3. 【請求項3】 フィルター(A)が、一方の通気管の端
    部に、その通気管と一体成形され設けられている請求項
    2記載の通気管。
  4. 【請求項4】 通気管全体が略L字状に形成されたもの
    であって、フィルター(A)が屈曲部より密閉容器側に
    設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の通
    気管。
  5. 【請求項5】 通気管の内壁面に、一対の邪魔板が相互
    に所定空隙を保った状態で突設され、フィルター(A)
    が上記邪魔板より密閉容器側に設けられている請求項1
    〜3のいずれか一項に記載の通気管。
  6. 【請求項6】 フィルター(A)が、単層の通気性基材
    にポリテトラフルオロエチレン製多孔質膜が積層された
    2層構造の通気性フィルターである請求項1〜5のいず
    れか一項に記載の通気管。
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