JPH0963284A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH0963284A
JPH0963284A JP21592995A JP21592995A JPH0963284A JP H0963284 A JPH0963284 A JP H0963284A JP 21592995 A JP21592995 A JP 21592995A JP 21592995 A JP21592995 A JP 21592995A JP H0963284 A JPH0963284 A JP H0963284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
erase
signal
verify
memory cells
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21592995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Nishimura
嘉人 西村
Hirobumi Nakagawa
博文 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Design Corp, Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp filed Critical Renesas Design Corp
Priority to JP21592995A priority Critical patent/JPH0963284A/ja
Publication of JPH0963284A publication Critical patent/JPH0963284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤ったイレーズコマンドの入力などでメモリ
セルの内容が過消去されてしまう可能性があった。 【解決手段】 全メモリセルのデータが“0”であるか
どうかの判定を行うオール0判定回路18と、イレーズ
コマンドが入力されたときに、このオール0判定回路1
8にて全てのメモリセルのデータが“0”であると判定
されている場合にのみ、消去動作を行わせるとともに、
イレーズモードとイレーズベリファイモードの繰り返し
シーケンス中においては、オール0判定回路18による
全メモリセルのデータが“0”であるか否かの判定を停
止させる過消去防止回路20を設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フラッシュメモ
リなどの不揮発性半導体記憶装置に関し、特にメモリセ
ルに格納されたデータの誤操作などによる過消去の防止
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フラッシュメモリなどの不揮発性
半導体記憶装置において、誤ったイレーズコマンドの入
力によってメモリセルの内容が過消去されるのを防止す
るために、電源投入直後、またはイレーズ動作直後にイ
レーズコマンドが入力された場合に限り、そのイレーズ
動作に関る消去電圧印加制御信号を発生させないように
し、かつ、この消去電圧印加制御信号を発生させない状
態をプログラムコマンドが入力されるか、またはイレー
ズベリファイにフェイルするまで保持する対策をとって
いた。
【0003】図10はそのような従来のフラッシュメモ
リの過消去防止回路を示すブロック図である。図におい
て、1はフラッシュメモリのメモリセルの共通ソース線
であり、2はVCC電位(例えば5V)を供給するVCC
源、3はVPP電位(例えば12V)と前記VCC電位のい
ずれかの電位を選択的にとりうるVCCPP電源である。4
は消去動作実行時に一定時間ハイレベルとなり、またV
CCPP電源3をVPP電位にする消去タイマー信号(TER
S)である。5はプログラムコマンド入力時に一定時間
ハイレベルとなる書き込みタイマー信号(TPRG)で
あり、6はイレーズベリファイ時に、その結果がフェイ
ルである場合にハイレベルとなるイレーズベリファイフ
ェイル信号(EVFAIL)である。7は電源投入時に
一定時間ハイレベルとなるパワーオンリセット信号(P
OR)であり、8はハイレベルのときにメモリセルの共
通ソース線1を高電圧にする消去電圧印加制御信号(E
CTRL)、9はローレベルのときに消去電圧印加制御
信号8を強制的にローレベルにする消去不許可信号(I
NTERSB)である。また、10は消去タイマー信号
4を入力とし、当該消去タイマー信号4の立ち下がりで
一定期間のローパルスを出力線に出力するローパルス発
生回路である。
【0004】次に動作について説明する。電源投入直後
ではパワーオンリセット信号7が一定期間ハイレベルと
なるため、消去不許可信号9はローレベルとなってお
り、イレーズコマンドが入力されて、VCCPP電源3がV
PP電位となり、消去タイマー信号4が一定時間ハイレベ
ルとなっても、消去不許可信号9がローレベルであるた
め、消去電圧印加制御信号8はローレベル一定である。
従って、メモリセルの共通ソース線1はグランドに接続
された状態を保ち、消去動作は行われない。この動作は
イレーズ動作直後も同様で、イレーズ動作の終わる時に
消去タイマー信号4の立ち下がりにより、ローパルス発
生回路10がローパルスをその出力線に出力するため、
消去不許可信号9はローレベルとなる。消去不許可信号
9はローレベルになると、その後にイレーズコマンドが
入力されて消去タイマー信号4が一定期間ハイレベルと
なっても、消去電圧印加制御信号8はローレベル一定で
消去動作は行われない。
【0005】一方、プログラム動作直後では、先に行わ
れたプログラム動作中の書き込みタイマー信号5の立ち
上がりによって消去不許可信号9がハイレベルとなって
おり、この状態でイレーズコマンドが入力されるとV
CCPP電源3がVPP電位となる。そのとき消去タイマー信
号4が一定時間ハイレベルとなると、その時間だけ消去
電圧印加制御信号8もハイレベルとなり、共通ソース線
1がVCCPP電源3に接続されて高電圧(VPP電位)とな
り、消去が実行される。また、イレーズベリファイ時に
その結果がフェイルである場合も同様に、イレーズベリ
ファイフェイル信号6がハイレベルとなるため、消去不
許可信号9がハイレベルとなり、続くイレーズコマンド
の入力による消去タイマー信号4のハイレベルの期間
中、消去電圧印加制御信号8はハイレベルとなり、同様
に消去が行われる。
【0006】なお、このような従来の不揮発性半導体記
憶装置の過消去防止回路に関連のある技術が記載されて
いる文献としては、例えば特開平6−60680号公
報、特開平5−182479号公報、特開平1−273
294号公報などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の不揮発性半導体
記憶装置は以上のように構成されているので、少なくと
も一度プログラム動作を実行させれば、フラッシュメモ
リの全ビットに対して消去前書き込みを行わなくてもイ
レーズ動作を実行することが可能であり、誤ったイレー
ズコマンドの入力などの誤操作によって、メモリセルの
内容が過消去されてしまう可能性があるなどの課題があ
った。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、誤操作によってメモリセルの内容
が過消去されてしまうことのない不揮発性半導体記憶装
置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る不揮発性半導体記憶装置は、オール0判定回路によっ
て全てのメモリセルのデータが“0”であるかどうかを
判定し、イレーズコマンド入力時に全メモリセルのデー
タが“0”であると判定されている場合においてのみ、
過消去防止回路が消去動作を行わせ、さらにイレーズモ
ードとイレーズベリファイモードの繰り返しシーケンス
中は、この過消去防止回路がオール0判定回路による全
メモリセルのデータが“0”であるか否かの判定を停止
させるようにしたものである。
【0010】請求項2記載の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置は、その過消去防止回路において、イレーズモ
ードとイレーズベリファイモードの繰り返しシーケンス
における最初のイレーズモード信号が発生したとき、オ
ール0ベリファイフェイル信号が無意であれば一定時間
後にオール0ベリファイ許可信号を無意にし、イレーズ
モードまたはイレーズベリファイモード以外の動作モー
ドになるとそれを有意にして、全メモリセルのデータが
“0”かどうかのベリファイを行うオール0ベリファイ
信号を、このオール0ベリファイ許可信号とイレーズモ
ード信号に基づいて発生し、消去タイマー信号に基づく
消去電圧印加制御信号を強制的に無意にする消去不許可
信号を、オール0ベリファイ許可信号とオール0ベリフ
ァイフェイル信号に基づいて発生するようにしたもので
ある。
【0011】請求項3記載の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置は、オール0判定回路によって全てのメモリセ
ルのデータが“0”であるかどうかを判定し、過消去防
止回路が、イレーズコマンド入力時に全メモリセルのデ
ータが“0”であると判定されている場合にのみ消去動
作を行わせ、全てのメモリセルのデータが“0”ではな
いと判定された場合には当該イレーズモードの動作を強
制的に終了させるようにしたものである。
【0012】請求項4記載の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置は、その過消去防止回路において、イレーズモ
ードとイレーズベリファイモードの繰り返しシーケンス
における最初のイレーズモード信号が発生したとき、オ
ール0ベリファイフェイル信号が無意であれば一定時間
後にオール0ベリファイ許可信号を無意にし、イレーズ
モードまたはイレーズベリファイモード以外の動作モー
ドになるとそれを有意にして、全メモリセルのデータが
“0”かどうかのベリファイを行うオール0ベリファイ
信号を、このオール0ベリファイ許可信号とイレーズモ
ード信号に基づいて発生し、ラッチされているコマンド
を初期化するコマンド初期化信号を、オール0ベリファ
イフェイル信号とオール0ベリファイ信号に基づいて発
生するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による不
揮発性半導体記憶装置の要部を示すブロック図であり、
図2はその過消去防止回路の構成を示すブロック図であ
る。図1において、2はVCC電源、3はVCCPP電源であ
り、4は消去動作実行時に一定時間ハイレベルとなる消
去タイマー信号である。8はハイレベルのときにメモリ
セルの共通ソース線1を高電圧にする消去電圧印加制御
信号であり、9はローレベルのときにこの消去電圧印加
制御信号8を強制的にローレベルにする消去不許可信号
である。なお、これらは図10に示した従来の不揮発性
半導体記憶装置におけるそれらと同等のものである。
【0014】11はこのフラッシュメモリのメモリセル
アレイであり、1はこのメモリセルアレイ11のメモリ
セルの共通ソース線、12は同じくワードラインであ
る。13a〜13hはメモリセルアレイ11のデータご
とに設けられたセンスアンプ、14a〜14hは各セン
スアンプ13a〜13hの出力端子に接続されたセンス
アンプ出力線であり、15は書き込みベリファイ時、ま
たは消去ベリファイ時、または読み出し時にハイレベル
となって、センスアンプ13a〜13hを活性化させる
センスアンプ活性化信号である。16a〜16hはセン
スアンプ13a〜13hとメモリセルアレイ11のビッ
トラインを、Y系アドレス信号によって選択的に接続す
るデータ別のYゲートであり、17はYデコーダよりこ
のYゲート16a〜16hに入力されるYデコーダ出力
である。
【0015】18はセンスアンプ出力線14a〜14h
の論理和をとることによって、全てのメモリセルのデー
タが“0”であるかどうかを判定するオール0判定回路
であり、19はこのオール0判定回路18から次に述べ
る過消去防止回路に出力されるオール0ベリファイフェ
イル信号である。20はイレーズコマンドが入力された
ときに、全てのメモリセルのデータが“0”である場合
にのみ消去動作を行わせ、さらに、イレーズモードとイ
レーズベリファイモードの繰り返しシーケンス中におい
ては、オール0判定回路18による全てのメモリセルの
データが“0”であるか否かの判断を停止させる過消去
防止回路である。21は過消去防止回路20より出力さ
れて、ハイレベルのときに消去タイマー信号4を発生さ
せるための消去トリガ信号であり、22は同じく過消去
防止回路20より出力されて、ハイレベルのときに全て
のメモリセルのデータが“0”かどうかをベリファイす
るオール0ベリファイ信号である。23はコマンドデコ
ーダからこの過消去防止回路20に入力され、イレーズ
コマンド入力時にハイレベルとなるイレーズモード信号
であり、24はコマンドデコーダからこの過消去防止回
路20に入力され、イレーズモードあるいはイレーズベ
リファイモードのいずれでもないときにハイレベルとな
る非消去モード信号である。
【0016】次に、図2において、1はメモリセルの共
通ソース線であり、2はVCC電源、3はVCCPP電源であ
る。4は消去動作実行時に一定の時間ハイレベルとな
り、またVCCPP電源3をVPP電位にする消去タイマー信
号(TERS)、7は電源投入時に一定時間ハイレベル
となるパワーオンリセット信号(POR)、8はハイレ
ベルのときにメモリセルの共通ソース線1を高電圧にす
る消去電圧印加制御信号(ECTRL)、9はローレベ
ルのときに消去電圧印加制御信号8を強制的にローレベ
ル(無意)にする消去不許可信号(INTERSB)で
あり、これらは図10に示した従来の不揮発性半導体記
憶装置の過消去防止回路におけるそれらと同等のもので
ある。
【0017】また、23はコマンドデコーダから過消去
防止回路20に入力され、イレーズコマンド入力時にハ
イレベルとなる前記イレーズモード信号(ERASE)
であり、21はこのイレーズモード信号23とオール0
ベリファイ許可信号25との論理積に基づいて生成さ
れ、ハイレベルのときに消去タイマー信号4を発生させ
るための前記消去トリガ信号(REAL_ERASE)
である。26はイレーズモード信号23の立ち上がりを
トリガとして、数μsecのローパルスを発生させるロ
ーパルス発生回路であり、27はこのローパルス発生回
路26の出力とオール0ベリファイ許可信号25の論理
和に基づく信号を数10nsec程度遅延させる遅延回
路である。22はこの遅延回路27から出力され、それ
がハイレベルのときに全てのメモリセルのデータが
“0”かどうかをベリファイする前記オール0ベリファ
イ信号(ALL0V)である。
【0018】28はこのオール0ベリファイ信号22の
立ち下がり(後縁)をトリガとして数10nsecのロ
ーパルスを発生するパルス発生回路であり、19は全メ
モリセルのデータが“0”のときにローレベル(有
意)、データが“1”のメモリセルが1つ以上あればハ
イレベル(無意)となる前記オール0ベリファイフェイ
ル信号(ALL0VFAIL)、29はこのオール0ベ
リファイフェイル信号19のデータを保持するラッチ回
路である。24はイレーズモードまたはイレーズベリフ
ァイモードのどちらでもない動作モードのときにハイレ
ベルとなる、コマンドデコーダからの非消去モード信号
(NOT_ERS)であり、25はローレベル(有意)
のときに全メモリセルのデータが“0”がどうかのベリ
ファイを実行させるオール0ベリファイ許可信号(AL
L0V_ENB)である。なお、このオール0ベリファ
イ許可信号25は、非消去モード信号24、パルス発生
回路28の出力とラッチ回路29の出力との論理積に基
づく信号、およびパワーオンリセット信号7に基づいて
生成されるものである。また、20はこのように構成さ
れた当該不揮発性半導体記憶装置の過消去防止回路であ
る。
【0019】次に図2に示した過消去防止回路について
その動作を説明する。まず、図3に示すタイミング図を
用いて、全てのメモリセルのデータが“0”であるとき
にイレーズコマンドが入力された場合の動作について説
明する。全てのメモリセルのデータが“0”であるとき
にイレーズコマンドが入力されると、イレーズモード信
号23がハイレベルとなり、ローパルス発生回路26が
数μsecのローパルスを発生する。その時、オール0
ベリファイ許可信号25はイレーズコマンド入力前のロ
ーレベル状態を保持しているため、オール0ベリファイ
信号22が数μsecのハイレベルパルスとなる。この
オール0ベリファイ信号22がハイレベルの期間に、後
述する方法によって全メモリセルのデータが“0”かど
うかをベリファイする。そのベリファイ結果はオール0
ベリファイフェイル信号19によって入力されてラッチ
回路29に保持される。この場合、全メモリセルのデー
タが“0”であるため、このオール0ベリファイフェイ
ル信号19はローレベルとなる。
【0020】オール0ベリファイ信号22はパルス発生
回路28にも送られ、パルス発生回路28はこのオール
0ベリファイ信号22の数μsecのハイレベルパルス
の立ち下がりで数10nsecのローパルスを発生す
る。そのときオール0ベリファイフェイル信号19のロ
ーレベル信号がラッチ回路29に保持されているため、
オール0ベリファイ許可信号25がハイレベル(無意)
となり、それに伴って消去トリガ信号21がハイレベル
となる。これにより、消去動作が開始されて、消去タイ
マー信号4が一定時間ハイレベルとなる。このとき消去
不許可信号9がハイレベルであるので、消去電圧印加制
御信号8は強制的にローレベルにされることはなく、メ
モリセルの共通ソース線1はVCCPP電源3に接続されて
消去動作が行われる。
【0021】その後、イレーズベリファイ(EVER)
を行い、さらにイレーズコマンドを入力した場合、イレ
ーズモード信号23が立ち上がってもオール0ベリファ
イ許可信号25がハイレベルであるため、オール0ベリ
ファイ信号22はハイレベルパルスとはならずにローレ
ベルのままである。従って、イレーズモード信号23の
立ち上がりで、全メモリセルのデータが“0”かどうか
を検出することなく消去トリガ信号21が立ち上がり、
前述の場合と同様に消去動作が実行され、その間、全て
のメモリセルのデータが“0”かどうかの判定を停止す
る。この全メモリセルが“0”かどうかの検出をするこ
となく消去が可能である状態、すなわち、オール0ベリ
ファイ許可信号25がハイレベルである状態は、イレー
ズとイレーズベリファイの繰り返しシーケンス中は継続
され、動作モードがイレーズまたはイレーズベリファイ
以外のモードになり、非消去モード信号24がハイレベ
ルとなると解消される。
【0022】次に、図4に示すタイミングチャートを用
いて、全メモリセルのうちの少なくとも1つ以上のメモ
リセルのデータが“1”である場合にイレーズコマンド
が入力されたときの動作について説明する。イレーズコ
マンドが入力されると、前述のようにオール0ベリファ
イ信号22が数μsecのハイレベルパルスとなり、後
述の方法により全メモリセルが“0”データであるかど
うかを検出し、その結果がオール0ベリファイフェイル
信号19にこの場合ハイレベルとなって入力される。こ
のオール0ベリファイフェイル信号19のハイレベル信
号がラッチ回路29に保持されているため、オール0ベ
リファイ許可信号25はローレベルを保持したままとな
る。従って、消去トリガ信号21がローレベル状態とな
って消去タイマー信号4が発生されず、消去動作は行わ
れない。この動作は再度イレーズコマンドを入力した場
合も同様である。
【0023】次に、図1に示した回路に従って、全メモ
リセルのデータが“0”であるか否かの判定動作につい
て説明する。過消去防止回路20の出力するオール0ベ
リファイ信号22がハイレベルになると、センスアンプ
13a〜13hが活性化する。このとき、ワードライン
12を全てハイレベルとし、かつ、Yデコータ出力17
を全てハイレベルとして、数μsecの読み出し待ち時
間をおくと、センスアンプ出力線14a〜14hはそれ
ぞれのセンスアンプ13a〜13hに接続されたビット
ライン上の各メモリセルの値が出力される。オール0ベ
リファイフェイル信号19はオール0判定回路18にお
いて、これら各センスアンプ出力線14a〜14hの値
の論理和によって生成されているので、メモリセルが全
て“0”データのときにローレベルとなる。従って、こ
のオール0ベリファイフェイル信号19がローレベルの
とき、全てのメモリセルのデータが“0”であると検出
できる。
【0024】次にメモリセルアレイ11のメモリセルに
接続されているワードライン12を全てハイレベルにす
る方法について説明する。図5はこの実施の形態1にお
けるフラッシュメモリのXデコーダの回路の要部を示す
ブロック図である。図において、30は書き込み電圧、
または書き込みベリファイ電圧、または消去ベリファイ
電圧、またはVCC電位のうちの一つを選択的に出力する
第1のワードライン電源の入力線であり、31は消去ベ
リファイ時にのみ消去ベリファイ電圧となり、その他の
場合はVCC電位を出力する第2のワードライン電源の出
力線である。32は第1のX系プリデコーダからの入力
線、33は第2のX系プリデコーダからの入力線であ
り、34は第3のX系プリデコーダからの入力線であ
る。35a〜35dは第4のX系プリテコーダからの正
論理入力線であり、36a〜36dは第4のX系プリデ
コーダからの負論理入力線である。
【0025】次に図5についてその動作を説明する。第
1、第2および第3のX系プリデコーダからの入力線3
2、33、34が3つともハイレベルのときに、第4の
X系プリデコーダからの入力線35a〜35dのうち1
つがハイレベルであれば、ワードライン12のうちの該
当する1本に、第1のワードライン電源の入力線30の
電圧が出力される。また、そのときに第4のX系プリデ
コーダからの入力線35a〜35dの全てがハイレベル
であれば、4本のワードライン12には全て第1のワー
ドライン電源の入力線30の電圧が出力される。
【0026】次に図6を用いて前記X系プリデコーダに
ついて説明する。図6はこの実施の形態1におけるフラ
ッシュメモリのX系プリデコーダの回路の要部を示すブ
ロック図である。図において、32a〜32hは第1の
X系プリデコーダ出力であり、4は消去動作実行時に一
定時間ハイレベルとなる消去タイマー信号、22はハイ
レベルのときに全メモリセルのデータが“0”かどうか
をベリファイするオール0ベリファイ信号である。37
は第1のX系アドレス信号の正論理信号線、38は第2
のX系アドレス信号の正論理信号線、39は第3のX系
アドレス信号の正論理信号線であり、40は第1のX系
アドレス信号の負論理信号線、41は第2のX系アドレ
ス信号の負論理信号線、42は第3のX系アドレス信号
の負論理信号線である。
【0027】次にその動作について説明する。まず通常
のプリデコーダ動作においては、オール0ベリファイ信
号22および消去タイマー信号4がローレベルである。
そのとき、第1のX系プリデコーダ出力32a〜32h
は、第1〜第3のX系アドレス線の正論理信号線37〜
39、および第1〜第3のX系アドレス線の負論理信号
線40〜42の入力により、そのうちの一本のみがハイ
レベルとなる。また、消去時の動作においては、消去動
作実行中、消去タイマー信号4がハイレベルのときは第
1のX系プリデコーダ出力32a〜32hは全てローレ
ベルとなる。引き続いて全メモリセルが“0”かどうか
ベリファイするときには、オール0ベリファイ信号22
がハイレベルとなるため、第1のX系プリデコーダ出力
32a〜32hはその全てがハイレベルとなる。なお、
第2、第3および第4のX系プリデコーダについても、
図6のX系プリデコーダと同様の方法を用いて、オール
0ベリファイ信号22がハイレベルのときに出力線を全
てハイレベルにすることができる。このようなXデコー
ダとX系プリデコーダを組み合わせることによって、ワ
ードライン12の全てをハイレベルにすることができ
る。
【0028】次に、図1に示したYデコーダ出力17を
全てハイレベルにする手段について説明する。図7はこ
の実施の形態1におけるフラッシュメモリのYデコーダ
の回路を示すブロック図である。図において、43は第
1のY系アドレスの正論理信号、44は第2のY系アド
レスの正論理信号、45は第3のY系アドレスの正論理
信号であり、46は第1のY系アドレスの負論理信号、
47は第2のY系アドレスの負論理信号、48は第3の
Y系アドレスの負論理信号である。22はハイレベルの
ときに全メモリセルのデータが“0”かどうかをベリフ
ァイするオール0ベリファイ信号、4は消去動作実行時
に一定時間ハイレベルとなる消去タイマー信号であり、
2はVCC電源、3はVCCPP電源である。
【0029】次にこのYデコーダの動作について説明す
る。まず通常のYデコーダ動作においては、オール0ベ
リファイ信号22および消去タイマー信号4がともにロ
ーレベルとなる。そのときYデコーダ出力17は、第1
〜第3のY系アドレス線の正論理信号線43〜45、お
よび第1〜第3のY系アドレス線の負論理信号線46〜
48の入力により、そのうちの1本のみがハイレベル
(VCCPP電源3の電位)に選択される。また、消去時に
おいては、消去動作実行中、消去タイマー信号4がハイ
レベルのときには、Yゲート出力17は全てローレベル
となる。引き続いて全てのメモリセルが“0”かどうか
ベリファイするときには、オール0ベリファイ信号22
がハイレベルとなるため、Yデコーダ出力17は全てハ
イレベルとなる。
【0030】この実施の形態1による不揮発性半導体記
憶装置は以上のように構成されているため、全メモリセ
ルが“0”データのとき、すなわち消去前書き込みが終
了した後にのみ、消去動作を開始することが可能となっ
て、誤った消去コマンドの入力による過消去を防ぐこと
ができる。
【0031】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2による不揮発性半導体記憶装置における過消去防止
回路を示すブロック図である。図において、7は電源投
入時に一定時間ハイレベルとなるパワーオンリセット信
号(POR)、24はイレーズモードまたはイレーズベ
リファイモードのいずれでもない動作モードのときにハ
イレベルとなる、コマンドデコーダからの非消去モード
信号(NOT_ERS)、23はイレーズコマンド入力
時にハイレベルとなるコマンドデコーダからのイレーズ
モード信号(ERASE)、25はローレベル(有意)
のときに全メモリセルのデータが“0”かどうかのベリ
ファイを行わせるオール0ベリファイ許可信号(ALL
0V_ENB)、21はハイレベルのときに消去タイマ
ー信号4を発生させる消去トリガ信号(REAL_ER
ASE)、26はイレーズモード信号23の立ち上がり
をトリガとして数μsecのローパルスを発生させるロ
ーパルス発生回路、27は数10nsec程度の遅延回
路、22はハイレベルのときに全メモリセルのデータが
“0”かどうかをベリファイするオール0ベリファイ信
号(ALL0V)、28はオール0ベリファイ信号22
の立ち上がり(後縁)をトリガとして数10nsecの
ローパルスを発生するパルス発生回路、19は全メモリ
セルのデータが“0”のときにローレベル(有意)、
“1”のメモリセルが1つ以上あればハイレベル(無
意)となるオール0ベリファイフェイル信号(ALL0
VFAIL)、29はこのオール0ベリファイフェイル
信号19のデータを保持するラッチ回路であり、これら
は図1に示した実施の形態1の不揮発性半導体記憶装置
の過消去防止回路におけるそれらと同等のものである。
【0032】また、49はラッチ回路29からの信号、
およびパルス発生回路28の出力信号に基づいた信号を
入力として、イレーズコマンドが入力されたときに全て
のメモリセルのデータか“0”でない場合、そのイレー
ズモードの動作を強制的に終了させる強制終了部であ
り、50はこの強制終了部49よりコマンドラッチ回路
へ出力されるコマンド初期化信号(COM_INIT)
である。51は消去不許可信号9に代えてこのコマンド
初期化信号50を出力している点で、図1に符号20を
付して示した実施の形態1のものとは異なる当該不揮発
性半導体記憶装置の過消去防止回路である。
【0033】次に動作について説明する。ここで、図9
はこのように構成された過消去防止回路51の各信号の
時間関係を示すタイミングチャートである。全てのメモ
リセルのデータが“0”のときの動作は実施の形態1と
同様に、オール0ベリファイ許可信号25がハイレベル
となるため消去トリガ信号21がハイレベルとなり、そ
れによって消去タイマー信号4が一定時間ハイレベルと
なって消去動作が開始される。このとき、オール0ベリ
ファイフェイル信号19のローレベル信号がラッチ回路
29に保持されているため、コマンド初期化信号50は
ローレベルを保持する。
【0034】これに対して、全メモリセルのうちの少な
くとも1つ以上のメモリセルのデータが“1”である場
合には次のように動作する。この場合も実施の形態1の
場合と同様に、オール0ベリファイフェイル信号19の
ハイレベル信号がラッチ回路29に保持され、このラッ
チ回路29の保持信号は強制終了部49に入力されてい
る。このとき、オール0ベリファイ信号22の立ち下が
りでパルス発生回路28が発生する数10nsecのロ
ーパルスに基づく信号が強制終了部49に入力される
と、強制終了部49はコマンド初期化信号50としてハ
イレベルパルスを出力する。このハイレベルパルスのコ
マンド初期化信号50によってコマンドラッチ回路にラ
ッチされているイレーズコマンドが初期化されるため、
動作モードは強制的にイレーズモードから抜けてリード
モードとなる。
【0035】なお、この実施の形態2における全メモリ
セルが“0”データであるかどうかのベリファイの方
法、Xデコーダ、X系プリデコーダ、およびYデコーダ
などは実施の形態1の場合と同様である。
【0036】この実施の形態2による不揮発性半導体記
憶装置は以上のように構成されているため、全メモリセ
ルが“0”データのとき、すなわち消去前書き込みが終
了した後にのみ、消去動作を開始することが可能となっ
て、誤った消去コマンドの入力による過消去を防ぐこと
ができ、かつ全メモリセルのデータが“0”ではないと
きにイレーズコマンドが入力された場合には、動作モー
ドを自動的にリードモードへ遷移させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、イレーズコマンド入力時に、全てのメモリセルのデ
ータが“0”であると判定された場合にのみ消去動作を
行わせ、さらにイレーズモードとイレーズベリファイモ
ードの繰り返しシーケンス中においては、全メモリセル
のデータが“0”であるか否かの判定を停止させるよう
に構成したので、全てのメモリセルが“0”データとな
っているとき、すなわち消去前書き込みが行われた後に
のみ、消去動作を開始することが可能となるため、誤っ
た消去コマンドの入力などによってメモリセルの内容が
過消去されてしまうのを防止できる効果がある。
【0038】請求項2の発明によれば、過消去防止回路
において、イレーズモードとイレーズベリファイモード
の繰り返しシーケンスにおける最初のイレーズモード信
号が発生したとき、オール0ベリファイフェイル信号が
無意であればオール0ベリファイ許可信号を一定時間後
に無意にし、それ以外の動作モードになればオール0ベ
リファイ許可信号を有意にして、全メモリセルのデータ
が“0”かどうかのベリファイを行うオール0ベリファ
イ信号を、このオール0ベリファイ許可信号とイレーズ
モード信号に基づいて発生し、消去タイマー信号に基づ
く消去電圧印加制御信号を強制的に無意にする消去不許
可信号を、オール0ベリファイフェイル信号とオール0
ベリファイ許可信号に基づいて生成するように構成した
ので、イレーズコマンド入力時に、全てのメモリセルの
データが“0”であると判定された場合にのみ消去動作
を行わせ、イレーズモードとイレーズベリファイモード
の繰り返しシーケンス中においては、全メモリセルのデ
ータが“0”であるか否かの判定を停止させることが可
能となり、誤った消去コマンドの入力などによる過消去
を防ぐことができる効果がある。
【0039】請求項3の発明によれば、イレーズコマン
ド入力時に、全てのメモリセルのデータが“0”である
と判定された場合にのみ消去動作を行わせ、全てのメモ
リセルのデータが“0”ではないと判定された場合に
は、当該イレーズモードの動作を強制的に終了させるよ
うに構成したので、全てのメモリセルが“0”データと
なっているとき、すなわち消去前書き込みが行われた後
にのみ、消去動作を開始することが可能となり、誤った
消去コマンドの入力などによってメモリセルの内容が過
消去されてしまうのを防止でき、さらに、全メモリセル
のデータが“0”ではないときにイレーズコマンドが入
力された場合には、動作モードを自動的にリードモード
へ遷移させることができる効果がある。
【0040】請求項4の発明によれば、過消去防止回路
において、イレーズモードとイレーズベリファイモード
の繰り返しシーケンスにおける最初のイレーズモード信
号が発生したとき、オール0ベリファイフェイル信号が
無意であればオール0ベリファイ許可信号を一定時間後
に無意にし、それ以外の動作モードになればオール0ベ
リファイ許可信号を有意にして、全メモリセルのデータ
が“0”かどうかのベリファイを行うオール0ベリファ
イ信号を、このオール0ベリファイ許可信号とイレーズ
モード信号に基づいて発生し、ラッチされているコマン
ドを初期化するコマンド初期化信号を、オール0ベリフ
ァイフェイル信号とオール0ベリファイ信号に基づいて
発生するように構成したので、イレーズコマンド入力時
に、全メモリセルのデータが“0”である場合にのみ消
去動作を行わせ、全メモリセルのデータが“0”でなけ
ればイレーズモードを強制終了させることが可能とな
り、誤った消去コマンドの入力などによる過消去を防ぐ
ことができ、また全メモリセルのデータが“0”ではな
いときにイレーズコマンドが入力されても、自動的にリ
ードモードへ遷移させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による不揮発性半導
体記憶装置の要部を示すブロック図である。
【図2】 上記実施の形態における過消去防止回路の構
成を示すブロック図である。
【図3】 上記実施の形態における過消去防止回路の、
全メモリセルのデータが“0”であるときの各信号波形
を示すタイミングチャートである。
【図4】 上記実施の形態における過消去防止回路の、
全メモリセルのデータが“0”ではないときの各信号波
形を示すタイミングチャートである。
【図5】 上記実施の形態におけるXデコーダの要部を
示すブロック図である。
【図6】 上記実施の形態におけるX系プリデコーダの
要部を示すブロック図である。
【図7】 上記実施の形態におけるYデコーダの要部を
示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態2による不揮発性半導
体記憶装置における過消去防止回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】 上記実施の形態における過消去防止回路の、
全メモリセルのデータが“0”ではないときの各信号波
形を示すタイミングチャートである。
【図10】 従来の不揮発性半導体記憶装置における過
消去防止回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 共通ソース線、4 消去タイマー信号、8 消去電
圧印加制御信号、9消去不許可信号、11 メモリセル
アレイ、18 オール0判定回路、19 オール0ベリ
ファイフェイル信号、20,51 過消去防止回路、2
1 消去トリガ信号、22 オール0ベリファイ信号、
23 イレーズモード信号、25 オール0ベリファイ
許可信号、50 コマンド初期化信号。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体によるメモリセルより構成された
    メモリセルアレイを有し、前記メモリセルの内容を電気
    的に消去、書き換えが可能な不揮発性半導体記憶装置に
    おいて、全ての前記メモリセルのデータが“0”である
    かどうかを判定するオール0判定回路と、イレーズコマ
    ンドが入力されたときに、前記オール0判定回路によっ
    て全てのメモリセルのデータが“0”であると判定され
    ている場合にのみ消去動作を行わせるとともに、イレー
    ズモードとイレーズベリファイモードの繰り返しシーケ
    ンス中には前記オール0判定回路に、全メモリセルのデ
    ータが“0”であるか否かの判定を停止させる過消去防
    止回路を設けたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記過消去防止回路が、イレーズモード
    とイレーズベリファイモードの繰り返しシーケンスにお
    ける最初のイレーズモード信号が発生したとき、全ての
    メモリセルのデータが“0”であれば無意、データが
    “1”の前記メモリセルが一つでもあれば有意となるオ
    ール0ベリファイフェイル信号が無意であれば、一定時
    間後にオール0ベリファイ許可信号を無意にし、イレー
    ズモードまたはイレーズベリファイモード以外の動作モ
    ードになると前記オール0ベリファイ許可信号を有意に
    して、当該オール0ベリファイ許可信号と前記イレーズ
    モード信号に基づいて、全ての前記メモリセルのデータ
    が“0”かどうかのベリファイを行うオール0ベリファ
    イ信号を発生し、前記イレーズモード信号と前記オール
    0ベリファイ許可信号に基づいて、消去タイマー信号を
    発生させる消去トリガ信号を発生し、前記消去タイマー
    信号に基づく前記メモリセルの共通ソース線を高電圧に
    する消去電圧印加制御信号を、強制的に無意にするため
    の消去不許可信号を、前記オール0ベリファイフェイル
    信号と前記オール0ベリファイ許可信号に基づいて発生
    するものであることを特徴とする請求項1に記載の不揮
    発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 半導体によるメモリセルより構成された
    メモリセルアレイを有し、前記メモリセルの内容を電気
    的に消去、書き換えが可能な不揮発性半導体記憶装置に
    おいて、前記全てのメモリセルのデータが“0”である
    かどうかを判定するオール0判定回路と、イレーズコマ
    ンドが入力されたときに、前記オール0判定回路によっ
    て全てのメモリセルのデータが“0”であると判定され
    ている場合にのみ消去動作を行わせ、全てのメモリセル
    のデータが“0”ではないと判定された場合には当該イ
    レーズモードの動作を強制的に終了させる過消去防止回
    路を設けたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記過消去防止回路が、イレーズモード
    とイレーズベリファイモードの繰り返しシーケンスにお
    ける最初のイレーズモード信号が発生したとき、全ての
    メモリセルのデータが“0”であれば無意、データが
    “1”の前記メモリセルが一つでもあれば有意となるオ
    ール0ベリファイフェイル信号が無意であれば、一定時
    間後にオール0ベリファイ許可信号を無意にし、イレー
    ズモードまたはイレーズベリファイモード以外の動作モ
    ードになると前記オール0ベリファイ許可信号を有意に
    して、当該オール0ベリファイ許可信号と前記イレーズ
    モード信号に基づいて、全ての前記メモリセルのデータ
    が“0”かどうかのベリファイを行うオール0ベリファ
    イ信号を発生し、前記イレーズモード信号と前記オール
    0ベリファイ許可信号に基づいて、消去タイマー信号を
    発生させる消去トリガ信号を発生し、前記オール0ベリ
    ファイフェイル信号と前記オール0ベリファイ信号の後
    縁とに基づいて、ラッチされているコマンドを初期化す
    るためのコマンド初期化信号を発生するものであること
    を特徴とする請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
JP21592995A 1995-08-24 1995-08-24 不揮発性半導体記憶装置 Pending JPH0963284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21592995A JPH0963284A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 不揮発性半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21592995A JPH0963284A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 不揮発性半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0963284A true JPH0963284A (ja) 1997-03-07

Family

ID=16680605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21592995A Pending JPH0963284A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 不揮発性半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0963284A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3420795B2 (ja) 不揮発性半導体メモリの短絡行をプレコンディショニングする方法及び回路
JP3654915B2 (ja) フラッシュメモリにおける過消去セルの修復方法
US6304486B1 (en) Sensing time control device and method
US5355464A (en) Circuitry and method for suspending the automated erasure of a non-volatile semiconductor memory
US5677879A (en) Method and apparatus for performing memory cell verification on a nonvolatile memory circuit
JP3931249B2 (ja) デコード経路を時間多重することにより同時の読出と書込とを可能にする不揮発性メモリ
US5448712A (en) Circuitry and method for programming and erasing a non-volatile semiconductor memory
US7221593B2 (en) Non-volatile memory device with erase address register
US5642311A (en) Overerase correction for flash memory which limits overerase and prevents erase verify errors
US5954828A (en) Non-volatile memory device for fault tolerant data
US9183937B2 (en) Method and apparatus for the erase suspend operation
JPH06318398A (ja) 行冗長性を取入れた不揮発性半導体メモリを消去する回路
JPH0210596A (ja) メモリの消去法およびプログラミング法
US5287317A (en) Non-volatile semiconductor memory device with over-erasing prevention
JP2002157890A (ja) 不揮発性半導体記憶装置および不揮発性半導体記憶装置のデータ消去方法
JP5063086B2 (ja) フラッシュメモリ素子の検証方法
US5412793A (en) Method for testing erase characteristics of a flash memory array
JP3143161B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ
JP2000137992A (ja) フラッシュメモリ装置及びその検証方法
JPH0210598A (ja) 記憶装置
JPH0963284A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH0482094A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH065087A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH0426996A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3655882B2 (ja) データ記憶用装置