JPH0962909A - 商品販売情報提供システム及び自動販売機 - Google Patents

商品販売情報提供システム及び自動販売機

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JPH0962909A
JPH0962909A JP21695195A JP21695195A JPH0962909A JP H0962909 A JPH0962909 A JP H0962909A JP 21695195 A JP21695195 A JP 21695195A JP 21695195 A JP21695195 A JP 21695195A JP H0962909 A JPH0962909 A JP H0962909A
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JP
Japan
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column
vending machine
sales
data
advice
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Application number
JP21695195A
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English (en)
Inventor
Kishiro Kusano
喜四郎 草野
Akira Omori
明 大森
Yukio Makita
幸雄 槇田
Kazuhiko Sugino
一彦 杉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP21695195A priority Critical patent/JPH0962909A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自動販売機から販売データ等を収集処理するセ
ンタ装置から具体的な販売促進のためのアドバイス指示
を出力させ商品の安定した販売を確保する。 【構成】自販機群G1〜Gmの各個別自販機からオンラ
イン又はオフラインでセンタ装置20に収集された販売
データd1,設定データd2,売切データを含む故障情
報d3からなる収集データDTは一旦全体のデータベー
スファイルF0に格納されたのち、商品別販売データフ
ァイルF1及び自販機別の夫々販売データファイルF
2,設定データファイルF3,故障情報ファイルF4に
分類して記憶される。ここでアドバイス出力起動指令C
MDがセンタ装置に入力されると、演算手段20Aはフ
ァイルF1〜F4のデータから自販機毎の商品に対する
最適なコラム配分,自販機の移設,商品の冷/温の切換
等の指示や新商品の人気度合情報等のアドバイス情報A
DVを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機(自販機とも
略記する)に発生した商品の販売情報,自販機の設定情
報等を基に、自販機の商品別の最適コラム配分のアドバ
イスの指示,自販機の移設アドバイスの指示,新商品の
人気度合情報の提供,商品のホット/コールド切換アド
バイス指示などを提供する商品販売情報提供システム及
び自動販売機に関する。
【0002】なお、以下各図において同一の符号は同一
もしくは相当部分を示す。
【0003】
【従来の技術】従来、自販機を介し商品を販売する、い
わゆる自販機オペレータ会社等における、自販機の売上
の管理方法としては、営業所等に計算機(パソコン)等
を設置し、各自販機の管理(商品の補充,金の回収等を
行う)を行うルートマンが、販売情報等をその計算機等
に入力して、各自販機の売上を日報,月報等の形で出力
していた。そしてどの商品が、いつ何本売れたか、又は
ある期間にどの商品が、どれ位売れたかという管理を行
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うな自販機の売上管理方法では、特定の商品が多く売れ
たり、極端に少なかったりする自販機については、ルー
トマンの勘でコラム数(商品ラック数)を増やしたり、
減らしたりしていたため、また、自販機を設置した場所
が適切かどうかの判断や、冷(コールド)状態又は温
(ホット)状態で販売する商品のホット/コールド切換
タイミングの判断等もルートマンの勘で行っていたため
適切な販売ができず、商品の販売チャンスを見逃してし
まうという問題があった。
【0005】また、自販機が設置されている場所で、ル
ートマンには自販機のコラム配分が最適かということ
や、商品のホット/コールドの切換タイミングがわから
ないという問題があった。この発明は、上記の問題を解
決するためになされたもので、その目的とするところ
は、自販機の商品別の最適コラム配分のアドバイス指
示,自販機の移設アドバイスの指示,新商品の人気度合
情報の提供,商品のホット/コールドの切換タイミング
指示を行うことができる商品販売情報提供システムを提
供すること、及び設置先でルートマンに商品別の最適コ
ラム配分のアドバイス指示,新商品の人気度合情報,商
品のホット/コールドの切換タイミング指示を行うこと
ができる商品販売情報提供自動販売機を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の商品販売情報提供システムは、各自動
販売機(1など)についての所定期間毎のコラム別販売
数量(販売データd1),コラム別商品名(設定データ
d2),コラム別売切回数(故障情報d3)等の収集デ
ータ(DT)が格納され、アドバイス出力起動指令(C
MD)の入力に基づいて、前記の収集データから(演算
手段20Aを介し)自動販売機における最適な商品別の
コラム配分のアドバイス情報(ADV)を、コラム配分
の変更が必要な自動販売機について出力するセンタ装置
(20)を備えたものとする。
【0007】また、請求項2の商品販売情報提供システ
ムは、同じくアドバイス出力起動指令(CMD)の入力
に基づいて、前記の収集データから撤去又は増設を要す
る自動販売機を指示するアドバイス情報(ADV)を出
力するセンタ装置(20)を備えたものとする。また、
請求項3の商品販売情報提供システムは、同じくアドバ
イス出力起動指令(CMD)の入力に基づいて、前記の
収集データから新商品の人気度合を示すアドバイス情報
(ADV)を出力するセンタ装置(20)を備えたもの
とする。
【0008】また、請求項4の商品販売情報提供システ
ムは、同じくアドバイス出力起動指令(CMD)の入力
に基づいて、前記の収集データから冷状態又は温状態で
販売する商品の冷状態から温状態へ、又は温状態から冷
状態への切換時点を指示するアドバイス情報(ADV)
を出力するセンタ装置(20)を備えたものとする。
【0009】また、請求項5ないし7の商品販売情報提
供自動販売機は、共に自身の所定期間毎のコラム別販売
数量(販売データd1),コラム別商品名(設定データ
d2),コラム別売切回数(故障情報d3)等の収集デ
ータを格納する手段(データ収集スレーブ16)を備え
ると共に、請求項5の商品販売情報提供自動販売機は、
アドバイス出力起動指令(CMD)の入力に基づいて、
前記の収集データから(演算手段16Aを介し)最適の
商品別のコラム配分のアドバイス情報(ADV)をコラ
ム配分の変更が必要となった時点に出力する手段(デー
タ収集スレーブ16)を備えたものとする。
【0010】また、請求項6の商品販売情報提供自動販
売機は、アドバイス出力起動指令(CMD)の入力に基
づいて、前記の収集データから新商品の人気度合を示す
アドバイス情報(ADV)を出力する手段(データ収集
スレーブ16)を備えたものとする。また、請求項7の
商品販売情報提供自動販売機は、アドバイス出力起動指
令(CMD)の入力に基づいて、前記の収集データから
冷状態又は温状態で販売する商品の冷状態から温状態
へ、又は温状態から冷状態への切換時点を指示するアド
バイス情報(ADV)を出力する手段(データ収集スレ
ーブ16)とを備えたものとする。
【0011】
【作用】請求項1ないし4に関わる発明の商品販売情報
提供システムは、各自販機から収集された販売情報,設
定情報,売切情報を基に演算を行い、商品の販売数量,
販売成長率を算出して、ある閾値により自販機の商品
別コラム配分変更のアドバイス指示,自販機の移設
(撤去又は増設)アドバイスの指示,新商品の人気度
合情報,商品のホット/コールド切換アドバイス指示
の〜のアドバイス情報を夫々、1つずつ提供するよ
うにする。
【0012】また、請求項5ないし7に関わる発明の商
品販売情報提供自動販売機は、自身の内部に設けた、デ
ータ収集スレーブに収集された販売情報,設定情報,売
切情報を基に演算を行い、商品の販売数量,販売成長率
を算出して、ある閾値により自身の商品別コラム配分
アドバイス指示,新商品の人気度合情報,商品のホ
ット/コールド切換アドバイス指示の〜のアドバイ
ス情報を夫々、1つずつ提供するようにする。
【0013】
【実施例】以下図1から図17に基づいて本発明の実施
例を説明する。図3は本発明に関わる自販機の前面接客
部の外観の一例を示す。同図において1は自販機の本
体、2は商品選択スイッチ、3は商品サンプルである。
自販機で商品を購入する場合は、商品サンプル3を見
て、どの商品を購入するか決めてからお金を投入して、
購入しようとする商品選択スイッチ2を押して商品を購
入する。
【0014】図6は図3の自販機1のコラム構成の例を
示す。ここでコラムとは商品を格納するラックの単位を
指し、通常、商品選択スイッチ2とコラムとは1対1に
対応している。そして各自販機には図外の商品選択スイ
ッチの番号とこれに対応する図6のようなコラム番号C
N及びそのコラムの商品名に相当する商品コードCDが
設定されている。
【0015】図2は請求項1ないし4に関わる発明の商
品販売情報提供システムの構成例を示す。即ちセンタ装
置(営業所等の計算機)20には、複数の自販機1から
なる各自販機群G1〜Gmより、下記のデータ収集方法
によりデータDTが収集される。なお、この収集データ
DTは図1で後述するように自販機番号と共に、その各
自販機についての所定期間毎の図6のようなコラム別の
商品名等の設定データd2,同じく所定期間毎のコラム
別の販売数量としての販売データd1,同じく所定期間
毎のコラム別の売切回数を含む故障情報d3等からな
る。
【0016】このデータ収集方法としては、 オンラインでデータ収集する方法: ・無線(特定小電力無線,テレターミナル,MCAシス
テム(無線集配システム)等)利用 ・公衆回線(電話回線,ISDN(デジタル総合サービ
ス網),その他)利用 ・専用線利用 オフラインでデータ収集する方法: ・オペレータがハンディターミナル等で収集して、セン
タ装置にデータを格納する方法 ・オペレータが手作業で表などに記入して、センタ装置
に手作業でデータを格納する方法 などが考えられる。
【0017】図1は商品販売情報提供システムにおける
センタ装置20でのデータの流れの例を示す。図2で示
したように、各自販機群G1〜Gmよりオンライン又は
オフラインでセンタ装置20に収集したデータDTとし
ての前記の自販機別の販売データd1,設定データd
2,故障情報d3は一旦、センタ装置20の全体のデー
タベースファイルF0に格納されたのち、商品別販売デ
ータファイルF1,自販機別販売データファイルF2,
自販機別設定データファイルF3,自販機別故障情報フ
ァイルF4に分類されて格納される。ここでセンタ装置
20にアドバイス出力起動指令CMDが入力されると、
センタ装置20の演算手段20Aは前記ファイルF1〜
F4の情報としての販売データ(商品別ファイルF1,
自販機別ファイルF2に含まれる)d1,設定データd
2,故障情報d3により、演算を行いアドバイス情報A
DVを出力する。
【0018】図4は請求項5ないし7に関わる発明の商
品販売情報提供自販機10のシステム構成例を示す。な
お、この自販機10についての外観及びコラム構成につ
いては夫々図3及び図6が同様にあて嵌るものとする。
図4において12〜16は夫々次に述べる各種の機能を
分担実行するスレーブユニット(単にスレーブとも略
す)、11は各スレーブユニット12〜16を、つまり
自販機全体を制御するマスタユニット、17は各ユニッ
ト11〜16を結合するシリアル伝送路である。
【0019】ここで12は自販機への各種のデータの設
定等を行うキーボードスレーブ、13は商品選択スイッ
チ2の受付等を行う扉スレーブ、14はお金を受付する
コインメックスレーブ、15は商品の搬出を制御する搬
出スレーブ、16は商品の販売データ,キーボードで設
定された設定データ,売切情報(故障情報)等を格納す
るデータ収集スレーブである。なお、その他図外のオプ
ションユニットを含む場合もある。
【0020】図5はこの商品販売情報提供自販機10に
おけるデータ収集スレーブ16でのデータの流れの例を
示す。データ収集スレーブ16には、図1,図2で述べ
たと同様なこの自販機10についての販売データd1、
及びキーボードより設定したコラム別商品名を含む各種
設定データd2、及び売切情報を含む故障情報d3を格
納して、キーボードスレーブ12等を介しアドバイス出
力起動指令CMDが入力されると、データ収集スレーブ
16内の演算手段16Aはデータ収集スレーブ16に格
納している、販売データd1,設定データd2,故障情
報d3により演算を行い、アドバイス情報ADVを出力
する。
【0021】次に商品販売情報提供システムのセンタ装
置20、及び商品販売情報提供自販機10(のデータ収
集スレーブ16)が出力するアドバイス情報ADVにつ
いて説明する。図7は、本発明に関わる1つの自販機1
又は10の各商品毎の週単位での売切発生状況例を示
す。ここで丸印は売切発生を意味し、コーヒAは第1週
目,第2週目,第4週目に売切となったことが示されて
いる。
【0022】センタ装置20はデータ収集対象の各自販
機についての、また商品販売情報提供自販機10は自身
の自販機についての、夫々の販売データd1,設定デー
タd2,故障情報(売切データ)d3を基に、個別自販
機毎の図6で示すような各コラムに設定された商品名と
しての商品コードCDを記憶し、図7で示すような故障
情報(売切状況)を記憶すると共に、図8で示すような
各商品毎の週単位販売数量を計算して記憶する。
【0023】そしてさらに商品(のコード)別の週毎の
売上係数を下記の計算式(1)によって求めて記憶す
る。
【0024】
【数1】(販売数量)×100/[(満杯数量)×(コ
ラム数量)]=売上係数(%)・・・式(1) 但し コラム数量: 当該コードの商品が何コラム使用してい
るかの数量 満杯数量 : 1コラムに当該コードの商品を何本いれ
られるかの数量 販売数量 : 1週間に当該コードの商品が売れた数量 センタ装置20及び自販機10はアドバイス出力起動指
令CMDの入力に基づいて、上記の売上係数からその商
品のコラム数を増減する(最適コラム配分のための)ア
ドバイス情報ADVを出力する。
【0025】ここでコラムを増やすアドバイス情報AD
Vを出力する場合の条件は次の通りである。 1)当該自販機のその商品のコラム数が少ない場合(例
えば、1商品1コラムの場合):ある閾値以上の売上係
数になった場合に、コラムを増やすアドバイス指示を行
う。
【0026】2)当該自販機のその商品のコラム数が多
い場合(例えば、1商品複数コラムの場合):ある閾値
以上の売上係数になって、所定期間内に売切になったコ
ラム数がある閾値の個数以上ある場合に、コラム数を増
やすアドバイス指示を行う。
【0027】また、コラムを減らすアドバイス情報AD
Vを出力する場合の条件は次の通りである。その商品の
売上係数がある閾値以下になった場合に、その商品のコ
ラムを減らすアドバイス指示を示す。但し売上係数につ
いての前記の各閾値は下記内容等を考慮して決定され
る。
【0028】 自販機の設置場所の立地条件 イベント開催の有り/無し 過去の販売状況 商品補充周期 季節 以上のように商品別の売上係数及び売切回数に基づき、
センタ装置20及び商品販売情報提供自販機10が自動
的に、各当該自販機についての商品別の最適なコラム配
分のアドバイス指示が行える。
【0029】図9は自販機設置場所一覧例を示す。この
図9では自販機の設置場所(名)毎に設置番号LNが定
められている。図10は設置場所別の各自販機の月単位
売切回数集計例を示す。なお、一般に売切状況の回数集
計方法は、設置場所の異なる各自販機毎にある一定期間
(例えば、1週間又は1カ月毎)の売切になった数をカ
ウントする。
【0030】図11は設置場所の異なる自販機別の一定
期間の販売数量グラフ例を示す。このような自販機別の
一定期間の全販売数量と故障情報(売切回数)から商品
販売情報提供システムのセンタ装置20は、アドバイス
出力起動指令CMDの入力に基づいて次のように自販機
の増設,撤退といった移設のアドバイス指示(アドバイ
ス情報)ADVを出力することができる。
【0031】この自販機の移設アドバイスは、自販機単
位の販売数量がある閾値以下で、一定期間の売切回数が
ある閾値以下の自販機については、その自販機の設置場
所が適切でないと判断し、例えば販売数量がある閾値以
上で、一定期間の売切回数がある閾値以上の場所に移設
するようアドバイスを行うものである。即ち自販機の移
設としての自販機増設,撤退の判断条件を要約すれば次
のようになる。
【0032】 自販機撤退の場合: 商品販売数量 < 閾値 商品売切回数 < 閾値 自販機増設の場合: 商品販売数量 > 閾値 商品売切回数 > 閾値 但し自販機によっては、販売数量のみで移設アドバイス
指示を行う場合もある。なお、この自販機移設条件の4
つの閾値は夫々下記内容等を考慮して決定される。
【0033】 自販機の設置場所の立地条件 イベント開催の有り/無し 自販機の採算性 自販機毎の平均販売数量(過去のデータ) 商品補充周期 季節 次に例えば図6のコラム番号3番と4番のコーヒBが新
商品とする。図12は、この新商品のコーヒBを含む各
商品毎の週単位販売数量のグラフ例である。また図13
は図12に対応する新商品コーヒBの販売数量の週単位
成長率グラフを示す。ここで成長率の基準(0%)は、
新商品発売当初(第1週の販売数量)を基準としてい
る。但し成長率の基準0%設定は、過去の新商品平均販
売数量を基準にする方法等もある。
【0034】本発明では以上のような新商品の成長率を
基に、センタ装置20及び商品販売情報提供自販機10
がアドバイス出力起動指令の入力に基づいて、次のよう
に新商品人気度合情報(アドバイス情報)ADVを出力
することができる。ここで新商品の人気度合情報指示の
方法としては、新商品の1週間毎(又は1日毎,1カ月
毎)の成長率を計算し、一定期間の成長率を保存してい
てその平均成長率を求め、その平均成長率を複数設定さ
れた閾値と比較して次表1のような人気度合情報を出力
する。例えば
【0035】
【表1】 但しこの人気度合情報の閾値A〜Dは夫々下記内容等を
考慮して決定される。
【0036】 過去の新商品の平均販売数量 新商品の戦略的な販売数量 イベント開催の有り/無し 商品補充周期 季節 図14は図6のコールドコーヒCの月単位販売数量のグ
ラフ例を示す。なお、このコールドコーヒCはホットコ
ーヒとしても販売可能な商品であるものとする。図15
は図14に対応するコールドコーヒCの販売数量の月単
位成長率のグラフを示す。成長率は、他のコールド商品
の平均販売数量を基準(0%)として計算する。
【0037】本発明ではセンタ装置20及び商品販売情
報提供自販機10が、以上のように商品の成長率を計算
して、次に述べるように切換月を決定し、さらにその月
の週単位で成長率を計算してアドバイス出力起動指令C
MDの入力に基づいて、コールドコーヒよりホットコー
ヒへ、あるいはホットコーヒよりコールドコーヒに切換
えるアドバイス指示(アドバイス情報)ADVを出力す
ることができる。
【0038】ここで切換月の判断は、ホットコーヒより
コールドコーヒへ切換える場合は、成長率がプラス方向
へある閾値(+M%)以上になった時点とする。従って
図15の例では4月度がホットコーヒよりコールドコー
ヒへ切換える月とする。また、コールドコーヒよりホッ
トコーヒへ切換える場合は、成長率がマイナス方向へあ
る閾値(−M%)以上になった時点とする。従って図1
5の例では10月度がコールドコーヒよりホットコーヒ
へ切換える月とする。
【0039】さらに切換の具体的なタイミング(週)は
次のように判断する。図16はコールドコーヒCの販売
数量の4月度の週単位成長率のグラフ例を示す。ここで
成長率は、週単位の平均販売数量を基準(0%)として
計算する。このデータから成長率が4月度の第4週の計
算が終了した時点で、プラス方向へある閾値(+N%)
以上になった時点で、ホットコーヒよりコールドコーヒ
へ切換えるアドバイス指示を行う。
【0040】図17はコールドコーヒCの販売数量の1
0月度の週単位成長率のグラフ例を示す。成長率は、週
単位の平均販売数量を基準(0%)として計算する。こ
のデータから成長率が10月度の第4週の計算が終了し
た時点で、マイナス方向へある閾値(−N%)以上にな
った時点で、コールドコーヒよりホットコーヒへ切換え
るアドバイス指示を行う。但しこの切換タイミング判断
のための閾値M%,N%は、下記内容等を考慮して決定
される。
【0041】 自販機の設置条件(室内,室外等) 過去の販売データ 自販機の規模(大型機,中型機,小型機等) 商品の補充周期
【0042】
【発明の効果】本発明によれば個々の自販機の販売デー
タ,設定データ,売切データを基にこのデータを収集す
るセンタ装置及び自身の前記データを収集する機能を持
つ自販機が、自販機の最適コラム配分のアドバイス指
示,自販機の移設のアドバイス指示,新商品の人気度合
情報,商品のホット/コールド切換のアドバイス指示等
を出力提供するようにしたので、販売チャンスを見逃す
ことなく安定した商品の販売が確保できるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1ないし4に関わる発明の実施例として
の商品販売情報提供システムのセンタ装置におけるデー
タの流れを示す図
【図2】同じく商品販売情報提供システムの構成図
【図3】本発明に関わる自販機の外観の例を示す図
【図4】請求項5ないし7に関わる発明の実施例として
の商品販売情報提供自販機のシステム構成図
【図5】同じくデータ収集スレーブにおけるデータの流
れを示す図
【図6】本発明に関わる自販機のコラム構成例を示す図
【図7】同じく自販機の商品毎の売切状況の例を示す図
【図8】同じく自販機の商品毎の週単位での販売数量の
推移の例を示す図
【図9】同じく自販機の設置番号と設置場所名との関係
の例を示す図
【図10】同じく自販機の設置場所毎の月単位での売切
回数の推移の例を示す図
【図11】同じく自販機の設置場所毎の一定期間内の総
販売数量の例を示す図
【図12】同じく自販機における新商品を含む商品毎の
週単位での販売数量の推移の例を示す図
【図13】新商品の図12に対応する週単位での販売数
量の成長率を示す図
【図14】本発明に関わる自販機におけるコールドコー
ヒの月単位での販売数量の推移を示す図
【図15】図14に対応するコールドコーヒの月単位で
の販売数量の成長率の推移を示す図
【図16】同じく切換月におけるコールドコーヒの週単
位での販売数量の成長率の推移の例を示す図
【図17】同じく切換月におけるコールドコーヒの週単
位での販売数量の成長率の推移の他の例を示す図
【符号の説明】
1 自販機本体 2 商品選択スイッチ 3 商品サンプル 10 商品販売情報提供自販機 11 マスタユニット 12 キーボードスレーブユニット 13 扉スレーブユニット 14 コインメックスレーブユニット 15 搬出スレーブユニット 16 データ収集スレーブユニット 16A 演算手段 17 シリアル伝送路 DT 収集データ G(G1〜Gm) 自販機群 20 センタ装置 20A 演算手段 F0 全体のデータベースファイル F1 商品別ファイル F2 自販機別ファイル F3 設定データファイル F4 故障情報ファイル d1 販売データ d2 設定データ d3 故障情報 CMD アドバイス出力起動指令 ADV アドバイス情報 CN コラム番号 CD 商品コード LN 設置番号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 槇田 幸雄 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 杉野 一彦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各自動販売機についての所定期間毎のコラ
    ム別販売数量,コラム別商品名,コラム別売切回数等の
    収集データが格納され、 アドバイス出力起動指令の入力に基づいて、前記の収集
    データから自動販売機における最適な商品別のコラム配
    分のアドバイス情報を、コラム配分の変更が必要な自動
    販売機について出力するセンタ装置を備えたことを特徴
    とする商品販売情報提供システム。
  2. 【請求項2】各自動販売機についての所定期間毎のコラ
    ム別販売数量,コラム別商品名,コラム別売切回数等の
    収集データが格納され、 アドバイス出力起動指令の入力に基づいて、前記の収集
    データから撤去又は増設を要する自動販売機を指示する
    アドバイス情報を出力するセンタ装置を備えたことを特
    徴とする商品販売情報提供システム。
  3. 【請求項3】各自動販売機についての所定期間毎のコラ
    ム別販売数量,コラム別商品名,コラム別売切回数等の
    収集データが格納され、 アドバイス出力起動指令の入力に基づいて、前記の収集
    データから新商品の人気度合を示すアドバイス情報を出
    力するセンタ装置を備えたことを特徴とする商品販売情
    報提供システム。
  4. 【請求項4】各自動販売機についての所定期間毎のコラ
    ム別販売数量,コラム別商品名,コラム別売切回数等の
    収集データが格納され、 アドバイス出力起動指令の入力に基づいて、前記の収集
    データから冷状態又は温状態で販売する商品の冷状態か
    ら温状態へ、又は温状態から冷状態への切換時点を指示
    するアドバイス情報を出力するセンタ装置を備えたこと
    を特徴とする商品販売情報提供システム。
  5. 【請求項5】自身の所定期間毎のコラム別販売数量,コ
    ラム別商品名,コラム別売切回数等の収集データを格納
    する手段と、 アドバイス出力起動指令の入力に基づいて、前記の収集
    データから最適の商品別のコラム配分のアドバイス情報
    をコラム配分の変更が必要となった時点に出力する手段
    とを備えたことを特徴とする商品販売情報提供自動販売
    機。
  6. 【請求項6】自身の所定期間毎のコラム別販売数量,コ
    ラム別商品名,コラム別売切回数等の収集データを格納
    する手段と、 アドバイス出力起動指令の入力に基づいて、前記の収集
    データから新商品の人気度合を示すアドバイス情報を出
    力する手段とを備えたことを特徴とする商品販売情報提
    供自動販売機。
  7. 【請求項7】自身の所定期間毎のコラム別販売数量,コ
    ラム別商品名,コラム別売切回数等の収集データを格納
    する手段と、 アドバイス出力起動指令の入力に基づいて、前記の収集
    データから冷状態又は温状態で販売する商品の冷状態か
    ら温状態へ、又は温状態から冷状態への切換時点を指示
    するアドバイス情報を出力する手段とを備えたことを特
    徴とする商品販売情報提供自動販売機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008204390A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Mitsubishi Electric Corp 標準仕様選択装置

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JP2008204390A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Mitsubishi Electric Corp 標準仕様選択装置

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