JP2000222505A - 商品販売情報遠隔管理システム並びに商品販売端末及び中央管理装置 - Google Patents

商品販売情報遠隔管理システム並びに商品販売端末及び中央管理装置

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JP2000222505A
JP2000222505A JP2342899A JP2342899A JP2000222505A JP 2000222505 A JP2000222505 A JP 2000222505A JP 2342899 A JP2342899 A JP 2342899A JP 2342899 A JP2342899 A JP 2342899A JP 2000222505 A JP2000222505 A JP 2000222505A
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JP2342899A
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Takayuki Okuda
孝之 奥田
Akio Iijima
明男 飯島
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Kokusai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kokusai Kogyo Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機その他の遠隔地の端末における商
品の販売情報の管理を容易に行えるようにする。 【解決手段】 商品販売端末2は、各商品毎に販売数量
をカウントするカウンタ24と、カウンタの値に基づき
商品の補充情報を商品販売情報として中央管理装置に送
信する送信手段21〜23とを備え、中央管理装置1
は、商品販売端末の商品販売情報の収集情報や在庫管理
情報を格納するデータベース12〜15と、定期的に商
品販売端末を呼び出して商品販売情報を収集しデータベ
ースに格納する情報収集手段16と、収集した商品販売
情報と在庫管理情報に基づき商品補充の要否を判定する
判定手段17とを備え、遠隔地の商品販売情報を収集し
て商品の補充・在庫の管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地の商品販
売、在庫情報を収集して管理する商品販売情報遠隔管理
システム並びに商品販売端末及び遠隔管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】遠隔地に点在して配置された複数の自動
販売機の商品の販売情報をセンターで管理する場合、例
えば各自動販売機まで配送車で商品を配送し補充して回
る際に配送者がその都度、商品の種類毎に前回からの変
動数量を台帳などに記帳し、それを管理センターのコン
ピュータに入力し蓄積して統計処理することにより、日
単位や、週単位、月単位、季節単位の販売数量、その変
動、推移などが求められる。そして、これらのデータに
基づき商品の種類毎の在庫の調整や、仕入れ計画、補充
計画などを設定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、管理する自動
販売機の数が多くなると、商品の種類や、数量が多くな
るだけでなく、自動販売機によって商品の売れ行きの時
期などによる変動、動向が多様にバラツキ、特に補充計
画を設定するのが非常に煩雑になる。しかも、商品の種
類毎に的確に補充できるようにするには、常に販売数量
を把握して補充時期、補充数量をきめ細かに設定するこ
とが要求される。特に、補充期間が長くなると、急に商
品の売れ行きが伸びるような短期間な変動があった場合
に、補充の対応が追いつかなくなり、品不足になるとい
う問題も生じてくる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、自動販売機その他の遠隔地の端末
における商品の販売情報の管理を容易に行えるようにす
るものである。
【0005】そのために本発明は、遠隔地の商品販売情
報を収集して商品の補充・在庫の管理を行う商品販売情
報遠隔管理システムであって、商品別に販売数量を計数
して販売情報を通信回線に送出する複数の商品販売端末
と、通信回線を介し前記複数の商品販売端末の販売情報
を収集して、前記商品販売端末の商品別の販売量から補
充の要否、補充量を求め商品の在庫・補充管理を行う中
央管理装置とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】また、前記商品販売端末は、商品別に販売
数量をカウントするカウンタと該カウンタの値を商品販
売情報として前記中央管理装置からの要求に応じて通信
回線に送出する自動販売機であり、単位時間当たりの販
売数量が予め設定された基準値以内かどうかを判定し、
前記基準値を越えたとき前記中央管理装置へ商品補充要
求の通報を行うことを特徴とし、前記中央管理装置は、
予め設定された時刻やタイミングに基づき前記各商品販
売端末を呼び出し商品販売情報を収集し、前記補充の要
否を段階に分けて求め、さらに、地図データ及び該地図
上における前記商品販売端末の位置データを有し、判定
値と在庫との比較に基づき、補充の優先度及び補充量を
判定情報としてリスト出力すると共に商品販売端末の位
置を重畳した地図を出力することを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る商品販売情
報遠隔管理システムの実施の形態を示す図、図2は端末
管理データベースの構成例を示す図、図3は売上統計デ
ータベースの構成例を示す図、図4は制御データベース
の構成例を示す図、図5は在庫管理データベースの構成
例を示す図、図6は制御テーブルの構成例を示す図であ
る。図中、1は中央管理装置、2は遠隔端末、3は通信
回線、11、21は通信制御部、12は端末管理データ
ベース、13は売上統計データベース、14は制御デー
タベース、15は在庫管理データベース、16はデータ
収集処理部、17は判定処理部、18は入出力部、19
は時計、22はコントローラ、23は制御テーブル、2
4−1〜24−nは売上カウンタを示す。
【0008】図1において、遠隔端末2は、例えば自動
販売機としてセンターから離れた遠隔地に適宜設置さ
れ、商品別に販売数量を計数して販売情報を通信回線3
に送出する商品販売端末であり、中央管理装置1は、販
売商品を管理し複数の遠隔端末2に配送、補充するセン
ターに設置され、通信回線3を介し複数の遠隔端末2の
販売情報を収集して、各遠隔端末2の商品別の販売量か
ら補充の要否、補充量を求め商品の在庫・補充管理を行
うものである。中央管理装置1と遠隔端末2との間は、
それぞれの通信制御部11、21により通信回線3を介
して呼び出し、データの転送その他必要な通信を行う。
【0009】中央管理装置1は、各遠隔端末2の商品販
売情報を収集して商品の補充・在庫の管理を行うために
次のような各データベースを有している。まず、端末管
理データベース12は、例えば図2に示すように遠隔端
末毎に、そのIDや設置場所、扱っている商品数、デー
タの収集態様、そして、それぞれの商品番号、その在庫
可能容量を地区毎にまとめて設定し登録しておくもので
ある。また、必要に応じ地図データと該地図データと設
置場所とのリンク情報を有する。したがって、この端末
管理データベース12には、地区毎に、どこに端末が設
置されているか、どのような商品がどの程度出回ってい
るかを示す情報、何時どのような態様によりそれぞれの
遠隔端末2から商品販売情報を収集するかなど、各遠隔
端末2の商品販売情報を収集して商品の補充・在庫の管
理を行うために必要な基本的な情報が登録される。
【0010】売上統計データベース13は、例えば図3
に示すように遠隔端末毎に、各商品番号における販売数
量を1日単位で蓄積し、さらにそれを週単位、月単位、
季節単位で集計したデータを格納するものである。した
がって、例えば日単位、週単位、月単位、季節単位の販
売数量をグラフにして出力することにより、販売動向、
時期的な変動を見ることができ、商品の単価を乗ずるこ
とにより簡単にその時々の売上高を算出することができ
る。
【0011】制御データベース14は、例えば図4に示
すように遠隔端末毎に、各商品番号の要補充判定値A、
優先補充判定値Bを登録しておくものであり、要補充判
定値Aは、その商品番号について在庫の状況などから補
充が必要になったことを判定するための基準値、優先補
充判定値Bは、さらに在庫が減少したことにより優先的
に補充が必要になったことを判定するための基準値であ
る。これは、図2に示した端末管理データベース12の
容量と図3に示した売上統計データベース13の売上動
向を基本にして設定されるものであり、時期的に売上変
動が大きい遠隔端末、あるいは商品番号の場合には、そ
の時期的な変動に応じて判定値を登録しておいてもよい
し、切り換えるようにしてもよい。
【0012】在庫管理データベース15は、例えば図5
に示すように遠隔端末毎に、各商品番号の在庫数量、補
充可能量、補充が必要な状態になっているか否かを示す
補充フラグ、標準補充量A、Bを登録するものである。
したがって、これらの情報を最新の商品販売情報に基づ
いて得られたものである。例えば在庫数量は、図3に示
した売上統計データベース13に販売数量が計上される
と、その数量を前回の在庫数量から引算することにより
求めら、補充可能量は、図2に示した端末管理データベ
ース12の容量から在庫数量を引算することにより求め
られる。また、補充フラグは、図4に示した要補充判定
値A、優先補充判定値Bを用いた判定結果により設定さ
れ、要補充判定値Aにより補充が必要とされたときが標
準補充量A、優先補充判定値Bにより補充が必要とされ
たときが標準補充量Bであるが、容量一杯にするのが補
充可能量である。
【0013】また、中央管理装置1は、上記の各データ
ベースを使って各遠隔端末2の商品販売情報を収集して
商品の補充・在庫の管理を行うが、そのため次のような
処理手段を有している。まず、データ収集処理部16
は、端末管理データベース12に設定された収集態様に
したがって、例えば毎朝定時の8時に収集を行うように
設定されている遠隔端末2の場合には、時計19がその
収集時刻の8時になると、その遠隔端末2を端末IDで
呼び出し、各商品番号の商品販売情報として例えば販売
数量の送信を要求して収集する。そして、その収集した
各遠隔端末2、各商品番号の販売数量、収集後には、週
単位、月単位、季節の集計が必要な時期であればその集
計計算を行い、それらの販売数量を図3に示した売上統
計データベース13に格納し、併せて在庫数量を計算し
て図5に示した在庫管理データベース15に格納する。
また、週末や月末などの時期、その他必要な時期、指示
に応じてグラフやリストを作成し出力する。
【0014】商品販売情報の収集が1日単位ではなく、
午前、午後など1日に数回ある場合には、売上統計デー
タベース13として図3に示した1日単位のほかに、あ
るいは1日分の各収集時刻における販売数量をバッファ
などの記憶手段に保持しておき、1日の終了時点で集計
して1日単位の欄に書き込めばよい。収集が毎日でなけ
れば、収集日以外の日は空欄にすればよい。また、販売
数量の収集内容としては、毎回収集した販売数量を加算
するように収集の都度、遠隔端末2の販売数量を0にリ
セットしてもよいし、遠隔端末2で販売数量をリセット
することなくオーバーフローすればリセットして繰り返
しカウントさせるようにし、前回収集時の販売数量をレ
ジスタなどに保持しておき、次回収集時の販売数量との
差を求めるようにしてもよい。
【0015】判定処理部17は、例えば図4に示した制
御データベース14の設定内容にしたがい、図5に示し
た在庫管理データベース15の在庫数量などから各遠隔
端末2、各商品番号の補充が必要な状況にあるか否かを
判定するものである。補充フラグは、例えば2ビットと
することにより、在庫数量が要補充判定値Aと比較して
少なくなると、「01」に設定し、さらに在庫数量が減
って優先補充判定値Bよりも少なくなると、「11」に
設定することができる。この補充フラグの設定状態か
ら、補充フラグが「01」の場合には標準補充量Aによ
り、しかし、補充フラグが「11」の場合には標準補充
量Bにより、商品の補充、配送計画を設定することがで
きる。勿論、補充可能量により商品の補充、配送計画を
設定してもよい。
【0016】実際に、商品の補充、配送計画は、各遠隔
端末2における各商品番号の在庫状況を総合的に判断し
て設定される。したがって、補充フラグが「01」の商
品番号が1、2しかない遠隔端末2は、他の遠隔端末2
への商品の補充、配送ルート上にあり配送量に余裕があ
るなど、配送車の手配や効率上で特に問題がなければそ
の対象としてもよいが、特に急を要しないため、次回廻
しにすることも考慮できる。しかし、補充フラグが「1
1」の商品番号のある遠隔端末は、速やかに商品の補
充、配送計画に組み入れることを促すものである。
【0017】入出力部18は、各データベースの設定、
登録などの入力、各種演算指示の入力、及びそれらの結
果や、各データベースの内容の展開出力を行うものであ
り、キーボードやマウス、タブレットなどの入力装置、
ディスプレイやプリンタ、XYプロッタなどの出力装置
を有する。
【0018】遠隔端末2は、通信回線3を介して中央管
理装置1と通信を行う通信制御部21の他に、中央管理
装置1に商品販売情報を送るために各商品番号の販売数
量をカウントする売上カウンタ24−1〜24−n、遠
隔端末2の全体を制御するためのコントローラ22及び
その制御を行うためのデータを設定する制御テーブル2
3を有している。制御テーブル23は、例えば図6に示
すように各商品番号の補充通報判定値、単位時間計数
値、積算計数値を書き込むものである。補充通報判定値
は、その商品番号が突然大量に売れ出し在庫切れになる
状況に至ったことを判定するための値であり、その判定
の対象となるのが単位時間計数値である。つまり、予め
決められた時間における販売数量を示す単位時間計数値
が補充通報判定値を越えると、品切れになる前にセンタ
ーの中央管理装置1に通報する。したがって、単位時間
計数値は、単位時間毎に計数値がリセット更新される。
積算計数値は、各商品番号の積算した販売数量を示すも
のである。
【0019】コントローラ22は、単位時間毎に単位時
間計数値を積算計数値に加算した後各売上カウンタ24
−1〜24−nの値に制御テーブルの単位時間計数値を
書き換え、各売上カウンタ24−1〜24−nをリセッ
トする。そして、補充通報判定値と単位時間計数値との
比較を行うことにより補充通報の判定を行い、単位時間
計数値が補充通報判定値を越えれば通信制御部21から
通信回線3を介して中央管理装置2に通報する。さら
に、中央管理装置2から呼び出しがあり、各商品番号の
商品販売情報の転送要求があると、通信制御部21から
通信回線3を介して中央管理装置2に積算計数値を送っ
た後、積算計数値を0にクリアする。
【0020】また、コントローラ22は、中央管理装置
2から呼び出しがあり、各商品番号の商品販売情報の転
送要求があると、通信制御部21から通信回線3を介し
て中央管理装置2に各売上カウンタ24−1〜24−n
の計数値を送り、その後に各売上カウンタ24−1〜2
4−nを0にクリアしてもよい。その場合、図6に示す
制御テーブルは、積算計数値に代えて前回の各売上カウ
ンタ24−1〜24−nの計数値を書き込み、単位時間
計数値と前回の計数値とを単位時間毎に更新すればよ
い。先に述べたように中央管理装置2に計数値を送った
後もクリアすることなく各売上カウンタ24−1〜24
−nがオーバーフローした時0にクリアして繰り返しカ
ウントする使い方をした場合にも同様である。
【0021】次に、中央管理装置及び遠隔端末の全体の
処理概要を説明する。図7は中央管理装置におけるデー
タ収集処理の流れを説明するための図、図8は遠隔端末
における在庫管理の処理の流れを説明するための図、図
9は地図上に遠隔端末と補充の要否情報を重畳した出力
例を示す図である。
【0022】まず、中央管理装置におけるデータ収集処
理は、図7に示すように管理端末データベースに設定さ
れた収集態様で指定された収集時刻にしたがい、データ
収集の時刻か否かを判断し(ステップS11)、収集時
刻になると、遠隔端末を呼び出し(ステップS12)、
その遠隔端末に商品販売情報のデータの送信要求を送出
する(ステップS13)。遠隔端末から商品番号毎に商
品販売情報のデータが送られてくると、それを受信して
売上統計データベースに格納する(ステップS14)。
呼び出した遠隔端末の商品番号の全て、収集時刻となっ
ている他の遠隔端末の全てについて商品販売情報のデー
タ受信が終了すると(ステップS15、S16)、各商
品番号について必要に応じて集計処理を行い(ステップ
S17)、各商品番号について補充が必要か否か在庫状
況の判定処理を行う(ステップS18)。以上のステッ
プS11〜18を繰り返し実行する。判定処理の結果得
られる補充の要否の情報は、図9に示すように地図上の
遠隔端末の位置に色や模様、マークを付加する等、表示
態様を変えて出力することにより、また、各遠隔端末、
各商品の補充量は、リストとして出力することにより、
配送計画の設定、配送ルートの設定などに利用すること
ができる。
【0023】また、遠隔端末においてタイマで単位時間
の計数値を監視する場合の在庫管理の処理は、図8に示
すように監視カウンタをクリアして(ステップS2
1)、タイマスタートさせる(ステップS22)。所定
の時間が経過してタイムオーバになれば(ステップS2
3)、その時のカウント値を読み取って単位時間計数値
とし(ステップS24)、その単位時間計数値を基準値
である補充通報判定値と比較する(ステップS26)。
その結果、カウント値が基準値を越えた場合には、中央
管理装置に品切れ予測の通報を行い(ステップS2
7)、その後、また、ステップSステップS26で基準
値以内であった場合には、カウント値を積算計数値に加
え(ステップS28)、ステップS21に戻って同様の
処理を繰り返し実行する(ステップS29)。
【0024】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、通信回線を介して遠隔端末から中央
管理装置に商品販売情報を収集して商品の補充・在庫の
管理を行うようにしたが、通信回線は、通常の公衆電話
回線でもよいし、PHSや携帯電話、その他の無線通信
回線、或いは専用の通信回線、インターネット回線、衛
星通信の回線などを使用してもよい。また、自動販売機
を遠隔端末としてその販売情報を収集したが、コンビニ
エンスストアなどのような店舗のPOSターミナルの情
報の収集、保管倉庫における各種物品の保管、払出し情
報の収集にも同様に適用してもよい。さらに、中央管理
装置から設定されたタイミングで定期的に遠隔端末を呼
び出し商品販売情報の収集を行うようにしたが、遠隔端
末から適宜、あるいは定期的に中央管理装置に商品販売
情報を送るようにしてもよいし、その際に遠隔端末から
商品販売情報としてそれぞれの販売数量のデータだけで
なく、それらを集計処理したデータを電子メールで中央
管理装置に送ることにより、中央管理装置が必要に応じ
てその電子メールを受信できるようにしたものであって
もよい。
【0025】中央管理装置では、要補充判定値、優先補
充判定値を設定し、これらの判定値と在庫数量との比較
により商品の補充、在庫調整を行うようにしたが、蓄積
した販売数量を基にその変動を予測することにより、在
庫数量の変動をシミュレーションし、配送時期と補充数
量を予測して配送計画を策定できるようにしてもよい。
また、補充を必要とする遠隔端末をリストアップして出
力する際に、同時にその遠隔端末の設置場所と地図デー
タの道路ネットワークデータを組み合わせて配送ルート
と共に出力してもよい。配送ルートは、ナビゲーション
システムにおいて周知の経路探索機能を利用することが
でき、配送センターを出発地と目的地とし、配送する遠
隔端末をそれぞれ通過地点、経由地点として経路探索を
行うことにより、最適配送ルートを算出することができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、商品別に販売数量を計数して販売情報を通信
回線に送出する複数の商品販売端末と、通信回線を介し
複数の商品販売端末の販売情報を収集して、商品販売端
末の商品別の販売量から補充の要否、補充量を求め商品
の在庫・補充管理を行う中央管理装置とを備え、遠隔地
の商品販売情報を収集して商品の補充・在庫の管理を行
うので、無駄なく適切な商品の補充・在庫の管理を行う
ことができる。しかも、販売数量を蓄積してその動向を
把握できるので、販売数量の予測シミュレーションが高
精度で可能となり、商品の発注、在庫の調整が最適なタ
イミングで実現できる。また、補充の必要な商品販売端
末、商品、その量を逐一具体的に出すことができ、地図
上に重畳させることにより、配送ルート、必要な積荷の
種類と積載量が求めやすくなり、商品補充業務、配送計
画業務、物流業務の効率化、在庫管理費用の削減などが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る商品販売情報遠隔管理システム
の実施の形態を示す図である。
【図2】 売上統計データベースの構成例を示す図であ
る。
【図3】 端末管理データベースの構成例を示す図であ
る。
【図4】 制御データベースの構成例を示す図である。
【図5】 在庫管理データベースの構成例を示す図であ
る。
【図6】 制御テーブルの構成例を示す図である。
【図7】 中央管理装置におけるデータ収集処理の流れ
を説明するための図である。
【図8】 遠隔端末における在庫管理の処理の流れを説
明するための図である。
【図9】 地図上に遠隔端末と補充の要否情報を重畳し
た出力例を示す図である。
【符号の説明】
1…中央管理装置、2…遠隔端末、3…通信回線、1
1、21…通信制御部、12…端末管理データベース、
13…売上統計データベース、14…制御データベー
ス、15…在庫管理データベース、16…データ収集処
理部、17…判定処理部、18…入出力部、19…時
計、22…コントローラ、23…制御テーブル、24−
1〜24−n…売上カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E044 AA01 CA09 CB01 CC04 DA08 DA10 DB14 DC02 DC10 DE01 DE02 EA05 EA20 EB01 5B049 BB11 CC09 CC27 CC31 DD01 EE02 EE05 EE07 EE41 FF02 FF03 FF04 GG01 GG04 GG07 GG09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔地の商品販売情報を収集して商品の
    補充・在庫の管理を行う商品販売情報遠隔管理システム
    であって、商品別に販売数量を計数して販売情報を通信
    回線に送出する複数の商品販売端末と、通信回線を介し
    前記複数の商品販売端末の販売情報を収集して、前記商
    品販売端末の商品別の販売量から補充の要否、補充量を
    求め商品の在庫・補充管理を行う中央管理装置とを備え
    たことを特徴とする商品販売情報遠隔管理システム。
  2. 【請求項2】 前記商品販売端末は、商品別に販売数量
    をカウントするカウンタと該カウンタの値を商品販売情
    報として前記中央管理装置からの要求に応じて通信回線
    に送出する自動販売機であることを特徴とする請求項1
    記載の商品販売情報遠隔管理システム。
  3. 【請求項3】 前記商品販売端末は、単位時間当たりの
    販売数量が予め設定された基準値以内かどうかを判定
    し、前記基準値を越えたとき前記中央管理装置へ商品補
    充要求の通報を行うことを特徴とする請求項1記載の商
    品販売情報遠隔管理システム。
  4. 【請求項4】 前記中央管理装置は、予め設定された時
    刻やタイミングに基づき前記各商品販売端末を呼び出し
    商品販売情報を収集することを特徴とする請求項1記載
    の商品販売情報遠隔管理システム。
  5. 【請求項5】 前記中央管理装置は、前記補充の要否を
    段階に分けて求めることを特徴とする請求項1記載の商
    品販売情報遠隔管理システム。
  6. 【請求項6】 通信回線を介して中央管理装置に商品販
    売情報を送信して商品の補充・在庫の管理を行うための
    遠隔地の商品販売端末であって、各商品毎に販売数量を
    カウントするカウンタと、前記カウンタの値に基づき商
    品の補充情報を前記商品販売情報として前記中央管理装
    置に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする商品
    販売端末。
  7. 【請求項7】 前記送信手段は、前記中央管理装置から
    の要求に応じて前記商品販売情報を送信することを特徴
    とする請求項6記載の商品販売端末。
  8. 【請求項8】 前記送信手段は、予め設定された単位時
    間と基準値に基づき前記単位時間当たりに前記カウンタ
    の値が基準値を越えて増加したことを条件に前記商品販
    売情報を送信することを特徴とする請求項6記載の商品
    販売端末。
  9. 【請求項9】 通信回線を介して遠隔地の商品販売端末
    から商品販売情報を収集して商品の補充・在庫の管理を
    行う中央管理装置であって、前記商品販売端末の商品販
    売情報の収集情報や在庫管理情報を格納するデータベー
    スと、定期的に前記商品販売端末を呼び出して商品販売
    情報を収集し前記データベースに格納する情報収集手段
    と、前記収集した商品販売情報と前記在庫管理情報に基
    づき商品補充の要否を判定する判定手段とを備え、前記
    商品販売端末の商品の補充・在庫の管理を行うことを特
    徴とする中央管理装置。
  10. 【請求項10】 前記データベースは、補充を要するか
    否かを判定する複数の判定値を有し、前記判定手段は、
    前記判定値と在庫との比較に基づき、補充の優先度及び
    補充量を判定情報として出力することを特徴とする請求
    項9記載の中央管理装置。
  11. 【請求項11】 前記データベースは、地図データ及び
    該地図上における前記商品販売端末の位置データを有
    し、前記判定手段は、前記判定値と在庫との比較に基づ
    き、補充の優先度及び補充量を判定情報としてリスト出
    力すると共に商品販売端末の位置を重畳した地図を出力
    することを特徴とする請求項10記載の中央管理装置。
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