JPH0962874A - 自動改札機 - Google Patents
自動改札機Info
- Publication number
- JPH0962874A JPH0962874A JP23910595A JP23910595A JPH0962874A JP H0962874 A JPH0962874 A JP H0962874A JP 23910595 A JP23910595 A JP 23910595A JP 23910595 A JP23910595 A JP 23910595A JP H0962874 A JPH0962874 A JP H0962874A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper cover
- ticket gate
- torsion bar
- automatic ticket
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動改札機の上カバーの開状態を任意の角度
で保持できるようにする。 【解決手段】 改札通路方向と同じ方向の支軸を有する
ヒンジ機構により開閉される筐体の上カバーを備えた自
動改札機において、前記支軸に皿ばねを介在させるとと
もに、前記上カバーと前記筐体との間にトーションバー
を設け、常時、そのトーションバーによりその上カバー
が開く方向に付勢されていることを特徴とする。
で保持できるようにする。 【解決手段】 改札通路方向と同じ方向の支軸を有する
ヒンジ機構により開閉される筐体の上カバーを備えた自
動改札機において、前記支軸に皿ばねを介在させるとと
もに、前記上カバーと前記筐体との間にトーションバー
を設け、常時、そのトーションバーによりその上カバー
が開く方向に付勢されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動改札機に係り、
特に、保守管理に便利な自動改札機に関する。
特に、保守管理に便利な自動改札機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動改札機の本体(以
下、本体という)は、カードハンドラや制御機器等の自
動改札機に必要な機器類が筐体内に組込まれている。そ
して、筐体にはヒンジ機構を介して開閉するカバーが設
けられていて、例えば、カードハンドラが券詰まりを起
こしたときには、カバーを開いて保守できるように構成
されている。
下、本体という)は、カードハンドラや制御機器等の自
動改札機に必要な機器類が筐体内に組込まれている。そ
して、筐体にはヒンジ機構を介して開閉するカバーが設
けられていて、例えば、カードハンドラが券詰まりを起
こしたときには、カバーを開いて保守できるように構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カバーのう
ち乗車券の挿入口及び排出口の設けられている上カバー
は、一度開けても自重により閉じてしまうので、上カバ
ーをある程度開いた状態に保つには、複雑な支持機構を
必要とするだけでなく、自重により不用意に閉じたとき
には、作業員の指が挾まって怪我をするおそれがあっ
た。
ち乗車券の挿入口及び排出口の設けられている上カバー
は、一度開けても自重により閉じてしまうので、上カバ
ーをある程度開いた状態に保つには、複雑な支持機構を
必要とするだけでなく、自重により不用意に閉じたとき
には、作業員の指が挾まって怪我をするおそれがあっ
た。
【0004】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、簡単な構成に
より、自重により不用意に閉じることがなく、しかも、
上カバーを任意の角度で開いた状態を維持できる自動改
札機を提供することにある。
めになされたものであって、その目的は、簡単な構成に
より、自重により不用意に閉じることがなく、しかも、
上カバーを任意の角度で開いた状態を維持できる自動改
札機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動改札機
は、上記目的を達成するために、改札通路方向と同じ方
向の支軸を有するヒンジ機構により開閉される筐体の上
カバーを備えた自動改札機において、前記上カバーと前
記筐体との間にトーションバーを設け、常時、そのトー
ションバーによりその上カバーが開く方向に付勢されて
いることを特徴としている。また、支軸には皿ばねが介
在されていることを特徴としている。
は、上記目的を達成するために、改札通路方向と同じ方
向の支軸を有するヒンジ機構により開閉される筐体の上
カバーを備えた自動改札機において、前記上カバーと前
記筐体との間にトーションバーを設け、常時、そのトー
ションバーによりその上カバーが開く方向に付勢されて
いることを特徴としている。また、支軸には皿ばねが介
在されていることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1の(a)は、一実施の形態に
係るドアなしタイプの自動改札機を改札通路側から見た
正面図、(b)は(a)の右側面図である。
に基づいて説明する。図1の(a)は、一実施の形態に
係るドアなしタイプの自動改札機を改札通路側から見た
正面図、(b)は(a)の右側面図である。
【0007】本体1の外形形状をなす筐体Hは、約半分
の高さの位置で上下に分割されて、上部筐体H1 と下部
筐体H2 とに区分されて構成されている。図2の(a)
は分割された上部筐体H1 を示し、また、(b)は分割
された下部筐体H2 を示している。
の高さの位置で上下に分割されて、上部筐体H1 と下部
筐体H2 とに区分されて構成されている。図2の(a)
は分割された上部筐体H1 を示し、また、(b)は分割
された下部筐体H2 を示している。
【0008】上部筐体H1 の内部には、図示しないがカ
ードハンドラが組込まれていて、その上部筐体H1 の入
口側の側面上部に設けられた挿入口2から挿入された乗
車券類(本体1がイベント会場の出入口に設けられたと
きは入場券となる。以下、入場券も含めて乗車券類とい
う。)を本体1内に取込むことができるように構成され
ている。そして、本体1内に取込まれた乗車券類のう
ち、利用者へ返却する必要のある乗車券類は、上部筐体
H1 の出口側の上面に設けられた排出口3に搬送されて
返却できるように構成されている。なお、挿入口2及び
排出口3の設けられている上カバー7aについては、後
に、図3〜図6を用いて詳述する。
ードハンドラが組込まれていて、その上部筐体H1 の入
口側の側面上部に設けられた挿入口2から挿入された乗
車券類(本体1がイベント会場の出入口に設けられたと
きは入場券となる。以下、入場券も含めて乗車券類とい
う。)を本体1内に取込むことができるように構成され
ている。そして、本体1内に取込まれた乗車券類のう
ち、利用者へ返却する必要のある乗車券類は、上部筐体
H1 の出口側の上面に設けられた排出口3に搬送されて
返却できるように構成されている。なお、挿入口2及び
排出口3の設けられている上カバー7aについては、後
に、図3〜図6を用いて詳述する。
【0009】図1中、Lは排出口3近くに設けられたラ
ンプであって、挿入口2から挿入された乗車券類で改札
通路の通過を許可できるときは青色に点灯し、また、そ
の通過を許可できないときは赤色に点灯し、そして、乗
車券類が小人用のときは黄色に点灯して、利用者及び係
員に報知できるように構成されている。すなわち、本実
施の形態に係る自動改札機において、ランプLが赤色に
点灯したときは、ドアを備えた自動改札機のドア閉を意
味している。
ンプであって、挿入口2から挿入された乗車券類で改札
通路の通過を許可できるときは青色に点灯し、また、そ
の通過を許可できないときは赤色に点灯し、そして、乗
車券類が小人用のときは黄色に点灯して、利用者及び係
員に報知できるように構成されている。すなわち、本実
施の形態に係る自動改札機において、ランプLが赤色に
点灯したときは、ドアを備えた自動改札機のドア閉を意
味している。
【0010】図1中、4は上部筐体H1 の改札通路側に
設けられたブザーであって、上記ランプLが赤色に点灯
したときに鳴動するように構成されていて、改札が拒否
されたことを利用者及び係員に対して、音声によっても
報知できるように構成されている。
設けられたブザーであって、上記ランプLが赤色に点灯
したときに鳴動するように構成されていて、改札が拒否
されたことを利用者及び係員に対して、音声によっても
報知できるように構成されている。
【0011】図1中、5は表示板であって、本体1の稼
動状態を利用者に表示するために設けられている。図示
の矢印は、本体1が稼動中で、利用者が改札通路へ進入
することができることを示している。なお、稼動停止中
は、丸印の横中央にバーのある進入禁止の図形が表示さ
れ、利用者に対して改札通路へ進入できない旨が報知さ
れる。
動状態を利用者に表示するために設けられている。図示
の矢印は、本体1が稼動中で、利用者が改札通路へ進入
することができることを示している。なお、稼動停止中
は、丸印の横中央にバーのある進入禁止の図形が表示さ
れ、利用者に対して改札通路へ進入できない旨が報知さ
れる。
【0012】上部筐体H1 の改札通路の入口側及び出口
側の下部の正面側及び裏面側には、合計4個の凹状の取
手6a〜6dが設けられていて、2人の係員によって上
部筐体H1 が持運びできるように構成されている。ま
た、上部筐体H1 の改札通路側の側面のカバー7は、キ
ー孔8に図示しないキーを差込んで解錠し、取手カバー
9に手を入れて開けることができるように構成されてい
る。したがって、このカバー7及び後述する上カバー7
aが開かれたときは、カードハンドラ等の保守を行うこ
とが可能となる。
側の下部の正面側及び裏面側には、合計4個の凹状の取
手6a〜6dが設けられていて、2人の係員によって上
部筐体H1 が持運びできるように構成されている。ま
た、上部筐体H1 の改札通路側の側面のカバー7は、キ
ー孔8に図示しないキーを差込んで解錠し、取手カバー
9に手を入れて開けることができるように構成されてい
る。したがって、このカバー7及び後述する上カバー7
aが開かれたときは、カードハンドラ等の保守を行うこ
とが可能となる。
【0013】上述の上部筐体H1 は、乗車券類を本体1
内に取込み、磁気ヘッドを介して乗車券類に記録されて
いるデータを読取って演算処理を行う挿入型であるが、
乗車券類が無線通信機能を備えたICカードであり、そ
のICカードと本体1との間でデータの授受を行って自
動改札を行う非接触型のときは、上部筐体H1 の入口側
にICカードと交信するためのアンテナが設けられる。
内に取込み、磁気ヘッドを介して乗車券類に記録されて
いるデータを読取って演算処理を行う挿入型であるが、
乗車券類が無線通信機能を備えたICカードであり、そ
のICカードと本体1との間でデータの授受を行って自
動改札を行う非接触型のときは、上部筐体H1 の入口側
にICカードと交信するためのアンテナが設けられる。
【0014】下部筐体H2 は、内部に利用者へ返却する
必要のない乗車券類を回収する回収箱10を備えている
とともに、図示しないが、本体1を制御するCPU等を
備えた制御基板が設けられている。
必要のない乗車券類を回収する回収箱10を備えている
とともに、図示しないが、本体1を制御するCPU等を
備えた制御基板が設けられている。
【0015】下部筐体H2 の改札通路側のカバー11の
回収箱10に対向する部分は、開閉自在な開閉カバー1
1aに構成されているので、回収箱10を本体1外に取
出すことができる。すなわち、この開閉カバー11a
は、上部筐体H1 のカバー7と同様に、キー孔12にキ
ーを差込んで解錠して、取手カバー13に手を入れて開
けることができるように構成されている。
回収箱10に対向する部分は、開閉自在な開閉カバー1
1aに構成されているので、回収箱10を本体1外に取
出すことができる。すなわち、この開閉カバー11a
は、上部筐体H1 のカバー7と同様に、キー孔12にキ
ーを差込んで解錠して、取手カバー13に手を入れて開
けることができるように構成されている。
【0016】下部筐体H2 の改札通路の入口側及び出口
側の正面側及び裏面側には、上部筐体H1 の取手と同様
な合計4個の取手14a〜14dが設けられていて、2
人の係員によって下部筐体H2 を持運びできるように構
成されている。
側の正面側及び裏面側には、上部筐体H1 の取手と同様
な合計4個の取手14a〜14dが設けられていて、2
人の係員によって下部筐体H2 を持運びできるように構
成されている。
【0017】下部筐体H2 の下部の改札通路側及びその
反対側には、所定の間隔を保って、下面が床面Gと一致
する複数個(図示の例では4個)のL形材からなる転倒
防止具15a〜15dが設けられている。これら転倒防
止具15a〜15dのうち、改札通路側の転倒防止具1
5a,15cと反対側の転倒防止具15b,15dの取
付位置がそれぞれ一致しないようにずらして設けられて
いる。したがって、本体1を倉庫等に保管するときは、
互いの本体の転倒防止具が接触しないので保管スペース
を小さくすることができる。
反対側には、所定の間隔を保って、下面が床面Gと一致
する複数個(図示の例では4個)のL形材からなる転倒
防止具15a〜15dが設けられている。これら転倒防
止具15a〜15dのうち、改札通路側の転倒防止具1
5a,15cと反対側の転倒防止具15b,15dの取
付位置がそれぞれ一致しないようにずらして設けられて
いる。したがって、本体1を倉庫等に保管するときは、
互いの本体の転倒防止具が接触しないので保管スペース
を小さくすることができる。
【0018】なお、これら転倒防止具15a〜15d
は、改札通路に突出するが、図1の(b)に示されるよ
うに、改札通路にシートSを張設することにより利用者
の通行の障害となることはない。
は、改札通路に突出するが、図1の(b)に示されるよ
うに、改札通路にシートSを張設することにより利用者
の通行の障害となることはない。
【0019】次に、図3〜図6を用いて上カバー7aの
開閉機構について説明する。図3は、図1の(b)の上
部の拡大図であり、また、この図の二点鎖線は上カバー
7aがヒンジ機構20を介して回動した状態を示してい
る。
開閉機構について説明する。図3は、図1の(b)の上
部の拡大図であり、また、この図の二点鎖線は上カバー
7aがヒンジ機構20を介して回動した状態を示してい
る。
【0020】ヒンジ機構20は、改札通路の通過方向に
沿って所定の間隔を保って設けられた一対のヒンジ21
a,21bを有している。各ヒンジ部21a,21b
は、改札通路側から離れた側の上部筐体H1 のフレーム
Fに固定された支持部材22a,22bを有し、これら
支持部材22a,22bには、上カバー7aの長手方向
(改札通路の通過方向)と同じ方向で、かつ同一軸線上
に支軸23a,23bが固定して設けられている。
沿って所定の間隔を保って設けられた一対のヒンジ21
a,21bを有している。各ヒンジ部21a,21b
は、改札通路側から離れた側の上部筐体H1 のフレーム
Fに固定された支持部材22a,22bを有し、これら
支持部材22a,22bには、上カバー7aの長手方向
(改札通路の通過方向)と同じ方向で、かつ同一軸線上
に支軸23a,23bが固定して設けられている。
【0021】受部材24a,24bは、上記支軸23
a,23bを回転自在にそれぞれ挿入し、かつ上カバー
7aの裏面に固定して設けられている。したがって、上
カバー7aは、支軸23a,23bを中心にして回動す
ることができる。
a,23bを回転自在にそれぞれ挿入し、かつ上カバー
7aの裏面に固定して設けられている。したがって、上
カバー7aは、支軸23a,23bを中心にして回動す
ることができる。
【0022】上記支軸23a,23bには、複数枚の皿
ばね25,25…がそれぞれ介在されていて、支軸23
a,23bに螺着されるナット26a,26bを締め付
けたときに、上カバー7aを回動するときの力が増加す
るように、つまり上カバー7aの回動に制動力(ブレー
キ)が付加されるように構成されている。
ばね25,25…がそれぞれ介在されていて、支軸23
a,23bに螺着されるナット26a,26bを締め付
けたときに、上カバー7aを回動するときの力が増加す
るように、つまり上カバー7aの回動に制動力(ブレー
キ)が付加されるように構成されている。
【0023】トーションバー27は、その軸心が上記支
軸23a,23bの軸心と一致するように設けられてい
る。このトーションバー27の一端部は、L字状に屈曲
していて、その部分が取付片28aを介して上カバー7
aの裏面に固定され、その他端部はS字状に屈曲してい
て、その部分が取付片28b,28cを介して上部筐体
H1 のフレームFへ固定されている。そして、このトー
ションバー27は、常時、上カバー7aを開く方向に付
勢するように設けられている(図3の矢印参照)。
軸23a,23bの軸心と一致するように設けられてい
る。このトーションバー27の一端部は、L字状に屈曲
していて、その部分が取付片28aを介して上カバー7
aの裏面に固定され、その他端部はS字状に屈曲してい
て、その部分が取付片28b,28cを介して上部筐体
H1 のフレームFへ固定されている。そして、このトー
ションバー27は、常時、上カバー7aを開く方向に付
勢するように設けられている(図3の矢印参照)。
【0024】このトーションバー27による上カバー7
aの回動力及び上記皿ばね25の制動力は、係員が手で
上カバー7aを図3の矢印方向(時計方向)に回動した
ときに開き、係員が手を上カバー7aから離したとき
に、その開角度を維持するように、つまり上カバー7a
の自重で閉じられないように決められている。また、係
員が、上カバー7aを下方向(反時計方向)に力を加え
たときに、上カバー7aを閉じることができるように決
められている。
aの回動力及び上記皿ばね25の制動力は、係員が手で
上カバー7aを図3の矢印方向(時計方向)に回動した
ときに開き、係員が手を上カバー7aから離したとき
に、その開角度を維持するように、つまり上カバー7a
の自重で閉じられないように決められている。また、係
員が、上カバー7aを下方向(反時計方向)に力を加え
たときに、上カバー7aを閉じることができるように決
められている。
【0025】上カバー7aのロック機構30は、ヒンジ
機構20と反対側の上カバー7aの下辺に設けられたL
金具7a′と、上部筐体H1 の改札通路側のカバー7の
上辺のL字状に屈曲した屈曲部7′とから構成されてい
る。したがって、このロック機構30は、係員によって
カバー7が開けられると、上カバー7aのロック状態が
解かれ、上カバー7aを開くことができる。
機構20と反対側の上カバー7aの下辺に設けられたL
金具7a′と、上部筐体H1 の改札通路側のカバー7の
上辺のL字状に屈曲した屈曲部7′とから構成されてい
る。したがって、このロック機構30は、係員によって
カバー7が開けられると、上カバー7aのロック状態が
解かれ、上カバー7aを開くことができる。
【0026】上述のように、本実施の形態に係る自動改
札機の上カバー7aは、トーションバー27を用いてい
るので、開いた上カバー7aが自重により不用意に閉じ
て係員が怪我をするおそれがなくなるとともに、支軸2
3a,23bに皿ばね25を介在させているので、上カ
バー7aを任意の開角度に維持することができる。
札機の上カバー7aは、トーションバー27を用いてい
るので、開いた上カバー7aが自重により不用意に閉じ
て係員が怪我をするおそれがなくなるとともに、支軸2
3a,23bに皿ばね25を介在させているので、上カ
バー7aを任意の開角度に維持することができる。
【0027】本実施の形態に係る自動改札機を臨時改札
口等に設置するには、先ず、2人の係員で下部筐体H2
を取手14a〜14dを利用して設置場所まで運んで設
置し、次いで、2人の係員で上部筐体H1 を取手6a〜
6dを利用して運び、下部筐体H2 上に載置する。その
後、上部筐体H1 と下部筐体H2 とをナットN,Nで固
定し、カバー7を閉じて設置が終了する。また、駆動電
源は、上述のシートSの下に電源用コードを配設して下
部筐体H2 の下部に設けられた電源取入部16から取入
れられる。
口等に設置するには、先ず、2人の係員で下部筐体H2
を取手14a〜14dを利用して設置場所まで運んで設
置し、次いで、2人の係員で上部筐体H1 を取手6a〜
6dを利用して運び、下部筐体H2 上に載置する。その
後、上部筐体H1 と下部筐体H2 とをナットN,Nで固
定し、カバー7を閉じて設置が終了する。また、駆動電
源は、上述のシートSの下に電源用コードを配設して下
部筐体H2 の下部に設けられた電源取入部16から取入
れられる。
【0028】本実施の形態に係る自動改札機はドアなし
タイプの場合であるが、自動改札機をドア付きとしたと
きは、ドア及びその駆動ユニットは下部筐体H2 に設け
られる。
タイプの場合であるが、自動改札機をドア付きとしたと
きは、ドア及びその駆動ユニットは下部筐体H2 に設け
られる。
【0029】また、ドアの有無にかかわらず、改札通路
における無札者を検知するときは、上部筐体H1 又は下
部筐体H2 、あるいは両筐体H1 ,H2 に改札通路方向
に沿って所定の間隔を保って光電素子等からなる人間検
知器が設けられる。この際、大人と小人を区別して検出
するときは、上部筐体H1 の上部に改札通路に平行なア
ームを設け、そのアームにも人間検知器が設けられる。
における無札者を検知するときは、上部筐体H1 又は下
部筐体H2 、あるいは両筐体H1 ,H2 に改札通路方向
に沿って所定の間隔を保って光電素子等からなる人間検
知器が設けられる。この際、大人と小人を区別して検出
するときは、上部筐体H1 の上部に改札通路に平行なア
ームを設け、そのアームにも人間検知器が設けられる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る自動改札機は、上カバーと
筐体との間にトーションバーを設け、常時、そのトーシ
ョンバーによりその上カバーが開く方向に付勢されてい
るので、開いた上カバーが不用意に閉じて係員が怪我を
するという不都合を防止することができる。また、皿ば
ねを用いたときは、上カバーを任意の開角度に維持する
ことができる。
筐体との間にトーションバーを設け、常時、そのトーシ
ョンバーによりその上カバーが開く方向に付勢されてい
るので、開いた上カバーが不用意に閉じて係員が怪我を
するという不都合を防止することができる。また、皿ば
ねを用いたときは、上カバーを任意の開角度に維持する
ことができる。
【図1】(a)は一実施の形態に係るドアなしタイプの
自動改札機を改札通路側から見た正面図、(b)は
(a)の右側面図である。
自動改札機を改札通路側から見た正面図、(b)は
(a)の右側面図である。
【図2】筐体を2分割したときの状態を示す正面図であ
る。
る。
【図3】図1の(b)の上部の拡大図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】トーションバーの斜視図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
1 自動改札機の本体(本体) 2 挿入口 3 排出口 4 ブザー 5 表示部 6a〜6d,14a〜14d 取手 7,11 カバー 7a 上カバー 8,12 キー穴 9,13 取手カバー 10 回収箱 11a 開閉カバー 15a〜15d 転倒防止具 16 電源取入部 20 ヒンジ機構 21a,21b ヒンジ部 23a,23b 支軸 25 皿ばね 27 トーションバー 30 ロック機構 L ランプ S シート H 筐体 H1 上部筐体 H2 下部筐体
Claims (2)
- 【請求項1】 改札通路方向と同じ方向の支軸を有する
ヒンジ機構により開閉される筐体の上カバーを備えた自
動改札機において、 前記上カバーと前記筐体との間にトーションバーを設
け、常時、そのトーションバーによりその上カバーが開
く方向に付勢されていることを特徴とする自動改札機。 - 【請求項2】 支軸には皿ばねが介在されていることを
特徴とする請求項1記載の自動改札機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23910595A JP3344879B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 自動改札機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23910595A JP3344879B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 自動改札機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0962874A true JPH0962874A (ja) | 1997-03-07 |
JP3344879B2 JP3344879B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=17039888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23910595A Expired - Fee Related JP3344879B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 自動改札機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3344879B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0325965U (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-18 | ||
JPH0560176A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-09 | Koyo Seiko Co Ltd | 動力伝達装置 |
JPH0736259A (ja) * | 1993-07-16 | 1995-02-07 | Mita Ind Co Ltd | 帯電器清掃装置 |
JPH07121741A (ja) * | 1993-10-20 | 1995-05-12 | Nippon Signal Co Ltd:The | カードハンドラ用開閉カバー及びその施錠装置 |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP23910595A patent/JP3344879B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3344879B2 (ja) | 2002-11-18 |
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