JPH0962481A - 情報出力装置 - Google Patents

情報出力装置

Info

Publication number
JPH0962481A
JPH0962481A JP7237582A JP23758295A JPH0962481A JP H0962481 A JPH0962481 A JP H0962481A JP 7237582 A JP7237582 A JP 7237582A JP 23758295 A JP23758295 A JP 23758295A JP H0962481 A JPH0962481 A JP H0962481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
voice
output
output device
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7237582A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhide Yamazaki
信英 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7237582A priority Critical patent/JPH0962481A/ja
Publication of JPH0962481A publication Critical patent/JPH0962481A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声で情報を提示する場合におけるフレーム
構造,木構造の上述したような各々の欠点を回避し、効
率良く、かつ、明確に、目的とする情報をサーチし、こ
れを聞くことの可能な情報出力装置を提供する。 【解決手段】 本発明では、情報記憶部201に記憶さ
れている情報を音声で提示する(読み上げる)場合に、情
報記憶部201に記憶される情報のデータ構造として、
音声の1次元的な特徴(音声が時間軸方向に1次元的な
ものであるという特徴)を考慮したものを用いている。
すなわち、本発明では、情報のデータ構造として、1階
層以上の木構造と、該木構造の下に位置するフレーム構
造とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニュースや広告等
の情報を音声によって出力する情報出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平5−281992号
に示されているような可搬性の文書読み上げ装置が知ら
れている。この文書読み上げ装置では、音声として提示
する情報をタイトルと内容とに分けて保存し(フレーム
構造のデータ構造にし)、内容を聞いているときにユー
ザが所定の操作を行なうことによって、内容に対応する
タイトルを音声出力するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
文書読み上げ装置では、音声として提示する情報をフレ
ーム構造のデータ構造で保持しているので、ユーザが入
手したいとする内容を選択する場合、あるいは特定分野
の内容はパスしたいと思っていても、このような選択操
作を行なうのに、情報の先頭から順にタイトルを1つず
つ聞いて、その都度、必要なものか否かを判断しなけれ
ばならないという問題があった。
【0004】より具体的には、例えば図25に示すよう
に、データ構造が、それぞれタイトル,概要,内容の3
段階の階層をもった100個の記事からなるフレーム構
造である場合、例えば、政治関連は記事1から記事9ま
で、国際関連は記事11から記事22まで、スポーツ関
連は記事23からというように、たとえ記事が分野ごと
にまとめて並べられているとしても、スポーツ関連の記
事に興味があった場合には、記事1から順にタイトルを
聞いていく必要があった。また、政治の記事に関心がな
くても、とりあえず記事10までのタイトルを聞かなけ
れば国際関連の最初の記事11に行き着くことはできな
かった。
【0005】一方、目的とする記事をすばやく選択する
には、記事を木構造で分類しておき、分岐を繰り返しな
がら目的とする記事まで達する方法がある。より具体的
には、例えば図26に示すように、データ構造が木構造
である場合、昨日のセ・リーグの試合結果を知りたい場
合には、ニュース−スポーツ−野球−プロ野球−セ−試
合結果と選択していくことで目的とする記事に達するこ
とができる。
【0006】しかしながら、音声の1次元的な特徴によ
り(音声は、時間軸方向に1次元的なものであるため)、
画像のようにデータ構造の全てを一度に表現することが
難しく、従って、データ構造を木構造のものにする場
合、そのデータ構造を固定的なものにし、かつ、その構
造をユーザが熟知していないと、目的とする記事に達す
ることができない。また、深い階層を行き来している
と、ユーザはいまどの部分を読み上げているのかわから
なくなって混乱してしまうことも多い。さらに、ユーザ
が明確な目的をもっていない場合、たとえば「何かおも
しろい記事はないだろうか?」というような場合には、
木構造で辿る方法は適さない。
【0007】本発明では、音声で情報を提示する場合に
おけるフレーム構造,木構造の上述したような各々の欠
点を回避し、効率良く、かつ、明確に、目的とする情報
をサーチし、これを聞くことの可能な情報出力装置を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1乃至請求項8記載の発明では、情報を音声
によって出力する情報出力装置であって、音声に変換さ
れるべき情報を記憶する情報記憶手段と、操作情報を入
力する操作情報入力手段と、該操作情報入力手段から入
力された操作情報に基づいて、情報記憶手段に記憶され
た情報の読出し制御を行なう読出制御手段と、該読出制
御手段による読出し制御に従って、情報記憶手段の所定
の読出し位置から読出された情報を音声に変換して出力
する音声出力処理手段とを具備し、情報記憶手段に記憶
される情報は、データ構造として、1階層以上の木構造
と、該木構造の下に位置するフレーム構造とを有してお
り、このように木構造とフレーム構造を組み合わせるこ
とにより、ユーザは、最初は木構造の分類によって選択
した後、フレーム構造のタイトルを聞いてさらに詳しい
情報を入手するか否かを選択することでき、効率良く、
かつ、明確に、目的とする情報をサーチし、これを聞く
ことができる。
【0009】特に、請求項2,請求項3記載の発明で
は、大まかな項目を順次に聞くことができ、必要とする
情報を迅速に割り出すことができる。
【0010】また、請求項4記載の発明では、所望の階
層までの情報を順次に聞くことができる。
【0011】また、請求項5記載の発明では、木構造の
情報を音声出力するときとフレーム構造の情報を音声出
力するときとで、該情報を音声出力するに先立って互い
に異なる効果音を出力させるための効果音挿入手段をさ
らに有している。これにより、操作者は、これから読出
される情報が分類の部分であるのか、記事の部分である
のかを容易に把握することができる。
【0012】また、請求項6記載の発明では、音声出力
処理手段は、木構造の情報の音声出力とフレーム構造の
情報の音声出力とを異なる音色で出力する。これによ
り、操作者は、いま音声出力されている情報が、分類の
部分であるのか記事の部分であるのかを、その音色から
容易に把握することができる。
【0013】また、請求項7記載の発明では、操作情報
入力手段は、現在読出し中の情報の階層よりも上位に階
層に読出し位置を移動させる戻り手段がさらに設けられ
ている。これにより、任意の時点で階層を上位に移動で
きるようにすることによって、ユーザは興味ある記事を
効率的に選択することができる。
【0014】また、請求項8記載の発明では、情報記憶
手段に記憶されている情報を表示する表示手段をさらに
有している。これにより、音声で情報を提示するほか
に、現在選択されている分類を表示することにより、操
作者は容易に現在の選択状況を確認することが可能とな
り、操作を繰返した場合などにおいて、現在、音声出力
している情報の階層や位置を明確に把握することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係る情報出力装置の
構成例を示す図である。図1を参照すると、この情報出
力装置は、ニュースや広告等の言葉として一まとまりの
意味をもった情報を出力するものであって、情報を入力
する情報入力部200と、情報入力部200から入力さ
れた情報を記憶する情報記憶部201と、操作情報入力
部206と、情報記憶部201から情報を読出す読出部
202と、操作情報入力部206からの操作情報に従っ
て、読出部202における情報の読出しを制御する読出
制御部207と、読出部202から読出された情報を音
声として合成する機能を備えた音声出力処理部203
と、音声出力処理部203により合成された音声を出力
する出力部205とを有している。
【0016】ここで、情報入力部200から入力され、
情報記憶部201に格納される情報,すなわち音声に変
換されるべき情報には、例えば、発音情報を用いること
ができる。図2には、情報が発音情報である場合の例が
示されている。図2の例では、発音情報として発音記号
が用いられており、読みはカタカナ、アクセント
は「’」、アクセントの区切りは「|」、ポーズ
は「;」「,」「.」で表現されている。なお、発音情
報としては、図2に示したような発音記号のものに限る
必要はなく、音声出力処理部203で音声波形に変換で
きる形式のものであれば任意のもの(例えば圧縮音声信
号など)を用いることもできる。
【0017】また、情報入力部200から入力され、情
報記憶部201に格納される情報,すなわち音声に変換
されるべき情報には、テキスト情報,例えば漢字仮名混
じりのテキスト情報を用いることができる。図3には、
情報がテキスト情報である場合の例が示されている。
【0018】このような情報(発音情報やテキスト情報)
は、例えば新聞社や放送局などの情報配信元(ホスト装
置)や所定の配信装置などから、直接に、あるいは、有
線(通信回線)により、あるいは無線により、この情報出
力装置に送信され、この場合、情報出力装置の情報入力
部200は、送信された情報を受信して取り込み、情報
記憶部201に書込む機能を備えている。例えば、この
ような情報が外部の装置から直接取り込まれる場合に
は、この出力情報装置は、外部の装置を接続するための
接続端子を備えている。また、このような情報が通信回
線により送信される場合には、これを受信し取り込むた
めに例えばモデム接続用の端子を備えている。また、こ
のような情報が無線により送信される場合には、アンテ
ナ等を備えている。
【0019】また、情報記憶部201は、具体的には半
導体メモリ,ハードディスク等の磁気記憶装置、あるい
は、CD(コンパクトディスク)やMD(ミニディスク)な
どの光記憶媒体およびそのドライブ装置などで実現で
き、情報記憶部201に蓄積される情報は、一般には、
上述のように、情報入力部200から書込まれる。但
し、情報記憶部201がCDやMDなどのように着脱可
能な記憶媒体で構成されるときには、この情報出力装置
の外部で情報記憶部201に情報を記録してから、この
情報記憶部201を情報出力装置に装着して用いること
もでき、この場合には、図1において、情報入力部20
0は必ずしも設けられている必要はない。
【0020】また、操作情報入力部206は、操作者が
この情報出力装置の操作を行なうための各種操作スイッ
チ,ボタンとして構成されている。すなわち、各種の操
作情報を入力する操作情報入力手段として構成されてお
り、各種操作スイッチ,ボタンとして、再生ボタン,停
止ボタン,選択ボタン,次ボタン,前ボタンなどが設け
られている。
【0021】また、読出部202は、情報記憶部201
に対して所定のアドレスを読出し位置として指定し、情
報記憶部201の所定のアドレスのところから情報を読
出し、音声出力処理部203へ送出するようになってい
る。
【0022】また、読出制御部207は、操作情報入力
部206からの操作情報に基づいて、読出部202に対
して読出し位置の変更を行なったり、音声出力処理部2
03に対する音声変換処理の開始や中断の指示を行なう
ようになっている。
【0023】また、音声出力処理部203は、情報記憶
部201から読出された情報がテキスト情報である場合
にはテキスト音声合成処理を行ない、また、読出された
情報が発音情報(例えば、読みやアクセントの情報を持
った発音記号)の場合には規則音声合成処理を行なうよ
うになっている。
【0024】また、出力部205は、電気的な音声信号
を音響的に変換出力する機能を有し、出力部205に
は、例えばイヤホンを用いることができる。あるいは、
イヤホンの代わりにオーディオアンプとスピーカを使用
することもできる。なお、必要に応じ、出力部50は、
音声出力処理部203内に設けても良い。
【0025】ところで、本発明では、情報記憶部201
に記憶されている情報を音声で提示する(読み上げる)場
合に、情報記憶部201に記憶される情報のデータ構造
として、音声の1次元的な特徴(音声が時間軸方向に1
次元的なものであるという特徴)を考慮したものを用い
ている。
【0026】図4は本発明によるデータ構造の一例を示
す図である。図4を参照すると、本発明では、情報のデ
ータ構造として、1階層以上の木構造と、該木構造の下
に位置するフレーム構造とを有している。
【0027】なお、図4の例では、木構造の階層の数は
2段となっているが、これに限ることなく、1段あるい
は3段以上の階層にしても良い。この階層の数は、情報
の内容や種類によって定めることができる。また、木構
造の部分では、各階層に分類が与えられ、図4の例で
は、最初の分類(分類1)では、「ニュース」,「天気予
報」,「交通情報」に分けられている。さらに、2段目
の分類(分類2)では、例えば「ニュース」の下の2段目
の分類(分類2)では、「政治」,「経済」,「国際」,
「スポーツ」に分けられている。なお、図4では図示を
省略しているが、分類1の「天気予報」,「交通情報」
の下にもそれぞれ2段目の分類が存在する。また、この
木構造の段数は、すべての項目で等しくする必要はな
く、例えば「天気予報」は分類1だけでフレーム構造に
接続するように構成しても良い。
【0028】本発明では、情報を先ず木構造により分類
し、木構造により分類された情報のそれぞれに、フレー
ム構造の情報を接続させる。図4の例では、フレーム構
造は、タイトル,概要,内容の3段の階層で構成された
記事の集合構造((記事1),(記事2),(記事3),
…)、となっており、同じ記事の情報が複数の要約のレ
ベルで記述されている。なお、図4の例では、フレーム
構造の階層は3段となっているが、フレーム構造の階層
の数についても、図4のように3段に限ることなく、1
段,2段あるいは4段以上の階層のものにして良い。さ
らに、階層の数を全ての記事で等しくする必要もない。
【0029】図5は、図4に示したような本発明による
データ構造の情報を、情報記憶部201に記憶したとき
の具体例を示す図である。なお、図5には、図4のデー
タ構造の分類1の「ニュース」以下の部分のみが示され
ており、また、図5では、フレーム構造の階層は2段の
ものとなっている。
【0030】図5において、ラベル401はデータ構造
を示す機能を有し、ラベル401に続いて情報402が
配置されている。すなわち、図5のデータ構造は、この
ラベル401と情報402との対のデータ集合として構
成されている。
【0031】図5の例では、ラベル401の先頭が
「$」である場合には、木構造の部分であることを示
し、また、ラベル401の先頭が「#」である場合に
は、フレーム構造の部分であることを示し、ラベル40
1の先頭に続く数字が、木構造またはフレーム構造にお
ける階層を表わしている。例えば、ラベル401が「$
2」である場合、このラベル401に続く情報402は
木構造部分の分類2であることを意味し、また、ラベル
401が「#1」である場合、このラベル401に続く
情報402は、フレーム構造記事中のタイトルであるこ
とを意味している。
【0032】また、本発明では、記事((記事1),(記
事2),(記事3),…)中の各階層は、情報の要約度が高
い順に情報記憶部201に記憶されるようになってい
る。図5の例では、階層が2段階であるので、「#
1」,「#2」のラベルとともに、タイトル,概要の順
に情報を記憶する。これにより、ラベル「#2」の次の
ラベルが「#3」でなければ、異なる記事であることが
わかる。
【0033】また、図5を参照すると、フレーム構造に
おいて、各記事((記事1),(記事2),(記事3),…)は
分類ごとにまとめて順に記憶し、先頭に分類が示される
ようになっている。同様に、より上位の分類は、下位の
分類の並びの先頭に示されるようになっている。従っ
て、ある1つの分類のデータ範囲は、ラベルが分類を示
す「$」であり、かつ、続く数字がその(ある1つの分
類の)階層に等しいまたは小さいラベルの手前までであ
る。より具体的には、ラベル「$2」の分類のデータ範
囲は、次の「$2」の手前、または、「$1」の手前ま
でである。
【0034】図5の例では、情報402は、テキスト情
報となっているが、情報402は、圧縮符号化された音
声波形データや発音情報(例えば発音記号)のようなデー
タでも可能である。なお、情報記憶部201に、情報4
02としてテキスト情報が記憶される場合には、音声出
力処理部203は、テキスト音声合成処理を行ない、ま
た、情報記憶部201に、情報402として発音情報
(例えば発音記号)が記憶される場合には、音声出力処理
部203は、規則音声合成処理を行なう必要がある。
【0035】なお、情報のデータ構造が図4,図5のよ
うになっていることにより、以下の処理例において、操
作情報入力部206の選択ボタンは、木構造の分類の中
から、フレーム構造の所望の記事を選択したり、フレー
ム構造の上位の記事内容から下位の記事内容を選択した
りするのに用いられ、また、次ボタンは、木構造または
フレーム構造のある階層の情報からこれと同じ階層の次
の情報へ読出し位置(音声出力位置)を移動させるのに用
いられ、また、前ボタンは、木構造またはフレーム構造
のある階層の情報からこれと同じ階層の前の情報へ読出
し位置(音声出力位置)を移動させるのに用いられ、ま
た、停止ボタンは、基本的には、これが押されると、読
出し位置を現在の読出し位置のところに停止させるが、
例えば、現在の読出し位置がフレーム構造のある記事
(例えば記事3)中の部分にあるときに、読出し位置をこ
れに階層接続されている記事の先頭(記事1の先頭)に移
動させるのにも用いられる。
【0036】図6,図7は図1の情報出力装置において
情報記憶部201に蓄積された情報を音声として再生す
るときの手順を示すフローチャートである。なお、図
6,図7のフローチャートでは、情報記憶部201に
は、すでに情報が蓄えられているとする。また、情報記
憶部201への情報の書込みは、前述のように、情報記
憶部201が着脱可能な記憶媒体である場合には外部装
置など他の装置で書き込むことができ、また、本装置に
情報入力部200を用意して、外部から情報を取り込ん
で書込むことも可能である。
【0037】図6,図7を参照すると、まず、情報記憶
部201の読出し位置(アドレス)を情報の先頭にセット
する(ステップS601)。次いで、再生ボタンあるいは
停止ボタンが押されたか否かを調べる(ステップS60
2,S603)。なお、再生ボタンは、操作者が音声で
の再生出力を行ないたいとき、操作者により押され、ま
た停止ボタンは、操作者が再生出力を停止したいときに
操作者により押される。
【0038】ステップS602,S603においてこれ
らのボタンが押されていないと判断されたときには、こ
れらが押されるまで待機し、ステップS602において
再生ボタンが押されたと判断された場合は、情報中のラ
ベル401を読出し、これを記憶するとともに(ステッ
プS604)、読出制御部207によって読出部202
を起動する。これにより、読出部202は、情報記憶部
201から1つの情報を取り出し、音声出力処理部20
3に与え、音声出力処理部203は、読出部202から
与えられた情報を音声波形に変換し、出力部205から
音声で出力する(ステップS605)。なお、初期時(再
生ボタンが押されたとき)には、読出制御部207は、
情報の木構造の部分のみを順次に読出すよう読出部20
2を制御する。これにより、初期時には、「$」で始ま
るラベルに対応した情報(分類1,分類2の情報)のみが
順次に再生出力される。
【0039】この音声の出力中に、操作者が選択ボタン
を押し操作情報入力部206がこれを検出すると(ステ
ップS606)、読出制御部207は、読出し位置を次
のラベルに移動する旨の指示を読出部202に与え、こ
れにより、読出部202は、読出し位置を次のラベルに
移動する(ステップS613)。例えば、現在、音声出力
中の情報が「$2」で始まるラベルに属する分類2であ
るときに選択ボタンが押されると、読出部202は、次
のラベル「#1」をサーチし、読出し位置を次のラベル
「#1」のところに設定し、「#1」のラベルに属する
情報のみ、すなわち、記事のうち、タイトルの部分だけ
順次に読出して音声出力する。また、ある記事のタイト
ルの部分の読出し中に選択ボタンが押されると、読出部
202は、このタイトルに従属する次のラベル「#2」
をサーチし、読出し位置を次のラベル「#2」のところ
に設定し、「#2」のラベルに属する情報,すなわち、
概要の部分を読出して音声出力する。
【0040】また、操作者が次ボタンを押し操作情報入
力部206がこれを検出すると(ステップS607)、読
出制御部207は、読出し位置を同じ階層の次の分類ま
たは次の記事に移動する旨の指示を読出部202に与
え、これにより、読出部202は、読出し位置を同じ階
層の次の分類または次の記事に移動する(ステップS6
14)。例えば、現在、音声出力中の情報が「$」で始
まるラベルに属する分類の場合には、現在の読出し位置
から次の「$」で、かつ、「$」に続く数字が等しいラ
ベルを順にサーチする。また、現在、音声出力中の情報
が「#」で始まるラベルに属する記事の場合には、現在
の読出し位置から次の「#1」または「$」で始まるラ
ベルを順にサーチする。
【0041】また、操作者が前ボタンを押し操作情報入
力部206がこれを検出すると(ステップS608)、読
出制御部207は、読出し位置を同じ階層の前の分類ま
たは前の記事に移動する旨の指示を読出部202に与
え、これにより、読出部202は、読出し位置を同じ階
層の前の分類または前の記事に移動する(ステップS6
15)。例えば、現在、音声出力中の情報が「$」で始
まるラベルに属する分類の場合には、現在の読出し位置
から前の「$」で、かつ、「$」に続く数字が等しいラ
ベルを逆順にサーチする。また、現在、音声出力中の情
報が「#」で始まるラベルに属する記事の場合には、現
在の読出し位置から前の「#1」または「$」で始まる
ラベルを逆順にサーチする。
【0042】このように、ステップS606,S60
7,またはS608において、選択ボタン,次ボタン,
または前ボタンが押されたと判断されたときには、所定
のラベルをサーチし、再びステップS604に戻り、そ
の位置から音声の再生出力を開始する。
【0043】また、記事の読出し中に、操作者が停止ボ
タンを押し操作情報入力部206がこれを検出すると
(ステップS609)、読出制御部207は、読出し位置
を記事の先頭に移動する旨の指示を読出部202に与
え、これにより、読出部202は、読出し位置を記事の
先頭に移動する(ステップS616)。例えば、現在、音
声出力中の情報が「$」または「#」で始まる場合に
は、読出し位置はそのままで停止し、それ以外の場合に
は、現在の読出し位置から「#1」で始まるラベルを逆
順にサーチし、そこで停止する。
【0044】このように、ステップS609において、
停止ボタンが押されたと判断されたときには、読出し位
置を記事の先頭に移動し、再びステップS602に戻
り、再生ボタンが押されるのを待つ。
【0045】また、ステップS605において、情報記
憶部201から取り出した1つの情報を音声波形に変換
して音声出力した後、ステップS606,S607,S
608,S609において、いずれのボタンも押されな
かったときには、1つのラベルに属する情報の最後か否
かを判断し(ステップS610)、1つのラベルに属する
情報の最後でない場合にはステップS605に再び戻
り、読出し位置を1つずつ歩進しながら、1つのラベル
に属する情報を順次に音声出力する。
【0046】このようにして、1つのラベルに属する情
報を順次に音声出力し、ステップS610において、1
つのラベルに属する情報の最後であると判断されると、
さらに、これが全情報の最後か否かを判断する(ステッ
プS611)。この結果、全情報の最後でないと判断さ
れると、読出し位置を次のラベル,すなわち分類または
記事に移動する(ステップS612)。例えば、現在、音
声出力中の情報が「$」で始まるラベルに属する分類の
場合には、現在の読出し位置から次の「$」で始まるラ
ベルを順にサーチする。また、現在、音声出力中の情報
が「#」で始まるラベルに属する記事の場合には、現在
の読出し位置から次の「#1」または「$」で始まるラ
ベルを順にサーチする。
【0047】このようにして、ステップS611におい
て、全情報の最後でないと判断されると、ステップS6
12で読出し位置をラベルに移動して再びステップS6
04に戻り、次のラベルに属する情報についての音声出
力を同様にして行ない、ステップS611において、全
情報の最後であると判断されると、再びステップS60
1に戻る。
【0048】上記処理は、より具体的には、次のように
してなされる。すなわち、操作者が再生ボタンを押すこ
とにより、先ず、音声による木構造部分,すなわち分類
の提示が開始される。この場合、分類の提示は、その分
類の下位の分類をすべて音声出力した後、同階層の次の
分類を音声出力するという仕方でなされる。例えば、図
4のデータ構造の場合、「ニュース」,「政治」,「経
済」,「国際」,「スポーツ」,「天気予報」…という
順に木構造の部分についてのみの音声出力が順次になさ
れる。
【0049】木構造の最下位の分類の音声出力中に操作
者が選択ボタンを押すことで、フレーム構造の部分の音
声出力に移すことができる。例えば、図4において、木
構造の分類2の「スポーツ」が音声出力されているとき
に選択ボタンが押されると、スポーツ関連のフレームに
ついて記事のタイトルの部分だけが順に音声出力される
ようになる。すなわち、スポーツ関連のフレームにおい
て、記事1のタイトル,記事2のタイトル,記事3のタ
イトル,…の順に音声出力がなされる。さらに、タイト
ルの部分の音声出力中に選択ボタンを押していくことに
より、同じ記事の概要,内容など、より詳しい情報を音
声出力させることができる。例えば、記事2のタイトル
の部分の音声出力中に選択ボタンを押すことで、この記
事2の概要の部分を音声出力させることができ、さら
に、このときに選択ボタンを押すことで、この記事2の
内容の部分を音声出力させることができる。
【0050】また、木構造の分類の音声出力中に操作者
が次ボタンを押すことで、木構造の同じ階層の次の分類
に移すことができる。例えば、図4において、分類1の
「ニュース」が音声出力されているときに次ボタンが押
されると、次の音声出力の部分を、分類2の「政治」…
ではなく、分類1の「天気予報」に移すことができる。
これにより、操作者がニュースに興味がない場合には、
次ボタンを押すことで「ニュース」に従属する分類の選
択をスキップし、他の分類に即座に移すことができる。
【0051】また、あるフレームの記事の音声出力中に
操作者が次ボタンを押すことで、音声出力をこのフレー
ムの次の記事に移すことができる。例えば、図4におい
て、あるフレームの記事2の部分を音声出力中に次ボタ
ンが押されると、次の音声出力の部分を、このフレーム
の記事3の部分に移すことができる。
【0052】同様に、木構造の分類の音声出力中に操作
者が前ボタンを押すことによって、音声出力を同じ階層
の前の分類に戻すことができる。また、フレーム構造の
記事の音声出力中に操作者が前ボタンを押すことで、音
声出力を前の記事に戻すことができる。
【0053】また、あるフレームの記事の部分の音声出
力中に操作者が停止ボタンを押すことで、そのフレーム
の記事の先頭に戻すことができる。例えば図4におい
て、あるフレームの記事2の内容の部分の音声出力中に
停止ボタンを押すことで、このフレームの記事1の先頭
に戻すことができる。そして、この場合、このフレーム
について、記事1のタイトル,記事2のタイトル,記事
3のタイトル,…の順に、再び音声出力がなされる。
【0054】このように、音声出力がなされる情報のデ
ータ構造を、木構造の下にフレーム構造を持つようなも
のにし、木構造部分については、その階層のすべてを順
に音声で提示し、また、フレーム構造部分については上
位の階層(図4の例では「タイトル」)だけを音声で提示
することにより、操作者は、目的とする記事を迅速に見
出すことができる。さらに、選択ボタンと次ボタンの操
作によって異なる階層間および同じ階層間での移動を容
易に行なうことができる。換言すれば、データ構造とし
て、木構造とフレーム構造を組み合わせて、浅い木構造
の下にフレーム構造をもつようにする。そして、最初は
分類によっておおまかに記事の種類を選択できるように
し、その後は、タイトルを聞いて詳しく聴取する記事を
選択できるようにしている。これによって、データ構造
が不定であっても、また、ユーザがデータ構造を知らな
くても、また、ユーザが目的とする記事がはっきりしな
い場合であっても、ユーザは効率的に目的とする記事情
報を獲得することができる。
【0055】図6,図7の処理を図8,図9のように変
形することも可能である。なお、図8,図9のフローチ
ャートは、ステップS602の次に、ステップS61
7,S618の処理が付加されている点において、図
6,図7のフローチャートと相違している。図8,図9
を参照すると、処理の初期時に、ステップS602で再
生ボタンが押されたときには、読出し位置の情報は分類
であるので、ステップS617では分類と判断されてス
テップS604に進み、ステップS609において、停
止ボタンが押されるまで、図6,図7に示したと全く同
様の処理動作がなされる。
【0056】図8,図9では、このように図6,図7と
同様の処理動作がなされているときに、停止ボタンが押
された以後の処理が図6,図7と相違する。すなわち、
図8,図9の処理では、あるフレームの記事の部分の音
声出力中に、停止ボタンが押されると、ステップS61
6によって読出し位置はこのフレームの記事の先頭に移
動して、再生ボタンの待機状態になり(ステップS60
2)、再び再生ボタンが押された場合には、読出し位置
の情報が分類であるか否かを判断する(ステップS61
7)。この判断の結果、読出し位置の情報が分類であっ
た場合には図6,図7と同様の処理動作をするが、読出
し位置の情報が分類でなかった場合,すなわち記事の部
分であった場合には、読出し位置を分類の部分までさか
のぼり、分類の部分を音声出力して(ステップS61
8)、ステップS606に進む。
【0057】なお、ステップS617における分類であ
るか否かの判断は、ラベルが「$」で始まるか否かによ
り行なうことができる。また、ステップS618におけ
る処理は、例えば、現在の読出し位置から前方に「$」
で始まるラベルをサーチし、このラベルがサーチされた
ときには、このラベルに続く情報402を読出して、音
声出力処理部203に与えることによって行なうことが
できる。
【0058】図8,図9の処理をより具体的に説明する
と、例えば、図4のスポーツ関連のフレームの記事3の
部分が音声出力されているときに停止ボタンが押される
と、このフレームの記事1の先頭で停止する。しかる
後、再生ボタンが押されると、分類2の「スポーツ」に
さかのぼり、「スポーツ」を音声出力し、次いで、再
び、このフレームの記事の部分を出力するようになる。
【0059】このように、停止ボタンが押され、読出し
位置があるフレームの記事の先頭(記事1の先頭)に一旦
停止した後、再生ボタンが押されたときには、図6,図
7の処理では、このフレームの記事のタイトルを順次音
声出力するようになっていたが、図8,図9の処理で
は、このフレームの上位の分類を音声出力してから、こ
のフレーム記事のタイトルを順次音声出力することがで
き、従って、図8,図9の処理では、タイトルの音声出
力に先立って、この上位の分類が音声出力されることか
ら、操作者は何についての記事かをより明確に理解する
ことができる。
【0060】なお、上記例ではフレームの直前の分類だ
けを音声出力するとしたが、フレームの直前の分類を出
力するのみならず、さらに、この分類の最上位までさか
のぼり、この分類の最上位の分類から順に出力すること
も可能である。例えば、図4において、スポーツ関連の
フレームの記事の部分が音声出力されているときに停止
ボタンが押され、読出し位置が、このフレームの記事の
先頭で停止した後、再生ボタンが押されると、分類「ニ
ュース」までさかのぼり、「ニュース」,「スポーツ」
の順に音声出力した後、再び、スポーツ関連のフレーム
のタイトルを順次に出力することも可能である。
【0061】また、図6,図7の処理を図10,図11
のように変形することも可能である。なお、図10,図
11のフローチャートは、図6,図7のステップS61
2のかわりに、ステップS619〜S623の処理がな
される点で、図6,図7のフローチャートと相違してい
る。すなわち、図10,図11の処理では、図1の構成
例において、例えば操作情報入力部206にタイトルモ
ード設定スイッチをさらに設け、タイトルモード設定ス
イッチがオンのときには、読出制御部207は、フレー
ム構造の記事の部分のうち、タイトルの部分のみを音声
出力させる一方、タイトルモード設定スイッチがオフの
ときには、フレーム構造の記事の全てを、すなわち、タ
イトルのみならず、概要,内容の部分をも音声出力させ
るような読出し制御を行なうようになっている。
【0062】図10,図11を参照すると、ステップS
602で再生ボタンが押されてからステップS611で
全情報の最後か否かを判断するまでの処理動作は図6,
図7と同じである。
【0063】図10,図11の処理では、ステップS6
10において、読出し位置が1つのラベルに属する情報
の最後であると判断されたが、ステップS611におい
て、この読出し位置が全情報の最後ではないと判断され
たとき、現在の読出し位置が分類の部分であるか否かを
判断する(ステップS619)。この結果、読出し位置が
分類の部分であった場合には、読出し位置を次の分類に
移動する(ステップS620)。これに対し、ステップS
619において、読出し位置が分類の部分でないと判断
された場合には、タイトルモード設定スイッチがオンで
あるか否かを判断する(ステップS621)。この結果、
タイトルモード設定スイッチがオンのときには、図6,
図7の処理と同様に、次の記事のタイトルに読出し位置
を移動する(ステップS622)。一方、タイトルモード
設定スイッチがオンでないときには読出し位置を次のラ
ベルに移動する(ステップS623)。なお、ステップS
619において、読出し位置が分類の部分であるか否か
は、この部分のラベルが「$」で始まるか否かで判断す
ることができる。
【0064】このように、図10,図11の処理例で
は、タイトルモード設定スイッチをオンにしておけば、
図6,図7の処理と同様に、記事のうち、タイトルの部
分だけを順次に音声出力させることができ、一方、タイ
トルモード設定スイッチをオフにしておけば、タイトル
の部分のみならず、それ以下のより詳しい情報をも音声
出力させることができる。これにより、操作者は「この
分類の情報を一通り聞いておこう」と考えたときにタイ
トルモード設定スイッチをオフにすることで、選択ボタ
ンを押さなくても、詳細の情報を得ることが可能にな
る。
【0065】なお、上述の例では、タイトルモード設定
スイッチを設けたが、これの代わりに、階層設定スイッ
チを設け、読み上げる階層を設定できるようにし、設定
された階層まで自動的に音声出力するようにすることも
できる。例えば、「概要」の階層に設定すれば、階層設
定スイッチをオンにすることで、タイトル,概要の順に
「概要」の階層までの情報を音声出力させることができ
る。また、同様の方法を用いて、設定された階層だけを
自動的に音声出力させるようにすることもできる。
【0066】図12は図1の情報出力装置の変形例を示
す図である。図12を参照すると、この情報出力装置に
は、擬似音出力部(効果音挿入手段)208がさらに設け
られている。
【0067】ここで、擬似音出力部208は、読出部2
02からの指令を受け、擬似音として例えばビープ音を
出力部205から出力させるようになっている。なお、
この擬似音としては、複数の種類の音を用意し、このう
ちいずれか1つの音を出力させることができる。
【0068】図13,図14は、図12の情報出力装置
において、情報記憶部201に蓄積された情報を音声と
して再生出力するときの手順を示すフローチャートであ
る。なお、図13,図14の処理は、基本的に、図6,
図7の処理と同様になされ、ステップS604とステッ
プS605との間のステップS624〜S626の処理
のみが図6,図7の処理と相違している。
【0069】すなわち、図13,図14の処理では、ス
テップS604でラベルを記憶した後、読出し位置の情
報が木構造の部分(すなわち、分類の部分)であるか、フ
レーム構造の部分(記事の部分)であるかを判断する(ス
テップS624)。なお、読出し位置が分類の部分であ
るか記事の部分であるかは、この部分のラベル401が
「$」で始まるか「#」で始まるかにより判断すること
ができる。
【0070】この判断の結果、読出し位置が分類の部分
であれば、読出部202は擬似音出力部208に対し
て、擬似音として低いビープ音を出力させるよう指令を
出す。これを受け、擬似音出力部208は低いビープ音
を出力部205から出力させる(ステップS626)。ま
た、ステップS624の判断の結果、読出し位置が記事
の部分であった場合には、読出部202は擬似音出力部
208に対して、擬似音として高いビープ音を出力する
よう指令を出す。これを受け、擬似音出力部208は高
いビープ音を出力部205から出力させる(ステップS
625)。
【0071】このように、ステップS626またはS6
25で所定の擬似音を出力させた後(効果音を挿入した
後)、読出部202は、図6,図7の処理と同様にし
て、情報記憶部201から1つの情報を取り出して、音
声出力処理部203に与え、この情報を音声波形に変換
して、出力部205から音声出力させる(ステップS6
05)。
【0072】このように、図12の情報出力装置では、
木構造の部分(分類の部分)の読出し(音声出力)を開始す
る時と、フレーム構造の部分(記事の部分)の読出し(音
声出力)を開始する時とで、それぞれ異なる擬似音を事
前に出力させることにより、操作者は、これから読出さ
れる情報が分類の部分であるのか、記事の部分であるの
かを容易に把握することができる。より具体的に、擬似
音を聞くことで、操作者は、ある分類の部分の音声出力
から記事の音声出力に移ることを知ることができ、ま
た、ある記事の部分の音声出力から次の記事の部分の音
声出力に移ることを知ることができ、また、記事の部分
をすべて音声出力し終えて分類の部分に戻ることをも、
容易に知ることができる。さらには、目的とする情報を
サーチしているとき、擬似音を聞くことで、分類とタイ
トルによる選択を容易に識別することができる。
【0073】なお、上述の例では、擬似音の区別を音の
高低により行なったが、音の高低で区別するかわりに例
えば、異なる音の波形を保存しこれにより区別すること
もできる。例えば、木構造の部分とフレーム構造の部分
とで擬似音の音色を変えるようにしても良い。
【0074】また、上述の例では、木構造の情報を音声
出力するときとフレーム構造の情報を音声出力するとき
とで、該情報を音声出力するに先立って互いに異なる擬
似音(例えばビープ音)を出力させるようにしているが、
前記情報を音声出力する際(音声出力中)に互いに異なる
擬似音(例えばBGM)を出力させるようにしても良い。
【0075】また、情報の音声出力においても、木構造
の部分とフレーム構造の部分とで音色を変えることがで
きる。図15は、図1の情報出力装置の変形例を示す図
であり、図15の情報出力装置では、木構造の部分とフ
レーム構造の部分とで情報の音声の音色を変えることを
意図している。すなわち、図15を参照すると、読出部
202から音声出力処理部203へ音声素片を切り替え
るための信号線250がさらに設けられている。
【0076】図16,図17は、図15の情報出力装置
において、情報記憶部201に蓄積された情報を音声に
よって再生するときの手順を示すフローチャートであ
る。なお、図16,図17の処理は、基本的に、図6,
図7の処理と同様になされ、ステップS604とステッ
プS605との間のステップS624,S627,S6
28の処理のみが図6,図7の処理と相違している。
【0077】すなわち、図16,図17の処理では、ス
テップS604でラベルを記憶した後、読出し位置の情
報が木構造の部分(すなわち、分類の部分)であるか、フ
レーム構造の部分(記事の部分)であるかを判断する(ス
テップS624)。この判断の結果、読出し位置が分類
の部分であった場合には、読出部202は音声出力処理
部203に対して男性の音声素片に切り替えるよう指令
を出す。これを受け音声出力処理部203はそれ以降の
音声出力を男声で出力するように設定する(ステップS
628)。また、ステップS624の判断の結果、読出
し位置が記事の部分であった場合には、読出部202は
音声出力処理部203に対して女性の音声素片に切り替
えるよう指令を出す。これを受け音声出力処理部203
はそれ以降の音声出力を女声で出力するように設定する
(ステップS627)。
【0078】このように、ステップS628またはS6
27で、これから音声出力しようとする情報に対して、
所定の音色を設定した後、読出部202は、図6,図7
の処理と同様にして情報記憶部201から1つの情報を
取り出して、音声出力処理部203に与え、この情報を
音声波形に変換して、出力部205から音声出力させる
(ステップS605)。
【0079】また、上記のように情報記憶部201に蓄
えられる音声データがテキスト情報あるいは発音記号で
あり、音声出力処理部203がテキスト音声合成あるい
は規則音声合成処理を行なう場合には、音声素片を切り
替えることによって、男声、女声、あるいはその他の声
種に変更可能であるが、音声データが音声波形を圧縮符
号化された形式であった場合には、あらかじめ音声波形
を符号化する前に、分類と記事で声種を変えることで同
様の効果を実現することが可能である。
【0080】このように、図15の情報出力装置では、
木構造の部分(分類の部分)の音声出力と、フレーム構造
の部分(記事の部分)の音声出力とが、それぞれ異なる音
色のものとなることにより、操作者は、いま音声出力さ
れている情報が、分類の部分であるのか記事の部分であ
るのかを、その音色から容易に把握することができる。
また、例えば、1つの分類の部分の音声出力から記事の
部分の音声出力に移ったこと、また、記事の部分をすべ
て音声出力し終えて分類の部分に戻ったことを、音声出
力の音色の変化から容易に知ることができる。さらに、
目的とする情報をサーチしているとき、この音色から、
分類とタイトルによる選択を容易に識別することができ
る。
【0081】また、図1の情報出力装置において、一段
上位の階層へ戻るための戻りボタンを操作情報入力部2
06にさらに設けることも可能である。
【0082】図18,図19は、操作情報入力部206
に戻りボタンがさらに設けられている場合に、情報記憶
部201に蓄積されている情報を音声として再生すると
きの手順を示すフローチャートである。なお、図18,
図19の処理は、基本的に図6,図7の処理と同様にな
され、図18,図19では、ステップS629,ステッ
プS630の処理がさらに付加されている。
【0083】すなわち、図18,図19の処理では、選
択ボタン,次ボタン,前ボタン,停止ボタンが押された
か否かの判断とともに(ステップS607〜S609)、
戻りボタンが押されたか否かをも判断する(ステップS
629)。この判断の結果、戻りボタンが押された場合
には、読出し位置を一段上位の階層に移動し(ステップ
S630)、再びステップS604に戻る。
【0084】ステップS630においては、より具体的
に、次のような処理を行なう。すなわち、例えば、読出
し位置の部分のラベルが「#2」であるときに、戻りボ
タンが押されると、読出し位置を1つ前のラベル「#
1」に移動させることができる。これにより、記事の要
約度を一段高い階層に移動させることが可能になる。ま
た、例えば、読出し位置の部分のラベルが「#1」であ
るときに、戻りボタンが押されると、情報を前方サーチ
して、読出し位置をラベルが「$」で始まるところまで
移動させることができる。
【0085】例えば、図5の記事405の「#1 東京
円相場」の音声出力中に戻りボタンが押されると、読出
し位置が「$2 経済」に移動することになる。また、
例えば、読出し位置の部分のラベルが「$2」であると
きに、戻りボタンが押されると、「$」の次の数字が1
つ少ない数字のラベルを前方にサーチし、読出し位置を
このラベルの位置まで移動させることができる。例え
ば、図4の「$2 経済」の音声出力中に戻りボタンが
押されると、読出し位置が「$1 ニュース」に移動す
ることになる。なお、読出し位置の部分のラベルが「$
1」の場合には、「$1」は最上位の階層にあるので、
戻りボタンが押されても、読出し位置はそのままとなる
(移動しない)。
【0086】このように、戻りボタンの操作で任意の時
点で階層を上位に移動できるようにすることによって、
ユーザは興味ある記事を効率的に選択することができ
る。
【0087】図20は、図1の情報出力装置の変形例を
示す図である。図20を参照すると、この情報出力装置
には、表示部209がさらに設けられている。ここで、
表示部209は読出部202からの受けたデータを表示
する機能を有し、例えば、LCDなどの文字表示デバイ
スが用いられる。
【0088】図21,図22は、図20の情報出力装置
において、情報記憶部201に蓄積された情報を音声と
して再生するときの手順を示すフローチャートである。
なお、図21,図22の処理は、基本的に図6,図7の
処理と同様になされ、図21,図22では、ステップS
631の処理がさらに付加されている。
【0089】すなわち、図21,図22の処理では、ス
テップS604において、ラベルを記憶した後、読出部
202は、このラベルが分類を表わすものであった場合
に、ラベル401とその情報402とを表示部209に
与え、表示部209に表示させる(ステップS631)。
その後、読出部202は、情報記憶部201から1つの
情報を取り出して、音声出力処理部203に与え、音声
出力処理部203は、読出部202から与えられた情報
を音声波形に変換し、出力部205から音声出力する
(ステップS605)。
【0090】図23(a),(b),(c)は、表示部20
9における表示例を示す図である。図20の情報出力装
置では、情報の読出し位置が、例えば図4の分類1の部
分(ラベルが「$1」の部分)にあるときには、図23
(a)のように、表示部209には、分類1の内容「ニュ
ース」が表示される。また、情報の読出し位置が、例え
ば図4の分類2の部分(ラベルが「$2」の部分)にある
ときには、図23(b)のように、分類1の内容「ニュー
ス」はそのまま表示を残し、分類2の内容「経済」がさ
らに表示される。また、情報の読出し位置が、例えば図
4のスポーツ関連の記事の部分にあるときには、図23
(c)のように、この記事の上位の分類1の内容「ニュー
ス」および分類2の内容「スポーツ」が表示されてい
る。
【0091】このように、図20の情報出力装置では、
音声で情報を提示するほかに、現在選択されている分類
を表示することにより、操作者は容易に現在の選択状況
を確認することが可能となり、操作を繰返した場合など
において、現在、音声出力している情報の階層や位置を
明確に把握することができる。
【0092】なお、上述の例では、分類1と分類2の2
階層の全てを表示するようにしているが、用途等に応じ
て適宜、分類1の1階層だけを表示するようにすること
も可能である。あるいは、分類が3階層以上の場合、3
階層以上の分類全てを表示するように拡張することも可
能である。
【0093】また、情報の読出し位置が、フレーム構造
の記事の部分にある場合、分類だけでなく記事中のタイ
トルなどを表示部209に表示することも可能である。
【0094】また、上記のように情報記憶部201に蓄
えられている情報がテキスト情報である場合には、表示
される情報をテキスト情報のまま表示部209に表示す
ることが可能であるが、情報記憶部201に蓄えられて
いる情報が発音記号や音声波形を圧縮符号化された形式
のものである場合には、これらの情報中に表示用の情報
を付加しておき、これを表示部209に表示すること
で、情報が発音情報である場合にも、この情報を表示す
ることが可能となる。
【0095】また、木構造,フレーム構造のデータ構造
を例えばダイヤグラム表示し、ダイヤグラム表示された
データ構造において、現在読出されている部分を点滅な
どにより表示することも可能である。
【0096】以上のように、本発明によれば、情報のデ
ータ構造として、1階層以上の木構造と、該木構造の下
に位置するフレーム構造とを有していることにより、効
率良く、かつ、明確に、目的とする情報をサーチし、こ
れを聞くことが可能となる。
【0097】また、効率の良いサーチを行なうことがか
かわらず、キー操作を煩雑化させず、操作性を損なわず
に、小型化に適した装置を提供することができる。
【0098】具体的には、本発明の情報出力装置は、図
24に示すような可搬性の(ポータブルな)装置で実現で
きる。
【0099】図24を参照すると、この装置は、受信手
段241と、音声を出力するためのスピーカ205aや
出力端子(イヤホン用端子)205bと、電源スイッチ2
52,再生ボタン253,停止ボタン254,選択ボタ
ン255,次ボタン256,前ボタン257,合成音の
音量を制御するボリュームスイッチ260,発話速度の
制御スイッチ261等の操作スイッチ,ボタンとを備え
ており、基本的に、在来のカセットテープレコーダのよ
うなコンパクトな構成で実現されている。
【0100】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請
求項8記載の発明によれば、情報を音声によって出力す
る情報出力装置であって、音声に変換されるべき情報を
記憶する情報記憶手段と、操作情報を入力する操作情報
入力手段と、該操作情報入力手段から入力された操作情
報に基づいて、情報記憶手段に記憶された情報の読出し
制御を行なう読出制御手段と、該読出制御手段による読
出し制御に従って、前記情報記憶手段の所定の読出し位
置から読出された情報を音声に変換して出力する音声出
力処理手段とを具備し、前記情報記憶手段に記憶される
情報は、データ構造として、1階層以上の木構造と、該
木構造の下に位置するフレーム構造とを有しており、こ
のように木構造とフレーム構造を組み合わせることによ
り、ユーザは、最初は木構造の分類によって選択した
後、フレーム構造のタイトルを聞いてさらに詳しい情報
を入手するか否かを選択することでき、効率良く、か
つ、明確に、目的とする情報をサーチし、これを聞くこ
とができる。
【0101】特に、請求項2,請求項3記載の発明によ
れば、大まかな項目を順次に聞くことで、必要とする情
報を迅速に割り出すことができる。
【0102】また、請求項4記載の発明によれば、所望
の階層までの情報を順次に聞くことができる。
【0103】また、請求項5記載の発明によれば、前記
木構造の情報を音声出力するときと前記フレーム構造の
情報を音声出力するときとで、該情報を音声出力するに
先立って互いに異なる効果音を出力させるための効果音
挿入手段をさらに有しているので、操作者は、これから
読出される情報が分類の部分であるのか、記事の部分で
あるのかを容易に把握することができる。
【0104】また、請求項6記載の発明によれば、前記
音声出力処理手段は、前記木構造の情報の音声出力と前
記フレーム構造の情報の音声出力とを異なる音色で出力
するので、操作者は、いま音声出力されている情報が、
分類の部分であるのか記事の部分であるのかを、その音
色から容易に把握することができる。
【0105】また、請求項7記載の発明によれば、前記
操作情報入力手段は、現在読出し中の情報の階層よりも
上位に階層に読出し位置を移動させる戻り手段がさらに
設けられているので、任意の時点で階層を上位に移動で
きるようにすることによって、ユーザは興味ある記事を
効率的に選択することができる。
【0106】また、請求項8記載の発明によれば、前記
情報記憶手段に記憶されている情報を表示する表示手段
をさらに有しているので、音声で情報を提示するほか
に、現在選択されている分類を表示することにより、操
作者は容易に現在の選択状況を確認することが可能とな
り、操作を繰返した場合などにおいて、現在、音声出力
している情報の階層や位置を明確に把握することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報出力装置の構成例を示す図で
ある。
【図2】情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図で
ある。
【図3】情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図で
ある。
【図4】情報記憶部に記憶される情報のデータ構造を説
明するための図である。
【図5】情報記憶部に記憶される情報のデータ構造を説
明するための図である。
【図6】図1の情報出力装置において情報記憶部に蓄積
された情報を音声として再生するときの手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図1の情報出力装置において情報記憶部に蓄積
された情報を音声として再生するときの手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図6,図7の処理の変形例を示すフローチャー
トである。
【図9】図6,図7の処理の変形例を示すフローチャー
トである。
【図10】図6,図7の処理の変形例を示すフローチャ
ートである。
【図11】図6,図7の処理の変形例を示すフローチャ
ートである。
【図12】図1の情報出力装置の変形例を示す図であ
る。
【図13】図12の情報出力装置において情報記憶部に
蓄積された情報を音声として再生するときの手順を示す
フローチャートである。
【図14】図12の情報出力装置において情報記憶部に
蓄積された情報を音声として再生するときの手順を示す
フローチャートである。
【図15】図1の情報出力装置の変形例を示す図であ
る。
【図16】図15の情報出力装置において情報記憶部に
蓄積された情報を音声として再生するときの手順を示す
フローチャートである。
【図17】図15の情報出力装置において情報記憶部に
蓄積された情報を音声として再生するときの手順を示す
フローチャートである。
【図18】操作情報入力部に戻りボタンがさらに設けら
れている場合に、情報記憶部に蓄積されている情報を音
声として再生するときの手順を示すフローチャートであ
る。
【図19】操作情報入力部に戻りボタンがさらに設けら
れている場合に、情報記憶部に蓄積されている情報を音
声として再生するときの手順を示すフローチャートであ
る。
【図20】図1の情報出力装置の変形例を示す図であ
る。
【図21】図20の情報出力装置において情報記憶部に
蓄積された情報を音声として再生するときの手順を示す
フローチャートである。
【図22】図20の情報出力装置において情報記憶部に
蓄積された情報を音声として再生するときの手順を示す
フローチャートである。
【図23】表示部の表示例を示す図である。
【図24】本発明の情報出力装置を可搬性の装置として
実現した一例を示す図である。
【図25】フレーム構造を説明するための図である。
【図26】木構造を説明するための図である。
【符号の説明】
200 情報入力部 201 情報記憶部 202 読出部 203 音声出力処理部 205 出力部 206 操作情報入力部 207 読出制御部 208 擬似音出力部 209 表示部 253 再生ボタン 254 停止ボタン 255 選択ボタン 256 次ボタン 257 前ボタン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を音声によって出力する情報出力装
    置であって、音声に変換されるべき情報を記憶する情報
    記憶手段と、操作情報を入力する操作情報入力手段と、
    該操作情報入力手段から入力された操作情報に基づい
    て、情報記憶手段に記憶された情報の読出し制御を行な
    う読出制御手段と、該読出制御手段による読出し制御に
    従って、前記情報記憶手段の所定の読出し位置から読出
    された情報を音声に変換して出力する音声出力処理手段
    とを具備し、前記情報記憶手段に記憶される情報は、デ
    ータ構造として、1階層以上の木構造と、該木構造の下
    に位置するフレーム構造とを有していることを特徴とす
    る情報出力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記読出制御手段は、前記操作情報入力手段により音声
    出力指示に関する操作情報が入力された場合に、前記フ
    レーム構造の情報の出力に先立って、木構造の情報を出
    力するよう制御することを特徴とする情報出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記操作情報入力手段は、前記フレーム構造の所定階層
    の情報のみを順次出力するモードを設定可能となってい
    ることを特徴とする情報出力装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報出力装置において、
    前記操作情報入力手段は、前記フレーム構造の情報のう
    ち所望の階層までを順次出力するモードを設定可能とな
    っていることを特徴とする情報出力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記木構造の情報を音声出力するときと前記フレーム構
    造の情報を音声出力するときとで、互いに異なる効果音
    を出力させるための効果音挿入手段をさらに有している
    ことを特徴とする情報出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記音声出力処理手段は、前記木構造の情報の音声出力
    と前記フレーム構造の情報の音声出力とを異なる音色で
    出力することを特徴とする情報出力装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記操作情報入力手段は、現在読出し中の情報の階層よ
    りも上位に階層に読出し位置を移動させる戻り手段を有
    していることを特徴とする情報出力装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記情報記憶手段に記憶されている情報を表示する表示
    手段をさらに有していることを特徴とする情報出力装
    置。
JP7237582A 1995-08-23 1995-08-23 情報出力装置 Pending JPH0962481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7237582A JPH0962481A (ja) 1995-08-23 1995-08-23 情報出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7237582A JPH0962481A (ja) 1995-08-23 1995-08-23 情報出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0962481A true JPH0962481A (ja) 1997-03-07

Family

ID=17017461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7237582A Pending JPH0962481A (ja) 1995-08-23 1995-08-23 情報出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0962481A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10274997A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 文書読み上げ装置
WO2000017739A1 (fr) * 1998-09-22 2000-03-30 Yasufumi Mase Processeur de donnees pour personne atteinte de troubles visuels et peripherique tactile entree/sortie
JP2004502187A (ja) * 2000-03-21 2004-01-22 クアック.コム インターネットボイスポータルによる広告システムおよび方法
WO2007080665A1 (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Osaka University Webページ閲覧システム
JP2016206386A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 株式会社プロフィールド 音声再生装置、音声再生方法、およびプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10274997A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 文書読み上げ装置
WO2000017739A1 (fr) * 1998-09-22 2000-03-30 Yasufumi Mase Processeur de donnees pour personne atteinte de troubles visuels et peripherique tactile entree/sortie
JP2004502187A (ja) * 2000-03-21 2004-01-22 クアック.コム インターネットボイスポータルによる広告システムおよび方法
WO2007080665A1 (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Osaka University Webページ閲覧システム
JP2016206386A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 株式会社プロフィールド 音声再生装置、音声再生方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5233438A (en) Entertainment apparatus for producing orchestral music accompaniment and a selected background video
US5397853A (en) Apparatus and method for performing auto-playing in synchronism with reproduction of audio data and/or image data
KR960038911A (ko) 가라오케용 기록매체와 이 기록매체로부터 가라오케 데이타를 재생하는 방법과 재생 장치 및 기록매체에 가라오케 데이타를 기록하는 방법과 기록 장치
JPH08505744A (ja) 記録されたオーディオ・プログラムと共にテキストを表示する装置およびその方法
JPH06161704A (ja) 音声インタフェース・ビルダ・システム
JPH0962481A (ja) 情報出力装置
JPH117296A (ja) 電子回路を有する記憶媒体と該記憶媒体を有する音声合成装置
JPH0991928A (ja) 映像の編集方法
KR20180078197A (ko) 이 보이스북 편집장치 및 재생장치
JP2006338315A (ja) データ選別システム
US20040179817A1 (en) Method for searching and playing back video data based on caption-based information
JPH1091176A (ja) 楽曲検索装置および楽曲再生装置
JPS6346518B2 (ja)
JP2000099308A (ja) 電子ブックプレーヤ
JPH0527787A (ja) 音楽再生装置
JP2002313064A (ja) 記録媒体再生装置
JP2000305575A (ja) カラオケ装置の歌い出し同期装置
JP2000268545A (ja) 音声再生装置
KR20040062317A (ko) 오디오 데이터 파일의 부가 정보 음성 안내방법
JPH09152882A (ja) カラオケ用選曲装置
KR100282145B1 (ko) 신곡 서치가능한 가라오케 시스템 및 그의 신곡 서치 방법
KR0172480B1 (ko) 노래 반주 기기의 가수 이름에 의한 선곡 장치와 방법
JP2003022282A (ja) 検索システム及び検索方法
JP2768833B2 (ja) 多種言語対応型記録媒体の再生装置
KR20000072437A (ko) 개선된 휴대용 씨디 플레이어와 이를 이용한 데이터 재생방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040915