JPH0962143A - ドラム状像形成体 - Google Patents
ドラム状像形成体Info
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- JPH0962143A JPH0962143A JP7220481A JP22048195A JPH0962143A JP H0962143 A JPH0962143 A JP H0962143A JP 7220481 A JP7220481 A JP 7220481A JP 22048195 A JP22048195 A JP 22048195A JP H0962143 A JPH0962143 A JP H0962143A
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- JP
- Japan
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- image forming
- drum
- flange member
- forming body
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Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体ドラムの軸心とそのフランジ部材の軸
心が容易に正確にできる組み立て加工手段を提供し、前
記ドラムやフランジ部材やそれに一体化して設けている
駆動歯車の変形が起こらないようにして常に高画質の得
られる感光体ドラムを提供する。 【構成】 紫外線に対し透光性を有するドラム状像形成
体に対し、該ドラム状像形成体の円筒体端部にフランジ
部材を固定すると共に、該フランジ部材の固定は接着性
を有する紫外線硬化樹脂と前記ドラム状像形成体の外側
からの紫外線照射により行われることを特徴とするドラ
ム状像形成体と、ドラム状像形成体に対し、その内部よ
り像露光を行う画像形成装置における前記ドラム状像形
成体が円筒体で形成されると共に、該円筒体端部をその
外径基準で固定し該円筒体の内面より弾性による外力を
与えるようにしたフランジ部材を設け、該フランジ部材
を前記円筒体の支持部材としたことを特徴とするドラム
状像形成体。
心が容易に正確にできる組み立て加工手段を提供し、前
記ドラムやフランジ部材やそれに一体化して設けている
駆動歯車の変形が起こらないようにして常に高画質の得
られる感光体ドラムを提供する。 【構成】 紫外線に対し透光性を有するドラム状像形成
体に対し、該ドラム状像形成体の円筒体端部にフランジ
部材を固定すると共に、該フランジ部材の固定は接着性
を有する紫外線硬化樹脂と前記ドラム状像形成体の外側
からの紫外線照射により行われることを特徴とするドラ
ム状像形成体と、ドラム状像形成体に対し、その内部よ
り像露光を行う画像形成装置における前記ドラム状像形
成体が円筒体で形成されると共に、該円筒体端部をその
外径基準で固定し該円筒体の内面より弾性による外力を
与えるようにしたフランジ部材を設け、該フランジ部材
を前記円筒体の支持部材としたことを特徴とするドラム
状像形成体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像形成体の外周又は内
周の周面に沿って複数の帯電手段、像露光手段並びに現
像手段を配置して、像形成体の一回転中にトナー像を重
ね合わせてカラー画像を形成する電子写真方式のカラー
画像形成装置のドラム状像形成体に関する。
周の周面に沿って複数の帯電手段、像露光手段並びに現
像手段を配置して、像形成体の一回転中にトナー像を重
ね合わせてカラー画像を形成する電子写真方式のカラー
画像形成装置のドラム状像形成体に関する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を記録する装置として
は、画像形成に必要な色の種類と同数の帯電手段、像露
光手段並びに現像手段を像形成体の周囲に配置して、像
形成体の一周する間に各色毎の帯電、像露光並びに現像
を順次行ってトナー像を重ね合わせてカラーのトナー像
を形成し、これを一括して転写材上に転写する形式のカ
ラー画像形成装置が知られている。
は、画像形成に必要な色の種類と同数の帯電手段、像露
光手段並びに現像手段を像形成体の周囲に配置して、像
形成体の一周する間に各色毎の帯電、像露光並びに現像
を順次行ってトナー像を重ね合わせてカラーのトナー像
を形成し、これを一括して転写材上に転写する形式のカ
ラー画像形成装置が知られている。
【0003】かかる装置は各色のトナー像の形成が僅か
な時間差を置いて連続して開始されることから、カラー
画像形成のスピードが早く、また像形成体の周面の長さ
より大きいカラー画像の形成が可能であると云う特徴も
備えている。
な時間差を置いて連続して開始されることから、カラー
画像形成のスピードが早く、また像形成体の周面の長さ
より大きいカラー画像の形成が可能であると云う特徴も
備えている。
【0004】一方、像形成体は薄肉の感光体ドラムで図
10,図11に示すように、端部をフランジ部材10B
で圧入されているが、その際変形を生じ、スリーブロー
ラ130の付き当てローラ131で常に押されるので変
形の度合いがますます助長される。それを防止するため
に補強リング10Gや接着剤10Eが充填されているが
充分に機能していない。
10,図11に示すように、端部をフランジ部材10B
で圧入されているが、その際変形を生じ、スリーブロー
ラ130の付き当てローラ131で常に押されるので変
形の度合いがますます助長される。それを防止するため
に補強リング10Gや接着剤10Eが充填されているが
充分に機能していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように画像形成装
置では、像露光や現像の各手段を始めとする多くの画像
形成用機材がドラム状像形成体の周囲に高い密度で配置
されているために、それ等機材が安定した作動を正確に
行い、高画質を得るためには、ドラム状像形成体が正確
な寸法の円筒体になるよう精密加工仕上げと組み立てが
施され、各機材との相対位置が常に一定に保たれている
ことが必要不可欠である。しかし、それを満足さすため
には、コストもかかり、構成が複雑になって、実現しに
くかった。
置では、像露光や現像の各手段を始めとする多くの画像
形成用機材がドラム状像形成体の周囲に高い密度で配置
されているために、それ等機材が安定した作動を正確に
行い、高画質を得るためには、ドラム状像形成体が正確
な寸法の円筒体になるよう精密加工仕上げと組み立てが
施され、各機材との相対位置が常に一定に保たれている
ことが必要不可欠である。しかし、それを満足さすため
には、コストもかかり、構成が複雑になって、実現しに
くかった。
【0006】本発明はこの点を解決して改良した結果、
ドラム状像形成体とそのフランジ部材が加工組立て中に
変形歪みを起こすことがなく、また作動中に変形歪みが
起こったりすることがなく、高画質が常に持続できるよ
うにしたカラー画像形成装置のドラム状像形成体の提供
が低コストで確実に行えることを目的としたものであ
る。
ドラム状像形成体とそのフランジ部材が加工組立て中に
変形歪みを起こすことがなく、また作動中に変形歪みが
起こったりすることがなく、高画質が常に持続できるよ
うにしたカラー画像形成装置のドラム状像形成体の提供
が低コストで確実に行えることを目的としたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)〜(5)項の何れか1項によって達成される。
(1)〜(5)項の何れか1項によって達成される。
【0008】(1) 紫外線に対し透光性を有するドラ
ム状像形成体に対し、該ドラム状像形成体の円筒体端部
にフランジ部材を固定すると共に、該フランジ部材の固
定は接着性を有する紫外線硬化樹脂と前記ドラム状像形
成体の外側からの紫外線照射により行われることを特徴
とするドラム状像形成体。
ム状像形成体に対し、該ドラム状像形成体の円筒体端部
にフランジ部材を固定すると共に、該フランジ部材の固
定は接着性を有する紫外線硬化樹脂と前記ドラム状像形
成体の外側からの紫外線照射により行われることを特徴
とするドラム状像形成体。
【0009】(2) 前記フランジ部材には駆動歯車が
同心に一体化して設けられていることを特徴とする
(1)項に記載のドラム状像形成体。
同心に一体化して設けられていることを特徴とする
(1)項に記載のドラム状像形成体。
【0010】(3) 前記フランジ部材は前記ドラム状
像形成体の内部に形成された像露光手段の固定軸を同心
に受ける軸受けを一体化して形成されていることを特徴
とする(1)項又は(2)項に記載のドラム状像形成
体。
像形成体の内部に形成された像露光手段の固定軸を同心
に受ける軸受けを一体化して形成されていることを特徴
とする(1)項又は(2)項に記載のドラム状像形成
体。
【0011】(4) ドラム状像形成体が円筒体で形成
されると共に、該ドラム状像形成体に対し、その円筒体
端部をその外径基準で嵌合固定し且つ該円筒体の内面よ
り弾性による外力を与える押圧部を有するフランジ部材
を設け、該フランジ部材を前記円筒体の支持部材とした
ことを特徴とするドラム状像形成体。
されると共に、該ドラム状像形成体に対し、その円筒体
端部をその外径基準で嵌合固定し且つ該円筒体の内面よ
り弾性による外力を与える押圧部を有するフランジ部材
を設け、該フランジ部材を前記円筒体の支持部材とした
ことを特徴とするドラム状像形成体。
【0012】(5) 前記フランジ部材には駆動歯車が
同心に一体成形して設けられていることを特徴とする
(4)項に記載のドラム状像形成体。
同心に一体成形して設けられていることを特徴とする
(4)項に記載のドラム状像形成体。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図9によって
説明する。
説明する。
【0014】この場合の像形成体はドラム状の像形成体
即ち感光体ドラム10で、光学ガラス若しくは透明アク
リル樹脂等の透明部材によって形成される基体の外周に
透明導電層から成る有機感光層(OPC)を塗布したも
ので、接地した状態で時計方向に駆動回転される。
即ち感光体ドラム10で、光学ガラス若しくは透明アク
リル樹脂等の透明部材によって形成される基体の外周に
透明導電層から成る有機感光層(OPC)を塗布したも
ので、接地した状態で時計方向に駆動回転される。
【0015】本発明では、画像露光用の露光ビームの結
像点である感光体ドラムの光導電体層において、光導電
体層の光減衰特性(光キャリア生成)に対して適正なコ
ントラストを付与できる波長の露光光量を有していれば
よい。従って、本発明における感光体ドラムの透明基体
の光透光率は、100%である必要はなく、露光ビーム
の透過時にある程度の光が吸収されるような特性があっ
ても構わない。透光性基体の素材としては、ソーダガラ
ス、パイレックスガラス、ホウ珪酸ガラスや一般光学部
材などに使用されるフッ素、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリエチレンテレフタレートなどの各種透光性
樹脂が使用可能である。また、透光性導電層としては、
インジウム・スズ・酸化物(ITO)、酸化錫、酸化
鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、
Alなどからなる透光性を維持した金属薄膜が用いら
れ、成膜法としては、真空蒸着法、活性反応蒸着法、各
種スパッタリング法、各種CVD法、浸漬塗工法、スプ
レー塗布法などが利用される。また、光導電体層として
は、アモルファスシリコン(a−Si)合金感光層、ア
モルファスセレン合金感光層や、各種有機感光層(OP
C)が使用可能である。
像点である感光体ドラムの光導電体層において、光導電
体層の光減衰特性(光キャリア生成)に対して適正なコ
ントラストを付与できる波長の露光光量を有していれば
よい。従って、本発明における感光体ドラムの透明基体
の光透光率は、100%である必要はなく、露光ビーム
の透過時にある程度の光が吸収されるような特性があっ
ても構わない。透光性基体の素材としては、ソーダガラ
ス、パイレックスガラス、ホウ珪酸ガラスや一般光学部
材などに使用されるフッ素、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリエチレンテレフタレートなどの各種透光性
樹脂が使用可能である。また、透光性導電層としては、
インジウム・スズ・酸化物(ITO)、酸化錫、酸化
鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、
Alなどからなる透光性を維持した金属薄膜が用いら
れ、成膜法としては、真空蒸着法、活性反応蒸着法、各
種スパッタリング法、各種CVD法、浸漬塗工法、スプ
レー塗布法などが利用される。また、光導電体層として
は、アモルファスシリコン(a−Si)合金感光層、ア
モルファスセレン合金感光層や、各種有機感光層(OP
C)が使用可能である。
【0016】11は帯電手段であるスコロトロン帯電器
で、感光体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所
定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤによるコロ
ナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム10に
対し一様な電位を与える。
で、感光体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所
定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤによるコロ
ナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム10に
対し一様な電位を与える。
【0017】12は像露光手段である露光光学系で、感
光体ドラム10の軸方向に配列したLED,FL,E
L,PL等の発光素子とセルフォックレンズとから構成
される。別体の画像読み取り装置によって読み取られた
各色の画像信号がメモリより順次取り出されて前記の各
露光光学系12にそれぞれ電気信号として入力される。
この実施例で使用される発光素子の発光波長は各々同一
波長であり500〜900nmの範囲のものである。
光体ドラム10の軸方向に配列したLED,FL,E
L,PL等の発光素子とセルフォックレンズとから構成
される。別体の画像読み取り装置によって読み取られた
各色の画像信号がメモリより順次取り出されて前記の各
露光光学系12にそれぞれ電気信号として入力される。
この実施例で使用される発光素子の発光波長は各々同一
波長であり500〜900nmの範囲のものである。
【0018】前記の各露光光学系12は何れも共通の柱
状の支持部材20に取り付けられ、かつ各露光光学系1
2(Y),12(M),12(C),12(K)が等間
隔に配置され、前記感光体ドラム10の基体内部に収容
される。露光光学系12は上記の発光素子以外にLC
D,LISA,PLZT等の光シャッタ部材を組み合わ
せたものとセルフォックレンズ等の結像レンズとから構
成することもできる。
状の支持部材20に取り付けられ、かつ各露光光学系1
2(Y),12(M),12(C),12(K)が等間
隔に配置され、前記感光体ドラム10の基体内部に収容
される。露光光学系12は上記の発光素子以外にLC
D,LISA,PLZT等の光シャッタ部材を組み合わ
せたものとセルフォックレンズ等の結像レンズとから構
成することもできる。
【0019】13Y,13M,13C,13Kはイエロ
ー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒色
(K)の各現像剤を収容する現像手段である現像器で、
それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保
って同方向に回転する現像スリーブ130を備えてい
る。
ー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒色
(K)の各現像剤を収容する現像手段である現像器で、
それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保
って同方向に回転する現像スリーブ130を備えてい
る。
【0020】前記の各現像器13は、前述した帯電器1
1による帯電,露光光学系12による像露光によって形
成される感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス
電圧の印加により非接触の状態で反転現像する。
1による帯電,露光光学系12による像露光によって形
成される感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス
電圧の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0021】次に本発明の像形成体を装着したカラー画
像形成装置のプロセスについて説明する。
像形成装置のプロセスについて説明する。
【0022】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,C及び
Kの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納さ
れる。
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,C及び
Kの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納さ
れる。
【0023】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タが回動して感光体ドラム10を時計方向へと回転し、
同時に帯電器11(Y)の帯電作用により感光体ドラム
10に電位の付与が開始される。
タが回動して感光体ドラム10を時計方向へと回転し、
同時に帯電器11(Y)の帯電作用により感光体ドラム
10に電位の付与が開始される。
【0024】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
即ちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る像露光が開始されドラムの回転走査によってその表面
の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する
静電潜像を形成する。
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
即ちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る像露光が開始されドラムの回転走査によってその表面
の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する
静電潜像を形成する。
【0025】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0026】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に更に帯電器11(M)の帯電作
用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第2
の色信号即ちマゼンタ(M)の画像信号に対応する電気
信号による像露光が行われ、現像器13(M)による非
接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナー
像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わせて
形成される。
(Y)のトナー像の上に更に帯電器11(M)の帯電作
用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第2
の色信号即ちマゼンタ(M)の画像信号に対応する電気
信号による像露光が行われ、現像器13(M)による非
接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナー
像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わせて
形成される。
【0027】同様のプロセスにより帯電器11(C)、
露光光学系12(C)及び現像器13(C)によって更
に第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、
また最後に帯電器11(K)、露光光学系12(K)及
び現像器13(K)によって第4の色信号に対応する黒
(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体
ドラム10の一回転以内に時によっては1回転以上にわ
たってもその周面上にカラーのトナー像が形成される。
露光光学系12(C)及び現像器13(C)によって更
に第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、
また最後に帯電器11(K)、露光光学系12(K)及
び現像器13(K)によって第4の色信号に対応する黒
(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体
ドラム10の一回転以内に時によっては1回転以上にわ
たってもその周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0028】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は、転写器14Aにおいて給紙
カセット15より搬送されタイミングローラ16の駆動
によって同期して給紙される転写材である転写紙上に転
写される。
されたカラーのトナー像は、転写器14Aにおいて給紙
カセット15より搬送されタイミングローラ16の駆動
によって同期して給紙される転写材である転写紙上に転
写される。
【0029】トナー像の転写を受けた転写紙は、除電器
14Bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離し、定着装置17においてトナーを溶着し定着がなさ
れたのち排紙ローラ18を介して装置上部のトレイ20
0上に排出される。
14Bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離し、定着装置17においてトナーを溶着し定着がなさ
れたのち排紙ローラ18を介して装置上部のトレイ20
0上に排出される。
【0030】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング装置19において残留トナーを除去,清
掃して原稿画像のトナー像の形成を続行するか、若しく
は一旦停止して新たな原稿画像のトナー像の形成に待機
する。
はクリーニング装置19において残留トナーを除去,清
掃して原稿画像のトナー像の形成を続行するか、若しく
は一旦停止して新たな原稿画像のトナー像の形成に待機
する。
【0031】前記の感光体ドラム10は、各帯電器1
1、現像器13並びにクリーニング装置19と更に前記
の各現像器13に対しトナーを供給する各トナー収納容
器40及びクリーニング装置19により回収したトナー
を収容する廃トナー容器50と共にプロセスカートリッ
ジ30に収められて、一体で装置本体より例えば水平方
向に引き出して移動し、更に装置本体の外部に取り出す
ことも出来るように構成されている。
1、現像器13並びにクリーニング装置19と更に前記
の各現像器13に対しトナーを供給する各トナー収納容
器40及びクリーニング装置19により回収したトナー
を収容する廃トナー容器50と共にプロセスカートリッ
ジ30に収められて、一体で装置本体より例えば水平方
向に引き出して移動し、更に装置本体の外部に取り出す
ことも出来るように構成されている。
【0032】図2は図1のAA断面を示したもので、感
光体ドラム10は前方端部のフランジ部材10Aが軸受
B1を介してプロセスカートリッジ30の壁面に直接支
持されると共に、軸受B3を介して像露光手段である露
光光学系12の支持部材20の固定軸部材21の端部を
支持するようにしてある。また後方端部のフランジ部材
10Bはプロセスカートリッジ30と該カートリッジ3
0に着脱可能の円盤部材30Aとに挟着保持される軸受
B2を介して支持されている。
光体ドラム10は前方端部のフランジ部材10Aが軸受
B1を介してプロセスカートリッジ30の壁面に直接支
持されると共に、軸受B3を介して像露光手段である露
光光学系12の支持部材20の固定軸部材21の端部を
支持するようにしてある。また後方端部のフランジ部材
10Bはプロセスカートリッジ30と該カートリッジ3
0に着脱可能の円盤部材30Aとに挟着保持される軸受
B2を介して支持されている。
【0033】一方、各露光光学系12は、前記の支持部
材20を挿通固定する軸部材21の前方端部が前述のよ
うにフランジ部材10Aの軸受B3を介して支承されて
もよいが、図4に示すように直接プロセスカートリッジ
30の壁面に係合支持されても良い。また後方端部は前
記の円盤部材30Aに係合し回転を規制された状態に支
持されている。
材20を挿通固定する軸部材21の前方端部が前述のよ
うにフランジ部材10Aの軸受B3を介して支承されて
もよいが、図4に示すように直接プロセスカートリッジ
30の壁面に係合支持されても良い。また後方端部は前
記の円盤部材30Aに係合し回転を規制された状態に支
持されている。
【0034】従って前記の円盤部材30Aを取り外すこ
とにより感光体ドラム10並びに各露光光学系12はプ
ロセスカートリッジ30の背面側より容易に取り出すこ
とが出来るようになっている。
とにより感光体ドラム10並びに各露光光学系12はプ
ロセスカートリッジ30の背面側より容易に取り出すこ
とが出来るようになっている。
【0035】本発明の請求項1〜3の実施例において
は、図2の感光体ドラム周辺の構成を示す部分断面図に
示したように、感光体ドラム10の両端がフランジ部材
10A,10Bで同心に芯振れがなく一様な正しい回転
ができるようにしてあると共に、その組み立て調整がで
きるだけ簡単な状態で行えるようにしてある。
は、図2の感光体ドラム周辺の構成を示す部分断面図に
示したように、感光体ドラム10の両端がフランジ部材
10A,10Bで同心に芯振れがなく一様な正しい回転
ができるようにしてあると共に、その組み立て調整がで
きるだけ簡単な状態で行えるようにしてある。
【0036】即ち、透明ガラス又は透明樹脂素材を基体
とした感光体ドラム10とフランジ部材10A又は10
Bとの嵌合部A,Bには紫外線硬化樹脂の接着剤を塗布
しておき、芯出し調整が完了した状態で外方から紫外線
を照射することにより、正確な芯出しが得られた状態
で、永久的な結合固定を可能にしたものである。
とした感光体ドラム10とフランジ部材10A又は10
Bとの嵌合部A,Bには紫外線硬化樹脂の接着剤を塗布
しておき、芯出し調整が完了した状態で外方から紫外線
を照射することにより、正確な芯出しが得られた状態
で、永久的な結合固定を可能にしたものである。
【0037】図3に示すものは、フランジ部材10A,
10Bの感光体ドラム10との嵌合部を該ドラムの内径
ばかりでなく外径部にも設けたものである。この場合該
外径部における紫外線硬化樹脂の接着剤には外方からの
紫外線が感光体ドラム基体内で内径面との間の乱反射に
より紫外線硬化の作用が起こり接着作用が支障なく行え
ることがわかった。尚、図2,図3におけるA,Bは模
式的に大きくして示した。
10Bの感光体ドラム10との嵌合部を該ドラムの内径
ばかりでなく外径部にも設けたものである。この場合該
外径部における紫外線硬化樹脂の接着剤には外方からの
紫外線が感光体ドラム基体内で内径面との間の乱反射に
より紫外線硬化の作用が起こり接着作用が支障なく行え
ることがわかった。尚、図2,図3におけるA,Bは模
式的に大きくして示した。
【0038】また、フランジ部材10A,10Bのどち
らか一方、ここでは10Bに駆動歯車10Tを一体に設
けてある(請求項2の実施例)。
らか一方、ここでは10Bに駆動歯車10Tを一体に設
けてある(請求項2の実施例)。
【0039】そして、フランジ部材10A,10Bの何
れか一方又は両方に図2及び図3に示すように、像露光
手段である露光光学系12の支持部材20を挿通固定す
る軸部材21の端部を支承する軸受B3が設けられてい
る(請求項3の実施例)。
れか一方又は両方に図2及び図3に示すように、像露光
手段である露光光学系12の支持部材20を挿通固定す
る軸部材21の端部を支承する軸受B3が設けられてい
る(請求項3の実施例)。
【0040】次に請求項4〜5の発明の実施例について
説明する。
説明する。
【0041】図11の断面図に示すように感光体ドラム
10とフランジ部材10Bとの結合が接着材10E等を
用いて芯合わせがよくないと、感光体ドラム表面には、
現像器13のスリーブローラ130に同心に設けた付き
当てローラ131が当接して外力が与えられるので、感
光体ドラム10は変形して一様性が無くなり、画質が益
々劣化してくる。また、外力はクリーナーのブレードに
よっても加えられる。
10とフランジ部材10Bとの結合が接着材10E等を
用いて芯合わせがよくないと、感光体ドラム表面には、
現像器13のスリーブローラ130に同心に設けた付き
当てローラ131が当接して外力が与えられるので、感
光体ドラム10は変形して一様性が無くなり、画質が益
々劣化してくる。また、外力はクリーナーのブレードに
よっても加えられる。
【0042】これを防止するために、図10の断面図に
示すように、付き当てローラ131の感光体ドラム10
への当接部に該感光体ドラム10の内面に独立の補強リ
ング10Gを嵌めて対処する手段が従来とられていた。
しかし補強リング10Gを別体として薄肉の感光体ドラ
ム10の内径部分に支障なく圧入し、同心の精度を出し
て嵌め込むのも難しく熟練を要する。
示すように、付き当てローラ131の感光体ドラム10
への当接部に該感光体ドラム10の内面に独立の補強リ
ング10Gを嵌めて対処する手段が従来とられていた。
しかし補強リング10Gを別体として薄肉の感光体ドラ
ム10の内径部分に支障なく圧入し、同心の精度を出し
て嵌め込むのも難しく熟練を要する。
【0043】図4の断面図に示したものはこのような現
象を解決したものである。
象を解決したものである。
【0044】即ち、感光体10の外径部に図5,図6の
斜視図にも示すようなフランジ部材10A,10Bを軽
く圧入嵌合させ、該フランジ部材10A,10Bの内側
から、感光体ドラム10の内径部の前記付き当てローラ
131の当接面に対応する位置に前記フランジ部材10
A,10Bに一体に設けられた押圧部10Kが弾性をも
って当接するように前記フランジ部材10A,10Bに
一体に成形されている。フランジ部材10Bには駆動歯
車10Tが一体に同心に設けられている。
斜視図にも示すようなフランジ部材10A,10Bを軽
く圧入嵌合させ、該フランジ部材10A,10Bの内側
から、感光体ドラム10の内径部の前記付き当てローラ
131の当接面に対応する位置に前記フランジ部材10
A,10Bに一体に設けられた押圧部10Kが弾性をも
って当接するように前記フランジ部材10A,10Bに
一体に成形されている。フランジ部材10Bには駆動歯
車10Tが一体に同心に設けられている。
【0045】尚、感光体ドラム10はガラス製を除き遠
心重合法によりプラスチック成形されるので外径の寸法
精度が高い。従って感光体ドラム10の外径基準でフラ
ンジ部材10A,10Bを嵌合させ、該フランジ部材と
一体成形され弾性のある押圧部10Kが付き当てローラ
131に対応して配置されるようにしおけば、感光体ド
ラム10の変形は未然に防がれて常に正しい状態が維持
され、駆動歯車10Tも脈動のない正常な回転が得ら
れ、高画質が維持されることになる。
心重合法によりプラスチック成形されるので外径の寸法
精度が高い。従って感光体ドラム10の外径基準でフラ
ンジ部材10A,10Bを嵌合させ、該フランジ部材と
一体成形され弾性のある押圧部10Kが付き当てローラ
131に対応して配置されるようにしおけば、感光体ド
ラム10の変形は未然に防がれて常に正しい状態が維持
され、駆動歯車10Tも脈動のない正常な回転が得ら
れ、高画質が維持されることになる。
【0046】前記のプロセスカートリッジ30は、画像
形成装置本体の側面部材を形成する側面カバー80を開
放することにより、一旦斜め上方に移動したあとその位
置から引き出すことによって装置本体の外部に向け水平
方向に移動される。
形成装置本体の側面部材を形成する側面カバー80を開
放することにより、一旦斜め上方に移動したあとその位
置から引き出すことによって装置本体の外部に向け水平
方向に移動される。
【0047】図7(a)はプロセスカートリッジ30の
支持構造、図7(b)はその要部たるBB断面を示した
もので、画像形成装置本体内の前後の各基板60には傾
斜した一対の長穴60Aが相対して設けられ、長穴60
AにピンP1を内側より係合することにより連結された
一対の昇降板61を斜め上方から更に斜め下方にスライ
ド可能に支持している。
支持構造、図7(b)はその要部たるBB断面を示した
もので、画像形成装置本体内の前後の各基板60には傾
斜した一対の長穴60Aが相対して設けられ、長穴60
AにピンP1を内側より係合することにより連結された
一対の昇降板61を斜め上方から更に斜め下方にスライ
ド可能に支持している。
【0048】前記の各昇降板61の内側にはアキュライ
ドレールと呼ばれる3本のレールにより2段階に伸縮可
能のガイド部材70が取り付けられていて、更にそれぞ
れの内側の各レールには移動板71が固定されている。
ドレールと呼ばれる3本のレールにより2段階に伸縮可
能のガイド部材70が取り付けられていて、更にそれぞ
れの内側の各レールには移動板71が固定されている。
【0049】前記の各移動板71は相対する位置に一対
のU字状の切欠を備えていて、それぞれの切欠にピンP
2を係合することにより前記のプロセスカートリッジ3
0を支承している。
のU字状の切欠を備えていて、それぞれの切欠にピンP
2を係合することにより前記のプロセスカートリッジ3
0を支承している。
【0050】一方前記の各昇降板61は上下に長い長穴
61Aを備えていて、前記の側面カバー80と共に回転
軸Hを支点として回動するアーム上のピンP3を遊合し
ている。
61Aを備えていて、前記の側面カバー80と共に回転
軸Hを支点として回動するアーム上のピンP3を遊合し
ている。
【0051】側面カバー80を時計方向に回転して開放
し水平の停止位置に置くと、前記のピンP3の移動によ
り昇降板61はピンP1が前記の長穴60A内をスライ
ドすることにより斜め上方から次いで斜め下方へと移動
したあと停止し、この過程でプロセスカートリッジ30
は画像形成位置(I)から前述したタイミングローラ1
6、転写器14A、除電器14B等を回避して移動し引
き出し位置(II)に設定される。
し水平の停止位置に置くと、前記のピンP3の移動によ
り昇降板61はピンP1が前記の長穴60A内をスライ
ドすることにより斜め上方から次いで斜め下方へと移動
したあと停止し、この過程でプロセスカートリッジ30
は画像形成位置(I)から前述したタイミングローラ1
6、転写器14A、除電器14B等を回避して移動し引
き出し位置(II)に設定される。
【0052】プロセスカートリッジ30は、前記の引き
出し位置(II)から引き出されると、前記のガイド部材
70の伸長により図8に示す如く水平状態を維持して画
像形成装置本体の外部に移動され、その過程においてカ
ートリッジ30下端の係止部材30Bが側面カバー80
の内面に設けた弾性部材81の凹部81A及び81Bに
順次係合してカートリッジ30を特定した位置に制約し
て停止させることが出来るようになっている。
出し位置(II)から引き出されると、前記のガイド部材
70の伸長により図8に示す如く水平状態を維持して画
像形成装置本体の外部に移動され、その過程においてカ
ートリッジ30下端の係止部材30Bが側面カバー80
の内面に設けた弾性部材81の凹部81A及び81Bに
順次係合してカートリッジ30を特定した位置に制約し
て停止させることが出来るようになっている。
【0053】即ち係止部材30Bは弾性部材81の凹部
81Aに係合する位置で画像形成装置本体は画像の転写
域が開放されて上面カバー90の開蓋によりジャム紙の
処理が可能となり、凹部81Bに係合する位置ではカー
トリッジ30の背面から前述した露光光学系12の調整
や交換が可能となり、更に引き出してカートリッジ30
が側面カバー80の立上がり部80Aに当接する停止位
置(III)では前記の廃トナー容器50の取り出しも可
能となる。更に前記の停止位置(III)においてはピン
P2と移動板71との係合を解除してカートリッジ30
自体を上方に分離して取り外すことも出来る。
81Aに係合する位置で画像形成装置本体は画像の転写
域が開放されて上面カバー90の開蓋によりジャム紙の
処理が可能となり、凹部81Bに係合する位置ではカー
トリッジ30の背面から前述した露光光学系12の調整
や交換が可能となり、更に引き出してカートリッジ30
が側面カバー80の立上がり部80Aに当接する停止位
置(III)では前記の廃トナー容器50の取り出しも可
能となる。更に前記の停止位置(III)においてはピン
P2と移動板71との係合を解除してカートリッジ30
自体を上方に分離して取り外すことも出来る。
【0054】前記の各特定した位置に制約されて停止状
態に置かれているプロセスカートリッジ30は、画像形
成装置本体内に押し込むよう移動されると前記のガイド
部材70の縮退により前述した引き出し位置に復帰され
る。この間、前記の昇降板61は自重によりピンP1が
基板60の長穴60Aの端部に係止されているので静止
状態に保たれている。次いで側面カバー80を反時計方
向に回転して閉止し、垂直状態とすると、前記のピンP
3の移動により昇降板61はピンP1が前記の長穴60
A内をスライドすることにより斜め上方から斜め下方へ
と移動して初期位置に停止し、プロセスカートリッジ3
0を転写器14A等に接触することなく再び画像形成位
置(I)に復帰させる。
態に置かれているプロセスカートリッジ30は、画像形
成装置本体内に押し込むよう移動されると前記のガイド
部材70の縮退により前述した引き出し位置に復帰され
る。この間、前記の昇降板61は自重によりピンP1が
基板60の長穴60Aの端部に係止されているので静止
状態に保たれている。次いで側面カバー80を反時計方
向に回転して閉止し、垂直状態とすると、前記のピンP
3の移動により昇降板61はピンP1が前記の長穴60
A内をスライドすることにより斜め上方から斜め下方へ
と移動して初期位置に停止し、プロセスカートリッジ3
0を転写器14A等に接触することなく再び画像形成位
置(I)に復帰させる。
【0055】従ってプロセスカートリッジ30の点検、
交換、ジャム紙の処理更にトナーの供給、廃トナーの回
収等の各メンテナンスの作業は装置本体の一方の側面か
らの操作によりすべて容易に実施することが出来ること
となる。
交換、ジャム紙の処理更にトナーの供給、廃トナーの回
収等の各メンテナンスの作業は装置本体の一方の側面か
らの操作によりすべて容易に実施することが出来ること
となる。
【0056】なお、本実施例においては、露光光学系1
2を感光体ドラム10の内部に置く形式の装置について
説明したが、本発明は図9に示すように露光光学系12
を感光体ドラム10の外周に同心に設けたリング状の支
持部材20Aに支持して、ドラム周面の感光体に対し外
側より像露光を行うよう構成した装置に対しても適用可
能であって、本実施例同様カートリッジ化した構成とし
て、装置の側面部材の開放により画像形成位置より水平
方向に引き出して特定した位置に制約されることによっ
て実現される。
2を感光体ドラム10の内部に置く形式の装置について
説明したが、本発明は図9に示すように露光光学系12
を感光体ドラム10の外周に同心に設けたリング状の支
持部材20Aに支持して、ドラム周面の感光体に対し外
側より像露光を行うよう構成した装置に対しても適用可
能であって、本実施例同様カートリッジ化した構成とし
て、装置の側面部材の開放により画像形成位置より水平
方向に引き出して特定した位置に制約されることによっ
て実現される。
【0057】
【発明の効果】本発明により、ドラム状像形成体として
の感光体ドラムセンターとそれを一体的に保持するフラ
ンジ部材センターとを一致させることが簡単正確で容易
に低コストで行えるようになり、感光体ドラムの変形防
止が達成されると共に、フランジ部材の曲がりも防止さ
れ、フランジ部材に取り付けられている駆動ギヤの変形
噛み合いもなくなり歯車の耐久性は向上するとともに振
動も低減され、画質を格段に向上させることができた。
の感光体ドラムセンターとそれを一体的に保持するフラ
ンジ部材センターとを一致させることが簡単正確で容易
に低コストで行えるようになり、感光体ドラムの変形防
止が達成されると共に、フランジ部材の曲がりも防止さ
れ、フランジ部材に取り付けられている駆動ギヤの変形
噛み合いもなくなり歯車の耐久性は向上するとともに振
動も低減され、画質を格段に向上させることができた。
【図1】本発明のドラム状像形成体の組み込まれたカラ
ー画像形成装置の断面構成図。
ー画像形成装置の断面構成図。
【図2】感光体ドラムと露光光学系の組み込み構造を示
す断面図。
す断面図。
【図3】感光体ドラムと露光光学系の組み込み構造を示
す断面図。
す断面図。
【図4】感光体ドラムと露光光学系の組み込み構造を示
す断面図。
す断面図。
【図5】フランジ部材の斜視図。
【図6】フランジ部材の斜視図。
【図7】プロセスカートリッジの画像形成位置と引き出
し位置の関係を示す説明図。
し位置の関係を示す説明図。
【図8】プロセスカートリッジの引き出し構造と特定位
置への制約を示す説明図。
置への制約を示す説明図。
【図9】本発明の適用可能な他のカラー画像形成装置の
構成図。
構成図。
【図10】従来の感光体ドラムとフランジ部材の組み込
み構造を示す断面図。
み構造を示す断面図。
【図11】従来の感光体ドラムとフランジ部材の組み込
み構造を示す断面図。
み構造を示す断面図。
10 感光体ドラム 10A,10B フランジ部材 10K 押圧部 10T 駆動歯車 11 帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14A 転写器 14B 除電器 15 給紙カセット 16 タイミングローラ 17 定着装置 18 排紙ローラ 19 クリーニング装置 20 支持部材 30 プロセスカートリッジ 30A 円盤部材 30B 係止部材 40 トナー収納容器 50 廃トナー容器 60 (本体)基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽根田 哲 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 三浦 俊英 東京都小金井市緑町5丁目14番地14号
Claims (5)
- 【請求項1】 紫外線に対し透光性を有するドラム状像
形成体に対し、該ドラム状像形成体の円筒体端部にフラ
ンジ部材を固定すると共に、該フランジ部材の固定は接
着性を有する紫外線硬化樹脂と前記ドラム状像形成体の
外側からの紫外線照射により行われることを特徴とする
ドラム状像形成体。 - 【請求項2】 前記フランジ部材には駆動歯車が同心に
一体化して設けられていることを特徴とする請求項1に
記載のドラム状像形成体。 - 【請求項3】 前記フランジ部材は前記ドラム状像形成
体の内部に形成された像露光手段の固定軸を同心に受け
る軸受けを一体化して形成されていることを特徴とする
請求項1又は2に記載のドラム状像形成体。 - 【請求項4】 ドラム状像形成体が円筒体で形成される
と共に、該ドラム状像形成体に対し、その円筒体端部を
その外径基準で嵌合固定し且つ該円筒体の内面より弾性
による外力を与える押圧部を有するフランジ部材を設
け、該フランジ部材を前記円筒体の支持部材としたこと
を特徴とするドラム状像形成体。 - 【請求項5】 前記フランジ部材には駆動歯車が同心に
一体成形して設けられていることを特徴とする請求項4
に記載のドラム状像形成体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7220481A JPH0962143A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ドラム状像形成体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7220481A JPH0962143A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ドラム状像形成体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0962143A true JPH0962143A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16751771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7220481A Pending JPH0962143A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ドラム状像形成体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0962143A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6097914A (en) * | 1997-01-17 | 2000-08-01 | Ricoh Company, Ltd. | Image bearing member and method of manufacturing the member and image forming apparatus using the member |
JP2006145764A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Mitsubishi Chemicals Corp | ベアリング一体型ギア及びベアリング一体型フランジ並びにそれを用いた電子写真感光体 |
JP2009288492A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Tigers Polymer Corp | 電子写真感光体 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP7220481A patent/JPH0962143A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6097914A (en) * | 1997-01-17 | 2000-08-01 | Ricoh Company, Ltd. | Image bearing member and method of manufacturing the member and image forming apparatus using the member |
JP2006145764A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Mitsubishi Chemicals Corp | ベアリング一体型ギア及びベアリング一体型フランジ並びにそれを用いた電子写真感光体 |
JP2009288492A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Tigers Polymer Corp | 電子写真感光体 |
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