JPH09146441A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

Info

Publication number
JPH09146441A
JPH09146441A JP7307474A JP30747495A JPH09146441A JP H09146441 A JPH09146441 A JP H09146441A JP 7307474 A JP7307474 A JP 7307474A JP 30747495 A JP30747495 A JP 30747495A JP H09146441 A JPH09146441 A JP H09146441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
process cartridge
image
developing
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7307474A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP7307474A priority Critical patent/JPH09146441A/ja
Publication of JPH09146441A publication Critical patent/JPH09146441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像形成装置におけるジャム等の日常
的なトラブルを僅かの労力により簡単迅速確実容易に行
えるようにし、長い期間をおいてたまにある定期点検や
交換補修処理も稍、慎重な操作を行うことにより達成す
ることを可能にする効率的な使い方のできるカラー画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 各色毎の帯電手段,像露光手段,現像手
段を複数組有する画像形成域と、形成された画像を転写
材に転写する転写域とを有し、前記像露光手段は像形成
体に内蔵され、該像形成体と少なくとも1つの現像手段
が一体的に移動可能に構成されて、転写域を解放し得る
ことを特徴とするカラー画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は像形成体の周面に近
接して複数の帯電手段、像露光手段並びに現像手段を配
置して、像形成体の回転中にトナー像を重ね合わせてカ
ラー画像を形成する電子写真方式のカラー画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を記録する装置として
は、画像形成に必要な色の種類と同数の帯電手段、像露
光手段並びに現像手段を像形成体の周囲に配置して、像
形成体が画像の長さに対応して回転する間に各色毎の帯
電、像露光並びに現像を順次行ってトナー像を重ね合わ
せてカラーのトナー像を形成し、これを一括して転写材
上に転写する形式のカラー画像形成装置が知られてい
る。
【0003】かかる装置は各色のトナー像の形成が僅か
な時間差を置いて連続して開始されることから、カラー
画像形成のスピードが早く、また像形成体の周面の長さ
より大きいカラー画像の形成が可能であると云う特徴も
備えている。
【0004】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような画
像形成装置では、像露光や現像の各手段を始めとする多
くの画像形成用機材がドラム状像形成体の周囲に高い密
度で配置されているために、ジャム等の搬送トラブルが
起きたときの処置や、保守点検がやりにくい状況にあ
る。
【0006】本発明は、このようなトラブルが起きたと
きの処置や、保守点検が容易に行えるようなカラー画像
形成装置を提供することを課題目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)又は(2)によって達成される。
【0008】(1) 各色毎の帯電手段,像露光手段,
現像手段を複数組有する画像形成域と、形成された画像
を転写材に転写する転写域とを有し、前記像露光手段は
像形成体に内蔵され、該像形成体と少なくとも1つの現
像手段が一体的に移動可能に構成されて、転写域を解放
し得ることを特徴とするカラー画像形成装置。
【0009】(2) 前記像形成体の移動時、前記少な
くとも1つの現像手段と他の現像手段は共に退避可能と
したことを特徴とする(1)項に記載のカラー画像形成
装置。 (3) 前記像形成体の移動時、前記少なくとも1つの
現像手段に対し、他の現像手段は装着状態としたことを
特徴とする(1)項に記載のカラー画像形成装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を挙げて
本発明を詳細に説明するが、本発明の態様はこれに限定
されるものではない。
【0011】図1において像形成体はドラム状の像形成
体即ち感光体ドラム10で、光学ガラス若しくは透明ア
クリル樹脂等の透明部材によって形成される基体の外周
に透明導電層から成る有機感光層(OPC)を塗布した
もので、接地した状態で時計方向に駆動回転される。
【0012】画像露光用の露光ビームの結像点である感
光体ドラムの光導電体層において、光導電体層の光減衰
特性(光キャリア生成)に対して適正なコントラストを
付与できる露光光量であればよいから、本発明における
感光体ドラムの透明基体の光透光率は、露光光のビーム
の波長に対しては高いことが望ましいが100%である
必要はなく、露光ビームの透過時にある程度の光が吸収
されるような特性があっても構わない。透光性基体の素
材としては、ソーダガラス、パイレックスガラス、ホウ
珪酸ガラスや一般光学部材などに使用されるフッ素、ポ
リエステル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタ
レートなどの各種透光性樹脂が使用可能である。また、
透光性導電層としては、インジウム・スズ・酸化物(I
TO)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅
や、Au、Ag、Ni、Alなどからなる透光性を維持
した金属薄膜が用いられ、成膜法としては、真空蒸着
法、活性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各種CV
D法、浸漬塗工法、スプレー塗布法などが利用される。
また、光導電体層としては、アモルファスシリコン(a
−Si)合金感光層、アモルファスセレン合金感光層
や、各種有機感光層(OPC)が使用可能である。
【0013】11は帯電手段であるスコロトロン帯電器
で、感光体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所
定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤ若しくは鋸
歯電極によるコロナ放電とによって帯電作用を行い、感
光体ドラム10に対し一様な電位を与える。
【0014】12は像露光手段である露光光学系で、感
光体ドラム10の軸方向に配列したLED,FL,E
L,PL等の発光素子と収束性光伝送体(セルフォック
レンズ)とから構成される。別体の画像読み取り装置に
よって読み取られた各色の画像信号がメモリより順次取
り出されて前記の各露光光学系12にそれぞれ電気信号
として入力される。この実施例で使用される発光素子の
発光波長は各々同一波長であり500〜900nmの範
囲のものである。
【0015】前記の各露光光学系12は何れも共通の柱
状の支持部材20に取り付けられ、かつ各露光光学系1
2(Y),12(M),12(C),12(K)が等間
隔に配置され、前記感光体ドラム10の基体内部に収容
される。露光光学系12は上記の発光素子以外にLC
D,LISA,PLZT等の光シャッタ部材を組み合わ
せたものとセルフォックレンズ等の結像レンズとから構
成することもできる。
【0016】13(Y),13(M),13(C),1
3(K)はイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)及び黒色(K)の各現像剤を収容する現像手段で
ある現像器で、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し
所定の間隙を保って同方向に回転する現像スリーブ13
0を備えている。
【0017】前記の各現像器13は、前述した帯電器1
1による帯電,露光光学系12による像露光によって形
成される感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス
電圧の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0018】次に本発明の像形成体を装着したカラー画
像形成装置のプロセスについて説明する。
【0019】本装置とは別体の画像読み取り装置におい
て、撮像素子により読み取られた画像あるいは、コンピ
ュータで編集された画像は、Y,M,C及びKの各色別
の画像信号として一旦メモリに記憶し格納される。
【0020】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タが作動して駆動系を通して感光体ドラム10を時計方
向へと回転し、同時に帯電器11(Y)の帯電作用によ
り感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0021】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
即ちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る像露光が開始されドラムの回転走査によってその表面
の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する
静電潜像を形成する。
【0022】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0023】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に更に帯電器11(M)の帯電作
用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第2
の色信号即ちマゼンタ(M)の画像信号に対応する電気
信号による像露光が行われ、現像器13(M)による非
接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナー
像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わせて
形成される。
【0024】同様のプロセスにより帯電器11(C)、
露光光学系12(C)及び現像器13(C)によって更
に第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、
また最後に帯電器11(K)、露光光学系12(K)及
び現像器13(K)によって第4の色信号に対応する黒
(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体
ドラム10の周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0025】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は、転写器14Aにおいて給紙
カセット15より搬送されタイミングローラ16の駆動
によって同期して給紙される転写材である転写紙上に転
写される。
【0026】トナー像の転写を受けた転写紙は、除電器
14Bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離し、定着装置17においてトナーを溶着し定着がなさ
れたのち排紙ローラ18を介して装置上部のトレイ20
0上に排出される。
【0027】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング装置19において残留トナーを除去,清
掃してトナー像の形成を続行する。
【0028】前記の感光体ドラム10は、図1に示すよ
うに各帯電器11の内11(C),11(K)、現像器
13の内13(C),13(K)及びそれに対するトナ
ーを供給するトナー収納容器40(C),40(K)を
収めた右側プロセスカートリッジ30R、並びにクリー
ニング装置19と更に前記現像器以外の各現像器13
(Y),13(M)、それに対してトナーを供給する各
トナー収納容器40(Y),40(M)及びクリーニン
グ装置19により回収したトナーを収容する廃トナー容
器50が、左側プロセスカートリッジ30Lに収められ
ている。そして前記右側プロセスカートリッジ30Rを
一体で装置本体1より例えば水平方向右方に引き出して
移動し、更に装置本体の外部に取り出すことも出来るよ
うに構成されている。そしてこのとき前記帯電器11
(C),11(K)は本体1の中に取り付けて残留させ
たままにして置いても良い。
【0029】また、左側プロセスカートリッジ30Lは
固定のままにしておいても良く、右側プロセスカートリ
ッジ30Rと反対方向である左方へ移動可能にすること
ができる。
【0030】次にこれらの取り出し構造について説明す
る。
【0031】さて、図4,図5,図6,図7のプロセス
カートリッジの画像形成装置に対する移動位置関係図に
示すように、像形成体としての感光体ドラム10はプロ
セスカートリッジ30に取り付けられて収納されている
が、該プロセスカートリッジ30は感光体ドラムの中心
線近傍で図3のプロセスカートリッジの断面図に示すよ
うに2つの部分、前記右側プロセスカートリッジ30
R,左側プロセスカートリッジ30Lに分割され、該プ
ロセスカートリッジ30は前記30R,30Lが連結さ
れた状態30と右方分割部分30R単独の状態の何れの
状態においてもカラー画像形成装置本体1に対して斜め
上方や水平方向に移動可能にしてある。即ち、右側プロ
セスカートリッジ30Rは、感光体ドラム10と共にそ
の回転軸と直角方向に移動可能になっている。この移動
の構成について、次に稍、詳しく説明しておく。
【0032】先ず、連結されたプロセスカートリッジ3
0の移動について説明する。
【0033】前記連結された状態のプロセスカートリッ
ジ30は、画像形成装置本体1の側面部材を形成する側
面カバー80を開放することにより、一旦斜め上方に移
動したあとその位置から引き出すことによって装置本体
の外部に向け水平方向に移動される。
【0034】図4(a)はプロセスカートリッジ30の
支持構造、図4(b)はその要部たる断面BBを示した
もので、画像形成装置本体内の前後の各基板60には傾
斜した一対の長穴60Aが相対して4組設けられ、長穴
60AにピンP1を内側より係合することにより連結さ
れた一対の昇降板61を斜め上方から更に斜め下方にス
ライド可能に支持している。
【0035】前記の各昇降板61の内側にはアキュライ
ドレールと呼ばれる3本のレールにより2段階に伸縮可
能のガイド部材70が取り付けられていて、更にそれぞ
れの内側の各レールには移動板71が固定されている。
【0036】前記の各移動板71は相対する位置に一対
のU字状の切欠を4組備えていて、それぞれの切欠にピ
ンP2を係合することにより前記のプロセスカートリッ
ジ30をその各分割された右側プロセスカートリッジ3
0R,左側プロセスカートリッジ30Lに分割した状態
又は連結した状態で分担して支承している。
【0037】一方前記の各昇降板61は上下に長い長穴
61Aを備えていて、前記の側面カバー80と共に回転
軸Hを支点として回動するアーム上のピンP3を遊合し
ている。
【0038】側面カバー80を時計方向に回転して開放
し水平の停止位置に置くと、前記のピンP3の移動によ
り昇降板61はピンP1が前記の長穴60A内をスライ
ドすることにより斜め上方から次いで斜め下方へと移動
したあと停止し、この過程でプロセスカートリッジ30
は画像形成位置(I)から前述したタイミングローラ1
6、転写器14A、除電器14B等を回避して移動し第
一の引き出し位置(II)に設定される。
【0039】プロセスカートリッジ30は、前記第一の
引き出し位置(II)から引き出されると、前記のガイド
部材70の伸長により図7に示す如く水平状態を維持し
て画像形成装置本体の外部に移動され、その過程におい
てプロセスカートリッジ30下端の係止部材30Bが側
面カバー80の内面に設けた弾性部材81の凹部81A
及び81Bに順次係合してプロセスカートリッジ30を
特定した位置に制約して停止させることが出来るように
なっている。
【0040】即ち係止部材30Bは弾性部材81の凹部
81Aに係合する位置で画像形成装置本体は画像の転写
域が開放されて上面カバー90又は図示しない正面のカ
バーを手前に開く開蓋によりジャム紙の処理が可能とな
り、凹部81Bに係合する位置ではプロセスカートリッ
ジ30の背面から前述した露光光学系12の交換が可能
となり、更に引き出してプロセスカートリッジ30が側
面カバー80の立上がり部80Aに当接する第二の引き
出し位置となる停止位置(III)では前記の廃トナー容
器50の取り出しも可能となる。更に前記の停止位置
(III)においてはピンP2と移動板71との係合を解
除してプロセスカートリッジ30自体を上方に分離して
取り外して(IV)の状態にすることが可能になる。
【0041】前記の各特定した位置に制約されて停止状
態に置かれているプロセスカートリッジ30は、画像形
成装置本体内に押し込むよう移動されると前記のガイド
部材70の縮退により前述した引き出し位置に復帰され
る。この間、前記の昇降板61は自重によりピンP1が
基板60の長穴60Aの端部に係止されているので静止
状態に保たれている。次いで側面カバー80を反時計方
向に回転して閉止し、垂直状態とすると、前記のピンP
3の移動により昇降板61はピンP1が前記の長穴60
A内をスライドすることにより斜め上方から斜め下方へ
と移動して初期位置に停止し、プロセスカートリッジ3
0を転写器14A等に接触することなく再び画像形成位
置(I)に復帰させる。
【0042】従ってプロセスカートリッジ30の点検、
交換、ジャム紙の処理更にトナーの供給、廃トナーの回
収等の各メンテナンスの作業は装置本体の一方の側面か
らの操作により一応実施することが出来ることになる。
【0043】以上、左右連結されたプロセスカートリッ
ジ30について説明したが、次に分割された左右のプロ
セスカートリッジの移動についての機能と作用について
説明する。
【0044】図5は左側プロセスカートリッジ30Lを
画像形成装置本体1の画像形成位置に装着状態のままに
して、右側プロセスカートリッジ30Rのみを右斜め上
方の前記第一の移動位置IIに相当する位置に移動させた
ものである。また、BB断面は図4(b)と同様になっ
ている。
【0045】左右両方のプロセスカートリッジ30R,
30Lの連結の着脱は図3の断面図に示すように、基準
ピンによる係合と両方の境界部に設けた複数組みの電磁
石MGの通電のON,OFFによって簡単に行われる
が、必ずしもこの構造に限られるものではない。また、
昇降板61、移動板71、ガイド部材70も前記右,左
のプロセスカートリッジ30R,30Lと共に分割可能
にしてある。
【0046】このように電磁石MGのOFFによって切
り離され、右側プロセスカートリッジ30Rのみ移動さ
せた2つの右,左プロセスカートリッジ30R,30L
は図5に示すような配置になる。
【0047】これにより、転写紙の搬送路上で感光体ド
ラム10の直下にあった転写電極や分離電極の近辺は該
感光体ドラム10が右側プロセスカートリッジ30Rと
共に移動して上部が空いてくれるので、上面カバー90
又は図示しない前扉を開くことによりジャム等のトラブ
ルは容易に処理復元することができる。
【0048】ここにおいて、左右連結されたプロセスカ
ートリッジ30が画像形成装置本体1の外部に殆ど出て
しまうまで長い距離移動させないと前記転写電極や分離
電極の上部が空かないので時間が長くかかり、しかもプ
ロセスカートリッジ30全体の重量が可成重くなり、移
動も慎重に注意深く行わなければいけないので操作上及
び耐久性上問題があったのに比べ、この右半分の右側プ
ロセスカートリッジ30Rの移動量は僅かで済むので手
軽で容易に安心してジャム処理が行えると言う利点が生
じる。
【0049】図6に示すものは、更に、左側の分割され
た左側プロセスカートリッジ30Lを左側に移動させる
ようにしたものであり、図でBB断面は図4(b)と同
様になっている。これにより転写電極や分離電極のある
転写紙搬送路上の空間が更に増えるので前記トラブル処
理の操作はより良好なものになる。その移動は基板60
の2組の対の長穴60Aの水平部をピンP1が左方向に
ガイドされながら行われる。
【0050】このように本発明は、日常的なトラブル処
理は分割した右左両方のプロセスカートリッジ30R,
30Lの短距離の移動によりできるだけ簡単迅速でしか
も安全確実に行えるようにし、現像器や露光光学系の定
期点検交換補修、トナーのトナー収納容器への補充等の
長いインターバルによって行われる処理は左右のカート
リッジを連結した状態のプロセスカートリッジの移動操
作によって行えるようにしたものである。
【0051】本発明の上記実施の形態では、現像器13
(Y,M,C,K)の画像形成装置本体1からの取り出
しは、全て連結したプロセスカートリッジ30の状態に
して右側に行っていたが勿論左側に行うことも可能であ
る。また、上述のように必ずしも連結したプロセスカー
トリッジにより一方向に限定して行うのではなく、上記
二つの分割した右,左プロセスカートリッジ30R,3
0Lをそれぞれ独立のカートリッジとして反対方向に引
き出すようにカラー画像形成装置を構成することも可能
である。
【0052】
【発明の効果】本発明により、カラー画像形成装置にお
けるジャム等の日常的なトラブルは僅かの労力により簡
単迅速確実容易に行えるようになると共に、長い期間を
おいてたまにある定期点検や交換補修処理も、支障なく
達成することが可能になり、耐久性があり、大変効率的
な使い方のできるカラー画像形成装置を提供できるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカラー画像形成装置の断面
構成図。
【図2】感光体ドラムと露光光学系の組み込み構造を示
す断面図。
【図3】左右プロセスカートリッジを連結した状態を示
すプロセスカートリッジの断面図。
【図4】左右連結したプロセスカートリッジの画像形成
位置と第一の引き出し位置の関係及び支持構造を示す説
明図。
【図5】左右分割されたプロセスカートリッジの左側プ
ロセスカートリッジを画像形成位置のままにし、右側プ
ロセスカートリッジを画像形成位置から引き出した位置
を示す説明図。
【図6】左右分割されたプロセスカートリッジの左側プ
ロセスカートリッジを画像形成位置の左側に移動し、右
側プロセスカートリッジを右側に引き出した位置を示す
説明図。
【図7】左右連結したプロセスカートリッジの第一の引
き出し位置と第二の引き出し位置の関係を示す説明図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14A 転写器 14B 除電器 15 給紙カセット 16 タイミングローラ 17 定着装置 18 排紙ローラ 19 クリーニング装置 20 支持部材 30 プロセスカートリッジ 30A 円盤部材 30B 係止部材 30R 右側プロセスカートリッジ 30L 左側プロセスカートリッジ 40 トナー収納容器 50 廃トナー容器 60 (本体)基板 60A 長穴 61 昇降板 70 ガイド部材 71 移動板 80 側面カバー 80A 立上り部 81 弾性部材 81A,81B 凹部 90 上面カバー 200 トレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色毎の帯電手段,像露光手段,現像手
    段を複数組有する画像形成域と、形成された画像を転写
    材に転写する転写域とを有し、前記像露光手段は像形成
    体に内蔵され、該像形成体と少なくとも1つの現像手段
    が一体的に移動可能に構成されて、転写域を解放し得る
    ことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像形成体の移動時、前記少なくとも
    1つの現像手段と他の現像手段は共に退避可能としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像形成体の移動時、前記少なくとも
    1つの現像手段に対し、他の現像手段は装着状態とした
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装
    置。
JP7307474A 1995-11-27 1995-11-27 カラー画像形成装置 Pending JPH09146441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7307474A JPH09146441A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 カラー画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7307474A JPH09146441A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 カラー画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09146441A true JPH09146441A (ja) 1997-06-06

Family

ID=17969522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7307474A Pending JPH09146441A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 カラー画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09146441A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11174933A (ja) * 1997-12-09 1999-07-02 Canon Inc 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2007102252A (ja) * 2007-01-22 2007-04-19 Ricoh Co Ltd ユニット支持装置および画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11174933A (ja) * 1997-12-09 1999-07-02 Canon Inc 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2007102252A (ja) * 2007-01-22 2007-04-19 Ricoh Co Ltd ユニット支持装置および画像形成装置
JP4542553B2 (ja) * 2007-01-22 2010-09-15 株式会社リコー 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5608498A (en) Image forming apparatus in which at least an image carrying member and plural exposure means are constructed in a single body
JPH08220824A (ja) カラー画像形成装置
US5722013A (en) Color image forming apparatus having a supporting member and a plurality of image exposure devices mounted inside a cylindrical image forming body
JPH0981006A (ja) カラー画像形成装置
JPH09146441A (ja) カラー画像形成装置
JPH08278740A (ja) カラー画像形成装置
JPH10186775A (ja) カラー画像形成装置
US5930002A (en) Image forming apparatus having a single-body image forming drum unit
JPH08211715A (ja) カラー画像形成装置
JP3873916B2 (ja) 多色画像形成装置
JPH08254872A (ja) カラー画像形成装置
JP3465034B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2016177089A (ja) 画像形成装置
JP3416834B2 (ja) 画像形成装置
JPH0962143A (ja) ドラム状像形成体
US5579086A (en) Image forming apparatus with removable photoreceptor carriage
JPH0968909A (ja) カラー画像形成装置
JP3870965B2 (ja) カラー画像形成装置およびそのユニット
JP3451507B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH08272279A (ja) カラー画像形成装置
JPH10312096A (ja) カラー画像形成装置
JPH02152842A (ja) 画像形成装置
JPH1063158A (ja) 画像形成装置
JPH096083A (ja) カラー画像形成装置
JPH08248857A (ja) カラー画像形成装置