JPH0968909A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH0968909A
JPH0968909A JP7225210A JP22521095A JPH0968909A JP H0968909 A JPH0968909 A JP H0968909A JP 7225210 A JP7225210 A JP 7225210A JP 22521095 A JP22521095 A JP 22521095A JP H0968909 A JPH0968909 A JP H0968909A
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JP
Japan
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image forming
image
forming body
drum
peripheral surface
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Application number
JP7225210A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Nagase
久喜 永瀬
Satoru Haneda
哲 羽根田
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
州太 ▲浜▼田
Shiyuuta Hamada
Shunei Miura
俊英 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像露光手段をドラム状の像形成体の内部に挿
脱するに当たり光学系がドラム内周に接触するのを防止
する。 【構成】 露光光学系12を取り付ける支持部材20の
軸方向にそれぞれ複数個のローラRから成る少なくとも
3列のローラ列を設置して、各ローラRの頂部の位置が
露光光学系12の頂部と感光体ドラム10の基体内周面
との間に位置するよう構成し、感光体ドラム10への支
持部材20の挿脱時に、前記の各ローラRの中の相対す
る一対のローラRがドラム基体の内周面に当接すること
により露光光学系12の頂部がドラム基体に接触するの
を防止するように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像形成体の周面に複数
の帯電手段、像露光手段ならびに現像手段を配設して、
像形成体の一回転中にトナー像を重ね合わせてカラー画
像を形成する電子写真方式のカラー画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を形成する方法として
は、画像を必要な色と同数の感光体,帯電器,現像器等
を備え、それぞれ感光体に形成した単色のトナー像を転
写体等に重ね合わせてカラー画像とする装置(A)や、
1つの感光体を複数回回転して各色毎の帯電,像露光な
らびに現像を繰り返してカラー画像を形成する装置
(B)あるいは同じく1つの感光体の一回転以内に各色
毎の帯電,像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像
を形成する装置(C)等が知られている。
【0003】しかし前記の装置(A)は複数の感光体や
転写体の搬送を要するため装置の容積が大型化する欠点
がある。これに対し装置(B)は帯電手段、像露光手段
や感光体が一つだけであるので容積は小型化される。
【0004】また装置(C)は高速の画像形成を可能と
するものの、感光体の一周内に帯電器,像露光手段と現
像器を複数組配設する必要があることから感光体の径が
大きくなって装置を大型化する傾向がある。
【0005】装置(C)における前述したような障害の
欠点を避ける目的から、像形成体の基体を透明体の素材
によって形成し、その内部に複数の像露光手段を収容し
て、画像を前記の基体を通してその外周に形成した感光
層に露光する形態の装置が提案されている(例えば特開
平5−307307号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら像露光手
段はその頂部の光学部材が感光体の基体に近く位置され
るため、感光体ドラムへの像露光手段の組み込み時やメ
ンテナンスに当たって光学部材が基体の内周面に接触す
るおそれがあり、その結果光学部材や基体の透明度を低
下して画質を損なう懸念がある。
【0007】本発明はこの点を解決して改良した結果、
像露光手段を基体と接触することなく安全に感光体ドラ
ムの内部に挿脱することを可能としたカラー画像形成装
置の提供を目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ドラム状の
像形成体の周面に、それぞれ複数の帯電手段、像露光手
段及び現像手段を配設し、前記像形成体の一回転中に帯
電、像露光及び現像を繰り返して像形成体上にトナー像
を重ね合わせて形成後、前記トナー像を転写材に一括し
て転写するカラー画像形成装置において、前記像露光手
段は支持部材に一体化されて前記像形成体の内部に収容
され、前記支持部材の軸方向に備える複数列の保護部材
によって前記像形成体の円周面との当接を防止されてい
ることを特徴とするカラー画像形成装置(請求項1にか
かわる発明) およびドラム状の像形成体の周面に、それぞれ複数の帯
電手段、像露光手段及び現像手段を配設し、前記像形成
体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返して像形
成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、前記トナー像
を転写材に一括して転写するカラー画像形成装置におい
て、前記像露光手段は支持部材に一体化されて前記像形
成体の内部に収容され、前記像形成体の開口側の内周面
端部と前記支持部材の先端側の外周面端部のそれぞれ周
方向に備える保護部材によって前記像形成体の内周面と
の当接を防止されていることを特徴とするカラー画像形
成装置(請求項2にかかわる発明) およびドラム状の像形成体の周面にそれぞれ複数の帯電
手段、像露光手段及び現像手段を配設し、前記像形成体
の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返して像形成
体上にトナー像を重ね合わせて形成後、前記トナー像を
転写材に一括して転写するカラー画像形成装置におい
て、前記像露光手段は支持部材に一体化されて前記像形
成体の内部に収容され、前記支持部材は着脱可能の案内
部材を介して前記像形成体に挿脱されることを特徴とす
るカラー画像形成装置(請求項4にかかわる発明)によ
って達成される。
【0009】
【実施例】各発明の説明に先立って共通とする装置の主
要構成を図1ないし図4によって説明する。
【0010】この場合の像形成体はドラム状の像形成体
即ち感光体ドラム10で、光学ガラス若しくは透明アク
リル樹脂等の透明部材によって形成される基体の外周に
透明導電層から成る有機感光層(OPC)を塗布したも
ので、接地した状態で時計方向に駆動回転される。
【0011】本発明では、画像露光用の露光ビームの結
像点である感光体の光導電体層において、光導電体層の
光減衰特性(光キャリア生成)に対して適性なコントラ
ストを付与できる波長の露光光量を有していればよい。
従って、本発明における感光体ドラムの透明基体の光透
光率は、100%である必要はなく、露光ビームの透過
時にある程度の光が吸収されるような特性があっても構
わない。透光性基体の素材としては、ソーダガラス、パ
イレックスガラス、ホウ珪酸ガラスや一般光学部材など
に使用されるフッ素、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンテレフタレートなどの各種透光性樹脂
が使用可能である。また、透光性導電層としては、イン
ジウム・スズ・酸化物(ITO)、酸化錫、酸化鉛、酸
化インジウム、ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、Alな
どからなる透光性を維持した金属薄膜が用いられ、成膜
法としては、真空蒸着法、活性反応蒸着法、各種スパッ
タリング法、各種CVD法、浸漬塗工法、スプレー塗布
法などが利用される。また、光導電体層としては、アモ
ルファスシリコン(a−Si)合金感光層、アモルファ
スセレン合金感光層や、各種有機感光層(OPC)が使
用可能である。
【0012】11は帯電手段であるスコロトロン帯電器
で、感光体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所
定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤによるコロ
ナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム10に
対し一様な電位を与える。
【0013】12は像露光手段である露光光学系で、感
光体ドラム10の軸方向に配列したLED,FL,E
L,PL等の発光素子とセルフォックレンズとから構成
される。別体の画像読み取り装置によって読み取られた
各色の画像信号がメモリより順次取り出されて前記の各
露光光学系12にそれぞれ電気信号として入力される。
この実施例で使用される発光素子の発光波長は各々同一
波長であり500〜900nmの範囲のものである。
【0014】前記の各露光光学系12は何れも共通の柱
状の支持部材20に取り付けられ、かつ各露光光学系1
2(Y),12(M),12(C),12(K)等間隔
に配置され、前記感光体ドラム10の基体内部に収容さ
れる。露光光学系12は上記の発光素子以外にLCD,
LISA,PLZT等の光シャッタ部材を組み合わせた
ものとセルフォックレンズ等の結像レンズとから構成す
ることもできる。
【0015】13Y,13M,13C,13Kはイエロ
ー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒色
(K)の各現像剤を収容する現像手段である現像器で、
それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保
って同方向に回転する現像スリーブ130を備えてい
る。
【0016】前記の各現像器13は、前述した帯電器1
1による帯電,露光光学系12による像露光によって形
成される感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス
電圧の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0017】次に本装置におけるカラー画像形成装置の
プロセスについて説明する。
【0018】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,C及び
Kの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納さ
れる。
【0019】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タが回動して感光体ドラム10を時計方向へと回転し、
同時に帯電器11(Y)の帯電作用により感光体ドラム
10に電位の付与が開始される。
【0020】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
すなわちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号
による像露光が開始されドラムの回転走査によってその
表面の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応
する静電潜像を形成する。
【0021】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0022】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらに帯電器11(M)の帯電
作用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第
2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応す
る電気信号による像露光が行われ、現像器13(M)に
よる非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)の
トナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合
わせて形成される。
【0023】同様のプロセスにより帯電器11(C)、
露光光学系12(C)および現像器13(C)によって
さらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像
が、また最後に帯電器11(K)、露光光学系12
(K)および現像器13(K)によって第4の色信号に
対応する黒(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成さ
れ、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカラ
ーのトナー像が形成される。
【0024】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は、転写器14Aにおいて給紙
カセット15より搬送されタイミングローラ16の駆動
によって同期して給紙される転写材である転写紙上に転
写される。
【0025】トナー像の転写を受けた転写紙は、除電器
14Bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離し、定着装置17においてトナーを溶着し定着がなさ
れたのち排紙ローラ18を介して装置上部のトレイ上に
排出される。
【0026】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング装置19において残留トナーを除去,清
掃して原稿画像のトナー像の形成を続行するか、もしく
は一旦停止して新たな原稿画像のトナー像の形成に待機
する。
【0027】前記の感光体ドラム10は、各帯電器1
1、現像器13ならびにクリーニング装置19とさらに
前記の各現像器13に対しトナーを供給する各トナー収
納容器40およびクリーニング装置19により回収した
トナーを収容する廃トナー容器50と共にプロセスカー
トリッジ30に収められて、一体で装置本体より水平方
向に引き出して移動し、さらに装置本体の外部に取り出
すことも出来るように構成されている。
【0028】図2は断面AAを示したもので、感光体ド
ラム10は前方端部のフランジ部材10Aが軸受B1を
介してプロセスカートリッジ30の壁面に直接支持さ
れ、また後方端部のフランジ部材10Bはプロセスカー
トリッジ30とカートリッジ30に着脱可能の支持部材
20のフランジ部20Aとに挟着保持される軸受B2を
介して支持されている。
【0029】従って前記のフランジ部20Aを取り外す
ことにより感光体ドラム10ならびに各露光光学系12
はプロセスカートリッジ30の背面側より容易に取り出
すことが出来るようになっている。
【0030】前記のプロセスカートリッジ30は、装置
本体の側面部材を形成する側面カバー80を開放するこ
とにより、一旦斜め上方に移動したあとその位置から引
き出すことによって装置本体の外部に向け水平方向に移
動される。
【0031】図3(a)はプロセスカートリッジ30の
支持構造、図3(b)はその要部たる断面BBを示した
もので、装置本体内の前後の各基板60には傾斜した一
対の長穴60Aが相対して設けられ、長穴60Aにピン
P1を内側より係合することにより連結された一対の昇
降板61を斜め上方からさらに斜め下方にスライド可能
に支持している。
【0032】前記の各昇降板61の内側にはアキュライ
ドレールと呼ばれる3本のレールにより2段階に伸縮可
能のガイド部材70が取り付けられていて、さらにそれ
ぞれの内側の各レールには移動板71が固定されてい
る。
【0033】前記の各移動板71は相対する位置に一対
のU字状の切欠を備えていて、それぞれの切欠にピンP
2を係合することにより前記のプロセスカートリッジ3
0を支承している。
【0034】一方前記の各昇降板61は上下に長い長穴
61Aを備えていて、前記の側面カバー80と共に回転
軸Hを支点として回動するアーム上のピンP3を遊合し
ている。
【0035】側面カバー80を時計方向に回転して開放
し水平の停止位置に置くと、前記のピンP3の移動によ
り昇降板61はピンP1が前記の長穴60A内をスライ
ドすることにより斜め上方から次いで斜め下方へと移動
したあと停止し、この過程でプロセスカートリッジ30
は画像形成位置(I)から前述したタイミングローラ1
6、転写器14A、除電器14B等を回避して移動し引
き出し位置(II)に設定される。
【0036】プロセスカートリッジ30は、前記の引き
出し位置(II)から引き出されると、前記のガイド部材
70の伸長により図4に示す如く水平状態を維持して装
置本体の外部に移動され、その過程においてカートリッ
ジ30下端の係止部材30Bが側面カバー80の内面に
設けた弾性部材81の凹部81Aおよび81Bに順次係
合してカートリッジ30を特定した位置に制約して停止
させることが出来るようになっている。
【0037】すなわち係止部材30Bは弾性部材81の
凹部81Aに係合する位置で装置本体は画像の転写域が
開放されて上面カバー90の開蓋によりジャム紙の処理
が可能となり、凹部81Bに係合する位置ではカートリ
ッジ30の背面から前述した露光光学系12の交換が可
能となり、さらに引き出してカートリッジ30が側面カ
バー80の立上がり部80Aに当接する停止位置(II
I)では前記の廃トナー容器50の取り出しも可能とな
る。さらに前記の停止位置(III)においてはピンP2
と移動板71との係合を解除してカートリッジ30自体
を上方に分離して取り外すことも出来る。
【0038】前記の各特定した位置に制約されて停止状
態に置かれているプロセスカートリッジ30は、装置本
体内に押し込むよう移動されると前記のガイド部材70
の縮退により前述した引き出し位置に復帰される。この
間、前記の昇降板61は自重によりピンP1が基板60
の長穴60Aの端部に係止されているので静止状態に保
たれている。次いで側面カバー80を反時計方向に回転
して閉止し、垂直状態とすると、前記のピンP3の移動
により昇降板61はピンP1が前記の長穴60A内をス
ライドすることにより斜め上方から斜め下方へと移動し
て初期位置に停止し、プロセスカートリッジ30を転写
器14A等に接触することなく再び画像形成位置(I)
に復帰させる。
【0039】従ってプロセスカートリッジ30の点検、
交換、ジャム紙の処理さらにトナーの供給、廃トナーの
回収等の各メンテナンスの作業は装置本体の一方の側面
からの操作によりすべて容易に実施することが出来るこ
ととなる。
【0040】(実施例1)請求項1にかかわる発明の一
実施例を図5及び図6によって説明する。
【0041】前記の支持部材20は軸方向の要所に複数
個のローラ支持板21を取り付けていて、それぞれの両
端部に備える回転部材すなわち回動自在の各ローラRを
露光光学系12(Y)と12(K)に近接して位置さ
せ、さらに露光光学系12(M)と12(C)の中間部
には同じく軸方向の要所に複数個のローラRを回動自在
に備えるローラ支持板22を差し込み固定している。
【0042】前記の各ローラRの頂部は露光光学系12
の先端面より僅かに外側に位置し、かつ感光体ドラム1
0の回転に支障を与えないようドラム基体の内周面に対
し必要最小限の間隙を保っている。
【0043】前記の支持部材20は、感光体ドラム10
内部への挿脱に際してその軸心YYがドラムの軸心XX
に対し傾斜することがあっても図6に示す如くローラ支
持板21の備える各ローラRの中の相対する一対のロー
ラRがドラム基体に当接することにより傾斜角が制限さ
れ、それによって露光光学系12(Y)と12(K)の
ドラム基体に対する接触が防止される。すなわち前記の
各ローラRは露光光学系12の保護部材として使用され
る。
【0044】また露光光学系12(M)と12(C)に
関しても、前述したローラ支持板21とローラ支持板2
2の各ローラRの当接による傾斜角の制限によって同様
ドラム基体との接触が防止される。
【0045】なお露光光学系12の保護部材としては、
前述した回転部材の他に緩衝作用をもつ弾性部材あるい
は摩擦抵抗の極く小さいいわゆる滑面部材を使用するこ
とも出来る。
【0046】(実施例2)請求項2にかかわる発明の一
実施例を図7によって説明する。
【0047】前記の支持部材20は感光体ドラム10内
部に挿入する際の先端部の外周面に保護部材として環状
の弾性部材23を備え、一方前記の感光体ドラム10は
開口側の端部に位置する前記のフランジ部材10Bの内
周面に保護部材として同じく環状の弾性部材24を備え
ている。
【0048】前記の弾性部材23はその外周が露光光学
系12の先端面より僅かに外側に位置し、一方前記の弾
性部材24は感光体ドラム10のドラム基体の内周面よ
り僅かに内側に位置してかつ弾性部材23の外径より若
干大きい内径に設定されている。
【0049】前記の支持部材20は感光体ドラム10内
部への挿脱に際してその軸心YYがドラムの軸心XXに
対して傾斜することがあっても図示の如く前記の弾性部
材23がドラム基体の内周面に、また前記の弾性部材2
4が露光光学系12の頂部にそれぞれ弾性的に当接して
ドラム基体と感光光学系12の接触を防止するので、そ
れ等にスリ疵等を生ずることなく作業することが出来
る。
【0050】おな露光光学系12の保護部剤としては、
前述した弾性部材の他に摩擦抵抗の極く小さい滑面部材
の使用も可能でありさらに弾性部材23に関してはコロ
等の回転部材を周方向に複数個配列したものでも良い。
【0051】(実施例3)請求項4にかかわる発明の一
実施例を図8によって説明する。
【0052】感光体ドラム10は前記のフランジ部材1
0Aの軸心部に、支持部材20の先端部Mを挿通する筒
部N形成していて、支持部材20は先端部Mを前記の筒
部Nを挿通した上でプロセスカートリッジ30の壁面に
係合して支持されるようになっている。
【0053】前記の先端部Mは端面にネジ穴を備えてい
てカートリッジ30の外部より別体の案内部材100を
螺着して一体化することが出来るようにもなっている。
【0054】支持部材20の感光体ドラム10内部への
挿脱に際し、前記の案内部材100が前記の筒部Nの挿
通によって挿脱方向が規制されるので、支持部材20は
感光体ドラム10と軸心を合致した状態を保って移動
し、その結果各露光光学系12はドラム基体と接触する
事なく安全かつ確実に挿脱されることとなる。
【0055】
【発明の効果】本発明により、像露光手段はスリ疵その
他の損傷を受けるおそれなくドラム状の像形成体の内部
に容易かつ安全に挿脱することが可能となり、その結果
高品質の画像形成が保証されると共に画像形成部のコン
パクト化も実現される極めて有用なカラー画像形成装置
が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の断面構成図。
【図2】感光体ドラムと露光光学系の組み込み構造を示
す断面図。
【図3】プロセスカートリッジの画像形成位置と引き出
し位置の関係を示す説明図。
【図4】プロセスカートリッジの引き出し構造と特定位
置への制約を示す説明図。
【図5】請求項1による像露光手段の保護部材の構成
図。
【図6】請求項1による像露光手段の保護部材の作用
図。
【図7】請求項2による像露光手段の保護部材の作用
図。
【図8】請求項4による像露光手段の案内部材の作用
図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14A 転写器 15 給紙カセット 16 タイミングローラ 17 定着装置 20 支持部材 21,22 ローラ支持板 23,24 弾性部材 100 案内部材 M 先端部 N 筒部 R ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲浜▼田 州太 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 三浦 俊英 東京都小金井市緑町5丁目14番地14号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム状の像形成体の周面に、それぞれ
    複数の帯電手段、像露光手段及び現像手段を配設し、前
    記像形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返
    して像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、前記
    トナー像を転写材に一括して転写するカラー画像形成装
    置において、前記像露光手段は支持部材に一体化されて
    前記像形成体の内部に収容され、前記支持部材の軸方向
    に備える複数列の保護部材によって前記像形成体の円周
    面との当接を防止されていることを特徴とするカラー画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 ドラム状の像形成体の周面に、それぞれ
    複数の帯電手段、像露光手段及び現像手段を配設し、前
    記像形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返
    して像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、前記
    トナー像を転写材に一括して転写するカラー画像形成装
    置において、前記像露光手段は支持部材に一体化されて
    前記像形成体の内部に収容され、前記像形成体の開口側
    の内周面端部と前記支持部材の先端側の外周面端部のそ
    れぞれ周方向に備える保護部材によって前記像形成体の
    内周面との当接を防止されていることを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記保護部材が回転部材あるいは弾性部
    材あるいは滑面部材であることを特徴とする請求項1又
    は2記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ドラム状の像形成体の周面にそれぞれ複
    数の帯電手段、像露光手段及び現像手段を配設し、前記
    像形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返し
    て像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、前記ト
    ナー像を転写材に一括して転写するカラー画像形成装置
    において、前記像露光手段は支持部材に一体化されて前
    記像形成体の内部に収容され、前記支持部材は着脱可能
    の案内部材を介して前記像形成体に挿脱されることを特
    徴とするカラー画像形成装置。
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