JPH02152842A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH02152842A
JPH02152842A JP63302284A JP30228488A JPH02152842A JP H02152842 A JPH02152842 A JP H02152842A JP 63302284 A JP63302284 A JP 63302284A JP 30228488 A JP30228488 A JP 30228488A JP H02152842 A JPH02152842 A JP H02152842A
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operating lever
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新藤 雄吉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及1上段flfi立夏 本発明は、静電写真プロセスにより感光体上に形成され
たトナー像を転写する記録紙が給紙部から転写部、定着
部を経て搬送される画像形成装置に関する。
丈米技亙 電子写真複写機、静電プリンタ、ファクシミリ等の静電
写真プロセスを用いた画像形成装置では、静電写真プロ
セスにより感光体上に形成されたトナー像を給紙部から
給紙される転写紙に転写チャージャの作用のもとに転写
し、1ヘナー像が転写された転写紙は感光体より分離さ
れ定着装置に搬送され、トナー像が転写紙に定着されて
記録が完了し、機外に排出される。
給紙部から転写部、定着装置を経て排紙部に至る転写紙
の搬送経路には、転写紙の搬送手段、転写チャージャ、
定着ローラ搬送路を形成する案内手段が設けられており
、転写紙はこれらによりジャムが発生し易い。搬送路で
ジャムした転写紙を除去する作業を容易にするため、転
写紙搬送路を構成する機構を画像形成装置本体から引出
すようにすることは従来より行なわれているところであ
る。
例えば、特開昭54−88129号公報には、給紙部か
ら排紙部に至る給紙装置を含む全ての転写紙搬送路機構
を装置本体の手前側に引出すようしこした装置が開示さ
れており、この構成により。
ジャム紙の除去及び保守は容易になると考えられるが、
引出すための装にか装置本体の正面全幅に及び装置本体
の前側の強度は極端に低下し、これを改善するために更
に装置本体を大きくし、引出し装置を引出した時の本体
構造を補強しなくてはならない。また、給紙装置が複数
段に設けられる場合はこの構成の装置では、下段側で発
生したジャム紙の除去に対しては余り効果がない。
又、特開昭57−184943号公報には、給紙部から
91紙部に至る転写紙搬送路を、例えば、転写部から定
着装置への転写紙搬送ベル1−と定着部入口ガイドとの
間で2分割して、搬送方向に、各々離反する方向に引出
することができるようにした装置が提案されている。し
かし、この構成の場合、装置本体の排紙側4面にソータ
やフィニシャ等を装着することが困難であり、システム
化や多機能化の障害になる。
そこで、本発明者は、従来の画像形成装置の転写紙搬送
経路でのジャム紙の除去、保守のための搬送経路構成部
材の装置本体からの引出しに関する上記の問題点にかん
がみ、ジャム紙除去性、保守の作業性が向−ヒされ、ソ
ータ、フィニシャ等の装備によるシステム化の障害にな
らず、かつ装置本体の強度が維持される画像形成装置を
別途提案した。
その装置は、上記の問題を解決させるため、給紙部から
排紙部に至る転写紙搬送経路構成部材を給紙部とその下
流側の転写手段、定着手段及び転写紙搬送手段を含む搬
送ユニットとに2分割し。
前者を転写紙搬送方向と逆方向に引出し、搬送方向に押
入れ可能とする左右方向に延設された第1摺動案内手段
と、後者を転写紙搬送方向と直角方向に手前側へ引出し
、奥側へ押入れ可能とする前後方向に延設された第2摺
動案内手段とを備えている。
上記の構成により、転写紙搬送路構成機構はすべて、装
置本体から外へ引出すことができるのでジャム紙の除去
及び保守作業は容易になる。又。
排紙部、定着部は装置本体の側方へ引出されないので、
ソータやフィニシャ等を排紙口に接続することが可能と
なり、システム化、多機能化を妨げることかない。又、
給紙部は搬送方向と逆方向に引出し、その他の搬送ユニ
ットは手前側へ引出すようにされているので、装置の手
前側に形成される引出しのための開口は、装置全幅に及
ぶことはなく5強度の大幅な低下をもたらすことはない
なお、左右方向に延設される第1摺動案内部材と前後方
向に延設される第2摺動案内部材の取付高さをずらせて
、これらを支持する構造体が交差するよう叫配設するこ
とにより、装置本体の強度を補強することができる。
明が  しようとする課題 本発明は、上記の如く、転写紙のジャムの除去、保守の
ため搬送路構成部材の一部を搬送ユニットとして機械本
体から搬送路に咄々直角方向に移動させて引出し押入れ
可能とした画像形成装置において、Wi送ユニットの引
出し押入れ操作が円滑に出来るように、単一の操作レバ
ーで搬送ユニットの所定の機械動作が可能なセット位置
での掛止の係脱及び搬送ユニットの移動の際の手掛りを
兼ね。
かつ、移動中操作レバーが一定の位置に保持されるよう
な操作レバー部を備え、その上、搬送ユニットの移動中
にその構成部材の一部が例えば感光体と摺動して傷付け
ることがないような画像形成装置を提供することを課題
とする。
斤 ゛のための−− 本発明は、上記の課題を解決させるため、上記構成の画
像形成装置において、 上記搬送ユニットと一体的に移動可能に該ユニッ1−に
軸着され、該搬送ユニットを機械動作が可能な所定位置
に保持する第1位置と、該搬送ユニットの移動操作を可
能とする第2位置との間に切換え可能な操作レバー部と
該搬送ユニットが機械動作可能な所定位置にあるときに
のみ上記操作レバー部の第1位置と第2位置との切換え
を可能とし、該搬送ユニットがその他の位置にある時は
操作レバー部の第2位置から他の位置への移動操作を禁
止する規制手段と。
上記操作レバー部の切換え操作と連動して、搬送ユニッ
トの一部を機械本体内の部材と接離させる連動機構 とを有することを特徴とする。
上記の規制手段は機械本体に固設され、搬送ユニットの
移動方向に延設された本体ステーとこれに穿設された係
合穴と、操作レバー部によって回動され上記本体ステー
の延設方向に平行に延びる操作軸に固設され、上記係合
穴に係脱可能な係合部材とより構成するのがよい。
止−叫 この装置は以上の如く構成されているので、搬送二ニッ
トが機械動作可能な所定のモノ1−位置にある場合は、
操作レバーを第1位置に保持することにより、搬送ユニ
ットは所定の位置に掛止され、操作レバーを第2位置に
回転することにより搬送ユニットの機械本体への掛止が
解除され操作レバーを持って引出すことが可能となる。
搬送ユニットの引出し、押入れの過程では、操作レバー
は規制手段により回動が禁止されているので、移動中に
手許がふらつくことがなく操作を円滑に確実に行なうこ
とができる。又、操作レバーの切換操作と連動して搬送
ユニットの一部、たとえば搬送ベルトを機械本体内の部
材、例えば感光体と接離する連動機構を設けたことによ
り、搬送ユニットを移動させる過程ではこれら両部材が
離間して傷付くことが防止され、所定の位置にセットさ
れて操作レバーを第1位置に戻せばこれら両部材は接触
して機械動作が可能となる。
尖施可 以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明を色分解像重ね合せ転写方式のフルカ
ラー複写機に適用した実施例の全体概略構成を示す図で
ある。
この方式のフルカラー複写機では、原稿の画像を青、緑
、赤の3原色に色分解した画像情報光を夫々読取り、そ
の各色光の強度レベルを基にして画像演算処理を行ない
、イエロー、マゼンタ、シアン、Plの各色で現像すべ
き書込画像データに変換し、この書込画像データで変調
されたレーザ光で4つの感光体に光書込みを行なって夫
々の感光体上に形成された静電潜像を夫々イエロー、マ
ゼンタ、シアン及び黒のトナーで現像し、各感光体」二
に形成されたトナー像を給紙部より、各感光体レコ順次
接して周動する転写ベルトに給送され、搬送される転写
紙に重ね合せ転写した後定着することによりフルカラー
画像が得られる。
第1図に示す実施例では、原稿読取部1と、画像処理部
2とがプリンタ部3の上位に配置されている。
原稿読取り部1の頂面には、原稿載置ガラス4が設けら
れ、その下側しこは原稿載置ガラス4と平行に左右方向
にガイドレール5が原稿載置ガラス4の全長に亘って延
設されており、これに沿ってスキャナ6が図示しない走
査モータによって等速で移動して走査を行なう。スキャ
ナ6は光源7、結像光学系としての集束性光伝送体アレ
イ8及びその結像位置に設けられた等倍カラーセンサ9
より成る。なお、この原稿読取り部では、原稿載はガラ
ス4上にスクリーンを載置し、スライドプロジェクタ1
0により該スクリーンに投影された透明陽画スライドを
読取ることも可能となっている。
等倍カラーセンサ9により読取られた青、緑、赤色に色
分解された画像情報信号は、画像処理部2で演算処理を
施して、イエロー、マゼンタ、シアンの3原色及び黒(
Y、M、C,Bkと略す)の1−ナーで現像さるべき書
込画像信号に変換され、プリンタ部3のレーザ書込装置
11に入力される。
レーザ書込装置11は、夫々Y、M、C,Bkで現像す
べき4つの画像情報で変調されたレーザ光を出射する4
組のレーザ光出射装置12Y、12M、12C,128
kを有し、その夫々より出射された光線は、横方向に最
下位が一平面上にある如く互いに平行に並べて設けられ
た4本の感光体ドラム14Y、14M、14C,148
kに入射される6 各感光体ドラムの周りには矢印で示す回転方向の順に、
帯電チャージャ15.上記書込位置、現像器16、転写
チャージャ17が設けられている。
なお添字Y、M、C,Bkは夫々感光体ドラム14、Y
、14M、14G、14Bk用のものを示し、現像器1
6Y、16M、16C,168kには夫々の色の現像剤
が内蔵されている。4つの感光体ドラムの下側には各感
光体ドラムに接離可能に転写ベルト21が設けられてお
り、給紙部1902つの給紙カセットの何れかから給紙
コロ18.レジストローラ20を経て転写紙が転写ベル
ト21に給紙され、転写ベルト21により4つの感光体
ドラムに順次接して搬送される転写紙上に4つの感光体
ドラム上に形成されたBk、C,M、Yの各色のトナー
像が重ね合せ転写された後、転写紙は転写ベルト21か
ら分離され、定着ローラ22により定着され、排紙ロー
ラ23より機外の排紙トレイ31に排出される。転写紙
は転写ベルト21に静電吸着されることにより、転写ベ
ルトの速度で精度よく搬送される。転写ベルト21は転
写チャージャ17Y、17M、17G、178にととも
に駆動ローラを軸として図中に鎖線で示す位置に回動さ
せて各感光体ドラムと離間させ手前側に引出し、かつ挿
入して着脱することができるようになっている。転写ベ
ルト21の図において右端には、転写ベルトの表面に付
着した紙粉、トす−等を清掃するためのクリーニングユ
ニット92が設けられている。
給紙カセットからレジストローラ20に至る給紙関係の
機構は1つの給紙ユニット19として構成され、装置本
体に左右方向に延設されたアキュライド(商品名)等の
スライドレール48により第1図中に輪郭の一部を鎖線
で示す位置に摺動させて引出し、又所定の装着位置に押
し入れてセットすることができるようにされている。
又、転写チャージャ17Y、17M、17C。
178に、転写ベルト21を含む転写ユニット91、転
写ベルトクリーニングユニット92及び定着ローラ22
、排紙ローラ23を含む定着ユニット90は搬送ユニッ
ト40を構成し、装置本体に前後方向に延設された1対
のスライドレール42゜43により摺動させて装置本体
から手前側に引出し、所定の位置に押込むことのできる
引出し部41に搭載されて、装置本体から引出し、押入
れることが可能となっている。
なお、感光体ドラム14Y、14M、14C。
148k及びその回りの作像プロセス機器は一体的に作
像ユニット200を構成し、装置に前後方向に延設され
た1対のスライドレール201,202により手前側に
引出すことができるようになっている。
給紙ユニッ1−用スライドレール48と搬送ユニッ1−
用スライドレール43とは交差している。
上記の搬送ユニット40及び作像ユニット200を手前
側に引出し、押入れることかできるように、装置本体に
は第2図及び第3図に示す如く、前ドア32.33が設
けられ、右側カバーには給紙ユニット19の脱着用の開
口が設けられている。
なお、図中の符号30は原稿圧板、34aは操作パネル
を有する操作部カバー、34b、34 cはその他の外
装カバーである。
以下に、各ユニット及び摺動着脱機構の構成を、図面を
参照して詳細に説明する。
第4図は、搬送ユニット40を搭載する引出し部41を
示す斜視図である。引出し部41は左スライド部42と
右スライド部43とより構成されている。各スライド部
の断面を、第5図及び第6図に示す。
第5図、第6図で示す如く、スライドレール48は、市
販のもの(例えばアキュライド(商品名))が使用され
、固定側レール48bとスライド側レール48aを有し
、その間にボールを介在させて成り固定側は第4図に示
す如く、本体前側板44、後側板45に両端を固定され
た本体ステー46゜47に固設されている。両側のスラ
イド側レール48aには各々スライドガイド42.43
が固定され、左スライドガイド42には位置決めピン5
Qa、50bが、右スライドガイド51には位置決めピ
ン50cが夫々植設されており、後述する搬送ユニット
40のガイド穴62a、62b、63a(第8図)が嵌
合する。
次に、搬送ユニット40について第7図及び第8図によ
り説明する。
搬送ユニット前後側板60.61にまたがって左右支持
体62.63が固設され、各支持体にはガイド穴62a
、62b及び63aが穿設され。
前述の左右スライド部42.43に固設された位置決め
ピン50a、50b、50cが各々に挿入され、搬送ユ
ニット4Q全体が引出し部41に装着され、一体的に機
械本体から搬送方向に対して、直角方向に引出し押入れ
可能となる。
次に、第9図及び第10図を参照して給紙ユニット19
の引き出し部7oについて説明する。
搬送ユニット40の引き出し部41と違うところは引出
し部41では本体前後側板44,4.5にまたがる本体
ステー46.47に左右スライド部42.43が装着さ
れたが、給紙ユニッ1−19の引き出し部70は本体前
後側板44.45に各々直接前後スライド部71.72
と′して装着され、その上面に植設された位置決めピン
に給紙ユニット19のガイド孔を嵌合させて給紙ユニッ
ト19が装着でき、これにより、給紙ユニット19は第
9図に示すように左右方向にスライドさせて本体から引
出し、押入れ可能となる。前スライド部71は前ブラケ
ット73を介して本体前側板44に固設されたスライド
レール48より成り、一方接スライド部72は後ブラケ
ット74を介して本体後側板45に固設されたスライド
レール48より成る。
ニジで搬送ユニット40の引き出し部41のスライド部
と給紙ユニット19の引き出し部70のスライド部とは
少なくとも一ケ所以上交差するように配置されている。
これら2つのスライド部が交差するように設けられるこ
とにより、これらを取付ける本体ステー47とブラケッ
ト73,74、外装カバーとにより立体的な骨組が構成
され、本体外装カバーに大きな開口を設けたことによる
強度の低下を補強することができる。
次に搬送ユニット40の引き出し時の操作のための構成
及び操作方法について、第11図以下を参照して説明す
る。
搬送ユニット40の前後側板60.61に夫々設けられ
た軸受81に軸支されて操作軸80が回転自在に設けら
れている。操作軸80にはストッパアーム82が固設さ
れており1本体に搬送ユニット40が装着された状態で
は第12図(第11図の側断面図)に示すように本体前
後側板44゜45に懸架されたステー83にもうけられ
た角穴83aに挿入可能となっている。第13図は操作
軸80に本体の手前側に付設された操作レバー84とス
トッパアーム82の角穴83aに挿入された状態と解除
された状1tA (−点鎖線)での位置関係を示すもの
である。
操作レバー84が第13図で垂直の時及び水平に至るま
での間は搬送ユニット40を引き出すことはできず、水
平にした時、始めてストッパアーム82と角穴83aと
の係合が解除され搬送ユニット40の引き出しが可能と
なる。
本体に搬送ユニット4Qは、装着された状態(第8図)
では本体後側板45に設けられた基準穴に搬送ユニット
40に固設された基準ピン85が嵌合し、また図示して
いないが本体前側板がわにも同様に基準穴に搬送ユニッ
トに固設された基準ピンが嵌合することにより本体に正
確に位置決めされており、更に搬送ユニット40全体を
図示しない予圧機構により奥側(第8図で上方)に押圧
力を掛け、機械作動中に搬送ユニット40が動かないよ
うになっている。
さて、こNで操作レバー84は第13図に示す如く約9
0°の範囲で動作可能となっており、操作レバー84が
解除位置(レバー水平)の時、後述するように転写ベル
ト21は感光体14から離脱状態となる。
上記状態で始めて搬送ユニツトは引き出し可能となり、
引き出し途中では操作レバー84は水平状態を維持して
おり、垂直方向へはステー83とス1−ツバアーム82
に、軸86により回転自在に取りつけられたコロ87が
当り、回転できないようになっている。
これに依って、引き出し操作中に感光体14、転写ベル
ト21を誤って傷つけることなく、操作レバー84もは
ゾ水平に維持されるので引き出し操作も容易となる。
搬送ユニット40には前述したように定着ローラ22.
排紙ローラ23等をまとめた定着ユニット90、転写ベ
ルト21.転写チャージャ17及びベル1へ駆動用のロ
ーラ等をまとめた転写ユニット91、転写ベル1〜21
を清掃するベルトクリーニングユニット92が適宜配置
されており、各ユニット毎に清掃、部品交換、調整等の
保守ができるようになっている。(第7図参照) 次に転写ベルトの操作レバー84による感光体14との
接離について、第14図乃至第17図を用いて説明する
第14図は感光体14に転写ベルト21が接触した装着
状態を示す。
前述した操作軸80に駆動アーム100が固設され、ピ
ン101、リンク102を介して押上げアーム103に
接続されている(第14図及び第17図)、押上げアー
ム103は前後1対のリンク102の間にまたがる広幅
薄板の前後両端縁を折曲げて形成され折曲げ部の下端部
には支点軸104が固設され、その支点軸104は搬送
ユニット40の前後側板60.61に図示しない軸受を
介して、回転自在に軸支されており、押上げアーム10
3の折曲げ部の他の一端には第17図に示すように軸1
05、軸受106及びスプリング107により、コロ1
08が回転自在にかつ、上下方向に所定の範囲摺動可能
に設置されている。
また押上げアーム103の両側面にはピン101を介し
て、前述したリンク102が回転可能に取つけられてい
る。
押上げアーム103の平板状部の中央部には1対の切り
曲げ109と穴110が設けられ、1対の切曲げ109
の間には軸11】、が設けられている。
軸111と転写ベルトクリーニングユニット92を転写
ベルト21に押圧する加圧アーム114の前後両側間に
設けられた軸115との間には加圧リンク112が設け
られている。
上記装置による転写ベルトの感光体との接離、ベルトク
リーニングユニット92の転写ベルトへの接離動作を第
14図を参照して以下に説明する。
押上げアーム103はコロ108を介して、転写ベルト
91を転写ユニットの両側板116,117の曲げ部で
上方に押し上げ、転写ベルト91の図示されない側の駆
動ローラ軸を支点にして回動し、本体に設置されたスト
ッパ(図示せず)にて転写ユニツ1−91の反時計方向
の動きを停止させている。この時、転写ベル1へ21は
各感光体14に適度な圧をもって接触している。
また加圧アーム114に設置された板バネ118によっ
て、ベルトクリーニングユニット92は支点軸119を
支点にして反時計方向に回動され、ベルトクリーニング
ユニット92に配置されたブラシ120、ブレード12
1、出口シール122゜入口シール123が各々転写ベ
ルト21に適度な圧で押圧された状態になっている。第
14図に示すこの状態を第1ポジシヨンとする。
これにより、トナーの汚れが付着した転写ベルト21を
清掃し、転写位置では常に転写ベルト21を清浄に保つ
ことができる。
第15図に、操作レバー84を若干時計方向に倒したと
きの第2のポジションを示す。
操作レバー84の時計方向の動きに連動し、押上げアー
ム103も時計方向に回動し、加圧アーム114及びベ
ルトクリーニングユニット92が自重及びバネ118の
加圧の反動により、転写ベルト21より離脱した状態と
なるが、転写ユニット91は押上げアーム103のオー
バーラツプ分により、第1ポジシヨンに位置している。
なお、ベルトクリーニングユニット92は図示していな
いストッパにより、その位置で停止する。
第16図に示す如く、更に操作レバー84を水平まで回
転させると軸111は加圧リンク112の長穴を摺動し
、ベルトクリーニングユニット92は第2ポジシヨンの
ま\で、転写ユニット91が時計方向に回動し、転写ベ
ルト21が感光体14から離脱した状態の第3ポジシヨ
ンとなる。
この時、第13図に示すようにストッパアーム82は本
体ステー83の角穴83aとの係合が外れた解除位置に
なり、こ\で始めて、搬送ユニツi・40を引き出すこ
とが可能となる。
このようにして、解除時転写ベルト21をベルトクリー
ニングユニット92に干渉させることなく、感光体14
から離脱させることができ、転写ベルト21、ブラシ1
20、ブレード121等の保護が可能となる。又、感光
体14から離脱させることにより生じる空間により、給
紙部19、転写ユニット40との間のジャム除去がし易
くなるという利点がある。また再装着時は逆の動作すな
わち、第16図、第15図、第14図の順にもとの状態
にもどり、ベルトクリーニングユニット92と転写ベル
ト21の関係をそこなわない。
次にmlユニット4oの引き出し量の冗長規制及び切替
えについて説明する。
第11図で説明した本体ステー83の引き出し側に上記
の目的の装置が取りつけられる。
第18図乃至第24図を参照してこれを説明する。
第18図は正面図、第19図は側面図、第20図は上面
図である6本体ステー83の引出し側に切曲げ腕83b
を出し、これに設けたルーズ孔を貫通してスライド軸1
30が設けられている。第19図に示す如く、スライド
軸130の左端にはスリフリ溝130aが設けられ、そ
の右横にはストッパ板131がねじで固着されている。
切曲げの腕83bの右側にはスライド軸130を囲繞し
て圧縮スプリング132を嵌入させ、その他方を適当な
圧が掛かる位置でEリング(止め輪)133にてスライ
ド軸130に止められている。したがって、スライド軸
130は圧縮スプリング132により右方に付勢され、
ストッパ板131が切曲げ腕83bに当接して1位置決
めされその位置に保持されている。
Eリング133を設けた位置の奥側(第19図、第20
図の右側)にはステー83の上面板を切り下方に曲げて
形成された第22図に示すような2枚の腕83c、83
dが前後に並んで形成され、スライド軸130はこれら
に設けられたルーズ穴を貫通して後方に延設され、スト
ッパ板131が腕83bに当接した状態で腕83dより
位1112の位置にeリング135を設けて終っている
またスライド軸130のEリング133取付部付近より
右側は第21図のように互いに直交する2つの平面部1
30b、130cをもつ断面形状になっており、その上
側の平面部130bに腕83cと83dとの間に設けた
板バネ134がスライド軸130のスライドをさまたげ
ない程度の適度の押圧力で当接し、スライド軸130の
回転を規制している。第23図及び第24図は、これら
の構成の理解を容易にするための斜視図及び分解斜視図
である。
このような構成により、搬送ユニッ1−40を弓出して
くると、まずストッパアーム82がス1〜ツバ板131
に当接し、更に引き出すと、ストッパ板131はストッ
パアーム82に押されてスライド軸130が第19図で
示す距離Q分だけスライドして、Eリング135が腕8
3dに当接して止まり、これ以上は引出すことが禁止さ
れる。
通常の使用条件の時はこの位置に搬送ユニット40を引
き出し、ジャム紙の除去や各部の清掃を行うことができ
る。
次に機械のサービス者が部品交換、細部にわたる清掃、
注油等の保守点検を行う時の操作を説明する。
スライド軸130のスリフリ溝130aをドライバー等
で反時計方向に回すとスライド軸130は板バネ134
を上方に押し上げ約90’回転し。
平面130cが板バネ134で押される状態になる。こ
の時ストッパ板131もストッパアーム82と当接する
位置から、回避位置に回転移動する。
もちろん、スライド軸130の回転角は図示しないスト
ッパにより、時計方向、反時計方向とも前記のごとく約
90°前後となっている。
以上により、搬送ユニット4oの引出し量はスライド軸
130に固定されたストッパ板131に規制されること
なく、第4図で説明したスライドレール48の最大のス
ライド量になり、そこで各ユニット、部品に対する保守
点検が容易に行うことができ、場合によっては定着ユニ
ット90、転写ユニット91等とユニットを取りはずし
て行うことができる。
効−」」 以上述べた如く1本発明によれば、単一の操作L//(
−で搬送ユニットの所定のセット位置からの係脱及び引
出し押入れ操作が可能になり、搬送ユニットの移動中は
操作レバーがふらつくことがなく、円滑に操作すること
ができ、又移動中搬送ユニットの構成部材の一部と機械
本体内の部材とがすれ合って傷付くことも防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の画像形成装置の全体概略構成
を示す断面図、第2図はその外側正面図。 第3図はそのユニット引出し状態を示す斜視図、第4図
は搬送ユニット引出し部の斜視図、第5図及び第6図は
夫々各側のスライド部の断面図、第7図は搬送ユニット
の正面図、第8図はその上面図、第9図は給紙ユニット
の正面図、第10図はその断面図、第11図、第12図
及び第13図は夫々搬送ユニット引出し操作機構の平面
図、側面図及び正面図、第14図乃至第17図は夫々搬
送ユニットの引出し押入れ時の転写ベルトと感光体及び
ベルトクリーニングユニットとを接離させる機構と作用
を説明する説明図、第18図乃至第24図は夫々搬送ユ
ニット引出し量の制限及び切換機構とその作用を説明す
る説明図である。 14・・・感光体 17・・・転写チャージャ(転写手段)19・・・給紙
ユニット 21・・・転写ベルト 22・・・定着ローラ対 23・・・排紙ローラ 4o・・・搬送ユニット 41・・・引出し部 42.43・・・搬送ユニット用スライドレール44.
45・・・本体側板 46.47・・・本体ステー(案内手段支持構造体)4
8・・・給紙ユニット用スライドレール50 a 、 
50 b 、 50 c−位置決めピン51・・・スラ
イドガイド 60.61・・・搬送ユニット前後側板62 a 、 
 62 b 、  62 c 、  63 a−ガイド
穴70・・・給紙ユニット引出し部 71.72・・・前後スライド部 73.74・・・前後ブラケット(案内手段支持構造体
)80・・・操作軸 82・・・ストッパアーム(位置規制部材)83・・・
本体ステー 83a・・・角穴 83 b 、 83 c 、 83 d −腕84・・
・操作レバー 85・・・基準ピン 86・・・軸 87・・・コロ 90・・・定着ユニット 91・・転写ユニット 92・・・ベルトクリーニングユニット100・・・駆
動アーム 101・・・ピン 102・・・リンク 103・・・押上アーム 104・・・支点軸 105・・・軸 106・・・軸受 10.7・・・スプリング 108・・・コロ 112・・・加圧リンク 114・・・加圧アーム 115・・・軸 130・・・スライド軸 131・・・ストッパ板(ストッパ部材)132・・・
圧縮スプリング 133.135・・・eリング(止め軸)134・・・
板バネ ひJ 第 図 第15 図 第23図 第24 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)転写紙搬送経路構成部材の一部を搬送ユニットと
    して機械本体より搬送方向に対して略々直角に移動させ
    て引出し押入れ可能とした画像形成装置において、 上記搬送ユニットと一体的に移動可能に該 ユニットに軸着され、該搬送ユニットを機械動作が可能
    な所定位置に保持する第1位置と、該搬送ユニットの移
    動操作を可能とする第2位置との間に切換え可能な操作
    レバー部と、該搬送ユニットが機械動作可能な所定位置 にあるときにのみ上記操作レバー部の第1位置と第2位
    置との切換えを可能とし、該搬送ユニットがその他の位
    置にある時は操作レバー部の第2位置から他の位置への
    移動操作を禁止する規制手段と、 上記操作レバー部の切換え操作と連動して、搬送ユニッ
    トの一部を機械本体内の部材と接離させる連動機構 とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)上記の規制手段が機械本体に固設され、搬送ユニ
    ットの移動方向に延設された本体ステーと、これに穿設
    された係合穴と、操作レバー部によって回動され上記本
    体ステーの延設方向に平行に延びる操作軸に固設され、
    上記係合穴に係脱可能な係合部材とより成ることを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
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