JPH0934227A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH0934227A
JPH0934227A JP7189252A JP18925295A JPH0934227A JP H0934227 A JPH0934227 A JP H0934227A JP 7189252 A JP7189252 A JP 7189252A JP 18925295 A JP18925295 A JP 18925295A JP H0934227 A JPH0934227 A JP H0934227A
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JP
Japan
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image forming
image
holding
photosensitive drum
optical system
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JP7189252A
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English (en)
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Satoru Haneda
哲 羽根田
Hisayoshi Nagase
久喜 永瀬
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
州太 ▲浜▼田
Kunihiro Hamada
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光光学系と像形成体間との高精度の位置決
め手段を提供し、相互間の位置関係が維持され良好な画
像の得られる画像形成装置の提供を目的とし、特にトナ
ー像の重ね合わせによる良好なカラー画像の得られるカ
ラー画像形成装置の提供を目的としたものである。 【構成】 支持部材に像形成体が嵌合して回転する第一
の嵌合部と、保持部材が嵌合し固着する第二の嵌合部と
を同芯状に配設し、第一の嵌合部と第二の嵌合部とを基
準とし像形成体と保持部材とを支持部材に支持すること
を特徴とするカラー画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、F
AX等の画像形成装置で、像形成体の周面に帯電手段、
像露光手段と現像手段を配置して画像形成を行う電子写
真方式の画像形成装置に関し、特に像形成体の周面に複
数の帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して像形成
体の一回転中にトナー像を重ね合わせてカラー画像を形
成する電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色のカラー画像を形成する方法
の1つとして、1つの感光体の一回転以内に各色毎の帯
電、像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を形成
するカラー画像形成装置が知られている。
【0003】しかし前記のカラー画像形成装置は、多色
のカラー画像を形成する方法としては、高速の画像形成
を可能とするものの、感光体の一回転内に帯電器、像露
光手段と現像器を複数組配設する必要があること、像露
光を行う光学系が近接する現像器から洩れるトナーに汚
れて画質を損なうおそれがあり、これを避けるため像露
光手段と現像器の間隔を大きくとる必要があることから
必然的に感光体の径が大きくなって装置を大型化すると
云う矛盾がある。この欠点を避ける目的から、像形成体
の基体を透明体の素材によって形成し、その内部に複数
の像露光手段を収容して、画像を前記の基体を通してそ
の外周に形成した感光層に露光する形態の装置が、例え
ば、特開平5ー307307号公報によって提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の提
案による装置は像形成体に対し内部に像露光手段、外側
に帯電器、現像器を数多く配置するために構造が複雑化
し、現像器や像形成体や像露光手段の着脱操作が煩雑に
なって取り扱い性が悪くなり、また各機材相互間の位置
精度を保つのも難しいと云う難点を抱えている。また内
部に固定した光学系を配置して、像形成体を回転した
り、像形成体を着脱することは難しい点である。
【0005】像形成体に対し内部に像露光手段が配置さ
れた画像形成装置においては、像露光手段である露光光
学系と像形成体間とが±50μmの高精度で同軸上に位
置決めされて維持される必要があり、露光光学系と像形
成体間との保持や着脱の仕方によって、相互間の位置精
度を保つことが難しく、像露光のレジストや結像位置が
変化し良好な潜像形成が得られなくなるという問題を生
じる。また、ベアリングによって保持される像形成体が
回転駆動時に、10μm程度のベアリングの振れを拾
い、振動や回転ムラとなり露光光学系と像形成体間での
ブレによる画像ムラが生じ良好な潜像形成が得られなく
なるという問題を生じる。上記のいずれの問題において
も、特にトナー像の重ね合わせによるカラー画像形成の
場合において、複数の露光光学系による像露光のレジス
トや結像位置が変化し良好なカラー画像の得られないと
いう問題を生じる。
【0006】本発明はこの点を解決して改良した結果、
露光光学系と像形成体間との高精度の位置決め手段を提
供し、相互間の位置関係が維持され良好な画像の得られ
る画像形成装置の提供を第一の目的とし、また像形成体
駆動時のベアリングの振れによる相互間の振動や回転ム
ラを防止して良好な画像の得られる画像形成装置の提供
を第二の目的とし、特にトナー像の重ね合わせによる良
好なカラー画像の得られるカラー画像形成装置の提供を
目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、潜像を形成
する像形成体と、前記像形成体の内周面に沿って配設さ
れる前記像形成体に像露光を行う複数の像露光手段と、
前記像露光手段を保持する保持部材と、前記像形成体と
前記保持部材とを支持する支持部材とを設けたカラー画
像形成装置において、前記支持部材に前記像形成体が嵌
合して回転する第一の嵌合部と、前記保持部材が嵌合し
固着する第二の嵌合部とを同芯状に配設し、前記第一の
嵌合部と前記第二の嵌合部とを基準とし前記像形成体と
前記保持部材とを前記支持部材に支持することを特徴と
するカラー画像形成装置によって達成される(第一の発
明)。
【0008】また、上記目的は、潜像を形成する像形成
体と、前記像形成体に像露光を行う複数の像露光手段を
設けたカラー画像形成装置において、前記像形成体を保
持する軸受け部材をベアリングとし、前記ベアリングの
遊びを吸収すべく前記ベアリングの内輪または外輪を前
記像形成体の中心軸と平行な方向に押圧する押圧部材を
設けたことを特徴とするカラー画像形成装置によって達
成される(第二の発明)。
【0009】
【実施例】本発明の第一の目的に関する第一の実施例で
あるカラー画像形成装置の画像形成プロセスおよび各機
構と、カラー画像形成装置の要部構成について本発明を
適用するに好適なプロセスユニットを用い、図1〜図4
を用いて説明する。図1は、本発明の第一の目的に関す
る第一の実施例のカラー画像形成装置の断面構成図であ
り、図2は、図1の要部に設けられたプロセスユニット
の断面図であり、図3は、プロセスユニットの組み立て
構成を示す概要構成図であり、図4は、図2のプロセス
ユニットのA−O−Aにおける概要断面図である。
【0010】本実施例のカラー画像形成装置は、像形成
体である感光体ドラムの基体が透明の素材によって形成
され、透明の基体の外周面に導電層と感光層とが設けら
れた感光体ドラムを用い、感光体ドラムに対し内部に像
露光手段が、また外側に帯電器、現像器、転写器、除電
器、クリーニング装置等の画像形成プロセス手段が配置
された構造である。
【0011】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ば、内側に光学ガラスもしくは透明アクリル樹脂等の透
明部材によって形成される円筒状の基体を設け、該基体
の外周に透明の導電層、a−Si層あるいは有機感光層
(OPC)等の感光層をドラム上に形成したものであ
り、接地された状態で時計方向に駆動回転される。
【0012】本実施例では、画像露光用の露光ビームの
結像点である感光体ドラムの光導電体層において、光導
電体層の光減衰特性(光キャリア生成)に対して適性な
コントラストを付与できる波長の露光光量を有していれ
ばよい。従って、本実施例における感光体ドラムの透明
基体の光透過率は、100%である必要はなく、露光ビ
ームの透過時にある程度の光が吸収されるような特性が
あっても構わない。透光性基体の素材としては、ソーダ
ガラス、パイレックスガラス、ホウ珪酸ガラスや一般光
学部材などに使用されるアクリル、フッ素、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、
などの各種透光性樹脂が使用可能である。また、透光性
導電層としては、インジウム・スズ・酸化物(IT
O)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、
Au、Ag、Ni、Alなどからなる透光性を維持した
金属薄膜が用いられ、成膜法としては、真空蒸着法、活
性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各種CVD法、
浸漬塗工法、スプレー塗布法などが利用される。また、
光導電体層としては、アモルファスシリコン(a−S
i)合金感光層、アモルファスセレン合金感光層や、各
種有機感光層(OPC)が使用可能である。
【0013】帯電手段であるスコロトロン帯電器11は
イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および
黒色(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、感光
体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所定の電位
に保持された制御グリッドと放電ワイヤによるコロナ放
電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム10に対し
一様な電位を与える。
【0014】各色毎の像露光手段である露光光学系12
は、感光体ドラム10の軸方向に配列した発光素子をア
レイ状に並べた線状のFL(蛍光体発光),EL(エレ
クトロルミネッセンス),PL(プラズマ放電),LE
D(発光ダイオード)や、光シャッタ機能をもつ素子を
並べた線状のLISA(光磁気効果光シャッタアレ
イ),PLZT(透過性圧電素子シャッタアレイ),L
CS(液晶シャッタ)等の露光素子と、等倍結像素子と
してのセルフォックレンズとによりユニットとして構成
され、感光体ドラム10に内包して設けられた露光光学
系を保持する保持部材20に取り付けられており、別体
の画像読み取り装置によって読み取られた各色の画像信
号がメモリより順次取り出されて各色毎の露光光学系1
2にそれぞれ電気信号として入力される。この実施例で
使用される発光素子の発光波長は600〜900nmの
範囲のものである。
【0015】イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)および黒色(K)の一成分あるいは二成分の現像
剤をそれぞれ収容する非接触現像法を用いた各色毎の現
像手段である現像器13は、それぞれ感光体ドラム10
の周面に対し所定の間隙を保って同方向に回転する現像
スリーブ131を備えている。
【0016】前記の各色毎の現像器13は、前述したス
コロトロン帯電器11による帯電,露光光学系12によ
る像露光によって形成される感光体ドラム10上の静電
潜像を現像バイアス電圧の印加により非接触の状態で反
転現像する。
【0017】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよ
びKの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納
する。
【0018】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータが回動して感光体ドラム10を時計方向へと
回転し、同時に感光体ドラム10の左方の下部に配置し
たYのスコロトロン帯電器11の帯電作用により感光体
ドラム10に電位の付与が開始される。
【0019】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、Yの露光光学系12において第1の色信号すなわち
Yの画像信号に対応する電気信号による露光が開始され
ドラムの回転走査によってその表面の感光層に原稿画像
のYの画像に対応する静電潜像を形成する。
【0020】前記の潜像はYの現像器13により現像ス
リーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体
ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形
成される。
【0021】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に、さらに感光体ドラム10の左
方でYの上部に配置したマゼンタ(M)のスコロトロン
帯電器11の帯電作用により電位を付与され、Mの露光
光学系12の第2の色信号すなわちMの画像信号に対応
する電気信号による露光が行われ、Mの現像器13によ
る非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のト
ナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わ
せて形成される。
【0022】同様のプロセスにより感光体ドラム10の
上部に配置したシアン(C)のスコロトロン帯電器1
1、Cの露光光学系12およびCの現像器13によって
さらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像
が、また感光体ドラム10の右方でCの下部に配置した
黒色(K)のスコロトロン帯電器11、露光光学系12
および現像器13によって第4の色信号に対応する黒色
(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体
ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのトナー
像が形成される。
【0023】これ等Y,M,C及びKの露光光学系12
による感光体ドラム10の有機感光層に対する露光はド
ラムの内部より前述した透明の基体を透して行われる。
従って第2,第3および第4の色信号に対応する画像の
露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受け
ることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と同等
の静電潜像を形成することが可能となる。なお露光光学
系12の発熱による感光体ドラム10内の温度の安定化
及び温度上昇の防止は、保持部材20に熱伝導性の良好
な材料を用い、低温の場合はヒータを用い、高温の場合
は空気冷却して外部に放熱する等の措置を講ずることに
より支障のない程度迄抑制することができる。
【0024】また、各色の補給用の現像剤が補給槽81
より対応する色の現像器13に補給され、2本の撹拌ロ
ーラ136,137により撹拌された後、トナー供給ロ
ーラ135により現像スリーブ131に供給される。現
像スリーブ131の画像領域の外側の両端部に感光体ド
ラム10に従動回転する突き当てコロ138、139が
設けられる。
【0025】現像器13が不図示の押圧部材である、例
えば押圧バネにより押圧され、間隙保持部材としての突
き当てコロ138、139が感光体ドラム10を圧接す
る。現像スリーブ131が感光体ドラム10に当接され
る突き当てコロ138、139により感光体ドラム10
と所定の値、例えば100〜1000μmの間隙をあけ
て非接触に保たれ、各色毎の現像器13による現像作用
に際しては、現像スリーブ131に対し直流あるいはさ
らに交流を加えた現像バイアスが印加され、現像器の収
容する一成分或いは二成分現像剤によるジャンピング現
像が行われて、電導層を接地する感光体ドラム10に対
してトナーと同極性の直流バイアスを印加して、露光部
にトナーを付着させる非接触の反転現像が行われるよう
になっている。現像後の現像スリーブ131上の現像剤
は不図示の掻き取り板により掻き取られる。
【0026】転写材である転写紙Pが転写材収納手段で
ある給紙カセット15より送り出され、タイミングロー
ラ16へ搬送される。感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像が、転写器14aにおいて、タ
イミングローラ16の駆動によって、感光体ドラム10
上のトナー像と同期して給紙される転写紙Pに転写され
る。
【0027】トナー像の転写を受けた転写紙Pは、除電
器14bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より
分離した後、搬送手段である搬送ベルト14eにより定
着装置17へ搬送される。定着手段である定着装置17
において加熱・圧着されトナーを転写紙P上に溶着・定
着したのち、定着装置17より排出され、排紙搬送ロー
ラ対18aにより搬送されて排紙ローラ18を介して装
置上部のトレイ上にトナー像面を下面にして排出され
る。
【0028】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング手段であるクリーニング装置19におい
てクリーニングブレード19aによって感光体ドラム1
0面を摺擦され残留トナーを除去、清掃されて原稿画像
のトナー像の形成を続行するかもしくは一旦停止して新
たな原稿画像のトナー像の形成にかかる。クリーニング
ブレード19a及びクリーニングローラ19bによって
掻き落とされた廃トナーは、トナー搬送スクリュウ19
c及びトナー搬送パイプ19dを通して、廃トナー容器
82へと排出される。クリーニング終了後、クリーニン
グブレード19a及びクリーニングローラ19bは感光
体ドラム10の損傷を防止するために、感光体ドラム1
0より離間した状態に保たれる。
【0029】枠体である前後側板102,103及び左
右の側板104,105によってプロセスユニット10
0の筺体101が枠組みされる。筺体101の後側板1
03の保持部103aの内周面に感光体ドラム10の軸
受け部材としてのベアリング141が圧入される。
【0030】感光体ドラム10が前フランジ111と、
端部に感光体ドラム駆動用の歯車10gが設けられた後
フランジ112とによって挟持され、前フランジ111
の受け部111aの外周面に軸受け部材としてのベアリ
ング143が圧入され、更に抜け止めリング113が嵌
め込まれる。
【0031】感光体ドラムの保持部材20は、円筒部2
1、円盤部22、段付きの軸部23とより成り、各色毎
の露光光学系12が、円筒部21のそれぞれの位置に、
保持部材20との軸芯を合わせて固定される。
【0032】筺体101の第一の支持部材である前側板
102に設けられた第一の嵌合部である保持部102a
の穴を通し感光体ドラム10が筺体101に挿入され、
感光体ドラム10の後フランジ112の受け部112a
の外周面が、筺体101の第二の支持部材である後側板
103の第一の嵌合部である保持部103aに保持され
たベアリング141の内周面に、また感光体ドラム10
の前フランジ111の受け部111aに圧入されたベア
リング143の外周面が、筺体101の第一の支持部材
である前側板102に設けられた保持部102aに嵌合
され、筺体101に感光体ドラム10が保持される。
【0033】更に、露光光学系12が設けられた保持部
材20が感光体ドラム10に内包される状態で、第二の
支持部材である後側板103に設けられた第一の嵌合部
である保持部103aの内側で保持部103aの中心位
置に設けられた第二の嵌合部である固定部としての軸穴
103bに軸部23が嵌合し固着され、また円盤部22
の端部24が第一の支持部材である前側板102に設け
られた第一の嵌合部である保持部102aの外側で保持
部102aと同心円状に設けられた第二の嵌合部である
固定部102bに嵌合し固着され、筺体101に保持部
材20が保持される。この際、前側板102に設けられ
た不図示のネジ穴に保持部材20の円盤部22に設けら
れたネジ止め用の穴25が位置合わせされて嵌入され感
光体ドラム10に対する露光光学系12の位置出しが成
される。ネジ51により保持部材20が筺体101に固
定され、プロセスユニット100が構成される。端部2
4がベアリング143の抜け止め部材となる。
【0034】上記の第一の支持部材である前側板と第二
の支持部材である後側板とは、例えば1枚の板部材より
加工されたものや樹脂成型されたものが用いられるが、
何れにしても前側板及び後側板とに設けられた、第二の
嵌合部である固定部及び第一の嵌合部である保持部とが
同軸の穴加工によるものが用いられ、第一の嵌合部であ
る保持部に保持される像形成体である感光体ドラムと、
第二の嵌合部である固定部に固定される露光光学系が設
けられた保持部材とが軸芯を合わせて取り付けられる。
従って、露光光学系と像形成体である感光体ドラムとの
間の高精度の位置決めが成され、組み立て時或いは使用
時に対しても相互間の位置関係が維持され、露光光学系
の高精度のレジストが保たれた良好な画像の得られる画
像形成装置が可能となる。特に、重ね合わせトナー像の
良好なカラー画像形成が行われるカラー画像形成装置が
可能となる。
【0035】更に、前述した画像形成プロセスの要部部
材として、感光体ドラム10の周辺にクリーニング装置
19、感光体ドラム10に対して左側にY,Mの現像器
13と補給槽81とが、右側にC,Kの現像器13と、
補給槽81とが取り付けられ、またプロセスユニット1
00の上部に廃トナー容器82や、感光体ドラム10の
外側に帯電手段である各色毎のスコロトロン帯電器11
が取り付けられ、プロセスユニット100が構成され
る。
【0036】感光体ドラム10や保持部材20の着脱の
際には、クリーニング装置19及び現像器13が不図示
の接離機構により感光体ドラム10より離間される。感
光体ドラム10や露光光学系12が設けられた保持部材
20が装着された状態において、現像器13の両端に設
けられた突き当てコロ138,139が感光体ドラム1
0の両端部に当接された状態をとる。
【0037】プロセスユニット100が、カラー画像形
成装置に設けられた2本の案内部材T1,T2に、プロ
セスユニット100の両側に設けられたガイドレールR
1,R2を挿入して、カラー画像形成装置に装着される
と、感光体ドラム10の後フランジ112に設けられた
感光体ドラムの駆動用の歯車10gが、プロセスユニッ
ト100に設けられた歯車G1を通して、不図示の装置
本体に設けられた駆動モータに結合され、感光体ドラム
10が駆動される。プロセスユニット100の装置本体
への着脱の際には、転写器14a、除電器14b,転写
ベルト14e等は感光体ドラム10と離間された状態で
行われる。
【0038】露光光学系や感光体ドラムの保守・交換の
際には、ネジ51が外された状態で、露光光学系12が
固定された保持部材20と感光体ドラム10とが着脱さ
れる。
【0039】本発明の像形成体である感光体ドラムと露
光光学系が設けられた保持部材との取り付け方について
の第二の実施例を図5に示す。図5は、感光体ドラムと
露光光学系との取り付け方の第二の実施例を示すカラー
画像形成装置の要部の概要断面図である。本実施例での
前側板に設けられた保持部は、前記第一の実施例におけ
る第一の嵌合部である保持部102aと第二の嵌合部で
ある固定部102bとを一体化して同一面に形成したも
のであり、言い換えれば、本実施例の前側板に設けられ
た保持部は前記第一の実施例における第二の嵌合部であ
る固定部102bと第一の嵌合部である保持部102a
とを兼用したものである。カラー画像形成装置の画像形
成プロセスおよび各機構については、前記実施例と同一
であり、同一の構造及び機能を有する部材には、同一の
符号を付した。
【0040】枠体である前後側板202,103及び左
右の側板104,105によってプロセスユニット10
0aの筺体101aが枠組みされる。筺体101aの後
側板103の保持部103aの内周面に感光体ドラム1
0の軸受け部材としてのベアリング141が圧入され
る。
【0041】感光体ドラム10が前フランジ111と、
端部に感光体ドラム駆動用の歯車10gが設けられた後
フランジ112とによって挟持され、前フランジ111
の受け部111aの外周面に軸受け部材としてのベアリ
ング143が圧入され、更に抜け止めリング113が嵌
め込まれる。
【0042】感光体ドラムの保持部材20aは、円筒部
21、円盤部22a、段付きの軸部23とより成り、各
色毎の露光光学系12が、円筒部21のそれぞれの位置
に、保持部材20aとの軸芯を合わせて固定される。
【0043】筺体101aの第一の支持部材である前側
板202に設けられた保持部102cの穴を通し感光体
ドラム10が筺体101aに挿入され、感光体ドラム1
0の後フランジ112の受け部112aの外周面が、筺
体101aの第二の支持部材である後側板103の第一
の嵌合部である保持部103aに保持されたベアリング
141の内周面に、また感光体ドラム10の前フランジ
111の受け部111aに圧入されたベアリング143
の外周面が、筺体101aの第一の支持部材である前側
板202に設けられた保持部102cに嵌合され、筺体
101aに感光体ドラム10が保持される。前側板20
2に設けられた保持部102cは前記第一の実施例にお
ける第一の嵌合部である保持部102aと第二の嵌合部
である固定部102bとを一体化して同一面に形成した
ものであり、言い換えれば前側板202に設けられた保
持部102cは第一の実施例の第二の嵌合部である固定
部102bと第一の嵌合部である保持部102aとを兼
用したものである。
【0044】更に、露光光学系12が設けられた保持部
材20aが感光体ドラム10に内包される状態で、第二
の支持部材である後側板103に設けられた第一の嵌合
部である保持部103aの内側で保持部103aの中心
位置に設けられた第二の嵌合部である固定部としての軸
穴103bに軸部23が嵌合し固着され、また既にベア
リング143が嵌入されている第一の支持部材である前
側板202に設けられた保持部102cに円盤部22a
のリング部24aが嵌合し固着され、筺体101aに保
持部材20aが保持される。この際、前側板202に設
けられた不図示のネジ穴に保持部材20aの円盤部a2
2に設けられたネジ止め用の穴25が位置合わせされて
嵌入され感光体ドラム10に対する露光光学系12の位
置出しが成される。ネジ51により保持部材20aが筺
体101aに固定され、プロセスユニット100aが構
成される。リング部24aがベアリング143の抜け止
め部材となる。
【0045】プロセスユニット100aが、カラー画像
形成装置に装着されると、感光体ドラム10の後フラン
ジ112に設けられた感光体ドラムの駆動用の歯車10
gが、プロセスユニット100aに設けられた歯車G1
を通して、不図示の装置本体に設けられた駆動モータに
結合され、感光体ドラム10が駆動される。
【0046】上記の第一の支持部材である前側板と第二
の支持部材である後側板とは、例えば1枚の板部材より
加工されたものや樹脂成型されたものが用いられるが、
第二の支持部材である後側板に設けられた、第二の嵌合
部である固定部及び第一の嵌合部である保持部とが同軸
の穴加工によるものが用いられ、保持部に保持される像
形成体である感光体ドラムと、固定部に固定される露光
光学系が設けられた保持部材とが軸芯を合わせて取り付
けられる。
【0047】特に、第一の支持部材である前側板に関し
ては、像形成体である感光体ドラムと露光光学系が設け
られた保持部材とが同一の加工穴である保持部に嵌め込
まれるので、感光体ドラムと露光光学系が設けられた保
持部材とが高精度で軸芯を合わせて取り付けられ、更に
好ましい。従って、露光光学系と像形成体である感光体
ドラムとの間の高精度の位置決めが成され、組み立て時
或いは使用時に対しても相互間の位置関係が維持され、
露光光学系の高精度のレジストが保たれた良好な画像の
得られる画像形成装置が可能となる。特に、重ね合わせ
トナー像の良好なカラー画像形成が行われるカラー画像
形成装置が可能となる。
【0048】本発明の像形成体である感光体ドラムと露
光光学系が設けられた保持部材との取り付け方について
の第三の実施例を図6に示す。図6は、感光体ドラムと
露光光学系との取り付け方の第三の実施例を示すカラー
画像形成装置の要部の概要断面図である。本実施例は第
二の実施例における後側板に設けられた第一の嵌合部で
ある保持部の外周面に軸受け部材としてのベアリングを
圧入し、ベアリングの外周面に感光体ドラムを嵌合し、
感光体ドラムの取り付けを保持するものである。カラー
画像形成装置の画像形成プロセスおよび各機構について
は、前記実施例と同一であり、同一の構造及び機能を有
する部材には、同一の符号を付した。
【0049】枠体である前後側板202,203及び左
右の側板104,105によってプロセスユニット10
0bの筺体101bが枠組みされる。筺体101bの後
側板203の保持部103aの外周面に感光体ドラム1
0の軸受け部材としてのベアリング141が圧入され
る。
【0050】感光体ドラム10が前フランジ111と、
端部に感光体ドラム駆動用の歯車10gが設けられた後
フランジ112とによって挟持され、前フランジ111
の受け部111aの外周面に軸受け部材としてのベアリ
ング143が圧入され、更に抜け止めリング113が嵌
め込まれる。
【0051】感光体ドラムの保持部材20aは、円筒部
21、円盤部22a、段付きの軸部23とより成り、各
色毎の露光光学系12が、円筒部21のそれぞれの位置
に、保持部材20aとの軸芯を合わせて固定される。
【0052】筺体101bの第一の支持部材である前側
板202に設けられた保持部102cの穴を通し感光体
ドラム10が筺体101bに挿入され、感光体ドラム1
0の後フランジ112の受け部112aの内周面が、筺
体101bの第二の支持部材である後側板203の第一
の嵌合部である保持部103aに保持されたベアリング
141の外周面に、また感光体ドラム10の前フランジ
111の受け部111aに圧入されたベアリング143
の外周面が、筺体101bの第一の支持部材である前側
板202に設けられた保持部102cに嵌合され、筺体
101bに感光体ドラム10が保持される。
【0053】更に、露光光学系12が設けられた保持部
材20aが感光体ドラム10に内包される状態で、第二
の支持部材である後側板203に設けられた第一の嵌合
部である保持部103aの内側で保持部103aの中心
位置に設けられた第二の嵌合部である固定部としての軸
穴103bに軸部23が嵌合し固着され、また既にベア
リング143が嵌入されている第一の支持部材である前
側板202に設けられた保持部102cに円盤部22a
のリング部24aが嵌合し固着され、筺体101bに保
持部材20aが保持される。この際、前側板202に設
けられた不図示のネジ穴に保持部材20aの円盤部22
aに設けられたネジ止め用の穴25が位置合わせされて
嵌入され感光体ドラム10に対する露光光学系12の位
置出しが成される。ネジ51により保持部材20aが筺
体101bに固定され、プロセスユニット100bが構
成される。リング部24aがベアリング143の抜け止
め部材となる。
【0054】プロセスユニット100bが、カラー画像
形成装置に装着されると、感光体ドラム10の後フラン
ジ112に設けられた感光体ドラムの駆動用の歯車10
gが、プロセスユニット100bに設けられた歯車G1
を通して、不図示の装置本体に設けられた駆動モータに
結合され、感光体ドラム10が駆動される。
【0055】上記の第一の支持部材である前側板と第二
の支持部材である後側板とは、例えば1枚の板部材より
加工されたものや樹脂成型されたものが用いられるが、
第二の支持部材である後側板に設けられた、第二の嵌合
部である固定部及び第一の嵌合部である保持部とが同軸
の穴加工によるものが用いられ、保持部に保持される像
形成体である感光体ドラムと、固定部に固定される露光
光学系が設けられた保持部材とが軸芯を合わせて取り付
けられる。
【0056】特に、第一の支持部材である前側板に関し
ては、像形成体である感光体ドラムと露光光学系が設け
られた保持部材とが同一の加工穴である保持部に嵌め込
まれるので、感光体ドラムと露光光学系が設けられた保
持部材とが高精度で軸芯を合わせて取り付けられ、更に
好ましい。従って、露光光学系と像形成体である感光体
ドラムとの間の高精度の位置決めが成され、組み立て時
或いは使用時に対しても相互間の位置関係が維持され、
露光光学系の高精度のレジストが保たれた良好な画像の
得られる画像形成装置が可能となる。特に、重ね合わせ
トナー像の良好なカラー画像形成が行われるカラー画像
形成装置が可能となる。
【0057】本発明の像形成体である感光体ドラムと露
光光学系が設けられた保持部材との取り付け方について
の第四の実施例を図7に示す。図7は、感光体ドラムと
露光光学系との取り付け方の第四の実施例を示すカラー
画像形成装置の要部の概要断面図である。本実施例で
は、第二の実施例に加え、更に後側板に設けられた第一
の嵌合部である保持部103aと第二の嵌合部である固
定部103bとを一体化して同一面に形成した保持部を
用いるものであり、前後の側板共に一体化された固定部
を用いたものである。カラー画像形成装置の画像形成プ
ロセスおよび各機構については、前記実施例と同一であ
り、同一の構造及び機能を有する部材には、同一の符号
を付した。
【0058】枠体である前後側板202,303及び左
右の側板104,105によってプロセスユニット10
0cの筺体101cが枠組みされる。筺体101cの後
側板303の保持部としての保持軸103cが設けられ
る。
【0059】感光体ドラム10が前フランジ111と、
端部に感光体ドラム駆動用の歯車10gが設けられた後
フランジ112とによって挟持され、前フランジ111
の受け部111aの外周面に軸受け部材としてのベアリ
ング143が、後フランジ112の受け部112aの内
周面に軸受け部材としてのベアリング141がそれぞれ
圧入され、更に前フランジ111に抜け止めリング11
3が嵌合される。
【0060】感光体ドラムの保持部材20bは、円筒部
21、円盤部22a、円筒部21の右側の側端部23b
とより成り、各色毎の露光光学系12が、円筒部21の
それぞれの位置に、保持部材20bとの軸芯を合わせて
固定される。
【0061】筺体101cの第一の支持部材である前側
板202に設けられた保持部102cの穴を通し感光体
ドラム10が筺体101cに挿入され、感光体ドラム1
0の後フランジ112の受け部112aに設けられたベ
アリング141の内周面が、筺体101cの第二の支持
部材である後側板303の保持部としての保持軸103
cの外周面に、また感光体ドラム10の前フランジ11
1の受け部111aに圧入されたベアリング143の外
周面が、筺体101cの第一の支持部材である前側板2
02に設けられた保持部102cに嵌合され、筺体10
1cに感光体ドラム10が保持される。後側板303に
設けられた保持部としての保持軸103cは、前記第一
ないし第三の実施例における第一の嵌合部である保持部
103aと第二の嵌合部である固定部103bとを一体
化して同一面に形成したものであり、言い換えれば保持
部としての保持軸103cは固定部103bと保持部1
03aとを兼用したものである。
【0062】更に、露光光学系12が設けられた保持部
材20bが感光体ドラム10に内包される状態で、第二
の支持部材である後側板303に設けられた保持部とし
ての保持軸103cに保持部材20bの側端部23の中
心に設けられた穴26が嵌合し固着され、また既にベア
リング143が嵌合されている第一の支持部材である前
側板202に設けられた保持部102cに円盤部22a
のリング部24aが嵌合し固着され、筺体101cに保
持部材20bが保持される。この際、前側板202に設
けられた不図示のネジ穴に保持部材20bの円盤部22
aに設けられたネジ止め用の穴25が位置合わせされて
嵌入され感光体ドラム10に対する露光光学系12の位
置出しが成される。ネジ51により保持部材20bが筺
体101cに固定され、プロセスユニット100cが構
成される。リング部24aがベアリング143の抜け止
め部材となる。
【0063】プロセスユニット100cが、カラー画像
形成装置に装着されると、感光体ドラム10の後フラン
ジ112に設けられた感光体ドラムの駆動用の歯車10
gが、プロセスユニット100cに設けられた歯車G1
を通して、不図示の装置本体に設けられた駆動モータに
結合され、感光体ドラム10が駆動される。
【0064】上記の第一の支持部材である前側板と第二
の支持部材である後側板とは、例えば、1枚の板部材に
穴加工或いは軸取り付け加工されたものや、樹脂成型さ
れたものが用いられるが、第一の支持部材である前側板
に関しては、像形成体である感光体ドラムと露光光学系
が設けられた保持部材とが同一の加工穴である保持部に
嵌合され、また第二の支持部材である後側板に設けられ
た保持部としての保持軸に像形成体である感光体ドラム
と露光光学系が設けられた保持部材とが同軸に嵌合され
るので、感光体ドラムと露光光学系が設けられた保持部
材とが高精度で軸芯を合わせて取り付けられ、最も好ま
しい。従って、露光光学系と像形成体である感光体ドラ
ムとの間の高精度の位置決めが成され、組み立て時或い
は使用時に対しても相互間の位置関係が維持され、露光
光学系の高精度のレジストが保たれた良好な画像の得ら
れる画像形成装置が可能となる。特に、重ね合わせトナ
ー像の良好なカラー画像形成が行われるカラー画像形成
装置が可能となる。
【0065】上記第一の目的の第一ないし第四の実施例
において、像形成体である感光体ドラムと露光光学系が
設けられた保持部材との保持、着脱の方法についてプロ
セスユニットを用いて説明したが、本発明の構成は、必
ずしもプロセスユニットに限定されるものでなく、例え
ば装置本体に設けられる前後の側板に、感光体ドラムと
露光光学系とを取り付ける場合等にも用いられることは
勿論である。
【0066】本発明の第二の目的であるベアリングの振
れ防止に関する第一の実施例を図8を用いて説明する。
図8は、ベアリングの振れ防止の第一の実施例を示すカ
ラー画像形成装置の要部の概要断面図である。本実施例
のカラー画像形成装置の画像形成プロセスおよび各機構
については前記第一の目的の第一実施例と、また要部の
概要断面図については第二の実施例とそれぞれ同一であ
り、同一の構造及び機能を有する部材には、同一の符号
を付した。
【0067】プロセスユニット100aの後側板103
に圧入されたベアリング141と感光体ドラム10の後
フランジ112との間に押圧部材70が挿入された状態
で、感光体ドラム10がプロセスユニット100aの筺
体101aに保持される。
【0068】押圧部材70は感光体ドラム10の後フラ
ンジ112により固定され後フランジ112を押圧する
バネ72とバネ72によりベアリング141の内輪を押
圧する押圧リング71とより成り、押圧部材70により
ベアリング143の内輪が左方向へ、ベアリング141
の内輪が右方向へそれぞれ押圧されベアリングの振れが
発生しない状態で感光体ドラム10が回転駆動される。
押圧部材7は感光体ドラム10と一体に回転される。
【0069】ベアリングの振れ防止に関する第二の実施
例を図9に示す。本実施例においては、バネ72と押圧
リング71とで構成される押圧部材70が後側板403
とベアリング141との間に設けられ、後側板403に
固定されたバネ72の押圧力により押圧リング71がベ
アリング141の外輪を押圧し、ベアリング143及び
ベアリング141の感光体ドラム10と平行な方向の遊
びであるスラスト方向の振れを吸収するものである。
【0070】また、後フランジ112に設けられた感光
体ドラムの駆動用の歯車10g及び歯車10gの不図示
の駆動用の歯車をハス歯歯車として感光体ドラム10を
左方に押圧する力を与えて、更にベアリングのスラスト
方向の振れを吸収する方法もとり得る。
【0071】上記第二の目的の各実施例により像形成体
である感光体ドラム駆動時のベアリングのスラスト方向
の振れによる感光体ドラムと露光光学系との相互間の振
動や感光体ドラムの回転ムラを防止して良好な画像が得
られ、特に複数の露光光学系による像露光のレジストや
結像位置が変化することなく、トナー像の重ね合わせに
よる良好なカラー画像の得られる。
【0072】また、上記第二の目的の各実施例におい
て、像形成体である感光体ドラムが設けられたプロセス
ユニットを用いて説明したが、本発明の構成は、必ずし
もプロセスユニットに限定されるものでなく、例えば装
置本体に設けられる前後の側板に、感光体ドラムを取り
付ける場合等にも用いられることは勿論である。
【0073】
【発明の効果】請求項1によれば、第一の嵌合部である
保持部に保持される像形成体である感光体ドラムと、第
二の嵌合部である固定部に固定される露光光学系が設け
られた保持部材とが軸芯を合わせて取り付けられる。従
って、露光光学系と像形成体である感光体ドラムとの間
の高精度の位置決めが成され、組み立て時或いは使用時
に対しても相互間の位置関係が維持され、露光光学系の
高精度のレジストが保たれた良好な画像の得られる画像
形成装置が可能となる。特に、重ね合わせトナー像の良
好なカラー画像形成が行われるカラー画像形成装置が可
能となる。
【0074】請求項2によれば、同一の加工穴である支
持部材に設けられた第一の嵌合部である保持部と第二の
嵌合部である固定部とが一体化された保持部に、像形成
体である感光体ドラムと露光光学系が設けられた保持部
材とが嵌合されたり、或いは支持部材に設けられた第一
の嵌合部である保持部と第二の嵌合部である固定部とが
一体化された保持部としての保持軸に、像形成体である
感光体ドラムと露光光学系が設けられた保持部材とが同
軸に嵌合されるので、感光体ドラムと露光光学系が設け
られた保持部材とが高精度で軸芯を合わせて取り付けら
れ、最も好ましい。従って、露光光学系と像形成体であ
る感光体ドラムとの間の高精度の位置決めが成され、組
み立て時或いは使用時に対しても相互間の位置関係が維
持され、露光光学系の高精度のレジストが保たれた良好
な画像の得られる画像形成装置が可能となる。特に、重
ね合わせトナー像の良好なカラー画像形成が行われるカ
ラー画像形成装置が可能となる。
【0075】請求項3によれば、像形成体である感光体
ドラム駆動時のベアリングのスラスト方向の振れによ
る、感光体ドラムと露光光学系との相互間の振動や感光
体ドラムの回転ムラを防止して良好な画像が得られ、特
に複数の露光光学系による像露光のレジストや結像位置
が変化することなく、トナー像の重ね合わせによる良好
なカラー画像の得られるカラー画像形成装置が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の目的に関する第一の実施例のカ
ラー画像形成装置の断面構成図である。
【図2】図1の要部に設けられたプロセスユニットの断
面図である。
【図3】プロセスユニットの組み立て構成を示す概要構
成図である。
【図4】図2のプロセスユニットのA−O−Aにおける
概要断面図である。
【図5】感光体ドラムと露光光学系との取り付け方の第
二の実施例を示すカラー画像形成装置の要部の概要断面
図である。
【図6】感光体ドラムと露光光学系との取り付け方の第
三の実施例を示すカラー画像形成装置の要部の概要断面
図である。
【図7】感光体ドラムと露光光学系との取り付け方の第
四の実施例を示すカラー画像形成装置の要部の概要断面
図である。
【図8】ベアリングの振れ防止の第一の実施例を示すカ
ラー画像形成装置の要部の概要断面図である。
【図9】ベアリングの振れ防止に関する第二の実施例を
示す図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 12 露光光学系 20,20a,20b 保持部材 70 押圧部材 100,100a,100b,100c プロセスユニ
ット 101,101a,101b,101c 筺体 102,202 前側板 102a,102c,103a 保持部 102b 固定部 103,203,303,403 後側板 103b 軸穴 103c 保持軸 141,143 ベアリング
フロントページの続き (72)発明者 ▲浜▼田 州太 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を形成する像形成体と、前記像形成
    体の内周面に沿って配設される前記像形成体に像露光を
    行う複数の像露光手段と、前記像露光手段を保持する保
    持部材と、前記像形成体と前記保持部材とを支持する支
    持部材とを設けたカラー画像形成装置において、前記支
    持部材に前記像形成体が嵌合して回転する第一の嵌合部
    と、前記保持部材が嵌合し固着する第二の嵌合部とを同
    芯状に配設し、前記第一の嵌合部と前記第二の嵌合部と
    を基準とし前記像形成体と前記保持部材とを前記支持部
    材に支持することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第一の嵌合部と前記第二の嵌合部と
    を同一面に形成したことを特徴とする請求項1に記載の
    カラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 潜像を形成する像形成体と、前記像形成
    体に像露光を行う複数の像露光手段を設けたカラー画像
    形成装置において、前記像形成体を保持する軸受け部材
    をベアリングとし、前記ベアリングの遊びを吸収すべく
    前記ベアリングの内輪または外輪を前記像形成体の中心
    軸と平行な方向に押圧する押圧部材を設けたことを特徴
    とするカラー画像形成装置。
JP7189252A 1995-07-25 1995-07-25 カラー画像形成装置 Pending JPH0934227A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145764A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Mitsubishi Chemicals Corp ベアリング一体型ギア及びベアリング一体型フランジ並びにそれを用いた電子写真感光体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145764A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Mitsubishi Chemicals Corp ベアリング一体型ギア及びベアリング一体型フランジ並びにそれを用いた電子写真感光体

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