JPH09222804A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH09222804A JPH09222804A JP3066796A JP3066796A JPH09222804A JP H09222804 A JPH09222804 A JP H09222804A JP 3066796 A JP3066796 A JP 3066796A JP 3066796 A JP3066796 A JP 3066796A JP H09222804 A JPH09222804 A JP H09222804A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間転写ベルト装置の小型化が図られた画像
形成装置を提供すること。 【解決手段】 中間転写体は中間転写ベルトであり、中
間転写ベルトの移動方向に対し、2次転写位置より下流
側で、且つ1次転写位置より上流側に、中間転写ベルト
を外周面から押圧するテンションローラを設けたことを
特徴とする画像形成装置。
形成装置を提供すること。 【解決手段】 中間転写体は中間転写ベルトであり、中
間転写ベルトの移動方向に対し、2次転写位置より下流
側で、且つ1次転写位置より上流側に、中間転写ベルト
を外周面から押圧するテンションローラを設けたことを
特徴とする画像形成装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等の画像形成装置で、像形成体の周辺に帯電
器、像露光手段と現像器を配置して像形成体にトナー像
を形成する電子写真方式の画像形成装置に関する。
タ、FAX等の画像形成装置で、像形成体の周辺に帯電
器、像露光手段と現像器を配置して像形成体にトナー像
を形成する電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ、FAX等の画
像形成装置において、像形成体の周辺に帯電器、像露光
手段と現像器を配置して像形成体にトナー像を形成し、
像形成体上に形成されたトナー像を中間転写体に一旦転
写した後、前記中間転写体から転写材に再度転写を行う
電子写真方式の画像形成方法が行われている。また、中
間転写体として中間転写ベルトを用いる方法も採られて
いる。中間転写ベルトを用い、中間転写ベルトの蛇行を
制御するものとして特開平4−371970号公報や特
開平5−333707号公報等が、また、中間転写ベル
トをクリーニングするものが特開平2−214882号
公報や特開平5−289577号公報等によって開示さ
れている。
像形成装置において、像形成体の周辺に帯電器、像露光
手段と現像器を配置して像形成体にトナー像を形成し、
像形成体上に形成されたトナー像を中間転写体に一旦転
写した後、前記中間転写体から転写材に再度転写を行う
電子写真方式の画像形成方法が行われている。また、中
間転写体として中間転写ベルトを用いる方法も採られて
いる。中間転写ベルトを用い、中間転写ベルトの蛇行を
制御するものとして特開平4−371970号公報や特
開平5−333707号公報等が、また、中間転写ベル
トをクリーニングするものが特開平2−214882号
公報や特開平5−289577号公報等によって開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
中間転写ベルトを用いる画像形成装置は、中間転写ベル
ト内部の空間が大きく、中間転写ベルト装置の小型化が
困難である。また、中間転写ベルトの蛇行による揺らぎ
等の画像不良が発生したり、熱や圧力等で熔融したトナ
ーが中間転写ベルトに付着し、フィルミング層が中間転
写ベルト上に形成され、転写効率が低下し、画像品質が
悪くなるという問題を生じる。
中間転写ベルトを用いる画像形成装置は、中間転写ベル
ト内部の空間が大きく、中間転写ベルト装置の小型化が
困難である。また、中間転写ベルトの蛇行による揺らぎ
等の画像不良が発生したり、熱や圧力等で熔融したトナ
ーが中間転写ベルトに付着し、フィルミング層が中間転
写ベルト上に形成され、転写効率が低下し、画像品質が
悪くなるという問題を生じる。
【0004】本発明は上記の問題点を改良し、中間転写
ベルト装置の小型化が図られた画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
ベルト装置の小型化が図られた画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体上
に形成されたトナー像を中間転写体に1次転写した後、
前記中間転写体から転写材に2次転写を行う画像形成装
置において、前記中間転写体は中間転写ベルトであり、
前記中間転写ベルトの移動方向に対し、2次転写位置よ
り下流側で、且つ1次転写位置より上流側に、前記中間
転写ベルトを外周面から押圧するテンションローラを設
けたことを特徴とする画像形成装置によって達成され
る。
に形成されたトナー像を中間転写体に1次転写した後、
前記中間転写体から転写材に2次転写を行う画像形成装
置において、前記中間転写体は中間転写ベルトであり、
前記中間転写ベルトの移動方向に対し、2次転写位置よ
り下流側で、且つ1次転写位置より上流側に、前記中間
転写ベルトを外周面から押圧するテンションローラを設
けたことを特徴とする画像形成装置によって達成され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0007】実施形態1 本発明の画像形成装置の一実施形態の画像形成プロセス
及び各機構について、図1〜図3に示すカラー画像形成
装置を用いて説明する。図1は、本発明の画像形成装置
の一実施形態を示すカラー画像形成装置の断面構成図で
あり、図2は、図1の像形成体の側断面図であり、図3
は、テンションローラの第一の実施形態を示す図であ
る。
及び各機構について、図1〜図3に示すカラー画像形成
装置を用いて説明する。図1は、本発明の画像形成装置
の一実施形態を示すカラー画像形成装置の断面構成図で
あり、図2は、図1の像形成体の側断面図であり、図3
は、テンションローラの第一の実施形態を示す図であ
る。
【0008】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ば、透明アクリル樹脂の透明部材によって形成される円
筒状の基体を内側に設け、透明の導電層、a−Si層或
いは有機感光層(OPC)等の感光層を該基体の外周に
形成したものである。
ば、透明アクリル樹脂の透明部材によって形成される円
筒状の基体を内側に設け、透明の導電層、a−Si層或
いは有機感光層(OPC)等の感光層を該基体の外周に
形成したものである。
【0009】感光体ドラム10は前フランジ10aと後
フランジ10bとにより挟持される。前フランジ10a
が装置本体の前側板101に取付けられるカバー103
に設けられたガイドピン10P1によって軸受支持さ
れ、後フランジ10bが装置本体の後側板102に取付
けられる複数のガイドローラ10Rに外嵌して感光体ド
ラム10が保持される。後フランジ10bの外周に設け
られた歯車10Gを駆動用の歯車G1に噛合し、その動
力により透明の導電層を接地された状態で図1の矢印で
示す時計方向に感光体ドラム10が回転される。
フランジ10bとにより挟持される。前フランジ10a
が装置本体の前側板101に取付けられるカバー103
に設けられたガイドピン10P1によって軸受支持さ
れ、後フランジ10bが装置本体の後側板102に取付
けられる複数のガイドローラ10Rに外嵌して感光体ド
ラム10が保持される。後フランジ10bの外周に設け
られた歯車10Gを駆動用の歯車G1に噛合し、その動
力により透明の導電層を接地された状態で図1の矢印で
示す時計方向に感光体ドラム10が回転される。
【0010】本実施形態では、感光体ドラムの光導電体
層において適切なコントラストを付与できる露光光量を
有していればよい。従って、本実施形態における感光体
ドラムの透明基体の光透過率は、100%である必要は
なく、露光ビームの透過時にある程度の光が吸収される
ような特性であっても構わない。透光性基体の素材とし
ては、アクリル樹脂、特にメタクリル酸メチルエステル
モノマーを用い重合したものが、透明性、強度、精度、
表面性等において優れており好ましく用いられるが、そ
の他一般光学部材などに使用されるアクリル、フッ素、
ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフ
タレート、などの各種透光性樹脂が使用可能である。ま
た、透光性導電層としては、インジウム・スズ・酸化物
(ITO)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化
銅や、Au、Ag、Ni、Alなどからなる透光性を維
持した金属薄膜が用いられ、成膜法としては、真空蒸着
法、活性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各種CV
D法、浸漬塗工法、スプレー塗布法などが利用される。
また、光導電体層としては、アモルファスシリコン(a
−Si)合金感光層、アモルファスセレン合金感光層
や、各種有機感光層(OPC)が使用可能である。
層において適切なコントラストを付与できる露光光量を
有していればよい。従って、本実施形態における感光体
ドラムの透明基体の光透過率は、100%である必要は
なく、露光ビームの透過時にある程度の光が吸収される
ような特性であっても構わない。透光性基体の素材とし
ては、アクリル樹脂、特にメタクリル酸メチルエステル
モノマーを用い重合したものが、透明性、強度、精度、
表面性等において優れており好ましく用いられるが、そ
の他一般光学部材などに使用されるアクリル、フッ素、
ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフ
タレート、などの各種透光性樹脂が使用可能である。ま
た、透光性導電層としては、インジウム・スズ・酸化物
(ITO)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化
銅や、Au、Ag、Ni、Alなどからなる透光性を維
持した金属薄膜が用いられ、成膜法としては、真空蒸着
法、活性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各種CV
D法、浸漬塗工法、スプレー塗布法などが利用される。
また、光導電体層としては、アモルファスシリコン(a
−Si)合金感光層、アモルファスセレン合金感光層
や、各種有機感光層(OPC)が使用可能である。
【0011】帯電器としてのスコロトロン帯電器11は
イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒
色(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、像形成
体である感光体ドラム10の移動方向に対して直交する
方向に感光体ドラム10と対峙して取り付けられ、感光
体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所定の電位
に保持された制御グリッドと放電電極11aとして、例
えば鋸歯状電極を用いトナーと同極性の、例えば−5k
VDCの印加によるコロナ放電とによって帯電作用を行
い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与える。放電
電極としては、その他ワイヤ電極を用いることも可能で
ある。
イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒
色(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、像形成
体である感光体ドラム10の移動方向に対して直交する
方向に感光体ドラム10と対峙して取り付けられ、感光
体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所定の電位
に保持された制御グリッドと放電電極11aとして、例
えば鋸歯状電極を用いトナーと同極性の、例えば−5k
VDCの印加によるコロナ放電とによって帯電作用を行
い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与える。放電
電極としては、その他ワイヤ電極を用いることも可能で
ある。
【0012】各色毎の像露光手段としての露光ユニット
12は、感光体ドラム10上での露光位置を、スコロト
ロン帯電器11の放電電極11aと現像器13の現像位
置との間で、現像スリーブ131に対して感光体ドラム
の回転方向上流側に設けた状態で配置される。
12は、感光体ドラム10上での露光位置を、スコロト
ロン帯電器11の放電電極11aと現像器13の現像位
置との間で、現像スリーブ131に対して感光体ドラム
の回転方向上流側に設けた状態で配置される。
【0013】露光ユニット12は、感光体ドラム10の
軸と平行に主走査方向に配列された発光素子としてのL
ED(発光ダイオード)を複数個アレイ状に並べた線状
の露光素子12aと、等倍結像素子としてのセルフォッ
クレンズ12bとが、不図示のホルダに取付けられた露
光用ユニットとして構成される。装置本体の後側板10
2に設けられたガイドピン10P2と、前側板101に
取付けられるカバー103に設けられたガイドピン10
P1と、を案内として後側板102に固定される円柱状
の支持部材20に、各色毎の露光ユニット12が取付け
られて感光体ドラム10の基体内部に収容される。別体
の画像読み取り装置によって読み取られた各色の画像デ
ータがメモリより順次読み出されて各色毎の露光ユニッ
ト12にそれぞれ電気信号として入力される。
軸と平行に主走査方向に配列された発光素子としてのL
ED(発光ダイオード)を複数個アレイ状に並べた線状
の露光素子12aと、等倍結像素子としてのセルフォッ
クレンズ12bとが、不図示のホルダに取付けられた露
光用ユニットとして構成される。装置本体の後側板10
2に設けられたガイドピン10P2と、前側板101に
取付けられるカバー103に設けられたガイドピン10
P1と、を案内として後側板102に固定される円柱状
の支持部材20に、各色毎の露光ユニット12が取付け
られて感光体ドラム10の基体内部に収容される。別体
の画像読み取り装置によって読み取られた各色の画像デ
ータがメモリより順次読み出されて各色毎の露光ユニッ
ト12にそれぞれ電気信号として入力される。
【0014】露光素子としては、その他FL(蛍光体発
光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL(プラ
ズマ放電),LED(発光ダイオード)等の複数の発光
素子をアレイ状に並べた線状のものが用いられる。この
実施形態で使用される発光素子の発光波長は、通常Y,
M,Cのトナーの透過性の高い680〜900nmの範
囲のものが良好であるが、裏面から像露光を行うことか
らカラートナーに透明性を十分に有しないこれより短い
波長でもよい。
光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL(プラ
ズマ放電),LED(発光ダイオード)等の複数の発光
素子をアレイ状に並べた線状のものが用いられる。この
実施形態で使用される発光素子の発光波長は、通常Y,
M,Cのトナーの透過性の高い680〜900nmの範
囲のものが良好であるが、裏面から像露光を行うことか
らカラートナーに透明性を十分に有しないこれより短い
波長でもよい。
【0015】画像形成される色順序と、回転される感光
体ドラムに、該色順序に従って設けられる現像器は、本
実施形態においては、図1の矢印にて示す感光体ドラム
10の回転方向に対してY,Mの現像器13が感光体ド
ラム10の左側に、また、C,Kの現像器13が感光体
ドラム10の右側に配置され、Y,Mの現像器13の現
像ケーシング138の下方にY,Mのスコロトロン帯電
器11が、また、C,Kの現像器13の現像ケーシング
138の上方にC,Kのスコロトロン帯電器11が配置
される。
体ドラムに、該色順序に従って設けられる現像器は、本
実施形態においては、図1の矢印にて示す感光体ドラム
10の回転方向に対してY,Mの現像器13が感光体ド
ラム10の左側に、また、C,Kの現像器13が感光体
ドラム10の右側に配置され、Y,Mの現像器13の現
像ケーシング138の下方にY,Mのスコロトロン帯電
器11が、また、C,Kの現像器13の現像ケーシング
138の上方にC,Kのスコロトロン帯電器11が配置
される。
【0016】各色毎の現像手段である現像器13は、イ
エロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒色
(K)の一成分或いは二成分の現像剤をそれぞれ収容
し、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙
を保って、現像位置において感光体ドラム10の回転方
向と同方向に回転する現像スリーブ131を備えてい
る。
エロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒色
(K)の一成分或いは二成分の現像剤をそれぞれ収容
し、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙
を保って、現像位置において感光体ドラム10の回転方
向と同方向に回転する現像スリーブ131を備えてい
る。
【0017】上記の各色毎の現像器13は、前述したス
コロトロン帯電器11による帯電と露光ユニット12と
による像露光によって形成される感光体ドラム10上の
静電潜像を現像バイアス電圧の印加による非接触現像法
により非接触の状態で反転現像する。
コロトロン帯電器11による帯電と露光ユニット12と
による像露光によって形成される感光体ドラム10上の
静電潜像を現像バイアス電圧の印加による非接触現像法
により非接触の状態で反転現像する。
【0018】原稿画像は本装置とは別体の画像読取装置
の撮像素子により読み取られた画像或いは、コンピュー
タで編集された画像を、Y,M,C及びKの各色別の画
像データとして一旦メモリに記憶し格納する。
の撮像素子により読み取られた画像或いは、コンピュー
タで編集された画像を、Y,M,C及びKの各色別の画
像データとして一旦メモリに記憶し格納する。
【0019】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により駆動用の歯車G1を通して感光
体ドラム10の後フランジ10bに設けられた歯車10
Gが回動され感光体ドラム10を図1の矢印で示す時計
方向へ回転し、同時に感光体ドラム10の左方でイエロ
ー(Y)の現像器13の現像ケーシング138の下方に
配置されたYのスコロトロン帯電器11の帯電作用によ
り感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
駆動モータの始動により駆動用の歯車G1を通して感光
体ドラム10の後フランジ10bに設けられた歯車10
Gが回動され感光体ドラム10を図1の矢印で示す時計
方向へ回転し、同時に感光体ドラム10の左方でイエロ
ー(Y)の現像器13の現像ケーシング138の下方に
配置されたYのスコロトロン帯電器11の帯電作用によ
り感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0020】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、Yの露光ユニット12において第1の色信号即ちY
の画像データに対応する電気信号による露光が開始され
ドラムの回転走査によってその表面の感光層に原稿画像
のYの画像に対応する静電潜像を形成する。
と、Yの露光ユニット12において第1の色信号即ちY
の画像データに対応する電気信号による露光が開始され
ドラムの回転走査によってその表面の感光層に原稿画像
のYの画像に対応する静電潜像を形成する。
【0021】前記の潜像はYの現像器13により現像ス
リーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体
ドラム10の回転に応じ、帯電極性と同極性(本実施形
態ではマイナス)のイエロー(Y)のトナー像が形成さ
れる。
リーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体
ドラム10の回転に応じ、帯電極性と同極性(本実施形
態ではマイナス)のイエロー(Y)のトナー像が形成さ
れる。
【0022】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に、更に感光体ドラム10の左
方、イエロー(Y)の上部でマゼンタ(M)の現像器1
3の現像ケーシング138の下方に配置されたマゼンタ
(M)のスコロトロン帯電器11の帯電作用により電位
を付与され、Mの露光ユニット12の第2の色信号即ち
Mの画像データに対応する電気信号による露光が行わ
れ、Mの現像器13による非接触の反転現像によって前
記のイエロー(Y)のトナー像の上に、帯電極性と同極
性(本実施形態ではマイナス)のマゼンタ(M)のトナ
ー像が順次重ね合わせて形成される。
(Y)のトナー像の上に、更に感光体ドラム10の左
方、イエロー(Y)の上部でマゼンタ(M)の現像器1
3の現像ケーシング138の下方に配置されたマゼンタ
(M)のスコロトロン帯電器11の帯電作用により電位
を付与され、Mの露光ユニット12の第2の色信号即ち
Mの画像データに対応する電気信号による露光が行わ
れ、Mの現像器13による非接触の反転現像によって前
記のイエロー(Y)のトナー像の上に、帯電極性と同極
性(本実施形態ではマイナス)のマゼンタ(M)のトナ
ー像が順次重ね合わせて形成される。
【0023】同様のプロセスにより感光体ドラム10の
右方でシアン(C)の現像器13の現像ケーシング13
8の上方に配置されたシアン(C)のスコロトロン帯電
器11、Cの露光ユニット12及びCの現像器13によ
って更に第3の色信号に対応する、帯電極性と同極性
(本実施形態ではマイナス)のシアン(C)のトナー像
が、また感光体ドラム10の右方、Cの下部で黒色
(K)の現像器13の現像ケーシング138の上方に配
置された黒色(K)のスコロトロン帯電器11、露光ユ
ニット12及び現像器13によって第4の色信号に対応
する、帯電極性と同極性(本実施形態ではマイナス)の
黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感
光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのト
ナー像が形成される。
右方でシアン(C)の現像器13の現像ケーシング13
8の上方に配置されたシアン(C)のスコロトロン帯電
器11、Cの露光ユニット12及びCの現像器13によ
って更に第3の色信号に対応する、帯電極性と同極性
(本実施形態ではマイナス)のシアン(C)のトナー像
が、また感光体ドラム10の右方、Cの下部で黒色
(K)の現像器13の現像ケーシング138の上方に配
置された黒色(K)のスコロトロン帯電器11、露光ユ
ニット12及び現像器13によって第4の色信号に対応
する、帯電極性と同極性(本実施形態ではマイナス)の
黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感
光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのト
ナー像が形成される。
【0024】これ等Y,M,C及びKの露光ユニット1
2による感光体ドラム10の有機感光層に対する露光は
ドラムの内部より前述した透明の基体を通して行われ
る。従って第2,第3及び第4の色信号に対応する画像
の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受
けることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と同
等の静電潜像を形成することが可能となる。なお各露光
光学系12の発熱による感光体ドラム10内の温度の安
定化及び温度上昇の防止は、前記支持部材20に熱伝導
性の良好な材料を用い、低温の場合はヒータ201を用
い、高温の場合はヒートパイプ202を介して外部に放
熱する等の措置を講ずることにより支障のない程度迄抑
制することができる。
2による感光体ドラム10の有機感光層に対する露光は
ドラムの内部より前述した透明の基体を通して行われ
る。従って第2,第3及び第4の色信号に対応する画像
の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受
けることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と同
等の静電潜像を形成することが可能となる。なお各露光
光学系12の発熱による感光体ドラム10内の温度の安
定化及び温度上昇の防止は、前記支持部材20に熱伝導
性の良好な材料を用い、低温の場合はヒータ201を用
い、高温の場合はヒートパイプ202を介して外部に放
熱する等の措置を講ずることにより支障のない程度迄抑
制することができる。
【0025】現像器13が不図示の突き当てコロにより
感光体ドラム10と所定の値の間隙、例えば100μm
〜1000μmをあけて非接触に保たれ、各色毎の現像
器13による現像作用に際しては、現像スリーブ131
に対し直流電圧或いは更に交流電圧を加えた現像バイア
スが印加され、現像器の収容する一成分或いは二成分現
像剤によるジャンピング現像が行われて、透明な導電層
を接地する感光体ドラム10に対してトナーと同極性
(本実施形態ではマイナス)の直流バイアスを印加し
て、露光部にトナーを付着させる非接触の反転現像が行
われる。
感光体ドラム10と所定の値の間隙、例えば100μm
〜1000μmをあけて非接触に保たれ、各色毎の現像
器13による現像作用に際しては、現像スリーブ131
に対し直流電圧或いは更に交流電圧を加えた現像バイア
スが印加され、現像器の収容する一成分或いは二成分現
像剤によるジャンピング現像が行われて、透明な導電層
を接地する感光体ドラム10に対してトナーと同極性
(本実施形態ではマイナス)の直流バイアスを印加し
て、露光部にトナーを付着させる非接触の反転現像が行
われる。
【0026】中間転写体としての中間転写ベルト41が
両端の前後側板101,102に保持される第1ローラ
42、第2ローラ43、第3ローラ44及びバックアッ
プローラ46を内包して取付けられ、両端の前後側板1
01,102に可動に設けられ、外周面より中間転写ベ
ルト41を押圧するテンションローラ45のテンション
により、それぞれのローラ間に中間転写ベルト41が張
架される。テンションローラ45は第3ローラ44とバ
ックアップローラ46との間に設けられる。中間転写ベ
ルト41をクリーニングするベルトクリーニング装置4
9がバックアップローラ46に対向して中間転写ベルト
41の外側に配置され中間転写ベルト装置40が構成さ
れる。
両端の前後側板101,102に保持される第1ローラ
42、第2ローラ43、第3ローラ44及びバックアッ
プローラ46を内包して取付けられ、両端の前後側板1
01,102に可動に設けられ、外周面より中間転写ベ
ルト41を押圧するテンションローラ45のテンション
により、それぞれのローラ間に中間転写ベルト41が張
架される。テンションローラ45は第3ローラ44とバ
ックアップローラ46との間に設けられる。中間転写ベ
ルト41をクリーニングするベルトクリーニング装置4
9がバックアップローラ46に対向して中間転写ベルト
41の外側に配置され中間転写ベルト装置40が構成さ
れる。
【0027】感光体ドラム10の周面上に形成されたカ
ラーのトナー像は一旦中間転写体である中間転写ベルト
41の外周面上に転写される。
ラーのトナー像は一旦中間転写体である中間転写ベルト
41の外周面上に転写される。
【0028】中間転写ベルト41は、厚さ100〜50
0μm、電気抵抗は108〜1011Ω・cmのウレタン
ゴムから成り、更に表層に分離用に同様な抵抗値を有す
るテフロン層を設けたものであり、バックアップローラ
46に伝達される動力により感光体ドラム10の周速度
に同期して反時計方向に循環して搬送される。
0μm、電気抵抗は108〜1011Ω・cmのウレタン
ゴムから成り、更に表層に分離用に同様な抵抗値を有す
るテフロン層を設けたものであり、バックアップローラ
46に伝達される動力により感光体ドラム10の周速度
に同期して反時計方向に循環して搬送される。
【0029】中間転写ベルト41は第1ローラ42と第
2ローラ43との間のベルト面の外周を感光体ドラム1
0の周面に接し、一方第2ローラ44の外周のベルト面
を転写器としての転写ローラ14aに接していてそれぞ
れの接点においてトナー像の転写域を形成している。
2ローラ43との間のベルト面の外周を感光体ドラム1
0の周面に接し、一方第2ローラ44の外周のベルト面
を転写器としての転写ローラ14aに接していてそれぞ
れの接点においてトナー像の転写域を形成している。
【0030】感光体ドラム10周面に付着した状態にあ
るカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト41と
の間の接点において第2ローラ43へのトナーと反対極
性のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト41
の周面側に転写される。即ちドラム上のカラートナー像
は接地した第1ローラ42の案内によりトナーを散らす
ことなく、第1ローラ42と第2ローラ43とで形成さ
れる転写域(1次転写位置)へと搬送され、第2ローラ
43に対する、例えば−1kVないし−2kVのバイア
ス電圧の印加によって中間転写ベルト41側に効率良く
転写される(1次転写)。
るカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト41と
の間の接点において第2ローラ43へのトナーと反対極
性のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト41
の周面側に転写される。即ちドラム上のカラートナー像
は接地した第1ローラ42の案内によりトナーを散らす
ことなく、第1ローラ42と第2ローラ43とで形成さ
れる転写域(1次転写位置)へと搬送され、第2ローラ
43に対する、例えば−1kVないし−2kVのバイア
ス電圧の印加によって中間転写ベルト41側に効率良く
転写される(1次転写)。
【0031】一方では給紙カセット15の給紙ローラ1
5aの作動により転写材としての転写紙Pが搬出されて
タイミングローラ16に給送され、中間転写ベルト41
上のカラートナー像の搬送に同期して転写器としての転
写ローラ14aの転写域へと給紙される。
5aの作動により転写材としての転写紙Pが搬出されて
タイミングローラ16に給送され、中間転写ベルト41
上のカラートナー像の搬送に同期して転写器としての転
写ローラ14aの転写域へと給紙される。
【0032】転写ローラ14aは中間転写ベルト41の
周速度に同期して時計方向に回動されていて、給紙され
た転写紙Pは転写ローラ14aと接地状態にある第3ロ
ーラ44の間のニップ部の形成する転写域(2次転写位
置)において中間転写ベルト41上のカラートナー像に
密着され転写ローラ14aへの−1kVないし−2kV
のトナーと反対極性のバイアス電圧の印加により順次カ
ラートナー像が転写紙P上に転写される(2次転写)。
中間転写ベルトがベルトクリーニング装置49によって
クリーニングされる。また、転写ローラ14aが不図示
の転写ローラクリーニング装置によってクリーニングさ
れる。
周速度に同期して時計方向に回動されていて、給紙され
た転写紙Pは転写ローラ14aと接地状態にある第3ロ
ーラ44の間のニップ部の形成する転写域(2次転写位
置)において中間転写ベルト41上のカラートナー像に
密着され転写ローラ14aへの−1kVないし−2kV
のトナーと反対極性のバイアス電圧の印加により順次カ
ラートナー像が転写紙P上に転写される(2次転写)。
中間転写ベルトがベルトクリーニング装置49によって
クリーニングされる。また、転写ローラ14aが不図示
の転写ローラクリーニング装置によってクリーニングさ
れる。
【0033】中間転写ベルトの移動方向に対し、2次転
写位置の下流から1次転写位置の上流のトナー像の形成
されていない中間転写ベルトの部分をテンションローラ
により押圧し中間転写ベルト装置を構成とすることによ
り、中間転写ベルト装置の断面積が大幅に縮小され中間
転写ベルト装置の小型化が図られる。特に、従来の中間
転写体としての中間転写ベルト上にトナー像を重ね合わ
せてカラー画像を形成し、該重ね合わせトナー像を転写
材に一括転写する方式では、ほぼ中間転写ベルトの全面
に亙ってトナー像が形成されるので、テンションローラ
による中間転写ベルト装置の小型化が困難であったが、
像形成体上に重ね合わせトナー像を形成し、該重ね合わ
せトナー像を中間転写ベルトに一旦転写(1次転写)
し、続いて中間転写ベルト上の重ね合わせトナー像を転
写器により転写材に転写(2次転写)する方式では、2
次転写位置の下流から1次転写位置の上流のトナー像の
形成されていない中間転写ベルトの部分をテンションロ
ーラにより押圧し中間転写ベルト装置を構成が可能とな
り、中間転写ベルト装置の断面積が大幅に縮小され中間
転写ベルト装置の小型化が図られる。
写位置の下流から1次転写位置の上流のトナー像の形成
されていない中間転写ベルトの部分をテンションローラ
により押圧し中間転写ベルト装置を構成とすることによ
り、中間転写ベルト装置の断面積が大幅に縮小され中間
転写ベルト装置の小型化が図られる。特に、従来の中間
転写体としての中間転写ベルト上にトナー像を重ね合わ
せてカラー画像を形成し、該重ね合わせトナー像を転写
材に一括転写する方式では、ほぼ中間転写ベルトの全面
に亙ってトナー像が形成されるので、テンションローラ
による中間転写ベルト装置の小型化が困難であったが、
像形成体上に重ね合わせトナー像を形成し、該重ね合わ
せトナー像を中間転写ベルトに一旦転写(1次転写)
し、続いて中間転写ベルト上の重ね合わせトナー像を転
写器により転写材に転写(2次転写)する方式では、2
次転写位置の下流から1次転写位置の上流のトナー像の
形成されていない中間転写ベルトの部分をテンションロ
ーラにより押圧し中間転写ベルト装置を構成が可能とな
り、中間転写ベルト装置の断面積が大幅に縮小され中間
転写ベルト装置の小型化が図られる。
【0034】テンションローラ45により押圧される中
間転写ベルト41の張力は、50N/m以上、500N
/m以下が好ましい。50N/m以下だと弛みが生じ、
500N/m以上だと張り過ぎにより良好な画像が形成
されない。
間転写ベルト41の張力は、50N/m以上、500N
/m以下が好ましい。50N/m以下だと弛みが生じ、
500N/m以上だと張り過ぎにより良好な画像が形成
されない。
【0035】また、テンションローラ45の押圧力は、
テンションローラ45の両端部にかけられ、両端部の押
圧力がそれぞれ異なっていることが好ましい。押圧力が
両端でそれぞれ異なっていることにより中間転写ベルト
45が片側に寄せられて移動されるので、蛇行が防止さ
れる。
テンションローラ45の両端部にかけられ、両端部の押
圧力がそれぞれ異なっていることが好ましい。押圧力が
両端でそれぞれ異なっていることにより中間転写ベルト
45が片側に寄せられて移動されるので、蛇行が防止さ
れる。
【0036】カラートナー像の転写を受けた転写紙Pは
除電器としての除電ブラシ14bにより除電され、搬送
ベルト14eを介して定着装置17に搬送され、熱ロー
ラ17aと圧着ローラ17bとの間に挟着搬送して加熱
され、トナーを溶着して定着がなされたのち排紙ローラ
18を介して装置外部に排出される。
除電器としての除電ブラシ14bにより除電され、搬送
ベルト14eを介して定着装置17に搬送され、熱ロー
ラ17aと圧着ローラ17bとの間に挟着搬送して加熱
され、トナーを溶着して定着がなされたのち排紙ローラ
18を介して装置外部に排出される。
【0037】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング装置19においてクリーニングブレード
19aによって感光体ドラム10面を摺擦され、残留ト
ナーを除去、清掃されて原稿画像のトナー像の形成を続
行するかもしくは一旦停止して新たな原稿画像のトナー
像の形成にかかる。クリーニングブレード19a及びク
リーニングローラ19bによって掻き落とされた廃トナ
ーは、トナー搬送スクリュウ19cにより不図示の廃ト
ナー容器へと排出される。クリーニング終了後、クリー
ニングブレード19a及びクリーニングローラ19bは
感光体ドラム10の損傷を防止するために、感光体ドラ
ム10より離間した状態に保たれる。
はクリーニング装置19においてクリーニングブレード
19aによって感光体ドラム10面を摺擦され、残留ト
ナーを除去、清掃されて原稿画像のトナー像の形成を続
行するかもしくは一旦停止して新たな原稿画像のトナー
像の形成にかかる。クリーニングブレード19a及びク
リーニングローラ19bによって掻き落とされた廃トナ
ーは、トナー搬送スクリュウ19cにより不図示の廃ト
ナー容器へと排出される。クリーニング終了後、クリー
ニングブレード19a及びクリーニングローラ19bは
感光体ドラム10の損傷を防止するために、感光体ドラ
ム10より離間した状態に保たれる。
【0038】上記の本発明のカラー画像形成装置は、像
形成体よりの重ね合わせトナー像の転写に中間転写ベル
トを使用することにより、転写紙Pの搬送面を像形成体
の周面より離間した位置に移転することを実現し、それ
によって像形成体の周面に新たなスペースを生み出し
て、前記の各現像器、帯電器及びクリーニング装置等の
画像形成プロセス部材の自由な配置が可能な空間が設け
られ、またを図1に示すように無駄な空間を生ぜず、か
つ各現像器、帯電器及びクリーニング装置等のバランス
のとれた配置を可能としている。即ち、転写紙Pの搬送
面の下方への移転により生じた像形成体周面下部のスペ
ースに、前記の中間転写ベルトと共に更に像形成体のク
リーニング装置、ベルトクリーニング装置、不図示の転
写ローラクリーニング装置や不図示のそれぞれの廃トナ
ー回収容器等の配置が可能となる。
形成体よりの重ね合わせトナー像の転写に中間転写ベル
トを使用することにより、転写紙Pの搬送面を像形成体
の周面より離間した位置に移転することを実現し、それ
によって像形成体の周面に新たなスペースを生み出し
て、前記の各現像器、帯電器及びクリーニング装置等の
画像形成プロセス部材の自由な配置が可能な空間が設け
られ、またを図1に示すように無駄な空間を生ぜず、か
つ各現像器、帯電器及びクリーニング装置等のバランス
のとれた配置を可能としている。即ち、転写紙Pの搬送
面の下方への移転により生じた像形成体周面下部のスペ
ースに、前記の中間転写ベルトと共に更に像形成体のク
リーニング装置、ベルトクリーニング装置、不図示の転
写ローラクリーニング装置や不図示のそれぞれの廃トナ
ー回収容器等の配置が可能となる。
【0039】更に、前記の如く中間転写ベルトの移動方
向に対し、重ね合わせトナー像の形成されていない2次
転写位置の下流から1次転写位置の上流との間にテンシ
ョンローラを設け、該テンションローラにより中間転写
ベルトを押圧する中間転写ベルト装置の構成とすること
により中間転写ベルト装置の小型化が図られる。
向に対し、重ね合わせトナー像の形成されていない2次
転写位置の下流から1次転写位置の上流との間にテンシ
ョンローラを設け、該テンションローラにより中間転写
ベルトを押圧する中間転写ベルト装置の構成とすること
により中間転写ベルト装置の小型化が図られる。
【0040】テンションローラ45が両端の前後側板1
01,102に不図示のテンションにより可動可能に設
けられる。中間転写ベルト41を押圧するテンションロ
ーラ45の形状は左右にテーパを有することが好まし
く、テーパを設けることにより中間転写ベルト41の回
動時に、図3に矢印で示すように、テンションローラ4
5の小径側の後側板102の方向に中間転写ベルト41
が寄せられ、後側板102に沿って中間転写ベルト41
が回動され、移動時の蛇行が防止される。テーパの値は
5/1000以上、100/1000以下が蛇行防止に
好ましい。5/1000以下であると寄せる力が弱く、
また100/1000以上であると寄せる力が強すぎ蛇
行防止がされない。
01,102に不図示のテンションにより可動可能に設
けられる。中間転写ベルト41を押圧するテンションロ
ーラ45の形状は左右にテーパを有することが好まし
く、テーパを設けることにより中間転写ベルト41の回
動時に、図3に矢印で示すように、テンションローラ4
5の小径側の後側板102の方向に中間転写ベルト41
が寄せられ、後側板102に沿って中間転写ベルト41
が回動され、移動時の蛇行が防止される。テーパの値は
5/1000以上、100/1000以下が蛇行防止に
好ましい。5/1000以下であると寄せる力が弱く、
また100/1000以上であると寄せる力が強すぎ蛇
行防止がされない。
【0041】また、テンションローラ45の押圧力は、
テンションローラ45の両端部にかけられ、両端部の押
圧力がそれぞれ異なっていることが好ましい。押圧力が
両端でそれぞれ異なっていることにより中間転写ベルト
45が片側に寄せられて移動されるので、蛇行が防止さ
れる。
テンションローラ45の両端部にかけられ、両端部の押
圧力がそれぞれ異なっていることが好ましい。押圧力が
両端でそれぞれ異なっていることにより中間転写ベルト
45が片側に寄せられて移動されるので、蛇行が防止さ
れる。
【0042】実施形態2 テンションローラの第二の実施形態について図4を用い
て説明する。図4は、テンションローラの第二の実施形
態を示す図である。本実施形態の画像形成プロセス及び
各機構は第一の実施形態にて説明したものと同様であ
り、同様の機能、構造を有する部材には同一の符番を付
した。
て説明する。図4は、テンションローラの第二の実施形
態を示す図である。本実施形態の画像形成プロセス及び
各機構は第一の実施形態にて説明したものと同様であ
り、同様の機能、構造を有する部材には同一の符番を付
した。
【0043】テンションローラ145が両端の前後側板
101,102に不図示のテンションにより可動可能に
設けられる。中間転写ベルト41を押圧するテンション
ローラ145の形状を中央が凸型の太鼓上の形状とす
る。凸型の太鼓上の形状とすることにより、中間転写ベ
ルト41が移動時に中央に寄せられ、中間転写ベルト4
1の幅方向の中央がテンションローラ145の中央位置
に常に保たれた状態で移動され、中間転写ベルト41の
移動時の蛇行が防止される。
101,102に不図示のテンションにより可動可能に
設けられる。中間転写ベルト41を押圧するテンション
ローラ145の形状を中央が凸型の太鼓上の形状とす
る。凸型の太鼓上の形状とすることにより、中間転写ベ
ルト41が移動時に中央に寄せられ、中間転写ベルト4
1の幅方向の中央がテンションローラ145の中央位置
に常に保たれた状態で移動され、中間転写ベルト41の
移動時の蛇行が防止される。
【0044】テンションローラ145により押圧される
中間転写ベルト41の張力は、50N/m以上、500
N/m以下が好ましい。50N/m以下だと弛みが生
じ、500N/m以上だと張り過ぎにより良好な画像が
形成されない。
中間転写ベルト41の張力は、50N/m以上、500
N/m以下が好ましい。50N/m以下だと弛みが生
じ、500N/m以上だと張り過ぎにより良好な画像が
形成されない。
【0045】また、テンションローラ145の押圧力
は、テンションローラ145の両端部にかけられ、両端
部の押圧力がそれぞれ異なっていることが好ましい。押
圧力が両端でそれぞれ異なっていることにより中間転写
ベルト45が片側に寄せられて移動されるので、蛇行が
防止される。
は、テンションローラ145の両端部にかけられ、両端
部の押圧力がそれぞれ異なっていることが好ましい。押
圧力が両端でそれぞれ異なっていることにより中間転写
ベルト45が片側に寄せられて移動されるので、蛇行が
防止される。
【0046】実施形態3 テンションローラの第三の実施形態について図5を用い
て説明する。図5は、テンションローラの第三の実施形
態を示す図である。本実施形態の画像形成プロセス及び
各機構は第一の実施形態にて説明したものと同様であ
り、同様の機能、構造を有する部材には同一の符番を付
した。
て説明する。図5は、テンションローラの第三の実施形
態を示す図である。本実施形態の画像形成プロセス及び
各機構は第一の実施形態にて説明したものと同様であ
り、同様の機能、構造を有する部材には同一の符番を付
した。
【0047】テンションローラ245は櫛歯状のひだ2
45aを有する弾性ゴムローラで形成されており、ひだ
245aの軸方向の弾性変位により中間転写ベルト41
が前側板101との間に設けられたバネ246により押
圧されるエッジガイド247に当接されながら回動す
る。ひだ245aの軸方向の弾性力とバネ246との押
圧力がバランスされて中間転写ベルト41が蛇行なく走
行される。
45aを有する弾性ゴムローラで形成されており、ひだ
245aの軸方向の弾性変位により中間転写ベルト41
が前側板101との間に設けられたバネ246により押
圧されるエッジガイド247に当接されながら回動す
る。ひだ245aの軸方向の弾性力とバネ246との押
圧力がバランスされて中間転写ベルト41が蛇行なく走
行される。
【0048】テンションローラ245により押圧される
中間転写ベルト41の張力は、50N/m以上、500
N/m以下が好ましい。50N/m以下だと弛みが生
じ、500N/m以上だと張り過ぎにより良好な画像が
形成されない。
中間転写ベルト41の張力は、50N/m以上、500
N/m以下が好ましい。50N/m以下だと弛みが生
じ、500N/m以上だと張り過ぎにより良好な画像が
形成されない。
【0049】実施形態4 テンションローラの第四の実施形態について図6を用い
て説明する。図6は、テンションローラの第四の実施形
態を示す図である。本実施形態の画像形成プロセス及び
各機構は第一の実施形態にて説明したものと同様であ
り、同様の機能、構造を有する部材には同一の符番を付
した。
て説明する。図6は、テンションローラの第四の実施形
態を示す図である。本実施形態の画像形成プロセス及び
各機構は第一の実施形態にて説明したものと同様であ
り、同様の機能、構造を有する部材には同一の符番を付
した。
【0050】テンションローラ345はループ繊維から
なるブラシローラで形成されており、ブラシローラによ
り中間転写ベルト41上に付着した微小のトナーや熱や
圧力等で熔融したトナーによるフィルミング層を除去す
る。ブラシ材質としてアクリル繊維或いは金属繊維を用
いると、フィルミング層の良好な除去が行われる。更
に、テンションローラ345を不図示の駆動系により回
転数1〜10/secで回転させる(回転方向は中間転
写ベルト41に対して順転、逆転何れも可)ことによ
り、効果的に除去が行える。フィルミング層が中間転写
ベルト上より除去されることにより、転写効率が低下す
ることなく、画像品質の良好な画像が形成される。
なるブラシローラで形成されており、ブラシローラによ
り中間転写ベルト41上に付着した微小のトナーや熱や
圧力等で熔融したトナーによるフィルミング層を除去す
る。ブラシ材質としてアクリル繊維或いは金属繊維を用
いると、フィルミング層の良好な除去が行われる。更
に、テンションローラ345を不図示の駆動系により回
転数1〜10/secで回転させる(回転方向は中間転
写ベルト41に対して順転、逆転何れも可)ことによ
り、効果的に除去が行える。フィルミング層が中間転写
ベルト上より除去されることにより、転写効率が低下す
ることなく、画像品質の良好な画像が形成される。
【0051】ブラシローラよりなるテンションローラ3
45により押圧される中間転写ベルト41の張力は、5
0N/m以上、500N/m以下が好ましい。50N/
m以下だと弛みが生じ、500N/m以上だと張り過ぎ
により良好な画像が形成されない。
45により押圧される中間転写ベルト41の張力は、5
0N/m以上、500N/m以下が好ましい。50N/
m以下だと弛みが生じ、500N/m以上だと張り過ぎ
により良好な画像が形成されない。
【0052】実施形態5 中間転写ベルトの他の張り方について図7を用いて説明
する。図7は、中間転写ベルトの他の張り方を示す図で
ある。本実施形態の画像形成プロセス及び各機構は第一
の実施形態にて説明したものと同様であり、同様の機
能、構造を有する部材には同一の符番を付した。
する。図7は、中間転写ベルトの他の張り方を示す図で
ある。本実施形態の画像形成プロセス及び各機構は第一
の実施形態にて説明したものと同様であり、同様の機
能、構造を有する部材には同一の符番を付した。
【0053】中間転写体としての中間転写ベルト41が
不図示の前後側板に保持される第1ローラ42、第2ロ
ーラ43、第3ローラ44及びバックアップローラ46
を内包して取付けられ、不図示の両端の前後側板に可動
に設けられ、外周面より中間転写ベルト41を押圧する
テンションローラ45のテンションにより、それぞれの
ローラ間に中間転写ベルト41が張架される。テンショ
ンローラ45はバックアップローラ46と第1ローラ4
2との間に設けられる。中間転写ベルト41をクリーニ
ングするベルトクリーニング装置49がバックアップロ
ーラ46に対向して中間転写ベルト41の外側に配置さ
れ中間転写ベルト装置40が構成される。
不図示の前後側板に保持される第1ローラ42、第2ロ
ーラ43、第3ローラ44及びバックアップローラ46
を内包して取付けられ、不図示の両端の前後側板に可動
に設けられ、外周面より中間転写ベルト41を押圧する
テンションローラ45のテンションにより、それぞれの
ローラ間に中間転写ベルト41が張架される。テンショ
ンローラ45はバックアップローラ46と第1ローラ4
2との間に設けられる。中間転写ベルト41をクリーニ
ングするベルトクリーニング装置49がバックアップロ
ーラ46に対向して中間転写ベルト41の外側に配置さ
れ中間転写ベルト装置40が構成される。
【0054】感光体ドラム10の周面上に形成されたカ
ラーのトナー像は一旦中間転写体である中間転写ベルト
41の外周面上に転写される。
ラーのトナー像は一旦中間転写体である中間転写ベルト
41の外周面上に転写される。
【0055】中間転写ベルト41は、厚さ100〜50
0μm、電気抵抗は108〜1011Ω・cmのウレタン
ゴムから成り、更に表層に分離用に同様な抵抗値を有す
るテフロン層を設けたものであり、バックアップローラ
46に伝達される動力により感光体ドラム10の周速度
に同期して反時計方向に循環して搬送される。
0μm、電気抵抗は108〜1011Ω・cmのウレタン
ゴムから成り、更に表層に分離用に同様な抵抗値を有す
るテフロン層を設けたものであり、バックアップローラ
46に伝達される動力により感光体ドラム10の周速度
に同期して反時計方向に循環して搬送される。
【0056】中間転写ベルト41は第1ローラ42と第
2ローラ43との間のベルト面の外周を感光体ドラム1
0の周面に接し、一方第2ローラ44の外周のベルト面
を転写器としての転写ローラ14aに接していてそれぞ
れの接点においてトナー像の転写域を形成している。
2ローラ43との間のベルト面の外周を感光体ドラム1
0の周面に接し、一方第2ローラ44の外周のベルト面
を転写器としての転写ローラ14aに接していてそれぞ
れの接点においてトナー像の転写域を形成している。
【0057】感光体ドラム10周面に付着した状態にあ
るカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト41と
の間の接点において第2ローラ43へのトナーと反対極
性のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト41
の周面側に転写される。即ちドラム上のカラートナー像
は接地した第1ローラ42の案内によりトナーを散らす
ことなく、第1ローラ42と第2ローラ43とで形成さ
れる転写域(1次転写位置)へと搬送され、第2ローラ
43に対する、例えば−1kVないし−2kVのバイア
ス電圧の印加によって中間転写ベルト41側に効率良く
転写される(1次転写)。
るカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト41と
の間の接点において第2ローラ43へのトナーと反対極
性のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト41
の周面側に転写される。即ちドラム上のカラートナー像
は接地した第1ローラ42の案内によりトナーを散らす
ことなく、第1ローラ42と第2ローラ43とで形成さ
れる転写域(1次転写位置)へと搬送され、第2ローラ
43に対する、例えば−1kVないし−2kVのバイア
ス電圧の印加によって中間転写ベルト41側に効率良く
転写される(1次転写)。
【0058】一方で、不図示の給紙カセットより転写材
としての転写紙Pが中間転写ベルト41上のカラートナ
ー像の搬送に同期して転写器としての転写ローラ14a
の転写域へと給紙される。
としての転写紙Pが中間転写ベルト41上のカラートナ
ー像の搬送に同期して転写器としての転写ローラ14a
の転写域へと給紙される。
【0059】転写ローラ14aは中間転写ベルト41の
周速度に同期して時計方向に回動されていて、給紙され
た転写紙Pは転写ローラ14aと接地状態にある第3ロ
ーラ44の間のニップ部の形成する転写域(2次転写位
置)において中間転写ベルト41上のカラートナー像に
密着され転写ローラ14aへの−1kVないし−2kV
のトナーと反対極性のバイアス電圧の印加により順次カ
ラートナー像が転写紙P上に転写される(2次転写)。
中間転写ベルトがベルトクリーニング装置49によって
クリーニングされる。
周速度に同期して時計方向に回動されていて、給紙され
た転写紙Pは転写ローラ14aと接地状態にある第3ロ
ーラ44の間のニップ部の形成する転写域(2次転写位
置)において中間転写ベルト41上のカラートナー像に
密着され転写ローラ14aへの−1kVないし−2kV
のトナーと反対極性のバイアス電圧の印加により順次カ
ラートナー像が転写紙P上に転写される(2次転写)。
中間転写ベルトがベルトクリーニング装置49によって
クリーニングされる。
【0060】中間転写ベルトの移動方向に対し、2次転
写位置の下流から1次転写位置の上流のトナー像の形成
されていない中間転写ベルトの部分をテンションローラ
により押圧し中間転写ベルト装置を構成とすることによ
り中間転写ベルト装置の小型化が図られる。また、テン
ションローラ45の汚れも少ない。
写位置の下流から1次転写位置の上流のトナー像の形成
されていない中間転写ベルトの部分をテンションローラ
により押圧し中間転写ベルト装置を構成とすることによ
り中間転写ベルト装置の小型化が図られる。また、テン
ションローラ45の汚れも少ない。
【0061】本実施形態に、実施形態1〜4にて説明し
た形状、材質等のテンションローラが用いられることは
勿論である。
た形状、材質等のテンションローラが用いられることは
勿論である。
【0062】
【発明の効果】請求項1によれば、中間転写ベルトの移
動方向に対し、2次転写位置の下流から1次転写位置の
上流のトナー像の形成されていない中間転写ベルトの部
分をテンションローラにより押圧する構成とすることに
より、中間転写ベルト装置の断面積が大幅に縮小され中
間転写ベルト装置の小型化が図られる。
動方向に対し、2次転写位置の下流から1次転写位置の
上流のトナー像の形成されていない中間転写ベルトの部
分をテンションローラにより押圧する構成とすることに
より、中間転写ベルト装置の断面積が大幅に縮小され中
間転写ベルト装置の小型化が図られる。
【0063】請求項2によれば、テーパにより中間転写
ベルトが回転するにつれて一端に寄せられ、中間転写ベ
ルトの蛇行が防止されて画像不良が抑えられる。
ベルトが回転するにつれて一端に寄せられ、中間転写ベ
ルトの蛇行が防止されて画像不良が抑えられる。
【0064】請求項3によれば、より良好に蛇行が防止
される。
される。
【0065】請求項4によれば、押圧力を両端で変える
ことにより中間転写ベルトが回転するにつれて一端に寄
せられ、中間転写ベルトの蛇行が防止されて画像不良が
抑えられる。
ことにより中間転写ベルトが回転するにつれて一端に寄
せられ、中間転写ベルトの蛇行が防止されて画像不良が
抑えられる。
【0066】請求項5によれば、中間転写ベルトのトナ
ーフィルミングが防止される。
ーフィルミングが防止される。
【0067】請求項6によれば、より良好にトナーフィ
ルミングが防止される。
ルミングが防止される。
【0068】請求項7によれば、更に、良好にトナーフ
ィルミングが防止される。
ィルミングが防止される。
【0069】請求項8によれば、中間転写ベルトに弛み
が生じたり、中間転写ベルトが張り過ぎたりすることが
なく、良好な画像が形成される。
が生じたり、中間転写ベルトが張り過ぎたりすることが
なく、良好な画像が形成される。
【0070】請求項9によれば、中間転写ベルトの蛇行
がより良好に防止される。
がより良好に防止される。
【図1】本発明の画像形成装置の一実施形態を示すカラ
ー画像形成装置の断面構成図である。
ー画像形成装置の断面構成図である。
【図2】図1の像形成体の側断面図である。
【図3】テンションローラの第一の実施形態を示す図で
ある。
ある。
【図4】テンションローラの第二の実施形態を示す図で
ある。
ある。
【図5】テンションローラの第三の実施形態を示す図で
ある。
ある。
【図6】テンションローラの第四の実施形態を示す図で
ある。
ある。
【図7】中間転写ベルトの他の張り方を示す図である。
10 感光体ドラム 14a 転写ローラ 40 中間転写ベルト装置 41 中間転写ベルト 42 第1ローラ 43 第2ローラ 44 第3ローラ 45 テンションローラ 46 バックアップローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 時松 宏行 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 小野寺 正泰 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 三浦 俊英 東京都小金井市緑町5丁目14番14号
Claims (9)
- 【請求項1】 像形成体上に形成されたトナー像を中間
転写体に1次転写した後、前記中間転写体から転写材に
2次転写を行う画像形成装置において、前記中間転写体
は中間転写ベルトであり、前記中間転写ベルトの移動方
向に対し、2次転写位置より下流側で、且つ1次転写位
置より上流側に、前記中間転写ベルトを外周面から押圧
するテンションローラを設けたことを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項2】 前記テンションローラの外周に、テーパ
を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 前記テーパの値は5/1000以上、1
00/1000以下であることを特徴とする請求項2に
記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記テンションローラは両端部に押圧力
がかけられており、前記押圧力が両端で異なっているこ
とを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像
形成装置。 - 【請求項5】 前記テンションローラはループ繊維から
なるブラシローラであることを特徴とする請求項1〜4
の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記ブラシローラの材質はアクリル繊維
或いは金属繊維であることを特徴とする請求項5に記載
の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記ブラシローラは回転数1〜10/s
ecで回転していることを特徴とする請求項5又は6に
記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記テンションローラによる前記中間転
写ベルトの張力が50N/m以上、500N/m以下で
あることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載
の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記テンションローラの材質は弾性ゴム
であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記
載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3066796A JPH09222804A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3066796A JPH09222804A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09222804A true JPH09222804A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12310095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3066796A Pending JPH09222804A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09222804A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007121943A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Ricoh Co Ltd | 転写装置及び画像形成装置 |
US7460811B2 (en) | 2006-02-23 | 2008-12-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2009002992A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2010026227A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Ricoh Co Ltd | 転写装置及びこれを用いた画像形成装置 |
US7668492B2 (en) | 2006-02-06 | 2010-02-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus featuring a rotatable image carrying belt and a belt rotation control unit for minimizing curling of the belt |
JP2013167905A (ja) * | 2013-04-30 | 2013-08-29 | Ricoh Co Ltd | 転写装置及びこれを用いた画像形成装置 |
US8768200B2 (en) | 2008-07-08 | 2014-07-01 | Ricoh Company, Limited | Transfer unit and image forming apparatus employing the transfer unit |
JP2015114637A (ja) * | 2013-12-16 | 2015-06-22 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 定着装置及び画像形成装置 |
-
1996
- 1996-02-19 JP JP3066796A patent/JPH09222804A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007121943A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Ricoh Co Ltd | 転写装置及び画像形成装置 |
JP4653632B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2011-03-16 | 株式会社リコー | 転写装置及び画像形成装置 |
US7668492B2 (en) | 2006-02-06 | 2010-02-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus featuring a rotatable image carrying belt and a belt rotation control unit for minimizing curling of the belt |
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US9395656B2 (en) | 2008-07-08 | 2016-07-19 | Ricoh Company, Ltd. | Transfer unit and image forming apparatus employing the transfer unit |
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JP2013167905A (ja) * | 2013-04-30 | 2013-08-29 | Ricoh Co Ltd | 転写装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2015114637A (ja) * | 2013-12-16 | 2015-06-22 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 定着装置及び画像形成装置 |
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