JPH0961831A - 液晶表示素子の液晶注入方法および液晶注入装置 - Google Patents

液晶表示素子の液晶注入方法および液晶注入装置

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JPH0961831A
JPH0961831A JP21905695A JP21905695A JPH0961831A JP H0961831 A JPH0961831 A JP H0961831A JP 21905695 A JP21905695 A JP 21905695A JP 21905695 A JP21905695 A JP 21905695A JP H0961831 A JPH0961831 A JP H0961831A
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JP
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liquid crystal
crystal panel
panel
chamber
injection device
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JP21905695A
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Kazuto Fukazawa
一登 深澤
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定量の液晶を滴下し、しかも液晶の脱泡を
行う。 【解決手段】 チャンバ1内の空間に露呈した液晶塗布
部23の液晶塗布面にゲル状の液晶3を塗布して、チャ
ンバ1内を真空状態した後、液晶加熱ヒータ21の熱に
て液晶塗布部23の液晶滴下部23aまで加熱し、液晶
3を液状にして液晶注入口64に滴下し、チャンバ1内
に大気を導入して液晶3を液晶パネル6の内部に注入せ
しめる。液晶塗布部23は、液晶加熱ヒータ21の熱を
液晶滴下部23aまで伝導する部材で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子の液晶注
入方法および液晶注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶を注入する方法として、真空
注入法が知られている。この方法は、箱状のチャンバ内
に液晶パネルを配置してチャンバ内を真空状態にし、液
晶パネルの液晶注入口を液状の液晶が収容されている受
け皿に浸漬し、チャンバ内に大気を導入して、液晶パネ
ル内外の圧力差および毛細管現象により、液状の液晶を
液晶パネル内へ注入するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、液晶
パネルの液晶注入口側外壁にも液晶が多く付着してしま
い、この液晶は拭き取って捨てるため、液晶歩留り(=
液晶パネル内に注入される液晶量/(液晶パネル内に注
入される液晶量+液晶パネルの外壁に付着する液晶
量))が悪い。これに対して、図8のように、液晶3を
ディスペンサ2内に収容し、ディスペンサ2近傍に設け
た液晶加熱ヒータ21により液晶3を加熱して液体状態
とし、ディスペンサ2のピストン25を押すことによ
り、ディスペンサ2のニードル部5から液晶パネル6の
液晶注入口64に液晶3を滴下するものがある。
【0004】こうすることで、液晶注入口64側外壁に
付着する液晶3は少なくなるが、以下のような問題が生
じる。液晶加熱ヒータ21は、金属からなるディスペン
サ2のバレル部27に設けられており、ニードル部5
は、液晶パネル6の保護のためテフロン等の樹脂からな
る。そして、樹脂からなるニードル部5は金属からなる
バレル部27よりも熱が伝わりにくいため、液晶加熱ヒ
ータ21により加熱されたバレル部27の熱によりニー
ドル部5まで均一に加熱することが出来ない。従って、
ニードル部5を通る液晶3は均一な液体状態とならず、
液晶3がニードル部5を通る際に粘性抵抗が生じてしま
い、液晶3を一定量滴下できないという問題がある。
【0005】また、一般に、減圧と同時に液晶3の脱泡
もされるが、ディスペンサ2にはピストン25が密栓さ
れているため、液晶3がチャンバ1内の空間に開放され
ておらず、チャンバ1内を減圧してもディスペンサ2内
の液晶3の脱泡が十分なされず、液晶パネル6に液晶3
が注入された後、ボイドが析出する恐れもある。本発明
は上記問題に鑑みてなされたもので、一定量の液晶を滴
下し、しかも液晶の脱泡を行うことを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明は上記目的を達成するため、以下
の技術的手段を採用する。請求項1に記載の発明におい
ては、チャンバ(1)内の空間に露呈した液晶塗布部
(23)の液晶塗布面にゲル状の液晶(3)を塗布し
て、チャンバ(1)内を真空状態にした後、液晶加熱ヒ
ータ(21)の熱にて液晶塗布部(23)の液晶滴下部
(23a)まで加熱して液晶(3)を液状にして液晶注
入口(64)に滴下し、チャンバ(1)内に大気を導入
して液晶(3)を液晶パネル(6)の内部に注入せしめ
ることを特徴としている。
【0007】このように、液晶塗布部の液晶滴下部まで
液晶加熱ヒータの熱により加熱されるため、液晶が液晶
パネルの液晶注入口に滴下されるまで液状を保つことが
でき、一定量の液晶を滴下できる。また、液晶塗布部
は、チャンバ内の真空状態に露呈しているため、液晶塗
布部に塗布された液晶の脱泡を十分行うことが出来る。
請求項2に記載の発明においては、液状の液晶(3)を
滴下する工程の前に、液晶パネル(6)を加熱する工程
を設けていることを特徴としている。
【0008】従って、液状の液晶を液晶注入口に滴下す
る工程から液晶を液晶パネルに注入する工程にわたっ
て、液晶がゲル状に戻ることなく、円滑に液晶パネル内
に注入することが出来る。請求項3に記載の発明におい
ては、液晶パネル(6)を加熱する工程は、液晶パネル
(6)の中心部よりも周辺部を多く加熱する工程である
ことを特徴している。
【0009】従って、中心部よりも周辺部を多く加熱す
ることで、液晶パネルの場所による温度差を小さくする
ことができるので、液晶パネルの変形が生じたり、液晶
パネル内への液晶の注入速度が不均一となったり、その
注入速度の違いにより液晶の配向が異なってしまうこと
が防止される。また、請求項4ないし15に記載の液晶
注入装置によれば、請求項1ないし3に記載の液晶注入
方法を実施することが出来る。
【0010】請求項5に記載の液晶注入装置において
は、液晶塗布部(23)の液晶滴下部(23a)が、尖
った形状を有することを特徴としている。従って、液状
の液晶が、尖った形状に沿って滴下しやすく、表面張力
により液晶塗布部に残る液晶を極力少なくすることが出
来るため、液晶塗布部に一定量の液晶を塗布すればよ
く、液晶の歩留りが良くなる。しかも、その尖った形状
により液晶が滴下しやすいため、一定量滴下するまでの
時間が短くなり、液晶を液晶パネルに注入する作業にか
かる時間を短縮できる。
【0011】請求項6に記載の液晶注入装置において
は、液晶塗布部(23)が、真空状態における液晶
(3)の脱泡時の液晶(3)の飛散を防止する部材(2
31、231)が備えられていることを特徴としてい
る。従って、液晶の脱泡時の液晶の飛散を防止すること
ができる。請求項7ないし15に記載の液晶注入装置に
おいては、液晶注入装置において、液晶パネル(6)を
加熱する液晶パネル加熱ヒータ(17a、17b)を備
えていることを特徴としている。
【0012】従って、液晶パネル(6)を加熱すること
ができ、液状の液晶を液晶パネルの液晶注入口に滴下す
る工程から液晶を液晶パネルに注入する工程にわたっ
て、液晶がゲル状に戻ることなく、円滑に液晶パネル内
に注入することが出来る。請求項8に記載の液晶注入装
置においては、液晶パネル加熱ヒータ(17a、17
b)は、液晶パネル(6)の両面を加熱するように備え
られていることを特徴としている。
【0013】従って、液晶パネルの両面の温度差を小さ
くすることができるので、液晶パネルの変形が生じた
り、液晶パネル内への液晶の注入速度が不均一となった
り、その注入速度の違いにより液晶の配向が異なってし
まうことが防止される。請求項9に記載の液晶注入装置
においては、テーブル(16)は、液晶パネル(6)を
載置する部分に空間部(16a)が設けられ、液晶パネ
ル加熱ヒータ(16)は、空間部(16a)を介して液
晶パネル(6)を加熱することを特徴としている。
【0014】従って、液晶パネル加熱ヒータの発する熱
を液晶パネルが直接受けることができ、液晶パネルが効
率よく加熱される。請求項10に記載の液晶注入装置に
おいては、液晶パネル加熱ヒータ(17a、17b)
は、液晶パネル(6)の中心部よりも周辺部を多く加熱
させる手段(171a〜176a、171b〜176
b)を備えていることを特徴としている。
【0015】従って、中心部よりも周辺部を多く加熱す
ることで、液晶パネルの場所による温度差を小さくする
ことができる。請求項11に記載の液晶注入装置におい
ては、チャンバ(1)内に、液晶パネル加熱ヒータ(1
7a、17b)の熱を液晶パネル(6)側に反射させる
反射板(18a、18b、18c、18d)が取り付け
られていることを特徴としている。
【0016】従って、液晶パネル側とは反対方向に発せ
られる液晶パネル加熱ヒータの熱を反射板により液晶パ
ネル側へ反射させて、液晶パネルを加熱することが出
来、液晶パネルを効率よく加熱することが出来る。請求
項12に記載の液晶注入装置においては、液晶パネル
(6)の加熱時において、ゲル状の液晶(3)に液晶パ
ネル加熱ヒータ(17a、17b)からの熱が加わっ
て、ゲル状の液晶(3)が液状となるのを阻止する部材
(25)が備えられていることを特徴としている。
【0017】よって、液晶パネルの加熱時にゲル状の液
晶が液状となるのを防ぎ、液晶パネルが十分加熱されて
いない時に液晶が液晶注入口に滴下するのを防ぐことが
出来る。請求項13に記載の液晶注入装置においては、
前記阻止する部材が、液晶塗布面において、開閉可能に
設けられた塗布部カバー(25)からなることを特徴と
している。
【0018】従って、液晶パネルの加熱前に液晶を塗布
する際、塗布部カバーを液晶塗布面に対して開放するこ
とができ、液晶の塗布作業が容易となる。そして、液晶
パネルの加熱時には塗布カバーを閉じればよい。請求項
14に記載の液晶注入装置においては、液晶塗布部(2
3)は、チャンバ(1)内において垂直上下方向に移動
可能に設けられていることを特徴としている。
【0019】従って、液晶を液晶パネルの液晶注入口に
滴下する際に、液晶塗布部を液晶注入口近傍まで移動さ
せることにより、液晶が液晶注入口に当たってはねるこ
とは防止される。なお、図3(b)のように液晶パネル
および液晶パネル加熱ヒータを配置した場合には、液晶
パネルを加熱する際、液晶塗布部を液晶パネルから遠ざ
かる方向(図中上方)へ移動させることにより、液晶パ
ネル加熱ヒータが発生する熱により液晶塗布部に塗布さ
れたゲル状の液晶が液状となることは防止される。
【0020】請求項15に記載の液晶注入装置において
は、液晶塗布部(23)は、液晶パネル(6)の前記液
晶注入口(64)を有する辺に沿った方向に移動可能に
設けられていることを特徴としている。従って、液晶パ
ネルの大きさや枚数によってテーブルに載置される液晶
パネルの液晶注入口の位置が変わっても、その移動に対
応して液晶塗布部を移動させることが出来る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。この実施形態では、液晶として反強
誘電性液晶(Antiferroelectric LiquidCrystal:以
下、AFLCという)を用いる。AFLCは常温ではゲ
ル状であり、約100℃に加熱すると、低粘度の液状と
なる。
【0022】図1は、本発明に係わる液晶注入方法を主
として示す工程図である。まず、液晶パネル形成工程S
1により、液晶パネル6を次のように形成する。図2に
おいて、(a)は、液晶パネル6の正面図で、(b)は
(a)のA−A断面を模式的に示す図である。まず、下
側パネル61の内表面に、スペーサ8、接着剤9を多数
散布し、下側パネル61の一部を除く周囲に沿ってシー
ル部11を印刷形成する。
【0023】その後、スペーサ8、接着剤9、シール部
11を介して下側パネル61と上側パネル62を重ね合
わせ、ついで、シール部11に熱硬化処理を施す。こう
して、液晶パネル6の液晶3が充填される空間である液
晶パネル部63と、液晶注入口64を有する液晶パネル
6の形成が完了する。次に、S2以降の工程により液晶
3を液晶パネル6に注入する。ここで、S2以降の工程
において用いる液晶注入装置を、図3に基づいて説明す
る。
【0024】図3において、(a)は液晶注入装置の正
面図、(b)は(a)の側面図、(c)は(a)の上面
図である。そして、液晶注入装置は、チャンバ1を有し
ており、このチャンバ1は閉じられた空間を形成してい
る。また、液晶注入装置内の四隅には、垂直方向に沿っ
て第1の治具19a、19bが取り付けられており、こ
の第1の治具19a、19bにガラス材料からなるテー
ブル16が傾斜して取り付けられている。
【0025】このテーブル16には、後工程において載
置する液晶パネル6に対応する部分に、液晶パネル6よ
りもわずかに縮小させた形状の空間部16aが設けられ
ている。このテーブル16の上面側、下面側、およびチ
ャンバ1の側面1a、1b内壁面には、テーブル16と
同程度の表面積である反射板18a、18bおよびチャ
ンバ1の側面1a、1bと同程度の表面積である反射板
18c、18dが配置されている。反射板18a、18
bは、第1の治具19a、19bに取り付けられ、反射
板18c、18dはチャンバ1の側面1a、1bに固定
されている。
【0026】この反射板18a、18b、18c、18
dは、金属板の片面を鏡面仕上げしたもので、この鏡面
側をテーブル16に向けて配置されている。そして、反
射板18a、18bの鏡面側壁面には、棒状で、複数、
例えば6本の液晶パネル加熱ヒータ17a、17bがテ
ーブル16に沿って配置されている。この液晶パネル加
熱ヒータ17a、17bは、遠赤外線ヒータ等からな
る。
【0027】この液晶パネル加熱ヒータ17a、17b
は、反射板18a、18bに、ピッチ1.5〜7cmで
取り付けられている。この時、液晶パネル加熱ヒータ1
7a、17bは図4に示すようにテーブル16に沿って
配置されることになる。ここで、図4は図3のチャンバ
1内部構造の概略を示したものである。図4において、
テーブル16の上辺16b上方には、液晶3を滴下する
ための液晶滴下部20が設けられている。
【0028】液晶滴下部20は、テーブル16と同程度
の幅を有し、テーブル16の上辺16bに平行に設けら
れた棒状の液晶加熱ヒータ21と、液晶加熱ヒータ21
に沿って摺動可能に設けられた取り付け部22と、取り
付け部22に固定されたベース型の液晶塗布部23から
なる。液晶塗布部23において、液晶滴下部23aはベ
ース型の最も尖った形状を有する部分とする。
【0029】ここで、取り付け部22は、熱伝導性のよ
い材料、例えばステンレスやアルミからなり、液晶塗布
部23に早く熱を伝えるためできるだけ薄く形成されて
いる。液晶塗布部23は、ガラス、または熱伝導性のよ
い金属材料にテフロンコーティングを施したものからな
る。よって、後述する液晶塗布工程S3において、液晶
塗布部23の液晶塗布面にゲル状の液晶3を計量する金
属等からなる計量サジが当たっても、液晶塗布部23に
傷が着きにくく、液晶3にガラス片や金属粉等が混入す
ることはない。
【0030】液晶加熱ヒータ21は、図3に示すよう
に、テーブル16と上側の反射板18aとの間を垂直方
向に移動可能に構成された第2の治具24に固定して取
り付けられている。そして、この第2の治具24の支持
部材24aは、図示しないモータにより、支持部材24
aが図において上下に移動するようになっている。ここ
で、チャンバ1に設けられた支持部材24aの貫通孔
(図示しない)には、ゴムブッシュが圧入してあり、上
記ゴムブッシュに設けられた支持部材24aの貫通孔内
周面には潤滑油が塗布されている。そして、支持部材2
4aが小さいクリアランスで上記ゴムブッシュの貫通孔
において上下に移動するようになっている。
【0031】こうして、液晶滴下部20は、図4に示す
ように、テーブル16の上方においてテーブル16の上
辺16bに沿って水平方向に、かつテーブル16と上側
の反射板18aとの間を垂直方向に移動可能となってい
る。また、液晶塗布部23を覆うように、ヒンジ状の塗
布部カバー25が設けられている。この塗布部カバー2
5は、金属板の片面を鏡面仕上げした第1板状部材25
1および第2板状部材252を継ぎ合わせてなり、それ
らの鏡面側が液晶塗布部23に向かないように配置して
ある。そして、図3のように第2板状部材252を取り
付け部22に固定することで、第1板状部材251が回
動可能となっている。
【0032】なお、液晶注入装置は、図3に示すよう
に、ロータリポンプ12、ターボポンプ13を備えてお
り、これらはバルブ14、15を介してチャンバ1内に
接続されている。そして、ロータリポンプ12で粗挽き
後、さらにターボポンプ13で引くと、チャンバ1内を
10-5Torrの真空度まで減圧できる。このように、
2段階で減圧することにより、急激な圧力変化が抑制さ
れるので、液晶パネル6の変形は防止される。
【0033】そして、以上に説明した液晶注入装置を用
いて、液晶を注入する方法を図3により説明する。ま
ず、液晶パネル載置工程S2において、2枚の液晶パネ
ル6を、下側パネル61を図3において下側に、液晶注
入口64を図3において上方にして載置し、第3の治具
26により位置決めして配置する。この場合、下側パネ
ル61の四辺が空間部16a周辺のテーブル16に支持
されている。
【0034】そして、液晶塗布工程S3において、一定
量のゲル状の液晶3を計量サジにてすりきり計量する。
ここで、一定量とは、液晶3が表面張力に打ち勝って液
晶塗布部23から滴下できる量、または液晶パネル6の
液晶パネル部63を完全に充填できる液晶3の量のうち
多量な方を採用する。そして、塗布部カバー25の第1
板状部材251を図3のXの位置に回動させて液晶塗布
部23に塗布し、その後、第1板状部材251を図3の
Yの位置に戻す。さらに、第2の治具24の支持部材2
4aにより、液晶加熱ヒータ21を液晶パネル加熱ヒー
タ17a、17bの方へ移動させる。また、液晶塗布部
23の液晶滴下部23aが液晶パネル6の液晶注入口6
4の垂直方向上方に位置するように、取り付け部22を
摺動させて液晶塗布部23の位置決めをする。
【0035】そして、減圧工程S4では、バルブ14を
開いてロータリポンプ12で粗挽きし、さらに、バルブ
15を開いてターボポンプ13で引くことにより、チャ
ンバ1内を真空状態にする。そして、液晶パネル加熱工
程S5において、液晶パネル加熱ヒータ17a、17b
の電源を入れ、液晶パネル6の加熱を開始する。ここ
で、図5に示す温度調節器171a〜176a、171
b〜176bにより約1℃/分の速さで液晶パネル6の
温度を上げて、約120℃まで加熱する。図5は、液晶
パネル加熱ヒータ17a、17bの温度調節器171a
〜176a、171b〜176bの配線を示す図であ
り、温度調節器171a〜176a、171b〜176
bは図示しない制御装置により制御されている。
【0036】ここで、液晶パネル6を均一な温度にする
ために、液晶パネル6の中央部よりも液晶パネル6の上
方部および下方部をより加熱している。つまり、液晶パ
ネル6の注入口64側の辺およびその辺に向かい合う辺
に位置する液晶パネル加熱ヒータによる加熱量を大きく
している。具体的に、温度調節器171a〜176a、
171b〜176bの設定温度を120℃、温度の上昇
速度を1℃/分とすると、上記制御装置により、それぞ
れの液晶パネル加熱ヒータ17a、17bへの出力が制
御される。
【0037】ここで、液晶パネル6の注入口64側の辺
およびその辺に向かい合う辺に位置する液晶パネル加熱
ヒータ17a、17bの温度調節器171a、176
a、171b、176bの出力を100%とすると、温
度調節器173a、174a、173b、174bの出
力は45%程度であり、温度調節器172a、175
a、172b、175bの出力は45〜100%の間で
ある。
【0038】なお、上記工程では、液晶3は液晶パネル
加熱ヒータ17a、17bから熱を受けにくい位置にあ
り、塗布部カバー25により覆われている(図3の
(b))ため、この工程で液晶3が液体状態になることが
防止される。また、塗布部カバー25の第1板状部材2
51は回動可能となっているため、上記液晶塗布工程S
3での液晶3の塗布作業は容易である。
【0039】そして、液晶加熱工程S6において、第2
の治具24の支持部材24aにより、液晶加熱ヒータ2
1をテーブル16側、具体的には、液晶塗布部23の液
晶滴下部23aと液晶注入口64の距離が1mm程度と
なるまで移動させる。そして、液晶加熱ヒータ21の電
源を入れて、液晶3の加熱を開始する。ここで、図5に
示す温度調節器211の設定温度を130℃として加熱
を開始すると、液晶加熱ヒータ21の熱が取り付け部2
2から液晶塗布部23に伝って、液晶3が加熱される。
そして、この加熱を3分続けると液晶3が約100℃と
なって液状となり、液晶3の粘性抵抗がかなり低下す
る。この時、液晶塗布部23に塗布された液晶3の脱泡
も同時に行われる。
【0040】すると、液晶3は、液晶塗布部23の液晶
滴下部23dを伝って液晶注入口64に滴下し、表面張
力により図6(a)に示すように液晶注入口64を塞
ぐ。そして、液晶3を滴下させた後に液晶加熱ヒータ2
1の電源を切る。ここで、図6(a)は、液晶パネル6
の液晶注入口64に液晶3を滴下した時の液晶パネル6
の模式図を示し、図6(b)は、後工程において液晶3
が液晶注入口64から注入されている時の液晶パネル6
の模式図を示す。
【0041】ここで、液晶3が液晶注入口64からはみ
出さないように、シール11の延長上の液晶注入口64
の両端に図示しない堰止め部が設けられている。こうす
ることにより、液晶3は図6のように液晶注入口64の
みを塞ぎ、液晶パネル部63の外部(シール11の外周
部)に注入されることはなくなる。なお、上記工程で
は、液晶塗布部23がベース型で、図4のように尖った
形状の液晶滴下部23aが下方に向くように取り付けら
れているため、液晶3は液晶滴下部23aに沿って滴下
しやすく、表面張力により液晶塗布部23に残る液晶3
を極力少なくすることが出来る。よって、液晶塗布部2
3に一定量の液晶3を塗布すればよく、液晶3の歩留り
が良くなる。
【0042】ここで、従来の真空注入法における液晶歩
留りは約10%であったが、本発明の液晶注入法におけ
る液晶歩留りは約50%であり、実際に本発明の液晶注
入法の方が液晶歩留りが良くなっている。しかも、液晶
塗布部23の液晶滴下部23aの尖った形状により、液
晶3が滴下しやすいため、一定量滴下するまでの時間が
短くなり、液晶3を液晶パネル6に注入する作業にかか
る時間を短縮できる。
【0043】また、上記工程では、液晶塗布部23を、
液晶パネル6の液晶注入口64の近傍(液晶塗布部23
の液晶滴下部23aと液晶注入口64の距離が1mm程
度)まで移動させることが出来、滴下する液晶3が液晶
注入口64にあたってはねることを防止できる。また、
上記工程では、液晶塗布部23を液晶加熱ヒータ21に
移動可能に取り付けている取り付け部22が熱伝導性の
よい材料からなり、しかもできるだけ薄く(体積でいえ
ば小さく)形成されているため、液晶加熱ヒータ21の
発生した熱を効率よく液晶塗布部23に伝えることが出
来る。
【0044】そして、圧力戻し工程S7において、開閉
バルブ10を開いてN2 をチャンバ1内に導入し、チャ
ンバ1内の圧力が大気圧となったときバルブ10を閉じ
る。ここで、液晶パネル6が変形しない程度の速さで大
気圧に戻すように、流量可変バルブ100により、N2
の流量を調節する。すると、図6(b)に示すように、
液晶パネル6内外の圧力差および毛細管現象により、液
晶注入口64を塞いでいる液晶3が液晶注入口64を通
り、液晶パネル6内に流入する。
【0045】このとき、液晶3の粘性抵抗は上述のごと
く低下しているので、液晶3は液晶注入口64を通り円
滑に流入する。そして、液晶3が液晶パネル部63(図
1参照)に充填し終わったら、液晶パネル徐冷工程S8
に移る。液晶パネル徐冷工程S8では、図5の液晶パネ
ル加熱ヒータ17a、17bの温度調節器171a〜1
76a、171b〜176bにより、液晶パネル6の温
度を約1℃/分の速さで下げて、室温程度に徐冷する。
ここで、液晶パネル6の温度は、上述の液晶パネル加熱
工程S5と同様に図示しない制御装置により出力を制御
して下げられている。これにより、液晶パネル6が変形
することなく、液晶パネル6内の液晶3がゲル状に戻
る。その後、液晶注入口封止工程S9において、液晶パ
ネル6の液晶注入口64を封止する。
【0046】なお、上記工程では、液晶パネル6の表面
(上側パネル62の表面)は上方の液晶パネル加熱ヒー
タ17aの発する熱を直接受け、液晶パネル6の裏面
(下側パネル61の裏面)は、テーブル16の空間部1
6aが設けられているため、下方の液晶パネル加熱ヒー
タ17bの発する熱を直接受ける。よって、液晶パネル
6の表面と裏面との温度差を小さくすることができる。
【0047】また、上記工程では、図5のように、液晶
パネル加熱ヒータ17a、17bは、温度調節器171
a〜176a、171b〜176bを備えているため、
液晶パネル6の場所による温度差を補正することが出
来、液晶パネル6の上方部、中央部および下方部のそれ
ぞれをより均一に加熱することが出来る。また、上記工
程では、液晶パネル6の外周部が、液晶パネル6と熱容
量が同程度のガラス材料からなるテーブル7に覆われて
いるため、液晶パネル6の外周部からテーブル7へ熱が
逃げにくく、液晶パネル6の中心部と外周部を均一に加
熱することが出来る。
【0048】また、上記工程では、テーブルとは反対方
向に発せられる液晶パネル加熱ヒータ17a、17bの
熱を反射板18a、18b、18c、18dにより液晶
パネル6側へ反射させて、液晶パネル6の表面、裏面、
両側面を加熱することが出来る。よって、液晶パネル加
熱ヒータ17a、17bの熱を効率よく液晶パネル6の
加熱に用いることが出来る。
【0049】このように、液晶パネル6全体が均一な温
度になるように加熱しているため、液晶パネル6の変形
が発生したり、液晶パネル6への注入速度が不均一とな
って注入時間が長くかかったり、注入速度の違いにより
液晶3の配向が異なったりする恐れは解消される。ここ
で、図9に示す従来の液晶パネル加熱方法および本発明
の液晶パネル加熱方法による液晶パネル6の上下温度差
および液晶パネル6の中央部と周辺部の温度差を測定し
た。上下温度差とは、下側パネル61の中央部と上側パ
ネル62の中央部の温度差である。
【0050】図9に示す方法では、チャンバ1内に熱板
17を略水平に設け、その上に液晶パネル6を載置し、
熱板17に備えられた温度調節器171を120℃に設
定し、約1℃/分の速度で加熱し、150分経過後に温
度を測定した。本発明の方法では、上述のように加熱し
てから温度を測定した。ここでは、液晶パネル6に変形
が発生しない程度に、それぞれの方法について液晶パネ
ル6の温度を上げている。
【0051】その結果、図9の方法では上下の温度差が
±6℃、中央部と周辺部の温度差が±5℃であり、本発
明の方法では上下の温度差が±1℃、中央部と周辺部の
温度差が±2.5℃であった。よって、本発明の液晶パ
ネル加熱方法では、より均一に液晶パネルを加熱できる
ことがわかった。なお、上記実施形態では、液晶パネル
6の4辺がテーブル7に載っていたが、本発明はこれに
限定されることなく、液晶パネル6の液晶注入口23を
除く3辺が載っていてもよい。こうすることで、この3
辺から液晶パネル6の受けた熱が外部へ逃げにくくな
る。
【0052】また、上記実施形態では、ベース型の液晶
塗布部23を用いたが、図7に示すように、上記実施形
態にて述べた液晶塗布部23の両側面から液晶3の塗布
面側の水平方向に向かってそれぞれ突出する湾曲板状部
材231、231が一体に形成されていてもよい。こう
することにより、減圧工程S4における液晶3の脱泡の
際に、液晶3が飛散するのを防止できる。
【0053】また、上記実施形態では、2枚の液晶パネ
ル6に同時に液晶3を注入しているが、本発明はこれに
限定されることはなく、1枚でも、複数でもよい。そし
て、液晶パネル6の枚数にあわせて、テーブル16の空
間部16a、取り付け部22および液晶塗布部23を複
数設ければよい。ここで、液晶塗布部23は、テーブル
16の上方において液晶加熱ヒータ21に沿って水平方
向に移動可能となっているため、液晶パネル6の大きさ
や枚数によってテーブル7に載置された液晶パネル6の
液晶注入口64の位置が変わっても、その移動に対応で
きる。
【0054】また、上記実施形態では、液晶パネル載置
工程S2の次に液晶塗布工程S3を行ったが、これらの
工程は逆に行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶パネル製造方法の実施形態を示す
工程図である。
【図2】(a)は本発明の実施形態における液晶パネル
の平面図、(b)は(a)の模式的なA−A断面図であ
る。
【図3】(a)は本発明の実施形態における液晶注入装
置の正面図、(b)は(a)の側面図、(c)は(a)
の上面図である。
【図4】本発明の実施形態における液晶注入装置の概略
構成を示す斜視図である。
【図5】温度調節器の配線を示す液晶注入装置の側面図
である。
【図6】(a)は液晶加熱工程における液晶パネルの模
式図、(b)は圧力戻し工程における液晶パネルの模式
図である。
【図7】(a)は本発明の変形例を示す液晶塗布部の斜
視図、(b)は(a)の上面図、(c)は(a)の正面
図、(d)は(a)の側面図である。
【図8】従来の液晶注入装置の一部を示す断面図であ
る。
【図9】従来の液晶パネル加熱方法を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1…チャンバ、21…液晶加熱ヒータ、23…液晶塗布
部、23a…液晶滴下部、3…液晶、6…液晶パネル、
64…液晶注入口、17a、17b…液晶パネル加熱ヒ
ータ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバ(1)内に液晶パネル(6)を
    配置し、前記チャンバ(1)内の空間に露呈して設けら
    れた液晶塗布部(23)の液晶塗布面に、ゲル状の液晶
    (3)を塗布する工程(S2、S3)と、 前記チャンバ(1)内を真空状態にする工程(S4)
    と、 液晶加熱ヒータ(21)の熱を前記液晶塗布部(23)
    の液晶滴下部(23a)まで伝導して前記ゲル状の液晶
    (3)を液状にし、この液状の液晶(3)を前記液晶注
    入口(64)に滴下する工程(S6)と、 前記チャンバ(1)内に大気を導入して、前記液晶注入
    口(64)に滴下した前記液晶(3)を前記液晶パネル
    (6)の内部に注入せしめる工程(S7)とを有するこ
    とを特徴とする液晶表示素子の液晶注入方法。
  2. 【請求項2】 前記液状の液晶(3)を滴下する工程
    (S6)の前に、前記液晶パネル(6)を加熱する工程
    (S5)を有することを特徴とする請求項1に記載の液
    晶表示素子の液晶注入方法。
  3. 【請求項3】 前記液晶パネル(6)を加熱する工程
    (S5)は、前記液晶パネル(6)の中心部よりも周辺
    部を多く加熱する工程であることを特徴とする請求項2
    に記載の液晶表示素子の液晶注入方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1つに記載
    の液晶表示素子の液晶注入方法に用いる液晶注入装置で
    あって、 前記チャンバ(1)と、 前記チャンバ(1)内に設けられ、前記液晶パネル
    (6)を載置するテーブル(16)と、 前記チャンバ(1)内の空間に露呈して設けられ、前記
    ゲル状の液晶(3)が塗布される液晶塗布部と、 前記チャンバ(1)内に設けられ、前記液晶塗布部(2
    3)を加熱する液晶加熱ヒータ(21)と、 前記チャンバ(1)内を減圧して真空状態を形成するた
    めのポンプ手段(12、13)とを備え、 前記液晶塗布部(23)は、前記液晶(3)が滴下する
    部分まで前記液晶加熱ヒータ(21)の熱を伝導する部
    材で構成されていることを特徴とする液晶注入装置。
  5. 【請求項5】 前記液晶塗布部(23)の前記液晶滴下
    部(23a)は、尖った形状を有していることを特徴と
    する請求項4に記載の液晶注入装置。
  6. 【請求項6】 前記液晶塗布部(23)は、真空状態に
    おける前記液晶(3)の脱泡時の前記液晶(3)の飛散
    を防止する部材(231、231)を備えていることを
    特徴とする請求項4または5に記載の液晶注入装置。
  7. 【請求項7】 前記液晶パネル(6)を加熱する液晶パ
    ネル加熱ヒータ(17a、17b)を備えていることを
    特徴とする請求項4ないし6のいずれか1つに記載の液
    晶注入装置。
  8. 【請求項8】 前記液晶パネル加熱ヒータ(17a、1
    7b)は、前記液晶パネル(6)の両面を加熱するよう
    に備えられていることを特徴とする請求項7に記載の液
    晶注入装置。
  9. 【請求項9】 前記テーブル(16)は、前記液晶パネ
    ル(6)を載置する部分に空間部(16a)が設けられ
    ており、前記液晶パネル加熱ヒータ(16)は、前記空
    間部(16a)を介して前記液晶パネル(6)を加熱す
    ることを特徴とする請求項7または8に記載の液晶表示
    素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記液晶パネル加熱ヒータ(17a、
    17b)の加熱を調整して、前記液晶パネル(6)の中
    心部よりも周辺部を多く加熱させる手段(171a〜1
    76a、171b〜176b)を備えていることを特徴
    とする請求項7ないし9のいずれか1つに記載の液晶注
    入装置。
  11. 【請求項11】 前記チャンバ(1)内に、前記液晶パ
    ネル加熱ヒータ(17a、17b)の熱を前記液晶パネ
    ル(6)側に反射させる反射板(18a、18b、18
    c、18d)が取り付けられていることを特徴とする請
    求項7ないし10のいずれか1つに記載の液晶表示素子
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記液晶パネル(6)の加熱時におい
    て、前記ゲル状の液晶(3)に前記液晶パネル加熱ヒー
    タ(17a、17b)からの熱が加わって、前記ゲル状
    の液晶(3)が液状となるのを阻止する部材(25)を
    備えていることを特徴とする請求項7ないし11のいず
    れか1つに記載の液晶注入装置。
  13. 【請求項13】 前記阻止する部材は、前記液晶塗布面
    において、開閉可能に設けられた塗布部カバー(25)
    からなることを特徴とする請求項12に記載の液晶表示
    素子の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記液晶塗布部(23)は、垂直上下
    方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請求
    項4ないし13のいずれか1つに記載の液晶注入装置。
  15. 【請求項15】 前記液晶塗布部(23)は、前記液晶
    パネル(6)の前記液晶注入口(64)を有する辺に沿
    った方向に移動可能に設けられていることを特徴とする
    請求項4ないし14のいずれか1つに記載の液晶注入装
    置。
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