JPH0961668A - 光コネクタフェルールおよびその製造方法 - Google Patents

光コネクタフェルールおよびその製造方法

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JPH0961668A
JPH0961668A JP7211696A JP21169695A JPH0961668A JP H0961668 A JPH0961668 A JP H0961668A JP 7211696 A JP7211696 A JP 7211696A JP 21169695 A JP21169695 A JP 21169695A JP H0961668 A JPH0961668 A JP H0961668A
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JP
Japan
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optical fiber
optical
guide hole
connector ferrule
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP7211696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Saito
和人 斎藤
Tomohiko Ueda
知彦 上田
Toru Yamanishi
徹 山西
Susumu Inoue
享 井上
Nobuo Tomita
信夫 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光コネクタの現地での取り付け作業が容易
で、伝送損失の少ない光コネクタフェルールを提供す
る。 【解決手段】 基材2に固定された光コネクタフェルー
ル1の中心に光ファイバガイド孔が設けられている。光
ファイバガイド孔は、開口部4により切断され、先端側
の光ファイバガイド孔3aには、短尺光ファイバ5が接
着固定されている。短尺光ファイバ5の先端は、光コネ
クタフェルール1の先端面1aとともに研磨されてい
る。短尺光ファイバ5の後端は、開口部4に突出してい
る。光ファイバガイド孔3bから、ガラス部分を露出さ
せた光ファイバの先端部分が挿入され、その先端が短尺
光ファイバ5の後端面に衝合して、光結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの接続
に用いられる光コネクタフェルールおよびその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを着脱可能に接続する方法と
して、光コネクタを用いる方法が知られており、接続作
業や接続換えが簡単であるという利点がある。光コネク
タは、光ファイバの先端に取り付けられるが、光ファイ
バを光コネクタに固定した後、先端面が研磨される。工
場で光ファイバの先端に光コネクタを取り付ける場合
は、研磨作業を行なう設備が備えられているから、研磨
を行なうことに格別の問題はないが、接続作業を行なう
現地で光ファイバに光コネクタを取り付ける場合には、
光ファイバを取り付けた光コネクタの先端面を研磨する
ために、研磨機や検査用顕微鏡を現地に持ち込まなけれ
ばならず、架設された接続函内で光コネクタを取り付け
る場合には、研磨作業を行なうこと自体が困難であると
いう問題がある。
【0003】この問題を解決するために、実開昭60−
76305号公報に記載された光コネクタにおいては、
あらかじめ光コネクタフェルールの先端に短尺の光ファ
イバを固定して先端面を研磨しておき、これに光ファイ
バを取り付けるという方法を採用している。
【0004】また、特開平7−43555号公報に記載
された光コネクタでは、モードフィールド径を合わせる
ために、光コネクタフェルールの先端部に短尺の光ファ
イバを固定している。この短尺の光ファイバは、基端側
のモードフィールド径が、光ファイバガイド孔に挿入さ
れる光ファイバのモードフィールド径に合わされ、接続
先端側のモードフィールド径が、接続相手側の異径のモ
ードフィールド径に合わせて、拡径または縮径されたも
のである。
【0005】いずれの光コネクタフェルールにおいて
も、短尺光ファイバを光ファイバガイド孔に位置決めし
て接着固定する際、以下の問題点が生じる。 短尺光ファイバを接着する際、短尺光ファイバの基
端側の端面(研磨される先端面と反対側)に接着剤が回
り込み、かつ、回り込んでしまった余分な接着剤を除去
することができない。接着剤が端面に残ると、基端側か
ら挿入される光ファイバの端面と直接コンタクトするこ
とができずに間隙を発生させることになり、伝送損失を
悪化させる。 伝送損失の観点から、短尺光ファイバの基端側の端
面を光ファイバの中心軸と直角かつ鏡面上に仕上げるの
が望ましいが、その仕上げが容易でない。 短尺光ファイバを光コネクタフェルールの先端側か
ら光ファイバガイド孔に挿入する際、光ファイバガイド
孔の先端が小さいため挿入が困難である。光ファイバガ
イド孔の入り口にテーパ加工を施すと光ファイバの挿入
が容易となるが、光コネクタフェルールの先端面におけ
る位置決めにずれが生じ、接続損失が生じる。 光コネクタフェルールの基端側から光ファイバを挿
入して短尺光ファイバの端面に突き合わせる際、光ファ
イバガイド孔と光ファイバとのクリアランスが極めて小
さい状況下では、光ファイバ端面間の空気が抜けきらず
に、気泡を残してしまう。その結果、基端側から挿入さ
れる光ファイバの端面と短尺光ファイバとを直接コンタ
クトさせることができずに間隙を発生させることにな
り、伝送損失を悪化させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、光コネクタの現
地での取り付け作業が容易で、伝送損失の少ない光コネ
クタフェルールおよびその製造方法と、短尺光ファイバ
にファイバグレーティング等の機能部品を内蔵した付加
価値の高い光コネクタフェルールおよびその製造方法を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、光コネクタフェルールにおいて、光ファイバ
ガイド孔と、該光ファイバガイド孔を切断する開口部
と、該開口部から先端側までの光ファイバガイド孔に位
置決め固定された短尺光ファイバと、研磨された先端面
を有することを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の光コネクタフェルールにおいて、前記短尺光
ファイバの前記開口部側の端面位置は、前記開口部の側
面位置と略一致して同一面を形成していることを特徴と
するものである。
【0009】請求項3に記載の発明においては、請求項
1に記載の光コネクタフェルールにおいて、前記短尺光
ファイバには、ファイバグレーティングが書き込まれ、
所定の光波長信号を選択的に反射または透過させること
を特徴とするものである。
【0010】請求項4に記載の発明においては、請求項
1に記載の光コネクタフェルールにおいて、前記短尺光
ファイバには、途中に融電体多層膜フィルタが介在固定
されており、所定の光波長信号を選択的に反射または透
過させることを特徴とするものである。
【0011】請求項5に記載の発明においては、請求項
1に記載の光コネクタフェルールにおいて、前記短尺光
ファイバに光結合するよう光ファイバガイド孔に挿入さ
れる光ファイバは、前記短尺光ファイバと同質のもので
ないことを特徴とするものである。
【0012】請求項6に記載の発明においては、請求項
1〜5のいずれか1項に記載の光コネクタフェルールに
おいて、前記開口部から先端側の光ファイバガイド孔を
有する部分と、前記開口部から後端側の光ファイバガイ
ド孔を有する部分とが、同一部材で構成され、かつ、該
同一部材を2分しないように前記開口部が形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0013】請求項7に記載の発明においては、請求項
1に記載の光コネクタフェルールにおいて、前記研磨さ
れた先端面が前記短尺光ファイバの光軸に対して傾斜し
ていることを特徴とするものである。
【0014】請求項8に記載の発明においては、光コネ
クタフェルールの製造方法において、光ファイバガイド
孔と、該光ファイバガイド孔を切断する開口部と、該開
口部から先端側までの光ファイバガイド孔に位置決め固
定された短尺光ファイバと、研磨された先端面を有し、
前記開口部から先端側の光ファイバガイド孔を有する部
分と、前記開口部から後端側の光ファイバガイド孔を有
する部分とが、同一部材で構成され、かつ、該同一部材
を2分しないように前記開口部が形成されている光コネ
クタフェルールの製造方法において、前記開口部から先
端側までの光ファイバガイド孔に光ファイバを位置決め
接着固定する光ファイバ挿入工程と、光コネクタフェル
ールの先端面を研磨して端面を形成する先端面処理工程
と、前記開口部に露出している短尺光ファイバの一部を
除去加工する後端処理工程を有することを特徴とするも
のである。
【0015】請求項9に記載の発明においては、請求項
8に記載の光コネクタフェルールの製造方法において、
前記光ファイバ挿入工程において、前記短尺光ファイバ
は、光コネクタフェルールの先端側から前記光ファイバ
ガイド孔に挿入されることを特徴とするものである。
【0016】請求項10に記載の発明においては、請求
項8または9に記載の光コネクタフェルールの製造方法
において、光コネクタフェルールの先端側における光フ
ァイバガイド孔の入り口にはテーパ部が形成されてお
り、前記光ファイバ挿入工程において、前記テーパ部か
ら挿入され、前記先端面処理工程において、前記テーパ
部が除去されることを特徴とするものである。
【0017】請求項11に記載の発明においては、請求
項8ないし10のいずれか1項に記載の光コネクタフェ
ルールの製造方法において、前記先端面処理工程におけ
る研磨加工は、マイクロラッピングによる切断鏡面加工
であることを特徴とするものである。
【0018】請求項12に記載の発明においては、請求
項8ないし11のいずれか1項に記載の光コネクタフェ
ルールの製造方法において、前記光ファイバ挿入工程に
おいて、前記短尺光ファイバは光コネクタフェルールの
先端側から前記光ファイバガイド孔に挿入され、挿入し
た光ファイバの先端位置が開口部の溝内に位置するよう
接着固定することを特徴とするものである。
【0019】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、短尺光ファイ
バを固定した光コネクタフェルールにおいて、光ファイ
バガイド孔を切断する開口部を設け、短尺光ファイバを
開口部から光ファイバガイド孔の先端側までに位置決め
固定したことにより、短尺光ファイバの開口端側に接着
剤が付着することを防止できる。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、短尺光フ
ァイバの開口部側の端面位置を、開口部の側面位置と略
一致して同一面を形成することにより、開口端側の端面
の研磨ができる。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、短尺光フ
ァイバにファイバグレーティングを書き込んでおくこと
によって、所定の光波長信号を選択的に反射または透過
させることができる。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、短尺光フ
ァイバの途中に、融電体多層膜フィルタを介在固定する
ことによって、所定の光波長信号を選択的に反射または
透過させることができる。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、短尺光フ
ァイバに光結合するよう光ファイバガイド孔に挿入され
る光ファイバが、短尺光ファイバと同質のものでないこ
とにより、短尺光ファイバとして種々の特性を与えたも
のを用いることができる。請求項6に記載の発明によれ
ば、開口部から先端側の光ファイバガイド孔を有する部
分と、開口部から後端側の光ファイバガイド孔を有する
部分とが、同一部材で構成し、かつ、同一部材を2分し
ないように開口部が形成されていることにより、開口部
で分割された光ファイバガイド孔の軸合わせが容易とな
り、また、使用中における軸ずれを防止することができ
る。
【0024】請求項7に記載の発明によれば、光コネク
タフェルールの研磨された先端面が短尺光ファイバの光
軸に対して傾斜していることにより、結合部における反
射が短尺光ファイバに戻る成分を減少させることができ
る。
【0025】請求項8に記載の発明によれば、光コネク
タフェルールの製造方法において、開口部から先端側ま
での光ファイバガイド孔に光ファイバを位置決め接着固
定する光ファイバ挿入工程と、光コネクタフェルールの
先端面を研磨して端面を形成する先端面処理工程と、開
口部に露出している短尺光ファイバの一部を除去加工す
る後端処理工程を有することによって、光ファイバ挿入
工程において、短尺光ファイバの後端面側に接着剤が付
着しても後端処理工程で除去できる。
【0026】請求項9に記載の発明によれば、光ファイ
バ挿入工程において、短尺光ファイバを、光コネクタフ
ェルールの先端側から光ファイバガイド孔に挿入するこ
とによって、開口部における短尺光ファイバの位置決め
が容易である。
【0027】請求項10に記載の発明によれば、光コネ
クタフェルールの先端側における光ファイバガイド孔の
入り口にはテーパ部が形成されていることにより、光フ
ァイバ挿入工程において短尺光ファイバを光ファイバガ
イド孔に挿入することが容易となり、先端面処理工程に
おいて、テーパ部が除去されることによって、テーパ部
を形成したことによる短尺光ファイバの先端面において
位置ずれが生じることがない。
【0028】請求項11に記載の発明によれば、先端面
処理工程における研磨加工は、マイクロラッピングによ
る切断鏡面加工であることにより、精度の良い先端面が
形成できる。
【0029】請求項12に記載の発明によれば、光ファ
イバ挿入工程において、短尺光ファイバは光コネクタフ
ェルールの先端側から光ファイバガイド孔に挿入され、
挿入した光ファイバの先端位置が開口部の溝内に位置す
るよう接着固定することにより、端面に接着剤が付きに
くく、また、短尺光ファイバの後端側の処理が可能であ
る。
【0030】
【発明の実施の態様】図1,図2は、本発明の光コネク
タフェルールを用いた光コネクタの一実施例の概略を説
明するためのもので、図1は断面図、図2は一部の拡大
断面図である。図中、1は光コネクタフェルール、1a
は先端面、2は基材、3a,3bは光ファイバガイド
孔、4は開口部、5は短尺光ファイバ、6は挿入孔、7
は接着剤である。光コネクタフェルール1は、精密加工
に適した材料、例えば、ジルコニアセラミックスで構成
され、基材2に固定されている。基材2の材料として
は、軽合金等の金属材料や合成樹脂を用いることができ
る。光コネクタフェルール1の中心には光ファイバガイ
ド孔が設けられているが、光ファイバガイド孔は、開口
部4により切断され、先端側の光ファイバガイド孔3a
と基材側の光ファイバガイド孔3bとに分けられてい
る。開口部4は、この実施例では、光コネクタフェルー
ル1を2分しないように、ダイヤモンド砥石等を用いた
研削加工により、スリット状の開口部4を形成した。先
端側の光ファイバガイド孔3aには、短尺光ファイバ5
が接着固定され、短尺光ファイバ5の先端は、光コネク
タフェルール1の先端面1aとともに研磨されている。
短尺光ファイバ5の後端は、開口部4に突出している。
【0031】短尺光ファイバ5を固定した光コネクタ
は、光ファイバの先端に取り付けられる。光コネクタを
取り付ける光ファイバは、1層または2層程度のプライ
マリーコーティングを施した光ファイバ心線や、その上
に合成樹脂の押し出し被覆等の補強となる被覆を施した
光ファイバコード等である。光ファイバガイド孔3bに
は、これら被覆を除去してガラス部分を露出させた先端
部分が挿入され、その先端が短尺光ファイバ5の後端面
に衝合して、光結合される。上述した被覆部分は、基材
2の挿入孔6において、接着剤により固定される。
【0032】開口部4は、短尺光ファイバ5を光ファイ
バガイド孔3aに接着固定する以前に形成されていなけ
ればならない。短尺光ファイバ5となる光ファイバを、
光コネクタフェルール1の先端部から挿入し、図2に示
すように、短尺光ファイバ5の後端側の先端が開口部4
の途中で止まるように位置決めした後、接着剤を光ファ
イバガイド孔3aの先端面側から注入して短尺光ファイ
バ5を固定する。接着剤は、粘性の低い熱硬化性エポキ
シ樹脂等を用いることで短尺光ファイバ5と光ファイバ
ガイド孔3aの隙間を埋める形で充填されるが、開口部
4が形成されていることにより、開口部の位置で接着剤
7を留めることができる。また、短尺光ファイバ5の後
端側の先端が開口部4の側壁から突出しているため、開
口部4側に滲み出た接着剤7が短尺光ファイバ5の端面
を覆うことを避けることができる。
【0033】このように、開口部に短尺光ファイバ5が
突出した状態で、上述したように、基材側から光ファイ
バを挿入して、挿入した光ファイバの端面を短尺光ファ
イバ5の端面に衝合させるようにしてもよい。その後、
開口部4に屈折率整合剤(マッチング液)を導入しても
よい。
【0034】図2で説明したように、短尺光ファイバ5
の後端側の端面を、開口部4の側壁から吐出するように
固定した後、スリット状の開口部4を、再度研削加工し
て、図3に示すように、短尺光ファイバ5の端面を接着
剤の残存なく露出させることができる。
【0035】このような研削加工をする場合には、微細
なシリカ砥粒を研削液に混入して使用するマイクロラッ
ピング加工技術を適用すれば、短尺光ファイバ5の端面
を鏡面状に仕上げることができる。短尺光ファイバ5の
端面は、開口部の側面位置において、同一面を形成す
る。
【0036】なお、上述した実施例では、光コネクタフ
ェルール1を1つの部材として構成し、光ファイバガイ
ド孔3aと3bとを開口部4で切断したが、光ファイバ
ガイド孔3aを形成する部分と、光ファイバガイド孔3
bを形成する部分とを別部材で構成して、適当な固定部
材に位置合わせをして取り付けるようにしてもよい。
【0037】図4は、本発明の光コネクタフェルールの
他の実施例の要部を説明するためのもので、図4(A)
は平面図、図4(B)は断面図である。図中、図2と同
様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。この実
施例では、開口部4として、貫通孔を形成したものであ
る。貫通孔の形状は、円形でも、長円でも、他の形状で
もよい。この実施例では、短尺光ファイバ5の端面の加
工はできないが、図4に示すように、短尺光ファイバの
端面が開口部4の側壁から突出した位置となるように、
接着固定を行なえば、接着剤の端面への回り込みを防止
するのに十分な効果がある。
【0038】図5は、図1,図2で説明した実施例に好
適な製造方法の一実施例の工程図である。図中、図1,
図2と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。1bはテーパ部、8はブレードである。
【0039】図5(A)は、短尺光ファイバの挿入前の
光コネクタの断面図である。図1と同様であるが、先端
部の形状が相違している。すなわち、本来の端面位置で
ある図示のA−A線よりも前方に延長され、光ファイバ
ガイド孔3aの先端にテーパ状に孔を広げた加工が施さ
れている。先端側から、短尺光ファイバとなる光ファイ
バを光ファイバガイド孔に挿入する際に、光ファイバガ
イド孔の開口が広げられていることにより、挿入が容易
である。
【0040】図5(B)は、光ファイバを挿入した状態
である。短尺光ファイバ5となる光ファイバの端面が、
開口部4の途中に位置するようテーパ部1bから挿入
し、テーパ部1b側から接着剤として粘性の低い熱硬化
型エポキシ樹脂を注入し、70〜80℃に加熱して、光
ファイバガイド孔3aに固定する。接着剤としては、熱
硬化型エポキシ樹脂に限られるものではないが、粘性に
低いものが好ましい。
【0041】図5(C),(D)は、短尺光ファイバの
後端の処理工程である。図5(C)に示すように、スリ
ット状の開口部4をブレード8によって再度研削加工
し、開口部4に突出した短尺光ファイバと一緒に開口部
4の壁面の一部を研削除去する。この研削加工により、
図5(D)に示すように、完全に短尺光ファイバ5の端
面を接着剤の残存なく露出させることができる。さら
に、研削加工でファイバ端面を露出させる際、微細なシ
リカ砥粒を研削液に混入して使用するマイクロラッピン
グ加工技術を適用すれば、短尺光ファイバ端面を鏡面状
に仕上げることが可能である。
【0042】図5(E),(F)は、先端面の処理工程
である。図5(E)に示すように、ブレード8により端
面位置において先端が切り落とされる。この研削加工に
おける切断位置は、光ファイバガイド孔3aの入口のテ
ーパ部を完全に除去するようにし、切断後の露出した切
断面が光コネクタフェルール端面として光ファイバ位置
決めの精度を確保していることを保証する必要がある。
切断した状態を図5(F)に示すが、さらに、先端面は
研磨して、短尺光ファイバの端面も鏡面状に仕上げるこ
とができる。
【0043】なお、図5(C)で説明した後端の処理
と、図5(D)で説明した先端面の処理の手順は逆であ
ってもよい。両工程はどちらにも依存せず独立している
からである。
【0044】なお、光コネクタフェルール先端の研磨面
は意図的に傾斜をつけることで端面での光信号の反射を
抑える効果がある。図示しないが、例えば端面を8゜に
傾けることにより、光コネクタ同士を屈折率整合剤なし
に結合しても、結合部での反射減衰量を50dB以上に
することができる。整合剤を塗布することなくコネクタ
結合できるため、光コネクタの接続作業が簡易となり、
現場(地下マンホールや架空、ビル内、屋内等)での作
業性が向上する。
【0045】次に、光コネクタに、所望の光学特性を与
える方法について説明する。
【0046】電子通信学会「信学技報」OPE94−5
(1994−05)pp.25−30に、「ファイバグ
レーティングの作成と応用について」の報告が記載され
ている。ファイバグレーティングは、Ge添加コア光フ
ァイバのコア上に周期的な屈折率変化を形成したもの
で、波長制御素子やセンシング素子など広い範囲での応
用が期待されるものである。グレーティングに応じた特
定波長を反射させることができるから、これを端末に設
けることによって、回線に特性を与えることができる。
【0047】しかし、ファイバグレーティングは、光フ
ァイバを水素添加処理した状態でグレーティングを書き
込むことが加工効率上必要であり、そのために、例えば
通常の光ファイバで構成される光ケーブルの端末にグレ
ーティングを形成することは製法上好ましくない。1つ
の方法として、グレーティング部分を光コネクタに内蔵
した機能部品として実現する方法は非常に有効である。
【0048】図6は、ファイバグレーティングをケーブ
ル端末の光コネクタに内蔵する方法の具体例の説明図で
あり、図6(A)は全体の概略図、図6(B)は光コネ
クタの断面図、図6(C)は光ケーブルの断面図であ
る。図中、20は光コネクタ、21は基材、22は光コ
ネクタフェルール、23は光ファイバ、24はファイバ
グレーティングが書き込まれた光ファイバ、25は接着
剤、26は光ケーブル、27は光ファイバ心線、28は
テンションメンバ、29はPVC被覆、30は融着接続
部、31は補強部材である。
【0049】光コネクタ20は、ファイバグレーティン
グ部分を内蔵したものである。図6(B)に示すよう
に、基材21に光コネクタフェルール22が取り付けら
れている。基材21および光コネクタフェルール22の
材料は、図1で説明したものと同様である。この光コネ
クタ20に取り付けられる光ファイバ23は、水素添加
処理がされた光ファイバであり、その先端領域の光ファ
イバ24には、ファイバグレーティングが書き込まれて
いる。光ファイバ24が光コネクタフェルール22の光
ファイバガイド孔に挿入されて接着固定されている。ま
た、被覆された部分の光ファイバ23が基材21に挿入
された部分は接着剤で固定されている。したがって、フ
ァイバグレーティングは、光ファイバ付き光コネクタと
して構成されている。
【0050】この光ファイバ付き光コネクタは、架設さ
れた光ケーブル26からの光ファイバ心線27に接続さ
れる。この例では、光ケーブル26は、テンションメン
バ28の周囲に複数本の光ファイバ心線27が集合さ
れ、PVC被覆29が施されものである。この光ケーブ
ル26からの1本の光ファイバ心線27の先端に光ファ
イバ23が融着接続部30によって、接続されている。
融着接続部30は、補強部材31により補強されてい
る。なお、光ファイバ心線は、光コードとして構成され
る場合もある。
【0051】この方法は、光ケーブルからの光ファイバ
に接続される光ファイバにファイバグレーティングを書
き込み、光コネクタに取り付けているから、光ケーブル
を構成する光ファイバにファイバグレーティングを書き
込む必要がないという利点はあるが、光コネクタの外部
に融着接続点を補強する補強部材が設けられているた
め、光ファイバの布設時に曲げの柔軟性が損なわれたり
布設の邪魔になったして具合が悪い。
【0052】図7は、ファイバグレーティングをケーブ
ル端末の光コネクタに内蔵する実施例の説明図であり、
図7(A)は全体の概略図、図7(B)は光コネクタの
断面図である。図中、図1,図6と同様な部分には同じ
符号を付して説明を省略する。10は光コネクタ、11
はファイバグレーティングが書き込まれた短尺光ファイ
バである。短尺光ファイバ11は、水素添加処理した後
ファイバグレーティングを書き込んだものである。この
短尺光ファイバ11を図1で説明した短尺光ファイバに
代えて、光コネクタフェルール1に接着固定して光コネ
クタが構成される。このようにして、ファイバグレーテ
ィングによる特性が付与された光コネク10を光ケーブ
ル26からの光ファイバ心線27に取り付ける。図6と
同じ機能を満足でき、しかも光コネクタ以外に布設の障
害となるものはなく、融着接続工程も不要となるため、
低コスト化にも有効な手段である。
【0053】図8は、誘電体多層膜フィルタを光コネク
タに内蔵した実施例の断面図である。図中、図1と同様
な部分には同じ符号を付して説明を省略する。12は誘
電体多層膜フィルタである。図1で説明したと同様に、
光コネクタフェルール1の光ファイバガイド孔1aに、
短尺光ファイバ5が接着固定されている。この短尺光フ
ァイバ5を切断するようにスリットを形成し、誘電体多
層膜フィルタ12を挿入し、接着固定したものである。
誘電体多層膜フィルタ12が、短尺光ファイバ5の光軸
に対して傾斜させるようにしてもよい。誘電体多層膜フ
ィルタの表面での反射光の戻りを防止できる。傾斜角
は、例えば8゜程度の値でよい。
【0054】上述した実施例では、単心の光コネクタフ
ェルールに本発明を適用したが、本発明は光コネクタフ
ェルール全般に幅広く適用可能であり、単心コネクタフ
ェルールに限られるものではない。また、光コネクタフ
ェルールの形態も、上述した実施例では断面を円形のも
のとしたが、これに限らず、適宜の形態のものに適用で
きる。
【0055】図9は、多心光コネクタフェルールに本発
明を適用した実施例を説明するためのもので、図9
(A)は斜視図、図9(B)は断面図である。図中、3
a,3bは光ファイバガイド孔、4は開口部、5は短尺
光ファイバ、6は挿入孔、13は光コネクタフェルー
ル、14はガイドピン孔、15は光コネクタ端面、16
は短尺光ファイバ列である。図では4心の光コネクタフ
ェルールを示したが、4心に限られるものではなく、2
心,3心または5心以上の多心光コネクタフェルールに
適用できるものである。光コネクタフェルール13は、
この実施例ではプラスチックにより形成され、結合面で
ある光コネクタ端面14には、短尺光ファイバ列の両側
に位置決めのためのガイドピン孔14が設けられてい
る。光ファイバガイド孔3a,3bは、図2で説明した
ものと同様に開口部4で切断されている。開口部4は、
スリット状に光コネクタフェルール13を横切るように
形成されている。開口部4より前方のそれぞれの光ファ
イバガイド孔3aには、短尺光ファイバ5が接着固定さ
れている。短尺光ファイバとして、ファイバグレーティ
ングを施したものを用いることができること、あるい
は、誘電体多層膜フィルタを内蔵させることができるこ
とは、上述した実施例と同様である。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、光コネクタの現地での取り付け作業が容易で
あり、接続点において、伝送損失の少ない光コネクタフ
ェルールを提供することができる。また、ファイバグレ
ーティングや誘電体多層膜フィルタを光コネクタ等の機
能部品を内蔵した付加価値の高い光コネクタフェルール
を構成することもできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光コネクタフェルールを用いた光コネ
クタの一実施例の概略を説明するための断面図である。
【図2】図1の一部分の拡大断面図である。
【図3】短尺光ファイバの端面を研磨した断面図であ
る。
【図4】本発明の光コネクタフェルールの他の実施例の
要部を説明するためのもので、図4(A)は平面図、図
4(B)は断面図である。
【図5】図1,図2で説明した実施例に好適な製造方法
の一実施例の工程図である。
【図6】ファイバグレーティングをケーブル端末の光コ
ネクタに内蔵する方法の具体例の説明図であり、図6
(A)は全体の概略図、図6(B)は光コネクタの断面
図、図6(C)は光ケーブルの断面図である。
【図7】ファイバグレーティングをケーブル端末の光コ
ネクタに内蔵する実施例の説明図であり、図7(A)は
全体の概略図、図7(B)は光コネクタの断面図であ
る。
【図8】誘電体多層膜フィルタを光コネクタに内蔵した
実施例の断面図である。
【図9】多心光コネクタフェルールに本発明を適用した
実施例を説明するためのもので、図9(A)は斜視図、
図9(B)は断面図である。
【符号の説明】
1…光コネクタフェルール、1a…先端面、1b…テー
パ部、2…基材、3a,3b…光ファイバガイド孔、4
…開口部、5…短尺光ファイバ、6…挿入孔、7…接着
剤、8…ブレード、10…光コネクタ、11…ファイバ
グレーティングが書き込まれた短尺光ファイバ、12…
誘電体多層膜フィルタ、13…光コネクタフェルール、
14…ガイドピン孔、15…光コネクタ端面、16…短
尺光ファイバ列、20…光コネクタ、21…基材、22
…光コネクタフェルール、23…光ファイバ、24…フ
ァイバグレーティングが書き込まれた光ファイバ、25
…接着剤、26…光ケーブル、27…光ファイバ心線、
28…テンションメンバ、29…PVC被覆、30…融
着接続部、31…補強部材。
フロントページの続き (72)発明者 山西 徹 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 井上 享 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 富田 信夫 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバガイド孔と、該光ファイバガ
    イド孔を切断する開口部と、該開口部から先端側までの
    光ファイバガイド孔に位置決め固定された短尺光ファイ
    バと、研磨された先端面を有することを特徴とする光コ
    ネクタフェルール。
  2. 【請求項2】 前記短尺光ファイバの前記開口部側の端
    面位置は、前記開口部の側面位置と略一致して同一面を
    形成していることを特徴とする請求項1に記載の光コネ
    クタフェルール。
  3. 【請求項3】 前記短尺光ファイバには、ファイバグレ
    ーティングが書き込まれ、所定の光波長信号を選択的に
    反射または透過させることを特徴とする請求項1に記載
    の光コネクタフェルール。
  4. 【請求項4】 前記短尺光ファイバには、途中に融電体
    多層膜フィルタが介在固定されており、所定の光波長信
    号を選択的に反射または透過させることを特徴とする請
    求項1に記載の光コネクタフェルール。
  5. 【請求項5】 前記短尺光ファイバに光結合するよう光
    ファイバガイド孔に挿入される光ファイバは、前記短尺
    光ファイバと同質のものでないことを特徴とする請求項
    1に記載の光コネクタフェルール。
  6. 【請求項6】 前記開口部から先端側の光ファイバガイ
    ド孔を有する部分と、前記開口部から後端側の光ファイ
    バガイド孔を有する部分とが、同一部材で構成され、か
    つ、該同一部材を2分しないように前記開口部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の光コネクタフェルール。
  7. 【請求項7】 前記研磨された先端面が前記短尺光ファ
    イバの光軸に対して傾斜していることを特徴とする請求
    項1に記載の光コネクタフェルール。
  8. 【請求項8】 光ファイバガイド孔と、該光ファイバガ
    イド孔を切断する開口部と、該開口部から先端側までの
    光ファイバガイド孔に位置決め固定された短尺光ファイ
    バと、研磨された先端面を有し、前記開口部から先端側
    の光ファイバガイド孔を有する部分と、前記開口部から
    後端側の光ファイバガイド孔を有する部分とが、同一部
    材で構成され、かつ、該同一部材を2分しないように前
    記開口部が形成されている光コネクタフェルールの製造
    方法において、前記開口部から先端側までの光ファイバ
    ガイド孔に光ファイバを位置決め接着固定する光ファイ
    バ挿入工程と、光コネクタフェルールの先端面を研磨し
    て端面を形成する先端面処理工程と、前記開口部に露出
    している短尺光ファイバの一部を除去加工する後端処理
    工程を有することを特徴とする光コネクタフェルールの
    製造方法。
  9. 【請求項9】 前記光ファイバ挿入工程において、前記
    短尺光ファイバは、光コネクタフェルールの先端側から
    前記光ファイバガイド孔に挿入されることを特徴とする
    請求項8に記載の光コネクタフェルールの製造方法。
  10. 【請求項10】 光コネクタフェルールの先端側におけ
    る光ファイバガイド孔の入り口にはテーパ部が形成され
    ており、前記光ファイバ挿入工程において、前記テーパ
    部から挿入され、前記先端面処理工程において、前記テ
    ーパ部が除去されることを特徴とする請求項8または9
    に記載の光コネクタフェルールの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記先端面処理工程における研磨加工
    は、マイクロラッピングによる切断鏡面加工であること
    を特徴とする請求項8ないし10のいずれか1項に記載
    の光コネクタフェルールの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記光ファイバ挿入工程において、前
    記短尺光ファイバは光コネクタフェルールの先端側から
    前記光ファイバガイド孔に挿入され、挿入した光ファイ
    バの先端位置が開口部の溝内に位置するよう接着固定す
    ることを特徴とする請求項8ないし11のいずれか1項
    に記載の光コネクタフェルールの製造方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000121874A (ja) * 1998-10-15 2000-04-28 Sumitomo Electric Ind Ltd フェルール付き光ファイバ及びその製造方法
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CN115335744A (zh) * 2020-03-27 2022-11-11 日东电工株式会社 光连接器

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