JPH0960932A - 蒸発式加湿器 - Google Patents

蒸発式加湿器

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JPH0960932A
JPH0960932A JP22054995A JP22054995A JPH0960932A JP H0960932 A JPH0960932 A JP H0960932A JP 22054995 A JP22054995 A JP 22054995A JP 22054995 A JP22054995 A JP 22054995A JP H0960932 A JPH0960932 A JP H0960932A
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JP
Japan
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water tank
humidifier
humidifying water
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handle
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Application number
JP22054995A
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English (en)
Inventor
Shigeru Oki
大木  茂
Katsumi Morito
克美 森戸
Soichiro Watanabe
聡一郎 渡辺
Kyoko Yoshida
京子 吉田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加湿水槽の掃除や加湿水槽への給水の簡便化
を図りつつ、加湿水槽の把手が高温に加熱されないよう
にして、加湿水槽を加湿器本体から取り出せるまでの時
間を短縮できるようにすることと、加湿水槽の把手を加
湿器本体の持ち運び用として兼用できるようにする。 【解決手段】 加湿器本体1と、この加湿器本体1内に
挿脱自在に収容された加湿水槽3と、加湿器本体1内に
設けられ、加湿水槽3の水を加熱して蒸気を発生させる
加熱装置と、蒸気導出路及び蒸気吐出口を有し、加湿水
槽3の上部を覆う開閉自在な天蓋とを備えた蒸発式加湿
器である。そして、加湿水槽3の上部に把手13を回動
自在に設けるとともに、加湿水槽3を加湿器本体1内に
収容した時に、加湿水槽3の把手13を加湿器本体1の
外部に臨ませる挿通部14、14を加湿器本体1の上部
に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内に水蒸気を放
出させて加湿を行う蒸発式加湿器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の蒸発式加湿器は、加湿
器本体内に設けた加湿水槽の水を電気ヒータ等の加熱装
置によって蒸発させ、この蒸気を蒸気吐出口より室内等
に放出して加湿を行うものであるが、加湿水として主に
使用する水道水には、カルシウムやマグネシウムが含ま
れているため、これらカルシウムやマグネシウムが加湿
水槽内に付着して加熱効率を低下させる問題があった。
そのため、例えば、実公平7−4419号公報に開示さ
れている蒸発式加湿器においては、加湿器本体内に加熱
装置を設け、この加熱装置によって加熱される加湿水槽
を加湿器本体内に挿脱自在に収容する構成として、加湿
水槽の清掃や加湿水槽への給水が楽に行えるようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実公平7−4419号
公報に開示されている従来の蒸発式加湿器では、加湿水
槽へ給水する場合、加湿水槽の上部に設けた把手を持っ
て、この加湿水槽を加湿器本体から引き出すことによ
り、水道蛇口での給水が可能である。しかしながら、こ
の従来構成のものでは、加湿水槽を加湿器本体内にセッ
トすると、加湿水槽の把手も加湿器本体内に収容されて
しまうため、加湿器の運転中には把手が高温となってし
まい、機器の運転を停止してから加湿水槽を持ち運べる
ようになるまでに長時間の冷却時間を必要とする難点が
あった。
【0004】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
のであり、加湿水槽の掃除や加湿水槽への給水の簡便化
を図りつつ、加湿水槽の把手が高温に加熱されないよう
にして、加湿水槽を加湿器本体から取り出せるまでの時
間を短縮できるようにすることと、加湿水槽の把手を加
湿器本体の持ち運び用として兼用できるようにすること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
では、加湿器本体と、この加湿器本体内に挿脱自在に収
容された加湿水槽と、加湿器本体内に設けられ、加湿水
槽の水を加熱して蒸気を発生させる加熱装置と、蒸気導
出路及び蒸気吐出口を有し、前記加湿水槽の上部を覆う
開閉自在な天蓋とを備えた蒸発式加湿器において、前記
加湿水槽の上部に把手を回動自在に設けるとともに、加
湿水槽を加湿器本体内に収容した時に、加湿水槽の把手
を加湿器本体の外部に臨ませる挿通部を加湿器本体の上
部に設けた構成である。
【0006】請求項2に記載の本発明では、加湿器本体
と、この加湿器本体内に挿脱自在に収容された加湿水槽
と、加湿器本体内に設けられ、加湿水槽の水を加熱して
蒸気を発生させる加熱装置と、蒸気導出路及び蒸気吐出
口を有し、前記加湿水槽の上部を覆う開閉自在な天蓋と
を備えた蒸発式加湿器において、前記加湿水槽の上部に
把手を回動自在に設けるとともに、加湿水槽を加湿器本
体内に収容した時に、加湿水槽の把手を加湿器本体の外
部に臨ませる挿通部を加湿器本体の上部に設けており、
さらに、前記加湿水槽は少なくとも内面側の片面にフッ
素樹脂コーティングが施された金属板を絞り加工してな
るものである。
【0007】請求項1に記載の蒸発式加湿器において
は、天蓋を開放状態とした後、把手を持って加湿水槽を
加湿器本体から引き出すことにより、加湿水槽の掃除や
加湿水槽への給水を簡単に行うことができる。また、加
湿水槽を加湿器本体内に収容した時に、加湿水槽の把手
を加湿器本体の外部に臨ませる構成としているので、運
転中に加湿水槽の把手が高温にならないようにでき、加
湿水槽を加湿器本体から取り出せるまでの時間が短縮さ
れるとともに、加湿水槽の把手を加湿器本体の持ち運び
用として兼用できる。
【0008】請求項2に記載の蒸発式加湿器において
は、加湿水槽は少なくとも内面側の片面にフッ素樹脂コ
ーティングが施された金属板を絞り加工してなるもので
あるから、加湿水槽内に付着するカルシウムやマグネシ
ウム等の残渣物を容易に除去できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図7の図面に基づいて説明する。本発明の実施に
かかる蒸発式加湿器は、加湿器本体1と、加湿器本体1
の上部に開閉自在に設けた天蓋2と、加湿器本体1内に
挿脱自在に収容した加湿水槽3と、加湿器本体1内に設
けられ、加湿水槽3内の加湿水を加熱蒸発させる加熱装
置4等にて構成され、前記天蓋2にて加湿水槽3の上部
開口を覆う構成としている。
【0010】前記加湿器本体1は、略円筒状に成形され
た合成樹脂製の外筒5と、アルミニウム板を略円筒状に
絞り加工してなり、外筒5の内側に配置固定された内筒
6と、外筒5の底部に装着された合成樹脂製の底板7と
から構成され、前記内筒6の内底部に前記加熱装置4を
配設している。この加熱装置4はアルミダイカスト製で
ドーナツ状の加熱板8に2本のシーズヒータ9、9を同
心状に埋設して成るものであり、この加熱板8の中央部
には、加湿水槽3の有無を検知するとともに、加湿水槽
3の温度を検知する検知装置10を設けている。
【0011】前記加湿水槽3は、少なくとも内面側とな
る片面(水に接する面)にフッ素樹脂が予じめコーティ
ングされたプレコートアルミニウム板を、プレス成形に
よって絞り加工して成るものであり、この加湿水槽3の
上端部には合成樹脂にてリング状に形成された固定枠1
1を装着している。この固定枠11には、それぞれ外向
きに突出した左右一対の把手支持部12、12が一体に
形成されており、そして、これら左右一対の把手支持部
12には、持ち運び用の合成樹脂製の把手13が回動自
在に装着されている。
【0012】図2に示す14、14は、前記加湿器本体
1の外筒5の上端部に前記把手支持部12、12に対応
するように設けた挿通溝であり、これら挿通溝14、1
4には、加湿水槽3を加湿器本体1の内筒6内に収容し
た際に、前記固定枠11の把手支持部12、12がそれ
ぞれ上方から介挿される。このように、挿通溝14、1
4に固定枠11の把手支持部12、12が介挿される
と、加湿水槽3の把手13は加湿器本体1の外部に位置
するものである。
【0013】前記天蓋2は、合成樹脂製の上カバー15
と、この上カバー15の底面に装着された合成樹脂製の
下カバー16とを備えるとともに、前方部にはロック装
置17が組み付けられ、また、後方部には加湿器本体1
の外筒5に設けられた支持部18に着脱自在に、かつ、
回動自在に係合する枢止軸19を備えている。また、前
記下カバー16の下面側には、ステンレス鋼板にて作ら
れた内蓋20が装着されている。この内蓋20は、加湿
水槽3で発生した蒸気を取り込むための多数の孔21、
21を有し、それの周縁部には、天蓋2の閉塞時に、加
湿水槽3の固定枠11に圧接されるリング状のパッキン
22が装着されている。
【0014】前記ロック装置17は、基部が前記上カバ
ー15に回動自在に枢着された操作体17Aと、先端に
前記外筒5の係合部5A、5Aに係脱自在に係止される
複数の係止爪17B、17Bを有し、前記操作体17A
の回動によって前後方向にスライドするスライド体17
Cと、このスライド体17Cを常時、操作体17A側に
付勢するコイルスプリング17Dとから構成され、操作
体17Aの先端側を上方に向けて回動させることによ
り、スライド体17Cが後方に移動して、このスライド
体17Cの係止爪17Bが外筒5の係合部5Aから離脱
し、ロックが解除される。そして、ロックが解除された
状態でロック装置17の操作体17Aを手で持って天蓋
2を開放する。
【0015】前記下カバー16と内蓋20との間には、
下カバー16に一体成形された環状垂下壁23によって
第1の蒸気通路Aが形成されている。この第1の蒸気通
路Aは、内蓋20の多数の孔21、21から取り込んだ
蒸気を下カバー16に形成された1つの蒸気放出孔24
に案内している。前記第1の蒸気通路A内には鋼球にて
なる安全弁25が設けられている。この安全弁25は、
通常、内蓋20と接触する位置にあり、機器の転倒時に
は、下カバー16に放射状に一体成形された複数のガイ
ド片26、26によって案内されて蒸気放出孔24を閉
じ、転倒時に蒸気放出孔24から熱湯が流出するのを防
止している。
【0016】前記上カバー15と下カバー16との間に
は、それらの間に装着された合成樹脂製の蒸気通路形成
部材27と下カバー16とによって第2の蒸気通路Bが
形成されている。この第2の蒸気通路Bは、前記蒸気放
出孔24から放出された蒸気を、上カバー15の斜め上
向きの傾斜面15Aに形成された横長状の蒸気吐出口2
8に案内するようになっている。また、第2の蒸気通路
Bは、下カバー16に一体成形されて垂直に立ち上げら
れた起立壁29と蒸気通路形成部材27に一体成形され
て垂直に垂下された垂下壁30とによって屈曲状態とな
っており、この垂下壁30は前記蒸気吐出口28の後縁
部に位置し、かつ、蒸気吐出口28に沿って設けられて
いる。
【0017】前記蒸気通路形成部材27には、前記蒸気
吐出口28の前縁部に位置させて、前記垂下壁30と平
行に前方壁31及び露受け溝32を一体に設けており、
前記垂下壁30と前方壁31との間には、蒸気を外部に
噴出させるための実質的な吐出口となる所定の間隔(約
5mm)を存している。そして、露受け溝32に入り込
んだ結露水は、露受け溝32の底壁に穿った回収孔33
から第2の蒸気通路B内の下カバー16の上面に滴下
し、この下カバー16の上面に滴下した結露水は、前記
蒸気放出孔24及び孔21を通って加湿水槽3内に回収
される。
【0018】前記内蓋20に装着したパッキン22に
は、加湿水槽3側に延出されたラッパ状の延出部22A
が一体成形されており、この延出部22Aは、ロック装
置17側に位置する前方延出部分34と支持部18側に
位置する後方延出部分35とが、それらの中間に位置す
る左右両側部分よりも下方にまで延出されている。
【0019】36は前記加湿器本体1の前面部に設けた
表示部兼用の操作部であり、この操作部36には、図6
に示すように、運転を入り切りする運転入り切りボタン
37と、運転状態を連続強運転と連続弱運転の2段の手
動運転モード、及び湿度センサーを利用して設定湿度に
なるように運転する自動運転モードに順送りで切り替え
る運転切替ボタン38と、連続弱運転時に点灯する弱運
転表示灯39と、連続強運転時に点灯する強運転表示灯
40と、複数の湿度表示灯41、41と、給水を必要と
する時に点滅する給水表示灯42とを備え、前記複数の
湿度表示灯41、41は、点灯により設定湿度を表示す
るとともに、点滅により現在湿度を表示し、かつ、設定
湿度と現在湿度とが一致している状態では、点滅によっ
てそれを表示するが、点灯によって表示するようにして
もよい。また、前記給水表示灯42の点滅時には、その
点滅と同期してブザーが所定回数だけ鳴るようになって
いる。図3の43は、電源コードのマグネットプラグ
(図示せず)が接続されるプラグ受け部である。
【0020】上述の構成において、使用前には、まず、
ロック装置17を解除して天蓋2を開け、把手13を持
って加湿水槽3を加湿器本体1から引き出し、そして、
加湿水槽3に給水した後、この加湿水槽3を加湿器本体
1内に収容する。こうして、加湿水槽3をセットした
後、天蓋2を閉じると、この天蓋2はロック装置17に
よってロックされる。この時、加湿水槽3に装着された
固定枠11の把手支持部12、12を、加湿器本体1の
外筒5に設けた挿通溝14、14に介挿すると、加湿水
槽3の把手13は加湿器本体1の外部に位置することに
なる。
【0021】使用時には、運転入り切りボタン37を押
すことにより、シーズヒータ9に通電され、運転が開始
される。この運転の初期設定は、湿度が約50%の自動
運転となっている。こうして、運転が開始されると、加
熱装置4によって加湿水槽3内の水が加熱されて沸騰
し、この沸騰によって発生した蒸気は、内蓋20の多数
の孔21、21から第1の蒸気通路Aに入り、蒸気放出
孔24を通って第2の蒸気通路Bに流れ、そして、起立
壁29と垂下壁30に案内されて通路形成部材27内を
屈曲しながら垂下壁30と前方壁31との間を通って蒸
気吐出口28から外部に噴出される。
【0022】上記構成によれば、天蓋2を開放した後、
把手13を持って加湿水槽3を加湿器本体1から引き出
すことができるので、加湿器全体を水道の蛇口の所に持
ち運ぶ必要がなく、加湿水槽3の掃除や加湿水槽3への
給水を容易に行うことができ、しかも、加湿水槽3を加
湿器本体1から取り外すことができるので、例えば、加
湿器全体を流し台の水槽内に入れて、水道の蛇口から直
接給水する場合のように、加湿器本体に水がかかる心配
もない。また、加湿器本体1の外筒5の上端部には、加
湿水槽3に装着した固定枠11の把手支持部12、12
を介挿させるための挿通溝14、14を設けた構成とし
ているので、加湿水槽3を加湿器本体1内に収容した時
に、加湿水槽3の把手13を加湿器本体1の外部に臨ま
せることができ、そのため、運転中に加湿水槽3の把手
13が高温となることがなく、加湿水槽3を加湿器本体
1から取り出すまでの待ち時間を短縮できる。しかも、
加湿水槽3を加湿器本体1内に収容した状態で天蓋2を
閉じれば、加湿水槽3の把手13を加湿器本体1の持ち
運び用の把手として兼用でき、加湿器本体1に格別の把
手を設ける必要がなく、構成の簡略化が図れる。
【0023】また、加湿水槽3は、少なくとも内面側と
なる片面(水に接する面)にフッ素樹脂が予じめコーテ
ィングされたプレコートアルミニウム板を、プレス成形
によって絞り加工して成るものであるから、加湿水槽3
内に付着するカルシウムやマグネシウム等の残渣物を容
易に除去でき、取扱が一層簡便となるものである。
【0024】また、蒸気吐出口28の前縁部に位置させ
て、蒸気通路形成部材27に露受け溝32を設けるとと
もに、この露受け溝32の底壁に回収孔33を設け、こ
の露受け溝32に入り込んだ結露水を、回収孔33から
第2の蒸気通路B内の下カバー16の上面に滴下させ、
この下カバー16の上面に滴下した結露水を蒸気放出孔
24及び孔21を通して加湿水槽3内に回収するように
しているので、蒸気吐出口28の前縁部に結露水が溜る
のを防止できる。従って、蒸気吐出口28の前縁部に溜
った結露水が、天蓋2の上カバー15及び加湿器本体1
の外筒5を伝って設置面上に落ち、その設置面を濡らす
ような心配もない。
【0025】また、内蓋20に装着したパッキン22に
は、加湿水槽3側に延出されたラッパ状の延出部22A
が一体成形されており、この延出部22Aは、ロック装
置17側に位置する前方延出部分34と支持部18側に
位置する後方延出部分35とが、それらの中間に位置す
る左右両側部分よりも下方にまで延出されているので、
ロック装置17の操作体17Aを手で持って天蓋2を開
けようとした時に、加湿水槽3内の蒸気は、ロック装置
17側から流出するのを前方延出部分34で阻止されて
延出部22Aの左右両側部分から流出することになる。
そのため、天蓋2の開放時に、ロック装置17を持って
天蓋2を開放する使用者の手が、加湿水槽3から流出す
る蒸気を受けて火傷を負うような危険を未然に防止でき
る。また、天蓋2を開放した状態では、内蓋20の下面
等に付着した水滴は、パッキン22の延出部22Aの後
方延出部分35で受け止められて、加湿水槽3内に滴下
する。
【0026】なお、加熱装置4は複数のシーズヒータ
9、9を加熱板8に埋設して構成したが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
【0027】
【発明の効果】本発明の蒸発式加湿器は以上のように構
成されているので、天蓋を開放した後、把手を持って加
湿水槽を加湿器本体から引き出すことにより、加湿水槽
の掃除や加湿水槽への給水を簡単に行うことができ、使
い勝手に優れているのはもちろんのこと、加湿水槽を加
湿器本体内に収容した時に、加湿水槽の把手は加湿器本
体の外部に位置するので、運転中に加湿水槽の把手が高
温になることがなく、加湿水槽を加湿器本体から取り出
せるまでの時間を短縮できる。また、加湿水槽の把手を
加湿器本体の持ち運びようとして兼用できるので、加湿
器本体に持ち運び用の格別の把手を設ける必要がなく、
構成の簡略化が図れる。
【0028】請求項2に記載の蒸発式加湿器において
は、加湿水槽は少なくとも内面側の片面にフッ素樹脂コ
ーティングが施された金属板を絞り加工してなるもので
あるから、加湿水槽内に付着するカルシウムやマグネシ
ウム等の残渣物を容易に除去でき、取扱を一層簡便とな
せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態例を示す蒸発式加湿器の
正面外観図である。
【図2】加湿水槽を加湿器本体から取り外す状態を説明
する説明図である。
【図3】一部切欠側面図である。
【図4】図3の要部拡大断面図である。
【図5】図4のイ部の拡大断面図である。
【図6】操作部の説明図である。
【符号の説明】
1 加湿器本体 2 天蓋 3 加湿水槽 4 加熱装置 13 把手 14 挿通溝(挿通部) 28 蒸気吐出口 A 第1の蒸気導出路(蒸気導出路) B 第2の蒸気導出路(蒸気導出路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 京子 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加湿器本体と、この加湿器本体内に挿脱
    自在に収容された加湿水槽と、加湿器本体内に設けら
    れ、加湿水槽の水を加熱して蒸気を発生させる加熱装置
    と、蒸気導出路及び蒸気吐出口を有し、前記加湿水槽の
    上部を覆う開閉自在な天蓋とを備えた蒸発式加湿器にお
    いて、前記加湿水槽の上部に把手を回動自在に設けると
    ともに、加湿水槽を加湿器本体内に収容した時に、加湿
    水槽の把手を加湿器本体の外部に臨ませる挿通部を加湿
    器本体の上部に設けたことを特徴とする蒸発式加湿器。
  2. 【請求項2】 加湿器本体と、この加湿器本体内に挿脱
    自在に収容された加湿水槽と、加湿器本体内に設けら
    れ、加湿水槽の水を加熱して蒸気を発生させる加熱装置
    と、蒸気導出路及び蒸気吐出口を有し、前記加湿水槽の
    上部を覆う開閉自在な天蓋とを備えた蒸発式加湿器にお
    いて、前記加湿水槽の上部に把手を回動自在に設けると
    ともに、加湿水槽を加湿器本体内に収容した時に、加湿
    水槽の把手を加湿器本体の外部に臨ませる挿通部を加湿
    器本体の上部に設けており、さらに、前記加湿水槽は少
    なくとも内面側の片面にフッ素樹脂コーティングが施さ
    れた金属板を絞り加工してなるものであることを特徴と
    する蒸発式加湿器。
JP22054995A 1995-08-29 1995-08-29 蒸発式加湿器 Pending JPH0960932A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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