JPH096049A - 静電荷像現像用トナー組成物、静電荷像現像剤およびフルカラー画像形成方法 - Google Patents
静電荷像現像用トナー組成物、静電荷像現像剤およびフルカラー画像形成方法Info
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- JPH096049A JPH096049A JP7170432A JP17043295A JPH096049A JP H096049 A JPH096049 A JP H096049A JP 7170432 A JP7170432 A JP 7170432A JP 17043295 A JP17043295 A JP 17043295A JP H096049 A JPH096049 A JP H096049A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クリーニング不良や感光体へのトナー等の付
着が発生し難く、画像欠陥を長期間発生しない高画質フ
ルカラー画像の高速複写を可能にする静電荷像現像用ト
ナー組成物、静電荷像現像剤およびフルカラー画像形成
方法の提供。 【構成】 着色剤と結着樹脂を含有するトナー粒子と外
部添加剤とからなる静電荷像現像用トナー組成物であっ
て、結着樹脂がビスフェノール系ジオール成分と芳香族
多価カルボン酸成分とを主単量体成分としてなるポリエ
ステル樹脂を含有し、かつトナー粒子の体積平均粒子径
が3ないし9μmであり、該外部添加剤が体積平均粒子
径0.1ないし9μmの高分子アルコール粒子および無
機微粉末からなる。4つの感光体および黒色、イエロ
ー、マゼンタ、シアントナー組成物を用い、潜像形成、
現像、転写を各色ごとに行って、転写材上にフルカラー
画像を形成する。
着が発生し難く、画像欠陥を長期間発生しない高画質フ
ルカラー画像の高速複写を可能にする静電荷像現像用ト
ナー組成物、静電荷像現像剤およびフルカラー画像形成
方法の提供。 【構成】 着色剤と結着樹脂を含有するトナー粒子と外
部添加剤とからなる静電荷像現像用トナー組成物であっ
て、結着樹脂がビスフェノール系ジオール成分と芳香族
多価カルボン酸成分とを主単量体成分としてなるポリエ
ステル樹脂を含有し、かつトナー粒子の体積平均粒子径
が3ないし9μmであり、該外部添加剤が体積平均粒子
径0.1ないし9μmの高分子アルコール粒子および無
機微粉末からなる。4つの感光体および黒色、イエロ
ー、マゼンタ、シアントナー組成物を用い、潜像形成、
現像、転写を各色ごとに行って、転写材上にフルカラー
画像を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法において、
フルカラー画像を形成するための静電荷像現像用トナー
組成物、静電荷像現像剤およびそれを用いてフルカラー
画像を形成する画像形成方法に関する。
フルカラー画像を形成するための静電荷像現像用トナー
組成物、静電荷像現像剤およびそれを用いてフルカラー
画像を形成する画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いたカラー画像
形成装置が多く用いられるようになっている。このよう
な装置では、帯電、露光、現像、転写の工程を繰り返す
方式が一般的である。すなわち、帯電、露光、現像、転
写の工程を一つの潜像担持体である感光体に対しイエロ
ー、マゼンタ、シアン、黒の各トナーの色数分の計4回
繰り返す方式である。しかしながら、このような方式で
は、最終的なカラー画像を得るまでに、潜像担持体はカ
ラー画像を構成する色数の分だけ回転を繰り返すことに
なり、単色画像形成装置に比較して複写速度が遅いとい
う問題がある。また、フルカラー複写機として用いられ
ているものについては、その殆どがデジタル複写機であ
り、デジタル画像を現像することが行われている。この
ようなデジタル画像を現像するにあたっては、ドットを
正確に再現することが必須であり、画像の高画質化が欠
かせないものとなっている。画像の高画質化のために
は、トナーを小粒径化することが有効な方法であるが、
小粒径化に伴う新たな問題が発生している。すなわち、
クリーニング性、転写性および流動性の悪化や、トナー
の飛散等、従来用いられているトナーの粒子径では生じ
なかった問題が発生してしまう。
形成装置が多く用いられるようになっている。このよう
な装置では、帯電、露光、現像、転写の工程を繰り返す
方式が一般的である。すなわち、帯電、露光、現像、転
写の工程を一つの潜像担持体である感光体に対しイエロ
ー、マゼンタ、シアン、黒の各トナーの色数分の計4回
繰り返す方式である。しかしながら、このような方式で
は、最終的なカラー画像を得るまでに、潜像担持体はカ
ラー画像を構成する色数の分だけ回転を繰り返すことに
なり、単色画像形成装置に比較して複写速度が遅いとい
う問題がある。また、フルカラー複写機として用いられ
ているものについては、その殆どがデジタル複写機であ
り、デジタル画像を現像することが行われている。この
ようなデジタル画像を現像するにあたっては、ドットを
正確に再現することが必須であり、画像の高画質化が欠
かせないものとなっている。画像の高画質化のために
は、トナーを小粒径化することが有効な方法であるが、
小粒径化に伴う新たな問題が発生している。すなわち、
クリーニング性、転写性および流動性の悪化や、トナー
の飛散等、従来用いられているトナーの粒子径では生じ
なかった問題が発生してしまう。
【0003】一方、フルカラー画像を得る際には、発色
性を良くするために、低温定着性を有する樹脂が必要で
あり、その目的に適する樹脂として、ポリエステル樹脂
が広く使用されている。しかしながら、ポリエステル樹
脂は発色性の改善には好ましいものであるが、帯電の環
境依存性、すなわち高温高湿下と低温低湿下の帯電量の
差が大きいという欠点を有している。現在、そのための
研究が種々行われているが、未だ十分なものは開発され
ていない。
性を良くするために、低温定着性を有する樹脂が必要で
あり、その目的に適する樹脂として、ポリエステル樹脂
が広く使用されている。しかしながら、ポリエステル樹
脂は発色性の改善には好ましいものであるが、帯電の環
境依存性、すなわち高温高湿下と低温低湿下の帯電量の
差が大きいという欠点を有している。現在、そのための
研究が種々行われているが、未だ十分なものは開発され
ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複写速度が遅いという
問題に対し、イエロー現像用、マゼンタ現像用、シアン
現像用、黒現像用の感光体を配置し、帯電、露光、現
像、転写の工程を順次行うことによって高速化をはかる
ことが可能となる。しかしながら、高画質化を求めるた
めにトナーの粒径をより小さくし、かつ、外部添加剤の
機能を発揮させるためにそのカバレッジを大径トナーの
場合と同じにすると、トナー重量に対する外部添加剤重
量は著しく多くなってくる。同様に、トナーが小径にな
ればなるほど、同一画像を得るために感光体やクリーニ
ングブレートと接触する外部添加剤の量が増加する。そ
の結果、感光体と外部添加剤の接触により生じるコメッ
トやフィルミング等の画像欠陥が発生しやすくなり、ま
た、外部添加剤をクリーニングする際に発生するインタ
ーラクションにより、クリーニングブレード磨耗および
感光体表面の磨耗が早まる等のために感光体の交換頻度
が多くなるという問題が発生し、複写速度の高速化が達
成できても感光体の寿命が短くなるという問題がある。
問題に対し、イエロー現像用、マゼンタ現像用、シアン
現像用、黒現像用の感光体を配置し、帯電、露光、現
像、転写の工程を順次行うことによって高速化をはかる
ことが可能となる。しかしながら、高画質化を求めるた
めにトナーの粒径をより小さくし、かつ、外部添加剤の
機能を発揮させるためにそのカバレッジを大径トナーの
場合と同じにすると、トナー重量に対する外部添加剤重
量は著しく多くなってくる。同様に、トナーが小径にな
ればなるほど、同一画像を得るために感光体やクリーニ
ングブレートと接触する外部添加剤の量が増加する。そ
の結果、感光体と外部添加剤の接触により生じるコメッ
トやフィルミング等の画像欠陥が発生しやすくなり、ま
た、外部添加剤をクリーニングする際に発生するインタ
ーラクションにより、クリーニングブレード磨耗および
感光体表面の磨耗が早まる等のために感光体の交換頻度
が多くなるという問題が発生し、複写速度の高速化が達
成できても感光体の寿命が短くなるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、クリーニング不良や感光
体へのトナー等の付着が発生し難く、画像欠陥を長期間
発生しない高画質フルカラー画像の高速複写を可能にす
るトナー組成物および現像剤を提供することにある。本
発明の他の目的は、これらトナー組成物および現像剤を
用いて高画質フルカラー画像を高速複写することができ
る画像形成方法を提供することにある。本発明のさらに
他の目的は、環境変動に対する画像濃度の変動の小さ
い、環境安定性に優れた画像形成方法を提供することに
ある。
体へのトナー等の付着が発生し難く、画像欠陥を長期間
発生しない高画質フルカラー画像の高速複写を可能にす
るトナー組成物および現像剤を提供することにある。本
発明の他の目的は、これらトナー組成物および現像剤を
用いて高画質フルカラー画像を高速複写することができ
る画像形成方法を提供することにある。本発明のさらに
他の目的は、環境変動に対する画像濃度の変動の小さ
い、環境安定性に優れた画像形成方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来の技術
における上述の諸欠点を改善すべく、鋭意研究を重ねた
結果、特定の現像システムに特定の結着樹脂と外部添加
剤として高分子アルコール粒子と無機微粒子を用いるこ
とによって、上記目的が達成できることを見出し、本発
明を完成するに至った。
における上述の諸欠点を改善すべく、鋭意研究を重ねた
結果、特定の現像システムに特定の結着樹脂と外部添加
剤として高分子アルコール粒子と無機微粒子を用いるこ
とによって、上記目的が達成できることを見出し、本発
明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明の静電荷像現像用トナー
組成物は、着色剤と結着樹脂を含有するトナー粒子と外
部添加剤とからなり、そして結着樹脂がビスフェノール
系ジオール成分と芳香族多価カルボン酸成分とを主単量
体成分としてなるポリエステル樹脂を含有し、かつトナ
ー粒子の体積平均粒子径が3ないし9μmであり、該外
部添加剤が体積平均粒子径0.1ないし9μmの高分子
アルコール粒子および無機微粉末からなることを特徴と
する。本発明の静電荷像現像剤は、上記の静電荷像現像
用トナー組成物とキャリアからなり、キャリアが樹脂を
被覆してなる磁性粒子であることを特徴とする。
組成物は、着色剤と結着樹脂を含有するトナー粒子と外
部添加剤とからなり、そして結着樹脂がビスフェノール
系ジオール成分と芳香族多価カルボン酸成分とを主単量
体成分としてなるポリエステル樹脂を含有し、かつトナ
ー粒子の体積平均粒子径が3ないし9μmであり、該外
部添加剤が体積平均粒子径0.1ないし9μmの高分子
アルコール粒子および無機微粉末からなることを特徴と
する。本発明の静電荷像現像剤は、上記の静電荷像現像
用トナー組成物とキャリアからなり、キャリアが樹脂を
被覆してなる磁性粒子であることを特徴とする。
【0008】また、本発明のフルカラー画像形成方法
は、潜像担持体上に静電潜像を形成し、該静電潜像を現
像剤を用いて現像し、形成されたトナー像を転写体上に
転写することよりなるものであって、黒色画像を形成す
るための潜像担持体上に静電潜像を形成する工程、該静
電潜像を黒色現像剤を用いて現像する現像工程、および
形成されたトナー像を転写体上に転写する工程よりなる
黒色画像形成工程、イエロー画像を形成するための潜像
担持体上に静電潜像を形成する工程、該静電潜像をイエ
ロー現像剤を用いて現像する現像工程、および形成され
たトナー像を転写体上に転写する工程よりなるイエロー
画像形成工程、マゼンタ画像を形成するための潜像担持
体上に静電潜像を形成する工程、該静電潜像をマゼンタ
現像剤を用いて現像する現像工程、および形成されたト
ナー像を転写体上に転写する工程よりなるマゼンタ画像
形成工程、およびシアン画像を形成するための潜像担持
体上に静電潜像を形成する工程、該静電潜像をシアン現
像剤を用いて現像する現像工程、および形成されたトナ
ー像を転写体上に転写する工程よりなるシアン画像形成
工程を有し、かつ各現像剤が、上記の静電荷像現像用ト
ナー組成物または静電荷像現像剤を使用することを特徴
とする。
は、潜像担持体上に静電潜像を形成し、該静電潜像を現
像剤を用いて現像し、形成されたトナー像を転写体上に
転写することよりなるものであって、黒色画像を形成す
るための潜像担持体上に静電潜像を形成する工程、該静
電潜像を黒色現像剤を用いて現像する現像工程、および
形成されたトナー像を転写体上に転写する工程よりなる
黒色画像形成工程、イエロー画像を形成するための潜像
担持体上に静電潜像を形成する工程、該静電潜像をイエ
ロー現像剤を用いて現像する現像工程、および形成され
たトナー像を転写体上に転写する工程よりなるイエロー
画像形成工程、マゼンタ画像を形成するための潜像担持
体上に静電潜像を形成する工程、該静電潜像をマゼンタ
現像剤を用いて現像する現像工程、および形成されたト
ナー像を転写体上に転写する工程よりなるマゼンタ画像
形成工程、およびシアン画像を形成するための潜像担持
体上に静電潜像を形成する工程、該静電潜像をシアン現
像剤を用いて現像する現像工程、および形成されたトナ
ー像を転写体上に転写する工程よりなるシアン画像形成
工程を有し、かつ各現像剤が、上記の静電荷像現像用ト
ナー組成物または静電荷像現像剤を使用することを特徴
とする。
【0009】以下に、本発明について詳細に説明する。
本発明のトナー粒子において、結着樹脂として用いられ
るポリエステル樹脂は、多価アルコール成分と多価カル
ボン酸成分とから製造されるものであるが、その多価ア
ルコール成分は、ビスフェノール系ジオール成分を必須
の構成部分とするものである。具体的にはビスフェノー
ルAエチレンオキサイド付加物やビスフェノールAプロ
ピレンオキサイド付加物等があげられる。さらに具体的
には、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエチ
レン(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、ポリオキシプロピレン(6)−2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロ
ピレン(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン等があげられる。
本発明のトナー粒子において、結着樹脂として用いられ
るポリエステル樹脂は、多価アルコール成分と多価カル
ボン酸成分とから製造されるものであるが、その多価ア
ルコール成分は、ビスフェノール系ジオール成分を必須
の構成部分とするものである。具体的にはビスフェノー
ルAエチレンオキサイド付加物やビスフェノールAプロ
ピレンオキサイド付加物等があげられる。さらに具体的
には、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエチ
レン(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、ポリオキシプロピレン(6)−2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロ
ピレン(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン等があげられる。
【0010】多価アルコール成分には、上記ビスフェノ
ール系ジオール成分と共に、他の多価アルコール成分を
併用することができる。例えば、2価アルコール成分と
しては、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、1,5
−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール等を用いることができ
る。3価以上の多価アルコール成分としては、グリセリ
ン、ソルビトール、1,4−ソルビタン、トリメチロー
ルプロパン等を用いることができる。
ール系ジオール成分と共に、他の多価アルコール成分を
併用することができる。例えば、2価アルコール成分と
しては、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、1,5
−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール等を用いることができ
る。3価以上の多価アルコール成分としては、グリセリ
ン、ソルビトール、1,4−ソルビタン、トリメチロー
ルプロパン等を用いることができる。
【0011】また、上記多価アルコール成分と縮合させ
る多価カルボン酸成分は、芳香族多価カルボン酸成分を
必須の構成部分とするものである。具体的には、テレフ
タル酸、イソフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット
酸等があげられる。多価カルボン酸成分には、上記芳香
族多価カルボン酸と共に、他の多価カルボン酸成分を併
用することができる。例えば、マロン酸、コハク酸、グ
ルタル酸、ドデセニルコハク酸、フマル酸およびこれら
の酸の低級アルキルエステルを用いることができる。
る多価カルボン酸成分は、芳香族多価カルボン酸成分を
必須の構成部分とするものである。具体的には、テレフ
タル酸、イソフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット
酸等があげられる。多価カルボン酸成分には、上記芳香
族多価カルボン酸と共に、他の多価カルボン酸成分を併
用することができる。例えば、マロン酸、コハク酸、グ
ルタル酸、ドデセニルコハク酸、フマル酸およびこれら
の酸の低級アルキルエステルを用いることができる。
【0012】本発明に使用するポリエステル樹脂は、テ
トラヒドロフラン不溶分を含まないことが特に好まし
い。そのようなポリエステル樹脂を製造する際には、そ
の分子量が適切な範囲となった時点で反応を終了する等
の方法によって、生成するポリエステル樹脂の分子量が
高くなりすぎないようにして作製する必要がある。その
際に、三価以上のモノマーを併用することができる。ま
た、上記ポリエステル樹脂は、その軟化点Tmが90℃
ないし120℃の範囲にあることが好ましい。軟化点が
90℃未満であると非オフセット温度領域を十分に確保
できず、120℃を越えると低温定着に乏しくなる。ま
た、上記ポリエステル樹脂は、そのガラス転移点Tgが
60℃ないし75℃の範囲にあることが好ましい。ガラ
ス転移点が60℃未満であると、トナーの保存安定性が
悪化し、高温高湿下等では現像機内での凝集が問題とな
り、他方、75℃を越えると、低温定着性が悪くなる。
トラヒドロフラン不溶分を含まないことが特に好まし
い。そのようなポリエステル樹脂を製造する際には、そ
の分子量が適切な範囲となった時点で反応を終了する等
の方法によって、生成するポリエステル樹脂の分子量が
高くなりすぎないようにして作製する必要がある。その
際に、三価以上のモノマーを併用することができる。ま
た、上記ポリエステル樹脂は、その軟化点Tmが90℃
ないし120℃の範囲にあることが好ましい。軟化点が
90℃未満であると非オフセット温度領域を十分に確保
できず、120℃を越えると低温定着に乏しくなる。ま
た、上記ポリエステル樹脂は、そのガラス転移点Tgが
60℃ないし75℃の範囲にあることが好ましい。ガラ
ス転移点が60℃未満であると、トナーの保存安定性が
悪化し、高温高湿下等では現像機内での凝集が問題とな
り、他方、75℃を越えると、低温定着性が悪くなる。
【0013】本発明において、前記ポリエステル樹脂と
共にトナーに含有される着色剤としては公知のものが用
いられる。例えば、カーボンブラック、アニリンブル
ー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリ
ンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、
メチレンブルークロリド、フタロシアニンブルー、マラ
カイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ローズ
ベンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1、C.
I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメント・
レッド57:1、C.I.ピグメント・イエロー97、
C.I.ピグメント・イエロー12、C.I.ピグメン
ト・イエロー17、C.I.ピグメント・ブルー15:
1、C.I.ピグメント・ブルー15:3を代表的なも
のとして例示することができる。本発明において、着色
剤の含有量は、2重量%から8重量%の範囲が好まし
い。着色剤の含有量が2重量%より少なくなると着色力
が弱くなり、8重量%より多くなるとカラートナーの場
合における透明性が悪化する。また、トナー粒子の平均
粒子径が3ないし9μmの範囲であることが必要であ
る。平均粒子径が9μmよりも大きくなると、高画質の
画像が得られなくなる。また、3μmより小さくなると
転写性が悪化する。
共にトナーに含有される着色剤としては公知のものが用
いられる。例えば、カーボンブラック、アニリンブル
ー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリ
ンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、
メチレンブルークロリド、フタロシアニンブルー、マラ
カイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ローズ
ベンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1、C.
I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメント・
レッド57:1、C.I.ピグメント・イエロー97、
C.I.ピグメント・イエロー12、C.I.ピグメン
ト・イエロー17、C.I.ピグメント・ブルー15:
1、C.I.ピグメント・ブルー15:3を代表的なも
のとして例示することができる。本発明において、着色
剤の含有量は、2重量%から8重量%の範囲が好まし
い。着色剤の含有量が2重量%より少なくなると着色力
が弱くなり、8重量%より多くなるとカラートナーの場
合における透明性が悪化する。また、トナー粒子の平均
粒子径が3ないし9μmの範囲であることが必要であ
る。平均粒子径が9μmよりも大きくなると、高画質の
画像が得られなくなる。また、3μmより小さくなると
転写性が悪化する。
【0014】本発明におけるトナー粒子には、必要に応
じて、帯電制御剤、定着助剤、離型剤等の添加剤を配合
することもできる。本発明のトナー粒子には、感光体へ
のトナーフィルミングを防止したり、トナーのクリーニ
ング性を向上させる等の目的のために、あるいはトナー
の流動性、保存安定性等を改善する目的のために、高分
子アルコール粒子および無機微粉末からなる外部添加剤
が添加される。高分子アルコールとしては、下記の化学
式で表される炭素数30〜50のアルコールが使用され
る。 CH3 (CH2 )X CH2 OH (式中、xは28〜48の整数である)。
じて、帯電制御剤、定着助剤、離型剤等の添加剤を配合
することもできる。本発明のトナー粒子には、感光体へ
のトナーフィルミングを防止したり、トナーのクリーニ
ング性を向上させる等の目的のために、あるいはトナー
の流動性、保存安定性等を改善する目的のために、高分
子アルコール粒子および無機微粉末からなる外部添加剤
が添加される。高分子アルコールとしては、下記の化学
式で表される炭素数30〜50のアルコールが使用され
る。 CH3 (CH2 )X CH2 OH (式中、xは28〜48の整数である)。
【0015】これらの高分子アルコールは、単独でも、
あるいは炭素数の異なる混合物であってもよく、直鎖状
アルコールが好ましい。ここで、炭素数が30(x=2
8)より小さいと、耐熱性が悪化して、トナー粉体特性
や熱保存性を悪化させる。一方、炭素数が50(x=4
8)よりも大きいと、フィルミング効果が弱く膜を形成
し難くなり、効果的な潤滑性が得られなくなる。
あるいは炭素数の異なる混合物であってもよく、直鎖状
アルコールが好ましい。ここで、炭素数が30(x=2
8)より小さいと、耐熱性が悪化して、トナー粉体特性
や熱保存性を悪化させる。一方、炭素数が50(x=4
8)よりも大きいと、フィルミング効果が弱く膜を形成
し難くなり、効果的な潤滑性が得られなくなる。
【0016】また、高分子アルコール粒子の平均粒子径
は、0.1ないし9μmの範囲に有ることが必要であ
る。平均粒子径が9μmよりも大きくなると、全ての高
分子アルコール粒子が感光体表面に被覆されずにトナー
像とともに紙に転写され易くなり、画像中に高分子アル
コール粒子が残存するために、画像中のノイズとなり高
画質の画像が得られなくなる。特に、細線の再現時に
は、無色の高分子アルコール粒子による細線像の欠落が
ノイズになり、均一な細線像が得られなくなる。また、
0.1μmより小さくなると、他の外部添加剤のトナー
への付着を防げ、画質低下を引き起こす。
は、0.1ないし9μmの範囲に有ることが必要であ
る。平均粒子径が9μmよりも大きくなると、全ての高
分子アルコール粒子が感光体表面に被覆されずにトナー
像とともに紙に転写され易くなり、画像中に高分子アル
コール粒子が残存するために、画像中のノイズとなり高
画質の画像が得られなくなる。特に、細線の再現時に
は、無色の高分子アルコール粒子による細線像の欠落が
ノイズになり、均一な細線像が得られなくなる。また、
0.1μmより小さくなると、他の外部添加剤のトナー
への付着を防げ、画質低下を引き起こす。
【0017】また、高分子アルコールは、軟化点が90
〜120℃であることが好ましい。高級アルコールの軟
化点が上記の範囲外であると、感光体表面に被覆されず
にトナー像と共に定着される場合に、画像欠陥となりや
すく、高画質の画像が得られなくなる。上記高分子アル
コールは、トナー粒子に対して0.01〜1.0重量%
の範囲で添加するのが好ましい。高分子アルコールがこ
の範囲にあると、ワックス状高分子アルコールが感光体
表面を効果的に被覆することによって、トナーや外部添
加剤として、併用する無機微粉末が感光体上に過度に付
着しなくなる。特に、高速複写の際に、感光体と無機微
粉末とのインターラクションを低減させ、多数枚に亘っ
て、安定した画像を得ることが可能となる。
〜120℃であることが好ましい。高級アルコールの軟
化点が上記の範囲外であると、感光体表面に被覆されず
にトナー像と共に定着される場合に、画像欠陥となりや
すく、高画質の画像が得られなくなる。上記高分子アル
コールは、トナー粒子に対して0.01〜1.0重量%
の範囲で添加するのが好ましい。高分子アルコールがこ
の範囲にあると、ワックス状高分子アルコールが感光体
表面を効果的に被覆することによって、トナーや外部添
加剤として、併用する無機微粉末が感光体上に過度に付
着しなくなる。特に、高速複写の際に、感光体と無機微
粉末とのインターラクションを低減させ、多数枚に亘っ
て、安定した画像を得ることが可能となる。
【0018】また、トナーに外部添加される無機微粉末
としては、TiO2 、SiO2 、Al2 O3 、MgO、
CuO、ZnO、SnO2 、CeO2 、Fe2 O3 、B
aO、K2 O、Na2 O、ZrO2 、CaO・Si
O2 、K2 O(TiO2 )n 、Al2 O3 ・2Si
O2 、CaCO3 、MgCO3 、BaSO4 、MgSO
4 、炭化ケイ素、窒化ホウ素、カーボンブラック、グラ
ファイト、フッ化黒鉛等の無機微粉末等があげられ、単
独または2種以上混合して用いられる。これらの無機微
粉末の中でも、酸化チタン(TiO2 )、シリカ(Si
O2 )等の無機微粉末が好ましく使用される。また、微
粉末の粒子径は0.1μm以下のものが好ましい。無機
微粉末の添加量は、トナーに対して0.5〜4.0重量
%の範囲が好ましい。
としては、TiO2 、SiO2 、Al2 O3 、MgO、
CuO、ZnO、SnO2 、CeO2 、Fe2 O3 、B
aO、K2 O、Na2 O、ZrO2 、CaO・Si
O2 、K2 O(TiO2 )n 、Al2 O3 ・2Si
O2 、CaCO3 、MgCO3 、BaSO4 、MgSO
4 、炭化ケイ素、窒化ホウ素、カーボンブラック、グラ
ファイト、フッ化黒鉛等の無機微粉末等があげられ、単
独または2種以上混合して用いられる。これらの無機微
粉末の中でも、酸化チタン(TiO2 )、シリカ(Si
O2 )等の無機微粉末が好ましく使用される。また、微
粉末の粒子径は0.1μm以下のものが好ましい。無機
微粉末の添加量は、トナーに対して0.5〜4.0重量
%の範囲が好ましい。
【0019】本発明においては、上記の無機微粉末の中
でも、疎水化剤で処理された酸化チタン粒子およびシリ
カ粒子が特に好ましく用いられる。これらの平均粒子径
に関しては、酸化チタン粒子で30nm以下のもの、シ
リカで30〜100nmのものが好ましい。この酸化チ
タンの疎水化剤としては、シランカップリング剤、チタ
ンカップリング剤、アルミネートカップリング剤、ジル
コアルミニウムカップリング剤、シリコーンオイル等が
使用されるが、シランカップリング剤が好ましい。ま
た、疎水性シリカとしては、上記と同様の疎水化剤で処
理される。本発明の静電荷像現像用トナー組成物におい
て、外部添加剤をトナー粒子表面に付着させるには、例
えば高速混合機によって行うことができる。具体的に
は、ヘンシェルミキサーやV型ブレンダ等を用いて、ト
ナー粒子と外部添加剤とを混合すればよい。
でも、疎水化剤で処理された酸化チタン粒子およびシリ
カ粒子が特に好ましく用いられる。これらの平均粒子径
に関しては、酸化チタン粒子で30nm以下のもの、シ
リカで30〜100nmのものが好ましい。この酸化チ
タンの疎水化剤としては、シランカップリング剤、チタ
ンカップリング剤、アルミネートカップリング剤、ジル
コアルミニウムカップリング剤、シリコーンオイル等が
使用されるが、シランカップリング剤が好ましい。ま
た、疎水性シリカとしては、上記と同様の疎水化剤で処
理される。本発明の静電荷像現像用トナー組成物におい
て、外部添加剤をトナー粒子表面に付着させるには、例
えば高速混合機によって行うことができる。具体的に
は、ヘンシェルミキサーやV型ブレンダ等を用いて、ト
ナー粒子と外部添加剤とを混合すればよい。
【0020】本発明の静電荷像現像用トナー組成物は、
一成分現像剤または二成分現像剤として使用することが
できる。二成分現像剤として使用する場合のキャリアと
しては、鉄粉、ガラスビーズ、フェライト粉、ニッケル
粉、またはそれらの表面に樹脂コーティングを施したも
のが使用される。被覆するための樹脂としては、フッ素
系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂を用いるこ
とができる。また、キャリアの粒子径は、一般に20〜
100μmの範囲の物が好ましく使用される。
一成分現像剤または二成分現像剤として使用することが
できる。二成分現像剤として使用する場合のキャリアと
しては、鉄粉、ガラスビーズ、フェライト粉、ニッケル
粉、またはそれらの表面に樹脂コーティングを施したも
のが使用される。被覆するための樹脂としては、フッ素
系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂を用いるこ
とができる。また、キャリアの粒子径は、一般に20〜
100μmの範囲の物が好ましく使用される。
【0021】次に、本発明の画像形成方法について図面
を参照して説明する。図1は、本発明の画像形成方法を
実施するためのフルカラー画像形成装置の概略の構成を
示す図であって、4つの潜像担持体(感光体)、すなわ
ち、黒色画像を形成するための潜像担持体1a、イエロ
ー画像を形成するための潜像担持体1b、マゼンタ画像
を形成するための潜像担持体1cおよびシアン画像を形
成するための潜像担持体1dを有し、それぞれの潜像担
持体には、コロナ帯電器2a,2b,2cおよび2d、
像露光器3a,3b,3cおよび3d、現像器4a,4
b,4cおよび4d、および搬送ベルト5上の転写材に
転写するための転写用コロナ帯電器6a,6b,6cお
よび6dが設けられている。4つの現像器には、それぞ
れ本発明の黒色現像剤、イエロー現像剤、マゼンタ現像
剤およびシアン現像剤が導入されている。なお7は定着
器である。
を参照して説明する。図1は、本発明の画像形成方法を
実施するためのフルカラー画像形成装置の概略の構成を
示す図であって、4つの潜像担持体(感光体)、すなわ
ち、黒色画像を形成するための潜像担持体1a、イエロ
ー画像を形成するための潜像担持体1b、マゼンタ画像
を形成するための潜像担持体1cおよびシアン画像を形
成するための潜像担持体1dを有し、それぞれの潜像担
持体には、コロナ帯電器2a,2b,2cおよび2d、
像露光器3a,3b,3cおよび3d、現像器4a,4
b,4cおよび4d、および搬送ベルト5上の転写材に
転写するための転写用コロナ帯電器6a,6b,6cお
よび6dが設けられている。4つの現像器には、それぞ
れ本発明の黒色現像剤、イエロー現像剤、マゼンタ現像
剤およびシアン現像剤が導入されている。なお7は定着
器である。
【0022】まず、黒色画像を形成するための潜像担持
体1aをコロナ帯電器2aで均一に帯電させ、像露光器
3aにより画像情報に応じて露光を行って静電潜像を形
成させる。次いで、潜像担持体上に形成された静電潜像
を現像器4aによって黒色現像剤を用いて現像する。形
成された黒色トナー像は転写用コロナ帯電器6aを用い
て搬送ベルト5上の転写材に転写する。この場合、他の
潜像担持体は転写材に接触しない状態に保持されてい
る。それによって転写ベルト上の転写材に黒色トナー像
が形成される。以下、それぞれの潜像担持体および現像
剤を使用して、上記と同様に操作を行い、転写ベルト上
の転写材にイエロートナー像、マゼンタトナー像および
シアントナー像を順次転写させる。最後に、転写材上の
各色トナー像は、定着器7によって定着され、フルカラ
ートナー像が形成される。
体1aをコロナ帯電器2aで均一に帯電させ、像露光器
3aにより画像情報に応じて露光を行って静電潜像を形
成させる。次いで、潜像担持体上に形成された静電潜像
を現像器4aによって黒色現像剤を用いて現像する。形
成された黒色トナー像は転写用コロナ帯電器6aを用い
て搬送ベルト5上の転写材に転写する。この場合、他の
潜像担持体は転写材に接触しない状態に保持されてい
る。それによって転写ベルト上の転写材に黒色トナー像
が形成される。以下、それぞれの潜像担持体および現像
剤を使用して、上記と同様に操作を行い、転写ベルト上
の転写材にイエロートナー像、マゼンタトナー像および
シアントナー像を順次転写させる。最後に、転写材上の
各色トナー像は、定着器7によって定着され、フルカラ
ートナー像が形成される。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。 (例1) A.トナーの調製 (1)イエロートナー粒子の製造 ポリエステル樹脂 100重量部 (ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物− シクロヘキサンジメタノール−テレフタル酸から 得られた線状ポリエステル;軟化点:110℃、ガ ラス転移温度:65℃、数平均分子量:4000、 重量平均分子量:10000) イエロー顔料(C.I.ピグメント・イエロー12) 4重量部 上記混合物をエクストルーダーで混練し、ジェットミル
で粉砕した後、風力式分級機で分級して、体積平均粒子
径が7μmのイエロートナー粒子を得た。 (2)マゼンタトナー粒子の製造 ポリエステル樹脂 100重量部 (イエロートナー粒子に用いたものと同等品) マゼンタ顔料(C.I.ピグメント・レッド57) 4重量部 上記混合物をエクストルーダーで混練し、ジェットミル
で粉砕した後、風力式分級機で分級して、体積平均粒子
径が7μmのマゼンタトナー粒子を得た。 (3)シアントナー粒子の製造 ポリエステル樹脂 100重量部 (イエロートナー粒子に用いたものと同等品) シアン顔料(C.I.ピグメント・ブルー15:3) 4重量部 上記混合物をエクストルーダーで混練し、ジェットミル
で粉砕した後、風力式分級機で分級して、体積平均粒子
径が7μmのシアントナー粒子を得た。 (4)黒トナー粒子の製造 ポリエステル樹脂 100重量部 (イエロートナー粒子に用いたものと同等品) カーボンブラック 4重量部 上記混合物をエクストルーダーで混練し、ジェットミル
で粉砕した後、風力式分級機で分級して、体積平均粒子
径が9μmの黒トナー粒子を得た。
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。 (例1) A.トナーの調製 (1)イエロートナー粒子の製造 ポリエステル樹脂 100重量部 (ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物− シクロヘキサンジメタノール−テレフタル酸から 得られた線状ポリエステル;軟化点:110℃、ガ ラス転移温度:65℃、数平均分子量:4000、 重量平均分子量:10000) イエロー顔料(C.I.ピグメント・イエロー12) 4重量部 上記混合物をエクストルーダーで混練し、ジェットミル
で粉砕した後、風力式分級機で分級して、体積平均粒子
径が7μmのイエロートナー粒子を得た。 (2)マゼンタトナー粒子の製造 ポリエステル樹脂 100重量部 (イエロートナー粒子に用いたものと同等品) マゼンタ顔料(C.I.ピグメント・レッド57) 4重量部 上記混合物をエクストルーダーで混練し、ジェットミル
で粉砕した後、風力式分級機で分級して、体積平均粒子
径が7μmのマゼンタトナー粒子を得た。 (3)シアントナー粒子の製造 ポリエステル樹脂 100重量部 (イエロートナー粒子に用いたものと同等品) シアン顔料(C.I.ピグメント・ブルー15:3) 4重量部 上記混合物をエクストルーダーで混練し、ジェットミル
で粉砕した後、風力式分級機で分級して、体積平均粒子
径が7μmのシアントナー粒子を得た。 (4)黒トナー粒子の製造 ポリエステル樹脂 100重量部 (イエロートナー粒子に用いたものと同等品) カーボンブラック 4重量部 上記混合物をエクストルーダーで混練し、ジェットミル
で粉砕した後、風力式分級機で分級して、体積平均粒子
径が9μmの黒トナー粒子を得た。
【0024】B.外部添加剤の調製 添加剤a: ユニリン700(東洋ペトロライト社製)
をジェットミルで粉砕し、体積平均粒子径が8μmおよ
び13μmの高分子アルコール粒子を得た。 添加剤b: 体積平均粒子径15nmのルチル型酸化チ
タン(MT150A、テイカ社製)100gおよびデシ
ルトリメトキシシラン10gをメタノール中で30分撹
拌し、エバポレーターでメタノールを蒸発させ、乾燥し
た後、120℃に設定させた乾燥機で熱処理し、ピンミ
ルで解砕した。 添加剤c: 添加剤bと同様の方法で、体積平均粒子径
40nmのシリカ(OX50、日本アエロジル社製)1
00gをヘキサメチルジシラザン15gで処理した。
をジェットミルで粉砕し、体積平均粒子径が8μmおよ
び13μmの高分子アルコール粒子を得た。 添加剤b: 体積平均粒子径15nmのルチル型酸化チ
タン(MT150A、テイカ社製)100gおよびデシ
ルトリメトキシシラン10gをメタノール中で30分撹
拌し、エバポレーターでメタノールを蒸発させ、乾燥し
た後、120℃に設定させた乾燥機で熱処理し、ピンミ
ルで解砕した。 添加剤c: 添加剤bと同様の方法で、体積平均粒子径
40nmのシリカ(OX50、日本アエロジル社製)1
00gをヘキサメチルジシラザン15gで処理した。
【0025】C.外添トナーの調製 上記A(トナーの調製)で得られた体積平均粒子径7μ
mのイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーお
よび9μmの黒トナー粒子に対して、外部添加剤を後記
の表1に示す配合割合になるようにヘンシェルミキサー
(三井三池社製)を用いて添加、混合した。 D.現像剤の調製 メチルメタクリレート−スチレン共重合体で被覆した粒
子径約50μmのフェライトキャリアおよび上記C(外
添トナーの調製)で得られた各種の外添トナーを混合し
て、トナー含有量6重量%の現像剤を調製した。体積平
均粒子径8μmの添加剤aと添加剤bおよび添加剤cと
を添加したトナーからなる現像剤を実施例1〜3とし、
添加剤aを添加しなかったトナーからなる現像剤を比較
例1〜3とし、体積平均粒子径13μmの添加剤aを添
加したトナーからなる現像剤を比較例4とした。これら
の組成を表1および表2に示す。
mのイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーお
よび9μmの黒トナー粒子に対して、外部添加剤を後記
の表1に示す配合割合になるようにヘンシェルミキサー
(三井三池社製)を用いて添加、混合した。 D.現像剤の調製 メチルメタクリレート−スチレン共重合体で被覆した粒
子径約50μmのフェライトキャリアおよび上記C(外
添トナーの調製)で得られた各種の外添トナーを混合し
て、トナー含有量6重量%の現像剤を調製した。体積平
均粒子径8μmの添加剤aと添加剤bおよび添加剤cと
を添加したトナーからなる現像剤を実施例1〜3とし、
添加剤aを添加しなかったトナーからなる現像剤を比較
例1〜3とし、体積平均粒子径13μmの添加剤aを添
加したトナーからなる現像剤を比較例4とした。これら
の組成を表1および表2に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】実施例1〜3および比較例1〜4の各現像
剤について、図1のフルカラー画像形成装置により下記
の特性を評価した。同様に、比較例5として実施例3の
現像剤について複写機(A−Color935、富士ゼ
ロックス社製)により下記の特性を評価した。すなわ
ち、高温高湿環境(30℃、85%RH)および低温低
湿環境(10℃、30%RH)下に、4万枚のプリント
テストを実施し、環境変動に対する画像濃度の変動、ハ
ーフトーン画質の粒状性、カブリによる画質劣化および
クリーニング性、さらに、20万枚のプリントテストを
実施して感光体上への添加剤b、添加剤cの付着性に関
する評価を行った。評価の判定基準は次の通りである。
剤について、図1のフルカラー画像形成装置により下記
の特性を評価した。同様に、比較例5として実施例3の
現像剤について複写機(A−Color935、富士ゼ
ロックス社製)により下記の特性を評価した。すなわ
ち、高温高湿環境(30℃、85%RH)および低温低
湿環境(10℃、30%RH)下に、4万枚のプリント
テストを実施し、環境変動に対する画像濃度の変動、ハ
ーフトーン画質の粒状性、カブリによる画質劣化および
クリーニング性、さらに、20万枚のプリントテストを
実施して感光体上への添加剤b、添加剤cの付着性に関
する評価を行った。評価の判定基準は次の通りである。
【0029】(画像濃度環境変動)画像濃度はX−Ri
te「R404」(X−Rite社製)で測定した。○
は濃度変動幅が0.3未満のもの、×は0.3以上であ
るもの。 (ハーフトーン粒状性)目視評価によるもので、○は均
一性が良好なもの、×は均一性が不良なもの。 (画質劣化)○はカブリおよびトナークラウドが発生し
なかったもの、×はカブリおよびトナークラウドが発生
したもの。 (クリーニング性)○はクリーニング不良を生じないも
の。×はクリーニング不良を生じたもの。 (細線再現性)目視評価によるもので、○は細線の均一
性が良好なもの、×は細線の均一性が不良なもの。 (感光体への添加剤の付着性)○は20万枚コピー後に
も画質欠陥がなかったもの、×は20万枚コピーの間に
添加剤bあるいは添加剤cあるいはトナーが感光体表面
にコメットやフィルミング状に付着して画質欠陥として
プリントアウトしたもの。
te「R404」(X−Rite社製)で測定した。○
は濃度変動幅が0.3未満のもの、×は0.3以上であ
るもの。 (ハーフトーン粒状性)目視評価によるもので、○は均
一性が良好なもの、×は均一性が不良なもの。 (画質劣化)○はカブリおよびトナークラウドが発生し
なかったもの、×はカブリおよびトナークラウドが発生
したもの。 (クリーニング性)○はクリーニング不良を生じないも
の。×はクリーニング不良を生じたもの。 (細線再現性)目視評価によるもので、○は細線の均一
性が良好なもの、×は細線の均一性が不良なもの。 (感光体への添加剤の付着性)○は20万枚コピー後に
も画質欠陥がなかったもの、×は20万枚コピーの間に
添加剤bあるいは添加剤cあるいはトナーが感光体表面
にコメットやフィルミング状に付着して画質欠陥として
プリントアウトしたもの。
【0030】これらの評価結果を表3に示す。
【表3】
【0031】(例2) A.トナーの調製 例1のマゼンタトナー粒子と同様にして、体積平均粒子
径7μmおよび12μmのものを得た。 B.外部添加剤の調製 例1と同様の添加剤a、bおよびcを作製した。 C.外添トナーの調製 上記の体積平均粒子径7μmおよび12μmのマゼンタ
トナー粒子に対して、外部添加剤を後記の表4に示す配
合割合になるようにヘンシェルミキサー(三井三池社
製)を用いて添加、混合した。 D.現像剤の調製 メチルメタクリレート−スチレン共重合体で被覆した粒
子径約50μmのフェライトキャリアおよび上記C(外
添トナーの調製)で得られた各種の外添トナーを混合し
て、トナー含有量6重量%の現像剤を調製した。体積平
均粒子径8μmの添加剤aと添加剤bおよび添加剤cと
を添加したトナーからなる現像剤を実施例4〜6とし、
添加剤aを添加しなかったトナーからなる現像剤を比較
例6〜8とし、体積平均粒子径13μmの添加剤aを添
加した1種および体積平均粒子径12μmのトナーから
なる現像剤を比較例9および10とした。これらの組成
を表4に示す。
径7μmおよび12μmのものを得た。 B.外部添加剤の調製 例1と同様の添加剤a、bおよびcを作製した。 C.外添トナーの調製 上記の体積平均粒子径7μmおよび12μmのマゼンタ
トナー粒子に対して、外部添加剤を後記の表4に示す配
合割合になるようにヘンシェルミキサー(三井三池社
製)を用いて添加、混合した。 D.現像剤の調製 メチルメタクリレート−スチレン共重合体で被覆した粒
子径約50μmのフェライトキャリアおよび上記C(外
添トナーの調製)で得られた各種の外添トナーを混合し
て、トナー含有量6重量%の現像剤を調製した。体積平
均粒子径8μmの添加剤aと添加剤bおよび添加剤cと
を添加したトナーからなる現像剤を実施例4〜6とし、
添加剤aを添加しなかったトナーからなる現像剤を比較
例6〜8とし、体積平均粒子径13μmの添加剤aを添
加した1種および体積平均粒子径12μmのトナーから
なる現像剤を比較例9および10とした。これらの組成
を表4に示す。
【0032】
【表4】
【0033】実施例4〜6および比較例6〜10の各現
像剤について、複写機(A−Color635、富士ゼ
ロックス社製)により下記の特性を評価した。すなわ
ち、高温高湿環境(30℃、85%RH)および低温低
湿環境(10℃、30%RH)下に、3万枚のプリント
テストを実施し、環境変動に対する画像濃度の変動、ハ
ーフトーン画質の粒状性、カブリによる画質劣化および
クリーニング性、さらに、10万枚のプリントテストを
実施して感光体上への添加剤b、添加剤cの付着性に関
する評価を行った。評価の判定基準は感光体への添加剤
の付着性を除き、例1と同様である。 (感光体への添加剤の付着性)○は10万枚コピー後に
も画質欠陥がなかったもの、×は10万枚コピーの間に
添加剤bまたは添加剤cあるいはトナーが感光体表面に
コメットやフィルミング状に付着して画質欠陥としてプ
リントアウトしたもの。
像剤について、複写機(A−Color635、富士ゼ
ロックス社製)により下記の特性を評価した。すなわ
ち、高温高湿環境(30℃、85%RH)および低温低
湿環境(10℃、30%RH)下に、3万枚のプリント
テストを実施し、環境変動に対する画像濃度の変動、ハ
ーフトーン画質の粒状性、カブリによる画質劣化および
クリーニング性、さらに、10万枚のプリントテストを
実施して感光体上への添加剤b、添加剤cの付着性に関
する評価を行った。評価の判定基準は感光体への添加剤
の付着性を除き、例1と同様である。 (感光体への添加剤の付着性)○は10万枚コピー後に
も画質欠陥がなかったもの、×は10万枚コピーの間に
添加剤bまたは添加剤cあるいはトナーが感光体表面に
コメットやフィルミング状に付着して画質欠陥としてプ
リントアウトしたもの。
【0034】これらの評価結果を表5に示す。
【表5】
【0035】
【発明の効果】本発明の静電荷像現像用トナー組成物
は、上記の実施例および比較例の比較からも明らかなよ
うに、ビスフェノール系ジオール成分と芳香族多価カル
ボン酸を主単量体成分としたポリエステル樹脂を結着樹
脂とし、外部添加剤として高分子アルコール粒子と無機
微粉末を併用することにより、次のような優れた特性を
有するものである。すなわち、長期間にわたり、潜像担
持体へのトナーの付着が発生し難く、細線の再現性に優
れた高画質画像が得られる。環境変動に対する画像濃度
の変動が小さく、環境安定性に優れている。転写不良に
よるハーフトーン画質の粒状性に優れている。また、こ
の静電荷像現像用トナー組成物を用いた本発明のフルカ
ラー画像形成方法は、単位時間当りの連続画像排出枚数
が多く、しかも長期間にわたり潜像担持体へのトナーの
付着が発生し難く、細線の再現性に優れた高画質の画像
が得られ、また、環境変動に対する画像濃度の変動が小
さく、環境安定性に優れており、さらに転写不良を生じ
ることがなく、優れた粒状性のハーフトーン画質を得る
ことができる。
は、上記の実施例および比較例の比較からも明らかなよ
うに、ビスフェノール系ジオール成分と芳香族多価カル
ボン酸を主単量体成分としたポリエステル樹脂を結着樹
脂とし、外部添加剤として高分子アルコール粒子と無機
微粉末を併用することにより、次のような優れた特性を
有するものである。すなわち、長期間にわたり、潜像担
持体へのトナーの付着が発生し難く、細線の再現性に優
れた高画質画像が得られる。環境変動に対する画像濃度
の変動が小さく、環境安定性に優れている。転写不良に
よるハーフトーン画質の粒状性に優れている。また、こ
の静電荷像現像用トナー組成物を用いた本発明のフルカ
ラー画像形成方法は、単位時間当りの連続画像排出枚数
が多く、しかも長期間にわたり潜像担持体へのトナーの
付着が発生し難く、細線の再現性に優れた高画質の画像
が得られ、また、環境変動に対する画像濃度の変動が小
さく、環境安定性に優れており、さらに転写不良を生じ
ることがなく、優れた粒状性のハーフトーン画質を得る
ことができる。
【図1】 本発明のフルカラー画像形成方法に使用する
画像形成装置の概略構成図である。
画像形成装置の概略構成図である。
1a,1b,1c,1d…潜像担持体、2a,2b,2
c,2d…コロナ帯電器、3a,3b,3c,3d…像
露光器、4a,4b,4c,4d…現像器、5…搬送ベ
ルト、6a,6b,6c,6d…転写用コロナ帯電器、
7…定着器。
c,2d…コロナ帯電器、3a,3b,3c,3d…像
露光器、4a,4b,4c,4d…現像器、5…搬送ベ
ルト、6a,6b,6c,6d…転写用コロナ帯電器、
7…定着器。
Claims (3)
- 【請求項1】 着色剤と結着樹脂を含有するトナー粒子
と外部添加剤とからなる静電荷像現像用トナー組成物に
おいて、結着樹脂がビスフェノール系ジオール成分と芳
香族多価カルボン酸成分とを主単量体成分としてなるポ
リエステル樹脂を含有し、かつトナー粒子の体積平均粒
子径が3ないし9μmであり、該外部添加剤が体積平均
粒子径0.1ないし9μmの高分子アルコール粒子およ
び無機微粉末からなることを特徴とする静電荷像現像用
トナー組成物。 - 【請求項2】 着色剤と結着樹脂を含有するトナー粒子
と外部添加剤とからなる静電荷像現像用トナー組成物お
よびキャリアからなる静電荷像現像剤において、該キャ
リアが樹脂を被覆してなる磁性粒子であり、トナー粒子
の結着樹脂がビスフェノール系ジオール成分と芳香族多
価カルボン酸成分を主単量体成分としてなるポリエステ
ル樹脂を含有し、かつトナー粒子の体積平均粒子径が3
ないし9μmであり、該外部添加剤が体積平均粒子径が
0.1ないし9μmの高分子アルコール粒子および無機
微粉末からなることを特徴とする静電荷像現像剤。 - 【請求項3】 潜像担持体上に静電潜像を形成し、該静
電潜像を現像剤を用いて現像し、形成されたトナー像を
転写体上に転写することよりなるフルカラー画像形成方
法において、黒色画像を形成するための潜像担持体上に
静電潜像を形成する工程、該静電潜像を黒色現像剤を用
いて現像する現像工程、および形成されたトナー像を転
写体上に転写する工程よりなる黒色画像形成工程、イエ
ロー画像を形成するための潜像担持体上に静電潜像を形
成する工程、該静電潜像をイエロー現像剤を用いて現像
する現像工程、および形成されたトナー像を転写体上に
転写する工程よりなるイエロー画像形成工程、マゼンタ
画像を形成するための潜像担持体上に静電潜像を形成す
る工程、該静電潜像をマゼンタ現像剤を用いて現像する
現像工程、および形成されたトナー像を転写体上に転写
する工程よりなるマゼンタ画像形成工程、およびシアン
画像を形成するための潜像担持体上に静電潜像を形成す
る工程、該静電潜像をシアン現像剤を用いて現像する現
像工程、および形成されたトナー像を転写体上に転写す
る工程よりなるシアン画像形成工程を有し、かつ各現像
剤が、着色剤と結着樹脂を含有するトナー粒子と外部添
加剤とからなる静電荷像現像用トナー組成物を含有し、
該結着樹脂がビスフェノール系ジオール成分と芳香族多
価カルボン酸成分を主単量体成分としてなるポリエステ
ル樹脂を含有し、かつトナー粒子の体積平均粒子径が3
ないし9μmであり、該外部添加剤が体積平均粒子径が
0.1ないし9μmの高分子アルコール粒子および無機
微粉末からなることを特徴とするフルカラー画像形成方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7170432A JPH096049A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 静電荷像現像用トナー組成物、静電荷像現像剤およびフルカラー画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7170432A JPH096049A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 静電荷像現像用トナー組成物、静電荷像現像剤およびフルカラー画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH096049A true JPH096049A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15904814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7170432A Pending JPH096049A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 静電荷像現像用トナー組成物、静電荷像現像剤およびフルカラー画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH096049A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7214459B2 (en) | 2004-01-28 | 2007-05-08 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Toner for developing electrostatic charged images and developer for developing electrostatic charged images, and image forming method using the same |
JP2015001696A (ja) * | 2013-06-18 | 2015-01-05 | コニカミノルタ株式会社 | 静電潜像現像用トナー及び電子写真画像形成方法 |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP7170432A patent/JPH096049A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7214459B2 (en) | 2004-01-28 | 2007-05-08 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Toner for developing electrostatic charged images and developer for developing electrostatic charged images, and image forming method using the same |
JP2015001696A (ja) * | 2013-06-18 | 2015-01-05 | コニカミノルタ株式会社 | 静電潜像現像用トナー及び電子写真画像形成方法 |
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