JPH0960236A - 階段用踏み板 - Google Patents
階段用踏み板Info
- Publication number
- JPH0960236A JPH0960236A JP7243620A JP24362095A JPH0960236A JP H0960236 A JPH0960236 A JP H0960236A JP 7243620 A JP7243620 A JP 7243620A JP 24362095 A JP24362095 A JP 24362095A JP H0960236 A JPH0960236 A JP H0960236A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strength
- footboard
- frame
- board
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の踏み板と同程度の強度を維持しつつ、
軽量化を達成できる階段用踏み板を提供する。 【解決手段】 単板積層材、配向性木片成型板、又は合
板によって四方枠組して枠体を構成し、この枠体内にイ
ンシュレーションボードからなるコア材１８を内在さ
せ、枠体及びコア材１８の表裏面に強度を有する薄板１
２、１３を接合した。
軽量化を達成できる階段用踏み板を提供する。 【解決手段】 単板積層材、配向性木片成型板、又は合
板によって四方枠組して枠体を構成し、この枠体内にイ
ンシュレーションボードからなるコア材１８を内在さ
せ、枠体及びコア材１８の表裏面に強度を有する薄板１
２、１３を接合した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用等において
使用される木製階段の踏み板に関する。
使用される木製階段の踏み板に関する。
【０００２】
【従来の技術】住宅用の木製階段に使用される踏み板は
十分な強度を有する必要があるため、合板を複数枚積層
した積層合板、単板を平行に複数枚積層した単板積層板
（ＬＶＬ）を基材としたものが主として使用されてい
る。
十分な強度を有する必要があるため、合板を複数枚積層
した積層合板、単板を平行に複数枚積層した単板積層板
（ＬＶＬ）を基材としたものが主として使用されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の踏み板は重量が重く、搬送及び施工に労力を要すると
いう問題があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされ
たもので、従来の踏み板と同程度の強度を維持しつつ、
軽量化を達成できる階段用踏み板を提供することを目的
とする。
の踏み板は重量が重く、搬送及び施工に労力を要すると
いう問題があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされ
たもので、従来の踏み板と同程度の強度を維持しつつ、
軽量化を達成できる階段用踏み板を提供することを目的
とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項１
記載の階段用踏み板は、単板積層材、配向性木片成型
板、又は合板によって四方枠組して枠体を構成し、この
枠体内にインシュレーションボードからなるコア材を内
在させ、前記枠体及びコア材の表裏面に強度を有する薄
板を接合している。そして、請求項２記載の階段用踏み
板は、請求項１記載の階段用踏み板において、前記コア
材の所定位置には補強材を配置している。
記載の階段用踏み板は、単板積層材、配向性木片成型
板、又は合板によって四方枠組して枠体を構成し、この
枠体内にインシュレーションボードからなるコア材を内
在させ、前記枠体及びコア材の表裏面に強度を有する薄
板を接合している。そして、請求項２記載の階段用踏み
板は、請求項１記載の階段用踏み板において、前記コア
材の所定位置には補強材を配置している。
【０００５】
【作用】請求項１、２記載の階段用踏み板は、周囲に枠
体を形成すると共に、コア材にインシュレーションボー
ドを使用し、その表裏に強度を有する薄板を接合してい
る。従って、インシュレーションボードの比重が小さい
ので、全体の重さが軽くなって、上部からの圧縮強度は
表裏の薄板、中間部のインシュレーションボード及び枠
体によって支持され、曲げ強度は表裏に貼着された強度
を有する薄板及び枠体が持つので、使用に耐える十分な
強度を有する。この場合、従来の階段用踏み板と同程度
の曲げ強度を得る場合には、階段用踏み板の板厚、具体
的にはインシュレーションボードの厚みを少し厚くし
て、均一な材料であればその厚みの３乗に比例する断面
係数を、従来の階段用踏み板と同じにすることによって
可能である。また、従来の階段用踏み板と同じ厚みとす
る場合には、上下の薄板の強度を更に向上することによ
っても可能となる。特に、請求項２記載の階段用踏み板
においては、コア材の所定位置に補強材が配置されてい
るので、これによって、強度を負担することができ、よ
り薄くて強度を有する階段用踏み板となる。
体を形成すると共に、コア材にインシュレーションボー
ドを使用し、その表裏に強度を有する薄板を接合してい
る。従って、インシュレーションボードの比重が小さい
ので、全体の重さが軽くなって、上部からの圧縮強度は
表裏の薄板、中間部のインシュレーションボード及び枠
体によって支持され、曲げ強度は表裏に貼着された強度
を有する薄板及び枠体が持つので、使用に耐える十分な
強度を有する。この場合、従来の階段用踏み板と同程度
の曲げ強度を得る場合には、階段用踏み板の板厚、具体
的にはインシュレーションボードの厚みを少し厚くし
て、均一な材料であればその厚みの３乗に比例する断面
係数を、従来の階段用踏み板と同じにすることによって
可能である。また、従来の階段用踏み板と同じ厚みとす
る場合には、上下の薄板の強度を更に向上することによ
っても可能となる。特に、請求項２記載の階段用踏み板
においては、コア材の所定位置に補強材が配置されてい
るので、これによって、強度を負担することができ、よ
り薄くて強度を有する階段用踏み板となる。
【０００６】
【発明の効果】従って、請求項１及び２記載の階段用踏
み板は、十分な強度を有して、軽い階段用踏み板を提供
できたので、階段用踏み板の運搬及び施工が楽になっ
た。更には、その材料も従来から存在する材料を組み合
わせて製造できるので、安価である。
み板は、十分な強度を有して、軽い階段用踏み板を提供
できたので、階段用踏み板の運搬及び施工が楽になっ
た。更には、その材料も従来から存在する材料を組み合
わせて製造できるので、安価である。
【０００７】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図１は本発明の第１の実施
の形態に係る階段用踏み板の分解斜視図、図２は本発明
の第２の実施の形態に係る階段用踏み板の踏み板本体の
平面図である。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図１は本発明の第１の実施
の形態に係る階段用踏み板の分解斜視図、図２は本発明
の第２の実施の形態に係る階段用踏み板の踏み板本体の
平面図である。
【０００８】図１に示すように、本発明の第１の実施の
形態に係る階段用踏み板１０は、全体の厚みが３０〜３
５ｍｍ程度となって、中間部の踏み板本体１１と、この
表裏に接着される強度を有する薄板１２、１３とを有し
ている。以下、これらについて詳しく説明する。
形態に係る階段用踏み板１０は、全体の厚みが３０〜３
５ｍｍ程度となって、中間部の踏み板本体１１と、この
表裏に接着される強度を有する薄板１２、１３とを有し
ている。以下、これらについて詳しく説明する。
【０００９】前記踏み板本体１１は、周囲を単板積層材
（ＬＶＬ）、配向性木片成型板（ＯＳＢ）あるいは合板
からなる断面長方形の角材１４〜１７を四方枠組して枠
体を形成し、この枠体内にインシュレーションボードか
らなるコア材１８を周囲密着接合状態で入れ込んで形成
されている。前記薄板１２、１３は、厚みが２〜５ｍｍ
（好ましくは、４ｍｍ程度）の合板、中比重繊維板を用
い、表面には突板や化粧紙等の化粧シートを貼着するも
のであってもよい。
（ＬＶＬ）、配向性木片成型板（ＯＳＢ）あるいは合板
からなる断面長方形の角材１４〜１７を四方枠組して枠
体を形成し、この枠体内にインシュレーションボードか
らなるコア材１８を周囲密着接合状態で入れ込んで形成
されている。前記薄板１２、１３は、厚みが２〜５ｍｍ
（好ましくは、４ｍｍ程度）の合板、中比重繊維板を用
い、表面には突板や化粧紙等の化粧シートを貼着するも
のであってもよい。
【００１０】前記薄板１２、１３は接合強度の大きい接
着材を介して踏み板本体１１の表裏に強固に接合されて
いる。このようにして、板厚を厚くして表裏に強度を有
する薄板１２、１３を強固に接合することによって、階
段用踏み板全体の断面係数を大きくして、曲げ強度を保
つようにしている。そして、コア材１８の周囲を角材１
４〜１７によって囲んでいるので、表面側面の外観、及
び硬度を保持でき、更には角材１４〜１７が強度を受け
持つので、これによって更に階段用踏み板１０の曲げ強
度、及び圧縮強度を保持できる。階段用踏み板１０の比
重は、コア材１８にインシュレーションボードを使用し
ているので、全体的に小さくなって、強度を同じにする
ために多少厚みを厚くしても従来の階段用踏み板に比較
して、１／２〜２／３程度に比重が小さくなる。
着材を介して踏み板本体１１の表裏に強固に接合されて
いる。このようにして、板厚を厚くして表裏に強度を有
する薄板１２、１３を強固に接合することによって、階
段用踏み板全体の断面係数を大きくして、曲げ強度を保
つようにしている。そして、コア材１８の周囲を角材１
４〜１７によって囲んでいるので、表面側面の外観、及
び硬度を保持でき、更には角材１４〜１７が強度を受け
持つので、これによって更に階段用踏み板１０の曲げ強
度、及び圧縮強度を保持できる。階段用踏み板１０の比
重は、コア材１８にインシュレーションボードを使用し
ているので、全体的に小さくなって、強度を同じにする
ために多少厚みを厚くしても従来の階段用踏み板に比較
して、１／２〜２／３程度に比重が小さくなる。
【００１１】図２には、本発明の第２の実施の形態に係
る階段用踏み板の踏み板本体２０を示すが、図に示すよ
うに、踏み板本体２０を構成するコア材２１の間に複数
の補強材２２、２３を入れている。この補強材２２、２
３の厚みは踏み板本体２０の厚みと同一となって、その
材料としては周囲の角材１４〜１７と同一である。この
補強材２２、２３によっても強度を受け持つので、更に
強度を有する階段用踏み板を提供できる。なお、表裏面
に薄板１２、１３を貼着するのは前記実施の形態と同一
である。
る階段用踏み板の踏み板本体２０を示すが、図に示すよ
うに、踏み板本体２０を構成するコア材２１の間に複数
の補強材２２、２３を入れている。この補強材２２、２
３の厚みは踏み板本体２０の厚みと同一となって、その
材料としては周囲の角材１４〜１７と同一である。この
補強材２２、２３によっても強度を受け持つので、更に
強度を有する階段用踏み板を提供できる。なお、表裏面
に薄板１２、１３を貼着するのは前記実施の形態と同一
である。
【００１２】前記薄板としては、前記実施の形態に限定
されず、十分引っ張り及び圧縮強度を有する材料であれ
ば、他の材料であってもよい。また、インシュレーショ
ンボードとしては、比重が０．３又は０．４以下で比較
的強度を有するＡ級のものを使用するのが好ましい。
されず、十分引っ張り及び圧縮強度を有する材料であれ
ば、他の材料であってもよい。また、インシュレーショ
ンボードとしては、比重が０．３又は０．４以下で比較
的強度を有するＡ級のものを使用するのが好ましい。
【図１】本発明の第１の実施の形態に係る階段用踏み板
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態に係る階段用踏み板
の踏み板本体の平面図である。
の踏み板本体の平面図である。
１０ 階段用踏み板 １１ 踏み板本
体 １２ 薄板 １３ 薄板 １４ 角材 １５ 角材 １６ 角材 １７ 角材 １８ コア材 ２０ 踏み板本
体 ２１ コア材 ２２ 補強材 ２３ 補強材
体 １２ 薄板 １３ 薄板 １４ 角材 １５ 角材 １６ 角材 １７ 角材 １８ コア材 ２０ 踏み板本
体 ２１ コア材 ２２ 補強材 ２３ 補強材
Claims (2)
- 【請求項１】 単板積層材、配向性木片成型板、又は合
板によって四方枠組して枠体を構成し、この枠体内にイ
ンシュレーションボードからなるコア材を内在させ、前
記枠体及びコア材の表裏面に強度を有する薄板を接合し
たことを特徴とする階段用踏み板。 - 【請求項２】 前記コア材の所定位置には補強材を配置
した請求項１記載の階段用踏み板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7243620A JPH0960236A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 階段用踏み板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7243620A JPH0960236A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 階段用踏み板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0960236A true JPH0960236A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=17106538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7243620A Pending JPH0960236A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 階段用踏み板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0960236A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005088245A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 床材の製造方法 |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP7243620A patent/JPH0960236A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005088245A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 床材の製造方法 |
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