JPH0959625A - 液晶組成物および液晶表示素子 - Google Patents

液晶組成物および液晶表示素子

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JPH0959625A
JPH0959625A JP23769195A JP23769195A JPH0959625A JP H0959625 A JPH0959625 A JP H0959625A JP 23769195 A JP23769195 A JP 23769195A JP 23769195 A JP23769195 A JP 23769195A JP H0959625 A JPH0959625 A JP H0959625A
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均 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】STN方式表示素子用の、低粘性で、電気光学
応答特性が急峻で、かつ、しきい値電圧の温度変化率が
小さい液晶材料。 【解決手段】らせんのねじれ方向が同一であって、らせ
んピッチの温度依存性が正である光学活性物質少なくと
も一つと、らせんピッチの温度依存性が負である光学活
性物質少なくとも一つとを含有せしめることを特徴とす
るス−パ−ツイステッドネマチック型表示素子用液晶組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示用の液晶
組成物、およびこれを用いる液晶表示素子に関する。さ
らに詳しくは、液晶表示素子に使用して、そのしきい値
電圧の温度依存性が改善されたス−パ−ツイステッドネ
マチック(STN)方式の液晶表示用のネマチック液晶
組成物、およびこれを用いる液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報機器、特に携帯用端末機器の
発達に伴い、従来のCRT並みの表示容量と表示品質を
もち、小型、薄型、かつ低消費電力の表示素子に対する
要求が高くなってきている。このため現在は表示方式と
してス−パ−ツイステッドネマチック(STN)方式を
用いた液晶表示が主流となっている。この方式は、19
84年にシェ−ファ−(T. J. Scheffer)らによって提
案されたものであり、従来液晶表示として広く使われて
いたねじれ角が90度のツイステッドネマチック(T
N)方式の限界を打ち破った画期的なものである。即
ち、ねじれ角を180〜270度の間に設定することに
より、液晶セルの複屈折効果を利用して、90度のTN
方式よりもかなり良好なコントラストと広い視野角がえ
られること、並びにデュ−ティ数を拡大しても(〜1/
480デューティ)表示品質の低下を伴わないことが報
告されている(例えば、T. J. Schefferら:Appl.Phys.
Lett.,45(1984),1021参照)。
【0003】しかしながら、このSTN方式は、高コン
トラスト、広視野角という優れた特徴を有する反面、バ
ックライトの熱等の周囲の温度変化の影響により液晶表
示画面に表示ムラを生じ、その結果表示品位を低下させ
るという重要な問題点があった。この表示品位の低下は
しきい値電圧の温度変化に大きく影響されている。この
問題点を解決する方法としては、液晶組成物の透明点
(NI点)を高くすることあるいは誘電率の異方性(△
ε)が非常に大きい化合物を多く使用して液晶組成物を
構成し、その結果Np型(△ε>0)化合物の含有量を
減らすことにより、しきい値電圧の温度変化率を制御す
ること等が挙げられる。しかし、そのように改善された
液晶組成物のしきい値電圧でさえ、まだかなりの温度変
化率(50mV/℃以上)を有している為に周囲の温度
変化による表示品位の低下は避けられない問題である。
また、液晶材料のらせんピッチ(P)の温度依存性が異
なる2種以上の光学活性物質を混合して使用することに
より、しきい値電圧の温度依存性を小さくすることが特
開昭63−22893号公報に記載されている。しかし
ながら、該公開公報は従来使われていた、ねじれ角が9
0度のTN方式のしきい値の温度依存性の改善並びにね
じれ角が180〜270度のSTN方式における固有ピ
ッチ(P0)を温度によらず一定に保つ為の改善につい
ては記載されているが、STN方式におけるしきい値電
圧の温度依存性の改善方法については何ら記載されてい
ない。
【0004】現在、このSTN方式に使われる液晶材料
の求められているしきい値電圧の温度変化率は35mV
/℃以下、好ましくは20mV/℃以下であり、今まで
STN方式用液晶組成物としては種々検討されている
が、本発明の目的とするしきい値電圧の温度変化を満足
する液晶組成物の調製は困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は高コントラス
ト、高速応答性を兼ね備え、しきい値電圧の温度変化率
が小さく、表示ムラのない均一な表示品位を有するST
N方式の液晶表示素子および前記特性を実現せしめる液
晶組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、らせんピッチ
の温度依存性が負である少なくとも一つの光学活性物質
と、該光学活性物質とらせんのねじれ方向が同一で、か
つらせんピッチの温度依存性が正である少なくとも一つ
の光学活性物質とを液晶組成物に少量含有せしめ、その
液晶組成物のらせんピッチの温度変化率を最適化するこ
とにより、液晶組成物のしきい値電圧の温度変化率を小
さくできるという新規な知見に基づくものである。
【0007】本発明は下記の(1)〜(9)の構成を有
する。 (1)ネマチック液晶に単独に添加した時に誘起される
コレステリック相のらせんピッチの温度依存性が負であ
る光学活性物質少なくとも一つと、該光学活性物質とら
せんのねじれ方向が同一で、かつネマチック液晶に添加
した時に誘起されるコレステリック相のらせんピッチの
温度依存性が正である光学活性物質少なくとも一つとを
含有し、らせんピッチが温度上昇と共に減少するス−パ
−ツイステッドネマチック液晶組成物であって、該液晶
組成物のらせんピッチの温度変化率が10℃から50℃
の温度範囲において、−0.05〜0μm/℃であるこ
とを特徴とするス−パ−ツイステッドネマチック型表示
素子用の液晶組成物。 (2)らせんピッチの温度依存性が負である光学活性物
質が一般式(I)で表される部分構造を有する化合物か
らなる群から選ばれた化合物であり、該光学活性物質と
らせんのねじれ方向が同一で、かつらせんピッチの温度
依存性が正である光学活性物質が一般式(II)、(II
I)または(IV)で表される部分構造を有する化合物か
らなる群から選ばれた化合物であることを特徴とする前
記(1)項に記載の液晶組成物。
【0008】
【化11】
【0009】(I)式中、R1は炭素数2〜10のアルキ
ル基を示し、X1およびY1はそれぞれ独立に水素原子、
ハロゲン原子またはシアノ基を示す。 (II)式中、R2は炭素数2〜10のアルキル基を示
し、X2およびY2はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン
原子またはシアノ基を示す。 (III)式中、R3は炭素数2〜10のアルキル基を示
し、W1は単結合、−O−または−COO−を示し、X3
およびY3はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子ま
たはシアノ基を示す。 (IV)式中、R4は水素原子または炭素数1〜10のア
ルキル基を示す。 (3)らせんピッチの温度依存性が負である光学活性物
質が一般式(I−a)で表される化合物からなる群から
選ばれた化合物であり、該光学活性物質とらせんのねじ
れ方向が同一で、かつらせんピッチの温度依存性が正で
ある光学活性物質が一般式(II−a)、(III−a)ま
たは(IV−a)で表される化合物からなる群から選ばれ
た化合物であることを特徴とする前記(2)項に記載の
液晶組成物。
【0010】
【化12】
【0011】(I−a)式中、AおよびBはそれぞれ独
立にベンゼン環、シクロヘキサン環、ジオキサン環、ピ
リミジン環、ピリジン環、ピリダジン環またはピラジン
環を示し、lおよびmはそれぞれ0、1または2の整数
を示し、(l+m)の値は1ないし3であり、Z1は単
結合、−COO−、−OCO−、−CH2O−、−OC
2−、−CH2CH2−、−CH=N−または−N=C
H−を示す。R1は炭素数2〜10のアルキル基を示
し、R5は炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコ
キシ基、ハロゲン原子またはシアノ基を示し、X1およ
びY1はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子または
シアノ基を示す。 (II−a)式中、CおよびDはそれぞれ独立にベンゼン
環、シクロヘキサン環、ジオキサン環、ピリミジン環、
ピリジン環、ピリダジン環またはピラジン環を示し、j
およびkはそれぞれ0、1または2の整数を示し、(j
+k)の値は1ないし3であり、Z2は単結合、−CO
O−、−OCO−、−CH2O−、−OCH2−、−CH
2CH2−、−CH=N−または−N=CH−を示す。R
2は炭素数2〜10のアルキル基を示し、R6は炭素数1
〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基、ハロゲン原
子またはシアノ基を示し、X2およびY2はそれぞれ独立
に水素原子、ハロゲン原子またはシアノ基を示す。 (III−a)式中、EおよびFはそれぞれ独立にベンゼ
ン環、シクロヘキサン環、ジオキサン環、ピリミジン
環、ピリジン環、ピリダジン環またはピラジン環を示
し、hおよびiはそれぞれ0、1または2の整数を示
し、(h+i)の値は1ないし3であり、Z3は単結
合、−COO−、−OCO−、−CH2O−、−OCH2
−、−CH2CH2−、−CH=N−または−N=CH−
を示す。R3は炭素数2〜10のアルキル基を示し、R7
は炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基、
ハロゲン原子またはシアノ基を示し、W1は単結合、−
O−または−COO−を示し、X3およびY3はそれぞれ
独立に水素原子、ハロゲン原子またはシアノ基を示す。 (IV−a)式中、R4は水素原子または炭素数1〜10
のアルキル基を示し、R8は水素原子、ハロゲン原子、
シアノ基または炭素数1〜10のアルキル基、アルコキ
シ基、アルカノイルオキシ基もしくはアルコキシカルボ
ニル基を示す。
【0012】(4)らせんピッチの温度依存性が負であ
る光学活性物質が一般式(I−b)で表される化合物か
らなる群から選ばれた化合物であり、該光学活性物質と
らせんのねじれ方向が同一で、かつらせんピッチの温度
依存性が正である光学活性物質が一般式(II−b)、
(III−b)または(IV−b)で表される化合物からな
る群から選ばれた化合物であることを特徴とする前記
(2)項または(3)項に記載の液晶組成物。
【0013】
【化13】
【0014】(I−b)式中、aは0、1または2の整
数を、bは1または2の整数を示し、(a+b)の値は
2または3であり、a=0の時、V1は単結合を示し、
aが1または2の時、V1は−COO−、−OCO−、
−CH2O−、−OCH2−または−CH2CH2−を示
す。R1は炭素数2〜10のアルキル基を示し、R5は炭
素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基または
シアノ基を示す。 (II−b)式中、cは0、1または2の整数を、dは1
または2の整数を示し、(c+d)の値は2または3で
あり、c=0の時、V2は単結合を示し、cが1または
2の時、V2は−COO−、−OCO−、−CH2O−、
−OCH2−または−CH2CH2−を示す。R2は炭素数
2〜10のアルキル基を示し、R6は炭素数1〜10の
アルキル基もしくはアルコキシ基またはシアノ基を示
す。 (III−b)式中、eは0、1または2の整数を、fは
1または2の整数を示し、(e+f)の値は2または3
であり、e=0の時、V3は単結合を示し、eが1また
は2の時、V3は−COO−、−OCO−、−CH2
−、−OCH2−または−CH2CH2−を示す。R3は炭
素数2〜10のアルキル基を示し、R7は炭素数1〜1
0のアルキル基もしくはアルコキシ基またはシアノ基を
示す。 (IV−b)式中、R8はハロゲン原子または炭素数1〜
10のアルカノイルオキシ基もしくはアルコキシカルボ
ニル基を示す。 (5)前記の(2)項において、一般式(I)、(I
I)、(III)または(IV)で表される化合物からなる群
から選ばれた光学活性物質を0.1〜10重量%含有す
ることを特徴とするス−パ−ツイステッドネマチック型
表示素子用の液晶組成物。 (6)前記の(3)項において、一般式(I−a)、(I
I−a)、(III−a)または(IV−a)で表される化合
物からなる群から選ばれた光学活性物質を0.1〜10
重量%含有することを特徴とするス−パ−ツイステッド
ネマチック型表示素子用の液晶組成物。 (7)前記の(4)項において、一般式(I−b)、(I
I−b)、(III−b)または(IV−b)で表される化合
物からなる群から選ばれた光学活性物質を0.1〜10
重量%含有することを特徴とするス−パ−ツイステッド
ネマチック型表示素子用の液晶組成物。
【0015】(8)らせんピッチの温度依存性が負であ
る光学活性物質を少なくとも一つと、該光学活性物質と
らせんのねじれ方向が同一で、かつらせんピッチの温度
依存性が正である光学活性物質少なくとも一つとを含有
し、らせんピッチが温度上昇と共に減少するス−パ−ツ
イステッドネマチック型表示素子用の液晶組成物であっ
て、該液晶組成物が第一成分として一般式(V)で表さ
れる化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化
合物、第二成分として一般式(VI)で表される化合物か
らなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物、第三成
分として一般式(VII−a)、(VII−b)または(VII
−c)で表される化合物からなる群から選ばれた少なく
とも一つの化合物、第四成分として一般式(VIII−a)
または(VIII−b)で表される化合物からなる群から選
ばれた少なくとも一つの化合物をそれぞれ含有すること
を特徴とする前記(2)ないし(7)のいずれか一項に
記載の液晶組成物。ただし、第一成分は、一般式(V)
【0016】
【化14】
【0017】(式中、R9は炭素数1〜10のアルキル
基、アルコキシ基もしくはオキサアルキル基または炭素
数2〜10のアルケニル基を示し、Z4は単結合または
−COO−を示し、Y4は水素原子またはフッ素原子を
示す。)で表される化合物であり、第二成分は、一般式
(VI)
【0018】
【化15】
【0019】(式中、R10は炭素数1〜10のアルキル
基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。)で表
される化合物であり、第三成分は、一般式(VII−a)
【0020】
【化16】
【0021】(式中、R11およびR12はそれぞれ独立に
炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基また
は炭素数2〜10のアルケニル基を示し、Z5は単結合
または−CH=CH−を示し、W2は単結合または−C
H=CH−を示す。)で表される化合物または一般式
(VII−b)
【0022】
【化17】
【0023】(式中、R13およびR14はそれぞれ独立に
炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基また
は炭素数2〜10のアルケニル基を示す。)で表される
化合物または一般式(VII−c)
【0024】
【化18】
【0025】(式中、R15およびR16はそれぞれ独立に
炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基また
は炭素数2〜10のアルケニル基を示す。)で表される
化合物であり、第四成分は、一般式(VIII−a)
【0026】
【化19】
【0027】(式中、R17は炭素数1〜10のアルキル
基または炭素数2〜10のアルケニル基を示し、R18
炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基、ハ
ロゲン原子または炭素数2〜10のアルケニル基を示
す。)で表される化合物または一般式(VIII−b)
【0028】
【化20】
【0029】(式中、R19は炭素数1〜10のアルキル
基または炭素数2〜10のアルケニル基を示し、R20
炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基また
は炭素数2〜10のアルケニル基を示し、Z6は単結合
または-CH2CH2-を示し、X4は水素原子またはフッ
素原子を示す。)で表される化合物である。
【0030】(9)前記の(8)項において、第一成分
が一般式(V)において、R9が炭素数1〜7のアルキル
基もしくはオキサアルキル基、CH2=CH−、CH3
H=CH−、CH2=CHCH2CH2−、CH3CH2
2CH=CH−またはCH3CH=CHCH2CH2−で
あり、Z4が単結合または−COO−であり、Y4が水素
原子またはフッ素原子である化合物であり、第二成分が
一般式(VI)において、R10が炭素数1〜7のアルキル
基、CH2=CH−、CH3CH=CH−、CH2=CH
CH2CH2−、CH3CH2CH2CH=CH−またはC
3CH=CHCH2CH2−である化合物であり、第三
成分が一般式(VII−a)において、W2が単結合の時、
11が炭素数1〜7のアルキル基またはアルコキシ基で
あり、R12が炭素数1〜7のアルキル基、−CH=CH
2、−CH=CHCH3、−CH2CH2CH=CH2、−
CH2CH2CH=CHCH3、−CH=CHCH2CH3
または−CH=CHCH2CH2CH3であり、Z5が単結
合または−CH=CH−であり、W2が−CH=CH−
の時、R11が炭素数1〜7のアルキル基またはアルコキ
シ基であり、R12が炭素数1〜7のアルキル基であり、
5が−CH=CH−である化合物、一般式(VII−b)
において、R13が炭素数1〜7のアルキル基、CH2
CH−、CH3CH=CH−、CH2=CHCH2CH
2−、CH3CH2CH2CH=CH−またはCH3CH=
CHCH2CH2−であり、R14が炭素数1〜7のアルキ
ル基またはアルコキシ基である化合物または一般式(VI
I−c)において、R15およびR1 6がそれぞれ独立に炭
素数1〜7のアルキル基もしくはアルコキシ基、CH2
=CH−、CH3CH=CH−、CH2=CHCH2CH2
−、CH3CH2CH2CH=CH−またはCH3CH=C
HCH2CH2−である化合物であり、第四成分が一般式
(VIII−a)において、R17が炭素数1〜7のアルキル
基、CH2=CH−、CH3CH=CH−またはCH2
CHCH2CH2−であり、R18が炭素数1〜7のアルキ
ル基、アルコキシ基またはフッ素原子で表される化合
物、一般式(VIII−b)において、R19およびR20がそ
れぞれ独立に炭素数1〜7のアルキル基であり、Z6
単結合または−CH2CH2−であり、X4が水素原子ま
たはフッ素原子である化合物である、液晶組成物。
【0031】(10)第一成分として一般式(V)で表
される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの
化合物を2〜25重量%、第二成分として一般式(VI)
で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一
つの化合物を5〜50重量%、第三成分として一般式
(VII−a)、(VII−b)または(VII−c)で表され
る化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合
物を3〜40重量%、第四成分として一般式(VIII−
a)または(VIII−b)で表される化合物からなる群か
ら選ばれた少なくとも一つの化合物を25〜55重量%
それぞれ含有することを特徴とする前記(8)項または
(9)項に記載の液晶組成物。 (11)前記の(1)〜(10)のいずれか一項に記載
の液晶組成物を用いることを特徴とするス−パ−ツイス
テッドネマチック型液晶表示素子。
【0032】以下に本発明を詳細に説明する。液晶組成
物のしきい値電圧はらせんピッチの温度変化に大きく依
存する。即ち、液晶組成物のしきい値電圧(Vth)は温
度が上昇すると低下する。これは温度が上昇すると共に
液晶組成物のらせんピッチが増大することに起因してい
る。らせんピッチの温度依存性が異なる2種以上の光学
活性物質を液晶組成物に混合することにより、しきい値
電圧の温度依存性を小さくすることができる(例えば、
特開昭63−22893号公報参照)。しかしながら、
STN方式の液晶表示素子はねじれ角を180〜270
度とかなり大きくひねる為、ねじれ角が90度のTN方
式よりもさらにらせんピッチは温度変化の影響を強く受
ける。即ち、固有ピッチ(P0)よりもピッチ(P)が
充分に長い場合(P0《P)には、所定のねじれ角に達
しない為アンダ−ツイストドメインが発生する。また、
固有ピッチよりもピッチが短い場合(P0》P)には、
ストライプドメインが発生し、液晶層がコレステリック
状態になり光散乱を引き起こし、液晶表示画面の表示品
位の低下を招く。その為らせんピッチの温度変化をコン
トロ−ルすることが難しい。しかし、液晶組成物にらせ
んピッチの温度依存性が異なる2種以上の光学活性物質
を混合し、そのらせんピッチの温度変化率を本発明の−
0.05〜0mV/℃の範囲に調整することにより前記
したドメインを発生させることなく、しきい値電圧の温
度依存性を小さくすることができる。液晶組成物のしき
い値電圧の温度依存性をコントロ−ルするのに適した、
らせんピッチの温度依存性が負である光学活性物質は一
般式(I)で表される部分構造を有する化合物であり、
一般式(I−a)で表される光学活性物質が好ましい。
特に好ましい光学活性物質は一般式(I−b)で表され
る化合物である。具体的には次のような化合物が挙げら
れる。
【0033】
【化21】
【0034】
【化22】
【0035】一般式(I)の部分構造を有する光学活性
化合物および一般式(I−a)または(I−b)で表され
る光学活性物質とらせんのねじれ方向が同一で、かつら
せんピッチの温度依存性が正である光学活性物質は一般
式(II)、(III)または(IV)で表される部分構造を
有する化合物である。これらの中では、一般式(II−
a)、(III−a)または(IV−a)で表される光学活
性物質が本発明において好ましく用いられる。特に好ま
しい光学活性物質は一般式(II−b)、(III−b)ま
たは(IV−b)で表される化合物である。具体的には次
のような化合物が挙げられる。
【0036】
【化23】
【0037】
【化24】
【0038】本発明において用いられる、光学活性化合
物以外の液晶化合物は液晶相としてネマチック相を有す
る物ならば特に制限されるものではない。本発明で使用
される液晶化合物としては、一般式(IX)で表されるネ
マチック液晶化合物を挙げることができる。
【0039】
【化25】
【0040】式(IX)において、R21は炭素数1〜12
のアルキル基またはアルキルオキシ基または炭素数2〜
12のアルケニル基を示し、これらの基中の一つまたは
相隣接しない二つのメチレン基は−O−により置換され
ていてもよく、R22は炭素数1〜12のアルキル基もし
くはアルキルオキシ基、炭素数2〜12のアルケニル
基、−F、−Cl、−CF3、−OCF3、またはシアノ
基を示し、六員環A、BおよびCは、トランス−1,4
−シクロヘキシレンもしくは側位の一つまたは二つの水
素原子がFまたはCNで置換されていてもよい1,4−
フェニレンの二価の炭化水素環、またはピリミジン−
2,5−ジイル、1,3−ジオキサン−2,5−ジイ
ル、ピリジン−2,5−ジイル、ピリダジン−3,6−
ジイルもしくはピラジン−2,5−ジイルの二価の複素
環を示し、U1およびU2は−COO−、−OCO−、−
CH2O−、−OCH2−、−CH=N−、−N=CH
−、−CH2CH2−、−CH=CH−、−C≡C−また
は単結合を示しrおよびtは0、1または2の整数を示
し、sは1または2の整数を示し、(r+s+t)の値
は2ないし4であり、r=0のときはU1は単結合であ
り、t=0のときはU2は単結合である。ただし、六員
環A、BおよびCの中二つ以上の環が同時に複素環であ
ることはない。本発明においては、式(IX)の化合物を
四つ以上用いることが好ましい。これらのネマチック液
晶化合物の中、本発明においては前記した一般式
(V)、(VI)、(VII−a)、(VII−b)、(VII−
c)、(VIII−a)または(VIII−b)で表される化合
物が好ましく用いられる。一般式(V)または(VI)で
表される化合物は、非常に大きな正の誘電異方性性を有
している。この化合物を他の液晶化合物または液晶組成
物に加えることにより、得られる組成物のしきい値電圧
を下げることができる。一般式(VII−a)、(VII−
b)または(VII−c)で表される化合物は、非常に粘
性の低い化合物である。この化合物を成分として用いる
ことにより、得られる組成物の粘度を小さくでき、その
結果高速の電気光学応答が実現できる。一般式(VIII−
a)または(VIII−b)で表される化合物は、高い透明
点を有している。この化合物を成分として用いることに
より、得られる組成物の透明点を高くすることができ
る。式(VII−c)または(VIII−b)で表される化合
物は小さい光学異方性値を有するという特徴があり、得
られる組成物の光学異方性値を調整する目的で使用され
る。具体的には次のような化合物を挙げることができ
る。
【0041】
【化26】
【0042】
【化27】
【0043】本発明に用いられるらせんピッチの温度依
存性が異なる光学活性物質の含有量は、液晶組成物の透
明点等の安定性を著しく損なわない程度の少量が良い。
また、析出、分離などが起こらない含有量が適してい
る。従って、液晶組成物に対して0.1〜10重量部の
範囲の含有量が好ましい。次に例を挙げて本発明を説明
する。液晶組成物としてフェニルシクロヘキサン系化合
物を主成分とする表1に示す組成を有する液晶組成物A
を用いて、液晶セルを作成した。セルには、表面にポリ
イミド系樹脂(チッソ株式会社製PSI−A−224)
を塗布し硬化させた後、ラビング処理を施した透明電極
付きの一組のガラス基板を使用し、セルギャップを6μ
mに設定し、260度のツイスト角で配向をさせるよう
に構成した。らせんのねじれ方向が左まわりで、かつら
せんピッチの温度依存性が正である光学活性物質とし
て、後記する化合物Bを、また、らせんのねじれ方向が
化合物Bと同じく左まわりであるが、らせんピッチの温
度依存性が負である光学活性物質として、後記の化合物
Cを表2に示す混合割合(重量部)で、液晶組成物Aの
100重量部に添加してそれぞれネマチック液晶組成物
M、N、OおよびPを調製し、その諸特性を比較した。
【0044】
【表1】
【0045】
【化28】
【0046】
【表2】
【0047】液晶組成物M、N、OおよびPのらせんピ
ッチをそれぞれ11μm程度になるように調整し、10
℃から50℃の温度範囲で、らせんピッチの温度変化率
並びにしきい値電圧の温度変化率を測定し、表2に示
す。表2の結果から明かなように、しきい値電圧の変化
率は化合物Cの含有比率が多くなるにつれて小さくなる
傾向がある。ただ、液晶組成物Pにおいては50℃にて
ストライプドメイン、10℃にてアンダ−ツイストドメ
インが観察されたため、らせんピッチの温度変化率が−
0.05μm/℃以下になるとしきい値電圧の温度変化
率が小さくなってもドメインの出現による表示ムラが発
生する可能性があるため好ましくないといえる。 ま
た、らせんピッチの温度変化率が0以上になるとしきい
値電圧の温度変化率が小さくならず、好ましくない。以
上のことから明らかなように、らせんのねじれ方向が同
じで、かつ、らせんピッチの温度依存性が逆である光学
活性物質を組み合わせて液晶組成物に添加することによ
り、該液晶組成物のしきい値電圧の温度変化率を小さく
することが可能になる。また、らせんピッチの温度変化
率としてはドメインが発生しないようにするためには温
度変化率が−0.05μm/℃以上0以下であることが
必要である事も判明した。
【0048】本発明のより好ましい態様は、以下の
(ア)ないし(エ)項に示される。 (ア)前記の一般式(IX)で表される化合物の少なくと
も四つ、らせんピッチの温度依存性が負である光学活性
物質として前記した一般式(I−b)で表される化合物
の少なくとも一つ、およびらせんピッチの温度依存性が
正である光学活性物質として前記した一般式(II−b)
または(IV−b)で表される化合物の少なくとも一つを
含有し、らせんピッチが温度上昇と共に減少する液晶組
成物であり、らせんピッチの変化率が10〜50℃の温
度範囲において、−0.05μm/℃以上0μm/℃以
下である、スーパーツイステドネマチック型表示素子用
の液晶組成物。 (イ)前記の(ア)項において、一般式(IX)で表され
る少なくとも四つの化合物が、前記の式(V)で表され
る少なくとも一つの化合物、式(VI)で表される少なく
とも一つの化合物、式(VII−a)、(VII−b)または
(VII−c)で表される化合物の群から選ばれた少なく
とも一つの化合物、および式(VIII−a)または(VIII
−b)で表される化合物の群から選ばれた少なくとも一
つの化合物である、スーパーツイステドネマチック型表
示素子用の液晶組成物。 (ウ)前記の(イ)項において、らせんピッチの温度依
存性が負である光学活性物質の混合割合が得られる組成
物重量の0.1〜10%である、スーパーツイステッド
ネマチック型表示素子用の液晶組成物。 (エ)前記の(ア)項において、一般式(IX)で表され
る少なくとも四つの化合物として、前記の式(V)で表
される少なくとも一つの化合物2〜25重量%、式(V
I)で表される少なくとも一つの化合物5〜50重量
%、式(VII−a)、(VII−b)または(VII−c)で
表される化合物の群から選ばれた少なくとも一つの化合
物3〜40重量%、および式(VIII−a)または(VIII
−b)で表される化合物の群から選ばれた少なくとも一
つの化合物25〜55重量%をそれぞれ含有し、らせん
ピッチの温度依存性が負である光学活性物質を0.1〜
10重量%含有する、スーパーツイステドネマチック型
表示素子用の液晶組成物。
【0049】
【実施例】以下に実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。またこれらの例における組成は全て重量部で示され
る。略号は下記の意味を有する。 NI : ネマチック−等方性液相転移温度
(℃) η20 : 20℃での粘度(mPa・s) △n : 25℃での屈折率異方性 P : 25℃でのらせんピッチ(μm) dP/dT : 10℃〜50℃の温度範囲におけ
るらせんピッチの温度変化率(μm/℃) Vth : 25℃での1/240デューティ
駆動におけるしきい値電圧(V) γ : 25℃における急峻性V80/V20
(ここにV80およびV20は透過率がそれぞれ飽和値の8
0%および20%になる電圧である) τ : 25℃での1/240デユーティ
駆動における応答速度(msec) dVth/dT: 10℃〜50℃の温度範囲におけ
るしきい値電圧の温度変化率(mV/℃)
【0050】実施例1 以下の組成の液晶組成物を調製した。 3,5−ジフルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−ペンテニル)ベンゾエ ート 8重量部 4−(4−(3−ブテニル)シクロヘキシル)ベンゾニトリル 10重量部 1−ブチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 12重量部 1−エチル−4−(2−(4−メチルフェニル)エチニル)ベンゼン 8重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−エチルシクロヘキシル)シクロヘキシ ル)ベンゼン 10重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキ シル)ベンゼン 10重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキ シル)ベンゼン 10重量部 1−エチル−4−(2−(2−フルオロ−4−(4−プロピルシクロヘキシル )フェニル)エチニル)ベンゼン 5重量部 1−エチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 5重量部 1−プロピル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチ ル)フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−ブチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−メチル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベ ンゼン 6重量部 1−プロピル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 8重量部 コレステリル ノナノエート 1.84重量部 (R)4−ペンチルフェニル 4−(1−メチルヘプチルオキシ)ベンゾエー ト 1.84重量部
【0051】この液晶組成物の特性値は NI : 98.1℃ η20 : 26.9mPa・s △n : 0.136 P : 11.1μm dP/dT : −0.028μm/℃ であった。この液晶組成物用いて ねじれ角 : 260度 ティルト角 : 4度 d/p(セル厚/ピッチ): 0.5 d×△n : 0.82 のパラメーターを有するSTN表示素子を作成した。こ
の素子は以下の特性値を示した。 Vth : 25.1V γ : 1.047 τ : 244msec dVth/dT : 13.0mV/℃ また、表示画面は均一であり、何ら表示ムラは観察され
なかった。
【0052】比較例1 以下の組成の液晶組成物を調製した。 3,5−ジフルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−ペンテニル)ベンゾエ ート 8重量部 4−(4−(3−ブテニル)シクロヘキシル)ベンゾニトリル 10重量部 1−ブチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 12重量部 1−エチル−4−(2−(4−メチルフェニル)エチニル)ベンゼン 8重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−エチルシクロヘキシル)シクロヘキシ ル)ベンゼン 10重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキ シル)ベンゼン 10重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキ シル)ベンゼン 10重量部 1−エチル−4−(2−(2−フルオロ−4−(4−プロピルシクロヘキシル )フェニル)エチニル)ベンゼン 5重量部 1−エチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 5重量部 1−プロピル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチ ル)フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−ブチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−メチル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベ ンゼン 6重量部 1−プロピル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 8重量部 コレステリル ノナノエート 1.98重量部
【0053】この液晶組成物の特性値は NI : 100.5℃ η20 : 25.5mPa・s △n : 0.136 P : 11.3μm dP/dT : 0.013μm/℃ であった。この液晶組成物を用いて以下のパラメーター
を有するSTN表示素子を作成した。 ねじれ角 : 260度 ティルト角 : 4度 d/p(セル厚/ピッチ): 0.5 d×△n : 0.82 このSTN素子は次の特性値を示した。 Vth : 25.4V γ : 1.045 τ : 232msec dVth/dT : 47.5mV/℃ また、バックライトの影響による表示ムラが表示画面に
て観察された。
【0054】実施例2 以下の組成の液晶組成物を調製した。 3,5−ジフルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−ペンテニル)ベンゾエ ート 8重量部 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 20重量部 1−ブチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 11重量部 1−ペンチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 5重量部 1−エトキシ−4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンゼン 9重量部 1−エチル−4−(2−(4−メチルフェニル)エチニル)ベンゼン 6重量部 1−メチル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベ ンゼン 10重量部 1−プロピル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 12重量部 1−エチル−4−(2−(2−フルオロ−4−(4−プロピルシクロヘキシル )フェニル)エチニル)ベンゼン 7重量部 1−エチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−プロピル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチ ル)フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−ブチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 コレステリル ノナノエート 1.72重量部 (R)4−ペンチルフェニル 4−(1−メチルヘプチルオキシ)ベンゾエー ト 1.72重量部
【0055】この液晶組成物の特性値は NI : 86.3℃ η20 : 22.1mPa・s △n : 0.136 P : 11.2μm dP/dT : −0.018μm/℃ であった。この液晶組成物を用いて ねじれ角 : 260度 ティルト角 : 4度 d/p(セル厚/ピッチ): 0.5 d×△n : 0.82 なるパラメ−タ−を有するSTN素子を作成した。この
STN素子は Vth : 24.3V γ : 1.037 τ : 234msec dVth/dT : 34.5mV/℃ なる特性値を示した。また、表示画面は均一であり、何
ら表示ムラは観察されなかった。
【0056】比較例2 以下の組成の液晶組成物を調製した。 3,5−ジフルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−ペンテニル)ベンゾエ ート 8重量部 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 20重量部 1−ブチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 11重量部 1−ペンチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 5重量部 1−エトキシ−4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンゼン 9重量部 1−エチル−4−(2−(4−メチルフェニル)エチニル)ベンゼン 6重量部 1−メチル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベ ンゼン 10重量部 1−プロピル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 12重量部 1−エチル−4−(2−(2−フルオロ−4−(4−プロピルシクロヘキシル )フェニル)エチニル)ベンゼン 7重量部 1−エチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−プロピル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチ ル)フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−ブチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 コレステリル ノナノエート 2.08重量部
【0057】この液晶組成物は次の特性値を示した。 NI : 90.0℃ η20 : 21.1mPa・s △n : 0.136 P : 11.3μm dP/dT : 0.018μm/℃ この組成物を用いて、以下のパラメ−タ−を示すような
STN表示素子を作成した。 ねじれ角 : 260度 ティルト角 : 4度 d/p(セル厚/ピッチ): 0.5 d×△n : 0.82 このSTN表示素子の特性値は Vth : 24.7V γ : 1.036 τ : 216msec dVth/dT : 53.0mV/℃ であった。この表示素子にはバックライトの影響による
表示ムラが表示画面に観察された。
【0058】実施例3 以下の組成の液晶組成物を調製した。 3,5−ジフルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−ペンテニル)ベンゾエ ート 10重量部 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 12重量部 1−ブチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 4重量部 1−エチル−4−(2−(4−メチルフェニル)エチニル)ベンゼン 6重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−エチルシクロヘキシル)シクロヘキシ ル)ベンゼン 10重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキ シル)ベンゼン 13重量部 1−エチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 6重量部 1−プロピル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチ ル)フェニル)エチニル)ベンゼン 5重量部 1−ブチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 5重量部 1−メチル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベ ンゼン 10重量部 1−プロピル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 14重量部 4−フルオロフェニル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン カルボキシレート 5重量部 コレステリル ノナノエート 1.85重量部 (R)4−ペンチルフェニル 4−(1−メチルヘプチルオキシ)ベンゾエー ト 1.85重量部
【0059】この液晶組成物の特性値は NI : 107.1℃ η20 : 32.0mPa・s △n : 0.136 P : 11.1μm dP/dT : −0.028μm/℃ を示した。
【0060】実施例4 以下の組成の液晶組成物を調製した。 3,5−ジフルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−ペンテニル)ベンゾエ ート 10重量部 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 12重量部 1−ブチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 4重量部 1−エチル−4−(2−(4−メチルフェニル)エチニル)ベンゼン 6重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−エチルシクロヘキシル)シクロヘキシ ル)ベンゼン 10重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキ シル)ベンゼン 13重量部 1−エチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 6重量部 1−プロピル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチ ル)フェニル)エチニル)ベンゼン 5重量部 1−ブチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 5重量部 1−メチル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベ ンゼン 10重量部 1−プロピル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 14重量部 4−フルオロフェニル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン カルボキシレート 5重量部 コレステリル ノナノエート 1.89重量部 (R)4−ペンチルフェニル 4−(1−メチルヘプチルオキシ)ベンゾエー ト 1.26重量部
【0061】この液晶組成物の特性値は NI : 107.4℃ η20 : 32.3mPa・s △n : 0.136 P : 11.5μm dP/dT : −0.023μm/℃ を示した。
【0062】比較例3 以下の組成の液晶組成物を調製した。 3,5−ジフルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−ペンテニル)ベンゾエ ート 10重量部 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 12重量部 1−ブチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 4重量部 1−エチル−4−(2−(4−メチルフェニル)エチニル)ベンゼン 6重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−エチルシクロヘキシル)シクロヘキシ ル)ベンゼン 10重量部 1,2−ジフルオロ−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキ シル)ベンゼン 13重量部 1−エチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 6重量部 1−プロピル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチ ル)フェニル)エチニル)ベンゼン 5重量部 1−ブチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 5重量部 1−メチル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベ ンゼン 10重量部 1−プロピル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 14重量部 4−フルオロフェニル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン カルボキシレート 5重量部 コレステリル ノナノエート 2.03重量部
【0063】この液晶組成物の特性値は NI : 109.3℃ η20 : 30.6mPa・s △n : 0.136 P : 11.6μm dP/dT : 0.008μm/℃ を示した。
【0064】実施例5 以下の組成の液晶組成物を調製した。 3,5−ジフルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−ペンテニル)ベンゾエ ート 6重量部 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 19重量部 4−(4−(3−ペンテニル)シクロヘキシル)ベンゾニトリル13重量部 1−ブチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 6重量部 1−メチル−4−(4−(4−エチルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベン ゼン 4重量部 1−メチル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベ ンゼン 10重量部 1−プロピル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 15重量部 1−メトキシ−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 4重量部 4−フルオロフェニル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン カルボキシレート 7重量部 4’−(4−プロピルシクロヘキシル)−4−フルオロビフェニル8重量部 4’−(4−ペンチルシクロヘキシル)−4−フルオロビフェニル5重量部 1−エチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 3重量部 コレステリル ノナノエート 1.89重量部 (R)4−ペンチルフェニル 4−(1−メチルヘプチルオキシ)ベンゾエー ト 0.95重量部
【0065】この液晶組成物の特性値は NI : 106.8℃ η20 : 31.9mPa・s △n : 0.124 P : 13.0μm dP/dT : −0.013μm/℃ であり、この組成物を用いて以下のパラメ−タ−を有す
るSTN表示素子を作成した。 ねじれ角 : 250度 ティルト角 : 4度 d/p(セル厚/ピッチ): 0.5 d×△n : 0.75 このSTN表示素子の特性値を求めたところ Vth : 24.9V γ : 1.042 τ : 218msec dVth/dT : 30.0mV/℃ であった。また、表示画面は均一であり、何ら表示ムラ
は観察されなかった。
【0066】比較例4 以下の組成の液晶組成物を調製した。 3,5−ジフルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−ペンテニル)ベンゾエ ート 6重量部 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 19重量部 4−(4−(3−ペンテニル)シクロヘキシル)ベンゾニトリル13重量部 1−ブチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 6重量部 1−メチル−4−(4−(4−エチルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベン ゼン 4重量部 1−メチル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベ ンゼン 10重量部 1−プロピル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 15重量部 1−メトキシ−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 4重量部 4−フルオロフェニル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン カルボキシレート 7重量部 4’−(4−プロピルシクロヘキシル)−4−フルオロビフェニル8重量部 4’−(4−ペンチルシクロヘキシル)−4−フルオロビフェニル5重量部 1−エチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 3重量部 コレステリル ノナノエート 2.31重量部
【0067】この液晶組成物の特性値は NI : 107.3℃ η20 : 30.4mPa・s △n : 0.124 P : 12.2μm dP/dT : 0.018μm/℃ であった。この液晶組成物を用いて ねじれ角 : 250度 ティルト角 : 4度 d/p(セル厚/ピッチ): 0.5 d×△n : 0.75 であるようにSTN表示素子を作成した。このSTN表
示素子は Vth : 24.4V γ : 1.041 τ : 207msec dVth/dT : 55.0mV/℃ を示した。また、バックライトの影響による表示ムラが
表示画面にて観察された。
【0068】実施例6 以下の組成の液晶組成物を調製した。 3,5−ジフルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−ペンテニル)ベンゾエ ート 3重量部 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 22重量部 4−(4−(3−ブテニル)シクロヘキシル)ベンゾニトリル 9重量部 4−(4−(3−ペンテニル)シクロヘキシル)ベンゾニトリル 9重量部 1−ブチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 11重量部 1−フルオロ−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 5重量部 1−メチル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベ ンゼン 10重量部 1−プロピル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 16重量部 1−メトキシ−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 4重量部 1−エチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−プロピル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチ ル)フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−ブチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 3重量部 (S)4−(1−メチルヘプチルオキシカルボニル)フェニル 4−ヘキシル オキシベンゾエート 0.71重量部 (R)4−ペンチルフェニル 4−(1−メチルヘプチルオキシ)ベンゾエー ト 1.00重量部
【0069】この液晶組成物の特性値は NI : 98.7℃ η20 : 28.8mPa・s △n : 0.125 P : 13.2μm dP/dT : −0.026μm/℃ であった。この液晶組成物を用いて以下のパラメーター
の液晶表示素子を作成した。 ねじれ角 : 250度 ティルト角 : 4度 d/p(セル厚/ピッチ): 0.5 d×△n : 0.75 このSTN表示素子の特性値を求めたところ Vth : 24.8V γ : 1.045 τ : 191msec dVth/dT : 30.0mV/℃ であった。また、表示画面は均一であり、何ら表示ムラ
は観察されなかった。
【0070】比較例5 以下の組成の液晶組成物を調製した。 3,5−ジフルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−ペンテニル)ベンゾエ ート 3重量部 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 22重量部 4−(4−(3−ブテニル)シクロヘキシル)ベンゾニトリル 9重量部 4−(4−(3−ペンテニル)シクロヘキシル)ベンゾニトリル 9重量部 1−ブチル−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン 11重量部 1−フルオロ−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 5重量部 1−メチル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)ベ ンゼン 10重量部 1−プロピル−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 16重量部 1−メトキシ−4−(4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル) ベンゼン 4重量部 1−エチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−プロピル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチ ル)フェニル)エチニル)ベンゼン 4重量部 1−ブチル−4−(2−(4−(2−(4−プロピルシクロヘキシル)エチル )フェニル)エチニル)ベンゼン 3重量部 (S)4−(1−メチルヘプチルオキシカルボニル)フェニル 4−ヘキシル オキシベンゾエート 1.14重量部
【0071】この液晶組成物の特性値は NI : 100.0℃ η20 : 27.6mPa・s △n : 0.125 P : 12.1μm dP/dT : 0.023μm/℃ であった。この組成物を用いて以下のパラメ−タ− ねじれ角 : 250度 ティルト角 : 4度 d/p(セル厚/ピッチ): 0.5 d×△n : 0.75 を有するSTN表示素子を作成した。この素子の諸特性
値は Vth : 25.8V γ : 1.047 τ : 156msec dVth/dT : 65.0mV/℃ であった。この表示素子にはバックライトの影響による
表示ムラが表示画面にて観察された。
【0072】
【発明の効果】実施例で示したように、本発明により、
電気光学特性が急峻、かつ低粘性でありながら、しきい
値電圧の温度変化が非常に小さい液晶組成物が得られ、
これにより高コントラスト、高速応答性並びに表示ムラ
のない均一な表示画面を有するSTN方式の液晶表示素
子を提供することが可能になった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 19/36 C09K 19/36 19/42 19/42 G02F 1/13 500 G02F 1/13 500

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネマチック液晶に単独で添加した時に誘
    起されるコレステリック相のらせんピッチの温度依存性
    が負である光学活性物質少なくとも一つと、該光学活性
    物質とらせんのねじれ方向が同一で、かつネマチック液
    晶に添加した時に誘起されるコレステリック相のらせん
    ピッチの温度依存性が正である光学活性物質少なくとも
    一つとを含有し、らせんピッチが温度上昇と共に減少す
    る液晶組成物であって、該液晶組成物のらせんピッチの
    温度変化率が10℃から50℃の温度範囲において、−
    0.05〜0μm/℃であることを特徴とするス−パ−
    ツイステッドネマチック型表示素子用の液晶組成物。
  2. 【請求項2】 らせんピッチの温度依存性が負である光
    学活性物質が一般式(I)で表される部分構造を有する
    化合物からなる群から選ばれた化合物であり、該光学活
    性物質とらせんのねじれ方向が同一で、かつらせんピッ
    チの温度依存性が正である光学活性物質が一般式(I
    I)、(III)または(IV)で表される部分構造を有する
    化合物からなる群から選ばれた化合物であることを特徴
    とする請求項1に記載の液晶組成物。 【化1】 (I)式中、R1は炭素数2〜10のアルキル基を示し、
    1およびY1はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子
    またはシアノ基を示す。 (II)式中、R2は炭素数2〜10のアルキル基を示
    し、X2およびY2はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン
    原子またはシアノ基を示す。 (III)式中、R3は炭素数2〜10のアルキル基を示
    し、W1は単結合、−O−または−COO−を示し、X3
    およびY3はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子ま
    たはシアノ基を示す。 (IV)式中、R4は水素原子または炭素数1〜10のア
    ルキル基を示す。
  3. 【請求項3】 らせんピッチの温度依存性が負である光
    学活性物質が一般式(I−a)で表される化合物からな
    る群から選ばれた化合物であり、該光学活性物質とらせ
    んのねじれ方向が同一で、かつらせんピッチの温度依存
    性が正である光学活性物質が一般式(II−a)、(III
    −a)または(IV−a)で表される化合物からなる群か
    ら選ばれた化合物であることを特徴とする請求項2に記
    載の液晶組成物。 【化2】 (I−a)式中、AおよびBはそれぞれ独立にベンゼン
    環、シクロヘキサン環、ジオキサン環、ピリミジン環、
    ピリジン環、ピリダジン環またはピラジン環を示し、l
    およびmはそれぞれ0、1または2の整数を示し、(l
    +m)の値は1ないし3であり、Z1は単結合、−CO
    O−、−OCO−、−CH2O−、−OCH2−、−CH
    2CH2−、−CH=N−または−N=CH−を示す。R1
    は炭素数2〜10のアルキル基を示し、R5は炭素数1
    〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基、ハロゲン原
    子またはシアノ基を示し、X1およびY1はそれぞれ独立
    に水素原子、ハロゲン原子またはシアノ基を示す。 (II−a)式中、CおよびDはそれぞれ独立にベンゼン
    環、シクロヘキサン環、ジオキサン環、ピリミジン環、
    ピリジン環、ピリダジン環またはピラジン環を示し、j
    およびkはそれぞれ0、1または2の整数を示し、(j
    +k)の値は1ないし3であり、Z2は単結合、−CO
    O−、−OCO−、−CH2O−、−OCH2−、−CH
    2CH2−、−CH=N−または−N=CH−を示す。R
    2は炭素数2〜10のアルキル基を示し、R6は炭素数1
    〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基、ハロゲン原
    子またはシアノ基を示し、X2およびY2はそれぞれ独立
    に水素原子、ハロゲン原子またはシアノ基を示す。 (III−a)式中、EおよびFはそれぞれ独立にベンゼ
    ン環、シクロヘキサン環、ジオキサン環、ピリミジン
    環、ピリジン環、ピリダジン環またはピラジン環を示
    し、hおよびiはそれぞれ0、1または2の整数を示
    し、(h+i)の値は1ないし3であり、Z3は単結
    合、−COO−、−OCO−、−CH2O−、−OCH2
    −、−CH2CH2−、−CH=N−または−N=CH−
    を示す。R3は炭素数2〜10のアルキル基を示し、R7
    は炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基、
    ハロゲン原子またはシアノ基を示し、W1は単結合、−
    O−または−COO−を示し、X3およびY3はそれぞれ
    独立に水素原子、ハロゲン原子またはシアノ基を示す。 (IV−a)式中、R4は水素原子または炭素数1〜10
    のアルキル基を示し、R8は水素原子、ハロゲン原子、
    シアノ基または炭素数1〜10のアルキル基、アルコキ
    シ基、アルカノイルオキシ基もしくはアルコキシカルボ
    ニル基を示す。
  4. 【請求項4】 らせんピッチの温度依存性が負である光
    学活性物質が一般式(I−b)で表される化合物からな
    る群から選ばれた化合物であり、該光学活性物質とらせ
    んのねじれ方向が同一で、かつ、らせんピッチの温度依
    存性が正である光学活性物質が一般式(II−b)、(II
    I−b)または(IV−b)で表される化合物からなる群
    から選ばれた化合物であることを特徴とする請求項2ま
    たは請求項3に記載の液晶組成物。 【化3】 (I−b)式中、aは0、1または2の整数を、bは1
    または2の整数を示し、(a+b)の値は2または3で
    あり、a=0の時、V1は単結合を示し、aが1または
    2の時、V1は−COO−、−OCO−、−CH2O−、
    −OCH2−または−CH2CH2−を示す。R1は炭素数
    2〜10のアルキル基を示し、R5は炭素数1〜10の
    アルキル基もしくはアルコキシ基、またはシアノ基を示
    す。 (II−b)式中、cは0、1または2の整数を、dは1
    または2の整数を示し、(c+d)の値は2または3で
    あり、c=0の時、V2は単結合を示し、cが1または
    2の時、V2は−COO−、−OCO−、−CH2O−、
    −OCH2−または−CH2CH2−を示す。R2は炭素数
    2〜10のアルキル基を示し、R6は炭素数1〜10の
    アルキル基もしくはアルコキシ基、またはシアノ基を示
    す。 (III−b)式中、eは0、1または2の整数を、fは
    1または2の整数を示し、(e+f)の値は2または3
    であり、e=0の時、V3は単結合を示し、eが1また
    は2の時、V3は−COO−、−OCO−、−CH2
    −、−OCH2−または−CH2CH2−を示す。R3は炭
    素数2〜10のアルキル基を示し、R7は炭素数1〜1
    0のアルキル基もしくはアルコキシ基、またはシアノ基
    を示す。 (IV−b)式中、R8はハロゲン原子または炭素数1〜
    10のアルカノイルオキシ基もしくはアルコキシカルボ
    ニル基を示す。
  5. 【請求項5】 請求項2において、一般式(I)、(I
    I)、(III)または(IV)で表される化合物からなる群
    から選ばれた光学活性物質を0.1〜10重量%含有す
    ることを特徴とするス−パ−ツイステッドネマチック型
    表示素子用の液晶組成物。
  6. 【請求項6】 請求項3において、一般式(I−a)、
    (II−a)、(III−a)または(IV−a)で表される
    化合物からなる群から選ばれた光学活性物質を0.1〜
    10重量%含有することを特徴とするス−パ−ツイステ
    ッドネマチック型表示素子用の液晶組成物。
  7. 【請求項7】 請求項4において、一般式(I−b)、
    (II−b)、(III−b)または(IV−b)で表される
    化合物からなる群から選ばれた光学活性物質を0.1〜
    10重量%含有することを特徴とするス−パ−ツイステ
    ッドネマチック型表示素子用の液晶組成物。
  8. 【請求項8】 らせんピッチの温度依存性が負である光
    学活性物質を少なくとも一つと、該光学活性物質とらせ
    んのねじれ方向が同一で、かつらせんピッチの温度依存
    性が正である光学活性物質少なくとも一つとを含有し、
    らせんピッチが温度上昇と共に減少するス−パ−ツイス
    テッドネマチック型表示素子用の液晶組成物であって、
    該液晶組成物が第一成分として一般式(V)で表される
    化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合
    物、第二成分として一般式(VI)で表される化合物から
    なる群から選ばれた少なくとも一つの化合物、第三成分
    として一般式(VII−a)、(VII−b)または(VII−
    c)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくと
    も一つの化合物、第四成分として一般式(VIII−a)ま
    たは(VIII−b)で表される化合物からなる群から選ば
    れた少なくとも一つの化合物をそれぞれ含有することを
    特徴とする請求項2ないし請求項7のいずれか一項に記
    載の液晶組成物。ただし、第一成分は、一般式(V) 【化4】 (式中、R9は炭素数1〜10のアルキル基、アルコキ
    シ基もしくはオキサアルキル基または炭素数2〜10の
    アルケニル基を示し、Z4は単結合または−COO−を
    示し、Y4は水素原子またはフッ素原子を示す。)で表
    される化合物であり、第二成分は、一般式(VI) 【化5】 (式中、R10は炭素数1〜10のアルキル基または炭素
    数2〜10のアルケニル基を示す。)で表される化合物
    であり、第三成分は、一般式(VII−a) 【化6】 (式中、R11およびR12はそれぞれ独立に炭素数1〜1
    0のアルキル基もしくはアルコキシ基または炭素数2〜
    10のアルケニル基を示し、Z5は単結合または−CH
    =CH−を示し、W2は単結合または−CH=CH−を
    示す。)で表される化合物または一般式(VII−b) 【化7】 (式中、R13およびR14はそれぞれ独立に炭素数1〜1
    0のアルキル基もしくはアルコキシ基または炭素数2〜
    10のアルケニル基を示す。)で表される化合物または
    一般式(VII−c) 【化8】 (式中、R15およびR16はそれぞれ独立に炭素数1〜1
    0のアルキル基もしくはアルコキシ基または炭素数2〜
    10のアルケニル基を示す。)で表される化合物であ
    り、第四成分は、一般式(VIII−a) 【化9】 (式中、R17は炭素数1〜10のアルキル基または炭素
    数2〜10のアルケニル基を示し、R18は炭素数1〜1
    0のアルキル基もしくはアルコキシ基、ハロゲン原子ま
    たは炭素数2〜10のアルケニル基を示す。)で表され
    る化合物または一般式(VIII−b) 【化10】 (式中、R19は炭素数1〜10のアルキル基または炭素
    数2〜10のアルケニル基を示し、R20は炭素数1〜1
    0のアルキル基もしくはアルコキシ基または炭素数2〜
    10のアルケニル基を示し、Z6は単結合または−CH2
    CH2−を示し、X4は水素原子またはフッ素原子を示
    す。)で表される化合物である。
  9. 【請求項9】 請求項8において、第一成分が一般式
    (V)において、R9が炭素数1〜7のアルキル基もしく
    はオキサアルキル基、CH2=CH−、CH3CH=CH
    −、CH2=CHCH2CH2−、CH3CH2CH2CH=
    CH−またはCH3CH=CHCH2CH2−であり、Z4
    が単結合または−COO−であり、Y4が水素原子また
    はフッ素原子である化合物であり、第二成分が一般式
    (VI)において、R10が炭素数1〜7のアルキル基、C
    2=CH−、CH3CH=CH−、CH2=CHCH2
    2−、CH3CH2CH2CH=CH−またはCH3CH
    =CHCH2CH2−である化合物であり、第三成分が一
    般式(VII−a)において、W2が単結合の時、R11が炭
    素数1〜7のアルキル基またはアルコキシ基であり、R
    12が炭素数1〜7のアルキル基、−CH=CH2、−C
    H=CHCH3、−CH2CH2CH=CH2、−CH2
    2CH=CHCH3、−CH=CHCH2CH3または−
    CH=CHCH2CH2CH3であり、Z5が単結合または
    −CH=CH−であり、W2が−CH=CH−の時、R
    11が炭素数1〜7のアルキル基またはアルコキシ基であ
    り、R12が炭素数1〜7のアルキル基であり、Z5が−
    CH=CH−である化合物、一般式(VII−b)におい
    て、R13が炭素数1〜7のアルキル基、CH2=CH
    −、CH3CH=CH−、CH2=CHCH2CH2−、C
    3CH2CH2CH=CH−またはCH3CH=CHCH
    2CH2−であり、R14が炭素数1〜7のアルキル基また
    はアルコキシ基である化合物、または一般式(VII−
    c)において、R15およびR16がそれぞれ独立に炭素数
    1〜7のアルキル基もしくはアルコキシ基、CH2=C
    H−、CH3CH=CH−、CH2=CHCH2CH2−、
    CH3CH2CH2CH=CH−またはCH3CH=CHC
    2CH2−である化合物であり、第四成分が一般式(VI
    II−a)において、R17が炭素数1〜7のアルキル基、
    CH2=CH−、CH3CH=CH−またはCH2=CH
    CH2CH2−であり、R18が炭素数1〜7のアルキル
    基、アルコキシ基またはフッ素原子で表される化合物、
    または、一般式(VIII−b)において、R19およびR20
    がそれぞれ独立に炭素数1〜7のアルキル基であり、Z
    6が単結合または−CH2CH2−であり、X4が水素原子
    またはフッ素原子である化合物である、液晶組成物。
  10. 【請求項10】 第一成分として一般式(V)で表され
    る化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合
    物を2〜25重量%、第二成分として一般式(VI)で表
    される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの
    化合物を5〜50重量%、第三成分として一般式(VII
    −a)、(VII−b)または(VII−c)で表される化合
    物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を3
    〜40重量%、第四成分として一般式(VIII−a)また
    は(VIII−b)で表される化合物からなる群から選ばれ
    た少なくとも一つの化合物を25〜55重量%それぞれ
    含有することを特徴とする請求項8または請求項9に記
    載の液晶組成物。
  11. 【請求項11】請求項1〜請求項10のいずれか一項に
    記載の液晶組成物を用いることを特徴とするス−パ−ツ
    イステッドネマチック型液晶表示素子。
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