JPH0959315A - アミノポリオール型樹脂およびその製法 - Google Patents

アミノポリオール型樹脂およびその製法

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JPH0959315A
JPH0959315A JP23351395A JP23351395A JPH0959315A JP H0959315 A JPH0959315 A JP H0959315A JP 23351395 A JP23351395 A JP 23351395A JP 23351395 A JP23351395 A JP 23351395A JP H0959315 A JPH0959315 A JP H0959315A
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Hiroaki Egawa
博明 江川
Hironori Maeda
弘憲 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基体樹脂に導入した官能基の自由度を大きくす
ることにより錯体生成能力を高め、ホウ素、ゲルマニウ
ム、テルル等に対して高吸着容量を有し、キレート性陰
イオン交換樹脂として好適なアミノポリオール型樹脂を
提供する。 【解決手段】α位炭素に置換基を有していてもよいアク
リル酸のグリシジルエステル、3−クロロ−2−ヒドロ
キシプロピルエステル及びアリルグリシジルエーテルの
群から選択される1種以上の単量体を主成分として得ら
れる基体樹脂にアミノポリオール基を導入して成るアミ
ノポリオール型樹脂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミノポリオール
型樹脂およびその製法に関するものであり、詳しくは、
ホウ素、ゲルマニウム、テルル等に対して高い選択吸着
性(高機能)を有し、キレート性陰イオン交換樹脂とし
て好適なアミノポリオール型樹脂およびその製法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工業的に製造され、市販されてい
るアミノポリオール型キレート樹脂としては、「アンバ
ーライト IRA743」(Rohm & Haas
製)、「ダイヤイオンCRB02」 (三菱化学製)、
「デュオライト ES371」(Duolite In
ternational製)及び「ユニセレックUR−
3500」(ユニチカ製)がある。
【0003】上記のアミノポリオール型キレート樹脂
は、基体樹脂に官能基として1−デオキシ−1−(メチ
ルアミノ)ソルビトールを導入して製造される。そし
て、基体樹脂として、「ES371」はポリスチレン、
「UR−3500」はフェノール樹脂、その他はスチレ
ン−ジビニルベンゼン共重合体を使用している。そし
て、これらの樹脂は、ホウ素に対する選択性が高く、ホ
ウ素の吸着除去および回収に利用できることが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアミノポリオー
ル型樹脂は、基体樹脂がポリスチレン、スチレン−ジビ
ニルベンゼン共重合体またはフェノール樹脂であるた
め、キレート(または錯体)生成に際し、官能基(アミ
ノポリオール基)が基体樹脂による立体障害を受け、そ
の結果、官能基に対応する錯体生成が困難であると言う
欠点がある。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みなされたもので
あり、その目的は、基体樹脂に導入した官能基の自由度
を大きくすることにより錯体生成能力を高め、ホウ素、
ゲルマニウム、テルル等に対して高吸着容量を有し、キ
レート性陰イオン交換樹脂として好適なアミノポリオー
ル型樹脂およびその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の要旨は、α位炭素に置換基を有していてもよいアクリ
ル酸のグリシジルエステル、3−クロロ−2−ヒドロキ
シプロピルエステル及びアリルグリシジルエーテルの群
から選択される1種以上の単量体を主成分として得られ
る基体樹脂にアミノポリオール基を導入して成ることを
特徴とするアミノポリオール型樹脂する。
【0007】また、本発明の第2の要旨は、α位炭素に
置換基を有していてもよいアクリル酸のグリシジルエス
テル、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルエステル及
びアリルグリシジルエーテルの群から選択される1種以
上の単量体を主成分として得られる基体樹脂と、官能基
としてアミノ基と水酸基を2個以上有する化合物(アミ
ノポリオール)とを反応させて得られることを特徴とす
るアミノポリオール型樹脂に存する。
【0008】また、本発明の第3の要旨は、α位炭素に
置換基を有していてもよいアクリル酸のグリシジルエス
テル、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルエステル及
びアリルグリシジルエーテルの群から選択される1種以
上の単量体を主成分として得られる基体樹脂と、官能基
としてアミノ基と水酸基を2個以上有する化合物(アミ
ノポリオール)とを反応させることを特徴とするアミノ
ポリオール型樹脂の製法に存する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の特徴は、基体樹脂に結合させた官能基(アミノ
ポリオール)と金属との錯体生成に際し、立体障害が起
こらない様に基体樹脂と官能基との間に適当な距離を設
けた点にあり、具体的には、基体樹脂として、α位炭素
に置換基を有していてもよいアクリル酸のグリシジルエ
ステル、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルエステル
及びアリルグリシジルエステルの群れから選択される1
種以上の単量体を主成分として得られる基体樹脂を使用
した点にある。
【0010】α位炭素に置換基を有していてもよいアク
リル酸のグリシジルエステルは下記の化学式(a)、3
−クロロ−2−ヒドロキシプロピルエステルは化学式
(b)、アリルグリシジルエーテルは化学式(c)で表
される。式中、Rは水素原子、ハロゲン原子または低級
アルキル基を示す。低級アルキル基としては、炭素数1
〜6の直鎖状または分岐状のアルキル基が挙げられる。
【0011】
【化1】
【0012】本発明においては、α位炭素に置換基を有
していてもよいアクリル酸のグリシジルエステル、3−
クロロ−2−ヒドロキシプロピルエステル及びアリルグ
リシジルエーテルの群から選択される1種以上の単量体
を主成分として得られる基体樹脂を使用する。ここに主
成分の用語は、上記の3種の単量体成分の1種以上のみ
からなる場合の他、上記の3種の単量体成分以外の他の
ビニル単量体を50モル%未満、好ましくは40モル%
以下、更に好ましくは30モル重量%以下、特に好まし
くは20モル%以下の割合で含む場合を意味する。
【0013】上記の他のビニル単量体としては、特に制
限されず、上記の3種の単量体成分と共重合可能な全て
の脂肪族および芳香族ビニル化合物を使用することが出
来、好ましいビニル単量体としては、クロロメチルスチ
レン、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2,3−
ジブロモプロピルアクリレート、2,3−ジブロモプロ
ピルメタクリラート、メトキシジエチレングリコールジ
メタクリラート、メトキシジエチレングリコールアクリ
ラート等が挙げられる。
【0014】また、工業的に利用できる耐久性に富むア
ミノポリオール型樹脂とするため、基体樹脂に適当な橋
かけ構造を付与するのが好ましい。橋かけ構造を形成さ
せるための架橋性単量体としては、ジビニルベンゼン、
エチレングリコールジアクリラート(又はジメタクリラ
ート)、ジエチレングリコールジアクリラート(又はジ
メタクリラート)、トリエチレングリコールジアクリラ
ート(又はジメタクリラート)、ポリエチレングリコー
ルジアクリラート(又はジメタクリラート)、プロピレ
ングリコールジメタクリラート等の、上記の3種の単量
体成分と共重合可能な全ての脂肪族および芳香族ポリビ
ニル化合物が挙げられる。
【0015】上記の架橋性単量体は単独または併用して
使用され、それにより、目的に応じた良好な物理的性質
有するアミノポリオール型樹脂の基体樹脂となる橋かけ
共重合体が得られる。橋かけ共重合体はゲル型または多
孔性型の何れであってもよいが、目的に応じては多孔性
型がより好ましく使用される。また、基体樹脂となる共
重合体は、粒状、球状、繊維状、フィルム状など種々の
形状で使用することが出来る。
【0016】本発明のアミノポリオール型樹脂は、前記
の基体樹脂にアミノポリオール基を導入して成る。アミ
ノポリオール基の導入は、官能基としてアミノ基と水酸
基を2個以上有する化合物(アミノポリオール)と基体
樹脂とを反応させることにより行うことが出来る。
【0017】上記のアミノポリオールとしては、分子中
に少なくとも1個のアミノ基と2個以上の水酸基を有す
る化合物が使用される。斯かる化合物としては、例え
ば、1−デオキシ−1−(メチルアミノ)ソルビトー
ル、2−アミノ−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−
プロパンジオール、3−アミノ−1,2−プロパンジオ
ール、2−アミノ−1,3−プロパンジオール、2−ア
ミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、3−ジ
メチルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−ジエチ
ルアミノ−1,2−プロパンジオール等が挙げられる。
【0018】基体樹脂とアミノポリオールとの反応は、
溶媒の存在下または非存在下で加熱することによって行
われる。溶媒としては、基体樹脂とアミノポリオールに
対して不活性であり、アミノポリオールを溶解し、か
つ、基体樹脂を膨潤させるものが好ましい。斯かる溶媒
としては、具体的には、メタノール、エタノール、プロ
パノール等のアルコール類、アセトン、ジオキサン、メ
チルエチルケトン等のケトン類、その他、エーテル、ジ
メチルホルムアミド等が挙げられる。
【0019】反応温度と時間はアミノポリオールの種類
に応じてそれぞれ適宜選択される。反応温度は、通常4
0〜150℃、好ましくは80〜120℃である。アミ
ノポリオールの使用量は、基体樹脂中のエポキシ基およ
びハロゲン基に対し、通常は当量以上、好ましくは1〜
3倍当量である。溶媒の添加量は、これが過剰過ぎると
反応試剤であるアミノポリオールの濃度が低下するた
め、これらを勘案して適宜決定される。
【0020】本発明のアミノポリオール型樹脂は、通常
の陰イオン交換性を有するに加え、隣接する水酸基の特
性により、イオン交換樹脂としての利用の他にキレート
的吸着による特殊イオンの回収・分離・除去など他方面
に利用できる。例えば、天然及び産業廃棄物中に含まれ
るホウ素、ゲルマニウム、テルル等の分離・除去・回収
に使用することが出来る。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
【0022】実施例1〜5 メタクリル酸グリシジルの単独球状重合体1gに2−ア
ミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオー
ル2.6gと1,4−ジオキサン20mlを加え、加熱
還流(還流温度101℃)下で1〜7時間反応させた。
反応後、得られたアミノポリオール型樹脂を分離し、洗
液が中性となるまで水洗し、乾燥した。アミノポリオー
ル型樹脂の性能を表1に示す。
【0023】陰イオン交換容量は、真空乾燥した樹脂
(OH型)0.25gに0.1mol/リットル(L)
塩酸を50mlを加え、時々ふりまぜながら24時間放
置した後、上澄液を0.1mol/L水酸化ナトリウム
で滴定し、塩酸の減少量から求めた。ホウ酸吸着量は、
樹脂0.25gに0.01mol/lホウ酸(pH5.
85)50mlを加え、時々ふりまぜながら48時間放
置した後、上澄液のホウ素を定量して吸着量を求めた。
前記反応条件で反応は5時間で略平衡に達していること
が認められる。
【0024】
【表1】 ──────────────────────────────────── 実 施 例 1 2 3 4 5 反応時間(h) 1 2 3 5 7 陰イオン交換容量(meq/g) 1.38 2.70 3.34 3.38 3.39 ホウ素吸着量(mmol/g) 0.48 0.87 1.25 1.29 1.30 ────────────────────────────────────
【0025】実施例6〜11 メタクリル酸グリシジル、ジビニルベンゼン及びエチル
ビニルベンゼンを表2及び表3に示す仕込組成で混合
し、これらの全量に対して140容量%の希釈剤(多孔
化剤)を加えて通常の方法により懸濁重合した。得られ
た各球状共重合体1gに2−アミノ−2−ヒドロキシメ
チル−1,3−プロパンジオール2.6gと1,4−ジ
オキサン20mlを加え、加熱還流下で5時間反応させ
た。反応後、得られたアミノポリオール型樹脂を分離
し、洗液が中性となるまで水洗した後、乾燥した。アミ
ノポリオール型樹脂の性能を表2及び表3に示す。多孔
性の球状共重合体を使用した場合は、高橋かけ度の基体
樹脂からも高い陰イオン交換容量およびホウ素吸着量を
有する樹脂が得られることが認められる。
【0026】
【表2】 ──────────────────────────────────── 実 施 例 6 7 8 <単量体仕込組成(mol%)> メタクリル酸グリシジル 95.85 91.70 87.55 ジビニルベンゼン 2.50 5.00 7.50 エチルビニルベンゼン 1.65 3.30 4.95 <球状共重合体比表面積(m2/g)> 0.0 14.6 26.2 <アミノポリオール型樹脂> 陰イオン交換容量(meq/g) 3.13 3.13 3.12 ホウ素吸着含量(mmol/g) 1.50 1.33 1.24 ────────────────────────────────────
【0027】
【表3】 ──────────────────────────────────── 実 施 例 9 10 11 <単量体仕込組成(mol%)> メタクリル酸グリシジル 83.40 79.25 75.10 ジビニルベンゼン 10.00 12.50 15.00 エチルビニルベンゼン 6.60 8.25 9.90 <球状共重合体比表面積(m2/g)> 45.9 66.1 87.7 <アミノポリオール型樹脂> 陰イオン交換容量(meq/g) 2.74 2.73 2.15 ホウ素吸着含量(mmol/g) 1.08 0.98 0.76 ────────────────────────────────────
【0028】実施例12〜16 メタクリル酸グリシジル、ジビニルベンゼン及びエチル
ビニルベンゼンを表4及び表5に示す仕込組成で混合し
た後、これらの全量に対して140容量%の希釈剤(多
孔化剤)を加えて通常の方法により懸濁重合した。得ら
れた各球状共重合体1gに1−デオキシ−1−(メチル
アミノ)ソルビトール(通称Nメチル−D−グルカミ
ン)4.1gと1,4−ジオキサン20mlを加え、加
熱還流下で5時間反応させた。反応後、得られたアミノ
ポリオール型樹脂を分離し、洗液が中性になるまで水洗
した後、乾燥した。アミノポリオール型樹脂の性能を表
4及び表5に示す。実施例7〜11の樹脂と比較する
と、陰イオン交換容量は小さいが、ホウ素吸着量におい
て大きい樹脂が得られることが認められる。
【0029】
【表4】 ──────────────────────────────────── 実 施 例 12 13 14 <単量体仕込組成(mol%)> メタクリル酸グリシジル 91.70 87.55 83.40 ジビニルベンゼン 5.00 7.50 10.00 エチルビニルベンゼン 3.30 4.95 6.60 <球状共重合体比表面積(m2/g)> 14.6 26.2 45.9 <アミノポリオール型樹脂> 陰イオン交換容量(meq/g) 2.47 2.54 2.27 ホウ素吸着含量(mmol/g) 1.48 1.41 1.21 ────────────────────────────────────
【0030】
【表5】 ──────────────────────────── 実 施 例 15 16 <単量体仕込組成(mol%)> メタクリル酸グリシジル 79.25 75.10 ジビニルベンゼン 12.50 15.00 エチルビニルベンゼン 8.25 9.90 <球状共重合体比表面積(m2/g)> 66.1 87.7 <アミノポリオール型樹脂> 陰イオン交換容量(meq/g) 2.17 2.04 ホウ素吸着含量(mmol/g) 1.11 0.93 ────────────────────────────
【0031】実施例17 メタクリル酸グリシジル87.55mol%、ジビニル
ベンゼン7.5mol%、エチルビニルベンゼン4.9
5mol%の仕込組成で懸濁重合した。得られた比表面
積26.2m2 /gの球状共重合体3gに3−アミノ−
1,2−プロパンジオール5.2gと1,4−ジオキサ
ン60mlを加え、加熱還流下で5時間反応させた。反
応後、得られたアミノポリオール型樹脂を分離し、水洗
した後、乾燥した。アミノポリオール型樹脂の陰イオン
交換容量は2.88meq/gであった。
【0032】実施例18 実施例17と同じ方法で得られた球状共重合体3gに3
−(ジメチルアミノ)−1,2−プロパンジオール6.
8gと1,4−ジオキサン60mlを加え、加熱還流下
で5時間反応させた。反応後、得られたアミノポリオー
ル型樹脂を分離し、水洗した後、乾燥した。アミノポリ
オール型樹脂の陰イオン交換容量は1.43meq/g
であった。
【0033】実施例19 実施例17と同じ方法で得られた球状共重合体3gに3
−(ジメチルアミノ)−1,2−プロパンジオール8.
4gと1,4−ジオキサン60mlを加え、加熱還流下
で5時間反応させた。反応後、得られたアミノポリオー
ル型樹脂を分離し、水洗した後、乾燥した。アミノポリ
オール型樹脂の陰イオン交換容量は2.16meq/g
であった。
【0034】
【発明の効果】本発明のアミノポリオール型樹脂は、従
来のアミノポリオール型樹脂に比べ、高強度で高いホウ
素吸着量を示し、また、ホウ素の他にゲルマニウム、テ
ルル等に対して高選択吸着性を示す。本発明の製法は、
製造工程が単一であり、しかも、製造原料に工業的に生
産されている単量体およびアミノポリオール化合物を使
用できるため、省エネルギー的製法である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 α位炭素に置換基を有していてもよいア
    クリル酸のグリシジルエステル、3−クロロ−2−ヒド
    ロキシプロピルエステル及びアリルグリシジルエーテル
    の群から選択される1種以上の単量体を主成分として得
    られる基体樹脂にアミノポリオール基を導入して成るこ
    とを特徴とするアミノポリオール型樹脂。
  2. 【請求項2】 α位炭素に置換基を有していてもよいア
    クリル酸のグリシジルエステル、3−クロロ−2−ヒド
    ロキシプロピルエステル及びアリルグリシジルエーテル
    の群から選択される1種以上の単量体を主成分として得
    られる基体樹脂と、官能基としてアミノ基と水酸基を2
    個以上有する化合物(アミノポリオール)とを反応させ
    て得られることを特徴とするアミノポリオール型樹脂。
  3. 【請求項3】 α位炭素に置換基を有していてもよいア
    クリル酸のグリシジルエステル、3−クロロ−2−ヒド
    ロキシプロピルエステル及びアリルグリシジルエーテル
    の群から選択される1種以上の単量体を主成分として得
    られる基体樹脂と、官能基としてアミノ基と水酸基を2
    個以上有する化合物(アミノポリオール)とを反応させ
    ることを特徴とするアミノポリオール型樹脂の製法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083711A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Toshiba Corp ホウ素吸着材、ホウ素吸着材用樹脂組成物、及びホウ素吸着材の製造方法
JP2012120982A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Toshiba Corp 吸着材用アクリル系樹脂、水処理用カラム、および水処理方法

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