JPH0958381A - 衝突停止機能付き電動運搬車 - Google Patents
衝突停止機能付き電動運搬車Info
- Publication number
- JPH0958381A JPH0958381A JP22141195A JP22141195A JPH0958381A JP H0958381 A JPH0958381 A JP H0958381A JP 22141195 A JP22141195 A JP 22141195A JP 22141195 A JP22141195 A JP 22141195A JP H0958381 A JPH0958381 A JP H0958381A
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- pressure
- motor
- electric
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- Pending
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】構造を簡略化する。
【構成】荷物を運搬する荷台１，荷台１を推進させるモ
ータ２，推進に必要な回転を得る減速倍力装置３，回転
力を路面に伝達する駆動車輪４，荷台１を支える固定車
輪５，荷台１の方向を変える自由車輪６，荷台１の前端
部及び側面部の三方に取り付けられている帯状動体スイ
ッチ７，モータ２の推進力を制御するコントローラ，モ
ータ２の動力源であるバッテリからなる。
ータ２，推進に必要な回転を得る減速倍力装置３，回転
力を路面に伝達する駆動車輪４，荷台１を支える固定車
輪５，荷台１の方向を変える自由車輪６，荷台１の前端
部及び側面部の三方に取り付けられている帯状動体スイ
ッチ７，モータ２の推進力を制御するコントローラ，モ
ータ２の動力源であるバッテリからなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は微小の力で大きい荷物や
重量のある荷物を容易に運搬させる機能を備えた電動運
搬車に関する。
重量のある荷物を容易に運搬させる機能を備えた電動運
搬車に関する。
【０００２】
【従来の技術】衝突停止機能を備えた電動運搬車は、特
開昭61−271152号公報が知られている。
開昭61−271152号公報が知られている。
【０００３】本発明によれば、運搬車が障害物等に衝突
あるいは接触した際停止させるために複数個のスイッチ
押圧部材を長手方向に一定の間隔で前端部に当接されて
いることが開示されている。
あるいは接触した際停止させるために複数個のスイッチ
押圧部材を長手方向に一定の間隔で前端部に当接されて
いることが開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、緊急停止
装置として複数個のスイッチ押圧部材を長手方向に一定
の間隔で当接されているためスイッチが多くなってしま
い構造が複雑になってしまう。またスイッチ押部材が前
端部のみに配設されているため側面部の衝撃はスイッチ
押部が反応しないため運搬車を停止できない可能性があ
る。
装置として複数個のスイッチ押圧部材を長手方向に一定
の間隔で当接されているためスイッチが多くなってしま
い構造が複雑になってしまう。またスイッチ押部材が前
端部のみに配設されているため側面部の衝撃はスイッチ
押部が反応しないため運搬車を停止できない可能性があ
る。
【０００５】本発明の目的は、スイッチの数を低減で構
造が簡略でき、また運搬車の側面部が障害物等に衝突あ
るいは接触した場合でも確実に検出し、運搬車を停止さ
せることのできる安全性の高い衝突停止機能付き電動運
搬車を提供することにある。
造が簡略でき、また運搬車の側面部が障害物等に衝突あ
るいは接触した場合でも確実に検出し、運搬車を停止さ
せることのできる安全性の高い衝突停止機能付き電動運
搬車を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の衝突停止機能付
き電動運搬車は、衝突を圧力に変換する圧力検知部材，
前記圧力部材からの圧力変化を受けて変位に変換する圧
力−変位変換部と前記圧力−変位変換部材によりオン−
オフする電気切り換え部材により構成される緊急停止装
置を前端部を含む三方に配設することで、緊急停止装置
からの入力信号によりコントローラを介し運搬車の推進
力を遮断する。
き電動運搬車は、衝突を圧力に変換する圧力検知部材，
前記圧力部材からの圧力変化を受けて変位に変換する圧
力−変位変換部と前記圧力−変位変換部材によりオン−
オフする電気切り換え部材により構成される緊急停止装
置を前端部を含む三方に配設することで、緊急停止装置
からの入力信号によりコントローラを介し運搬車の推進
力を遮断する。
【０００７】
【作用】本発明による衝突停止機能付き電動運搬車は、
運搬車が障害物等に衝突あるいは接触した場合、運搬車
の前端部を含む周囲三方に配設された緊急停止装置の密
閉された接触部が縮み、接触部内の圧力が上昇する。す
ると、接触部に接続されたチューブを通り、圧力−変位
変換部材に伝達されダイヤフラムを押し接点スイッチを
オン−オフする。この入力信号をコントローラを介し、
推進力源であるモータの電力を遮断して運搬車を停止さ
せる。
運搬車が障害物等に衝突あるいは接触した場合、運搬車
の前端部を含む周囲三方に配設された緊急停止装置の密
閉された接触部が縮み、接触部内の圧力が上昇する。す
ると、接触部に接続されたチューブを通り、圧力−変位
変換部材に伝達されダイヤフラムを押し接点スイッチを
オン−オフする。この入力信号をコントローラを介し、
推進力源であるモータの電力を遮断して運搬車を停止さ
せる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明による重量のある荷物や大きい
荷物を容易に運搬するための電動運搬車の機器構成を示
したものである。図１，図２において、１は荷物を積載
し運搬するための荷台、２は荷台１を推進させるための
動力源であるモータ、３はモータ３の回転を減速し荷台
１の推進に必要な回転を得るための減速倍力装置、４は
減速倍力装置３から得られた回転力を路面に伝達し荷台
１を推進させるための駆動車輪、５は荷台１を支えるた
めの固定車輪、６は荷台１を支えるためおよび荷台１に
方向を変えるための自由車輪、７は荷台１が壁やドア等
の障害物に衝突あるいは接触した際にモータ２の電力供
給を遮断する信号を発するため荷台１の前端部を含む周
囲三方に取り付けられている帯状動体スイッチ、８はモ
ータ２と減速倍力装置３とから成るドライブユニットの
推進力をコントロールするためと帯状体スイッチ７から
の入力信号を検知しドライブユニットへの電力供給を遮
断するためのコントローラ、９はモータ２の動力源であ
るバッテリから構成される。
荷物を容易に運搬するための電動運搬車の機器構成を示
したものである。図１，図２において、１は荷物を積載
し運搬するための荷台、２は荷台１を推進させるための
動力源であるモータ、３はモータ３の回転を減速し荷台
１の推進に必要な回転を得るための減速倍力装置、４は
減速倍力装置３から得られた回転力を路面に伝達し荷台
１を推進させるための駆動車輪、５は荷台１を支えるた
めの固定車輪、６は荷台１を支えるためおよび荷台１に
方向を変えるための自由車輪、７は荷台１が壁やドア等
の障害物に衝突あるいは接触した際にモータ２の電力供
給を遮断する信号を発するため荷台１の前端部を含む周
囲三方に取り付けられている帯状動体スイッチ、８はモ
ータ２と減速倍力装置３とから成るドライブユニットの
推進力をコントロールするためと帯状体スイッチ７から
の入力信号を検知しドライブユニットへの電力供給を遮
断するためのコントローラ、９はモータ２の動力源であ
るバッテリから構成される。
【０００９】本発明による衝突停止機能付き電動運搬車
の帯状動体スイッチ７の構造を図５を用いて説明する。
荷台２の前端部および側面部に取り付けてある接触部１
４が障害物に衝突あるいは接触すると縮み、接触部１４
内に充填されている空気または液体がチューブ１５を通
り接点カバー１６に流れる。この流れた空気または液体
の圧力によりダイヤフラム１７がわん曲し、接点スイッ
チ１３を押し接触する。接点スイッチ１３には遮断信号
が伝達されるケーブル１８が接続されていて帯状動体ス
イッチ７より出された遮断信号をコントローラ８に伝達
される。
の帯状動体スイッチ７の構造を図５を用いて説明する。
荷台２の前端部および側面部に取り付けてある接触部１
４が障害物に衝突あるいは接触すると縮み、接触部１４
内に充填されている空気または液体がチューブ１５を通
り接点カバー１６に流れる。この流れた空気または液体
の圧力によりダイヤフラム１７がわん曲し、接点スイッ
チ１３を押し接触する。接点スイッチ１３には遮断信号
が伝達されるケーブル１８が接続されていて帯状動体ス
イッチ７より出された遮断信号をコントローラ８に伝達
される。
【００１０】次に衝突停止機能付き電動運搬車の動作を
図を用いて説明すると、運転スイッチ１１を入れると荷
台１が障害物に接触していない場合、帯状動体スイッチ
７からの信号は出力されないため速度調節ボリューム１
２の設定値をコントローラ８が検知し、速度調節ボリュ
ーム１２に応じた電力をバッテリ９からモータ２へ供給
する。そして供給電力に応じたモータ２の動力は減速倍
力装置３を介し、推進に必要な回転力に増幅して駆動車
輪４に伝達され運搬車を推進させる。操作または運転を
行っている間に荷台１部分が前端部が障害物等に衝突あ
るいは接触した場合、前述したように帯状動体スイッチ
７の接触部１４内の空気または液体がチューブ１５を介
し接点スイッチ１３が収納されている接点カバー１６に
流れ込む。すると空気または液体が接点スイッチ１３を
接続してあるダイヤフラム１７を押すため接点スイッチ
１３の接点が接触し、遮断信号がコントローラ８へ送ら
れる。コントローラ８はこの遮断信号を検知するとコン
トローラ８内に内蔵されているモータ２とバッテリ９間
の遮断リレー１０へ信号が送られる。すると遮断リレー
１０はモータ２とバッテリ９間の回路をオープンにして
電力供給を遮断するため、モータ２は停止する。再度操
作または運転を行うときは、荷台１が障害物に接触しな
い位置に移動し運転スイッチ１１を一度オフにする。再
度運転スイッチ１１をオンにすることで復帰できる。ま
た、荷台１部分の前端部および側面部を帯状動体スイッ
チ７を配設してあるため荷台１の角部や側面部が障害物
に接触した場合でも同様の働きをする。またこの帯状ス
イッチ７は接触部の長さが自由に設定できるため運搬車
以外の搬送装置にも使用可能になる。
図を用いて説明すると、運転スイッチ１１を入れると荷
台１が障害物に接触していない場合、帯状動体スイッチ
７からの信号は出力されないため速度調節ボリューム１
２の設定値をコントローラ８が検知し、速度調節ボリュ
ーム１２に応じた電力をバッテリ９からモータ２へ供給
する。そして供給電力に応じたモータ２の動力は減速倍
力装置３を介し、推進に必要な回転力に増幅して駆動車
輪４に伝達され運搬車を推進させる。操作または運転を
行っている間に荷台１部分が前端部が障害物等に衝突あ
るいは接触した場合、前述したように帯状動体スイッチ
７の接触部１４内の空気または液体がチューブ１５を介
し接点スイッチ１３が収納されている接点カバー１６に
流れ込む。すると空気または液体が接点スイッチ１３を
接続してあるダイヤフラム１７を押すため接点スイッチ
１３の接点が接触し、遮断信号がコントローラ８へ送ら
れる。コントローラ８はこの遮断信号を検知するとコン
トローラ８内に内蔵されているモータ２とバッテリ９間
の遮断リレー１０へ信号が送られる。すると遮断リレー
１０はモータ２とバッテリ９間の回路をオープンにして
電力供給を遮断するため、モータ２は停止する。再度操
作または運転を行うときは、荷台１が障害物に接触しな
い位置に移動し運転スイッチ１１を一度オフにする。再
度運転スイッチ１１をオンにすることで復帰できる。ま
た、荷台１部分の前端部および側面部を帯状動体スイッ
チ７を配設してあるため荷台１の角部や側面部が障害物
に接触した場合でも同様の働きをする。またこの帯状ス
イッチ７は接触部の長さが自由に設定できるため運搬車
以外の搬送装置にも使用可能になる。
【００１１】この帯状動体スイッチを用いることで衝突
あるいは接触した際にモータに過度の電流が加わらない
ためコントローラおよびモータの保護ができ、また寿命
が延長できる。また衝突あるいは接触した際に電源が遮
断されるため運搬車が無理に動作しないので運搬してい
る荷物等に損傷を与える可能性が減少する。
あるいは接触した際にモータに過度の電流が加わらない
ためコントローラおよびモータの保護ができ、また寿命
が延長できる。また衝突あるいは接触した際に電源が遮
断されるため運搬車が無理に動作しないので運搬してい
る荷物等に損傷を与える可能性が減少する。
【００１２】
【発明の効果】本発明による衝突停止機能付き電動運搬
車によれば、接点スイッチが１個となるため構造が簡略
化され、メンテナンス性および取扱性が飛躍的に向上す
る。また帯状動体スイッチを荷台の前端部および側面部
に配設するため前端部のみならず荷台の角部及び側面部
が接触した場合でも運搬車を停止できる。
車によれば、接点スイッチが１個となるため構造が簡略
化され、メンテナンス性および取扱性が飛躍的に向上す
る。また帯状動体スイッチを荷台の前端部および側面部
に配設するため前端部のみならず荷台の角部及び側面部
が接触した場合でも運搬車を停止できる。
【図１】本発明による衝突停止機能付き電動運搬車の斜
視図。
視図。
【図２】帯状動体スイッチ取付け位置の説明図。
【図３】帯状動体スイッチ動作の説明図。
【図４】本発明による電気回路図。
【図５】操作パネルの説明図。
７…帯状動体スイッチ、１０…遮断リレー、１３…接点
スイッチ、１４…接触部、１５…チューブ、１６…接点
カバー、１７…ダイヤフラム、１８…ケーブル。
スイッチ、１４…接触部、１５…チューブ、１６…接点
カバー、１７…ダイヤフラム、１８…ケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二宮 孝行 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 氏家 拓司 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内
Claims (3)
- 【請求項１】荷物を積載して運搬するための台車と、前
記台車を駆動し推進させるためのモータと、前記モータ
の推進力を増幅するための減速倍力装置と、前記モータ
の電力源であるバッテリと、前記モータの推進力を制御
するためのコントローラとからなる電動運搬車におい
て、 前記電動運搬車が障害物等に衝突あるいは接触した際に
衝突を圧力に変換する圧力検知部材，前記圧力検知部材
からの圧力変化を受けて変位に変換する圧力−変位変換
部と前記圧力−変位変換部によりオン−オフする電気切
り換え部材により衝突時に前記電動運搬車を停止させる
緊急停止装置を備えたことを特徴とする衝突停止機能付
き電動運搬車。 - 【請求項２】請求項１において、 前記圧力検知部材は可撓性部材で構成される密閉容器，
前記圧力−変位変換部材はダイヤフラムである衝突停止
機能付き電動運搬車。 - 【請求項３】請求項１において、 前記緊急停止装置は、前記運搬車の前端部を含む周囲三
方に配設した衝突停止機能付き電動運搬車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22141195A JPH0958381A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 衝突停止機能付き電動運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22141195A JPH0958381A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 衝突停止機能付き電動運搬車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958381A true JPH0958381A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16766324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22141195A Pending JPH0958381A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 衝突停止機能付き電動運搬車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0958381A (ja) |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP22141195A patent/JPH0958381A/ja active Pending
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