JPH0958368A - トリムの取付構造 - Google Patents

トリムの取付構造

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Publication number
JPH0958368A
JPH0958368A JP21697495A JP21697495A JPH0958368A JP H0958368 A JPH0958368 A JP H0958368A JP 21697495 A JP21697495 A JP 21697495A JP 21697495 A JP21697495 A JP 21697495A JP H0958368 A JPH0958368 A JP H0958368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trim
body panel
vehicle body
front pillar
sun visor
Prior art date
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Pending
Application number
JP21697495A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahiko Hirai
定彦 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH0958368A publication Critical patent/JPH0958368A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車体パネルに対するトリムの位置
ズレを確実に防ぎ、外観品質の向上を図ることが可能な
トリムの取付構造を提供することにある。 【解決手段】 本発明では、左右一対のルーフパネル
3,4が車体ルーフ部2に取外し可能に装着される自動
車のトリムの取付構造において、フロントピラートリム
5のサンバイザ取付部9に突起13を設けるとともに、
突起13と対応する車体パネル6側の箇所に嵌合穴16
を設け、嵌合穴16に突起13を差込むことによりフロ
ントピラートリム5を車体パネル6に対して位置決めし
た状態で、フロントピラートリム5を間に挟んでサンバ
イザ8をフロントピラートリムと共に車体パネル6に固
定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用内装部材
たるトリムの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の四輪自動車では、サンバイザなど
の部品がスクリュ等を用いて直接車体パネル(板金車
体)の室内側上部に取付けられている。ところが、少な
くともルーフの一部が車体に取外し可能に装着される自
動車(例えば、Tバールーフ車)では、ルーフを取外し
た状態において外部より室内側が見えることから、フロ
ントピラートリムの上部を延ばして車体パネルのサンバ
イザの取付部を覆うとともに、ルーフサイドトリムに面
一に突き合わせるようにしている。このようなフロント
ピラートリムは、クリップを用いて車体パネルに取付け
られており、これを取付ける際の位置決めは、クリップ
によって行われていた。
【0003】したがって、上記フロントピラートリムの
取付構造では、図4に示す如く、フロントピラートリム
51を挟み込むようにしてサンバイザ52を車体パネル
53に取付ける場合、フロントピラートリム51に穿設
された貫通穴54にスクリュ55を挿入し、車体パネル
53に固着した溶接ナット56と螺合させて締付けるこ
とにより固定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フロン
トピラートリム51の貫通穴54は、取付性を考慮して
スクリュ55のネジ部55aの軸径よりも大きな寸法で
形成されているので、その差だけズレが生じる。このた
め、サンバイザ52を取付ける場合に、スクリュ55の
締付けによって当該フロントピラートリム51の位置ズ
レSが発生し、外観品質を損ねるおそれがあった。この
ような部品取付時において、貫通穴54等の中心が合う
ように(すなわち、フロントピラートリム51が他のル
ーフサイドトリムと相対位置が出るように)することは
工程上不可能であるので、何らかの位置決め手段が必要
であった。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、車体パネルに対するトリム
の位置ズレを確実に防ぎ、外観品質の向上を図ることが
可能なトリムの取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、少なくともル
ーフの一部が車体に取外し可能に装着される自動車のト
リムの取付構造において、前記トリムの部品取付部に突
起を設けるとともに、該突起と対応する車体パネル側の
箇所に嵌合穴を設け、該嵌合穴に前記突起を差込むこと
により前記トリムを車体パネルに対して位置決めした状
態で、前記トリムを間に挟んで前記部品を前記トリムと
共に前記車体パネルに締付けて固定している。
【0007】本発明に係るトリムの取付構造では、車体
パネルの嵌合穴にトリムの突起を差込めば、車体パネル
に対してトリムが一定位置に決まるため、簡単な位置決
め手段にて車体パネル、トリムおよび部品の三者を位置
ズレなく一体化させることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1〜図3は本発明に係るトリムの取付構
造の実施の形態を示している。図において、1は本実施
の形態のトリムの取付構造が適用されたTバールーフタ
イプの自動車であって、当該自動車1の車体ルーフ部2
には左右一対のルーフパネル3,4が取外し可能に装着
されている。この種の自動車1では、ルーフパネル3,
4を取外した状態において車室内側が外部より見えるた
め、フロントピラートリム5の上部が車体パネル6を覆
うべく延長されており、また当該延長部5aの先端はT
バールーフサイドトリム7の先端部と面一に突き合わせ
るように構成されている。
【0010】上記フロントピラートリム5の延長部5a
には、図2に示すように、サンバイザ8を取付けるサン
バイザ取付部(部品取付部)9が設けられており、この
サンバイザ取付部9は車体パネル6側に向かって凹んで
いる。また、サンバイザ取付部9の両側には、図3に示
すように、中央位置の差込み穴10を間に置いてスクリ
ュ11を挿入する2個の貫通穴12が穿設されており、
その裏面側であって貫通穴12の外寄りには、位置決め
用の突起(ボス)13がそれぞれ設けられている。しか
して、車体パネル6には、フロントピラートリム5の差
込み穴10と対応して取付穴14、貫通穴12と対応し
て2個の挿入穴15、および突起13と対応して2個の
嵌合穴16がそれぞれ穿設されている。また、車体パネ
ル6の裏面側には、スクリュ11を螺入させる溶接ナッ
ト17が挿入穴15と対応位置に固着されている。
【0011】一方、上記サンバイザ取付部9には、車体
前方および車体側方からの光による眩しさを遮るための
サンバイザ8が設けられている。したがって、サンバイ
ザ8は、一端側が取付ブラケット18および回動軸19
を介してフロントピラートリム5および車体パネル6に
水平方向に沿って回動自在に取付けられている。このた
め、取付ブラケット18のほぼ中央位置には、回動軸1
9の基端部を挿入する軸穴20が穿設されており、この
軸穴20の両側にはフロントピラートリム5の貫通穴1
2と対応してスクリュ穴21がそれぞれ穿設されてい
る。これらスクリュ穴21は、貫通穴12と同径であっ
てスクリュ11のネジ部11aの軸径よりも大きな寸法
で形成されている。
【0012】なお、サンバイザ8の回動軸19は、取付
ブラケット18の裏面側に固着した支持部材22に回動
自在に支持されるように構成されている。しかして、こ
の支持部材22は、フロントピラートリム5の差込み穴
10および車体パネル6の取付穴14内に配置されるよ
うになっている。
【0013】本実施の形態によるフロントピラートリム
5およびサンバイザ8を車体パネル6に取付けるには、
まず、フロントピラートリム5を持ってサンバイザ取付
部9を車体パネル6に重ね合わせ、突起13を嵌合穴1
6に差込み、フロントピラートリム5のサンバイザ取付
部9を車体パネル6に対して位置決めする。この状態
で、図2に示すように、サンバイザ8を持って、取付ブ
ラケット18および回動軸19をサンバイザ取付部9に
重ね合わせ、回動軸19および支持部材22を差込み穴
10および取付穴14に貫通させて配置するとともに、
スクリュ11をスクリュ穴21、貫通穴12および挿入
穴15を介して溶接ナット17に螺入させる。すると、
サンバイザ8は、サンバイザ取付部9を間に挟んでフロ
ントピラートリム5と共に車体パネル6に締付けられて
固定される(図3参照)。
【0014】本実施の形態における取付構造において
は、フロントピラートリム5のサンバイザ取付部9側に
突起13を設けるとともに、車体パネル6側に嵌合穴1
6を設けているため、サンバイザ8の取付時に、突起1
3を嵌合穴16に差込めば、フロントピラートリム5の
サンバイザ取付部9を車体パネル6に対して位置決めす
ることができる。しかも、本実施の形態における取付構
造は、突起13および嵌合穴16という簡単な構造であ
るので、部品コスト高を招来することがない。
【0015】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能であり、突起13の設置数は1個あるいは2個
以上でもよい。
【0016】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るトリムの取付
構造は、少なくともルーフの一部が車体に取外し可能に
装着されるものであって、前記トリムの部品取付部に突
起を設けるとともに、該突起と対応する車体パネル側の
箇所に嵌合穴を設け、該嵌合穴に前記突起を差込むこと
により前記トリムを車体パネルに対して位置決めした状
態で、前記トリムを間に挟んで前記部品を前記トリムと
共に前記車体パネルに固定しているので、簡単な構造で
車体パネル、トリムおよび部品の3部材の相互の位置ズ
レを確実に防ぐことが可能になり、外観品質と作業性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る取付構造が適用され
た自動車の車体上部を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA部を拡大して示す斜視図であ
る。
【図3】図2におけるB−B線断面図である。
【図4】従来の取付構造によってフロントピラートリム
を取付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 車体ルーフ部 3,4 ルーフパネル 5 フロントピラートリム 6 車体パネル 8 サンバイザ 9 サンバイザ取付部 10 差込み穴 11 スクリュ 12 貫通穴 13 突起 14 取付穴 15 挿入穴 16 嵌合穴 17 溶接ナット 18 取付ブラケット 19 回動軸 20 軸穴 21 スクリュ穴 22 支持部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともルーフの一部が車体に取外し
    可能に装着される自動車のトリムの取付構造において、
    前記トリムの部品取付部に突起を設けるとともに、該突
    起と対応する車体パネル側の箇所に嵌合穴を設け、該嵌
    合穴に前記突起を差込むことにより前記トリムを車体パ
    ネルに対して位置決めした状態で、前記トリムを間に挟
    んで前記部品を前記トリムと共に前記車体パネルに締付
    けて固定したことを特徴とするトリムの取付構造。
JP21697495A 1995-08-25 1995-08-25 トリムの取付構造 Pending JPH0958368A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21697495A JPH0958368A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 トリムの取付構造

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JP21697495A JPH0958368A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 トリムの取付構造

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JPH0958368A true JPH0958368A (ja) 1997-03-04

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JP21697495A Pending JPH0958368A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 トリムの取付構造

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