JPH0958157A - 抗菌通帳 - Google Patents
抗菌通帳Info
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- JPH0958157A JPH0958157A JP23608995A JP23608995A JPH0958157A JP H0958157 A JPH0958157 A JP H0958157A JP 23608995 A JP23608995 A JP 23608995A JP 23608995 A JP23608995 A JP 23608995A JP H0958157 A JPH0958157 A JP H0958157A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、抗菌性に優れた通帳を提供する。
通帳の表紙や中紙に抗菌性能を付与して、特に雑菌等が
付着したり、繁殖する事を防ぎ、清潔さを売り物にする
抗菌通帳である。例えば銀行、郵便局などの金融機関な
どで使用される預金通帳などのために有効な抗菌通帳を
提供する。 【解決手段】 通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコ
ーティング層中に抗菌剤を練り込んだことを特徴とする
抗菌通帳。通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコーテ
ィング層中および/または中紙中に抗菌剤を練り込んだ
ことを特徴とする抗菌通帳。
通帳の表紙や中紙に抗菌性能を付与して、特に雑菌等が
付着したり、繁殖する事を防ぎ、清潔さを売り物にする
抗菌通帳である。例えば銀行、郵便局などの金融機関な
どで使用される預金通帳などのために有効な抗菌通帳を
提供する。 【解決手段】 通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコ
ーティング層中に抗菌剤を練り込んだことを特徴とする
抗菌通帳。通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコーテ
ィング層中および/または中紙中に抗菌剤を練り込んだ
ことを特徴とする抗菌通帳。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、抗菌性に優れた
通帳に関するものである。通帳の表紙や中紙に抗菌性能
を付与して、特に雑菌等が付着したり、繁殖する事を防
ぎ、清潔さを売り物にする抗菌通帳である。例えば銀
行、郵便局などの金融機関などで使用される預金通帳な
どのために有効な抗菌通帳である。
通帳に関するものである。通帳の表紙や中紙に抗菌性能
を付与して、特に雑菌等が付着したり、繁殖する事を防
ぎ、清潔さを売り物にする抗菌通帳である。例えば銀
行、郵便局などの金融機関などで使用される預金通帳な
どのために有効な抗菌通帳である。
【0002】
【従来の技術】従来、通帳は、表紙と中紙とから構成さ
れ、これら表紙や中紙は機械印字、機械めくり、搬送に
適する加工が施されている。具体的に説明すると、表紙
は基布の表面にコーティング層を形成したものである。
基布としては、綿を始とする天然繊維やポリエステルな
どの人工繊維が使用できる。特に好ましいのは綿で、そ
の中でも、ワイシャツ等に使う綿で60番手ローン(6
0番手の糸にて織り込んだもの)や40番手ローンが耐
久性やコシ、吸湿性等の点において優れている。コーテ
ィング層としては、通帳表紙(クロス)を製造する際
に、糸を組み基布作製後、塗料等を塗布する層のことで
ある。コーティング層の役目は、平滑にすることによ
り、印刷適性や印字適性をもたせることである。コーテ
ィング層の材料としては、天然樹脂中に澱粉やカゼイ
ン、炭酸カルシウム等を含有させたものと、合成樹脂エ
マルジョンを主成分とする混合物である。通帳上へ書き
込むための手段(手書き、端末印字)およびそれに使用
するインキの性質(水性、油性)に応じて様々な種類の
クロスがあり、これらの成分の混合比を変えることによ
り、一般クロスと端末印字用といった種類のクロスが製
造される。中紙としては、コシがあって機械めくり適性
が良く、バーコード適性のために不透明度が高めてある
通帳用紙が使われる。しかし、これら通帳の表紙や中紙
は情報の印字、伝達、コンピューターシステムでのイン
プット、アウトプットなど機能を満足させる事、又コス
ト面での要求を満たすことのみであった。
れ、これら表紙や中紙は機械印字、機械めくり、搬送に
適する加工が施されている。具体的に説明すると、表紙
は基布の表面にコーティング層を形成したものである。
基布としては、綿を始とする天然繊維やポリエステルな
どの人工繊維が使用できる。特に好ましいのは綿で、そ
の中でも、ワイシャツ等に使う綿で60番手ローン(6
0番手の糸にて織り込んだもの)や40番手ローンが耐
久性やコシ、吸湿性等の点において優れている。コーテ
ィング層としては、通帳表紙(クロス)を製造する際
に、糸を組み基布作製後、塗料等を塗布する層のことで
ある。コーティング層の役目は、平滑にすることによ
り、印刷適性や印字適性をもたせることである。コーテ
ィング層の材料としては、天然樹脂中に澱粉やカゼイ
ン、炭酸カルシウム等を含有させたものと、合成樹脂エ
マルジョンを主成分とする混合物である。通帳上へ書き
込むための手段(手書き、端末印字)およびそれに使用
するインキの性質(水性、油性)に応じて様々な種類の
クロスがあり、これらの成分の混合比を変えることによ
り、一般クロスと端末印字用といった種類のクロスが製
造される。中紙としては、コシがあって機械めくり適性
が良く、バーコード適性のために不透明度が高めてある
通帳用紙が使われる。しかし、これら通帳の表紙や中紙
は情報の印字、伝達、コンピューターシステムでのイン
プット、アウトプットなど機能を満足させる事、又コス
ト面での要求を満たすことのみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】つまり通帳などを扱う
人の健康を考える=「人に優しい」という観点での技術
が反映されなかった。一方、抗菌ブームで安価な合成抗
菌剤の開発が進んできた。これらの中でも、抗菌性ゼオ
ライトに代表される無機系抗菌剤は人体に対しての毒性
は極めて低く、カビその他の菌に対する抗菌性能も良く
また持続性の点で特に優れている。本願発明はこれらの
ことに着眼して、抗菌性ゼオライトなどの抗菌剤を紙や
その表面の層に含有させることにより、安全性が高く人
に優しい上に、優れた抗菌性能を示す各種通帳を提供す
ることを目的とする。
人の健康を考える=「人に優しい」という観点での技術
が反映されなかった。一方、抗菌ブームで安価な合成抗
菌剤の開発が進んできた。これらの中でも、抗菌性ゼオ
ライトに代表される無機系抗菌剤は人体に対しての毒性
は極めて低く、カビその他の菌に対する抗菌性能も良く
また持続性の点で特に優れている。本願発明はこれらの
ことに着眼して、抗菌性ゼオライトなどの抗菌剤を紙や
その表面の層に含有させることにより、安全性が高く人
に優しい上に、優れた抗菌性能を示す各種通帳を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明の抗菌通帳は、
上記目的(課題)を達成するために、以下の7つの発明
からなる。すなわち、 (請求項1) 少なくとも通帳の表紙、裏表紙もしくは
中紙のいずれかに抗菌剤による抗菌加工が施されてなる
ことを特徴とする抗菌通帳。 (請求項2) 通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコ
ーティング層中に抗菌剤を練り込んだことを特徴とする
抗菌通帳。 (請求項3) 通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコ
ーティング層中および/または中紙中に抗菌剤を練り込
んだことを特徴とする抗菌通帳。 (請求項4) 通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコ
ーティング層の外表面に抗菌剤を練り込んだ層を設け、
および/または中紙の少なくとも片面にも抗菌剤を練り
込んだ層を設けてなることを特徴とする抗菌通帳。 (請求項5) 通帳の表紙、裏表紙および/または中紙
の表面に抗菌剤含有インキによる印刷層を設けたことを
特徴とする抗菌通帳。 (請求項6) 抗菌剤が、シリカゲル系抗菌剤、銀系無
機抗菌剤、銅系無機抗菌剤または亜鉛系無機抗菌剤であ
ることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載
の抗菌通帳。 (請求項7) 抗菌剤が、ゼオライトのイオン交換可能
な金属の一部を、銀、銅、亜鉛から選ばれる少なくとも
一種の金属で置換して得られる抗菌性ゼオライトである
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の
抗菌通帳。である。
上記目的(課題)を達成するために、以下の7つの発明
からなる。すなわち、 (請求項1) 少なくとも通帳の表紙、裏表紙もしくは
中紙のいずれかに抗菌剤による抗菌加工が施されてなる
ことを特徴とする抗菌通帳。 (請求項2) 通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコ
ーティング層中に抗菌剤を練り込んだことを特徴とする
抗菌通帳。 (請求項3) 通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコ
ーティング層中および/または中紙中に抗菌剤を練り込
んだことを特徴とする抗菌通帳。 (請求項4) 通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコ
ーティング層の外表面に抗菌剤を練り込んだ層を設け、
および/または中紙の少なくとも片面にも抗菌剤を練り
込んだ層を設けてなることを特徴とする抗菌通帳。 (請求項5) 通帳の表紙、裏表紙および/または中紙
の表面に抗菌剤含有インキによる印刷層を設けたことを
特徴とする抗菌通帳。 (請求項6) 抗菌剤が、シリカゲル系抗菌剤、銀系無
機抗菌剤、銅系無機抗菌剤または亜鉛系無機抗菌剤であ
ることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載
の抗菌通帳。 (請求項7) 抗菌剤が、ゼオライトのイオン交換可能
な金属の一部を、銀、銅、亜鉛から選ばれる少なくとも
一種の金属で置換して得られる抗菌性ゼオライトである
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の
抗菌通帳。である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の抗菌通帳の実施
の形態等について、より具体的に説明する。通帳は、表
紙(クロス)と2〜14枚程度の中紙とから構成されて
いる。そして表紙は、表の表紙と裏表紙からなる。この
表紙と中紙とから通帳をつくるには、綴じた中紙と表紙
とを貼り合わせた後、通帳の形状に断裁すればよい。こ
れら表紙や中紙は機械印字、機械めくり、搬送に適する
加工が施されている。本願発明の抗菌通帳は、この通帳
の構成要素単独または複数要素を組み合わせたものに抗
菌性を付与した形態をとる。 (1)表紙、中紙といった基材に抗菌剤を混入する場合
について 表紙について具体的に説明すると、図1に示すように、
表紙(クロス)は基布の片面にコーティング層を形成
し、さらに基布のコーティング層と反対の面に接着剤を
介して紙が積層されたものである。そして印刷はコーテ
ィング層面に形成される。基布としては、綿をはじめと
する天然繊維やポリエステルなどの人工繊維が使用でき
る。特に好ましいのは綿で、その中でも、ワイシャツ等
に使う綿で60番手ローン(60番手の糸にて織り込ん
だもの)や40番手ローンが耐久性やコシ、吸湿性等の
点において優れている。
の形態等について、より具体的に説明する。通帳は、表
紙(クロス)と2〜14枚程度の中紙とから構成されて
いる。そして表紙は、表の表紙と裏表紙からなる。この
表紙と中紙とから通帳をつくるには、綴じた中紙と表紙
とを貼り合わせた後、通帳の形状に断裁すればよい。こ
れら表紙や中紙は機械印字、機械めくり、搬送に適する
加工が施されている。本願発明の抗菌通帳は、この通帳
の構成要素単独または複数要素を組み合わせたものに抗
菌性を付与した形態をとる。 (1)表紙、中紙といった基材に抗菌剤を混入する場合
について 表紙について具体的に説明すると、図1に示すように、
表紙(クロス)は基布の片面にコーティング層を形成
し、さらに基布のコーティング層と反対の面に接着剤を
介して紙が積層されたものである。そして印刷はコーテ
ィング層面に形成される。基布としては、綿をはじめと
する天然繊維やポリエステルなどの人工繊維が使用でき
る。特に好ましいのは綿で、その中でも、ワイシャツ等
に使う綿で60番手ローン(60番手の糸にて織り込ん
だもの)や40番手ローンが耐久性やコシ、吸湿性等の
点において優れている。
【0006】コーティング層としては、通帳表紙(クロ
ス)を製造する際に、糸を組み基布作製後、塗料等を塗
布する層のことである。本発明のコーティング層の役目
は、平滑にすることにより、印刷適性や印字適性をもた
せることと抗菌性をもたせることである。コーティング
層の材料としては、天然樹脂中に澱粉やカゼイン、炭酸
カルシウム等を含有させたものと、合成樹脂エマルジョ
ンを主成分とし、これらに0.5〜10%の抗菌剤を混
ぜたものを主成分とする混合物である。これらの成分の
混合比を変えることにより、手書き等一般用と端末印字
用、および油性インキ用、水性インキ用といった用途に
応じたクロスが製造される。
ス)を製造する際に、糸を組み基布作製後、塗料等を塗
布する層のことである。本発明のコーティング層の役目
は、平滑にすることにより、印刷適性や印字適性をもた
せることと抗菌性をもたせることである。コーティング
層の材料としては、天然樹脂中に澱粉やカゼイン、炭酸
カルシウム等を含有させたものと、合成樹脂エマルジョ
ンを主成分とし、これらに0.5〜10%の抗菌剤を混
ぜたものを主成分とする混合物である。これらの成分の
混合比を変えることにより、手書き等一般用と端末印字
用、および油性インキ用、水性インキ用といった用途に
応じたクロスが製造される。
【0007】このようにして、抗菌性の表紙(クロス)
ができる。この表面に銀行名や絵柄をオフセット印刷す
る。印刷インキとしては、酸化重合タイプのインキを使
用した。
ができる。この表面に銀行名や絵柄をオフセット印刷す
る。印刷インキとしては、酸化重合タイプのインキを使
用した。
【0008】次に、中紙について説明する。抗菌性をも
つ中紙としては、パルプに少なくとも抗菌剤が混合され
てなる抗菌中紙やパルプに抗菌剤と填料および薬品類が
混合されてなる抗菌中紙が使用できる。これら抗菌中紙
は、抄紙機に紙料を送り込む直前の調成工程で、パルプ
の叩解、填料および薬品類と共に抗菌剤の配合、添加を
行ってできた完成原料を抄紙機において抄きあげる方法
が利用できるのである。
つ中紙としては、パルプに少なくとも抗菌剤が混合され
てなる抗菌中紙やパルプに抗菌剤と填料および薬品類が
混合されてなる抗菌中紙が使用できる。これら抗菌中紙
は、抄紙機に紙料を送り込む直前の調成工程で、パルプ
の叩解、填料および薬品類と共に抗菌剤の配合、添加を
行ってできた完成原料を抄紙機において抄きあげる方法
が利用できるのである。
【0009】中紙としては、腰があって機械めくり適性
が良く、バーコード適性のために不透明度が高めてある
通帳用紙が使われる。紙はパルプを水中に懸濁させ、こ
れをすき網で薄葉状に抄きあげて乾燥させたものであ
る。しかし、パルプに処理を施さずに抄紙すると、たと
えばかさ高で強度の低い吸い取り紙のような紙になり、
使用目的を満たすことは出来ない。このため、紙に基本
特性を与えるために、抄紙する直前に種々の処理を行
う。本願発明においては、紙の品質を良くし抗菌機能を
付加するために、抄紙機に紙料を送り込む直前の調成工
程で、パルプの叩解、填料および薬品類と共に抗菌剤の
配合、添加を行ってできた完成原料を抄紙機において抄
きあげることを特徴とする抗菌用紙の製造方法を採用し
ている。ここで、紙の原料となるパルプとしては、さら
しケミカルパルプ、メカニカルパルプ、麻パルプ、木綿
パルプ、古紙パルプなどが使用される。これらは、紙の
種類によって配合率をかえたりするもので、さらしケミ
カルパルプが90%以上のものは、上質のものである。
本発明でいう抗菌中紙は、従来技術で述べた通帳用紙が
抗菌剤を含有したものである。
が良く、バーコード適性のために不透明度が高めてある
通帳用紙が使われる。紙はパルプを水中に懸濁させ、こ
れをすき網で薄葉状に抄きあげて乾燥させたものであ
る。しかし、パルプに処理を施さずに抄紙すると、たと
えばかさ高で強度の低い吸い取り紙のような紙になり、
使用目的を満たすことは出来ない。このため、紙に基本
特性を与えるために、抄紙する直前に種々の処理を行
う。本願発明においては、紙の品質を良くし抗菌機能を
付加するために、抄紙機に紙料を送り込む直前の調成工
程で、パルプの叩解、填料および薬品類と共に抗菌剤の
配合、添加を行ってできた完成原料を抄紙機において抄
きあげることを特徴とする抗菌用紙の製造方法を採用し
ている。ここで、紙の原料となるパルプとしては、さら
しケミカルパルプ、メカニカルパルプ、麻パルプ、木綿
パルプ、古紙パルプなどが使用される。これらは、紙の
種類によって配合率をかえたりするもので、さらしケミ
カルパルプが90%以上のものは、上質のものである。
本発明でいう抗菌中紙は、従来技術で述べた通帳用紙が
抗菌剤を含有したものである。
【0010】パルプには、填料および薬品類と共に抗菌
剤を入れる。この際、接着性バインダー中に、抗菌剤を
所定量混合したものをパルプに混入しても良い。いずれ
にしても抗菌剤の配合、添加量は、パルプに対して0.
5〜20重量%が好ましい。抗菌剤の接着性バインダー
への配合方法は、樹脂を重合する時でも良いし、溶剤中
に溶かしている際に添加して、均一に混連−分散する方
法でも良い。
剤を入れる。この際、接着性バインダー中に、抗菌剤を
所定量混合したものをパルプに混入しても良い。いずれ
にしても抗菌剤の配合、添加量は、パルプに対して0.
5〜20重量%が好ましい。抗菌剤の接着性バインダー
への配合方法は、樹脂を重合する時でも良いし、溶剤中
に溶かしている際に添加して、均一に混連−分散する方
法でも良い。
【0011】填料とは、紙の柔軟性、表面の平滑性、印
刷適性などを改善する目的で、紙料に添加される無機填
料で、クレー、タルク、炭酸カルシウム、二酸化チタン
などである。薬品類とは、高い品質要求を満たすため、
また抄紙性を改善するため添加される紙力増強剤、歩留
り向上剤、消泡剤など種々の薬品のことである。乾燥紙
力増強剤としては、デンプン、変成デンプン、カルボキ
シメチルセルロース、ポリビニルアルコールなどであ
る。湿潤紙力増強剤としては、尿素−ホルムアルデヒド
樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂などである。歩
留り向上剤としては、デンプン、カルボキシメチルセル
ロースなどが使用される消泡剤としては、シリコーンエ
マルジョン、高級アルコールおよびその誘導体、灯油な
どである。
刷適性などを改善する目的で、紙料に添加される無機填
料で、クレー、タルク、炭酸カルシウム、二酸化チタン
などである。薬品類とは、高い品質要求を満たすため、
また抄紙性を改善するため添加される紙力増強剤、歩留
り向上剤、消泡剤など種々の薬品のことである。乾燥紙
力増強剤としては、デンプン、変成デンプン、カルボキ
シメチルセルロース、ポリビニルアルコールなどであ
る。湿潤紙力増強剤としては、尿素−ホルムアルデヒド
樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂などである。歩
留り向上剤としては、デンプン、カルボキシメチルセル
ロースなどが使用される消泡剤としては、シリコーンエ
マルジョン、高級アルコールおよびその誘導体、灯油な
どである。
【0012】接着性バインダーとしては、特に制限はな
いが、具体的にはポリアミド系樹脂、セルロース系樹
脂、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなど
のポリオレフィン、ポリビニールアルコール、アクリル
樹脂、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂などの
合成樹脂などをあげることができる。
いが、具体的にはポリアミド系樹脂、セルロース系樹
脂、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなど
のポリオレフィン、ポリビニールアルコール、アクリル
樹脂、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂などの
合成樹脂などをあげることができる。
【0013】上記のような製造方法により、紙の品質を
良くし抗菌機能を付加することができる。また、抗菌剤
と混入する填料および薬品類や接着性バインダーは、抗
菌剤を分散し、パルプにこれらを固着させる作用も有す
るものである。そして、このパルプ中の抗菌剤が大腸
菌、黄色ブドウ状球菌、化膿菌、食中毒菌、その他の雑
菌に作用し、その相互作用によってきわめて長期の抗菌
性を発揮する。
良くし抗菌機能を付加することができる。また、抗菌剤
と混入する填料および薬品類や接着性バインダーは、抗
菌剤を分散し、パルプにこれらを固着させる作用も有す
るものである。そして、このパルプ中の抗菌剤が大腸
菌、黄色ブドウ状球菌、化膿菌、食中毒菌、その他の雑
菌に作用し、その相互作用によってきわめて長期の抗菌
性を発揮する。
【0014】(2)表紙、中紙表面に抗菌性を付与する
場合について 従来用いられてきた表紙、中紙表面に抗菌剤が混入され
た層を全面又は部分的に設ける。具体的には、抗菌剤を
練り込ませた従来公知の合成樹脂塗料又は抗菌剤を添加
した印刷インキを用いて中紙表面に塗布形成や印刷する
ことによって得られる。上記のような形態のいずれかを
選択する、または適宜組み合わせることにより本願発明
の通帳となる。
場合について 従来用いられてきた表紙、中紙表面に抗菌剤が混入され
た層を全面又は部分的に設ける。具体的には、抗菌剤を
練り込ませた従来公知の合成樹脂塗料又は抗菌剤を添加
した印刷インキを用いて中紙表面に塗布形成や印刷する
ことによって得られる。上記のような形態のいずれかを
選択する、または適宜組み合わせることにより本願発明
の通帳となる。
【0014】本願発明で用いる抗菌剤としては、有機系
抗菌剤、無機系抗菌剤が用いられるが、特にシリカゲル
系抗菌剤、銀系無機抗菌剤、銅系無機抗菌剤または亜鉛
系無機抗菌剤が使用できる。銀系無機抗菌剤としては、
銀イオンを担持させた無機化合物であれば特に制限はな
いが、具体的には、活性炭、活性アルミナ、シリカゲル
等の無機系吸着剤、ゼオライト、ヒドロキシアパタイ
ト、リン酸ジルコニウム、リン酸チタン、チタン酸カリ
ウム等の無機イオン交換体が挙げられる。
抗菌剤、無機系抗菌剤が用いられるが、特にシリカゲル
系抗菌剤、銀系無機抗菌剤、銅系無機抗菌剤または亜鉛
系無機抗菌剤が使用できる。銀系無機抗菌剤としては、
銀イオンを担持させた無機化合物であれば特に制限はな
いが、具体的には、活性炭、活性アルミナ、シリカゲル
等の無機系吸着剤、ゼオライト、ヒドロキシアパタイ
ト、リン酸ジルコニウム、リン酸チタン、チタン酸カリ
ウム等の無機イオン交換体が挙げられる。
【0015】銅系無機抗菌剤としては、銅イオンを担持
させた無機化合物であれば特に制限はないが、具体的に
は、活性炭、活性アルミナ、シリカゲル等の無機系吸着
剤、ゼオライト、ヒドロキシアパタイト、リン酸ジルコ
ニウム、リン酸チタン、チタン酸カリウム等の無機イオ
ン交換体が挙げられる。
させた無機化合物であれば特に制限はないが、具体的に
は、活性炭、活性アルミナ、シリカゲル等の無機系吸着
剤、ゼオライト、ヒドロキシアパタイト、リン酸ジルコ
ニウム、リン酸チタン、チタン酸カリウム等の無機イオ
ン交換体が挙げられる。
【0016】亜鉛系無機抗菌剤としては、亜鉛イオンを
担持させた無機化合物であれば特に制限はないが、具体
的には、活性炭、活性アルミナ、シリカゲル等の無機系
吸着剤、ゼオライト、ヒドロキシアパタイト、リン酸ジ
ルコニウム、リン酸チタン、チタン酸カリウム等の無機
イオン交換体が挙げられる。
担持させた無機化合物であれば特に制限はないが、具体
的には、活性炭、活性アルミナ、シリカゲル等の無機系
吸着剤、ゼオライト、ヒドロキシアパタイト、リン酸ジ
ルコニウム、リン酸チタン、チタン酸カリウム等の無機
イオン交換体が挙げられる。
【0017】これらの中でも、安全性が最も優れている
のは、銀系無機抗菌剤である。ゼオライトの場合、ゼオ
ライトのイオン交換可能な金属の一部を、銀、銅、亜鉛
から選ばれる少なくとも一種の金属で置換して得られる
抗菌性ゼオライト等が使用される。
のは、銀系無機抗菌剤である。ゼオライトの場合、ゼオ
ライトのイオン交換可能な金属の一部を、銀、銅、亜鉛
から選ばれる少なくとも一種の金属で置換して得られる
抗菌性ゼオライト等が使用される。
【0018】これら抗菌剤の選定は、クロスを構成する
コーティング層材料、紙(パルプ)、合成樹脂塗料、印
刷インキとの適応性を考慮して適宜選択することができ
る。
コーティング層材料、紙(パルプ)、合成樹脂塗料、印
刷インキとの適応性を考慮して適宜選択することができ
る。
【0019】
【実施例】以下、実施例に基づいて本願発明を具体的に
説明する。 〔実施例1〕綿の60番手ローン(60番手の糸にて織
り込んだもの)を基布とし、この片面に、天然樹脂中に
澱粉とカゼインと炭酸カルシウムを混合したものと、合
成樹脂エマルジョンの中に1%の抗菌剤(ゼオライトの
イオン交換可能な金属の一部を、銀で置換して得られる
抗菌性ゼオライト=銀イオン系ゼオライト)を混ぜたも
のとの混合物からなるコーティング層を塗布した。次
に、乾燥、給湿させたのち、カレンダー処理(アイロン
がけ)を行った。その後、基布のコーティング層のない
面に接着剤を塗布し紙を貼り、カレンダー処理した後、
調湿して一般クロスに仕上げこれを表紙とした。一方、
通帳用紙で中紙をつくり、ミシンでとじて、中紙と表紙
とを接着剤で貼り合わせ、表紙と中紙とあわせて10枚
としたのち、通帳の形状に断裁して本発明の抗菌通帳を
得た。
説明する。 〔実施例1〕綿の60番手ローン(60番手の糸にて織
り込んだもの)を基布とし、この片面に、天然樹脂中に
澱粉とカゼインと炭酸カルシウムを混合したものと、合
成樹脂エマルジョンの中に1%の抗菌剤(ゼオライトの
イオン交換可能な金属の一部を、銀で置換して得られる
抗菌性ゼオライト=銀イオン系ゼオライト)を混ぜたも
のとの混合物からなるコーティング層を塗布した。次
に、乾燥、給湿させたのち、カレンダー処理(アイロン
がけ)を行った。その後、基布のコーティング層のない
面に接着剤を塗布し紙を貼り、カレンダー処理した後、
調湿して一般クロスに仕上げこれを表紙とした。一方、
通帳用紙で中紙をつくり、ミシンでとじて、中紙と表紙
とを接着剤で貼り合わせ、表紙と中紙とあわせて10枚
としたのち、通帳の形状に断裁して本発明の抗菌通帳を
得た。
【0020】〔実施例2〕実施例1で用いた通帳と同じ
構成のクロス表面の半分に酸化重合タイプの青インキ
で、ドット状で10%の被膜率になるようにオフセット
印刷して表紙とし、実施例1と同様にして、通帳の形状
に断裁して本発明の抗菌通帳を得た。
構成のクロス表面の半分に酸化重合タイプの青インキ
で、ドット状で10%の被膜率になるようにオフセット
印刷して表紙とし、実施例1と同様にして、通帳の形状
に断裁して本発明の抗菌通帳を得た。
【0021】〔実施例3〕実施例1で用いた通帳と同じ
構成のクロス表面の半分に酸化重合タイプの青インキ
で、ドット状で50%の被膜率になるようにオフセット
印刷して表紙とし、実施例1と同様にして、通帳の形状
に断裁して本発明の抗菌通帳を得た。
構成のクロス表面の半分に酸化重合タイプの青インキ
で、ドット状で50%の被膜率になるようにオフセット
印刷して表紙とし、実施例1と同様にして、通帳の形状
に断裁して本発明の抗菌通帳を得た。
【0022】〔実施例4〕実施例1で用いた通帳クロス
と同じ構成のクロスの表面の半分に酸化重合タイプの青
インキで、ベタ状で100%の被膜率になるようにオフ
セット印刷して表紙とし、実施例1と同様にして、通帳
の形状に断裁して本発明の抗菌通帳を得た。
と同じ構成のクロスの表面の半分に酸化重合タイプの青
インキで、ベタ状で100%の被膜率になるようにオフ
セット印刷して表紙とし、実施例1と同様にして、通帳
の形状に断裁して本発明の抗菌通帳を得た。
【0023】〔比較例1〕コーティング層に抗菌剤を入
れない以外は、実施例1と同じ通帳。
れない以外は、実施例1と同じ通帳。
【0024】〔抗菌試験のための試料の準備〕実施例1
における表紙を試料1とした。実施例2における表紙の
印刷部を試料2とした。実施例3における表紙の印刷部
を試料3とした。実施例4における表紙の印刷部を試料
4とした。比較例1における表紙を対照とした。
における表紙を試料1とした。実施例2における表紙の
印刷部を試料2とした。実施例3における表紙の印刷部
を試料3とした。実施例4における表紙の印刷部を試料
4とした。比較例1における表紙を対照とした。
【0025】〔抗菌試験結果〕各試料(約35×70m
m)に菌液0.5mlを滴下し、37°Cで2,3,4
時間培養した。その後滅菌済みリン酸緩衝液にて菌を洗
い出した。この洗い出した試験液中の生残菌数を、菌数
測定用培地を用いて混釈平板法にて測定した。また、対
照として菌数のみの試験も同様に行った。なお、細菌は
黄色ブドウ球菌を使用した。この結果を表1に示す。 (以下余白)
m)に菌液0.5mlを滴下し、37°Cで2,3,4
時間培養した。その後滅菌済みリン酸緩衝液にて菌を洗
い出した。この洗い出した試験液中の生残菌数を、菌数
測定用培地を用いて混釈平板法にて測定した。また、対
照として菌数のみの試験も同様に行った。なお、細菌は
黄色ブドウ球菌を使用した。この結果を表1に示す。 (以下余白)
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明による抗菌通帳は、この通帳を扱
う人がその指等を媒体として大腸菌や黄色ブドウ状球
菌、化膿菌、各種食中毒菌、その他の雑菌等を体内に入
れることがないという物理的効果と雑菌等が抗菌用紙に
ついても死滅してしまうという事でそれらを扱う人に長
期間にわたり安心感を与え続けるというイメージ効果が
ある。金融機関では、通帳と現金を一緒に扱う。現金に
付着したカビやバクテリアが行員の手を媒介に通帳に付
着し繁殖することを防ぐことができる。採用した金融機
関のイメージアップが図れる。
う人がその指等を媒体として大腸菌や黄色ブドウ状球
菌、化膿菌、各種食中毒菌、その他の雑菌等を体内に入
れることがないという物理的効果と雑菌等が抗菌用紙に
ついても死滅してしまうという事でそれらを扱う人に長
期間にわたり安心感を与え続けるというイメージ効果が
ある。金融機関では、通帳と現金を一緒に扱う。現金に
付着したカビやバクテリアが行員の手を媒介に通帳に付
着し繁殖することを防ぐことができる。採用した金融機
関のイメージアップが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の抗菌通帳の表紙の一実施例の断面図で
ある。
ある。
1 印刷層 2 コーティング層 3 基布 4 基布 5 接着剤層 6 紙 7 通帳表紙用クロス 8 表紙
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも通帳の表紙、裏表紙もしくは
中紙のいずれかに抗菌剤による抗菌加工が施されてなる
ことを特徴とする抗菌通帳。 - 【請求項2】 通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコ
ーティング層中に抗菌剤を練り込んだことを特徴とする
抗菌通帳。 - 【請求項3】 通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコ
ーティング層中および/または中紙中に抗菌剤を練り込
んだことを特徴とする抗菌通帳。 - 【請求項4】 通帳の表紙および裏表紙の基布表面のコ
ーティング層の外表面に抗菌剤を練り込んだ層を設け、
および/または中紙の少なくとも片面にも抗菌剤を練り
込んだ層を設けてなることを特徴とする抗菌通帳。 - 【請求項5】 通帳の表紙、裏表紙および/または中紙
の表面に抗菌剤含有インキによる印刷層を設けたことを
特徴とする抗菌通帳。 - 【請求項6】 抗菌剤が、シリカゲル系抗菌剤、銀系無
機抗菌剤、銅系無機抗菌剤または亜鉛系無機抗菌剤であ
ることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載
の抗菌通帳。 - 【請求項7】 抗菌剤が、ゼオライトのイオン交換可能
な金属の一部を、銀、銅、亜鉛から選ばれる少なくとも
一種の金属で置換して得られる抗菌性ゼオライトである
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の
抗菌通帳。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23608995A JPH0958157A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 抗菌通帳 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23608995A JPH0958157A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 抗菌通帳 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0958157A true JPH0958157A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16995564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23608995A Pending JPH0958157A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 抗菌通帳 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0958157A (ja) |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP23608995A patent/JPH0958157A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050120 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050524 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |