JPH0958086A - 文書作成装置及びその制御方法 - Google Patents

文書作成装置及びその制御方法

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JPH0958086A
JPH0958086A JP7217876A JP21787695A JPH0958086A JP H0958086 A JPH0958086 A JP H0958086A JP 7217876 A JP7217876 A JP 7217876A JP 21787695 A JP21787695 A JP 21787695A JP H0958086 A JPH0958086 A JP H0958086A
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JP
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paper
image
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scanner
printing
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JP7217876A
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English (en)
Inventor
Akihiko Takemasa
彰彦 武政
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Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリンタスキャナを利用して良好な印刷を可能
にする。 【解決手段】プリンタ24を有し、プリンタ24の印字
ヘッド24cの近傍にイメージ入力用のプリンタスキャ
ナ20が設けられた文書作成装置であって、印字ヘッド
24cと共にプリンタスキャナ20を移動可能範囲の一
方の端部から他方の端部まで移動させながら横方向の移
動可能範囲内のイメージを入力してイメージバッファ3
4cに格納し、入力されたイメージについてイメージバ
ッファ解析部32によってイメージの変化を解析して用
紙の両端部に対応する位置を検出し、さらに各端部の位
置から用紙の横サイズを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアルプリンタ
にスキャナが装着された装置を有する文書作成装置及び
その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、日本語ワードプロセッサ等の文
書作成装置では、プリンタ装置が設けられており作成し
た文書等の印刷が可能である。パーソナルな文書作成装
置に設けられるプリンタ装置は、一般に1ライン(ある
いは数ライン)毎に印刷を行なうシリアルプリンタであ
ることが多い。
【0003】ところで近年では、文書作成装置にイメー
ジの読取りが可能なスキャナが設けられたものがある。
このスキャナは、文書作成装置に設けられたプリンタ装
置の用紙給紙機構、及び印字ヘッド制御機構を利用した
もので、印字ヘッドの近傍に(隣接して)設けられてい
る。以下、イメージ読取りを行なうスキャナ部分を、プ
リンタスキャナと称する。
【0004】通常、文書作成装置のプリンタスキャナ
は、所望のイメージを用紙等から読取り、文書中に張り
付けるなどのために用いられるもので、用紙給紙機構に
よってイメージ読取り対象とする用紙を順次用紙送りし
ながら、1走査範囲毎のイメージを入力することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の文書
作成装置に設けられたプリンタスキャナは、単にイメー
ジの読取りに用いられているだけであった。すなわち、
プリンタスキャナは、プリンタ装置に設けられた機構を
利用しているにもかかわらず、印刷を行なう際に何等利
用されていなかった。本発明は前記のような事情を考慮
してなされたもので、プリンタスキャナを利用して良好
な印刷が可能な文書作成装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリアルプリ
ンタを有し、同プリンタの印字ヘッドの近傍にイメージ
入力用のスキャナが設けられた文書作成装置において、
前記印字ヘッドと共に前記スキャナを移動可能範囲の一
方の端部から他方の端部まで移動させながら横方向の移
動可能範囲内のイメージを入力する横方向イメージ入力
手段と、前記横方向イメージ入力手段によって入力され
たイメージをもとに、前記シリアルプリンタにセットさ
れた用紙の横サイズを判別する用紙横サイズ判別手段と
を具備したことを特徴とする。
【0007】また、前記シリアルプリンタにセットされ
た用紙を検出する用紙挿入検出手段と、前記用紙挿入検
出手段によって、用紙が挿入されたことを検出してから
用紙切れが検出されるまで用紙送りする用紙送り手段
と、前記用紙送り手段による用紙送り量に基づいて、前
記シリアルプリンタにセットされた用紙の縦サイズを判
別する用紙縦サイズ判別手段とをさらに具備したことを
特徴とする。
【0008】また、前記用紙横サイズ判別手段によって
判別された横サイズ、及び前記用紙縦サイズ判別手段に
よって判別された縦サイズに基づいて、書式設定を行な
う書式設定手段を具備したことを特徴とする。
【0009】また、前記用紙横サイズ判別手段によって
判別された横サイズ、及び前記用紙縦サイズ判別手段に
よって判別された縦サイズに基づいて、前記シリアルプ
リンタにセットされた用紙を印刷開始位置まで用紙送り
する用紙設定手段を具備したことを特徴とする。
【0010】また本発明は、シリアルプリンタを有し、
同プリンタの印字ヘッドの近傍にイメージ入力用のスキ
ャナが設けられた文書作成装置において、前記スキャナ
は、前記印字ヘッドによって印刷された直後の印刷パタ
ーンを入力できる位置に設けられ、前記印字ヘッドによ
り所定のテスト印刷パターンを印刷濃度を順次更新しな
がら印刷し、前記スキャナよって印刷直後のテスト印刷
パターンを入力するテスト印刷パターン入力手段と、前
記テスト印刷パターン入力手段によって入力されたテス
ト印刷パターンに基づいて、実際の印刷に用いるべき既
定印刷濃度を設定する印刷濃度設定手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0011】また本発明は、シリアルプリンタを有し、
同プリンタの印字ヘッドの近傍にイメージ入力用のスキ
ャナが設けられた文書作成装置において、前記シリアル
プリンタにセットされた用紙の先端を、前記スキャナに
よるイメージ入力範囲の縦幅に含まれる位置まで用紙送
りする用紙送り手段と、前記用紙送り手段によって用紙
送りされた後、前記印字ヘッドと共に前記スキャナを移
動可能範囲の一方の端部から他方の端部まで移動させな
がら横方向の移動可能範囲内のイメージを入力する用紙
先端イメージ入力手段と、前記用紙先端イメージ入力手
段によって入力されたイメージ中の用紙に対応する部分
の複数箇所の高さに基づいて、用紙の傾きを判別する傾
き判別手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】また前記シリアルプリンタは、用紙送り方
向と垂直な方向に配置された、複数の独立して駆動され
る用紙送り用のローラが設けられ、前記傾き判別手段に
よって前記シリアルプリンタにセットされた用紙が傾い
ていると判別された場合に、用紙の傾き量に応じて前記
複数の用紙送り用のローラを駆動して、傾きを補正する
傾き補正手段を具備したことを特徴とする。
【0013】また本発明は、シリアルプリンタを有し、
同プリンタの印字ヘッドの近傍にイメージ入力用のスキ
ャナが設けられた文書作成装置において、用紙送りしな
がら印刷が実行される間の任意の時点において、前記印
字ヘッドと共に前記スキャナを移動範囲の一方の端部か
ら他方の端部まで移動させながら横方向の移動範囲内の
イメージを入力する用紙イメージ入力手段と、前記用紙
イメージ入力手段によって入力された複数の時点でのイ
メージを比較して、印刷が実行されている用紙に位置ず
れが発生しているか否かを判別する位置ずれ判別手段
と、前記位置ずれ判別手段によって用紙が位置ずれして
いると判別された場合に、用紙ずれが発生したことを通
知する通知手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】このような構成によれば、印字ヘッドの近
傍に設けられたスキャナが、文書中に張り付けるイメー
ジを入力するために使用するだけでなく、シリアルプリ
ンタにセットされた用紙の横サイズを認識するためのイ
メージを入力するために使用される。すなわち、スキャ
ナによって移動可能範囲内のイメージを入力することに
より、イメージ中に用紙と背景に対応する部分のイメー
ジが含まれるため、その境界のイメージ変化から用紙の
端部が検出され、さらに用紙の横サイズが判別される。
【0015】また、シリアルプリンタにセットされた用
紙の有無を検出することができれば、用紙の挿入が検出
されてから用紙切れが検出されるまで、用紙を空送りす
ることで用紙に応じた用紙送り量が求められ、この用紙
送り量から用紙の縦サイズを算出できる。こうして用紙
の縦サイズと、スキャナを利用して判別された用紙の横
サイズから、実際に印刷を実行しようとする用紙のサイ
ズが求められる。
【0016】さらに、シリアルプリンタにセットされた
実際に印刷対象とする用紙の縦/横サイズが求められる
ので、例えば書式設定の用紙サイズが「フリー」であっ
た場合に、定規等を用いて用紙サイズを測定するといっ
た作業を行なうことなく書式設定に反映させることがで
き、また現在、設定されている書式設定の内容と異なる
場合であれば、その旨を通知する、あるいは強制的に書
式設定の内容を変更するなど利用できる。
【0017】また、実際にシリアルプリンタにセットさ
れた用紙のサイズが判別されるので、その用紙サイズに
応じて、印刷を開始できる状況となるように、用紙送
り、または印字ヘッドの移動等を制御することができ
る。
【0018】また、印字ヘッドの近傍に設けられたスキ
ャナを、文書中に張り付けるイメージを入力するために
使用するだけでなく、実際に印刷を実行する際の既定印
刷濃度の設定に利用される。すなわち、所定のテスト印
刷パターンを印刷し、このパターンのイメージをスキャ
ナによって入力して実際の印刷濃度を判別するので、常
時、最適な印刷濃度を維持できる。
【0019】また、シリアルプリンタにセットされた用
紙の先端部のイメージをスキャナで入力することで、そ
の形状(用紙に対応する部分の複数箇所の高さ)から用
紙の傾きの有無について判別が可能となる。
【0020】また、用紙送り方向と垂直な方向に配置さ
れた、複数の独立して駆動される用紙送り用のローラを
設け、ローラ毎に回転駆動することにより、用紙の右側
と左側とで送り量を変えることができ、用紙の傾き補正
が可能となる。
【0021】また、印刷実行中にも複数の時点でスキャ
ナによってイメージを入力し、複数の時点で入力された
イメージを比較することで、印刷に伴って発生する用紙
ずれを検出することができる。従って、垂れ幕印刷のよ
うな長い用紙に対して印刷を行なう場合に、使用者によ
る負担を要することなく、印刷実行中の用紙ずれの監視
が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
文書作成装置の構成を示すブロック図である。図1に示
すように、本実施形態の文書作成装置は、制御部10、
キーボード12、入力制御部14、ディスプレイ16、
表示制御部18、プリンタスキャナ20、プリンタスキ
ャナ制御部22、プリンタ24、プリンタ制御部26、
フォントデータ格納部28、ドット/ミリ変換部30、
イメージバッファ解析部32、及びバッファ部34が設
けられている。
【0023】制御部10は、CPU等が設けられてお
り、バッファ部34等に対するメモリ操作や各制御部等
に対する命令操作を実行するものである。制御部10
は、各部を制御することにより、挿入用紙縦サイズ計測
機能、挿入用紙横サイズ計測機能、印刷濃度自動調整機
能、挿入用紙傾き認識機能、用紙ずれ認識機能、用紙サ
イズ認識機能を実現する。各機能の詳細については後述
する。
【0024】キーボード12は、データの入力やプリン
タ24あるいはプリンタスキャナ20に対する操作を含
む特定の指示を行うための入力装置である。キーボード
12には、「文字」キー、「数値」キーをはじめ、「カ
ーソル」キー等の他、「印刷」キー、「イメージ入力」
キー等が設けられている。
【0025】入力制御部14は、キーボード12によっ
て入力された情報の入力制御を行なう。なお、図示して
いないが、キーボード12の他にもマウス等のポインテ
ィングデバイスを設けても良い。
【0026】ディスプレイ16は、例えば液晶ディスプ
レイ(LCD)やCRT等によって構成されるもので、
表示制御部18内のVRAMの内容を表示する。表示制
御部18は、制御部10の制御の下でVRAM(図示せ
ず)に表示データを展開して、ディスプレイ16に出力
する。表示データが文書(テキスト)である場合、指定
された文字コードに対するフォント情報を、制御部10
を介してフォントデータ格納部28から読み込み、VR
AMの任意位置に格納する。
【0027】プリンタスキャナ20は、プリンタ24に
おいて印刷を行なう印字ヘッドの近傍に(隣接して)設
けられるもので、プリンタ24の用紙給紙機構によって
導入される用紙等から、印字ヘッド制御機構によって移
動されることによって1走査範囲毎のイメージの入力を
行なうものである。用紙給紙機構による用紙給紙量、及
び印字ヘッド制御機構による印字ヘッド移動量に応じ
て、任意範囲のイメージを入力する。詳細な設置場所に
ついては、図2を参照しながら説明する。
【0028】プリンタスキャナ制御部22は、プリンタ
スキャナ20によって入力されたイメージを入力し、制
御部10を介してバッファ34(イメージバッファ34
c)に格納する。
【0029】プリンタ24は、文書やイメージ等の印刷
を行なうシリアルプリンタであり、バッファ部34の印
刷パターンバッファ34bに格納された内容を、用紙給
紙機構によって順次導入される用紙に対して、印字ヘッ
ド制御機構によって移動される印字ヘッドにより印刷を
実行する。
【0030】プリンタ24には、用紙挿入センサ24
a、用紙送りローラ24b、印字ヘッド24cが設けら
れている。用紙挿入センサ24aは、印刷あるいはイメ
ージ読取りの対象とする用紙が所定の位置に給紙(セッ
ト)された状態にあることを検出するもので、用紙の先
端の到達(用紙給紙開始)と用紙の後端の通過(用紙切
れ)をプロセッサ制御部26の用紙挿入センサ制御部2
6aに通知する。用紙送りローラ24bは、プリンタ制
御部26の用紙送りローラ制御部26bの制御のもと
に、給紙された用紙を所定の方向に導入するためのもの
で、複数のローラ(メインローラ、サブローラ)により
構成される。詳細については、図2を参照しながら説明
する。印字ヘッド24cは、印刷を行なう際に、プリン
タ制御部26の制御のもとに、印刷実行時に横方向(C
R方向)に移動されながら、印刷パターンに応じて駆動
される。
【0031】プリンタ制御部26は、制御部10の制御
のもとにプリンタ24の動作を制御するもので、用紙挿
入センサ制御部26a、用紙送りローラ制御部26b、
及び印刷データ生成制御部26cが設けられている。用
紙挿入センサ制御部26aは、プリンタ24の用紙挿入
センサ24aからの用紙挿入検出を通知する信号を入力
して制御部10に通知する。用紙送りローラ制御部26
bは、制御部10の制御のもとに、プリンタ24の用紙
送りローラ24bの駆動制御を行なう。印刷データ生成
制御部26cは、バッファ部34中の文書情報バッファ
34a及びイメージバッファ34cに格納されたデータ
をもとに、用紙に印刷すべき印刷パターンを生成して印
刷パターンバッファ34に格納すると共に、プリンタ2
4に転送する。
【0032】フォントデータ格納部28は、文書作成装
置において扱われる文字コードに対応するフォントデー
タを格納する。ドット/ミリ変換部30は、プリンタ2
4における用紙送り量を表わすドット数(dpi(dot
per inch))を、ミリ数(mm単位)に変換する。
【0033】イメージバッファ解析部32は、制御部1
0の制御のもとに、各機能を実現するために、プリンタ
スキャナ20によって入力され、バッファ部34のイメ
ージバッファ34cに格納されたイメージに対して変化
特性等の解析を行なう。
【0034】バッファ部34は、メモリ等によって構成
され、制御部10による制御のもとに各種データを格納
するもので、文書情報バッファ34a、印刷パターンバ
ッファ34b、イメージバッファ34c、及び分析結果
バッファ34dが含まれている。文書情報バッファ34
aは、キーボード12から入力されたデータに基づいて
作成された文書の文字コードを格納する。印刷パターン
バッファ34bは、印刷データ生成制御部26cによっ
て生成された、プリンタ24における印刷に供される印
刷パターンデータを格納する。イメージバッファ34c
は、プリンタスキャナ20によって入力されたイメージ
のイメージデータを格納する。分析結果バッファ34d
は、イメージバッファ解析部3によるイメージバッファ
34cに格納されたイメージに対する解析結果や、プリ
ンタ24における用紙送り量を表わすLF情報(単位ド
ット)等を格納する。
【0035】図2はプリンタ24の用紙挿入センサ24
aと用紙送りローラ24bとの位置関係を示す図であ
る。図2に示すように、用紙送りローラ24bとして、
メインローラ40(中心部にメインローラ軸を有する)
と、2本のサブローラ42a,42b(サブローラ軸を
兼ねる)が平行に配設され、メインローラ40と各サブ
ローラ42a,42bとが圧接している。
【0036】一方のサブローラ42aが設けられた側を
用紙挿入方向とし、サブローラ42aとメインローラ4
0との間に下方に向けて挿入され、挟まれた状態で各ロ
ーラが回転することにより用紙が導入される。用紙は、
メインローラ40の面に沿って導入され、他方のサブロ
ーラ42bとメインローラ40との間から上方に向けて
導出される。なお、図2においては、メインローラ40
の面のカーブに沿って用紙を誘導する筐体で覆われてい
るものとする。
【0037】用紙挿入センサ24aは、メインローラ4
0とサブローラ42a,42bによって導入された用紙
が通過する、例えばローラの下方部に設けられる。ま
た、用紙挿入センサ24aとメインローラ40、サブロ
ーラ42a,42bとの位置関係は、用紙挿入センサ2
4aがセンサオフ(用紙が挿入された状態にないと検
出)した場合に、用紙がローラから離脱しない(ローラ
間に挟まれている)ようになっている。すなわち、用紙
挿入センサ24aがセンサオフとなった後に、用紙の巻
き戻しが可能である。
【0038】図2はインクリボンのインクを印字ヘッド
24cによって用紙に熱転写する方式を示しており、印
字ヘッド24cが、印字ヘッド制御機構によって、イン
クリボンカセットと共に、上方に向けて導出される用紙
と微小な間隔を維持して、ローラの長手方向に摺動され
る。
【0039】印刷を行なう場合には、印字ヘッド24c
を、用紙の背面側(ローラ側)に設けられたプラテン
(図示せず)との間に用紙を挟んで圧接させることによ
り、インクリボンのインクを用紙に転写する。通常、プ
ラテンは、印字ヘッド24cの摺動可能な全幅に渡っ
て、印字ヘッド24cと対向する位置に設けられてお
り、処理対象とする用紙幅よりも広い範囲に設けられて
いる。また、プラテンの印字ヘッド24c(プリンタス
キャナ20)と相対する面の色は黒であり、プリンタス
キャナ20によって黒のイメージとして入力される。
【0040】プリンタスキャナ20は、印字ヘッド24
cの近傍(インクリボンカセットと隣接して)に設けら
れている。従って、印字ヘッド24cを動かす場合と同
様にして印字ヘッド制御機構を機能させることにより、
プリンタスキャナ20も同様にして摺動される。
【0041】なお、メインローラ40と、サブローラ4
2a,42bは、各ローラの長手方向(用紙送り方向と
垂直な方向)に少なくとも2つに分離されている。分離
された各ローラは、それぞれ別個に用紙送りローラ制御
部26bによって回転駆動制御が可能となっている。通
常の印刷及びイメージ入力を行なう場合には、各ローラ
が同一の回転速度で同じ方向に回転駆動されるが、挿入
された用紙の傾きが認識された場合に、ローラによって
異なる制御を行なうことで用紙の傾きを補正することが
できる。
【0042】次に、本実施形態の動作について説明す
る。 (1)挿入用紙縦サイズ計測機能 図3には、挿入用紙縦サイズ計測機能の処理手順を説明
するためのフローチャートを示している。挿入用紙縦サ
イズ計測機能は、プリンタ24に挿入(セット)された
印刷、あるいはイメージ入力の対象とする用紙の縦サイ
ズを検出する機能である。挿入用紙縦サイズ計測機能
は、後述する用紙サイズ認識機能において使用される。
なお、ここでは用紙縦サイズを、単位ミリとして出力す
る。
【0043】まず、挿入用紙縦サイズ計測機能の実行が
指示され、用紙の給紙が開始されると(ステップA
1)、所定量給紙されプリンタ24に設けられた用紙挿
入センサ24aがセンサオン(用紙が給紙されたことを
検出)する(ステップA2)。なお、用紙の給紙は、手
差、オートローディング、トレイローディング等、様々
な方式があり、何れの方式であっても良い。
【0044】用紙挿入センサ24aがセンサオンとなる
と、制御部10は、分析結果バッファ34dのLF情報
(用紙送り量の値)を初期化する(ステップA3)。ま
た、制御部10は、プリンタ制御部26の用紙送りロー
ラ制御部26bによって、用紙送りローラ24bを正方
向回転を開始させると共に(ステップA4)、用紙送り
量のカウントを開始する(ステップA5)。
【0045】用紙挿入センサ24aがセンサオフではな
い間(ステップA6)、制御部10は、用紙送りローラ
制御部26により用紙送りを継続させ(ステップA
7)、用紙送りローラ24bを回転させるギアの一定ピ
ッチ数より用紙送り量をカウントして、分析結果バッフ
ァ34dにLF情報として格納する(ステップA8)。
【0046】用紙の正方向への給紙が継続されて用紙挿
入センサ24aがセンサオフとなった場合(ステップA
6)、制御部10は、用紙送りローラ制御部26bに対
して、用紙送りローラ24bの回転駆動を停止させる
(ステップA9)。
【0047】制御部10は、分析結果バッファ34dに
格納されたLF情報、すなわち用紙挿入センサ24aの
センサオンからセンサオフするまでの用紙送り量を用紙
の縦方向のドット数とし、ドット/ミリ変換部30によ
ってドット/ミリ変換を実行させる(ステップA1
0)。
【0048】こうして、給紙された用紙の縦サイズ(単
位ミリ)を得ることができる。その後、場合に応じて、
制御部10は、用紙送りローラ制御部26bによって、
用紙送りローラ24bを逆方向回転させ、用紙の縦サイ
ズに応じて逆方向に用紙送りして印刷開始位置に設定す
ることができる(ステップA11)。すなわち、プリン
タ制御部26bは、(挿入用紙縦サイズ−上印刷サイズ
余白サイズ)分を逆方向に用紙送りする。
【0049】(2)挿入用紙横サイズ計測機能 図4には、挿入用紙横サイズ計測機能の処理手順を説明
するためのフローチャートを示している。挿入用紙横サ
イズ計測機能は、プリンタ24に挿入(セット)された
印刷、あるいはイメージ入力の対象とする用紙の横サイ
ズを検出する機能である。
【0050】まず、挿入用紙横サイズ計測機能の実行が
指示され、用紙の給紙が開始されると、用紙の頭だしを
行なう(ステップB1)。すなわち、制御部10は、プ
リンタ24に設けられた用紙挿入センサ24aがセンサ
オン(用紙が給紙されたことを検出)してから、プリン
タスキャナ20によって用紙の先端部がスキャン可能な
位置に到達するまでの用紙送り量分を、用紙送りローラ
制御部26によって用紙送りローラ24bを回転駆動さ
せる。なお、用紙の給紙は、手差、オートローディン
グ、トレイローディング等、様々な方式があり、何れの
方式であっても良い。
【0051】制御部10は、プリンタスキャナ20を、
プリンタ制御部26によって摺動可能範囲(イメージ読
取り可能範囲)の左端に移動させる(ステップB2)。
また、制御部10は、イメージバッファ34cにプリン
タスキャナ20によって読み取ったイメージを格納する
準備として、イメージデータの格納位置を示すポインタ
を初期化する(ステップB3)。
【0052】制御部10は、プリンタスキャナ制御部2
2及びプリンタ制御部26を制御してスキャニングを開
始する(ステップB4)。プリンタスキャナ20は、現
在位置のイメージを読み取り、プリンタスキャナ制御部
22に出力する(ステップB5)。制御部10は、プリ
ンタスキャナ制御部22を介して、プリンタスキャナ2
0によって入力されたイメージを入力し、それに応じて
次の読み取りに備えてポインタを更新する(ステップB
6)。
【0053】制御部10は、プリンタスキャナ20をプ
リンタ制御部26によって右方向に一定量移動させて、
次のイメージ読み取り位置にセットする(ステップB
7)。こうして、プリンタスキャナ20を左端から順次
移動させながら、プリンタスキャナ20によって入力さ
れるイメージを順次入力していく。
【0054】図5にプリンタ24に挿入された用紙とプ
リンタスキャナ20の位置関係、及びプリンタスキャナ
20から入力されたイメージの読み取り結果の一例を示
している。
【0055】図5(a)に示すように、プリンタスキャ
ナ20による読み取り範囲に対応して、印字ヘッド24
cと対向してプラテン50が設置されている。従って、
プリンタスキャナ20によって入力された、プラテン5
0の左端から右端までの1走査分のイメージの読み取り
結果は、図5(b)に示すようになる。つまり、用紙の
部分は「白」(ビットオフ“0”)であり、用紙のない
プラテン50の部分はプラテン50の色の「黒」(ビッ
トオン“1”)となる。
【0056】プリンタスキャナ20が右端まで移動され
ると、制御部10は、イメージバッファ解析部32によ
って、イメージバッファ34cに格納されたイメージを
分析させて、挿入された用紙の横サイズを認識させる。
【0057】イメージバッファ解析部32は、イメージ
バッファ34cに格納されたイメージを分析し、プラテ
ン50の左端から用紙左端までの距離Aを計測する(ス
テップB9)。また、イメージバッファ解析部32は、
イメージの分析により、プラテン50の左端から用紙右
端までの距離Bを計測する(ステップB10)。
【0058】イメージバッファ解析部32は、図5
(b)中に示すような、プラテン50の部分に対応する
ビットオン(黒)から用紙部分に対応するビットオフ
(白)に変化する位置を、用紙の端部として検出してい
る。
【0059】イメージバッファ解析部32は、プラテン
50の左端から用紙左端までの距離Aと、プラテン50
の左端から用紙右端までの距離Bの距離の差(距離B−
距離A)を計算することで、用紙の横サイズを求める
(ステップB11)。
【0060】このようにして、プリンタスキャナ20を
利用して、プリンタ24にセットされた用紙の横サイズ
を計測することができる。このため、計測によって得ら
れた用紙の横サイズに基づいて、実際にプリンタ24に
供給された用紙に応じた書式設定、印刷制御等を実行す
ることができる。
【0061】すなわち、用紙の横サイズを認識するため
に用紙の左右の端部(ビットオンとビットオフの境界)
を検出しているが、この用紙の端部の位置(用紙の給紙
位置)と、用紙サイズに応じて、用紙に対する相対的な
印刷開始位置(端部から所定の距離を設けて)に印字ヘ
ッド24cをセットすることができる。
【0062】また、前述した挿入用紙縦サイズ計測機能
と組み合わせて、同機能によって求められた用紙の縦サ
イズと、横サイズに基づいて、書式設定、印刷制御等の
実行の他、印刷開始位置への印字ヘッド24cのセット
が可能である。
【0063】(3)印刷濃度自動調整機能 図6には、印刷濃度自動調整機能の処理手順を説明する
ためのフローチャートを示している。印刷濃度自動調整
機能は、プリンタスキャナ20を用いて、文書作成装置
が置かれている環境に応じた最適な印刷濃度に調整する
機能である。
【0064】なお、本実施の形態における印字ヘッド2
4cとプリンタスキャナ20の位置関係は、図2に示す
ように、印刷実行時の印字ヘッド24cの移動方向(左
端から右端方向(CR方向))に向かって印字ヘッド2
4c、プリンタスキャナ20の順に、ある程度の間隔を
もって配置されているものとする。
【0065】まず、印刷濃度自動調整機能の実行が指示
され、印刷テストのための用紙の給紙が開始されると、
制御部10は、プリンタ制御部26によって印字ヘッド
24cが左端に移動される。当然ながらプリンタスキャ
ナ20も同様にして左端(印字ヘッド24cのさらに左
側)に移動される(ステップC1)。
【0066】制御部10は、プリンタ制御部26に対し
て、印字ヘッド24cを駆動して印刷を実行する際の初
期印刷濃度を設定する(ステップC2)。印刷濃度自動
調整機能では、初期印刷濃度から順次印刷濃度を更新し
ながら、実際に印刷を実行するときの印刷濃度を求め
る。従って、開始段階では低めの印刷濃度に設定してお
き、順次濃度が高くなるように印刷濃度を更新していく
ものとする。
【0067】また、制御部10は、イメージバッファ3
4cにプリンタスキャナ20によって読み取ったイメー
ジを格納する準備として、イメージデータの格納位置を
示すポインタを初期化する(ステップC3)。
【0068】制御部10は、プリンタスキャナ制御部2
2及びプリンタ制御部26を制御して、現在、設定され
ている印刷濃度に応じて、既定横幅の印刷を実行させる
(ステップC4)。ここでは、テスト印刷パターンとし
て、ブラックパターン(全ドットが黒のパターン)を生
成し、印刷を行なうものとする。
【0069】一方、プリンタスキャナ制御部22は、プ
リンタスキャナ20によって印刷直後のブラックパター
ンのイメージを読取り、制御部10に出力する(ステッ
プC5)。つまり、印刷が開始された後、プリンタスキ
ャナ20が印字ヘッド24cとプリンタスキャナ20と
の間隔分を移動された後から、所定の横幅(既定横幅以
下の幅)のイメージが読み取られる。
【0070】制御部10は、プリンタスキャナ制御部2
2を介して入力され、イメージバッファ34cに格納さ
れたイメージを、イメージバッファ解析部32によって
解析し、印刷濃度を測定する(ステップC6)。制御部
10は、測定結果の印刷濃度をバッファ部34に格納す
る。
【0071】制御部10は、次に入力されるイメージを
イメージバッファ34cに格納するために備えてポイン
タを更新し(ステップC7)、また、プリンタ制御部2
6に対して印刷濃度の更新(印刷濃度を上げる)を指示
する(ステップC8)。
【0072】ここで、制御部10は、ステップC6にお
いて測定された印刷濃度が、本来、必要な印刷濃度(既
定印刷濃度)となっているか、あるいは印字ヘッド24
cが移動範囲の右端に到達しているかを判別する(ステ
ップC9)。
【0073】条件が満たされない場合には、前述したス
テップC4以降の処理を繰り返し行なう。つまり、印字
ヘッド24cとプリンタスキャナ20は、図7のように
して、移動範囲の左端から右方向(CR方向)に移動さ
せながら、印刷濃度を順次濃くして印刷を行ない、その
イメージを読み取って実際の印刷濃度の測定を行なう。
【0074】また、前述のようにして印刷濃度を変更し
ながら印刷を行なうことによって、順次入力されたイメ
ージは、例えば図8に示すようになる。図8に示すよう
に、テスト印刷パターンを読み取ったイメージのドット
マトリックスイメージは、図中Aの範囲の印刷濃度が低
い印刷の際に入力されたイメージ部分が、ブラックパタ
ーンであるにもかかわらず白ドットとして検出された部
分(かすれ)があるため、本来の既定印刷濃度になって
いないものと判別される。また、図中Bの範囲のイメー
ジ部分が、全て黒ドットとなっているため、適度な印刷
濃度である既定印刷濃度に到達しているものと判別され
る。ただし、既定印刷濃度に到達しているとの印刷濃度
の決定は、認識誤差等に影響されないように、全てが黒
ドットとなってから、ある程度(図中Cの範囲)、濃度
決定を遅らせて(印刷濃度を濃くする)も良い。
【0075】ステップC9において、既定印刷濃度に到
達した、あるいは印字ヘッド24cが移動範囲の右端に
到達した場合には、その時の設定濃度を既定印刷濃度と
して保存する(ステップC10)。
【0076】なお、ステップC8における印刷濃度の更
新は、段階的に変更しているが無段階に連続的に行な
い、並行してイメージの読み取りを行なって、既定印刷
濃度の測定を行なうようにしても良い。
【0077】また、前述した実施の形態では、テスト印
刷パターンとして、ブラックパターン(全ドットが黒の
パターン)を生成しているが、図9に示すような間引き
パターンを用いることができる。図9に示す例は、数ド
ットからなる黒ドット列のパターンが千鳥配列されてい
る例を示している。このテスト印刷パターンを用いた場
合、白ドットの潰れ等によって既定印刷濃度の判別を行
なう。
【0078】このようにして、印刷濃度自動調整機能を
用いることで、現在、文書作成装置が置かれている環境
や、文書作成装置自体の性能等に応じて印刷濃度を設定
することができる。すなわち、文書作成装置には、通
常、印刷濃度を設定する機能が設けられているが、この
設定機能を用いた値の印刷濃度(既定印刷濃度)に基づ
いて印刷を実行しても、文書作成装置がおかれている場
所の気温、あるいは装置の違いによる誤差等によって実
際の印刷濃度が一定していない。本発明の文書作成装置
では、実際に印刷を行なった印刷濃度を測定し、この測
定結果に応じて印刷濃度を調整するので、環境の変化や
装置誤差に影響されることなく、安定した印刷の実行が
可能となる。
【0079】(4)挿入用紙傾き認識機能 図10には、挿入用紙傾き認識機能の処理手順を説明す
るためのフローチャートを示している。挿入用紙傾き認
識機能は、プリンタ24に挿入(セット)された印刷、
あるいはイメージ入力の対象とする用紙の傾きを検出す
る機能である。挿入用紙傾き認識機能は、印刷、あるい
はイメージ入力を実行する前に実行される。
【0080】まず、印刷、あるいはイメージ入力の実行
が指示されると、制御部10は、印字ヘッド24cを、
プリンタ制御部26によって摺動可能範囲(イメージ読
取り可能範囲)の左端に移動させ(ステップD1)、ま
た、図11(a)に示すように用紙の先端部分がスキャ
ニング縦幅の中間に位置するところまで給紙する(ステ
ップD2)。
【0081】また、制御部10は、イメージバッファ3
4cにプリンタスキャナ20によって読み取ったイメー
ジを格納する準備として、イメージデータの格納位置を
示すポインタを初期化する(ステップD3)。
【0082】制御部10は、プリンタスキャナ制御部2
2及びプリンタ制御部26を制御してスキャニングを開
始する(ステップD4)。プリンタスキャナ20は、現
在位置のイメージを読み取り、プリンタスキャナ制御部
22に出力する。制御部10は、プリンタスキャナ制御
部22を介して、プリンタスキャナ20によって入力さ
れたイメージを入力し、イメージバッファ34cに格納
する。ここでは、図11(b)に示すように、用紙とそ
の背景となるプラテン50部分のイメージをまとめて読
み取る。
【0083】制御部10は、イメージバッファ解析部3
2によって、イメージバッファ34cに格納された図1
1(b)に示すイメージに対する分析を実行させる(ス
テップD5)。イメージバッファ解析部32は、例えば
横方向である程度の間隔をもった2箇所以上の位置にお
いて、用紙の部分に対応するイメージ部分(白ドット)
について高さ(縦方向の長さ)を計測する。
【0084】つまり、各ポイントでの高さが一致しない
場合には、用紙が斜めに挿入され、その状態のまま給紙
されているものと判別される。制御部10は、挿入され
た用紙が傾いていると判別した場合、表示制御部18を
介してディスプレイ16に、用紙が傾いていることを通
知するための警告メッセージを表示し、印刷、あるいは
イメージ入力の処理を停止させる。あるいは、制御部1
0は、用紙送りローラ制御部26によって用紙の傾きを
補正させる。すなわち、プリンタ制御部26は、測定し
た用紙の高さの違いに応じて、用紙送りローラ24bを
横方向で分離された複数のローラ毎に、傾きを補正でき
る回転量を求め、それぞれに回転駆動する。その後、傾
きが補正された用紙に対して印刷を実行させる。
【0085】なお、前述した例では、スキャニング縦幅
の中間に位置するところまで用紙を送り、1スキャニン
グ縦幅で読み取られたイメージをもとに傾きの認識を行
なっているが、用紙先端の前後の複数スキャニング縦幅
で判定を行なうようにしても良い。
【0086】このようにして、実際にプリンタ24に挿
入された用紙の傾きを認識することができるので、警告
メッセージにより傾き状態にあることを通知する、ある
いは傾きを補正することによって、誤った印刷、あるい
はイメージ入力を行なうことがない。
【0087】(5)用紙ずれ認識機能 図12には、用紙ずれ認識機能の処理手順を説明するた
めのフローチャートを示している。用紙ずれ認識機能
は、プリンタ24に挿入(セット)された長い用紙に対
して印刷(垂れ幕印刷)を実行する際に、印刷処理と平
行して用紙のずれを検出する機能である。図12のフロ
ーチャートは用紙ずれ認識機能についてのみ示してい
る。本実施の形態では、常時、用紙のずれを検出してい
るのではなく、用紙送り(LF)途中の任意の時点(分
析ポイント)において判別を行なうものとする。
【0088】まず、垂れ幕印刷の実行が指示されると、
制御部10は、印字ヘッド24cを、プリンタ制御部2
6によって摺動可能範囲(イメージ読取り可能範囲)の
左端に移動させ(ステップE1)、また用紙送りローラ
制御部26によって用紙送りローラ24bを駆動させて
用紙を印刷開始位置まで送る(ステップE2)。
【0089】また、制御部10は、イメージバッファ3
4cにプリンタスキャナ20によって読み取ったイメー
ジを格納する準備として、バッファ部34におけるイメ
ージデータの格納位置を示すポインタを初期化し(ステ
ップE3)、さらに分析ポイント(Nポイント)におけ
る用紙左端位置のデータの格納位置を示すポインタを初
期化する(ステップE4)。
【0090】制御部10は、プリンタ制御部26による
用紙送りが所定の分析ポイント(Nポイント)に到達す
ると、プリンタスキャナ制御部22を介して得られるプ
リンタスキャナ20によって入力されるイメージを入力
して、イメージバッファ34cに格納する。ここでは、
図13(a)に示すように、プラテン50の左端から右
端まで、用紙の一部を含めてイメージを読み取る。
【0091】制御部10は、イメージバッファ解析部3
2によって、イメージバッファ34cに格納された図1
3(b)に示すNポイントにおけるイメージに対する分
析を実行させる(ステップE5)。イメージバッファ解
析部32は、プラテン50の部分の黒のイメージと用紙
の部分の白のイメージとの変色位置を、用紙の端部とし
て認識する(ステップE6)。ここでは、用紙の左端の
みを認識するものとする。
【0092】制御部10は、イメージバッファ解析部3
2による分析結果(Nポイントにおける用紙左端位置を
示すデータ)を、ステップE4において初期化したポイ
ンタが示す位置に格納する(ステップE7)。制御部1
0は、次に入力されるイメージをイメージバッファ34
cに格納するために備えてポインタを更新し、また用紙
左端位置を格納するためのバッファの位置を示すポイン
タを更新する(ステップE8)。
【0093】制御部10は、印字ヘッド24cが左端か
ら右端まで移動する間に実行される印刷後、用紙送りロ
ーラ制御部26bによって用紙送りローラ24bを回転
駆動し、次の印刷位置まで用紙送りさせる(ステップE
9)。
【0094】ここで、用紙切れ、またはプリンタエラー
等のエラーが発生した場合には、制御部10は、処理を
中断あるいは終了させる(ステップE10)。用紙切
れ、エラー発生がない場合には、制御部10は、バッフ
ァ部34中に格納されている用紙左端位置を示すデータ
を用いて、印刷位置のずれ(用紙ずれ)が発生している
か否かを判別する(ステップE11)。
【0095】用紙ずれが発生していない場合には、前述
と同様にして次の分析ポイント(N+1ポイント)にお
けるイメージを読み取り、このイメージから用紙左端位
置を示すデータを求め、バッファ中のポインタが示す位
置に格納する。用紙ずれが発生したものと認識されない
場合には、そのまま垂れ幕印刷が継続して実行される。
【0096】ところで、垂れ幕印刷では、長い用紙に対
して継続して印刷を実行するため、印刷時に印字ヘッド
24cが用紙に圧接しながら、左端から右端に移動(C
R)されることにより用紙ずれが発生する場合がある。
【0097】制御部10は、ステップE11において、
図13(b)に示すように、バッファ部34に格納され
た複数の分析ポイント(N,N+1ポイント)における
用紙左端位置を比較し、例えば用紙左端位置の差が所定
幅以上となった場合に用紙のずれが発生したものとして
認識する。
【0098】制御部10は、用紙ずれが発生し、印刷位
置がずれてきた場合には、表示制御部18を介してディ
スプレイ16に、用紙ずれが発生していることを通知す
るための警告メッセージを表示し、印刷を停止させる
(ステップE12)。
【0099】また、制御部10は、用紙送りローラ制御
部26によって用紙ずれを補正させても良い。すなわ
ち、プリンタ制御部26は、用紙左端位置ずれ量に応じ
て、用紙送りローラ24bを横方向で分離された複数の
ローラ毎に、用紙ずれ(傾き)を補正できる回転量を求
め、それぞれに回転駆動する。その後、傾きが補正され
た用紙に対して印刷を実行させる。
【0100】このようにして、垂れ幕印刷のように長い
用紙に対して印刷を行なう場合に、用紙ずれが発生した
としても、警告メッセージによって通知されるので、印
刷位置が誤ったままで印刷が継続されることがない。ま
た、用紙ずれが発生していない場合には、そのまま印刷
が継続して実行されるので、印刷中のあるポイント毎に
意識的に用紙ずれを確認するといった作業を行なう必要
もない。従って、効率的に高品質な垂れ幕印刷を実行す
ることができる。
【0101】(6)用紙サイズ認識機能 図14は、用紙サイズ認識機能の処理手順を説明するた
めのフローチャートを示している。用紙サイズ認識機能
は、文書書式における用紙サイズに、任意の用紙サイズ
として設定できる「フリー」が選択された場合に、実際
に使用する用紙のサイズを認識する機能である。
【0102】まず、書式設定の開始が指示され、用紙サ
イズとして用紙サイズを特定しない「フリー」が選択さ
れると(ステップF1,F2)、制御部10は、表示制
御部18を介してディスプレイ16に、使用する用紙の
プリンタ24へのセットを促すメッセージを表示させる
(ステップF3)。
【0103】次に、制御部10は、前述した挿入用紙縦
サイズ計測機能を実行して、用紙の縦サイズを検出する
(ステップF4)。また、制御部10は、前述した挿入
用紙横サイズ計測機能を実行して、用紙の横サイズを検
出する(ステップF5)。
【0104】制御部10は、ステップF4,F5によっ
て得られた用紙の縦サイズ、及び横サイズを示すデータ
に応じて、書式に反映させる(ステップF6)。例え
ば、書式設定における用紙方向(縦、横)、用紙サイズ
(ミリ表示)の設定、さらには書式設定画面中において
設定内容を容易に把握させるために用紙イメージが表示
される場合には、認識した用紙サイズに応じた大きさに
用紙イメージを表示する。
【0105】その他、認識した用紙の縦サイズ及び横サ
イズを利用して書式設定が実行される(ステップF
7)。このようにして、サイズが既定されていない用紙
を使用する場合に、書式設定(用紙サイズの設定)を行
なう際に、自動的に用紙の縦サイズ及び横サイズの認識
が行なわれ書式設定に反映されるので、使用者が定規等
を使用して用紙のサイズを測定し、その測定結果に基づ
いて書式設定を行なうといった作業が不要となる。
【0106】なお、前述したように、書式設定の際に用
紙サイズが「フリー」の用紙サイズが選択された場合に
限らず、プリンタスキャナ20を用いて用紙の縦サイ
ズ、横サイズを認識し、書式設定に反映させるようにし
ても良い。
【0107】すなわち、現在の書式設定によって設定さ
れた用紙サイズ(A4、A3、B4,B5、はがき等)
と、実際に認識した用紙のサイズとが一致しない場合に
は、印刷開始前に書式が一致していないことを通知する
メッセージを表示して、確認を促すようにすることもで
きる。
【0108】また、メッセージに対して認識した用紙サ
イズを文書書式に反映させる指示が入力された場合に
は、制御部10は、現在の書式設定の内容を実際の用紙
と一致させる処理(拡大、縮小、スーパーズーム等)を
行なうこともできる。
【0109】このようにして、プリンタ24にセットさ
れた用紙の縦横サイズに応じて、用紙種類や用紙挿入方
向が認識され書式設定に反映されるので、実際に印刷を
実行する場合に誤った印刷が実行されるおそれがない。
特にハガキのような挿入方向に制約がある用紙に対し
て、印刷誤りを回避することができる。
【0110】なお、前述した本実施の形態では、図7に
示すように、印字ヘッド24cによって印刷されるライ
ンと、プリンタスキャナ20によってイメージ入力され
るラインとが同じとなっているが、必ずしも同一ライン
となっていなくても良い。
【0111】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、プ
リンタスキャナを利用して、プリンタにセットされた実
際に印刷対象とする用紙のサイズを検出することができ
る。また、プリンタにセットされた状態(傾き、ずれ)
を検出し、用紙の状態に応じてメッセージの通知や補正
することができる。また、実際に印刷を行ないながら最
適な印刷濃度を求めることができるので、良好な印刷が
可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる文書作成装置の構
成を示すブロック図。
【図2】本実施の形態におけるプリンタ24の用紙挿入
センサ24aと用紙送りローラ24bとの位置関係を示
す図。
【図3】本実施の形態における挿入用紙縦サイズ計測機
能の処理手順を説明するためのフローチャート。
【図4】本実施の形態における挿入用紙横サイズ計測機
能の処理手順を説明するためのフローチャート。
【図5】本実施の形態における用紙とプリンタスキャナ
20の位置関係、及びプリンタスキャナ20から入力さ
れたイメージの読み取り結果の一例を示す図。
【図6】本実施の形態における印刷濃度自動調整機能の
処理手順を説明するためのフローチャート。
【図7】本実施の形態における印刷濃度自動調整機能の
動作を説明するための図。
【図8】本実施の形態における印刷濃度自動調整機能を
実行する際に読み取られるイメージの一例を示す図。
【図9】テスト印刷パターンの他のパターン例を示す
図。
【図10】本実施の形態における挿入用紙傾き認識機能
の処理手順を説明するためのフローチャート。
【図11】挿入用紙傾き認識機能を実行した際の用紙送
りの状態を示す図。
【図12】本実施の形態における用紙ずれ認識機能の処
理手順を説明するためのフローチャート。
【図13】用紙ずれ認識機能の動作を説明するための
図。
【図14】本実施の形態における用紙サイズ認識機能の
処理手順を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
10…制御部 12…キーボード 14…入力制御部 16…ディスプレイ 18…表示制御部 20…プリンタスキャナ 22…プリンタスキャナ制御部 24…プリンタ 24a…用紙挿入センサ 24b…用紙送りローラ 24c…印字ヘッド 26…プリンタ制御部 26a…用紙挿入センサ制御部 26b…用紙送りローラ制御部 26c…印刷データ生成制御部 28…フォントデータ格納部 30…ドット/ミリ変換部 32…イメージバッファ解析部 34…バッファ部 34a…文書情報バッファ 34b…印刷パターンバッファ 34c…イメージバッファ 34d…分析結果バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G06T 1/00 G06F 15/64 325J

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアルプリンタを有し、同プリンタの
    印字ヘッドの近傍にイメージ入力用のスキャナが設けら
    れた文書作成装置において、 前記印字ヘッドと共に前記スキャナを移動可能範囲の一
    方の端部から他方の端部まで移動させながら横方向の移
    動可能範囲内のイメージを入力する横方向イメージ入力
    手段と、 前記横方向イメージ入力手段によって入力されたイメー
    ジをもとに、前記シリアルプリンタにセットされた用紙
    の横サイズを判別する用紙横サイズ判別手段とを具備し
    たことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 シリアルプリンタにセットされた用紙を
    検出する用紙挿入検出手段と、 前記用紙挿入検出手段によって、用紙が挿入されたこと
    を検出してから用紙切れが検出されるまで用紙送りする
    用紙送り手段と、 前記用紙送り手段による用紙送り量に基づいて、前記シ
    リアルプリンタにセットされた用紙の縦サイズを判別す
    る用紙縦サイズ判別手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の文書
    作成装置。
  3. 【請求項3】 用紙横サイズ判別手段によって判別され
    た横サイズ、及び前記用紙縦サイズ判別手段によって判
    別された縦サイズに基づいて、書式設定を行なう書式設
    定手段を具備したことを特徴とする請求項2記載の文書
    作成装置。
  4. 【請求項4】 用紙横サイズ判別手段によって判別され
    た横サイズ、及び用紙縦サイズ判別手段によって判別さ
    れた縦サイズに基づいて、シリアルプリンタにセットさ
    れた用紙を印刷開始位置まで用紙送りする用紙設定手段
    を具備したことを特徴とする請求項2記載の文書作成装
    置。
  5. 【請求項5】 シリアルプリンタを有し、同プリンタの
    印字ヘッドの近傍にイメージ入力用のスキャナが設けら
    れた文書作成装置において、 前記スキャナは、前記印字ヘッドによって印刷された直
    後の印刷パターンを入力できる位置に設けられ、 前記印字ヘッドにより所定のテスト印刷パターンを印刷
    濃度を順次更新しながら印刷し、前記スキャナよって印
    刷直後のテスト印刷パターンを入力するテスト印刷パタ
    ーン入力手段と、 前記テスト印刷パターン入力手段によって入力されたテ
    スト印刷パターンに基づいて、実際の印刷に用いるべき
    既定印刷濃度を設定する印刷濃度設定手段とを具備した
    ことを特徴とする文書作成装置。
  6. 【請求項6】 シリアルプリンタを有し、同プリンタの
    印字ヘッドの近傍にイメージ入力用のスキャナが設けら
    れた文書作成装置において、 前記シリアルプリンタにセットされた用紙の先端を、前
    記スキャナによるイメージ入力範囲の縦幅に含まれる位
    置まで用紙送りする用紙送り手段と、 前記用紙送り手段によって用紙送りされた後、前記印字
    ヘッドと共に前記スキャナを移動可能範囲の一方の端部
    から他方の端部まで移動させながら横方向の移動可能範
    囲内のイメージを入力する用紙先端イメージ入力手段
    と、 前記用紙先端イメージ入力手段によって入力されたイメ
    ージ中の用紙に対応する部分の複数箇所の高さに基づい
    て、用紙の傾きを判別する傾き判別手段とを具備したこ
    とを特徴とする文書作成装置。
  7. 【請求項7】 シリアルプリンタは、用紙送り方向と垂
    直な方向に配置された、複数の独立して駆動される用紙
    送り用のローラが設けられ、 傾き判別手段によって前記シリアルプリンタにセットさ
    れた用紙が傾いていると判別された場合に、用紙の傾き
    量に応じて前記複数の用紙送り用のローラを駆動して、
    傾きを補正する傾き補正手段を具備したことを特徴とす
    る請求項6記載の文書作成装置。
  8. 【請求項8】 シリアルプリンタを有し、同プリンタの
    印字ヘッドの近傍にイメージ入力用のスキャナが設けら
    れた文書作成装置において、 用紙送りしながら印刷が実行される間の任意の時点にお
    いて、前記印字ヘッドと共に前記スキャナを移動範囲の
    一方の端部から他方の端部まで移動させながら横方向の
    移動範囲内のイメージを入力する用紙イメージ入力手段
    と、 前記用紙イメージ入力手段によって入力された複数の時
    点でのイメージを比較して、印刷が実行されている用紙
    に位置ずれが発生しているか否かを判別する位置ずれ判
    別手段と、 前記位置ずれ判別手段によって用紙が位置ずれしている
    と判別された場合に、用紙ずれが発生したことを通知す
    る通知手段とを具備したことを特徴とする文書作成装
    置。
  9. 【請求項9】 シリアルプリンタを有し、同プリンタの
    印字ヘッドの近傍にイメージ入力用のスキャナが設けら
    れた文書作成装置において、 前記印字ヘッドと共に前記スキャナを移動可能範囲の一
    方の端部から他方の端部まで移動させながら横方向の移
    動可能範囲内のイメージを入力し、 入力されたイメージをもとに、前記シリアルプリンタに
    セットされた用紙の横サイズを判別し、 前記シリアルプリンタに用紙が挿入されたことを検出し
    てから用紙切れが検出されるまで用紙送りし、 この用紙送り量に基づいて、前記シリアルプリンタにセ
    ットされた用紙の縦サイズを判別して、 前記シリアルプリンタにセットされた用紙のサイズを認
    識することを特徴とする文書作成装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 シリアルプリンタを有し、同プリンタ
    の印字ヘッドの近傍にイメージ入力用のスキャナが設け
    られた文書作成装置において、 前記印字ヘッドにより所定のテスト印刷パターンを印刷
    濃度を順次更新しながら印刷し、 前記スキャナよって印刷直後のテスト印刷パターンを入
    力し、 入力されたテスト印刷パターンに基づいて、実際の印刷
    に用いるべき既定印刷濃度を設定することを特徴とする
    文書作成装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 シリアルプリンタを有し、同プリンタ
    の印字ヘッドの近傍にイメージ入力用のスキャナが設け
    られた文書作成装置において、 前記シリアルプリンタにセットされた用紙の先端を、前
    記スキャナによるイメージ入力範囲の縦幅に含まれる位
    置まで用紙送りし、 所定の位置まで用紙送りされた後、前記印字ヘッドと共
    に前記スキャナを移動可能範囲の一方の端部から他方の
    端部まで移動させながら横方向の移動可能範囲内のイメ
    ージを入力し、 入力されたイメージ中の用紙に対応する部分の複数箇所
    の高さに基づいて、用紙の傾きを判別することを特徴と
    する文書作成装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 シリアルプリンタを有し、同プリンタ
    の印字ヘッドの近傍にイメージ入力用のスキャナが設け
    られた文書作成装置において、 用紙送りしながら印刷が実行される間の任意の時点にお
    いて、前記印字ヘッドと共に前記スキャナを移動範囲の
    一方の端部から他方の端部まで移動させながら横方向の
    移動範囲内のイメージを入力し、 入力された複数の時点でのイメージを比較して、印刷が
    実行されている用紙に位置ずれが発生しているか否かを
    判別し、 用紙が位置ずれしていると判別された場合に、用紙ずれ
    を通知することを特徴とする文書作成装置の制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001063191A (ja) * 1999-08-31 2001-03-13 Toshiba Tec Corp 画像特性を補正することが可能な画像形成装置
JP2006339688A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sony Corp スキャンデータ取込装置、補正データ生成装置、スキャンデータ取込方法、補正データ生成方法及びプログラム
JP2012183698A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Toshiba Tec Corp プリンタ
JP2012196919A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Toshiba Tec Corp プリンタ

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