JPH0958021A - インクジェット型プリンタ - Google Patents
インクジェット型プリンタInfo
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- JPH0958021A JPH0958021A JP21789295A JP21789295A JPH0958021A JP H0958021 A JPH0958021 A JP H0958021A JP 21789295 A JP21789295 A JP 21789295A JP 21789295 A JP21789295 A JP 21789295A JP H0958021 A JPH0958021 A JP H0958021A
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Abstract
プリンタ本体の大型化も抑制でき、しかも混色の恐れも
ないメンテナンスを可能とする。 【解決手段】 他の色のインクが混合しても色彩的に影
響されにくい特定色(黒)のヘッド8aを端にして4色
のヘッド8a〜8dを配列したキャリッジ10を往復動
させるカラーインクジェットプリンタであって、記録領
域の両側に存在する非記録領域(メンテナンス領域)の
内、特定色(黒)のヘッド側の非記録領域に、各ヘッド
のワイピングを行うワイパー装置40を設けると共に、
そのワイパー装置とは反対側の非記録領域に、最も記録
領域に近いキャップ27をインク吸引用キャップおよび
特定色(黒)のヘッド保護キャップとし、他のキャップ
26をその他の色(CMY)のヘッド保護キャップとし
て配列したキャップ装置24を設ける。
Description
プリンタに関し、特に、複数色を噴射して記録するイン
クジェット型プリンタに関する。
ット型プリンタは、図7に示すごとくの構成とされてい
た。すなわち、インクジェット型プリンタのフレーム2
02内には、プラテン204が回転可能に取り付けら
れ、このプラテン204の軸に平行に移動するキャリッ
ジ206上に配列された複数のインク噴射ヘッド208
a,208b,208c,208dから、プラテン20
4上に移動して来ている記録用紙210上に、各色のイ
ンクを噴射することにより、複数色の画像を形成してい
た。
212の噴射孔は、極めて微細なものであり詰まり易
い。したがって、記録の休止中にはその噴射ノズル21
2を保護するための、キャップ装置218が非記録領域
に設けられ、記録休止時にキャリッジ206をキャップ
装置218の位置まで移動させて、この移動に伴い、キ
ャップ装置218の保護キャップ214を噴射ノズル2
12側に突出させて噴射ノズル212を保護キャップ2
14にて覆って噴射孔を密閉し、インクが乾燥したり、
外部の塵やホコリが付着して、噴射孔が詰まらないよう
にしていた。
る場合に、強制的に噴射孔内に激しいインクの流れを生
じさせて、詰まりを解消させるために、インク吸引用キ
ャップ216が用いられていた。このインク吸引用キャ
ップ216は、保護キャップ214と同様に噴射ノズル
212を覆い、吸引ポンプ219にて内部を負圧にし
て、噴射孔内部のインクを吸い出して、詰まりを解消し
ていた。
護キャップ214を兼用することができるので、図示す
るごとく、複数色備えられたインク噴射ヘッド(ここで
は例えば、黒、イエロー、マゼンタ、シアンの4色)2
08a,208b,208c,208dに対して、1つ
の保護キャップ兼用のインク吸引用キャップ216およ
び3つの保護キャップ214が一つのキャップ装置21
8に備えられていた。
や、あるいはしばらく記録が継続した場合には、噴射孔
が開口する噴射面213にインクが付着する場合があ
り、この付着インクにより噴射がうまく行かなくなる場
合があった。このため、前記キャップ装置218に隣接
して、噴射面213を拭って付着したインクを取り去る
ワイパー装置220が設けられていた。
いている場合、保護キャップ214とともに配列される
インク吸引用キャップ216は、図示したごとく、すべ
ての保護キャップ214に対して記録領域側に設定する
必要が有る。これ以外の位置にインク吸引用キャップ2
16を配置すると、吸引時にキャリッジ206がキャッ
プ装置218よりも、更に外側に跳び出してしまうの
で、フレーム202が大型化する欠点があったからであ
る。
16がすべての保護キャップ214に対して記録領域寄
りに配置されているため、キャリッジ206上における
インク噴射ヘッド208の配列については、記録休止時
に、保護キャップ兼用のインク吸引用キャップ216に
て保護される噴射ノズル212aには黒色のインク噴射
ヘッド208aが対応し、その他の噴射ノズル212
b,212c,212dには、黒色以外の色のインク噴
射ヘッド208b,208c,208dが対応する配列
にする必要があった。
が休止するために、キャップ装置218が存在する非記
録領域に入って来た場合、インク吸引用キャップ216
は一つであるため、最初に、進行方向先頭の噴射ノズル
212dがインク吸引用キャップ216にて吸引され
る。続いて、噴射ノズル212cが吸引され、次に噴射
ノズル212bが吸引され、最後に噴射ノズル212a
が吸引され、その状態ですべての噴射ノズル212はキ
ャップ装置218にて保護がなされているので、休止状
態に入ることになる。
引用キャップ216にて吸引されて、そのままの状態が
維持されることになる。したがって、インク吸引用キャ
ップ216には前に吸引されたインクが残存しているの
で、最後の黒色に他の色が混色する恐れが有る。しか
し、黒色インクは、他の色のインクに比較して他の色の
インクが混合しても色彩的に影響されにくい色である。
したがって、前に吸引されたインクが残留していても、
ほとんど記録に影響はない。逆に他の色が最後に吸引さ
れると、特に黒色のインクが残存していると、混色によ
り非常に汚い色になり問題を生じてしまう。
ャップとを兼用することを考えると、必然的にインク噴
射ヘッド208の色配列は、キャップ装置218の位置
において記録領域側の端が黒色となる配列を採用せざる
を得ない。ところで、この配列状態で、キャップ装置2
18とプラテン204との間に存在するワイパー装置2
20にて、キャップ装置218による吸引後に記録領域
に戻ろうとする噴射ノズル212の噴射面213を拭お
うとすると、まず、黒色の噴射ノズル212aの噴射面
213から拭うことになる。そのため、ワイパー装置2
20は、黒色のインクを付着したまま、続けて他の色の
噴射ノズル212b,212c,212dの噴射面21
3を拭って行くことになる。したがって、せっかく、黒
色以外の色の噴射ノズル212b,212c,212d
を黒色インクで汚さないように、キャップ装置218お
よびインク噴射ヘッド208の配列を考慮したにもかか
わらず、ワイパー装置220のために黒色インクで他の
色の噴射ノズル212b,212c,212dが汚され
てしまうことになる。
するためには、キャップ装置218にて一旦、吸引が終
了した後、ワイパー装置220を噴射ノズル212の噴
射面213に接触しない状態のままで、キャリッジ20
6にワイパー装置220の前を記録領域に向けて通過さ
せる。その後、キャリッジ206を反転させてワイパー
装置220の前に戻させる際に、ワイパー装置220を
噴射ノズル212に接触させ、噴射ノズル212の噴射
面213を拭えば、黒色でない噴射ノズル212b,2
12c,212d側から黒色の噴射ノズル212a側に
拭うことができるので、黒色でない噴射ノズル212
b,212c,212dが黒色で汚されることはない。
ャリッジ206を、記録領域から非記録領域のキャップ
装置218ヘ移動させる際に、一旦、ワイパー装置22
0の前を素通りさせ、インク吸引用キャップ216にて
すべての噴射ノズル212の吸引が終了した後に、進行
方向を記録領域側へ切り変えて、再度、ワイパー装置2
20の前を素通りした後、更に進行方向を非記録領域側
へ切り変え、ワイパー装置220をキャリッジ206側
に突出させて噴射ノズル212の噴射面213を黒色以
外の噴射ノズル212d,212c,212bから拭
い、その後、また進行方向を記録領域側へ切り変えて、
ワイパー装置220の前を素通りして記録領域に戻るこ
とになる。
雑な動きをし、ワイパー装置220も2度の素通りの後
に、噴射ノズル212の噴射面を拭い、再度、ワイパー
装置220を素通りする処理を行う必要があった。この
ため、キャリッジ206の移動に連動してメカニカルに
ワイパー装置220を噴射ノズル212側に突出させる
機構を採用している場合には、必要なタイミングで噴射
ノズル212側にワイパー装置220を突出させること
が、非常に複雑な機構となり、製造コストが過大とな
り、その機構の耐久性も問題となる恐れがあった。
カルに連動させるのではなく、キャリッジ206の位置
を検出して電子制御する方法もあるが、この場合も、キ
ャリッジ206の位置検出センサが必要となり、また、
制御自体も前述した動作をさせるために複雑化し、やは
り、製造コストの増大を招いた。
よりも更に外側に配置する場合には、前述したキャリッ
ジ206の複雑な移動は無くなるが、キャップ装置21
8よりも更に外側にキャリッジ206の移動空間が必要
となり、インクジェット型プリンタの大型化は避けられ
なくなる。
作をさせることなく、大型化も抑制でき、かつ他の色の
インクが混合しても色彩的に影響されにくい特定色以外
の色の噴射ノズルが特定色にて汚れさないインクジェッ
ト型プリンタを提供することを目的とするものである。
記載の発明は、他の色のインクが混合しても色彩的に影
響されにくい特定色のインク噴射ヘッドを端にして複数
色分のインク噴射ヘッドが配列されたキャリッジを、記
録領域にて往復動させつつ、前記各インク噴射ヘッドか
らインクを噴射して前記記録領域に記録を行うインクジ
ェット型プリンタであって、前記記録領域の両側に存在
する非記録領域の内、前記特定色のインク噴射ヘッド側
の非記録領域に設けられ、必要に応じて前記各インク噴
射ヘッドの噴射面に接触してインクを拭うワイパー装置
と、前記ワイパー装置とは反対側の非記録領域に設けら
れ、最も記録領域に近いキャップをインク吸引用キャッ
プおよび前記特定色のインク噴射ヘッド用保護キャップ
とし、他のキャップをその他の色のインク噴射ヘッド用
保護キャップとして配列したキャップ装置と、を備えた
ことを特徴とするインクジェット型プリンタである。
ては、前記キャリッジを前記キャップ装置が存在する非
記録領域に移動させて、前記インク噴射ヘッドの内、前
記特定色のインク噴射ヘッドとは反対側の端から順にす
べてのインク噴射ヘッドについて、前記最も記録領域に
近いキャップにてインクを吸引した後、前記キャリッジ
を反対側の非記録領域に移動させて、前記インク噴射ヘ
ッドの内、前記特定色のインク噴射ヘッドとは反対側の
端から順にすべてのインク噴射ヘッドについて、前記ワ
イパー装置にて拭う処理が行われることを特徴とする請
求項1記載のインクジェット型プリンタである。
色であることを特徴とする請求項1または2記載のイン
クジェット型プリンタである。請求項4記載の発明は、
前記ワイパー装置が存在する非記録領域に前記キャリッ
ジが移動した場合に、このキャリッジの一部が、前記ワ
イパー装置の一部に接触することにより、前記キャリッ
ジの移動に応じて、前記ワイパー装置が前記インク噴射
ヘッドの噴射面への接触状態および非接触状態のいずれ
かの状態に切り替えられることを特徴とする請求項1〜
3のいずれか記載のインクジェット型プリンタである。
が存在する非記録領域に前記キャリッジが移動した場合
に、前記キャリッジの記録領域側の一部が、前記ワイパ
ー装置の一部に接触することにより、前記ワイパー装置
を前記噴射面への接触状態に切り替えて前記記録領域側
へ戻る前記キャリッジ上のインク噴射ヘッドの噴射面を
前記ワイパー装置が拭い、その後、前記キャリッジの記
録領域とは反対側の一部が、前記ワイパー装置の一部に
接触することにより、前記ワイパー装置を前記噴射面へ
の非接触状態に戻すことを特徴とする請求項4記載のイ
ンクジェット型プリンタである。
ンタは、ワイパー装置とキャップ装置とが記録領域を挟
んで、それぞれ反対側の非記録領域に存在している。こ
のため、吸引モードでは、キャリッジは、一旦、キャッ
プ装置が存在する非記録領域に移動して、そのインク吸
引用キャップにより、進行方向先頭のインク噴射ヘッド
から順次吸引する。特定色はこのときは進行方向の最後
尾に位置しているので、吸引は最後であり、他の色のイ
ンク噴射ヘッドが特定色に汚染されることはない。
れば、次に、進行方向を反転して、記録領域を素通り
し、反対側の非記録領域に移動する。この非記録領域に
は、ワイパー装置が存在するが、最初はそのままワイパ
ー装置の前をほぼ素通りする。次に進行方向を反転して
ワイパー装置の前にインク噴射ヘッドが来た際に、ワイ
パー装置を突出させておくことにより、ワイパー装置
は、特定色以外の色のインク噴射ヘッドの噴射面から拭
い、最後に特定色のインク噴射ヘッドの噴射面を拭うこ
とになる。したがって、特定色以外のインク噴射ヘッド
の噴射面がワイパー装置の処理により汚染されることは
ない。キャリッジはこのまま進んで記録領域に戻れば、
記録を開始することができる。
方向を反転したのは、キャップ装置の前で1回、ワイパ
ー装置を素通りして1回の計2回である。しかもワイパ
ー装置の前を一旦通り過ぎた後、戻って来る際にワイパ
ー装置がインク噴射ヘッドの噴射面を拭う状態になって
いれば良いので、このような動作は機構的にも容易に構
成することができ、製造コストも低くて済み、耐久性も
高いものとなる。このワイパー装置の動作を電気的に実
施しても、従来技術のごとく、キャリッジに、ワイパー
装置の前を4回も通過させてその内の1回だけ、ワイパ
ー装置により噴射面を拭わせるという複雑な処理をする
必要が無く、そのためのセンサも複雑な制御も必要とせ
ず、製造コストが増大しない。
ては、キャリッジはキャップ装置以上に外部に突出する
ことはない。また、ワイパー装置側での払拭処理におい
ては、キャリッジはワイパー装置よりも外側に突出する
ことになる。しかし、元来、非記録領域には、必然的に
ある程度のスペースは存在しており、そのスペースに
て、キャリッジの突出スペースのすべてあるいは一部を
吸収できることから「発明が解決しようとする課題」の
欄にて最後に述べた、キャップ装置218よりも外側に
キャリッジの突出スペースを確保する場合と異なり、そ
の突出スペースの100%がインクジェット型プリンタ
の大きさに影響してくる訳ではない。したがって、イン
クジェット型プリンタの大型化も抑制できる。
「K」で表す場合がある)であり、また他の色として
は、通常、イエロー(以下、記号「Y」で表す場合があ
る)、マゼンタ(以下、記号「M」で表す場合がある)
およびシアン(以下、記号「C」で表す場合がある)で
ある。この4色の組合せである場合、4つのインク噴射
ヘッドの内、ワイパー装置が存在する非記録領域側の端
には、黒色インクを噴射するインク噴射ヘッドが存在
し、それよりキャップ装置が存在する非記録領域側の他
の3つのインク噴射ヘッドは、YMCが任意の順に配列
される。黒色インクさえ、他の色のインク噴射ヘッドを
汚染しなければ、YMC同士あるいはYMCのインクが
黒色のインク噴射ヘッドに付着しても、記録状態にはほ
とんど問題はない。
置をインク噴射ヘッドの噴射面に接触したり非接触にし
たりするには、例えば、前記ワイパー装置が存在する非
記録領域に前記キャリッジが移動した場合に、このキャ
リッジの一部が、前記ワイパー装置の一部に接触するこ
とにより、前記キャリッジの移動に応じて、前記ワイパ
ー装置が前記インク噴射ヘッドの噴射面への接触状態お
よび非接触状態のいずれかの状態に切り替えられるよう
に構成することにより実現できる。
する非記録領域に前記キャリッジが移動した場合に、前
記キャリッジの記録領域側の一部が、前記ワイパー装置
の一部に接触することにより、前記ワイパー装置を前記
噴射面への接触状態に切り替えることにより、前記記録
領域側へ戻る前記キャリッジ上のインク噴射ヘッドの噴
射面を前記ワイパー装置が拭い、その後、前記キャリッ
ジの記録領域とは反対側の一部が、前記ワイパー装置の
一部に接触することにより、前記ワイパー装置を前記噴
射面への非接触状態に戻すことにより実現することがで
きる。
クジェット型プリンタ2の要部を示している。プラテン
4は軸方向に伸びた円筒状をなし、図示しない軸を介し
てフレーム6に矢印H方向に回転可能に取り付けられて
いる。このプラテン4に対向してインク噴射ヘッド8が
設けられている。
載置されている。キャリッジ10はプラテン4の軸に平
行に設けられたガイドロッド12およびガイドレール1
3に摺動可能に支持されると共に、一対のプーリ14,
16に巻き付けられたタイミングベルト18に係合され
ている。一方のプーリ14がキャリッジ駆動モータ20
により回転され、タイミングベルト18が送られること
により、キャリッジ10はプラテン4に沿って矢印K方
向へ移動される。
定められた記録領域内において往復動される。尚、ここ
では、プラテン4が存在する領域を記録領域とし、その
左右の領域を非記録領域とする。インク噴射ヘッド8
は、図示しない多数個のインク流路と、それらインク流
路に対応して設けられた多数個のノズル9を含むもので
ある。インク流路には、フレーム6に固定され、あるい
はキャリッジ10に載置された図示しないインク供給装
置からインクが供給される。インク流路の壁は振動板
(圧電素子)によって形成され、その振動板が図示しな
い制御装置の指令に基づいて図示しない駆動回路により
変形されると、その変形に起因する圧力変化によりイン
クがノズル9から噴射される。インクは、プラテン4と
インク噴射ヘッド8との間に供給される記録用紙22
に、キャリッジ10の移動に伴って噴射され、それによ
り1行分の画像が記録される。1行分の画像記録が終了
したならば、プラテン4の回転により記録用紙22が1
行分送られ、再び1行分の画像の記録が行われる。この
繰り返しにより、記録用紙22全体の画像記録が行われ
る。
しない用紙供給口より矢印L方向から供給され、プラテ
ン4の回転によって矢印M方向に送られ、図示しない用
紙排出口から排出される。プラテン4の左右にそれぞれ
存在する非記録領域の一方(図では右側の非記録領域)
にはキャップ装置24が設けられ、その表面に2つのキ
ャップゴム26,27を備えている。一方のキャップゴ
ム26には、3つの矩形の凹部28が形成され、保護キ
ャップとして形成されている。また他方のキャップゴム
27には、1つの矩形の凹部29が形成され、インク吸
引用キャップおよび保護キャップを兼ねたキャップとし
て形成されている。
がキャップ装置24の位置まで移動して来た場合に、キ
ャップ装置24の突出係合部30にキャリッジ10の一
部(ここでは後述する第1接触アーム10a)が係合し
てキャップ装置24を共に移動させる。この移動に応じ
て図示しない機構によりキャップゴム26,27がイン
ク噴射ヘッド8のノズル9側に突出して、その凹部2
8,29がインク噴射ヘッド8の4つのノズル9a,9
b,9c,9dにそれぞれ液密状態に嵌合する。
ド8の内の最も右のインク噴射ヘッド8dが、インク吸
引用キャップおよび保護キャップを兼ねたキャップゴム
27の位置まで移動してくると、図示しない駆動機構に
より、キャップ装置24からキャップゴム27が突出し
て、インク噴射ヘッド8dのノズル9dに液密状態に嵌
合する。この状態で、キャップゴム27の凹部29か
ら、吸引ポンプ32が吸引チューブ34を介して、ノズ
ル9dのインクを吸引する。吸引されたインクは後方の
廃液ホーム36に排出される。右端のノズル9dの吸引
が終了すると、順次、左側のノズル9c,9bの吸引が
なされ、最後に左端のノズル9aの吸引がなされる。左
端のノズル9aは、黒色インク用のインク噴射ヘッド8
aであり、最後に吸引されるので、連続して4つのノズ
ル9を吸引しても、黒色インクで他のノズル9b,9
c,9dの噴射面が汚れることはない。尚、ここでは、
ノズル9bはイエロー(Y)用、ノズル9cはマゼンタ
(M)用、ノズル9dはシアン(C)用であるが、ノズ
ル9b,9c,9dの色配列の順序はこれ以外でも良
い。
付着することはあるが、黒色は他の色のインクが混合し
ても色彩的には最も影響されにくい色であることから、
記録状態に影響することはない。また、他の色同士につ
いては、混色することはあるが、黒色が混色することは
ないので、これも問題ない。
記録領域)にはワイパー装置40が設けられている。こ
のワイパー装置40の詳細を図2に示す。ワイパー装置
40は、基台42、ワイパー支持軸44、クリーニング
部材保持部46、ワイパー48、コイルスプリング50
およびクリーニング部材52から構成されている。基台
42は、2つの脚部42aの上端に天板部42bを架け
渡した形状を成し、天板部42bの縁の内で、脚部42
aに支えられていない方の一つの縁の中央からワイパー
支持軸44が垂直に突出して形成されている。このワイ
パー支持軸44にはワイパー48がその軸受54の軸孔
55にて揺動可能に嵌合される。
ーブレード56の一端を挿入して支持するブレード支持
板58が垂直状態で設けられている。ワイパー48の下
部には軸受54の軸に対して直角に突出した平板部60
が設けられ、この平板部60から更に突出してスプリン
グ係合部62が設けられている。ワイパー48がワイパ
ー支持軸44に支持された状態で、このスプリング係合
部62と天板部42bの脚部42aに接続していない他
の縁に設けられたもう一つのスプリング係合部42cの
間に、天板部42bの下側を通って、コイルスプリング
50が伸張状態で架け渡される。
部60から下方に突出した第1接触突起64、ワイパー
48の側面から軸受54の軸に対して直角に突出した第
2接触突起66およびこの第2接触突起66の補助突起
68が設けられている。クリーニング部材保持部46
は、一方の脚部42aに接続している天板部42bの縁
に垂直状態に設けられ、その先端にワイパー支持軸44
側の側面が切り欠かれた円筒部46aが形成されてい
る。この円筒部46a内にクリーニング部材52(本形
態では実質的にストッパ部材として機能する)が挿入さ
れる。
は、ワイパー48の回転位置において、図3(a)、
(b)の平面図に示す2つの安定状態が存在する。すな
わち、コイルスプリング50がワイパー48のスプリン
グ係合部62を、基台42のスプリング係合部42c方
向へ付勢しているので、一つの安定状態は、図3(a)
に示すごとく、ワイパー48のスプリング係合部62が
クリーニング部材52側に回されて、ワイパー48の軸
受54に軸に平行に設けられた当接面54bが天板部4
2bのワイパー支持軸44が設けられている縁側の端面
43a,43bの内、ワイパー支持軸44の右側の端面
43bに当接した状態である。この状態では、ワイパー
ブレード56はクリーニング部材52に接触している。
ごとく、ワイパー48のスプリング係合部62がクリー
ニング部材52とは反対側に回されて、ワイパー48の
軸受54に軸に平行に設けられた当接面54aが天板部
42bのワイパー支持軸44が設けられている縁側の端
面43a,43bの内、ワイパー支持軸44の左側の端
面43aに当接した状態である。この状態では、ワイパ
ーブレード56はクリーニング部材52から離れてい
る。
ジ10の第1接触アーム10aおよび第2接触アーム1
0bによりなされる。次に、図4に基づいて、その切替
動作を説明する。通常の記録の際は、図4(a)に示す
ごとく、キャリッジ10の第1接触アーム10aは、ワ
イパー装置40の直前まで移動しているが第1接触突起
64には接触しないで折り返すので、ワイパー装置40
は図3(a)の状態のままである。
で吸引された後に、あるいは記録が所定量なされてノズ
ル9の噴射面11にインクが付着している可能性が高ま
った場合に、図4(a)と同じく、インク噴射ヘッド8
がワイパー装置40を素通りした後、図4(b)に示す
ごとく、キャリッジ10は更にワイパーリセット距離d
s分、非記録領域に入る。このことによりキャリッジ1
0の第1接触アーム10aが、ワイパー48の第1接触
突起64に接触して、第1接触突起64を非記録領域側
に押圧する。このことにより、最初はコイルスプリング
50の付勢力に抗してワイパー48は時計回転し、途中
で、コイルスプリング50の付勢力は時計回転を促進す
る方向に変り、図3(b)の安定状態でワイパー48の
回転は停止する。このとき、ワイパー48のワイパーブ
レード56はキャリッジ10側に突出し、キャリッジ1
0が通ればノズル9の噴射面11に接触する状態とな
る。
て、記録領域側に移動させると、図4(c)に示すごと
く、ワイパーブレード56は、インク噴射ヘッド8のノ
ズル9の噴射面11を、黒色以外のノズル9dの噴射面
11から順に黒色のノズル9aの噴射面11に向けて順
に拭い始める。
拭い終わると、図4(d)に示すごとく、既に、第1接
触アーム10aと第1接触突起64との接触の際にワイ
パーブレード56とともに突出状態となった第2接触突
起66に、キャリッジ10の第2接触アーム10bが接
触して、ワイパー48を反時計回転させる。このことに
より、ワイパー48は再度、図4(a)の状態に戻る。
ー装置40の前を素通りした後に、第1接触アーム10
aにて、ワイパー48を、そのワイパーブレード56に
てノズル9の噴射面11を拭うことができる状態にして
いるので、ワイパーブレード56が、噴射面11を拭う
順番は、黒色以外の色のノズル9d,9c,9bの噴射
面11を拭ってから、黒色のノズル9aの噴射面11を
拭うことになる。したがって、黒色以外の色のノズル9
b,9c,9dの噴射面11が、黒色インクにて汚され
ることが無く、記録に影響しない。
独では柔軟である第2接触突起66を右側から支えて、
第2接触アーム10bが左側から接触した場合に、第2
接触突起66が折れ曲がること無く、ワイパー48を確
実に反時計回転させるためである。これによって以下の
効果がある。すなわち、記録領域から左の非記録領域に
進行して来たキャリッジ10の第2接触アーム10bが
ワイパー装置40の前を素通りすべきときに、もし、何
等かの原因により、ワイパー48が図3(b)の状態に
あった場合、第2接触アーム10bが第2接触突起66
に右から接触しすることになり、ワイパー装置40の破
壊の恐れを生じる。しかし、補助突起68は第2接触突
起66の右側に存在して第2接触突起66の左側への折
れ曲りは阻止しないので、第2接触突起66の左への折
れ曲りを許すことになり、ワイパー装置40が破壊され
るのを防止することができる。
ッジ10は、一旦、キャップ装置24が存在する方の非
記録領域に移動して、そのインク吸引用キャップとして
のキャップゴム27により、進行方向先頭のインク噴射
ヘッドである黒色以外の色のノズル9d,9c,9bか
ら順次吸引する。黒色のノズル9aはこのときは進行方
向の最後尾に位置しているので、吸引は最後となり、他
の色のインク噴射ヘッド8b,8c,8dが黒色にて汚
染されることはない。
すれば、次に、進行方向を反転して、記録領域を素通り
し、反対側の非記録領域に移動し、前述のごとく、ノズ
ル9の噴射面11を順次拭うことから、やはり黒色以外
のインク噴射ヘッド8b,8c,8dの噴射面11がワ
イパー装置40の処理により汚染されることはない。キ
ャリッジ10はこのまま進んで記録領域に戻れば、記録
を開始することができる。
進行方向を反転したのは、キャップ装置24の前で1
回、ワイパー装置40を素通りして1回の計2回であ
る。しかもワイパー装置40の前を一旦通り過ぎた後、
戻って来る際にワイパー装置40がインク噴射ヘッド8
の噴射面11を拭う状態となっていれば良いので、図2
〜4に示したごとく、ワイパー装置40は機構的に簡単
で容易に構成することができ、製造コストも低くて済
み、耐久性も高いものとなる。
でなく、ワイパー装置40の動作を電気的に実施して
も、従来技術のごとく、キャリッジ10に、ワイパー装
置40の前を4回も通過させてその内の1回だけ、ワイ
パー装置40によりインク噴射ヘッド8の噴射面11を
拭わせるという複雑な処理をする必要が無く、そのため
のセンサも複雑な制御も必要とせず、製造コストが増大
しない。
おいては、キャリッジ10はキャップ装置24以上に外
部に突出することはない。また、ワイパー装置40側で
の払拭処理においては、キャリッジ10はワイパー装置
40よりも外側に突出することになる。しかし、元来、
非記録領域には、必然的にある程度のスペースは存在し
ており、そのスペースにて、キャリッジ10の突出スペ
ースのすべてあるいは一部を吸収できることから「発明
が解決しようとする課題」の欄にて最後に述べた、キャ
ップ装置218よりも外側にキャリッジの突出スペース
を確保する場合と異なり、その突出スペースの100%
がインクジェット型プリンタ2の大きさに影響してくる
訳ではない。(上記形態例ではワイパーリセット距離d
s分のみ大きくなるだけである。)したがって、インク
ジェット型プリンタ2の大型化も抑制できる。
ー装置40とは異なるワイパー装置として、図5の平面
説明図に示すワイパー装置70を用いることができる。
本ワイパー装置70は、歯車により噛み合わされている
接触部72とワイパー部74とから構成されている。こ
れら接触部72およびワイパー部74は、それぞれ中心
軸にて回転可能に構成されている。接触部72は、その
軸部72aの上部に、前記実施の形態と同じ形状のクリ
ーニング部材保持部76を備え、その内部にクリーニン
グ部材78が収納されている。接触部72の歯車80に
はその下部に平板部82が一体に設けられ、前記実施の
形態と同様に、第1接触突起84、第2接触突起86お
よび補助突起88が設けられている。
ブレード支持板92が設けられ、このブレード支持板9
2にゴム製のワイパーブレード94が取り付けられてい
る。図示しないが、前記実施の形態のごとく回転を規制
するための当接面を設けているので、コイルスプリング
96にて、ブレード支持板92のスプリング係合部98
を引っ張ることにより、図5(a)および図5(b)に
示す2つの安定状態が可能となる。
装置70に対して、非記録領域に進行して来たキャリッ
ジ10の右端の第1接触アーム10aが第1接触突起8
4に接触すると、接触部72は時計回転し、接触部72
に歯車80,90を介して連動状態とされているワイパ
ー部74を反時計回転させて、ワイパーブレード94を
キャリッジ10側に突出させる。この後に、キャリッジ
10が反転して記録領域へ戻ろうとすると、ノズル9の
噴射面11を黒色以外の色のノズル9d,9c,9bの
噴射面11から黒色のノズル9aの噴射面11に向かっ
て拭うことができる。
った最後に、キャリッジ10の第2接触アーム10bが
接触部72の第2接触突起86に接触して、図5(a)
の状態に戻すことができる。図5の形態例では、ワイパ
ーブレード94の表面の内、噴射面11を拭ったことに
よりインクが多く付着している面94aが、クリーニン
グ部材78に直接接触するので、付着したインクを速く
確実に除去できる。
40とは異なるワイパー装置として、図6の平面説明図
に示すワイパー装置100を用いることができる。本ワ
イパー装置100は、そのワイパー102が、軸104
を中心に、コイルスプリング106にて反時計回転方向
に付勢されている。また、ワイパー102の基板108
には切欠108aが設けられている。基板108の下方
には一体に平板部110が設けられ、そこには第1接触
突起112が設けられている。
状の第2接触突起114が軸116にて揺動可能に支持
されて、バネ118にて時計回転方向に付勢されてい
る。この付勢により、第2接触突起114の一方のアー
ム114aは基板108の外周縁に接触している。
るために、ワイパー102の反時計回転方向の回転を規
制するための前記実施の形態と類似の当接面を設けてい
る。図6(a)の状態で、キャリッジ10が非記録領域
側に進行して、キャリッジ10の第1接触アーム10a
がワイパー102の第1接触突起112に接触すると、
ワイパー102はコイルスプリング106の付勢力に抗
して時計回転し、切欠108aがアーム114aの先端
に位置すると、図6(b)に示すごとく、アーム114
aの先端がバネ118の付勢力により切欠108aに落
ち込む。この状態で、キャリッジ10が反転しても、ア
ーム114aの先端が切欠108aに係合するので、ワ
イパー102は、ワイパーブレード120をキャリッジ
10側に突出した状態で安定化する。
域側への進行に伴い、ワイパー102は、ノズル9の噴
射面11を黒色以外の色のノズル9d,9c,9bの噴
射面11から黒色のノズル9aの噴射面11に向かって
拭うことができる。また、黒色のノズル9aの噴射面1
1を拭った後に、キャリッジ10の第2接触アーム10
bが第2接触突起114のもう一つのアーム114bに
接触して、第2接触突起114をバネ118の付勢力に
抗して反時計回転方向に揺動させるので、アーム114
aと切欠108aとの係合が外れて、ワイパー102は
コイルスプリング106の付勢力により、図6(a)の
状態に戻ることができる。
1に対して、一層強く拭うために、ワイパーブレード5
6を強い力で噴射面11に押し付けるようにした場合、
コイルスプリング50に抗して、ワイパー48が図4
(c)の状態から図4(d)の状態に、噴射面11を拭
っている途中で戻ってしまう恐れが有ったが、図6の形
態例では、第2接触突起114のアーム114aの先端
が切欠108aに係合しているので、ワイパー102
は、ワイパーブレード120を強く噴射面11に押し付
けても、噴射面11を拭っている途中で戻ってしまう恐
れは無くなる。したがって、強い力で、より確実に噴射
面11のインクを取り去ることができる。また、前記実
施の形態および前記変形例においては、インクジェット
型プリンタ2の正面から見て左側の非記録領域にワイパ
ー装置40,70,100、右側の非記録領域にキャッ
プ装置24が設けられ、そのキャップ装置24の左端が
吸引キャップであり、黒色のインク噴射ヘッド8aは、
キャリッジ10上のインク噴射ヘッド8の中で最も左端
に設けられていたが、これとはまったく逆の配置でも良
い。すなわち、インクジェット型プリンタ2の正面から
見て右側の非記録領域にワイパー装置40,70,10
0、左側の非記録領域にキャップ装置24が設けられ、
そのキャップ装置24の右端が吸引キャップであり、黒
色のインク噴射ヘッド8aは、キャリッジ10上のイン
ク噴射ヘッド8の中で最も右端に設けられる構成として
も良い。
タの要部構成図である。
る。
明図である。
図である。
6…フレーム 8(8a,8b,8c,8d)…インク噴射ヘッド 9(9a,9b,9c,9d)…ノズル 10…キャリッジ 10a…第1接触アーム 10
b…第2接触アーム 11…噴射面 22…記録用紙 24…キャップ装
置 26,27…キャップゴム 28,29…凹部 3
2…吸引ポンプ 36…廃液ホーム 40,70,100…ワイパー装
置 42…基台 42c…スプリング係合部 43a,
43b…端面 44…ワイパー支持軸 46…クリーニング部材保持
部 46a…円筒部 48…ワイパー 50…コイルス
プリング 52…クリーニング部材 54…軸受 54a,5
4b…当接面 55…軸孔 56…ワイパーブレード 58…ブレ
ード支持板 60…平板部 62…スプリング係合部 64…第
1接触突起 66…第2接触突起 68…補助突起 72…接触
部 72a…軸部 74…ワイパー部 76…クリーニ
ング部材保持部 78…クリーニング部材 80,90…歯車 82
…平板部 84…第1接触突起 86…第2接触突起 88…
補助突起 92…ブレード支持板 94…ワイパーブレード 96…コイルスプリング 98…スプリング係合部
102…ワイパー 104…軸 106…コイルスプリング 108…基板
108a…切欠 110…平板部 112…第1接触突起 114…第2
接触突起 114a,114b…アーム 116…軸 118…バ
ネ 120…ワイパーブレード
Claims (5)
- 【請求項1】他の色のインクが混合しても色彩的に影響
されにくい特定色のインク噴射ヘッドを端にして複数色
分のインク噴射ヘッドが配列されたキャリッジを、記録
領域にて往復動させつつ、前記各インク噴射ヘッドから
インクを噴射して前記記録領域に記録を行うインクジェ
ット型プリンタであって、 前記記録領域の両側に存在する非記録領域の内、前記特
定色のインク噴射ヘッド側の非記録領域に設けられ、必
要に応じて前記各インク噴射ヘッドの噴射面に接触して
インクを拭うワイパー装置と、 前記ワイパー装置とは反対側の非記録領域に設けられ、
最も記録領域に近いキャップをインク吸引用キャップお
よび前記特定色のインク噴射ヘッド用保護キャップと
し、他のキャップをその他の色のインク噴射ヘッド用保
護キャップとして配列したキャップ装置と、 を備えたことを特徴とするインクジェット型プリンタ。 - 【請求項2】吸引モードにおいては、前記キャリッジを
前記キャップ装置が存在する非記録領域に移動させて、
前記インク噴射ヘッドの内、前記特定色のインク噴射ヘ
ッドとは反対側の端から順にすべてのインク噴射ヘッド
について、前記最も記録領域に近いキャップにてインク
を吸引した後、前記キャリッジを反対側の非記録領域に
移動させて、前記インク噴射ヘッドの内、前記特定色の
インク噴射ヘッドとは反対側の端から順にすべてのイン
ク噴射ヘッドについて、前記ワイパー装置にて拭う処理
が行われることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
ット型プリンタ。 - 【請求項3】前記特定色が、黒色であることを特徴とす
る請求項1または2記載のインクジェット型プリンタ。 - 【請求項4】前記ワイパー装置が存在する非記録領域に
前記キャリッジが移動した場合に、このキャリッジの一
部が、前記ワイパー装置の一部に接触することにより、
前記キャリッジの移動に応じて、前記ワイパー装置が前
記インク噴射ヘッドの噴射面への接触状態および非接触
状態のいずれかの状態に切り替えられることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか記載のインクジェット型プリ
ンタ。 - 【請求項5】前記ワイパー装置が存在する非記録領域に
前記キャリッジが移動した場合に、前記キャリッジの記
録領域側の一部が、前記ワイパー装置の一部に接触する
ことにより、前記ワイパー装置を前記噴射面への接触状
態に切り替えて前記記録領域側へ戻る前記キャリッジ上
のインク噴射ヘッドの噴射面を前記ワイパー装置が拭
い、その後、前記キャリッジの記録領域とは反対側の一
部が、前記ワイパー装置の一部に接触することにより、
前記ワイパー装置を前記噴射面への非接触状態に戻すこ
とを特徴とする請求項4記載のインクジェット型プリン
タ。
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---|---|---|---|
JP21789295A JP3582167B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | インクジェット型プリンタ |
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JPH0958021A true JPH0958021A (ja) | 1997-03-04 |
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