JPH0957798A - 円盤状記録媒体基板の成形用金型装置及び円盤状記録媒体基板の成形方法 - Google Patents

円盤状記録媒体基板の成形用金型装置及び円盤状記録媒体基板の成形方法

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JPH0957798A
JPH0957798A JP7216385A JP21638595A JPH0957798A JP H0957798 A JPH0957798 A JP H0957798A JP 7216385 A JP7216385 A JP 7216385A JP 21638595 A JP21638595 A JP 21638595A JP H0957798 A JPH0957798 A JP H0957798A
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Japan
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holding
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disk
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Withdrawn
Application number
JP7216385A
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English (en)
Inventor
Tomoji Kuwabara
智二 桑原
Shinsuke Kishi
信介 岸
Nobuyuki Hirayama
信之 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Music Solutions Inc
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Sony Disc Technology Inc
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Publication date
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Publication of JPH0957798A publication Critical patent/JPH0957798A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • B29C45/2632Stampers; Mountings thereof

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタンパの脱着操作を簡便化して作業能率の
向上を図る。 【解決手段】 相対向して配設されてディスク基板1が
成形されるキャビティ13を構成する固定金型11と可
動金型12とを備え、いずれか一方金型のキャビティ構
成面にスタンパ18をスタンパ保持機構30によって取
り付ける。スタンパ保持機構30は、スタンパ18の外
周部26を保持する複数個の個別スタンパ保持部材31
と、これら個別スタンパ保持部材31に対してスタンパ
18の直径方向に弾性力を作用させる複数個の弾性手段
32と、型開き状態で駆動されて弾性手段32の弾性力
に抗して個別スタンパ保持部材31をスタンパ18の直
径方向に移動動作させるスタンパ保持部材駆動手段33
とから構成される。スタンパ18は、スタンパ保持機構
30を動作させて脱着操作が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや光磁
気ディスク等の円盤状記録媒体を構成する円盤状記録媒
体基板を合成樹脂材料によって成形するための円盤状記
録媒体基板成形用金型装置及び円盤状記録媒体基板成形
用金型装置を用いた円盤状記録媒体基板の成形方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等の円盤状記録媒体には、光
透過性を有するポリカーボネート樹脂等の合成樹脂によ
って成形されたディスク基板を用いたものが提供されて
いる。円盤状記録媒体は、専ら再生専用に用いられる光
ディスクや、一旦記録された情報信号の書き換えを可能
とする光磁気ディスクとが知られている。再生専用の光
ディスクは、ディスク基板の表面に、所定の情報信号に
対応する凹凸パターンであるいわゆるピットが形成され
るとともに、アルミニューム等を蒸着して反射層が形成
されて構成されている。また、光磁気ディスクは、ディ
スク基板の表面に所望の情報信号が記録される記録トラ
ックを構成するプリグルーブが形成されるとともに、磁
性膜を有する信号記録層が形成されて構成されている。
【0003】これら光ディスク等を構成するディスク基
板1は、例えば光透過性を有するポリカーボネート樹脂
等の合成樹脂を材料とし、図6に示した、射出成形機に
設置されるディスク基板成形用金型装置100を用いて
成形される。ディスク基板1は、図5に示すように、中
心部に記録再生装置側のディスクテーブルにマグネット
チャッキングされるためのハブが組み付けられる中心穴
2が設けられるとともに、一方主面3側に中心穴2と同
心に情報信号記録部5が構成されている。情報信号記録
部5は、後述するディスク基板成形用金型装置100に
組み付けられたスタンパ110によって形成される凹凸
パターンであるピットやプリグルーブによって構成さ
れ、反射層及び保護層6によって被覆されている。ディ
スク基板1は、他方の主面4が読取り面として構成され
る。
【0004】ディスク基板成形用金型装置100は、デ
ィスク基板1の一方主面3を形成する固定金型101
と、この固定金型101に対して接離動作されてディス
ク基板1の他方の主面4を形成する可動金型102とが
相対向して配置されるとともにディスク基板1の外周部
7を形成する外周金型104が可動金型102側に組み
込まれて構成されている。これら固定金型101と可動
金型102には、相対する側面に型締めした状態におい
てディスク基板1の成形空間部であるキャビティ103
(103A、103B)が区画構成されている。
【0005】なお、固定金型101及び可動金型102
は、詳細を省略する構造によって射出成形機の金型取付
け部にそれぞれ取り付け支持されている。
【0006】固定金型101には、キャビティ103の
中心に位置して、射出成形機側から供給される溶融され
た材料樹脂5、例えば透明なポリカーボネート樹脂をキ
ャビティ103内へと射出充填させるノズル106を有
するスプルブッシュ107が組み付けられている。な
お、スプルブッシュ107は、可動金型102側に配設
したパンチ108によって切断除去されることによって
ディスク基板1の中心穴2を構成する中央切断領域に対
応して設けられている。
【0007】パンチ108は、ディスク基板1の中心穴
2とほぼ等しい外径を有する筒状のイジェクト部材10
9の内部に軸線方向に移動自在に組み合わされている。
イジェクト部材109は、後述するように、ディスク基
板1がディスク基板成形用金型装置100内で成形され
て固定金型101に対して可動金型102が型開き動作
する際に、キャビティ103内へと突出動作される。イ
ジェクト部材109は、キャビティ103内へと突出し
て可動金型102に添着されたディスク基板1の中央部
を押圧してこれを離型させる。ディスク基板1は、図示
しない取出し手段によってディスク基板成形用金型装置
100から取り出される。
【0008】固定金型101は、キャビティ103を構
成する可動金型102との対向側面が高精度の平滑面と
して構成され、情報信号記録部5をディスク基板1の一
方主面3に形成するために、キャビティ103に臨む主
面に精密な凹凸パターンが形成されたスタンパ110が
取り付けられている。このスタンパ110は、中心部に
中心穴を有する円盤状に形成されている。スタンパ11
0は、高温の溶融材料樹脂が高圧でキャビティ103内
へと射出される固定金型101側に取り付けられる部材
であるため、内周側スタンパホルダ111と外周側スタ
ンパホルダ112によって精密に位置合わせされた状態
で、固定金型101に取り付けられている。
【0009】内周側スタンパホルダ111は、スタンパ
110の中心穴の内径とほぼ等しい外径を有する全体筒
状に形成されており、スプルブッシュ107の外周部に
嵌合配設される略筒状のスタンパホルダ支持部材113
に組み付けられている。これら内周側スタンパホルダ1
11とスタンパホルダ支持部材113とは、先端面がデ
ィスク基板1の内周部に対応したキャビティ103を構
成して固定金型101に組み付けられている。内周側ス
タンパホルダ111は、外周縁にそれぞれ楔状を呈する
係合部が一体に突設されている。したがって、スタンパ
110は、これらスタンパ保持片114が中心穴の内周
壁に相対係合することによって、内周部を保持されて固
定金型101に取り付けられる。
【0010】外周側スタンパホルダ112は、ディスク
基板1の外径よりもやや大径とされかつスタンパ110
の外径よりもやや小径とされた中心穴を有するリング状
を呈して形成されている。
【0011】外周側スタンパホルダ112は、取付ねじ
116によって固定金型101に組み付けられている。
スタンパ110は、外周縁部が外周側スタンパホルダ1
12の先端部と相対係合されることによって、外周部を
保持されて固定金型101に取り付けられる。
【0012】スタンパ110は、上述したように、内外
周部分をそれぞれ内周側スタンパホルダ111と外周側
スタンパホルダ112とによって保持されて、固定金型
101のキャビティ構成側面に保持される。
【0013】以上のように構成された従来のディスク基
板成形用金型装置100は、固定金型101側へと可動
金型102が移動されて型締めされた状態で、スプルブ
ッシュ107のノズル106から溶融状態の樹脂材料が
キャビティ103内へと射出充填される。ディスク基板
1は、成形歪みの発生を防止するために一般に圧縮成形
法によって成形され、キャビティ103内に溶融樹脂材
料を充填後、さらに固定金型101側に可動金型102
を移動動作させて樹脂材料を圧縮した状態で冷却して硬
化させて成形される。
【0014】ディスク基板1には、一方の主面3にスタ
ンパ110に形成された凹凸パターンが転写されて情報
信号記録部5が形成される。ディスク基板1は、樹脂材
料がキャビティ103内へと射出充填後、パンチ108
が動作されて中心穴2が打ち抜き形成された後、型開き
動作された可動金型102側からイジェクト部材109
によって突き出される。
【0015】上述したディスク基板成形用金型装置10
0においては、スタンパ110の内外周部分をそれぞれ
内周側スタンパホルダ111と外周側スタンパホルダ1
12とによって保持するように構成されているが、例え
ば図7に示すようにスタンパ取付手段を真空吸着機構に
よって構成したディスク基板成形用金型装置120も提
案されている。なお、このディスク基板成形用金型装置
120は、真空吸着機構を除く他の基本的構成をディス
ク基板成形用金型装置100とほぼ同様としており、対
応する部材には同一符号を付すことによって説明を省略
する。
【0016】スタンパ110は、内周側スタンパホルダ
121によって位置決めされた状態で固定金型101の
キャビティ構成側面に固定保持される。すなわち、内周
側スタンパホルダ121は、スプルブッシュ107の外
周部に嵌合され、先端部にスタンパ110の中心穴に相
対係合する係合凸部122が一体に突設されている。係
合凸部122は、スタンパ110の中心穴とほぼ同径の
外径を有する円筒凸部として構成されている。したがっ
て、スタンパ110は、この係合凸部122が相対係合
することによって、芯出しされた状態で固定金型101
に組み合わされる。
【0017】真空吸着機構は、スタンパ110を固定金
型101のキャビティ構成側面に、真空吸引力を利用し
て密着支持する機構であり、固定金型101の内部に形
成されたエア通路123と、このエア通路123に連通
して固定金型101と内周側スタンパホルダ121との
合わせ面に形成されるとともにキャビティ構成側面に開
口されたエア吸着通路124と、エア通路123の他端
側に導管125及び切換弁126を介して接続される図
示しない真空源とから構成されている。
【0018】真空吸着機構は、切換弁126を開放した
状態で真空ポンプを起動することによって、導管125
及びエア通路123を介してエア吸着通路124の先端
部に真空吸引力を発生させる。したがって、スタンパ1
10は、内周側スタンパホルダ121によって芯出しさ
れた状態で、真空吸着機構の真空吸引力により固定金型
101のキャビティ構成側面に吸着保持される。
【0019】以上のように構成された従来のディスク基
板成形用金型装置120は、真空吸着機構を作動してキ
ャビティ構成側面にスタンパ110を吸着保持した固定
金型101側に対して、可動金型102を移動動作させ
て型締めした状態で、スプルブッシュ107のノズル1
06から溶融状態の樹脂材料をキャビティ103内へと
高圧で射出充填する。ディスク基板成形用金型装置12
0は、キャビティ103内に溶融樹脂材料を充填後、さ
らに固定金型101側に可動金型102を移動動作させ
て樹脂材料を圧縮した状態で冷却して硬化させてディス
ク基板1を成形する。ディスク基板1は、一方の主面に
スタンパ110の主面に形成された凹凸パターンが転写
されて情報信号記録部が形成される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のディス
ク基板成形用金型装置100においては、作業者によっ
てスタンパ110の脱着操作が行われていた。すなわ
ち、外周側スタンパホルダ112は、取付ねじ116が
緩められて固定金型101から取り外される。また、内
周側スタンパホルダ111は、図示しない取付け手段を
介して固定金型101から取り外される。スタンパ11
0は、この状態で固定金型101のキャビティ構成側面
にあてがわれる。しかる後、スタンパ110は、取付ね
じ116を介して固定金型101に取り付けられる外周
側スタンパホルダ112と、図示しない取付け手段を介
して固定金型101に取り付けられる内周側スタンパホ
ルダ111とによって、キャビティ構成側面に取り付け
られる。
【0021】したがって、ディスク基板成形用金型装置
100は、スタンパ110の脱着操作のために多くの時
間を要し、段取り時間が長くなって稼働率が低下すると
いった問題点があった。また、ディスク基板成形用金型
装置100は、スタンパ110の脱着操作のために作業
員を必要とすることから、ディスク基板1の自動成形化
の実現に支障を来たしているといった問題点があった。
【0022】また、上述した従来のディスク基板成形用
金型装置120においては、高精度な平滑面に形成され
た固定金型101のキャビティ構成面にスタンパ110
が密着保持されるために、このスタンパ110も高精度
な平滑面に形成されなければならない。換言すれば、デ
ィスク基板成形用金型装置120は、高精度な平滑面に
形成されたスタンパ110が必要であった。また、ディ
スク基板成形用金型装置120は、固定金型101と可
動金型102を高速で型開き、型締め動作させることに
よって、真空吸着機構の真空吸引力により固定金型10
1のキャビティ構成側面に吸着保持されたスタンパ11
0が脱落してしまうといった問題点があった。
【0023】したがって、本発明は、上述した従来のデ
ィスク基板成形用金型装置等の円盤状記録媒体基板の成
形用金型装置の問題点を解決して、スタンパの脱着操作
を簡便化して作業能率を向上させるとともにスタンパの
強固な取り付けを可能とした円盤状記録媒体基板の成形
用金型装置を提供することを目的に提案されたものであ
る。
【0024】また、本発明は、スタンパの脱着操作が簡
便化されることによって円盤状記録媒体基板を効率的に
成形するとともに自動化の実現を可能とした円盤状記録
媒体基板の成形用金型装置を用いた円盤状記録媒体基板
の成形方法を提供することを目的に提案されたものであ
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係る円盤状記録媒体基板の成形用金型装置は、一方
金型のキャビティ構成面にスタンパを取り付けるスタン
パ保持機構が、スタンパの外周部を保持する複数個の個
別スタンパ保持部材と、これら個別スタンパ保持部材に
対してそれぞれスタンパの直径方向に弾性力を作用させ
る複数個の弾性手段と、型開き時において駆動されてこ
れら弾性手段の弾性力に抗して個別スタンパ保持部材を
スタンパの直径方向に移動動作させるスタンパ保持部材
駆動手段とから構成される。
【0026】したがって、円盤状記録媒体基板の成形用
金型装置は、固定金型に対して可動金型を離間動作させ
た型開き状態において、スタンパ保持部材駆動手段を動
作させて個別スタンパ保持部材が弾性手段の弾性力に抗
してスタンパの直径方向に移動動作されることにより、
スタンパの取り外しが可能となる。しかる後、円盤状記
録媒体基板の成形用金型装置は、固定金型のキャビティ
構成面にスタンパをあてがうとともに、スタンパ保持部
材駆動手段を開放して個別スタンパ保持部材を弾性手段
の弾性力によって初期位置へと復帰させてスタンパを取
り付ける。
【0027】また、上述した目的を達成した本発明に係
る円盤状記録媒体基板の成形方法は、一方金型のキャビ
ティ構成面にスタンパを取り付けるスタンパ保持機構
が、スタンパの外周部を保持する複数個の個別スタンパ
保持部材と、これら個別スタンパ保持部材に対してそれ
ぞれスタンパの直径方向に弾性力を作用させる複数個の
弾性手段と、型開き時において駆動されてこれら弾性手
段の弾性力に抗して個別スタンパ保持部材をスタンパの
直径方向に移動動作させるスタンパ保持部材駆動手段と
から構成された円盤状記録媒体基板の成形用金型装置が
用いられる。
【0028】スタンパの交換操作は、固定金型に対して
可動金型を離間動作させた型開き状態で行われ、スタン
パ保持部材駆動手段を駆動して個別スタンパ保持部材を
弾性手段の弾性力に抗して外方へと移動動作させること
により、固定金型からスタンパを取り外す。次に、交換
されるスタンパは、一方金型のキャビティ構成面に装着
された後、スタンパ保持部材駆動手段が開放されて弾性
手段の弾性力によって初期位置へと復帰動作する個別ス
タンパ保持部材の保持部が外周部に相対係合することに
よって、取付け保持される。
【0029】円盤状記録媒体基板は、上述した操作によ
ってスタンパが交換された円盤状記録媒体基板の成形用
金型装置によって、固定金型に対して可動金型を接合移
動させて型締めを行った状態で、キャビティ内に溶融さ
れた材料樹脂を高圧で射出充填した後、さらに固定金型
側に可動金型を移動動作させて樹脂材料を圧縮した状態
で冷却硬化することによって成形される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。例えば光デ
ィスクを構成する合成樹脂製のディスク基板1を成形す
るディスク基板成形用金型装置10は、図1に示すよう
に、ディスク基板1の一方主面3を形成する固定金型1
1と、この固定金型11に対して相対向して配置される
とともに図示しないガイド手段を介して接離自在とされ
ディスク基板1の他方の主面4を形成する可動金型12
とから構成されている。また、可動金型12には、ディ
スク基板1の外周部7を形成する外周金型14が組み込
まれている。これら固定金型11と可動金型12には、
相対する側面に、型締めした状態において協動してディ
スク基板1の成形空間部であるキャビティ13を構成す
るキャビティ構成部13A、13Bがそれぞれ区画形成
されている。
【0031】固定金型11及び可動金型12は、詳細を
省略する構造によって射出成形機の金型取付け部にそれ
ぞれ取り付け支持されている。
【0032】固定金型11には、キャビティ13の中心
に位置して、射出成形機側から供給される溶融状態の材
料樹脂5、例えば透明なポリカーボネート樹脂を高圧で
キャビティ13内へと射出充填させるノズル16を有す
るスプルブッシュ17が組み付けられている。なお、ス
プルブッシュ17は、後述する可動金型12側のパンチ
22によって切断除去されることによってディスク基板
1の中心穴2を構成する中央切断領域に対応して設けら
れている。
【0033】固定金型11は、キャビティ13を構成す
る可動金型12との対向側面が高精度の平滑面として構
成され、後述するスタンパ保持機構30によってスタン
パ18が取り付けられている。スタンパ18は、ディス
ク基板1の外径よりも大径とされた円盤状を呈するとと
もに、ディスク基板1の中心穴2の内径よりもやや大径
とされた中心穴19が設けられている。このスタンパ1
8には、一方主面に中心穴19と同心に精密な凹凸パタ
ーンが形成されている。スタンパ18は、この凹凸パタ
ーンによって、ディスク基板1の一方主面3に情報信号
に対応する凹凸パターンであるピット或いは記録トラッ
クを構成するプリグルーブを転写形成する。
【0034】スタンパ18は、上述したように、高温の
材料樹脂が高圧でキャビティ13内へと射出される固定
金型11側に取り付けられる部材であるため、後述する
スタンパ保持機構30によって精密に位置合わせされた
状態で、固定金型11に取り付けられている。
【0035】可動金型12には、キャビティ13の中心
に対応位置して設けられた中心穴19にイジェクト部材
20が軸方向に移動自在に配設されている。イジェクト
部材20は、情報信号記録部が形成されないディスク基
板1の中央領域に対応した外径寸法を有する筒状を呈し
ており、後述する離型動作に際して図示しない駆動手段
によってキャビティ13内へと突出されて成形されたデ
ィスク基板1を可動金型12から突き出して離型させ
る。また、このイジェクト部材20には、中心穴21に
パンチ22が進退自在に配設されている。パンチ22
は、図示しない駆動源によってキャビティ13内へと突
出動作されてディスク基板1の中央切断領域部に中心穴
2を切断形成する。
【0036】スタンパ18は、内周部をスタンパホルダ
23によって保持されるとともに、外周部26をスタン
パ保持機構30によってそれぞれ保持されて固定金型1
1のキャビティ構成部13Aに取付け保持される。スタ
ンパホルダ23は、図1に示すように、断面略凸字状を
呈して形成され、中心の嵌合穴24をスプルブッシュ1
7の外周部に嵌合することによって固定金型11の中心
部に配設される。
【0037】スタンパホルダ23には、キャビティ13
側に突出する小径部の先端側に、スタンパ18の中心穴
19の内径と略同径の外径を有する円筒状の係合凸部2
5が一体に突設されている。係合凸部25は、スタンパ
18の中心穴19に相対係合されることによって、スタ
ンパ18を固定金型11に対して芯出した状態で保持す
る。
【0038】スタンパ保持機構30は、図2乃至図3に
示すように、スタンパ18の外周部26を囲むようにし
て固定金型11に組み込まれており、複数個の個別スタ
ンパ保持部材31(31A乃至31F)と、複数個のス
プリング部材32(32A乃至32F)と、エアーアク
チュエータ33とから構成されている。個別スタンパ保
持部材31は、それぞれ円弧状を呈するとともに底面側
の内周部に係合凸部35が設けられた保持部34と、こ
の保持部34の底面部に一体に突出形成されたピストン
部36とから構成されている。
【0039】個別スタンパ保持部材31は、保持部34
が同一円周上に位置するようにして配設されており、後
述するようにスプリング部材32の弾性力及びエアーア
クチュエータ33とを駆動源として、図4において実線
で示す収斂状態と放射状に拡がった鎖線で示す拡径状態
との2位置に亘って移動動作される。これら個別スタン
パ保持部材31は、収斂状態において、係合凸部35が
スタンパ18の外径とほぼ等しい円周上に位置すること
によってこのスタンパ18の外周部26に相対係合す
る。また、個別スタンパ保持部材31は、拡径状態にお
いて、係合凸部35がスタンパ18の外径よりも外方に
位置することによってこのスタンパ18の外周部26と
の係合状態が解除される。
【0040】個別スタンパ保持部材31のピストン部3
6は、図2及び図3に示すように、保持部34の底面部
に中心方向に傾斜して一体に突出形成されており、細径
部37と太径部38とからなる。各ピストン部36は、
固定金型11に設けた複数個のシリンダ穴40にそれぞ
れ嵌合されており、太径部38の外周部にピストンリン
グ39が嵌め込まれている。ピストンリング39は、後
述するようにシリンダ穴40に供給された圧縮エアーが
保持部34側へ漏れることを防止している。
【0041】なお、個別スタンパ保持部材31は、上述
した保持部34とピストン部36とが一体に形成された
部材に限定されるものでは無く、互いに独立の円弧状を
呈する保持部材と棒状のピストン部材とを一体に組み合
わせて構成した部材であってもよいことは勿論である。
また、ピストン部36或いはピストン部材は、例えば小
径の棒状基部の一端部にシリンダ穴40とほぼ同径のリ
ング部材を嵌合して構成した部材であってもよい。
【0042】シリンダ穴40は、各ピストン部36に対
応して中心から外方へ向かって次第に傾斜した円滑な内
周面を有する傾斜穴として固定金型11に設けられてお
り、キャビティ構成面の外周部に位置してそれぞれ開口
されている。また、これらシリンダ穴40は、ピストン
部36の外径とほぼ等しい内径を有している。個別スタ
ンパ保持部材31は、ピストン部36がこれらシリンダ
穴40内を円滑に移動動作し得るように固定金型11に
組み込まれている。シリンダ穴40には、底部側にエア
ー通路41が設けられており、それぞれエアーアクチュ
エータ33に連通されている。
【0043】個別スタンパ保持部材31には、太径部3
8とシリンダ穴40の一方側壁との間に位置して、細径
部37の外周にそれぞれ圧縮状態のコイルスプリングに
よって構成されたスプリング部材32が装着されてい
る。したがって、これらスプリング部材32は、ピスト
ン部36をシリンダ穴40の内部へと収納する方向に弾
性力を作用させることによって、個別スタンパ保持部材
31に対して収斂習性を付与している。
【0044】エアーアクチュエータ33は、エアー通路
41を介して圧縮エアーをシリンダ穴40へと供給する
とともに、エアー通路41を介してシリンダ穴40から
のエアー抜きを行う。なお、シリンダ穴40には、圧縮
エアーが供給されるエアー通路41の他に、供給された
圧縮エアーを抜くためのエアー通路を別に設けてもよい
ことは勿論である。エアーアクチュエータ33は、圧縮
エアーをエアー通路41を介してシリンダ穴40へと供
給することにより、スプリング部材32の弾性力に抗し
て個別スタンパ保持部材31のピストン部36をシリン
ダ穴40から押し出す方向に移動させる。したがって、
個別スタンパ保持部材31は、エアーアクチュエータ3
3が作動されることによって拡径状態へと移動動作され
るとともに、この拡径状態からスプリング部材32の弾
性力によって収斂状態へと移動動作される。
【0045】以上のように構成されたディスク基板成形
用金型装置10は、通常、スタンパ保持機構40を構成
する各個別スタンパ保持部材31が、スプリング部材3
2の弾性力によって、図4において実線で示すように固
定金型11のキャビティ構成側面に取り付けられたスタ
ンパ18の外径に対して小径とされた同一円周上に位置
する収斂状態にある。したがって、スタンパ18は、図
2に示すように、外周部26に個別スタンパ保持部材3
1の各係合凸部35が相対係合することによって固定金
型11にしっかりと固定保持される。なお、スタンパ1
8は、スタンパホルダ23の係合凸部25が中心穴19
の内周壁に相対係合されることによって位置決めされて
いる。
【0046】ディスク基板成形用金型装置10は、図示
しない駆動手段が動作されることによって、固定金型1
1に対して可動金型12が接近動作して型締め状態とさ
れて周囲を閉塞されたキャビティ13が構成される。こ
の型締め状態で、図1に示すように、キャビティ13に
は、スプルブッシュ17のノズル16から溶融された材
料樹脂が高圧で射出充填される。ディスク基板成形用金
型装置10は、可動金型12がさらに固定金型11側に
移動動作されてキャビティ13内に充填された材料樹脂
を圧縮しながら型締めして冷却を行う。
【0047】ディスク基板成形用金型装置10は、樹脂
材料がキャビティ13内に射出充填後、パンチ22が固
定金型11側へと突出動作される。パンチ22は、成形
されるディスク基板1の中央切断領域に突き当たり中心
穴2を形成する。
【0048】ディスク基板成形用金型装置10は、所定
の冷却時間が経過すると、キャビティ13内に充填され
た材料樹脂が硬化してディスク基板1を成形する。しか
る後、ディスク基板成形用金型装置10は、駆動手段が
動作して可動金型12を固定金型11に対して離間動作
させることによって型開き動作が行われる。ディスク基
板1は、固定金型11と可動金型12との型開き動作が
行われた状態で動作するイジェクト部材20によって、
可動金型12側から突き出され図示しない取出し機構に
よって取り出される。
【0049】ディスク基板成形用金型装置10は、スタ
ンパ18の取付け或いは交換等を行う場合、固定金型1
1に対して可動金型12が離間動作された型開き状態に
おいて、スタンパ保持機構30が駆動されてスタンパ1
8の保持状態が解除される。すなわち、スタンパ保持機
構30は、エアーアクチュエータ33が作動されること
によって、エアー通路41を介してシリンダ穴40の内
部に圧縮エアーが供給される。各個別スタンパ保持部材
31は、この供給された圧縮エアーによってスプリング
部材32の弾性力に抗してピストン部36がシリンダ穴
40内を押し出される方向に駆動され、図4鎖線で示す
ように、各保持部34がスタンパ18の外周部26の位
置から外方位置へと移動動作する。
【0050】個別スタンパ保持部材31は、この移動動
作によって収斂状態から拡径状態となり、図3に示すよ
うに、保持部34の係合凸部35とスタンパ18の外周
部26との係合状態が解除される。このようにしてスタ
ンパ保持機構30による保持状態から開放されたスタン
パ18は、固定金型11から取り外される。しかる後、
固定金型11には、新たなスタンパ18がスタンパホル
ダ23によってキャビティ構成面に位置決めされた状態
で装着される。
【0051】スタンパ保持機構30は、スタンパ18が
装着された状態で、シリンダ穴40の内部からエアー抜
きが行われる。なお、このエアー抜きは、例えばエアー
通路41に配設された図示しないバルブを開放すること
によって行われる。各個別スタンパ保持部材31は、ス
プリング部材32の弾性力によってピストン部36がシ
リンダ穴40の内方へと移動動作して収斂状態へと復帰
する。
【0052】交換されたスタンパ18は、図2に示すよ
うに、各個別スタンパ保持部材31の保持部34に設け
た係合凸部35が外周部26に相対係合することによっ
て、固定金型11に保持される。なお、上述したスタン
パ18の固定金型11に対する取外し、取付け操作は、
適宜の治具が用いられる。
【0053】上述したディスク基板成形用金型装置10
においては、型開き状態においてエアーアクチュエータ
33からシリンダ穴40に圧縮エアーを供給することに
よってスタンパ保持機構30によるスタンパ18の保持
状態を解除するように構成したが、かかる構成に限定さ
れるものでは無いことは勿論である。
【0054】すなわち、スタンパ保持機構は、例えばシ
リンダ穴40の底面部と個別スタンパ保持部材31のピ
ストン部36との間に圧縮状態のスプリング部材32が
配設されるとともに、エアーアクチュエータ33に連通
されたエアー通路41を保持部34側に位置させてシリ
ンダ穴40に開口させる。かかる構成のスタンパ保持機
構は、シリンダ穴40に圧縮エアーを供給した状態にお
いてスタンパ18が個別スタンパ保持部材31により保
持される。また、スタンパ保持機構は、エアー通路41
を介してシリンダ穴40からエアー抜きを行うことによ
って個別スタンパ保持部材31がスプリング部材32の
弾性力によって拡径状態へと移動動作される。
【0055】また、上述したディスク基板成形用金型装
置10は、固定金型11側にのみスタンパ18が取り付
けられた片面記録型のディスク基板の成形用金型を示し
たが、固定金型11とともに可動金型12側にもスタン
パが取り付けられた両面記録型のディスク基板成形用金
型にも適用可能であることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る円盤状記録媒体基板の成形用金型装置によれば、キャ
ビティ構成側面にスタンパを取付け保持するスタンパ保
持機構が、収斂状態と拡径状態との2位置に移動動作さ
れる複数の個別スタンパ保持部材を備えて構成したこと
により、スタンパの着脱操作が極めて簡便となり、段取
り作業の短縮による加工時間の大幅な削減が図られると
ともにスタンパの自動交換化による円盤状記録媒体基板
の自動成形工程の実現が図られる。また、円盤状記録媒
体基板の成形用金型装置は、多少変形したスタンパであ
ってもキャビティ構成側面に確実に取付け保持すること
が可能となり、さらに高速で型開き動作を行った場合に
もスタンパが脱落するといった不都合の発生が防止され
る。
【0057】また、本発明に係る円盤状記録媒体基板の
成形方法によれば、複数個に分割された個別スタンパ保
持部材を収斂状態と拡径状態との2位置に移動動作させ
ることによって、スタンパの着脱を行うようにしたこと
により、熟練を要せずとも着脱操作が極めて簡便に行わ
れて段取り作業の短縮化、高速での型開き動作が図ら
れ、これによる加工時間の大幅な削減が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る具体的な実施の形態として示すデ
ィスク基板成形用金型装置の要部縦断面図である。
【図2】同ディスク基板成形用金型装置に備えられるス
タンパ保持機構によってスタンパを保持した状態の要部
縦断面図である。
【図3】同スタンパ保持機構によるスタンパの保持を解
除した状態の要部縦断面図である。
【図4】同スタンパ保持機構を構成する個別スタンパ保
持部材の収斂状態及び拡張状態の説明図である。
【図5】ディスク基板成形用金型装置によって成形され
るディスク基板の要部縦断面図である。
【図6】従来のディスク基板成形用金型装置金型の要部
縦断面図である。
【図7】従来の他のディスク基板成形用金型装置金型の
要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 ディスク基板 3 情報信号記録部 10 ディスク基板成形用金型装置 11 固定金型 12 可動金型 13 キャビティ 18 スタンパ 23 スタンパホルダ 26 スタンパの外周部 30 スタンパ保持機構 31 個別スタンパ保持部材 32 スプリング部材(弾性手段) 33 エアーアクチュエータ(スタンパ保持部材駆動手
段) 34 保持部 35 係合凹部 36 ピストン部 40 シリンダ穴 41 エアー通路
フロントページの続き (72)発明者 平山 信之 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 株式会社ソニー・ディスクテクノロジー 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接離自在に対向配置されるとともに相対
    する側面に円盤状記録媒体基板が成形されるキャビティ
    を区画構成した固定金型と可動金型とを備え、これら固
    定金型又は可動金型のいずれか一方金型のキャビティ構
    成面にスタンパ保持機構を介してスタンパを取り付けた
    円盤状記録媒体基板の成形用金型装置において、 スタンパ保持機構は、スタンパの外周部を保持する複数
    個の個別スタンパ保持部材と、これら個別スタンパ保持
    部材に対してそれぞれスタンパの直径方向に弾性力を作
    用させる複数個の弾性手段と、型開き時において駆動さ
    れてこれら弾性手段の弾性力に抗して個別スタンパ保持
    部材をスタンパの直径方向に移動動作させるスタンパ保
    持部材駆動手段とから構成され、 このスタンパ保持機構によって、型開き状態でスタンパ
    の着脱操作が行われることを特徴とした円盤状記録媒体
    基板の成形用金型装置。
  2. 【請求項2】 スタンパ保持機構は、それぞれスタンパ
    に対して接離する方向に移動動作されるとともにスタン
    パの外周部と相対係合することにより取り付け状態を保
    持する保持部を有する複数個の個別スタンパ保持部材
    と、これら個別スタンパ保持部材をそれぞれスタンパの
    外周部側に付勢する複数個のスプリング部材と、個別ス
    タンパ保持部材を移動自在に収納するとともに型開き状
    態で圧縮エアーが供給されることによってスプリング部
    材の弾性力に抗して個別スタンパ保持部材を外方へと移
    動させて保持部によるスタンパの保持状態を解除するエ
    アーアクチュエータとから構成されたことを特徴とする
    請求項1記載の円盤状記録媒体基板の成形用金型装置。
  3. 【請求項3】 接離自在に対向配置されるとともに相対
    する側面に円盤状記録媒体基板が成形されるキャビティ
    を区画構成した固定金型又は可動金型のいずれか一方金
    型のキャビティ構成面に、保持部を有する複数個の個別
    スタンパ保持部材と、これら個別スタンパ保持部材に対
    してそれぞれスタンパの直径方向に弾性力を作用させる
    複数個の弾性手段と、これら弾性手段の弾性力に抗して
    個別スタンパ保持部材をスタンパの直径方向に移動動作
    させるスタンパ保持部材駆動手段とからなるスタンパ保
    持機構によってスタンパを取り付けて構成した円盤状記
    録媒体基板の成形用金型装置が用いられ、 固定金型に対して可動金型を離間動作させて型開きが行
    なわれた状態で、スタンパ保持部材駆動手段を駆動して
    個別スタンパ保持部材を弾性手段の弾性力に抗して外方
    へと移動動作させ、 固定金型又は可動金型のいずれか一方金型のキャビティ
    構成面にスタンパを装着した後、スタンパ保持部材駆動
    手段を復帰させて弾性手段の弾性力によって個別スタン
    パ保持部材の保持部をスタンパの外周部に相対係合させ
    てスタンパを取付け保持し、 固定金型に対して可動金型を接合移動させて型締めを行
    ってキャビティ内に溶融された材料樹脂を射出充填した
    後、さらに固定金型側に可動金型を移動動作させて樹脂
    材料を圧縮した状態で冷却硬化して円盤状記録媒体基板
    の成形を行うことを特徴とした円盤状記録媒体基板の成
    形方法。
JP7216385A 1995-08-24 1995-08-24 円盤状記録媒体基板の成形用金型装置及び円盤状記録媒体基板の成形方法 Withdrawn JPH0957798A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136810A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Konica Minolta Holdings Inc インプリント装置及びインプリント方法
JP2008036921A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Meiki Co Ltd 転写プレス装置
CN112590290A (zh) * 2020-12-18 2021-04-02 苏州璞佩珊科技有限公司 一种药片快速成型设备

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JP2008036921A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Meiki Co Ltd 転写プレス装置
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Effective date: 20021105