JP3271081B2 - ディスク基板成型用金型装置 - Google Patents

ディスク基板成型用金型装置

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JP3271081B2
JP3271081B2 JP12666292A JP12666292A JP3271081B2 JP 3271081 B2 JP3271081 B2 JP 3271081B2 JP 12666292 A JP12666292 A JP 12666292A JP 12666292 A JP12666292 A JP 12666292A JP 3271081 B2 JP3271081 B2 JP 3271081B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや光磁気デ
ィスクの如く情報信号の記録媒体となるディスクを構成
するディスク基板を成型するディスク基板成型用金型装
置に関し、特に合成樹脂を成型してディスク基板を形成
するディスク基板成型用金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光透過性を有するポリカーボネイ
ト樹脂等の構成樹脂材料により形成されたディスク基板
を有して構成された光ディスクが提案されている。この
ような光ディスクには、専ら情報信号の再生のために使
用される再生専用ディスクと、一旦記録された情報信号
の書換えが可能となされたいわゆる光磁気ディスク等の
如き記録再生兼用ディスクとがある。
【0003】上記再生専用ディスクは、例えば、情報信
号に対応する凹凸パターンが一方の主面部に形成された
ディスク基板と、このディスク基板の該一方の主面部に
蒸着やスパッタリング等の手段により被着形成されたア
ルミニウム等からなる反射膜とを有して構成されてい
る。
【0004】また、上記記録再生兼用ディスクは、情報
信号が記録される記録トラックを構成するプリグルーブ
が一方の主面部に形成されたディスク基板と、このディ
スク基板の該一方の主面部に被着形成された磁性材料か
らなる信号記録層とを有して構成されている。
【0005】そして、上述のような光ディスクを構成す
る合成樹脂材料よりなるディスク基板は、射出成型用の
金型装置を用いて形成される。このディスク基板を成型
するディスク基板成型用金型装置は、図5に示すよう
に、互いに相対向して配設される固定金型1と可動金型
2とからなる金型3を備えて構成されている。上記固定
金型1と上記可動金型2との間には、これら固定金型1
及び可動金型2を互いに突き合わせたとき、成型される
ディスク基板30に対応する成型用キャビティ4が形成
される。
【0006】上記固定金型1の中心位置には、挿通孔が
形成されている。この固定金型1に形成された挿通孔内
には、略々円環形状を有したスタンパホルダ支持体10
が挿通されて配設され、さらに、このスタンパホルダ支
持体10に嵌入されてスプルブッシュ5が配設されてい
る。このスプルブッシュ5は、略々円筒形状を有して形
成されるとともに、中心軸に沿って樹脂射出孔6が穿設
されており、図示しない射出装置から供給される熔融さ
れたポリカーボネイト樹脂の如き合成樹脂材料を上記樹
脂射出孔6を介して、上記成型用キャビティ4内に流入
させる。すなわち、このスプルブッシュ5は、先端側を
上記成型用キャビティ4内に臨ませる。上記スタンパホ
ルダ支持体10は、上記成型用キャビティ4に臨む前端
側が段差状に縮径され、後端側がフランジ状の鍔部13
となされている。
【0007】また、上記固定金型1の成型用キャビティ
4を構成する側の面部、すなわち、上記可動金型2に対
向する側の面部には、情報信号に対応する凹凸パター
ン、あるいは、上記記録トラックを構成するプリグルー
ブを形成するためのスタンパ7が装着されている。この
スタンパ7は、中心部に中心孔7aを有する円盤状に形
成されている。
【0008】上記スタンパ7は、上記中心孔7aの内周
縁を略々円環状に形成された内周側スタンパホルダ8に
より支持されるとともに、外周縁側を略々円環状に形成
された外周側スタンパホルダ9により支持されて上記固
定金型1に取付けられる。すなわち、上記スタンパ7の
内周縁側である上記中心孔7aの周縁を支持する上記内
周側スタンパホルダ8は、上記スタンパホルダ支持体1
0の外周側に外嵌合され、該スプルブッシュ5の先端側
に位置して、上記固定金型1に装着されている。そし
て、このスタンパホルダ8の先端側外周囲には、スタン
パ支持用爪部11がフランジ状に突出形成されている。
このスタンパ支持用爪部11は、上記スタンパ7の中心
孔7aの周縁を支持する。
【0009】また、上記内周側スタンパホルダ8は、上
記固定金型1の外側面部より中心側に亘って穿設された
第1の隧道部に挿入されたスタンパ固定ロッド14によ
り、上記スタンパホルダ支持体10の鍔部13の前面部
13aに圧着支持されている。すなわち、上記スタンパ
固定ロッド14は、先端側を上記スタンパホルダ支持体
10の前端側部分の側面部に臨ませ、後端側を上記第1
の隧道部の外方側に臨ませている。このスタンパ固定ロ
ッド14は、後端側部分の外周面部にネジ部15が形成
され、後端部に撮み16が設けられている。上記ネジ部
15は、上記第1の隧道部の入り口付近の内壁部に形成
されたネジ部に螺合している。すなわち、このスタンパ
固定ロッド14は、上記撮み部16を用いて上記ネジ部
15を回転させることにより、図5中矢印A及び矢印B
で示すように、上記第1の隧道部に沿って、上記固定金
型1に対して進退操作が可能となされている。上記スタ
ンパ固定ロッド14の先端側には、係合支持部17が形
成されている。この係合支持部17は、上記鍔部13に
臨む側が傾斜面部となされて先端側が縮径された楔形状
に形成されている。そして、この係合支持部17は、上
記スタンパホルダ8の外側面部に形成された係合凹部1
8に嵌入係合する。
【0010】上記スタンパ固定ロッド14を上記固定金
型1の中心側に対して進出操作して上記スタンパホルダ
8側に移動させると、このスタンパホルダ8は、上記係
合凹部18を介して、上記係合支持部17の傾斜面部に
押圧され、図5中矢印Cで示すように、上記鍔部13の
前面部13aに押圧支持される。
【0011】また、上記固定金型1には、この固定金型
1より上記スタンパホルダ8を取り外すためのスタンパ
固定解除ロッド20が設けられている。このスタンパ解
除ロッド20は、上記固定金型1の外側面部より中心側
に亘って穿設された第2の隧道部に挿入され、上記スタ
ンパ固定ロッド14に相対向する位置に配設されてい
る。このスタンパ固定解除ロッド20は、先端側を上記
スタンパホルダ支持体10の前端側部分の側面部に臨ま
せ、後端側を上記第2の隧道部の外方側に臨ませてい
る。このスタンパ固定解除ロッド20は、後端側部分の
外周面部にネジ部21が形成され、後端部に撮み22が
設けられている。上記ネジ部21は、上記第2の隧道部
の入り口付近の内壁部に形成されたネジ部に螺合してい
る。すなわち、このスタンパ固定解除ロッド20は、上
記撮み部22を用いて上記ネジ部21を回転させること
により、図5中矢印E及び矢印Dで示すように、上記第
2の隧道部に沿って、上記固定金型1に対して進退操作
が可能となされている。上記スタンパ固定解除ロッド2
0の先端側には、固定解除部23が形成されている。こ
の固定解除部23は、上記成型用キャビティ4に臨む側
が傾斜面部となされて先端側が縮径された楔形状に形成
されている。そして、この固定解除部23は、上記スタ
ンパホルダ8の外側面部に形成された係合凹部24に嵌
入される。
【0012】上記スタンパ固定解除ロッド20を上記固
定金型1の中心側に対して進出操作して上記スタンパホ
ルダ8側に移動させると、このスタンパホルダ8は、上
記係合凹部24を介して、上記固定解除部23の傾斜面
部に押圧され、図5中矢印Fで示すように、上記鍔部1
3の前面部13aより離間される方向に移動操作され
る。
【0013】一方、上可動定金型2の中心位置には、挿
通孔が形成されている。この可動金型2に形成された挿
通孔内には、円筒形状を有したスリーブ25が挿通され
て配設され、さらに、このスリーブ25に嵌入されて円
柱状のパンチ26が配設されている。このスリーブ25
は、上記成型用キャビティ4に対して進退可能となされ
て上記可動金型2に支持されている。また、このスリー
ブ25は、上記成型用キャビティ4に臨む前端面を上記
可動金型2内にやや没入させている。そして、上記パン
チ26は、上記成型用キャビティ4に臨む前端面を上記
スリーブ25の前端面よりもやや突出させている。
【0014】このように構成されたディスク基板成型用
金型装置においてディスク基板30を形成するには、ま
ず、上記可動金型2を上記固定金型1に対して突き合わ
せて、上記成型用キャビティ4を形成させる。そして、
上記射出装置により、上記スプルブッシュ5の樹脂射出
孔6を介して、上記成型用キャビティ4内に熔融したポ
リカーボネイト等の合成樹脂材料を射出充填する。この
とき、この合成樹脂材料は、上記成型用キャビティ4内
を、中心部より外周側に向かって流れる。そして、上記
可動金型2を上記固定金型1側に移動させて上記成型用
キャビティ4内に充填された合成樹脂材料を圧縮する型
締めを行った後、冷却されて該合成樹脂材料を固化され
ることにより、該成型用キャビティ4に対応したディス
ク基板30が形成される。
【0015】そして、上記上記パンチ26を上記固定金
型1側に突出させることによりセンター孔を穿設し、上
記スリーブ25を上記固定金型1側に突出させながら上
記可動金型2を上記固定金型1より離間させる型開きを
行うことにより、成型されたディスク基板30が上記金
型3より離型される。そして、このディスク基板30を
上記固定金型1より離反させることにより、図6に示す
ように、該ディスク基板30の成型が完了する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なディスク基板成型用金型装置においては、上記スタン
パ7は、中心孔7aの内周縁を支持するスタンパ支持用
爪部11を備えた内周側スタンパホルダ8により上記固
定金型1に圧着支持されている。そのため、このスタン
パ7の上記固定金型1への取付けは、煩雑な作業となっ
ている。すなわち、上記スタンパ7の取付けを行うに
は、上記内周側スタンパホルダ8を上記スタンパホルダ
支持体10に嵌合させ、さらに、上記スタンパ固定ロッ
ド14によって該内周側スタンパホルダ8を上記固定金
型1側に移動させて、上記スタンパ支持用爪部11によ
り該スタンパ7を上記固定金型1に圧着支持させる操作
が必要である。
【0017】また、このディスク基板成型用金型装置に
おいては、上記内周側スタンパホルダ8及びこの内周側
スタンパホルダ8を支持する上記スタンパホルダ支持体
10の加工精度を高精度なものとしないと、上記スタン
パ7の中心とこの金型装置により成型されるディスク基
板30の中心との間にずれが生じる虞れがある。上記ス
タンパ7の中心と上記ディスク基板30の中心との間に
ずれが生ずると、該スタンパ7により該ディスク基板3
0の主面部上に略々同心円状をなす螺旋状をなして形成
される凹凸(ピット)列、または、プリグルーブの曲率
中心が該ディスク基板30の中心に対して偏心を生じ、
光ディスク用として好適なディスク基板を成型すること
ができなくなる。
【0018】さらに、上記スタンパ7は、上記内周側ス
タンパホルダ8に設けられたスタンパ支持用爪部11に
より上記固定金型1に圧着支持されるが、該スタンパ支
持用爪部11による圧着力が過大であると、歪みを生ず
る。上記スタンパ7が歪みを生ずると、良好な特性を有
するディスク基板30を成型することができない。
【0019】また、このディスク基板成型用金型装置に
おいては、上記内周側スタンパホルダ8を支持するため
の上記スタンパ固定ロッド14や、該内周側スタンパホ
ルダ8を上記固定金型1より取り外すためのスタンパ固
定解除ロッド20等を配設する必要があり、構成が複雑
である。
【0020】そして、このディスク基板成型用金型装置
においては、上記スタンパ支持用爪部11が、上記中心
孔7aを介して、上記成型用キャビティ4に臨む上記ス
タンパ7のディスク基板成型面側に突出することとな
る。したがって、上記スタンパ7は、上記ディスク基板
成型面を全面に亘って有効に利用されることができな
い。すなわち、上記ディスク基板30においては、図6
に示すように、上記スタンパ支持用爪部11に対応する
リング状の溝部31が形成されるので、上記ピットや上
記プリグルーブが形成される図6中矢印S1 で示す信号
記録領域の形成可能領域をこのディスク基板30の最内
周側までに亘らせることができない。
【0021】また、図7に示すように、上記ディスク基
板30を用いて構成される光ディスクにおいては、図7
中に矢印Sで示す上記ピット等32が形成された信号記
録領域となる主面部上には、反射膜または信号記録層3
3が被着形成され、さらに、この反射膜等33を覆って
合成樹脂材料等からなる保護膜34が被着形成される。
この保護膜34は、上記反射膜等33への空気中の水分
等の接触を遮断して、この反射膜33等の腐食を防止す
るためのものである。
【0022】上記保護膜34は、上記反射膜等33への
空気中の水分等の接触を充分に遮断できるだけの厚さを
有して、上記ディスク基板30より容易に剥離し得ない
ように該ディスク基板30に対して確実に密着されて被
着形成される必要がある。一方、特に、上記ディスク基
板30が小径である場合においては、上記信号記録領域
は、記録可能な情報信号の量を増大させるために、なる
べく最内周側にまで亘って形成する必要がある。したが
って、図7中矢印W1 で示す上記保護膜34の上記ディ
スク基板30への被着領域の幅、すなわち、上記信号記
録領域の内周縁部より上記溝部31の外周部までの幅
は、狭くなされてしまう。上記保護膜34の上記ディス
ク基板30への被着領域の幅が狭くなると、上記保護膜
34は、上記反射膜等33を確実に保護することができ
なくなる虞れがある。
【0023】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、スタンパの着脱操作が容易化さ
れるとともに、このスタンパの位置決めが精確に行わ
れ、ピット列やプリグルーブ等のディスク基板に対する
偏心が防止された良好なディスク基板を成型することが
できるようになされたディスク基板成型用金型装置を提
供することを目的とする。
【0024】また、本発明は、信号記録領域の形成可能
領域が最内周側にまで亘る広い領域となされ反射膜や信
号記録層等を保護する保護膜の被着が確実に行えるよう
になされたディスク基板を成型することができるディス
ク基板成型用金型装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るディスク基板成型用
金型装置は、固定金型と、上記固定金型と相対向しこの
固定金型に対して接離操作可能に配設され、この固定金
型との間に成型用キャビティを形成する可動金型と、上
記各金型の少なくともいずれか一方に取付けられ、上記
成型用キャビティ内に配設されるスタンパと、熔融した
樹脂を導くための樹脂射出孔を有し、上記各金型のいず
れか一方に取付けられて、この金型の略々中央部分を介
して該樹脂射出孔の射出口を上記成型用キャビティ内に
臨ませたスプルブッシュと、上記スプルブッシュが取付
けられた金型に配設され、上記スプルブッシュが嵌合配
設されるスプルブッシュ支持環と、上記固定金型との間
の円環状の空隙部を吸引スリットとする上記スタンパを
吸引保持するスタンパ吸引手段とを備え、上記スタンパ
は、中心孔を上記スプルブッシュに外嵌合させることに
より位置決めされてなるものである。
【0026】
【作用】本発明に係るディスク基板成型用金型装置にお
いては、固定金型及び可動金型の少なくともいずれか一
方に取付けられこれら金型間に形成される成型用キャビ
ティ内に配設されるスタンパは、中心孔を、熔融した樹
脂を上記成型用キャビティ内に導くためのスプルブッシ
ュに外嵌合させることにより位置決めされ、このスプル
ブッシュが取付けられた金型に配設されたスタンパ吸引
手段により吸引保持されるので、着脱操作が容易であり
ながら、精確に位置決めされる。また、これにより内周
側スタンパホルダを省略することができる。さらに、ま
た、上記スタンパは、信号記録領域を成型するための領
域が成型するディスク基板の最内周側に相当する位置に
まで亘る広い領域となされることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。本発明に係るディスク基板成型用金
型装置は、光透過性を有するポリカーボネイト樹脂等の
構成樹脂材料により、図2に示すような、ディスク基板
100を成型するための金型装置である。このディスク
基板100は、図3に示すように、光ディスク等を構成
するために用いられるものである。なお、この光ディス
クとしては、専ら情報信号の再生のために使用される再
生専用ディスクと、一旦記録された情報信号の書換えが
可能となされた光磁気ディスク等の如き記録再生兼用デ
ィスクとがある。
【0028】そして、上記ディスク基板100は、本発
明に係るディスク基板成型用金型装置を用いて、いわゆ
る射出成型によって形成される。このディスク基板成型
用金型装置は、図1に示すように、互いに相対向して配
設される固定金型41と可動金型42とからなる金型4
3を備えて構成されている。上記固定金型41の下面部
41aと上記可動金型42の上面部との間には、これら
固定金型41及び可動金型42を互いに突き合わせたと
き、成型すべき上記ディスク基板100に対応する形状
の成型用キャビティ44が形成される。すなわち、この
形成用キャビティ44は、略々円盤形状をなしている。
【0029】上記固定金型41の中心位置、すなわち、
この固定金型41の上記成型用キャビティ44を構成す
る下面部41aの中心位置には、該下面部41aに垂直
に挿通孔が形成されている。この固定金型41に形成さ
れた挿通孔内には、略々円環形状を有したスプルブッシ
ュ支持環51が挿通されて配設されている。そして、こ
のスプルブッシュ支持環51には、略々円柱形状のスプ
ルブッシュ48が嵌合配設されている。このスプルブッ
シュ48は、中心軸に沿って穿設された樹脂射出孔49
を有している。このスプルブッシュ48は、上記樹脂射
出孔49を介して、図示しない射出装置から供給される
熔融されたポリカーボネイト樹脂の如き合成樹脂材料
を、上記成型用キャビティ4内に流入させる。このスプ
ルブッシュ48は、先端側部分を上記固定金型1の下面
部41aよりもやや突出させて配設されている。すなわ
ち、このスプルブッシュ48は、先端側部分を上記成型
用キャビティ44内に進入させ、上記樹脂射出孔49の
開口端が形成された先端面を該成型用キャビティ44内
に臨ませる。なお、上記スプルブッシュ支持環51は、
上記成型用キャビティ44に臨む前端側が段差状に縮径
され、後端側がフランジ状の鍔部となされている。この
スプルブッシュ支持環51の前端部は、上記固定金型4
1の下面部41aに対し面一となされ、上記成型用キャ
ビティ44の内面部の一部をなしている。また、このス
プルブッシュ支持環51の前端部は、上記固定金型41
の下面部41aに対して、僅かな空隙部を隔てている。
この空隙部は、上記スプルブッシュ支持環51の前端部
を囲む円環状に形成されている。
【0030】そして、上記固定金型41の成型用キャビ
ティ44を構成する下面部41aには、情報信号に対応
する凹凸パターン、あるいは、上記記録トラックを構成
するプリグルーブを形成するためのスタンパ50が装着
される。このスタンパ50は、ニッケル等の材料によ
り、中心部に中心孔50aを有する薄い円盤状に形成さ
れている。
【0031】上記スタンパ50は、上記中心孔50aを
上記スプルブッシュ48の先端側部分に外嵌装させて、
位置決めされる。すなわち、上記中心孔50aの内径
は、上記スプルブッシュ48の外径に対応されている。
また、このスタンパ50は、外周縁側を、上記固定金型
41に取付けられた外周側スタンパホルダ54により、
該固定金型41との間に挟持されて支持される。この外
周側スタンパホルダ54は、略々円環形状をなして形成
され、上記固定金型41下面側の外周側部分に取付けら
れ、上記成型用キャビティ44の外周縁部をなしてい
る。
【0032】そして、上記固定金型41には、スタンパ
吸引手段となるスタンパ吸引機構が設けられている。こ
のスタンパ吸引機構は、上記スプルブッシュ支持環51
の前端部と上記固定金型41の下面部41aとの間の空
隙部である吸引スリット55を介して、図示しない真空
ポンプにより、該固定金型41と上記スタンパ50との
間の空気を外方側に排出するように構成されている。す
なわち、上記吸引スリット55は、上記スプルブッシュ
支持環51の外側面部と上記固定金型41の挿通孔の内
壁部との間に形成された空隙部である空気排出路56に
連通している。そして、この空気排出路56は、上記固
定金型41に穿設された隧道部57を介して、外方側に
連通されている。この隧道部57は、上記固定金型41
の中心側より外側面部に亘って、上記成型用キャビティ
44の径方向に穿設されている。
【0033】なお、上記空気排出路56の上端側、すな
わち、上記スプルブッシュ支持環51の後端部と上記固
定金型41の上面部との間の空隙部60は、O−リング
61を介して、上蓋部材46により閉蓋されている。
【0034】上記固定金型41の外側面部には、上記隧
道部57に連通して、吸引ホース58が取付けられてい
る。この吸引ホース58は、弁装置59を介して、上記
真空ポンプに接続されている。すなわち、この真空ポン
プは、上記弁装置59が開放状態であるときに、上記吸
引ホース58、上記隧道部57、上記空気排出路56及
び上記吸引スリット55を介して、上記固定金型41の
下面部41aと上記スタンパ50との間の空気を吸引し
て外方に排出させる。このとき、上記スタンパ50は、
上記下面部41aに対して吸引保持される。
【0035】一方、上可動定金型42の中心位置には、
この可動金型42の上面部に垂直に挿通孔が形成されて
いる。すなわち、この挿通孔は、上記固定金型41に支
持されたスプルブッシュ48の前端面に対向する位置に
設けられている。この可動金型42に形成された挿通孔
内には、円筒形状を有したスリーブ65が挿通されて配
設され、さらに、このスリーブ65に嵌入されて円柱状
のパンチ66が配設されている。このパンチ66、上記
スリーブ65に対して進退可能となされてこのスリーブ
65に支持されている。また、上記スリーブ65は、上
記可動金型42に対して進退可能となされてこの可動金
型42に支持されている。そして、このスリーブ65
は、上記成型用キャビティ44に臨む前端面を上記可動
金型42の上面部よりもこの可動金型42内にやや没入
させている。そして、上記パンチ66は、上記成型用キ
ャビティ44に臨む前端面を上記スリーブ65の前端面
よりもやや突出させている。
【0036】このように構成されたディスク基板成型用
金型装置において上記ディスク基板100を形成するに
は、まず、上記可動金型42を上記固定金型41に対し
て突き合わせて、上記成型用キャビティ44を形成させ
る。そして、上記射出装置により、上記スプルブッシュ
48の樹脂射出孔49を介して、上記成型用キャビティ
44内に熔融したポリカーボネイト等の合成樹脂材料を
射出充填する。このとき、この合成樹脂材料は、上記成
型用キャビティ44内を、中心部より外周側に向かって
流れる。そして、上記可動金型42を上記固定金型41
側に移動させて上記成型用キャビティ44内に充填され
た合成樹脂材料を圧縮するいわゆる型締めを行った後、
冷却する。すると、上記成型用キャビティ44内に充填
された合成樹脂材料は、固化され、図2に示すように、
該成型用キャビティ44に対応した形状のディスク基板
100が形成される。
【0037】そして、上記上記パンチ66を上記固定金
型41側に突出させることによりセンター孔100aを
穿設し、上記スリーブ65を上記固定金型41側に突出
させながら上記可動金型42を上記固定金型41より離
間させる型開きを行うことにより、成型されたディスク
基板100が上記金型43より離型される。そして、こ
のディスク基板100を上記固定金型41より離反させ
ることにより、図2に示すように、該ディスク基板10
0の成型が完了する。
【0038】このディスク基板100は、一方の主面部
が、上記スタンパ50により成型された信号記録面とな
される。そして、このディスク基板100の一方の主面
部の中央部には、チャックプレート取付け凹部100c
が形成されている。このチャックプレート取付け凹部1
00cは、上記成型用キャビティ44内に進入されてい
た上記スプルブッシュ48の先端側部分により形成され
たものである。また、このディスク基板100の他方の
主面部の中央部には、位置基準用突起100bが形成さ
れている。この位置基準用突起100bは、上記可動金
型42の中央部の挿通孔と上記スリーブ65の上端部と
により形成されたものであり、上記チャックプレート取
付け凹部100cを内包するようにして形成されてい
る。この位置基準用突起100bの外周面部及び上記ス
リーブ65の上端部により形成された下端面100d
は、このディスク基板100を用いて構成される光ディ
スクの位置決めのための基準面となる。
【0039】このディスク基板100を用いて構成され
る再生専用ディスクにおいては、図3に示すように、こ
のディスク基板100の一方の主面部には情報信号に対
応する凹凸パターン103が形成され、さらに、蒸着や
スパッタリング等の手段により、該凹凸パターン103
を覆ってアルミニウム等からなる反射膜が被着形成され
る。上記凹凸パターン103は、上記スタンパ50によ
り形成される。
【0040】また、このディスク基板100を用いて構
成される再生専用ディスクにおいては、このディスク基
板100の一方の主面部には情報信号が記録される記録
トラックを構成するプリグルーブ103が形成され、さ
らに、該プリグルーブ103を覆って磁性材料からなる
信号記録層が被着形成される。上記プリグルーブ103
は、上記スタンパ50により形成される。
【0041】そして、このディスク基板成型用金型装置
においては、上記スタンパ50は、上記成型用キャビテ
ィ44に臨むディスク基板成型面を全面に亘って有効に
利用されることができる。すなわち、上記ディスク基板
100においては、図3に示すように、外周縁部より上
記チャックプレート取付け凹部100cの周縁部に亘る
図3中矢印S2 で示す一方の主面部の全面が、面一状の
平坦面となされており、上記凹凸パターン等103が形
成され得る信号記録領域の形成可能領域となされてい
る。すなわち、このディスク基板100においては、上
記信号記録領域の形成可能領域を、このディスク基板1
00の最内周側までに亘らせることができる。
【0042】そして、上記ディスク基板100を用いて
構成される光ディスクにおいては、一方の主面部上に
は、図3中に矢印Sで示す上記凹凸パターン等103が
形成された信号記録領域を覆って、上記反射膜等の上に
合成樹脂材料等からなる保護膜104が被着形成され
る。この保護膜104は、上記反射膜等への空気中の水
分等の接触を遮断して、この反射膜等の腐食を防止する
ためのものである。
【0043】上記保護膜104は、上記反射膜等への空
気中の水分等の接触を充分に遮断できるだけの厚さを有
して、上記ディスク基板100より容易に剥離し得ない
ように該ディスク基板100に対して確実に密着されて
被着形成される必要がある。このディスク基板100に
おいては、図3中矢印W2 で示す上記保護膜104の上
記ディスク基板100への被着領域の幅、すなわち、上
記信号記録領域の内周縁部より上記チャックプレート取
付け凹部100cの周縁部までの幅を広くすることがで
き、該保護膜104の上記ディスク基板100への密着
を確実なものとなして、該保護膜104による上記反射
膜等の保護を確実なものとすることができる。
【0044】そして、上記ディスク基板100を用いて
構成される光ディスクにおいては、上記チャックプレー
ト取付け凹部100c内にチャックプレートが嵌合配設
される。このチャックプレートは、金属等の磁性材料に
より円盤状に形成されている。このチャックプレート
は、この光ディスクを用いる記録及び/又は再生装置等
において、いわゆるマグネットチャック機構を構成する
マグネットにより吸引され、該光ディスクを保持させる
ためのものである。
【0045】なお、本発明に係るディスク基板成型用金
型装置において、上記スタンパ吸引手段としては、上述
の実施例中に示した如き真空ポンプを用いたスタンパ吸
引機構に限定されない。すなわち、このスタンパ吸引手
段としては、図4に示すように、上記固定金型41の下
面部41aの一部をなすように該下面部41aに面一と
なされて配設されたマグネット68を用いてもよい。こ
のように上記スタンパ吸引手段としてマグネット68を
用いたディスク基板成型用金型装置においては、上記ス
プルブッシュ支持環51と上記固定金型41との間は、
密接されており、上記成型用キャビティ44を密閉して
いる。
【0046】このディスク基板成型用金型装置において
は、上記スタンパ50は、外周縁側を上記外周側スタン
パホルダ54により支持されるとともに、主面部を上記
マグネット68により吸着保持されて、上記固定金型4
1に装着される。なお、上記マグネット68を電磁石と
なせば、上記スタンパ50の上記固定金型41よりの取
り外しがより一層容易化される。
【0047】また、本発明に係るディスク基板成型用金
型装置は、上述の各実施例に示したように、上記固定金
型41にのみ上記スタンパ50を装着してディスク基板
100を成型する構成に限定されず、上記可動金型42
にも上記スタンパ50が装着可能となるように構成して
もよい。この場合には、上記可動金型42に上記スタン
パ50の中心孔50aが外嵌装される位置決め突起を設
け、この位置決め突起により該スタンパ50の位置決め
を行うようにする。
【0048】上述のように構成された本発明に係る各デ
ィスク基板成型用金型装置においては、上記スタンパ5
0は、中心孔50aの内周縁をスプルブッシュ48によ
り位置決めされ、上記スタンパ吸引機構または上記膜6
8により、上記固定金型41に吸着支持される。そのた
め、このディスク基板成型用金型装置においては、上記
スタンパ50の上記固定金型41への取付け作業が容易
化されている。
【0049】また、このディスク基板成型用金型装置に
おいては、上記スタンパ50は、上記スプルブッシュ4
8により位置決めされるため、精確に位置決めされ、中
心部をこの金型装置により成型されるディスク基板10
0の中心に対して高精度に一致させる。したがって、上
記ディスク基板100においては、上記スタンパ50に
よりこのディスク基板100の一方の主面部上に略々同
心円状をなす螺旋状をなして形成される凹凸パターン
(ピット列)、または、プリグルーブ103の曲率中心
が該ディスク基板100の中心に対して偏心を生ずるこ
とがなく、光ディスク用として好適なものとして成型さ
れている。
【0050】さらに、このディスク基板形成用金型装置
においては、上記スタンパ50が、上記スタンパ吸引機
構、または、上記マグネット68により上記固定金型4
1に吸引支持されるので、歪みを生ずることがない。し
たがって、このディスク基板形成用金型装置において
は、良好な特性を有するディスク基板100を成型する
ことができる。また、このディスク基板成型用金型装置
は、上記スタンパ吸引機構、または、上記マグネット6
8により上記スタンパ50を吸引支持するので、構成が
簡素化されている。
【0051】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスク基
板成型用金型装置においては、固定金型及び可動金型の
少なくともいずれか一方に取付けられこれら金型間に形
成される成型用キャビティ内に配設されるスタンパは、
中心孔を、熔融した樹脂を上記成型用キャビティ内に導
くためのスプルブッシュに外嵌合させることにより位置
決めされ、このスプルブッシュが取付けられた金型に配
設されたスタンパ吸引手段により吸引保持される。
【0052】したがって、このディスク基板成型用金型
装置においては、上記スタンパは、着脱操作が容易化さ
れていながら、精確な位置決めをなされる。また、この
ディスク基板成型用金型装置においては、上記スタンパ
は、信号記録領域を成型するための領域が成型するディ
スク基板の最内周側に相当する位置にまで亘る広い領域
となされることができる。
【0053】すなわち、本発明は、スタンパの着脱操作
が容易化されるとともに、このスタンパの位置決めが精
確に行われ、ピット列やプリグルーブ等のディスク基板
に対する偏心が防止された良好なディスク基板を成型す
ることができるようになされたディスク基板成型用金型
装置を提供することができるものである。
【0054】また、本発明は、信号記録領域の形成可能
領域が最内周側にまで亘る広い領域となされ反射膜や信
号記録層等を保護する保護膜の被着が確実に行えるよう
になされたディスク基板を成型することができるディス
ク基板成型用金型装置を提供することができるものであ
る。さらに、また、本発明はスタンパを内周側スタンパ
ホルダを用いずにスプルブッシュにより位置決めするも
のであるため、ディスク基板成型用金型装置の構成を簡
素化することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク基板成型用金型装置の構
成を示す縦断面図である。
【図2】上記ディスク基板成型用金型装置により成型さ
れたディスク基板の構成を示す縦断面図である。
【図3】上記ディスク基板を用いて構成された光ディス
クを示す縦断面図である。
【図4】上記ディスク基板成型用金型装置の構成の他の
例を示す縦断面図である。
【図5】従来のディスク基板成型用金型装置の構成を示
す縦断面図である。
【図6】上記従来のディスク基板成型用金型装置により
成型されたディスク基板の構成を示す縦断面図である。
【図7】上記従来のディスク基板成型用金型装置により
成型されたディスク基板を用いて構成された光ディスク
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
41・・・・・・・・・・・・固定金型 42・・・・・・・・・・・・可動金型 43・・・・・・・・・・・・金型 44・・・・・・・・・・・・成型用キャビティ 48・・・・・・・・・・・・スプルブッシュ 49・・・・・・・・・・・・樹脂射出孔 50・・・・・・・・・・・・スタンパ 50a・・・・・・・・・・中心孔 55・・・・・・・・・・・・吸引スリット 56,57・・・・・・空気排出路 68・・・・・・・・・・・・マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−185475(JP,A) 特開 平5−285992(JP,A) 特開 平3−284919(JP,A) 特開 昭60−245529(JP,A) 特開 昭63−82714(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/26 - 45/36 B29C 33/30 B29D 17/00 G11B 11/105 546 G11B 7/26,3/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定金型と、 上記固定金型と相対向しこの固定金型に対して接離操作
    可能に配設され、この固定金型との間に成型用キャビテ
    ィを形成する可動金型と、 上記各金型の少なくともいずれか一方に取付けられ、上
    記成型用キャビティ内に配設されるスタンパと、 熔融した樹脂を導くための樹脂射出孔を有し、上記各金
    型のいずれか一方に取付けられて、この金型の略々中央
    部分を介して該樹脂射出孔の射出口を上記成型用キャビ
    ティ内に臨ませたスプルブッシュと、 上記スプルブッシュが取付けられた金型に配設され、上
    スプルブッシュが嵌合配設されるスプルブッシュ支持
    環と、上記固定金型との間の円環状の空隙部を吸引スリ
    ットとする上記スタンパを吸引保持するスタンパ吸引手
    段とを備え、 上記スタンパは、中心孔を上記スプルブッシュに外嵌合
    させることにより位置決めされてなるディスク基板成型
    用金型装置。
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