JP3271072B2 - 情報信号記録用ディスク基板の形成方法 - Google Patents

情報信号記録用ディスク基板の形成方法

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JP3271072B2
JP3271072B2 JP29255891A JP29255891A JP3271072B2 JP 3271072 B2 JP3271072 B2 JP 3271072B2 JP 29255891 A JP29255891 A JP 29255891A JP 29255891 A JP29255891 A JP 29255891A JP 3271072 B2 JP3271072 B2 JP 3271072B2
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • GPHYSICS
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    • G11B7/26Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号や映像信号等
の情報信号が記録される情報信号記録ディスク用のディ
スク基板の形成方法に関し、特に情報信号の再記録を可
能となす光磁気ディスクやその他の光ディスクの如き情
報記録ディスクを構成する合成樹脂を成形して形成され
るてなる情報記録用ディスク基板の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声信号や映像信号等の情報信号
が記録される情報信号記録ディスクであって、情報信号
の再記録を可能となすディスクとして光磁気ディスクが
提案されている。この光磁気ディスクは、ディジタル化
された音声信号等の情報信号を極めて高密度に記録する
ことが可能である。そこで、本願出願人は、直径を64
mmとなし、少なくとも74分の音声信号の記録を可能
となす光磁気ディスクを提案している。
【0003】この光磁気ディスク1は、図5に示すよう
に、透明なポリカーボネート樹脂等の樹脂を成形して形
成したディスク基板2を有し、このディスク基板2の一
方の主面2a側に信号記録層を形成して構成されてな
る。そして、上記光磁気ディスク1に対する情報信号の
記録は、上記光磁気ディスク1を所定の回転速度で回転
操作した状態で上記信号記録層に設けられた微細な記録
トラックに光学ヘッドから出射される光ビームを照射す
るとともに外部磁界発生装置によって記録すべき情報信
号に応じて磁界変調された外部磁界を印加することによ
って行われる。
【0004】上記光磁気ディスク1は、小径であって微
細な記録トラックが高密度に形成されてなるので、図6
に示すように、この光磁気ディスク1を回転操作する記
録再生装置内に配設されるディスク回転駆動装置3のデ
ィスクテーブル4上に正確に位置決めされて装着される
とともに、上記ディスクテーブル4に確実に一体化され
て装着され、このディスクテーブル4の回転に正確に同
期して回転操作される必要がある。
【0005】そこで、上記光磁気ディスク1を構成する
ディスク基板2の中心部には、上記ディスクテーブル4
の回転中心に配設されこのディスクテーブル4上に装着
される光磁気ディスク1の芯出しを図るセンタリング部
材5が係合するセンター穴6が穿設されている。また、
ディスク基板2の信号記録層が形成される一方の主面2
aに対向する他方の主面2b側には、上記ディスクテー
ブル4上への装着高さ位置を正確に位置出しするととも
に、上記ディスクテーブル4の回転中心に対し正確に水
平状態を維持して回転可能となすする水平位置装着規準
面7を先端面に形成したリング状の膨出部8が上記セン
ター穴6を囲むように突設されている。
【0006】また、ディスク基板2の一方の主面2a側
には、センター穴を閉塞するようにして薄い金属板9
が配設されている。この金属板9は、ディスクテーブル
4側に配設されるマグネット10により吸引され、この
ディスクテーブル4上に装着される光磁気ディスク1を
上記ディスクテーブル4に一体化させるものである。そ
して、上記センター穴は、ディスクテーブル4側に配
設されたマグネット10の磁束が金属板9側に透過し得
るようにディスク基板2の厚さ方向に貫通して形成され
ている。
【0007】上述のように構成された光磁気ディスク1
は、図6に示すように、センター穴6をセンタリング部
材5に係合させるとともに、膨出部8の先端面の水平位
置装着規準面7をディスクテーブル4のディスク支持面
4aに支持させ、さらに金属板9がマグネット10に吸
引されて上記ディスクテーブル4上に装着されることに
より、上記ディスクテーブル4の回転中心に中心を一致
させるとともに装着位置の位置決めが図られて確実に一
体化されて上記ディスクテーブル4上に装着されること
が可能となる。すなわち、光磁気ディスク1は、先端が
縮径するように形成されたセンタリング部材5の外周面
5aがセンター穴6の装着規準面となる開口端側の内周
面6aに当接して係合することによりディスクテーブル
4の回転中心に対し芯出しが図られ、装着規準面7がデ
ィスクテーブル4のディスク支持面4aに支持されるこ
とにより装着高さ位置が規制されて上記ディスクテーブ
ル4上に装着されてなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光磁気
ディスク1を構成するディスク基板2は、ディスク基板
成形用の金型装置を構成する可動金型と固定金型間に構
成される成形キャビティ内にポリカーボネート樹脂の如
き合成樹脂を射出することによって成形されてなる。そ
して、上記センタリング部材5が係合するセンター穴6
も上記ディスク基板2の成形と同時に上記金型装置内で
形成されてなる。
【0009】すなわち、従来の金型装置にあっては、油
圧機構等によって成形キャビティ内に進退される打ち抜
き用パンチを設け、上記成形キャビティ内に合成樹脂を
射出しディスク基板2を成形した後直ちに上記打ち抜き
用パンチを可動させてセンター穴6を形成するようにし
ている。
【0010】このように打ち抜き用パンチを用いて金型
装置内でセンター穴6を形成すると、上記打ち抜き用パ
ンチの進出方向にバリが発生し易い問題点を有する。特
に、センター穴6の形成は、成形キャビティ内に射出さ
れた合成樹脂が完全に硬化されない溶融状態で行われる
ので、上記バリの発生が著しいものとなる。
【0011】このようなバリ2cが、図7に示すよう
に、センタリング部材5が係合するセンター穴6の装着
規準面となる内周面6aや膨出部8先端面の装着規準面
7に発生すると、上記センター穴6の真円精度が劣下す
るとともに上記装着規準面7の平滑化が阻害されてしま
う。その結果、光磁気ディスク1を正確に芯出しを図る
とともに正確な位置出しを図ってディスクテーブル4上
に装着させることができなくなり、ディスクテーブル4
の回転中心に対し正確に水平状態を維持して回転操作す
ることができなくなり、情報信号の記録あるいは再生不
良を生じさせてしまう。
【0012】そこで、本発明は、ディスクテーブル上に
載置したとき、このディスクテーブルの回転中心に対す
る芯出しを達成するセンタリング部材等の中心出し部材
が係合するセンター穴の内周面部分や上記ディスクテー
ブルに対する水平方向の装着規準面を高精度に形成する
ことを可能となし、ディスクテーブルに対するディスク
の装着を高精度に位置決めして行い、安定したディスク
の回転を保証し、情報信号の記録あるいは再生不良を発
生させることのない情報信号記録ディスクを構成するこ
とができるディスク基板の形成方法を提供することを目
的に提案されたものである。
【0013】
【課題を達成するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するため、金型装置の成形用キャビティ内に合成樹
脂を射出して形成される情報信号記録用ディスク基板の
形成方法において、内周面の少なくとも一部にディスク
回転駆動手段に対する装着位置を規制する装着規準面を
有する有底のセンター穴を成形した後、上記センター穴
の少なくとも一部を上記成形用キャビティ内に突出する
可動部材で打ち抜いて貫通孔を形成するようにしたもの
である。
【0014】
【作用】本発明に係る情報信号記録用ディスク基板の形
成方法は、ディスク回転駆動手段に対する装着位置を規
制する装着規準面を有する有底のセンター穴は、ディス
ク基板の成形時に形成され、その後センター穴の少なく
とも一部を可動部材で打ち抜いて貫通孔を形成してなる
ので、センター穴の装着規準面に影響を与えることなく
貫通孔の穿設が行われる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るディスク基板の形成方法
を工程順に図面を参照して説明する。本発明に係る方法
にあっては、まず、ディスク基板成形用の金型装置を用
いて図1に示す通りの円盤状をなすディスク基板11を
成形する。
【0016】このディスク基板11は、光透過性の良好
な例えば透明なポリカーボネート樹脂を成形して形成さ
れてなり、一方の主面11aには光磁気ディスクを構成
する光磁気記録媒体が被着された信号記録層が形成され
る。この信号記録層が形成される一方の主面11a側に
は、記録トラックを構成するプレピットがこのディスク
基板11の成形と同時に上記金型装置内に配設されるス
タンパにより形成されてなる。
【0017】また、上記ディスク基板11の信号記録層
が形成される一方の主面11aと対向する他方の主面1
1b側は、上記一方の主面11aに信号記録層を形成す
る等して光磁気ディスクとして構成されたとき、光学ヘ
ッドから出射される光ビームが照射される信号読出し面
とされる。
【0018】そして、上記ディスク基板11の信号記録
層が形成される一方の主面11aに対向する他方の主面
11b側には、上記ディスクテーブル4上への装着高さ
位置を位置出しするとともに、上記ディスクテーブル4
の回転中心に対する水平状態を位置決めする水平位置装
着規準面12を先端面に形成したリング状の膨出部13
が突設して成形されてなる。
【0019】また、上記ディスク基板11の中心部に
は、リング状の膨出部13の水平位置装着規準面12が
形成された先端面側から厚さ方向の中途部に亘って有底
のセンター穴14が成形されてなる。このセンター穴1
4は、前記ディスク基板に設けられるセンター穴と同様
に、このディスク基板11が光磁気ディスクとして構成
されてディスクテーブル4に装着されたとき、このディ
スクテーブル4に配設されたセンタリング部材5が係合
し、上記ディスクテーブル4の回転中心に対する芯出し
を図る機能を有するものである。従って、センタリング
部材5が係合していき、このセンタリング部材5の外周
面5aが当接するセンター穴14の膨出部13の先端面
の水平位置装着規準面12に連続する内周面14aは、
ディスクテーブル4に対する装着規準面となされる。
【0020】なお、上記センター穴14は、光磁気ディ
スクをディスクテーブル4上に装着させる際、センタリ
ング部材5が芯出し機能を達成して係合するに足る深さ
Dをもって形成される。
【0021】さらに、ディスク基板11の一方の主面1
1a側の中心部には、このディスク基板11を用いて光
磁気ディスクを構成したとき、ディスクテーブル4側に
配設されるマグネット10により吸引され金属板が嵌合
する如く配設される金属板取付け用凹部15が成形され
る。
【0022】上述のように構成されるディスク基板11
は、図2に示すように構成された成形用金型装置20を
用いて成形される。この金型装置20は、固定金型21
と可動金型22とから構成されてなり、これら固定金型
21と可動金型22間には、上記ディスク基板11を成
形する成形キャビティ23が区画構成される。
【0023】そして、上記固定金型21側には、成形キ
ャビティ23の中心に位置して、射出成形機から供給さ
れる溶融されたポリカーボネート樹脂を上記成形キャビ
ティ23内に流入させるスプルブッシュ24が配設され
ている。そして、溶融されたポリカーボネート樹脂は、
スプルブッシュ24に穿設された樹脂流入口25を介し
て成形キャビティ23内に流入される。
【0024】なお、このスプルブッシュ24の先端側
は、ディスク基板11の一方の主面11a側に形成され
る金属板取付け用凹部15を成形する後述する内周側ス
タンパ押え27の先端部からさらに成形キャビティ23
内に突出されている。
【0025】また、上記固定金型21の成形キャビティ
23を構成する側の面には、記録トラックを構成するプ
レピットを成形するスタンパ26が配設されている。こ
のスタンパ26は、内周側及び外周側をそれぞれスタン
パ押え27,28により支持されて上記固定金型21に
取付けられてなる。上記スタンパ26の内周側を支持す
る内周側スタンパ押え27は、スプルブッシュ24に嵌
合配設されたスタンパ押え支持体29に嵌合して取付け
られ、スタンパ26の外周側を支持する外周側スタンパ
押え28は、固定金型21の外周側に嵌合して取付けら
れてなる。
【0026】なお、上記内周側スタンパ押え27の先端
部側は、ディスク基板11の一方の主面11a側に形成
される金属板取付け用凹部15を成形するように成形キ
ャビティ23内に突出されている。
【0027】一方、上記固定金型21に対向配置される
可動金型22側には、装着規準面12を先端面に形成し
たリング状の膨出部13を成形する膨出部成形部30が
形成されるとともに、センター穴14を成形するセンタ
ー穴成形用固定部材31が、成形用キャビティ23内の
中途部まで突出するように配設されている。
【0028】また、可動金型22側には、センター穴成
形用固定部材31の中心部に位置するようにして、成形
されたセンター穴14の底部16に貫通孔17を打ち抜
き形成する貫通孔形成用の可動部材32が配設されてい
る。この可動部材32は、図2に示すように、センター
穴成形用固定部材31より小径であって、このセンター
穴成形用固定部材31の先端側からさらに成形用キャビ
ティ23内に突出するように配設されている。
【0029】このように可動部材32を形成して配設す
ることにより、上記センター穴成形用固定部材31に成
形されるセンター穴14の装着規準面となされる内周面
14aに影響を与えることなく可動させることができ
る。
【0030】そして、本発明方法にあっては、上述した
ように構成された金型装置20の成形キャビティ23内
にスプルブッシュ24を介して射出成形機から供給され
る溶融されたポリカーボネート樹脂を射出し、図1に示
す通りの有底のセンター穴14を有するディスク基板1
1を成形する。このディスク基板11を成形したところ
で、図3に示すように、可動金型22側に配設された可
動部材32を油圧機構等の可動手段を動作させて固定金
型21側に突出させる。このように可動部材32を突出
させることにより、センター穴14の底部16に貫通孔
17が穿設される。
【0031】なお、貫通孔17を穿設するように可動部
材32を突出させたとき、この可動部材32の先端は成
形用キャビティ23から突出して固定金型21側に配設
されたスプルブッシュ24の先端に当接し、図3に示す
ように、このスプルブッシュ24を成形用キャビティ2
3から退出する方向に移動させる。また、上記可動部材
32は、貫通孔17を穿設した後、図2に示す位置に退
出させられる。
【0032】そして、上述のように貫通孔17が穿設さ
れたディスク基板11は、金型装置20内で硬化された
後、上記成形用キャビティ23内から取り出されること
によって、図4に示すような光磁気ディスクの素材とな
るディスク基板11が形成される。
【0033】なお、上述の実施例では、光磁気ディスク
に適用されるディスク基板を形成する方法について説明
したが、本発明方法は、センター穴を有し、ディスク基
板の主面にディスクテーブルへの装着規準面や上記ディ
スクテーブルに対する芯出し面を有するディスクに広く
適用することができるものである。
【0034】また、上記の実施例で形成されるディスク
基板11は、マグネットクランプ用の金属板が配設され
る光磁気ディスクに適用されるものであるので、上記貫
通孔17は、上記ディスク基板11を用いて光磁気ディ
スクを構成したとき、ディスクテーブル側に配設される
マグネットの磁束を透過させる機能を発揮するものであ
る。
【0035】さらに、本発明方法によって形成されるデ
ィスク基板11の貫通孔17は、このディスク基板11
を用いて情報信号記録用ディスクを製造する場合に、そ
の製造工程中における搬送のための把持機構等が係合す
る部分としても用いることができる。
【0036】
【発明の効果】上述したように、本発明方法は、装着規
準面を有するセンター穴の成形を行った後、可動部材を
作動させて貫通孔の穿設を行うようにしてなるので、上
記センター穴に影響を与えることなく上記貫通孔の穿設
を行うことができる。従って、センター穴の周辺にバリ
等を発生させることなく高精度に形成された装着基準面
を有するディスク基板を形成することができる。
【0037】そして、このディスク基板を用いて構成さ
れる情報信号記録ディスクは、ディスクテーブル上に正
確に位置決めがされて装着可能となるので、安定したデ
ィスクの回転を保証し、情報信号の記録あるいは再生不
良を発生させることのなく、良好な記録再生特性を維持
して情報信号に記録再生を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により成形されるディスク基板の断
面図である。
【図2】金型装置に合成樹脂を射出してディスク基板を
成形した状態を示す金型装置の断面図である。
【図3】上記金型装置により成形されたディスク基板に
貫通孔を穿設した状態を示す金型装置の断面図である。
【図4】本発明方法により形成されたディスク基板の断
面図である。
【図5】従来の光磁気ディスクの一部破断斜視図であ
る。
【図6】従来の光磁気ディスクをディスクテーブル上に
装着した状態を示す断面図である。
【図7】従来の光磁気ディスクのセンター穴周辺部分を
拡大して示す部分断面図である。
【符号の説明】
11 ディスク基板 14 センター穴 16 センター穴の底部 17 貫通孔 20 金型装置 21 固定金型 22 可動金型 23 成形用キャビティ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型装置の成形用キャビティ内に合成樹
    脂を射出して形成される情報信号記録用ディスク基板の
    形成方法において、 内周面の少なくとも一部にディスク回転駆動手段に対す
    る装着位置を規制する装着規準面を有する有底のセンタ
    ー穴を成形した後、 上記センター穴の少なくとも一部を上記成形用キャビテ
    ィ内に突出する可動部材で打ち抜いて貫通孔を形成して
    なる情報信号記録用ディスク基板の形成方法。
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