JPH0957408A - 連続鋳造冷却設備の蒸気排出ブロワ制御装置 - Google Patents

連続鋳造冷却設備の蒸気排出ブロワ制御装置

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JPH0957408A
JPH0957408A JP23353095A JP23353095A JPH0957408A JP H0957408 A JPH0957408 A JP H0957408A JP 23353095 A JP23353095 A JP 23353095A JP 23353095 A JP23353095 A JP 23353095A JP H0957408 A JPH0957408 A JP H0957408A
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JP
Japan
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flow rate
cooling
spray
setting
steam discharge
Prior art date
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Pending
Application number
JP23353095A
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English (en)
Inventor
Masa Okazaki
雅 岡崎
Akinori Ikeda
昭則 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0957408A publication Critical patent/JPH0957408A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続鋳造冷却設備の蒸気排出ブロワを適正に
運転させることにより電気エネルギーのムダを低減する
制御装置を提供する。 【構成】連続鋳造設備のストランド周辺を水冷する冷却
スプレー、冷却水量を調節するバルブ、冷却水の流量検
出器とを有する冷却設備と、その冷却設備が発生する蒸
気を排出する蒸気排出ブロワとを有する連続鋳造冷却設
備の蒸気排出ブロワ制御装置において、 冷却水の流量
をコントロールする流量コントロール部、流量を設定す
る冷却スプレー流量設定部を有する第1のシーケンス制
御部と、前記冷却水の流量検出器が検出する流量信号に
基づいて前記蒸気排出ブロワの回転数を演算する関数発
生器と、前記蒸気排出ブロワの回転数を指令する直線指
令器とを有する第2のシーケンス制御部とから構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造冷却設備の冷
却水の蒸気を排出する蒸気排出ブロワ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、連続鋳造冷却設備の冷却水の蒸気
を排出する蒸気排出ブロワ制御装置は図2に示すように
なっている。図において、1は溶鋼を運ぶレードル、2
は溶鋼を一時的にたくわえ溶鋼を少しづつ注ぐタンディ
ッシュ、3は溶鋼の流し込み口であるモールド、4は鋳
造するためのストランド、5はピンチローラ、6は鋳片
を冷却する冷却スプレー、7は鋳片の冷却で発生する水
蒸気を吸入する蒸気吸入管、8は水蒸気を排出するため
の蒸気排出ブロワ(以下単に蒸気排出ブロワという)、
9は蒸気排出管、10は冷却水の流量調節弁、11は冷
却水の流量を検出する流量検出器である。また、12は
冷却スプレー6の冷却水流量を制御するシーケンス制御
部Aで、流量コントロール部13と流量を設定する冷却
スプレー流量設定部14とからなる。20は蒸気排出ブ
ロワ8の回転数を制御するシーケンス制御部Bで、LA
U(直線加速器)21、オペレータが鋳造条件に応じて
蒸気排出ブロワ8の回転数を設定するための手動設定回
転数調節計22、単独運転リレー23から構成されてい
る。蒸気排出ブロワ8の運転は、オペレータが手動設定
回転数調節計22によって回転数を設定し、単独運転リ
レー23をONさせることにより行い、操業開始と同時
に蒸気排出ブロワ8を起動し、操業終了で蒸気排出ブロ
ワ8を停止させていた。また、蒸気排出ブロワ8の回転
数はオペレータが手動設定回転数調節計22を用いて手
動で調節していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、連続鋳造の操業
は小品種大量生産で、いったん鋳造開始すると一日中運
転操業するのが通常であったので、鋳造設備が運転操業
中は蒸気排出ブロワを連続運転することで、特に問題は
無かった。しかし、最近では、多品種小量生産の要求が
高まり、それにともない一日のうちに鋳造、引抜を繰り
返す頻度が高くなった。ところが、従来技術では、鋳造
初期から鋳造中盤までの間(すなわち、鋳片先端が冷却
スプレーゾーンに到達するまでの間)、および引抜中盤
(すなわち、鋳片後端が冷却スプレーゾーンを通過し終
わるまでの間)から引抜終了時およびタンディッシュ、
レードル交換時等で鋳造を一旦停止している時等は、鋳
片の冷却を弱めるため冷却水流量を少なくする。したが
って、水蒸気の発生も少ないにもかかわらず蒸気排出ブ
ロワを高速で運転させていた。このため電気エネルギー
のムダが生じるという問題があった。そこで、本発明は
連続鋳造設備の蒸気排出ブロワを適正に運転させること
により電気エネルギーのムダを低減する制御装置を提供
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の蒸気排出ブロワ制御装置は、連続鋳造設備
のストランド周辺を水冷する冷却スプレー、冷却水冷を
調節するバルブ、冷却水の流量検出器とを有する冷却設
備と、その冷却設備が発生する蒸気を排出する蒸気排出
ブロワとを有する連続鋳造冷却設備の蒸気排出ブロワ制
御装置において、冷却水の流量をコントロールする流量
コントロール部、流量を設定する冷却スプレー流量設定
部を有する第1のシーケンス制御部と、前記冷却水の流
量検出器が検出する流量信号に基づいて前記蒸気排出ブ
ロワの回転水を演算する関数発生器と、前記蒸気排出ブ
ロワの回転数を指令する直線指令器とを有する第2のシ
ーケンス制御部とから構成するようにしたものである。
【0005】
【作用】上記手段により蒸気排出ブロワを最適な回転数
で運転できるため、電気エネルギーの損失を低減するこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、本発明の連続鋳造冷却設備の蒸気排出ブロ
ワ制御装置を示す構成図である。図において1〜14、
21〜23は図2と同一なので説明は省略する。24は
流量検出器11の検出信号に基づいて蒸気排出ブロワー
8の回転数指令値を演算する関数発生器、25は流量検
出器11の検出信号に連動してブロワを運転するスプレ
ー連動運転リレーである。15は冷却スプレー流量設定
部14で設定された流量と流量検出器11の検出信号と
に基づいて流量調節弁の開度をコントロールする流量コ
ントロール部13を有するシーケンス制御部Cである。
26はシーケンス制御部Dで、流量検出器11の流量検
出信号を関数発生器24へ入力し、前記流量検出信号に
基づき関数を発生させ最適な回転数指令を上記排出ブロ
ワ8へ与える。オペレータは、操業開始時にスプレー連
動運転リレー25をONする。その後鋳造を開始すると
タンディッシュからモールド内へ溶鋼が注がれる。鋳片
が進むにつれて、モールドに近い冷却スプレー6から順
次操業状態に応じて冷却水量を加減しながら粉霧動作を
開始し、これに伴い蒸気が発生する。この時スプレー連
動運転リレー25がONしているため、手動設定回転数
調節計22による回転数設定は無効となり、関数発生器
24による回転数設定が有効になる。関数発生器24は
流量検出器11の検出信号に基づいて関数を発生させる
ため、鋳造開始直後は6の冷却水量すなわち流量検出器
11の流量検出値は少ないため蒸気排出ブロワ8は低速
で運転される。鋳造が進むと冷却スプレー6の全てのス
プレーが運転され、流量検出器11の流量検出信号の値
が増加し、それにともない蒸気排出ブロワ8も高速で運
転される。また、鋳造速度が減少した場合は、流量検出
器11の流量検出信号が減少し、それにともない蒸気排
出ブロワ8は最適な回転数指令を与えられ運転すること
ができる。すなわち、関数発生器24による回転数設定
がLAU21を介して蒸気排出ブロワに最適な回転数指
令を与えることができ、電気エネルギーのムダを低減で
きる。他の例として、関数発生器24に流量検出器11
の検出信号を入力したが、冷却スプレー流量設定部14
の設定値、または、流量コントロール部13の出力信号
でもよい。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば冷却
スプレーの流量を検出する流量検出を蒸気排出ブロワの
回転数設定に加味しているため、最適な回転数設定をあ
たえることができるので、オペレータの手をわずらわせ
ず自動的に回転数をコントローできるという効果があ
る。また、ブロワを回転数制御する場合、電動機軸動力
(電力)は回転数の3乗に比例するため、大幅な省電力
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連続鋳造冷却設備蒸気排出ブロワ制御
装置を示す構成図
【図2】従来の連続鋳造冷却設備蒸気排出ブロワ制御装
置を示す構成図
【符号の説明】
1 レードル 2 タンディッシュ 3 モールド 4 ストランド 5 ピンチロール 6 冷却スプレー 7 蒸気吸入管 8 蒸気排出ブロワ 9 蒸気排出管 10 流量調節弁 11 流量検出器 12 シーケンス制御部A 13 流量コントロール部 14 冷却スプレー流量設定部 15 シーケンス制御部C 20 シーケンス制御部B 21 LAU(直線加速器) 22 手動設定回転数調節計 23 単独運転リレー 24 関数発生器 25 スプレー連動運転リレー 26 シーケンス制御部D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続鋳造設備のストランド周辺を水冷す
    る冷却スプレー、冷却水量を調節するバルブ、冷却水の
    流量検出器とを有する冷却設備と、その冷却設備が発生
    する蒸気を排出する蒸気排出ブロワとを有する連続鋳造
    冷却設備の蒸気排出ブロワ制御装置において、 冷却水の流量をコントロールする流量コントロール部、
    流量を設定する冷却スプレー流量設定部を有する第1の
    シーケンス制御部と、 前記冷却水の流量検出器が検出する流量信号に基づいて
    前記蒸気排出ブロワの回転数を演算する関数発生器と、
    前記蒸気排出ブロワの回転数を指令する直線指令器とを
    有する第2のシーケンス制御部とからなることを特徴と
    する連続鋳造冷却設備の蒸気排出ブロワ制御装置。
JP23353095A 1995-08-18 1995-08-18 連続鋳造冷却設備の蒸気排出ブロワ制御装置 Pending JPH0957408A (ja)

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JP23353095A JPH0957408A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 連続鋳造冷却設備の蒸気排出ブロワ制御装置

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JP23353095A JPH0957408A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 連続鋳造冷却設備の蒸気排出ブロワ制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH0957408A true JPH0957408A (ja) 1997-03-04

Family

ID=16956494

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JP23353095A Pending JPH0957408A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 連続鋳造冷却設備の蒸気排出ブロワ制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101804449A (zh) * 2010-03-30 2010-08-18 天津钢管集团股份有限公司 连铸机钩车取料顺序的控制方法
KR101311952B1 (ko) * 2011-07-13 2013-09-26 주식회사 포스코 이물질 제거 장치 및 스팀 배출 장치
EP4321274A1 (de) * 2022-07-27 2024-02-14 SMS Group GmbH Verfahren und strangführungseinrichtung zum betreiben einer kühlkammer

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KR101311952B1 (ko) * 2011-07-13 2013-09-26 주식회사 포스코 이물질 제거 장치 및 스팀 배출 장치
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040120

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02