JPH0610845A - 可変速給水装置 - Google Patents

可変速給水装置

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JPH0610845A
JPH0610845A JP19493092A JP19493092A JPH0610845A JP H0610845 A JPH0610845 A JP H0610845A JP 19493092 A JP19493092 A JP 19493092A JP 19493092 A JP19493092 A JP 19493092A JP H0610845 A JPH0610845 A JP H0610845A
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Yutaka Saito
豊 斎藤
Kaoru Nakajima
薫 中島
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YOKOSUKASHI
Ebara Corp
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YOKOSUKASHI
Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】給水ポンプの起動頻度が極力少なくでき、給水
ポンプの長寿命化に好適な可変速給水装置を提供するこ
と。 【構成】 給水ポンプ1と、可変速手段2と、給水ポン
プ1の吐出側に設けられた少水量検出手段3及び逆止弁
4と、逆止弁4の下流側に設けられた圧力タンク5及び
吐出圧力検出手段6と、制御手段7を具備し、制御手段
7は、少水量検出手段3が少水量検出信号を発生すると
圧力タンクに一定時間蓄圧した後給水ポンプ1を停止す
る機能と、ポンプ起動圧力設定値を持ち給水ポンプ停止
中に吐出圧力検出手段6により圧力信号がポンプ起動圧
力設定値以下になった時該給水ポンプ1を起動させる機
能を有する可変速給水装置において、少水量検出手段3
の少水量検知信号が一定時間保持されないと制御手段7
に少水量検知信号を入力しない少水量検出遅延手段8を
設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少水量の場合、給水ポン
プを停止させる少水量停止機能を有する可変速給水装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、目標圧力を設定し、吐出側に設けら
れた圧力センサの信号と目標圧力とから給水ポンプを速
度制御する可変速給水装置がある。この種の装置では、
少水量停止機能を付けないと、ポンプ締め切り状態にお
いてはポンプを停止できない。ポンプ締め切り状態でポ
ンプを長く運転すると、ポンプは加熱し焼きつきを起
す。また、水を供給していないのにポンプを運転するこ
とは、エネルギーの無駄でもある。そこで従来は、この
種の可変速給水装置では、少水量において、ポンプの速
度を一旦高めて圧力タンクに蓄圧しポンプを停止させる
少水量停止機能を設けるのが一般的である。
【0003】図5は従来のこの種の可変速給水装置の構
成例を示すブロック図である。図5において、1は給水
ポンプであり、2は該給水ポンプ1の回転速度を変化さ
せる可変速手段である。該可変速手段2は、例えばイン
バータを具備し、該インバータにより電源周波数を変換
しポンプ駆動モータの回転数を可変にできるものであ
る。該給水ポンプ1の吐出側には少水量を検出する少水
量検出手段3及び逆止弁4が設けられ、該逆止弁4の下
流側には圧力タンク5と圧力を検出する圧力検出手段6
が設けられている。7は少水量検出手段3及び圧力検出
手段6の出力を受け、可変速手段2を介して給水ポンプ
を制御する制御手段である。
【0004】前記ポンプ制御手段7は、少水量検出手段
3が少水量検出信号を発生すると圧力タンク5に一定時
間蓄圧した後前記給水ポンプを停止する機能と、ポンプ
起動圧力設定値を持ち、給水ポンプ1の停止中に圧力検
出手段6よりの圧力信号がポンプ起動圧力設定値以下に
なった時該給水ポンプを起動させる機能を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の可変速給水装置においても少水量停止に頻繁に
入るため、給水ポンプの起動頻度が高くなり装置の寿命
を縮めていた。また、この頻繁な少水量停止を避けるた
め遅延タイマーにより頻度を落すと給水ポンプ締め切り
状態で給水ポンプを長く運転することになりポンプ加熱
による焼き付きの原因ともなる。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去し、給水ポンプの起動頻度が極力
少なくでき、給水ポンプの高寿命に好適な可変速給水装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、図1に示すように、給水ポンプ1と、該給水
ポンプ1を可変速にする可変速手段2と、給水ポンプ1
の吐出側に設けられた少水量検出手段3及び逆止弁4
と、逆止弁4の下流側に設けられた圧力タンク5及び吐
出圧力検出手段6と、ポンプ制御手段7を具備し、ポン
プ制御手段7は、少水量検出手段3が少水量検出信号を
発生すると圧力タンクに一定時間蓄圧した後給水ポンプ
1を停止する機能と、ポンプ起動圧力設定値を持ち給水
ポンプ停止中に圧力検出手段6よりの圧力信号がポンプ
起動圧力設定値以下になった時該給水ポンプ1を起動さ
せる機能を有する可変速給水装置において、少水量検出
手段3の少水量検知信号が一定時間保持されないと制御
手段7に少水量検知信号を入力しない少水量検出遅延手
段8を設けたことを特徴とする。
【0008】また、少水量検出遅延手段8の遅延時間が
変更可能にするため図3に示すように、遅延時間設定手
段9を設けたことを特徴とする。
【0009】また、図4に示すように、少水量検出遅延
手段8には可変速手段2より少水量検出手段3が少水量
を検出する直前の給水ポンプ1の回転速度を入力できる
ようになっており、少水量検出遅延手段8は給水ポンプ
1のポンプ速度毎に異なる遅延時間を設定でき、該遅延
時間が少水量検知直前の給水ポンプ1の回転数に応じて
変化できるようになっていることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、少水量検出遅延手段8は少水
量検出手段3の少水量検出信号を、給水ポンプの頻度の
問題と、給水ポンプ締めきり状態での給水ポンプの加熱
の問題を考慮して設定した一定時間保持されないと制御
手段7による制御がなされないから、給水ポンプの焼き
付きの問題及び給水ポンプの起動頻度を極力少なくでき
る。
【0011】また、少水量検出遅延手段8は給水ポンプ
1のポンプ速度毎に異なる遅延時間を設定でき、該遅延
時間を少水量検出直前の給水ポンプ1の回転数に応じて
変化させるので、給水ポンプの焼き付きの問題及び給水
ポンプの起動頻度の減少を更に改善できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の可変速給水装置の構成例を示すブ
ロック図である。図1において、図5と同一符号を付し
た部分は同一又は相当部分を示す(以下、図3、図4に
おいても同様とする)。図1に示すように本可変速給水
装置は、給水ポンプ1、可変速手段2を具備し、給水ポ
ンプ1の吐出側には少水量を検出する少水量検出手段
(例えばフロースイッチ)3及び逆止弁4を設け、該逆
止弁4の下流側には圧力タンク5と吐出圧力を検出する
圧力検出手段6を設け、更に制御手段7を設けた点は図
5の可変速給水装置と同一である。本可変速給水装置が
図5の可変速給水装置と異なる点は、少水量検出手段3
とポンプ制御手段7の間に少水量検検出遅延手段8を介
在させた点である。
【0013】制御手段7は、少水量検出手段3が少水量
検出信号を発生すると圧力タンク5に一定時間蓄圧した
後前記給水ポンプを停止する機能と、ポンプ起動圧力設
定値を持ち、給水ポンプ1の停止中に吐出圧力検出手段
6によりの圧力信号がポンプ起動圧力設定値以下になっ
た時該給水ポンプを起動させる機能を有する点は図5の
ポンプ制御手段7と同一である。少水量検検出遅延手段
8は少水量検出手段3の少水量検出信号を一定時間遅ら
せて、ポンプ制御手段に入力する。これにより給水ポン
プの起動頻度を抑えることができる。
【0014】ところで、給水ポンプ1を締め切り状態で
長く運転することにより、給水ポンプ1は加熱するが、
回転速度制御されている場合は、一般に少水量領域では
回転速度は低くなる。回転速度が低くなれば給水ポンプ
の温度上昇速度は遅くなる。その様子を図2に示す。図
2において、横軸はポンプ回転数(ポンプ駆動モータの
運転周波数)、縦軸は水温がΔT上昇するまでの時間を
表している。図2から明らかなように、ポンプの温度上
昇は回転速度が低くなることにより改善される。
【0015】図3は本発明の可変速給水装置の構成例を
示すブロック図である。本可変速給水装置が図1の可変
速給水装置と異なる点は、少水量検検出遅延手段8に遅
延時間設定手段9を設けた点である。この遅延時間設定
手段9により、可変速給水装置の据付け後、給水ポンプ
1の少水量状態での回転速度に応じて遅延時間を設定で
きるようにする。
【0016】図4は本発明の可変速給水装置の構成例を
示すブロック図である。本可変速給水装置が図1の可変
速給水装置と異なる点は、可変速手段2より少水量検出
手段3が少水量を検知する直前の給水ポンプ1の回転速
度を少水量検出遅延手段8に入力できるようになってい
る点である。これにより、該少水量検出遅延手段8は少
水量を検出する直前の給水ポンプ1のポンプ速度毎に異
なる遅延時間を設定でき、遅延時間が少水量検出直前の
給水ポンプの回転数に応じて変化できるようにしてい
る。即ち、予め給水ポンプ1の回転速度に応じた遅延時
間を設定記憶しておき、少水量検出手段3が少水量を検
出したとき給水ポンプ1の回転速度を可変速手段2より
入力し、自動的に遅延時間を決めることができるように
なっている。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
水量停止時において、給水ポンプの起動頻度の問題と、
給水ポンプ締め切り状態でのポンプ加熱の問題を考慮し
て適切なポンプ停止をするようにしたから、給水ポンプ
の焼き付きの問題を起さずポンプの起動頻度を極力少な
くできる。ひいては給水ポンプが長寿命となり、起動停
止に起因する給水ポンプ吐出側の圧力変動を軽減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変速給水装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図2】ポンプ回転数と水温上昇の関係を示す図であ
る。
【図3】本発明の可変速給水装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の可変速給水装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図5】従来のこの種の可変速給水装置の構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 給水ポンプ 2 可変速手段 3 少水量検出手段 4 逆止弁 5 圧力タンク 6 圧力検出手段 7 ポンプ制御手段 8 少水量検出遅延手段 9 遅延時間設定手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水ポンプと、該給水ポンプを可変速に
    する可変速手段と、該給水ポンプの吐出側に設けられた
    少水量検出手段及び逆止弁と、該逆止弁の下流側に設け
    られた圧力タンク及び吐出圧力検出手段と、ポンプ制御
    手段を具備し、 前記ポンプ制御手段は、前記少水量検出手段が少水量検
    知信号を発生すると前記圧力タンクに一定時間蓄圧した
    後前記給水ポンプを停止する機能と、ポンプ起動圧力設
    定値を持ち、前記給水ポンプ停止中に前記吐出圧力検出
    手段により圧力信号が前記ポンプ起動圧力設定値以下に
    なった時該給水ポンプを起動させる機能を有する可変速
    給水装置において、 前記少水量検出手段の少水量検出信号が一定時間保持さ
    れないと前記制御手段に該少水量検出信号を入力しない
    少水量検出遅延手段を設けたことを特徴とする可変速給
    水装置。
  2. 【請求項2】 前記少水量検出遅延手段の遅延時間設定
    手段を具備し、該遅延時間が変更可能であることを特徴
    とする請求項1記載の可変速給水装置。
  3. 【請求項3】 前記少水量検出遅延手段には前記可変速
    手段より前記少水量検出手段が少水量を検出する直前の
    前記給水ポンプの回転速度を入力できるようになってお
    り、該少水量検出遅延手段は該給水ポンプのポンプの速
    度毎に異なる遅延時間を設定でき、該遅延時間が少水量
    検出直前の給水ポンプの回転数に応じて変化できるよう
    になっていることを特徴とする請求項1記載の可変速給
    水装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0996278A (ja) * 1995-10-02 1997-04-08 Ebara Corp 可変速給水装置
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