JPH0957285A - 処理水移送装置 - Google Patents
処理水移送装置Info
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- JPH0957285A JPH0957285A JP21913395A JP21913395A JPH0957285A JP H0957285 A JPH0957285 A JP H0957285A JP 21913395 A JP21913395 A JP 21913395A JP 21913395 A JP21913395 A JP 21913395A JP H0957285 A JPH0957285 A JP H0957285A
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- treated water
- storage container
- shaped
- water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】清掃等のメンテナンスを手間取ることなく簡単
に行う。 【解決手段】Ｕ字管７の他端より延出された延出管８の
上部を処理室２の上部まで延出する。延出管８の上部に
設けられた逆洗水流入口９に着脱自在なキャップ１０を
取着する。移送管６との接続部の下端位置よりも上方に
位置するように延出管８の下部にエアー流入用の開口１
１を設けた。
に行う。 【解決手段】Ｕ字管７の他端より延出された延出管８の
上部を処理室２の上部まで延出する。延出管８の上部に
設けられた逆洗水流入口９に着脱自在なキャップ１０を
取着する。移送管６との接続部の下端位置よりも上方に
位置するように延出管８の下部にエアー流入用の開口１
１を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理槽内において
一つの処理室より他の処理室に処理水を移送するための
処理水移送装置に関するものである。
一つの処理室より他の処理室に処理水を移送するための
処理水移送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、浄化槽１内において一つの処理室
２より他の処理室２に処理水を移送するための処理水移
送装置として図８に示されるようなものがある。このも
のは、浄化槽１内に設けられた処理室２内の処理水中に
配される収納容器３と、収納容器３内にエアーを供給す
るエアー供給管４と、下端が処理室２内の処理水中に配
されると共に上端が収納容器３内に配される吸水管５
と、下端が収納容器３内の底部に配されると共に上端が
処理室２内の処理水の水面よりも上方に配された移送管
６と、Ｕ字状となり一端部が収納容器３内において移送
管６の途中に接続されたＵ字管７とを備えており、エア
ー供給管４を介して収納容器３内にエアーを供給するこ
とによって収納容器３内及び処理室２内の処理水が順次
移送管６を介して他の処理室２内に移送されるようにな
っている。
２より他の処理室２に処理水を移送するための処理水移
送装置として図８に示されるようなものがある。このも
のは、浄化槽１内に設けられた処理室２内の処理水中に
配される収納容器３と、収納容器３内にエアーを供給す
るエアー供給管４と、下端が処理室２内の処理水中に配
されると共に上端が収納容器３内に配される吸水管５
と、下端が収納容器３内の底部に配されると共に上端が
処理室２内の処理水の水面よりも上方に配された移送管
６と、Ｕ字状となり一端部が収納容器３内において移送
管６の途中に接続されたＵ字管７とを備えており、エア
ー供給管４を介して収納容器３内にエアーを供給するこ
とによって収納容器３内及び処理室２内の処理水が順次
移送管６を介して他の処理室２内に移送されるようにな
っている。
【０００３】つまり、エアー供給管４を介して処理室２
内にエアーを供給すると収納容器３内の処理水がエアー
の圧力によって移送管６内を上昇して移送されるもので
あり、この移送に伴って収納容器３内の処理水が移送さ
れてＵ字管７内の処理水が全て移送管６内に移動した時
点でＵ字管７及び移送管６の上部を介して図８中破線矢
印に示されるように収納容器３内が外部に連通した状態
となり、エアーによる収納容器３内の圧力が無くなって
吸入管５から処理室２内の処理水が収納容器３内に吸入
され、再度移送管６によって収納容器３内の処理水の移
送が行われるものであり、これの繰り返しによって処理
室２内の処理水の移送が順次行われるものである。
内にエアーを供給すると収納容器３内の処理水がエアー
の圧力によって移送管６内を上昇して移送されるもので
あり、この移送に伴って収納容器３内の処理水が移送さ
れてＵ字管７内の処理水が全て移送管６内に移動した時
点でＵ字管７及び移送管６の上部を介して図８中破線矢
印に示されるように収納容器３内が外部に連通した状態
となり、エアーによる収納容器３内の圧力が無くなって
吸入管５から処理室２内の処理水が収納容器３内に吸入
され、再度移送管６によって収納容器３内の処理水の移
送が行われるものであり、これの繰り返しによって処理
室２内の処理水の移送が順次行われるものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来例にあっては、長期使用によって収納容器３内に
スライムが付着するものであり、特にＵ字管７の底部は
スライムの付着が最も起こりやすく、図中符号イにて示
されるように配管が目詰まりを起こして処理水の定量移
送が出来なくなる場合もある。
な従来例にあっては、長期使用によって収納容器３内に
スライムが付着するものであり、特にＵ字管７の底部は
スライムの付着が最も起こりやすく、図中符号イにて示
されるように配管が目詰まりを起こして処理水の定量移
送が出来なくなる場合もある。
【０００５】このため、Ｕ字管７内のスライムを除去清
掃する必要が生じるが、これは処理水中から収納容器３
を地上に持ち上げ、収納容器３の蓋を開いて内部を清掃
する必要があり、メンテナンスに多大な労力と手間がか
かるという問題があった。本発明は上記問題点の解決を
目的とするものであり、清掃等のメンテナンスを手間取
ることなく簡単に行うことができる処理水移送装置を提
供しようとするものである。
掃する必要が生じるが、これは処理水中から収納容器３
を地上に持ち上げ、収納容器３の蓋を開いて内部を清掃
する必要があり、メンテナンスに多大な労力と手間がか
かるという問題があった。本発明は上記問題点の解決を
目的とするものであり、清掃等のメンテナンスを手間取
ることなく簡単に行うことができる処理水移送装置を提
供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、浄化槽１内に設けられた処理
室２内の処理水中に配される収納容器３と、収納容器３
内にエアーを供給するエアー供給管４と、下端が処理室
２内の処理水中に配されると共に上端が収納容器３内に
配される吸水管５と、下端が収納容器３内の底部に配さ
れると共に上端が処理室２内の処理水の水面よりも上方
に配された移送管６と、Ｕ字状となり一端部が収納容器
３内において移送管６の途中に接続されたＵ字管７とを
備えた処理水移送装置であって、Ｕ字管７の他端より延
出された延出管８の上部を処理室２の上部まで延出する
と共に延出管８の上部に設けられた逆洗水流入口９に着
脱自在なキャップ１０を取着し、移送管６との接続部の
下端位置よりも上方に位置するように延出管８の下部に
エアー流入用の開口１１を設けたことを特徴とするもの
であり、清掃時にはキャップ１０を外して逆洗水流入口
９より延出管８及びＵ字管７内に水道水を流すことでＵ
字管７内のスライムを取り除くことができる。
に、請求項１の発明では、浄化槽１内に設けられた処理
室２内の処理水中に配される収納容器３と、収納容器３
内にエアーを供給するエアー供給管４と、下端が処理室
２内の処理水中に配されると共に上端が収納容器３内に
配される吸水管５と、下端が収納容器３内の底部に配さ
れると共に上端が処理室２内の処理水の水面よりも上方
に配された移送管６と、Ｕ字状となり一端部が収納容器
３内において移送管６の途中に接続されたＵ字管７とを
備えた処理水移送装置であって、Ｕ字管７の他端より延
出された延出管８の上部を処理室２の上部まで延出する
と共に延出管８の上部に設けられた逆洗水流入口９に着
脱自在なキャップ１０を取着し、移送管６との接続部の
下端位置よりも上方に位置するように延出管８の下部に
エアー流入用の開口１１を設けたことを特徴とするもの
であり、清掃時にはキャップ１０を外して逆洗水流入口
９より延出管８及びＵ字管７内に水道水を流すことでＵ
字管７内のスライムを取り除くことができる。
【０００７】請求項２の発明では、請求項１において延
出管８とＵ字管７との間にクランク状のクランク管１２
を設け、クランク管１２の上面部に収納容器３の上部に
向けて開口するエアー流入用の開口１１を設けたことを
特徴とするものであり、逆洗水流入口９より水道水を延
出管８及びＵ字管７内に流して行う逆洗時に開口１１よ
り収納容器３内に水道水が漏れ出るのを極力少なくする
ことができる。
出管８とＵ字管７との間にクランク状のクランク管１２
を設け、クランク管１２の上面部に収納容器３の上部に
向けて開口するエアー流入用の開口１１を設けたことを
特徴とするものであり、逆洗水流入口９より水道水を延
出管８及びＵ字管７内に流して行う逆洗時に開口１１よ
り収納容器３内に水道水が漏れ出るのを極力少なくする
ことができる。
【０００８】請求項３の発明では、請求項１において延
出管８内に向けて開成移動可能となった弁１３をエアー
流入用の開口１１に設けたことを特徴とするものであ
り、逆洗水流入口９より水道水を延出管８及びＵ字管７
内に流して行う逆洗時に開口１１より収納容器３内に水
道水が漏れ出るのを弁１３によって防止することができ
る。
出管８内に向けて開成移動可能となった弁１３をエアー
流入用の開口１１に設けたことを特徴とするものであ
り、逆洗水流入口９より水道水を延出管８及びＵ字管７
内に流して行う逆洗時に開口１１より収納容器３内に水
道水が漏れ出るのを弁１３によって防止することができ
る。
【０００９】請求項４の発明では、請求項１において吸
水管５の下端に濾過フィルター１４を設けたことを特徴
とするものであり、収納容器３内に処理水中の異物が浸
入するのを防止することができる。
水管５の下端に濾過フィルター１４を設けたことを特徴
とするものであり、収納容器３内に処理水中の異物が浸
入するのを防止することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明における処理水移送装置が
設置される浄化槽１は、図２に示されるように槽本体１
ａ内を複数室に仕切って複数の処理室２が設けられてお
り、適宜の処理室２内に処理水移送装置が設置されてい
る。浄化槽１内に形成される処理室２としては、浄化槽
１の一端の流入口側から順に第１嫌気槽２ａ、第２嫌気
槽２ｂ、ばっ気槽２ｃ、沈殿槽２ｄ、薬剤槽２ｅが順次
形成されており、図示されたものにあっては、処理水移
送装置は第２嫌気槽２ｂとばっ気槽２ｃに設置されてい
る。
設置される浄化槽１は、図２に示されるように槽本体１
ａ内を複数室に仕切って複数の処理室２が設けられてお
り、適宜の処理室２内に処理水移送装置が設置されてい
る。浄化槽１内に形成される処理室２としては、浄化槽
１の一端の流入口側から順に第１嫌気槽２ａ、第２嫌気
槽２ｂ、ばっ気槽２ｃ、沈殿槽２ｄ、薬剤槽２ｅが順次
形成されており、図示されたものにあっては、処理水移
送装置は第２嫌気槽２ｂとばっ気槽２ｃに設置されてい
る。
【００１１】この第２嫌気槽２ｂとばっ気槽２ｃに設置
された処理水移送装置によって処理室２としての第２嫌
気槽２ｂから処理室２としてのばっ気槽２ｃ内に処理水
が移送されるものであり、また、処理室２としてのばっ
気槽２ｃから処理室２としての第１嫌気槽２ａに処理水
が移送されるようになっている。処理水移送装置は、図
１に示されるように浄化槽１内に設けられた処理室２内
の処理水中に配される密閉型の収納容器３と、収納容器
３内にエアーを供給すると共に収納容器３の上部に接続
されたエアー供給管４と、下端が処理室２内の処理水中
に配されると共に上端が収納容器３内に配される吸水管
５と、下端が収納容器３内の底部に配されると共に上端
が処理室２内の処理水の水面よりも上方に配された移送
管６と、Ｕ字状となり一端部が収納容器３内において移
送管６の途中に接続されたＵ字管７とを備えて主体が構
成されており、Ｕ字管７の他端より延出された延出管８
の上部を処理室２の上部まで延出すると共に延出管８の
上部に設けられた逆洗水流入口９に着脱自在なキャップ
１０が取着され、移送管６との接続部の下端位置よりも
上方に位置するように延出管８の下部にエアー流入用の
開口１１が設けられている。
された処理水移送装置によって処理室２としての第２嫌
気槽２ｂから処理室２としてのばっ気槽２ｃ内に処理水
が移送されるものであり、また、処理室２としてのばっ
気槽２ｃから処理室２としての第１嫌気槽２ａに処理水
が移送されるようになっている。処理水移送装置は、図
１に示されるように浄化槽１内に設けられた処理室２内
の処理水中に配される密閉型の収納容器３と、収納容器
３内にエアーを供給すると共に収納容器３の上部に接続
されたエアー供給管４と、下端が処理室２内の処理水中
に配されると共に上端が収納容器３内に配される吸水管
５と、下端が収納容器３内の底部に配されると共に上端
が処理室２内の処理水の水面よりも上方に配された移送
管６と、Ｕ字状となり一端部が収納容器３内において移
送管６の途中に接続されたＵ字管７とを備えて主体が構
成されており、Ｕ字管７の他端より延出された延出管８
の上部を処理室２の上部まで延出すると共に延出管８の
上部に設けられた逆洗水流入口９に着脱自在なキャップ
１０が取着され、移送管６との接続部の下端位置よりも
上方に位置するように延出管８の下部にエアー流入用の
開口１１が設けられている。
【００１２】しかして、エアー供給管４を介して収納容
器３内にエアーを供給することによって収納容器３及び
収納容器３が設置されている処理室２内の処理水が順次
移送管６を介して他の処理室２に移送されるものであ
る。この処理水の移送を図３に基づいて具体的に説明す
ると、エアー供給管４を介して処理室２内に図中破線矢
印にて示されるようにエアーが供給されることによって
収納容器３内及びＵ字管７内の処理水がエアーによって
押し下げられる。ここで、Ｕ字管７内には開口１１を介
してエアーが供給されることとなる。また、ここで、Ｕ
字管７からは延出管８が延出され、この延出管８の上部
は収納容器３外に配置されているが、延出管８の先部に
はキャップ１０が取付けられており、延出管８の先部か
らエアーが抜けるようなことがないようになっている。
そして、収納容器３内の処理水はＵ字管７及び移送管６
を介して上昇して他の処理室２内に移送される。
器３内にエアーを供給することによって収納容器３及び
収納容器３が設置されている処理室２内の処理水が順次
移送管６を介して他の処理室２に移送されるものであ
る。この処理水の移送を図３に基づいて具体的に説明す
ると、エアー供給管４を介して処理室２内に図中破線矢
印にて示されるようにエアーが供給されることによって
収納容器３内及びＵ字管７内の処理水がエアーによって
押し下げられる。ここで、Ｕ字管７内には開口１１を介
してエアーが供給されることとなる。また、ここで、Ｕ
字管７からは延出管８が延出され、この延出管８の上部
は収納容器３外に配置されているが、延出管８の先部に
はキャップ１０が取付けられており、延出管８の先部か
らエアーが抜けるようなことがないようになっている。
そして、収納容器３内の処理水はＵ字管７及び移送管６
を介して上昇して他の処理室２内に移送される。
【００１３】続いてエアー供給管４からのエアーの供給
に伴って収納容器３内の処理水が減少すると共にＵ字管
７内の処理水が移送されて無くなると図３（ｂ）に示さ
れるようにＵ字管７を介してエアーが移送管６内に送ら
れることとなり、これによって収納容器３内に供給され
るエアーはＵ字管７と移送管６を介して収納容器３外に
抜けることとなり、処理水の押し下げ力が作用しなくな
り、図３（ｃ）（ｄ）中実線矢印に示されるように処理
室２内の処理水が吸水管５を介して収納容器３内に流入
することとなる。
に伴って収納容器３内の処理水が減少すると共にＵ字管
７内の処理水が移送されて無くなると図３（ｂ）に示さ
れるようにＵ字管７を介してエアーが移送管６内に送ら
れることとなり、これによって収納容器３内に供給され
るエアーはＵ字管７と移送管６を介して収納容器３外に
抜けることとなり、処理水の押し下げ力が作用しなくな
り、図３（ｃ）（ｄ）中実線矢印に示されるように処理
室２内の処理水が吸水管５を介して収納容器３内に流入
することとなる。
【００１４】そして、図３（ｄ）に示される状態から続
いて図３（ａ）に示される初期状態に戻り、再度処理水
の移送が行われるものであり、この繰り返しによって処
理室２内の処理水が順次他の処理室２に移送されるもの
である。この処理水が移送される場合の処理水移送装置
の駆動原理を図４に基づいて説明すると図３（ａ）に示
される状態が排出状態であり、図３（ｂ）に示される状
態が排出停止状態であり、図３（ｃ）に示される状態が
吸入状態であり、図３（ｄ）に示される状態が吸入停止
状態である。
いて図３（ａ）に示される初期状態に戻り、再度処理水
の移送が行われるものであり、この繰り返しによって処
理室２内の処理水が順次他の処理室２に移送されるもの
である。この処理水が移送される場合の処理水移送装置
の駆動原理を図４に基づいて説明すると図３（ａ）に示
される状態が排出状態であり、図３（ｂ）に示される状
態が排出停止状態であり、図３（ｃ）に示される状態が
吸入状態であり、図３（ｄ）に示される状態が吸入停止
状態である。
【００１５】処理水移送装置を定期的に作動させて長期
使用すると、長期使用に伴って収納容器３内にスライム
が付着し、特にＵ字管７の底部はスライムの付着が最も
起こりやすく、配管が目詰まりを起こすようなことがあ
り、定期的にＵ字管７内の清掃を行う必要がある。この
Ｕ字管７内の清掃は延出管８の上部の逆洗水流入口９に
取付けられたキャップ１０を外して逆洗水流入口９より
延出管８内に水道水を勢い良く流し込むことによってＵ
字管７の底部に付着したスライムが流されてＵ字管７内
が綺麗になるものであり、逆洗後にはキャップ１０を取
付けて延出管８の上部を閉じるものである。
使用すると、長期使用に伴って収納容器３内にスライム
が付着し、特にＵ字管７の底部はスライムの付着が最も
起こりやすく、配管が目詰まりを起こすようなことがあ
り、定期的にＵ字管７内の清掃を行う必要がある。この
Ｕ字管７内の清掃は延出管８の上部の逆洗水流入口９に
取付けられたキャップ１０を外して逆洗水流入口９より
延出管８内に水道水を勢い良く流し込むことによってＵ
字管７の底部に付着したスライムが流されてＵ字管７内
が綺麗になるものであり、逆洗後にはキャップ１０を取
付けて延出管８の上部を閉じるものである。
【００１６】そして、清掃時にはキャップ１０を外して
逆洗水流入口９より延出管８及びＵ字管７内に水道水を
流すことでＵ字管７内のスライムを取り除くことができ
るものであり、収納容器３を処理室２外に取り出したり
するようなことなくキャップ１０を外して延出管８内に
水道水を流すだけの簡単な作業によって手間取ることな
く容易にＵ字管７の清掃を行うことができるものであ
る。
逆洗水流入口９より延出管８及びＵ字管７内に水道水を
流すことでＵ字管７内のスライムを取り除くことができ
るものであり、収納容器３を処理室２外に取り出したり
するようなことなくキャップ１０を外して延出管８内に
水道水を流すだけの簡単な作業によって手間取ることな
く容易にＵ字管７の清掃を行うことができるものであ
る。
【００１７】図５は他の例を示しており、このものにあ
っては、Ｕ字管７と延出管８との間にクランク状のクラ
ンク管１２を設け、クランク管１２の上面部に収納容器
３の上部に向けて開口するエアー流入用の開口１１が設
けられており、逆洗水流入口９より水道水を延出管８及
びＵ字管７内に流して行う逆洗時に開口１１より収納容
器３内に水道水が漏れ出るのを極力少なくすることがで
きるものである。
っては、Ｕ字管７と延出管８との間にクランク状のクラ
ンク管１２を設け、クランク管１２の上面部に収納容器
３の上部に向けて開口するエアー流入用の開口１１が設
けられており、逆洗水流入口９より水道水を延出管８及
びＵ字管７内に流して行う逆洗時に開口１１より収納容
器３内に水道水が漏れ出るのを極力少なくすることがで
きるものである。
【００１８】図６はさらに他の例を示しており、このも
のにあっては、延出管８内に向けて開成移動可能となっ
た弁１３がエアー流入用の開口１１に設けられている。
この弁１３は延出管８内に向けてのみ開くようになった
一方向弁であり、逆洗時には開口１１が閉じられて開口
１１から収納容器３内に水道水が漏れ出るのを防止し、
収納容器３内にエアーを供給する場合には弁１３が開い
てＵ字管７内にエアーが供給されるようになっている。
そして、このものにあっても、逆洗水流入口９より水道
水を延出管８及びＵ字管７内に流して行う逆洗時に開口
１１より収納容器３内に水道水が漏れ出るのを弁１３に
よって確実に防止することができるものである。
のにあっては、延出管８内に向けて開成移動可能となっ
た弁１３がエアー流入用の開口１１に設けられている。
この弁１３は延出管８内に向けてのみ開くようになった
一方向弁であり、逆洗時には開口１１が閉じられて開口
１１から収納容器３内に水道水が漏れ出るのを防止し、
収納容器３内にエアーを供給する場合には弁１３が開い
てＵ字管７内にエアーが供給されるようになっている。
そして、このものにあっても、逆洗水流入口９より水道
水を延出管８及びＵ字管７内に流して行う逆洗時に開口
１１より収納容器３内に水道水が漏れ出るのを弁１３に
よって確実に防止することができるものである。
【００１９】図７はさらに他の例を示しており、このも
のにあっては、吸水管５の下端に濾過フィルター１４を
設けるようにしている。このように吸水管５の下端に濾
過フィルター１４を設けるようにしてあると、吸水管５
を介して収納容器３内に吸入される処理水が濾過フィル
ター１４によって濾過されて処理水中の異物が収納容器
３内に侵入しないようにできるものである。処理水の吸
入に伴って濾過フィルター１４で処理水中の異物を捕捉
すると濾過フィルター１４が目詰まりを起こすようなこ
とが考えられるが、上記したようにポンプ作用を行わせ
る場合に収納容器３内の処理水が移送管６を介して移送
される場合、吸水管５内の処理水は一端押し下げられて
処理室２内に押し戻されるために濾過フィルター１４の
部分で逆流が生じて濾過フィルター１４に捕捉された異
物が濾過フィルター１４より離れることとなり、濾過フ
ィルター１４が自動洗浄されることとなり、濾過フィル
ター１４が目詰まりを起こすようなことがないようにな
っている。
のにあっては、吸水管５の下端に濾過フィルター１４を
設けるようにしている。このように吸水管５の下端に濾
過フィルター１４を設けるようにしてあると、吸水管５
を介して収納容器３内に吸入される処理水が濾過フィル
ター１４によって濾過されて処理水中の異物が収納容器
３内に侵入しないようにできるものである。処理水の吸
入に伴って濾過フィルター１４で処理水中の異物を捕捉
すると濾過フィルター１４が目詰まりを起こすようなこ
とが考えられるが、上記したようにポンプ作用を行わせ
る場合に収納容器３内の処理水が移送管６を介して移送
される場合、吸水管５内の処理水は一端押し下げられて
処理室２内に押し戻されるために濾過フィルター１４の
部分で逆流が生じて濾過フィルター１４に捕捉された異
物が濾過フィルター１４より離れることとなり、濾過フ
ィルター１４が自動洗浄されることとなり、濾過フィル
ター１４が目詰まりを起こすようなことがないようにな
っている。
【００２０】
【発明の効果】請求項１の発明は、Ｕ字管の他端より延
出された延出管の上部を処理室の上部まで延出すると共
に延出管の上部に設けられた逆洗水流入口に着脱自在な
キャップを取着し、移送管との接続部の下端位置よりも
上方に位置するように延出管の下部にエアー流入用の開
口を設けてあるので、清掃時にはキャップを外して逆洗
水流入口より延出管及びＵ字管内に水道水を流すことで
Ｕ字管内のスライムを手間取ることなく簡単に取り除く
ことができるものである。
出された延出管の上部を処理室の上部まで延出すると共
に延出管の上部に設けられた逆洗水流入口に着脱自在な
キャップを取着し、移送管との接続部の下端位置よりも
上方に位置するように延出管の下部にエアー流入用の開
口を設けてあるので、清掃時にはキャップを外して逆洗
水流入口より延出管及びＵ字管内に水道水を流すことで
Ｕ字管内のスライムを手間取ることなく簡単に取り除く
ことができるものである。
【００２１】請求項２の発明は、請求項１において延出
管とＵ字管との間にクランク状のクランク管を設け、ク
ランク管の上面部に収納容器の上部に向けて開口するエ
アー流入用の開口を設けてあるので、請求項１の効果に
加えて逆洗水流入口より水道水を延出管及びＵ字管内に
流して行う逆洗時に開口より収納容器内に水道水が漏れ
出るのを極力少なくすることができるものである。
管とＵ字管との間にクランク状のクランク管を設け、ク
ランク管の上面部に収納容器の上部に向けて開口するエ
アー流入用の開口を設けてあるので、請求項１の効果に
加えて逆洗水流入口より水道水を延出管及びＵ字管内に
流して行う逆洗時に開口より収納容器内に水道水が漏れ
出るのを極力少なくすることができるものである。
【００２２】請求項３の発明は、請求項１において延出
管内に向けて開成移動可能となった弁をエアー流入用の
開口に設けてあるので、請求項１の効果に加えて逆洗水
流入口より水道水を延出管及びＵ字管内に流して行う逆
洗時に開口より収納容器内に水道水が漏れ出るのを弁に
よって確実に防止することができるものである。請求項
４の発明は、請求項１において吸水管の下端に濾過フィ
ルターを設けてあるので、請求項１の効果に加えて収納
容器内に処理水中の異物が浸入するのを防止することが
できるものである。
管内に向けて開成移動可能となった弁をエアー流入用の
開口に設けてあるので、請求項１の効果に加えて逆洗水
流入口より水道水を延出管及びＵ字管内に流して行う逆
洗時に開口より収納容器内に水道水が漏れ出るのを弁に
よって確実に防止することができるものである。請求項
４の発明は、請求項１において吸水管の下端に濾過フィ
ルターを設けてあるので、請求項１の効果に加えて収納
容器内に処理水中の異物が浸入するのを防止することが
できるものである。
【図１】本発明の一例を説明する説明図である。
【図２】浄化槽の内部構成を説明する説明図である。
【図３】（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）は本発明の作用を説
明する説明図である。
明する説明図である。
【図４】駆動原理を説明する説明図である。
【図５】本発明の他例を説明する説明図である。
【図６】本発明のさらに他例を説明する説明図である。
【図７】本発明のさらに他例を説明する説明図である。
【図８】従来例を説明する説明図である。
１ 浄化槽 ２ 処理室 ３ 収納容器 ４ エアー供給管 ５ 吸水管 ６ 移送管 ７ Ｕ字管 ８ 延出管 ９ 逆洗水流入口 １０ キャップ １１ 開口 １２ クランク管 １３ 弁 １４ 濾過フィルター
Claims (4)
- 【請求項１】 浄化槽内に設けられた処理室内の処理水
中に配される収納容器と、収納容器内にエアーを供給す
るエアー供給管と、下端が処理室内の処理水中に配され
ると共に上端が収納容器内に配される吸水管と、下端が
収納容器内の底部に配されると共に上端が処理室内の処
理水の水面よりも上方に配された移送管と、Ｕ字状とな
り一端部が収納容器内において移送管の途中に接続され
たＵ字管とを備えた処理水移送装置であって、Ｕ字管の
他端より延出された延出管の上部を処理室の上部まで延
出すると共に延出管の上部に設けられた逆洗水流入口に
着脱自在なキャップを取着し、移送管との接続部の下端
位置よりも上方に位置するように延出管の下部にエアー
流入用の開口を設けて成ることを特徴とする処理水移送
装置。 - 【請求項２】 延出管とＵ字管との間にクランク状のク
ランク管を設け、クランク管の上面部に収納容器の上部
に向けて開口するエアー流入用の開口を設けて成ること
を特徴とする請求項１記載の処理水移送装置。 - 【請求項３】 延出管内に向けて開成移動可能となった
弁をエアー流入用の開口に設けて成ることを特徴とする
請求項１記載の処理水移送装置。 - 【請求項４】 吸水管の下端に濾過フィルターを設けて
成ることを特徴とする請求項１記載の処理水移送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21913395A JPH0957285A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 処理水移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21913395A JPH0957285A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 処理水移送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0957285A true JPH0957285A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16730756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21913395A Withdrawn JPH0957285A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 処理水移送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0957285A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010184210A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Best Plant Ltd Co | 生物濾過処理用浮上濾材層の自動洗浄装置 |
| JP2010207662A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Kubota Corp | 浄化槽及び浄化槽の運転方法 |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP21913395A patent/JPH0957285A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010184210A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Best Plant Ltd Co | 生物濾過処理用浮上濾材層の自動洗浄装置 |
| JP2010207662A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Kubota Corp | 浄化槽及び浄化槽の運転方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |