JPH0956U - ライブスキャナ用画像歪み測定装置 - Google Patents

ライブスキャナ用画像歪み測定装置

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JPH0956U
JPH0956U JP6671393U JP6671393U JPH0956U JP H0956 U JPH0956 U JP H0956U JP 6671393 U JP6671393 U JP 6671393U JP 6671393 U JP6671393 U JP 6671393U JP H0956 U JPH0956 U JP H0956U
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芳文 山田
典夫 沼田
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財団法人保安電子通信技術協会
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 テストチャートを、軟質ゴムあるいは樹脂板
などの素材の表面に画像歪み測定用の紋様を立体的に形
成し、これをライブスキャナのプラテン面に押し当て
て、画像歪みの測定を容易に実現する。 【構成】 テストチャート10を被観測物の代わりに反
射面2aにプリズム2の外側から接触させて画像歪みを
測定するが、テストチャート10は押し板11に貼付し
た軟質ゴムあるいは樹脂板で作った立体紋様部12の表
面にテスト用画像を立体的に形成した構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、画像歪み測定装置に関し、特に光源と、プリズムあるいは光ファイ バなどを使用するイメージ伝送体、および撮像装置を使用し、精細な線画の一致 、不一致を判定して指紋などの照合を行う装置において、撮像装置出力の補正、 あるいは判定を行うのに必要な、ライブスキャナ用画像歪み測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、入退室管理システムなどに一般に使用される指紋センサは、全反射条件 にある硝子面などに指紋の隆線部が接触することによって生じる流線紋様の散乱 光を、図4〜図6に示すように光学系を経て検出し隆線の画像を得ている。図4 は、一般的な指紋センサをモデル化し、その原理を示した説明図である。図5は 、プリズム、ミラーを使用して小型化した指紋センサの例について、モデル化し てその原理を示した説明図(断面図)である。図6は、光ファイバを使用して小 型化した指紋センサの例を示す説明図(斜視図)である。なお図5および図6で は、画像処理装置5および表示装置6は省略してある。
【0003】 図4において、LEDなどの光源1から出た光(図中点線で示す)7はプリズ ム2の斜面2aで全反射してレンズ3を経て電荷結合素子(以下CCDという) 4に到達し、CCD4から画像情報を出力する。この画像情報は、プリズム2の 斜面2aの外部から指8の指紋のように凹凸のあるものの隆起している部分が接 触する場合のみ、その隆線部が流線紋様となって出力されるが、凹凸のないもの では、例えその表面に紋様が印刷されていても情報としては出力されない。この 画像は、画像処理装置5に入力され、あらかじめ登録されている指紋の画像情報 と照合されて一致、不一致が判定される。ただし図中のCCD撮像装置に得られ る画像は、光路長に差異があるため台形歪みを生じるので、画像処理の過程でそ の修正を行っている。
【0004】 図5において、22は断面が、平行な上下辺に対し隣接する一辺が直角でその 対辺が斜めになっている台形のプリズムで、22aは指の指紋を押しつける面で ある。23はレンズ、24はCCD4に入る光量を調節するための絞り、25, 26は光を反射して光路を変えるミラーである。光源1から出た光はプリズム2 2内に入り指8の指紋が当てられている面の内側の面22aで反射し、ミラー2 5で反射し、絞り24、レンズ23を経てミラー26で反射してCCD4の撮像 面に像を結ぶ。また図6において、42は光ファイバを束にしてまとめ、指8を 当てる面を斜めに切り揃えたイメージ伝送体である。光源1から出た光はイメー ジ伝送体42に入り、外部から指8の指紋が当てられている斜めに切り揃えた面 の内面42aで反射し、その散乱光が光ファイバの中を通ってCCD4の撮像面 に到り、CCD4から指紋の流線模様を含む画像情報を出力させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
指紋または掌紋などの立体像をライブスキャナによって撮像する装置において は、スチルカメラ、テレビジョンカメラ等での光学系の歪み、またはファクシミ リの送受信系などでの光学系および伝送系の画像歪みを確認するのに使用される 、紙に印刷されたテストチャートを用いて歪み量を測定することはできない。
【0006】 また、上述のようにして得られた指紋の紋様の出力図形と原入力図形である実 際の指紋の紋様とを比較して歪値を計測することは困難である。したがって、こ の歪値を容易に測定する方法の実現が切望されているにかかわらず、従来は適当 な方法が無かった。本考案の目的は、このような問題点を解決し、安価で誰でも 容易に使用することができるライブスキャナ用画像歪み測定装置を提供すること にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため本考案のライブスキャナ用画像歪み測定装置は、入 射した光7をイメージ伝送体2(22,42)の内部で反射させてから撮像装置 で受けた情報を処理して前記イメージ伝送体の反射面の外側から当てた被観測物 8の表面の状態を知るライブスキャナの画像歪みを検出する装置において、テス トチャート10(30)を備え、前記テストチャート10(30)を前記被観測 物8の代わりに前記反射面2a(22a,42a)に接触させることによって前 記撮像装置で受ける情報に歪み検出のための情報が含まれるよう前記テストチャ ート10(30)の表面にテスト用立体的紋様13(33)を設けた構成とする 。
【0008】 さらに、前記イメージ伝送体はプリズム2(22)、プリズム付きガラス平面 板あるいは光ファイバ群42によって構成され、前記テストチャート10(30 )は前記反射面に接触させたとき前記紋様の突出部13(33)が前記イメージ 伝送体2(22,42)に均一に密着するよう少なくとも前記接触部が弾力性の ある素材で形成されている構成とする。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施例について、図面を参照して詳しく説明する。図1は、本考 案の一実施例の原理を示す説明図である。図2は、本考案の特徴である図1のテ ストチャート10の外観の一例を示す斜視図である。図1において、LEDなど の光源1から出た光(図中点線で示す)7は、従来例の図4の場合と同様に、プ リズム2の斜面2aで全反射してレンズ3を経てCCD4に到達し、CCD4か ら画像情報を出力する。図1の場合は、この指紋センサの画像の歪みを測定する ために、図2に示すようなテストチャート10の立体紋様部12を斜面2aに押 し当てているので、この立体紋様部12に構成されている図形(隆線部13の紋 様)がCCD4から画像情報として出力される。
【0010】 この画像情報は、プリズム2の斜面2aの外部から指8の指紋のように凹凸の あるものの隆起している部分が接触する場合のみ、その隆線部が流線紋様となっ て出力されるが、凹凸のないものでは、たとえその表面に紋様が印刷されていて も情報としては出力されない。そこで本実施例では図2に示すようなテストチャ ート10の立体紋様部12を斜面2aに押し当てる。こうして得られたCCD4 からの画像情報出力は、画像処理装置5に入力され、あらかじめ登録されている 標準チャートの画像情報と照合されて各部の基準値との差が測定される。あるい は表示装置6に表示される画像出力と予め用意した基準の画像と比較して歪値が 測定される。
【0011】 図2において、11は押し板、12は立体紋様部、13は立体紋様部12の隆 線部、14は立体紋様部12の凹部である。テストチャート10は図2に示すよ うに、指紋センサ等のライブスキャン装置のプラテン(プリズム2の斜面2a) 面の形状に応じた押し板11の一つの面に、軟質のゴムまたは樹脂板などに画像 歪みを容易に測定できる格子、放射線、または同心円状などの紋様を彫刻した立 体紋様部12を貼付したものである。なお立体紋様部12の紋様は、精細な線画 を構成するために、感光製版によって形成される。
【0012】 図3は、図2に示すテストチャート10の変形例のテストチャート30を示し た斜視図である。図3において、31は押し板、32は立体紋様部、33は立体 紋様部32の隆線部、34は立体紋様部32の凹部である。このテストチャート 30は、ライブスキャン装置のプラテン面が凹面で形成されている場合に適応す るため、立体紋様部32の表面を凸面(球面、あるいは回転楕円体面などの一部 )で形成し、プラテン面の凹面に沿うように作られている以外は図2のテストチ ャート10の場合と全く同様である。
【0013】 図2および図3のテストチャート10(30)は、立体紋様部12(32)が 軟質のゴムまたは樹脂で立体的に形成されており、また図1に示すようにライブ スキャン装置のプラテンに密着する形状であるので、図1に示すように実被写体 と同様に出力画像が得られる。したがって、ライブスキャン装置の出力画像とテ ストチャートの紋様とを比較することによって、実被写体と同様に容易に撮像系 で生じた歪みを計測することができる。
【0014】
【考案の効果】 以上詳しく述べたように本考案は、画像歪みを測定するためのテストチャート を、軟質ゴムあるいは樹脂板などの弾力性のある素材上に画像歪みを測定するた めの紋様を立体的に形成したものとし、これをライブスキャナのプラテン面に押 し当てることにより、従来技術では困難であった画像歪みの測定が、容易に実現 できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の原理を示す説明図である。
【図2】図1のテストチャートの外観例を示す斜視図で
ある。
【図3】図2のテストチャートの変形例を示す斜視図で
ある。
【図4】一般的な指紋センサの原理を示ス説明図であ
る。
【図5】小型化された指紋センサをの一例の原理を示し
た説明図である。
【図6】小型化された指紋センサの他の一例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 光源 2,22 光伝送体(プリズム) 3,23 レンズ 4 CCD 5 画像情報処理装置 6 表示装置 7 光路 8 指 10,30 テストチャート 11,31 押し板 12,32 立体紋様部 13,33 隆線部 24 絞り 25,26 ミラー 42 光伝送体(光ファイバ群)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】一般的な指紋センサの原理を示す説明図であ
る。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射した光をイメージ伝送体の内部で反
    射させてから撮像装置で受けた情報を処理して前記イメ
    ージ伝送体の反射面の外側から当てた被観測物の表面の
    状態を知るライブスキャナの画像歪みを検出する装置に
    おいて、テストチャートを備え、前記テストチャートを
    前記被観測物の代わりに前記反射面に接触させることに
    よって前記撮像装置で受ける情報に歪み検出のための情
    報が含まれるよう前記テストチャートの表面にテスト用
    立体的紋様を設けたことを特徴とするライブスキャナ用
    画像歪み測定装置。
  2. 【請求項2】 前記イメージ伝送体は、プリズム、プリ
    ズム付きガラス平面板あるいは光ファイバ群によって構
    成され、前記テストチャートは、前記反射面に接触させ
    たとき前記紋様の突出部が前記イメージ伝送体に均一に
    密着するよう、少なくとも前記接触部が弾力性のある素
    材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    ライブスキャナ用画像歪み測定装置。
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JPS5576031U (ja) * 1978-11-16 1980-05-26
WO2017077762A1 (ja) * 2015-11-06 2017-05-11 オリンパス株式会社 撮像装置検査器

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