JPH0956046A - 往復式電気接続装置 - Google Patents

往復式電気接続装置

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JPH0956046A
JPH0956046A JP20449895A JP20449895A JPH0956046A JP H0956046 A JPH0956046 A JP H0956046A JP 20449895 A JP20449895 A JP 20449895A JP 20449895 A JP20449895 A JP 20449895A JP H0956046 A JPH0956046 A JP H0956046A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で、低コストな構造でありながら、故障
を防止できる往復式電気接続装置を提供する 【解決手段】 フラットケーブル2に弾性ベルト6を添
わせて配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、往復運動する機
器、例えば工作機械,ロボット,クレーン,プリンタ,
複写機,カメラ等に電力や電気信号を伝達する往復式電
気接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の往復式電気接続装置とし
ては、次のようなタイプのものがあった。
【0003】(A)図19に示すようなカールコード1
を用いたもの。
【0004】(B)図20に示すようなU字状に曲げた
フラットケーブル2を用いたもの。
【0005】(C)図21に示すようにU字状に曲げた
コードやケーブル3と、その内面を支えるチェーン4
と、これらの下面を支えるレール5とからなるもの。
【0006】(D)コードやケーブルをリールで巻取る
構造のもの。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た往復式電気接続装置では、次のような問題点があっ
た。
【0008】(a)図19に示すようなカールコード1
を用いた往復式電気接続装置では、カールコード1が細
いので、回路数の少ないコードには適用できるが、多回
路や大電流用としては不向きである。
【0009】(b)図20に示すようなU字状に曲げた
フラットケーブル2を用いた往復式電気接続装置では、
自由屈曲タイプのため往復運動距離が長いと、図22に
示すようになって座屈する。
【0010】(c)図21に示すようなU字状に曲げた
コードやケーブル3と、その内面を支えるチェーン4
と、これらを支えるレール5とから往復式電気接続装置
では、片方にしか曲がらない特殊なチェーン4が必要に
なり、機構が複雑で、コスト高になる。
【0011】(d)コードやケーブルをリールで巻取る
構造の往復式電気接続装置では、ゼンマイバネでリール
を回転させるか、モータでリールを回転させる必要があ
り、コスト高になる。
【0012】本発明の目的は、簡単で、低コストな構造
でありながら、故障を防止できる往復式電気接続装置を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、フラットケー
ブルをU字状に曲げてその屈曲を利用して往復運動する
機器に電力や電気信号を伝達する往復式電気接続装置に
係るものである。
【0014】本発明に係る往復式電気接続装置において
は、フラットケーブルに弾性ベルトが添わされているこ
とを特徴とする。
【0015】このようにフラットケーブルに弾性ベルト
を添わせると、U字状に曲げられたフラットケーブルが
該弾性ベルトで補強され、往復運動時にフラットケーブ
ルが座屈されるのを防止することができる。
【0016】また、弾性ベルトは少なくともフラットケ
ーブルの内面に添わせることが好ましい。
【0017】こように弾性ベルトをフラットケーブルの
内面に添わせると、U字状に曲げられたフラットケーブ
ルの内面を弾性ベルトが支えて、往復運動時にフラット
ケーブルが座屈されるのを確実に防止することができ
る。
【0018】また、弾性ベルトはフラットケーブルの両
面に添わせることができる。
【0019】このようにフラットケーブルの両面に弾性
ベルトを配置すると、往復運動時にフラットケーブルが
座屈されるのをより確実に防止することができる。
【0020】また、弾性ベルトはフラットケーブルに貼
り付けることができる。
【0021】このように弾性ベルトをフラットケーブル
に貼り付けると、弾性ベルトがフラットケーブルからず
れることがなくなり、弾性ベルトによるフラットケーブ
ルの座屈防止を確実に図ることができる。
【0022】また、弾性ベルトはその幅方向に湾曲する
ことが好ましい。
【0023】このように弾性ベルトをその幅方向に湾曲
させると、該弾性ベルトの強度が増し、直線部での座屈
を防止でき、また該弾性ベルトの薄型化を図ることがで
きる。
【0024】また、フラットケーブルと弾性ベルトの幅
方向の両側に、これらの往復運動時にガイドするスライ
ドガイドを配置することが好ましい。
【0025】このようにフラットケーブルと弾性ベルト
の幅方向の両側に、これらの往復運動時にガイドするス
ライドガイドを配置すると、フラットケーブルと弾性ベ
ルトの往復運動をスムーズに行わせることができると共
にフラットケーブルに弾性ベルトが貼り付けられていな
い場合には両者の幅方向のずれを防止することができ
る。
【0026】また、フラットケーブルの固定部には該フ
ラットケーブルの最小曲げ半径を確保するカール部を有
する弾性舌片を設けることが好ましい。
【0027】このようにフラットケーブルの固定部に、
該フラットケーブルの最小曲げ半径を確保するカール部
を有する弾性舌片を設けると、該フラットケーブルがそ
の最小曲げ半径より小さく曲げられるのを該弾性舌片の
カール部で確実に防止することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明に係る往復
式電気接続装置の実施の形態の第1例を示したものであ
る。
【0029】本例の往復式電気接続装置においては、U
字状に曲げられたフラットケーブル2がその幅方向の面
を縦向きにして配置され、このU字状のフラットケーブ
ル2の内面には弾性ベルト6が添わされ、該弾性ベルト
6の両端は固定部7でフラットケーブル2に固定されて
いる。該弾性ベルト6は、図3に示すようにその幅方向
に円弧状に湾曲されている。フラットケーブル2の各固
定部7には、該フラットケーブル2の最小曲げ半径を確
保するカール部8aを有する弾性舌片8がそれぞれ設け
られている。このような縦向きのフラットケーブル2と
弾性ベルト6の下には、水平向きの滑性シートよりなる
スライドガイド9が配置されている。
【0030】フラットケーブル2は、図2に示すように
並設された複数条の導体10が共通のプラスチック等の
平型絶縁層11で一括被覆された構造になっている。
【0031】弾性ベルト6は、例えばリン青銅,ベリリ
ウム銅,鋼帯,銅チタン合金のような弾力と繰り返し曲
げ耐力に富む金属材料か、ガラスファイバーやカーボン
で補強されたフラスチックフィルムで形成されているこ
とが望ましい。
【0032】弾性舌片8も弾性ベルト6と同様の材質
か、ポリアミド,ポリアセタール,ポリイミド等の強度
と耐熱性をもつプラスチックを薄く舌片状に加工したも
のを用いることが好ましい。
【0033】スライドガイド9は、テトラフロロエチレ
ン,高密度ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリアミド
等の滑り易いプラスチック材料の他に、シリコンコーテ
ィング,テトラフロロエチレンコーティング等の表面処
理をした金属やプラスチック材料で形成することが好ま
しい。
【0034】このようにフラットケーブル2に弾性ベル
ト6を添わせると、U字状に曲げられたフラットケーブ
ル2が該弾性ベルト6で補強され、往復運動時にフラッ
トケーブル2が座屈されるのを防止することができる。
【0035】また、弾性ベルト6を特にフラットケーブ
ル2の内面に添わせると、U字状に曲げられたフラット
ケーブル2の内面を弾性ベルト6が支えて、往復運動時
にフラットケーブル2が座屈されるのを確実に防止する
ことができる。
【0036】また、弾性ベルト6がその幅方向に湾曲さ
れていると、該弾性ベルト6の強度が増し、直線部での
座屈を防止でき、また該弾性ベルト6の薄型化を図るこ
とができる。幅方向に湾曲された弾性ベルト6は、直線
部では図4及び図5(A)に示すように湾曲されている
が、U字状に曲げられた部分では図4及び図5(B)に
示すように直線状になっている。
【0037】また、縦向きのフラットケーブル2と弾性
ベルト6の下面を受けるようにスライドガイド9を配置
すると、フラットケーブル2と弾性ベルト6のエッジの
こすれを防止でき、フラットケーブル2と弾性ベルト6
の往復運動をスムーズに行わせることができると共にフ
ラットケーブル2と弾性ベルト6が幅方向にずれるを防
止することができる。
【0038】また、フラットケーブル2の両固定部7
に、該フラットケーブル2の最小曲げ半径を確保するカ
ール部8aを有する弾性舌片8をそれぞれ設けると、図
6に示すようにフラットケーブル2がその最小曲げ半径
Rより小さく曲げられるのを、該弾性舌片8のカール部
8aで確実に防止することができる。
【0039】図7〜図10は、本発明に係る往復式電気
接続装置の実施の形態の第2例を示したものである。
【0040】本例は、プリンターに用いられる往復式電
気接続装置の例を示したものである。プリンターヘッド
部12は、そのローラ13がレール14に乗って往復運
動するようになっている。
【0041】本例の往復式電気接続装置では、U字状に
曲げられたフラットケーブル2がその幅方向の面を横向
きにして配置され、このU字状のフラットケーブル2の
内面には幅方向に円弧状に湾曲され弾性ベルト6が添わ
され、該弾性ベルト6の両端は固定部7でフラットケー
ブル2に固定されている。フラットケーブル2の両固定
部7には該フラットケーブル2の最小曲げ半径を確保す
るカール部8aを有する弾性舌片8がそれぞれ設けられ
ている。固定部7は、絶縁ケース15内の溝16に弾性
舌片8のフック部8bと弾性ベルト6のフック部6aと
を嵌めてこれら弾性舌片8の端部と弾性ベルト6の端部
とを重ねて収容し、その上にフラットケーブル2の直交
折曲げ部2aを重ねて収容し、その上に絶縁蓋17を重
ねてネジ18で絶縁ケース15に固定した構造になって
いる。このような縦向きのフラットケーブル2と弾性ベ
ルト6の下には、水平向きの滑性シートよりなるスライ
ドガイド9が配置されている。
【0042】各構成部材は、第1例と同様のもので構成
されている。
【0043】このような構造でも、第1例と同様の効果
を得ることができる。また、このタイプの装置で、U字
状のフラットケーブル2の内面に弾性ベルト6が添わさ
れていると、U字状で上側になったフラットケーブル2
が重力で垂れるのを弾性ベルト6で支えることができ
る。
【0044】図11は、本発明に係る往復式電気接続装
置の実施の形態の第3例を示したものである。
【0045】本例の往復式電気接続装置は、図1に示す
第1例の往復式電気接続装置の改良例を示したものであ
る。本例の往復式電気接続装置では、幅方向の面を縦向
きにして配置されたフラットケーブル2と弾性ベルト6
の上下に水平向きの滑性シートよりなるスライドガイド
9が配置されている。本例のスライドガイド9は、鉄
板,アルミ板,プラスチック板からなるガイドレール5
の内面に貼付けて設けられている。また、スライドガイ
ド9は、ガイドレール5の内面にフッ素樹脂等をコーテ
ィングすることにより設けることもできる。本例でも各
構成部材は、第1例と同様のもので構成されている。
【0046】このように幅方向の面を縦向きにして配置
されたフラットケーブル2と弾性ベルト6の上下に水平
向きの滑性シートよりなるスライドガイド9を配置する
と、往復移動時にフラットケーブル2と弾性ベルト6と
が相互に幅方向にずれるのを防止することができる。
【0047】なお、スライドガイド9は図示のようにフ
ィルム状のものに限定されるものではなく、図12に示
すように棒状のものを長手方向に沿って複数条配置する
こともできる。
【0048】図13は、本発明に係る往復式電気接続装
置の実施の形態の第4例を示したものである。
【0049】本例の往復式電気接続装置は、図7に示す
第2例の往復式電気接続装置の改良例を示したものであ
る。本例の往復式電気接続装置では、幅方向の面を横向
きにして配置されたフラットケーブル2と弾性ベルト6
の左右に縦向きの滑性板よりなるスライドガイド9が配
置されている。本例でも各構成部材は、第1例と同様の
もので構成されている。
【0050】このように幅方向の面を横向きにして配置
されたフラットケーブル2と弾性ベルト6の左右に縦向
きの滑性板よりなるスライドガイド9を配置すると、往
復移動時にフラットケーブル2と弾性ベルト6とが相互
に幅方向にずれるのを防止することができる。
【0051】図14(A)(B)は、本発明に係る往復
式電気接続装置の実施の形態の第5例を示したものであ
る。
【0052】本例の往復式電気接続装置では、図14
(A)に示すようにフラットケーブル2の内面等の片面
に弾性ベルト6が貼付けられるか、図14(B)に示す
ようにフラットケーブル2の両面に弾性ベルト6が貼付
けられている。
【0053】このように弾性ベルト6をフラットケーブ
ル2に貼り付けると、弾性ベルト6がフラットケーブル
2からずれることがなくなり、弾性ベルト6によるフラ
ットケーブル2の座屈防止を確実に図ることができる。
【0054】図15(A)(B)は、本発明に係る往復
式電気接続装置の実施の形態の第6例を示したものであ
る。
【0055】本例の往復式電気接続装置では、滑性シー
トよりなるスライドガイド9とガイドレール5との間
に、発泡材,不織布,ゴム等のクッション層19が設け
られている。
【0056】このようにスライドガイド9の下にクッシ
ョン層19を設けると、フラットケーブル2と弾性ベル
ト6との滑り音を低減でき、また機械の振動によるフラ
ットケーブル2と弾性ベルト6との踊り音やビビリ音を
低減できる。
【0057】なお、弾性ベルト6の幅方向の湾曲形状
は、図3に示す円弧状の構造に限定されるものではな
く、図16に示すような台形状等の構造でもよい。
【0058】図17は、本発明に係る往復式電気接続装
置の実施の形態の第7例を示したものである。本例も、
プリンターに用いられる往復式電気接続装置に本発明を
適用した例を示したものである。
【0059】本例の往復式電気接続装置では、フラット
ケーブル2と弾性ベルト6はプリンターヘッド部12側
では共通の固定部7でプリンターヘッド部12に固定さ
れているが、プリンターヘッド部12とは反対側ではこ
れらフラットケーブル2と弾性ベルト6は別個の固定部
7A,7Bで固定相手に固定されている。フラットケー
ブル2の固定部7Aに図示のように弾性舌片8が設けら
れている。
【0060】このような構造でも、図7に示した例と同
様な効果を得ることができる。
【0061】図18は、本発明に係る往復式電気接続装
置の実施の形態の第8例を示したものである。
【0062】本例の往復式電気接続装置では、フラット
ケーブル2と弾性ベルト6とを組立て後に長さの微調整
ができるようにした例を示したものである。
【0063】この場合、フラットケーブル2はその途中
の部分が固定部7の第1のフレーム20に固定され、そ
の固定箇所に弾性舌片8が設けられている。該第1のフ
レーム20には、フラットケーブル2の長さを可変する
方向に沿って長孔21が設けられ、該長孔21に通され
たネジ22で固定相手に固定されている。一方、弾性ベ
ルト6は、その端部が固定部7の第2のフレーム23に
固定されている。該第2のフレーム23には、弾性ベル
ト6の長さを可変する方向に沿って長孔24が設けら
れ、該長孔24に通されたネジ25で固定相手である第
1のフレーム20に固定されている。
【0064】このような構造の往復式電気接続装置で
は、組立て後にフラットケーブル2の長さの微調整が必
要になった場合には、ネジ22を緩めて第1のフレーム
20を長孔21の範囲で移動すればよい。また、組立て
後に弾性ベルト6の長さの微調整が必要になった場合に
は、ネジ25を緩めて第2のフレーム23を長孔24の
範囲で移動すればよい。
【0065】
【発明の効果】本発明に係る往復式電気接続装置におい
ては、フラットケーブルに弾性ベルトを添わせているの
で、U字状に曲げられたフラットケーブルが該弾性ベル
トで補強され、往復運動時にフラットケーブルが座屈さ
れるのを防止することができる。従って、本発明によれ
ば、簡単で、低コストな構造でありながら、故障を防止
できる往復式電気接続装置を提供することができる。
【0066】この場合、弾性ベルトをフラットケーブル
の内面に添わせると、U字状に曲げられたフラットケー
ブルの内面を弾性ベルトが支えて、往復運動時にフラッ
トケーブルが座屈されるのを確実に防止することができ
る。
【0067】また、フラットケーブルの両面に弾性ベル
トを配置すると、往復運動時にフラットケーブルが座屈
されるのをより確実に防止することができる。
【0068】また、弾性ベルトをフラットケーブルに貼
り付けると、弾性ベルトがフラットケーブルからずれる
ことがなくなり、弾性ベルトによるフラットケーブルの
座屈防止を確実に図ることができる。
【0069】また、弾性ベルトをその幅方向に湾曲させ
ると、該弾性ベルトの強度が増し、直線部での座屈を防
止でき、また該弾性ベルトの薄型化を図ることができ
る。
【0070】また、フラットケーブルと弾性ベルトの幅
方向の両側に、これらの往復運動時にガイドするスライ
ドガイドを配置すると、フラットケーブルと弾性ベルト
の往復運動をスムーズに行わせることができると共にフ
ラットケーブルに弾性ベルトが貼り付けられていない場
合には両者の幅方向のずれを防止することができる。
【0071】また、フラットケーブルの固定部に、該フ
ラットケーブルの最小曲げ半径を確保するカール部を有
する弾性舌片を設けると、該フラットケーブルがその最
小曲げ半径より小さく曲げられるのを該弾性舌片のカー
ル部で確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る往復式電気接続装置の実施の形態
の第1例を示した斜視図である。
【図2】第1例で用いているフラットケーブルの横断面
図である。
【図3】第1例で用いている弾性ベルトの斜視図であ
る。
【図4】第1例で用いている弾性ベルトのU字状曲がり
部分の斜視図である。
【図5】(A)は図4のA−A線断面図、(B)は図4
のB−B線断面図である。
【図6】第1例で用いている弾性舌片のカール部での効
果を示す説明図である。
【図7】本発明に係る往復式電気接続装置の実施の形態
の第2例を示した側面図である。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【図9】第2例で用いている往復式電気接続装置の固定
部とプリンターヘッド部との接続構造を示す一部縦断側
面図である。
【図10】第2例で用いている固定部の分解斜視図であ
る。
【図11】本発明に係る往復式電気接続装置の実施の形
態の第3例を示した横断面図である。
【図12】スライドガイドの他の例を示す斜視図であ
る。
【図13】本発明に係る往復式電気接続装置の実施の形
態の第4例を示した横断面図である。
【図14】(A)(B)は本発明に係る往復式電気接続
装置の実施の形態の第5例の2種の構造を示した横断面
図である。
【図15】本発明に係る往復式電気接続装置の実施の形
態の第6例を示した縦断面図である。
【図16】弾性ベルトの他の例を示す斜視図である。
【図17】本発明に係る往復式電気接続装置の実施の形
態の第7例を示した側面図である。
【図18】本発明に係る往復式電気接続装置の実施の形
態の第8例を示した要部側面図である。
【図19】従来のカールコードを用いた往復式電気接続
装置の側面図である。
【図20】従来のフラットケーブルを用いた往復式電気
接続装置の斜視図である。
【図21】従来のコードやケーブルとその内面を支える
チェーンとこれらを支えるレールとを用いた往復式電気
接続装置の斜視図である。
【図22】従来のフラットケーブルを用いた往復式電気
接続装置の座屈を招くうねり状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 カールコード 2 フラットケーブル 2a 直交折曲げ部 3 コードやケーブル 4 チェーン 5 レール 6 弾性ベルト 6a フック部 7 固定部 8 弾性舌片 8a カール部 8b フック部 9 スライドガイド 10 導体 11 平型絶縁層 12 プリンターヘッド部 13 ローラ 14 レール 15 絶縁ケース 16 溝 17 絶縁蓋 18 ネジ 19 クッション層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットケーブルをU字状に曲げてその
    屈曲を利用して往復運動する機器に電力や電気信号を伝
    達する往復式電気接続装置において、 前記フラットケーブルに弾性ベルトが添わされているこ
    とを特徴とする往復式電気接続装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性ベルトは少なくとも前記フラッ
    トケーブルの内面に添わされていることを特徴とする請
    求項1に記載の往復式電気接続装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性ベルトは前記フラットケーブル
    の両面に添わされていることを特徴とする請求項1に記
    載の往復式電気接続装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性ベルトは前記フラットケーブル
    に貼り付けられていることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1つに記載の往復式電気接続装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性ベルトはその幅方向に湾曲され
    ていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに
    記載の往復式電気接続装置。
  6. 【請求項6】 前記フラットケーブルと前記弾性ベルト
    の幅方向の両側にはこれらの往復運動時にガイドするス
    ライドガイドが配置されていることを特徴とする請求項
    1〜5のいずれか1つに記載の往復式電気接続装置。
  7. 【請求項7】 前記フラットケーブルの固定部には該フ
    ラットケーブルの最小曲げ半径を確保するカール部を有
    する弾性舌片が設けられていることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか1つに記載の往復式電気接続装置。
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