JP2003087947A - ハーネス配線構造およびその構造を用いた画像形成装置 - Google Patents

ハーネス配線構造およびその構造を用いた画像形成装置

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JP2003087947A
JP2003087947A JP2001270835A JP2001270835A JP2003087947A JP 2003087947 A JP2003087947 A JP 2003087947A JP 2001270835 A JP2001270835 A JP 2001270835A JP 2001270835 A JP2001270835 A JP 2001270835A JP 2003087947 A JP2003087947 A JP 2003087947A
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JP
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harness
clamp
wiring structure
movable
main body
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JP2001270835A
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English (en)
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Nobuto Komoda
宣人 菰田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のハーネスクランプを可動可能にするこ
とでコスト高な部品を使用せず、ハーネス挟み込み防止
手段を設けることなく、ハーネスクランプでそのままハ
ーネスのたるみを防止し、もっとも安価なハーネス配線
構造を提供すること。 【解決手段】 電気機器本体1内の固定部に可撓性を有
するハーネス3の中途部を止着し、該本体1内に設けら
れた移動可能なユニット2に固設され該ハーネス3の先
部を保持したハーネスクランプ21を、該本体1に設け
られた可動溝11にスライド可能に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機構の内部に可動
部を有する電気機器におけるハーネス配線構造とその構
造を用いた、プリンタ、複写機、FAX等の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、移動ユニットが本体内部に設
けられたプリンタ、複写機、FAX等の電子機器がある
が、その移動ユニットとの配線接続には、コシが柔らか
く、折り曲げが自在なフラットケーブルを用いるのが一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このフ
ラットケーブルを採用するとコスト高になるため、ハー
ネス(単に複数の配線をまとめた状態)を移動ユニット
に取り付けた構造を採用していた。このように移動ユニ
ットの移動状態に合わせて伸び、折れ曲がりの動作をさ
せているが、移動ユニットの移動位置によって、ハーネ
スにたるみが発生し挟み込むおそれがあり、別途にそれ
を防止する手段が必要であった。また配線を必要としな
いドロワコネクタなどの使用が考えられるが、このハー
ネスはコスト高であり、移動ユニットが移動しても電気
信号を接続したい場合などでは使用不可能であった。
【0004】そこで請求項1の発明は、複数のハーネス
クランプを可動可能にすることでコスト高な部品を使用
せず、ハーネス挟み込み防止手段を設けることなく、ハ
ーネスクランプでそのままハーネスのたるみを防止し、
もっとも安価なハーネス配線構造を提供することを目的
とする。
【0005】請求項2の発明は、ハーネスの線数が多い
場合ハーネスの束が太くなり屈曲性が劣るので、複数の
系統に分けてハーネスを移動ユニットと接続すること
で、線数が多い場合でも可動可能にすることを目的とす
る。
【0006】請求項3の発明は、移動ユニットの移動に
合わせてハーネスを折り曲げることはハーネスにストレ
スを与え、被覆の消耗につながり、被覆が破けるなどの
可能性が考えられるので、ハーネスクランプが可動する
レールをその軌跡にあわせて弧を描くようにすること
で、可動するハーネスクランプの個数を減らし、束が多
いハーネスでも複数の系統に分けずにユニットへ配線を
供給し、またハーネスを折り曲げることなくハーネス可
動を可能にすることを目的とする。
【0007】請求項4の発明は、ハーネスを可動させる
際、ハーネスクランプにハーネスが固定されていない
と、ハーネスクランプの可動に伴ってハーネスがハーネ
スクランプ内で動き、それが原因でハーネスクランプと
ハーネスが激しく接触しハーネスの被覆が磨耗し破ける
可能性があり、また、可動動作時にも意図していない場
所でハーネスのたるみが発生する可能性があるので、ハ
ーネスの固定手段として、ハーネスクランプを挟むよう
にハーネスにバインドすることで、そのバインドによっ
てハーネスを所定の位置に固定し、ハーネスクランプの
可動によっておこるハーネスクランプとハーネスの接触
によるハーネスの被覆の磨耗を防ぐことを目的とする。
【0008】請求項5の発明は、ハーネス可動部分の両
端のハーネスクランプの外側にバインドをすることで、
少ないバインドの個数で可動部分間のハーネスが常に張
っている状態にし、ハーネス可動部分間を固定すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、電気機器本体内の固定部に可撓
性を有するハーネスの中途部が止着されると共に、該本
体内に設けられた移動可能なユニットに固設され該ハー
ネスの先部を保持したハーネスクランプが、該本体に設
けられた可動溝にスライド可能に係合していることを特
徴とするハーネス配線構造にある。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、前
記ハーネスは、前記中途部から複数の系統に分けると共
に分けられた夫々の系統が複数の前記ハーネスクランプ
で保持されていることを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1において、前
記ハーネスクランプが弧を描く様に前記可動溝が前記電
気機器本体に設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1において、前
記ハーネスクランプが、ハーネスに遊嵌されると共に該
ハーネスクランプを挟んで両側に設けられたバインドで
ハーネスに固定保持されていることを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項3において、前
記ハーネスクランプが、前記ハーネスの前記電気機器本
体への止着部から前記ハーネスクランプまでの可動部分
間の両端のハーネスクランプの外側にバインドすること
を特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項1から5のいず
れか1項に記載のハーネス配線構造を用いたことを特徴
とする画像形成装置にある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。本実施形態にお
けるハーネス配線構造は、プリンタ、複写機、FAX等
の装置内部に移動ユニットを内装した装置に設けられた
好適なものである。
【0016】(実施形態1)実施形態1におけるハーネ
ス配線構造は、図1および図2に示すように固定された
装置本体1と、たとえば画像形成装置のスキャナ部等の
移動ユニット2と、該装置本体1と該移動ユニット2を
電気的に結線する複数の配線を束ねたハーネス3とを備
えて構成される。
【0017】装置本体1には、後述する移動ユニット2
をスライド可能に案内するリニアガイドレールが敷設さ
れ(図示せず)、該移動ユニット2のスライド方向と同
一方向に、かつ、直線的に可動溝11が2つ凹設されて
いる。
【0018】移動ユニット2は、装置本体に取り付けら
れたリニアガイドレールと対偶するリニアガイドが取着
されると共に(図示せず)、中途部が装置本体1に止着
されたハーネス3の先部を保持し該可動溝11にスライ
ド可能に係合したハーネスクランプ21が設けられてい
る。
【0019】このハーネスクランプ21は、その外観形
状は特に限定はされないが、束ねられた配線からなるハ
ーネス3を保持するバンド状に形成し、その側面に可動
溝11とスライド可能に係合する係合部が突出するよう
に設けて構成しても良い。
【0020】以上のように構成された実施形態1におけ
るハーネス配線構造は、移動ユニット2が引き出される
と、ハーネスクランプ21はそのユニット2に引っ張ら
れ、またユニット2が押し込まれる時はそのユニット2
に押されるので、ハーネスクランプ21は可動溝11に
沿って可動する。このハーネスクランプ21の可動に合
わせて固定されている支点(止着部)を中心に、支点か
らハーネスクランプ間のハーネス3は折れ曲がりの動作
を行う。
【0021】(実施形態2)実施形態2におけるハーネ
ス配線構造は、図3に示すように、装置本体1へのハー
ネス3の止着部からハーネス3を複数の系統に分け(図
3においては2系統に分別)、分けられた夫々の系統を
複数のハーネスクランプ21で保持するように構成した
もので、可動溝11の凹設数やハーネスクランプ数など
相違の他は実施形態1と同一のため説明は省略する。こ
のようにハーネス3を複数の系統に分けることで、ハー
ネス3の線数が多い場合ハーネス3の束が太くなり屈曲
性が劣る場合が多いので、複数の系統に分けてハーネス
3を移動ユニット2と接続することで、線数が多い場合
でも容易に可動させることができるものである。
【0022】(実施形態3)実施形態3におけるハーネ
ス配線構造は、図4に示すように可動可能であるハーネ
スクランプ21の動作に合わせて常にハーネス3が張っ
た状態で可動するように、弧を描く様に可動溝11を凹
設したもので他の構成は実施形態1と同一のため説明は
省略する。このように構成された実施形態3におけるハ
ーネス配線構造は、ハーネスクランプ21が移動ユニッ
ト2に合わせて可動すると、その動作に合わせて支点
(止着部)からハーネスクランプ21までの間のハーネ
ス3は、たるむことなく常に同じ張り具合で、ハーネス
クランプ21に合わせて動作する。
【0023】(実施形態4)実施形態4は、図5に示し
たように、本実施形態で用いられるのに好適なハーネス
クランプの一実施形態を例示したものである。本実施形
態のハーネスクランプ21は、下面中央部から可動溝1
1とスライド可能に係合する棒状の係合部211が突設
された正面視略四角形状を呈した枠体本体212と、該
本体の移動を規制するバインド213とで構成されてお
り、枠体212をハーネス3にスライド可能に遊嵌しそ
の両側をバインド213で本体212の移動を規制する
ように取り付けてなる。
【0024】(実施形態5)実施形態5は、図6に示す
ように、実施形態4で例示したハーネスクランプの他の
取付例を例示したもので、ハーネス可動部分間の両端で
使用している本体212の外側にバインド213を使用
し、支点(止着部)から本体212の可動部分がずれな
いようにハーネス3の位置を固定する構成にしたもので
ある。
【0025】以上、説明したハーネス配線構造とハーネ
スクランプは、プリンタ、複写機、FAX等の画像形成
装置に適用することが好ましい。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、移動ユニット
に合わせてハーネスクランプを移動可能にすることによ
って、特殊ハーネス、コネクタを使用する時と比べ大幅
なコストダウンを可能にし、ハーネスクランプがそのま
まハーネスの浮きを防ぐので、ハーネスの巻きこみ、挟
み込み等を防止する保護カバーもなくすことができる。
【0027】請求項2の発明によれば、ハーネスを複数
の系統に分け、それぞれを移動ユニットの動作にあわせ
てハーネスクランプが可動する構成にすることで、線数
が多い場合でもハーネスクランプ可動動作による移動ユ
ニットとの接続を可能にすることができる。
【0028】請求項3の発明によれば、可動するハーネ
スクランプを弧を描く様に動作させることで、ハーネス
を折り曲げることなく移動ユニットに合わせた動作を可
能にし、また、可動するハーネスクランプの個数を減ら
し、束が多いハーネスでも複数の系統に分けずにユニッ
トへ配線を供給することができる。
【0029】請求項4の発明によれば、ハーネスクラン
プの外側で、挟み込む様にバインドによるハーネスのハ
ーネスクランプ固定を行うことで、別途にハーネス位置
固定手段を設けることなくハーネス位置を固定し、ハー
ネスクランプの可動によって起こるハーネスとハーネス
クランプの接触によるハーネス被覆の磨耗を防ぐことが
できる。
【0030】請求項5の発明によれば、ハーネス可動部
間での両側のクランプの外側でハーネスをバインドする
ことにより、バインドの数を増やすことなく可動部分間
のハーネスを固定し、ハーネスとハーネスクランプの接
触による被覆の磨耗を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1におけるハーネス配線構造を模式的
に示した斜視図である。
【図2】同、模式的に示した平面図である。
【図3】実施形態2におけるハーネス配線構造を模式的
に示した平面図である。
【図4】実施形態3におけるハーネス配線構造を模式的
に示した平面図である。
【図5】ハーネスクランプの構成例その1を示す斜視図
である。
【図6】ハーネスクランプの構成例その2を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 装置本体 11 可動溝 2 移動ユニット 21 ハーネスクランプ 211 係合部 212 枠体本体 213 バインド 3 ハーネス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器本体内の固定部に可撓性を有す
    るハーネスの中途部が止着されると共に、該本体内に設
    けられた移動可能なユニットに固設され該ハーネスの先
    部を保持したハーネスクランプが、該本体に設けられた
    可動溝にスライド可能に係合していることを特徴とする
    ハーネス配線構造。
  2. 【請求項2】 前記ハーネスは、前記中途部から複数の
    系統に分けると共に分けられた夫々の系統が複数の前記
    ハーネスクランプで保持されていることを特徴とする請
    求項1記載のハーネス配線構造。
  3. 【請求項3】 前記ハーネスクランプが弧を描く様に前
    記可動溝が前記電気機器本体に設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のハーネス配線構造。
  4. 【請求項4】 前記ハーネスクランプが、ハーネスに遊
    嵌されると共に該ハーネスクランプを挟んで両側に設け
    られたバインドでハーネスに固定保持されていることを
    特徴とする請求項1記載のハーネス配線構造。
  5. 【請求項5】 前記ハーネスクランプが、前記ハーネス
    の前記電気機器本体への止着部から前記ハーネスクラン
    プまでの可動部分間の両端のハーネスクランプの外側に
    バインドすることを特徴とする請求項3記載のハーネス
    配線構造。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載の
    ハーネス配線構造を用いたことを特徴とする画像形成装
    置。
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