JPH095455A - 回転飾り装置 - Google Patents

回転飾り装置

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JPH095455A
JPH095455A JP15767195A JP15767195A JPH095455A JP H095455 A JPH095455 A JP H095455A JP 15767195 A JP15767195 A JP 15767195A JP 15767195 A JP15767195 A JP 15767195A JP H095455 A JPH095455 A JP H095455A
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rotary
rotating
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rotation
wheel
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JP15767195A
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Hiroshi Kabe
浩 加部
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 占有空間が小さく、簡単な構成で優れた装飾
的効果を与えることが可能な回転飾り装置を実現する。 【構成】 装置に対して共通直線上に配設された回転車
7および回転車19が、それぞれ固有の回転速度で回転
すると、回転車7に対応して、蓋板11および底板20
の先端において、上記共通直線上に取り付けられた飾り
部材17が、回転車7の回転に応じて、装飾的に視覚に
効果を与えながら回転する。また、回転車19の回転に
対応して、回転車19の軸部に取り付けられた飾り部材
21が、装飾的に視覚に効果を与えながら回転する。こ
のために、コンパクトな構成で、回転車7、19の回転
を、それぞれ飾り部材17、21の装飾的な回転によっ
て表示し、視覚的な識別が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置の回転体の回転に
応じて回転する飾り部材を備えた回転飾り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】装置に設けられた回転体の回転に対応し
て、回転体に取り付けられた飾り部材が視覚に装飾的な
効果を与えながら回転する回転飾り装置が、時計やゲー
ム機などに適用されている。たとえば、実開昭60−1
52984号公報には、時計の刻時動作に対応して回転
する主回転飾りの外縁部に磁石を設け、主回転飾りの回
転に伴って回転移動する磁石の磁力によって、回転する
従回転飾りを、主回転飾りに隣接配置した時計の回転飾
り装置が設けられている。近年この種の回転飾り装置
は、ゲーム機などにおいて、装飾的な効果を視覚に対し
て与えるために広く使用されており、この場合には、ゲ
ーム機の限られた占有空間内にコンパクトに配設可能な
ことが要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の開示に係る時計
の回転飾り装置は、全体が大型化していて、構造も複雑
で製造コスト上でも問題があると共に、限られた占有空
間内にこの種の回転飾り装置をコンパクトに配設すると
いう要求には応えることはできない。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、占有空間が小さく、簡単な構成
で優れた装飾的効果を与えることが可能な回転飾り装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の回転飾り装置は、 装置に対して直線的に
配列され、それぞれが異なる回転速度で回転する複数の
回転体と、上記回転体に設けられ、対応する回転体の回
転によって、装飾的に回転する飾り部材とを有する。
【0006】また、本発明の回転飾り装置は、装置に対
して直線的に配列され、所定の回転速度で回転する少な
くとも一つの回転体と、上記回転体に設けられ、当該回
転体の回転によって、装飾的に回転する飾り部材と、上
記飾り部材を、上記直線的配列における所定の支点を中
心に、上記直線外に回動させる回動手段とを有する。
【0007】
【作用】本発明の回転飾り装置によれば、装置に対して
直線的に配設された回転体が、固有の回転速度で回転す
ると、回転体に対応して、直線的に取り付けられた飾り
部材が、回転体の回転に応じて、視覚に装飾的な効果を
与えながら回転する。また、飾り部材を、直線的の支点
を中心に、直線外に回動させる回動手段を設けておく
と、この回動手段を操作することにより、飾り部材は、
直線外に移動し、その位置で回転体を回転に応じて装飾
的に回転させることができる。
【0008】
【実施例】
[第1の実施例]本発明の第1の実施例を、図1および
図2を参照して説明する。図1は本発明に係る回転飾り
装置の第1の実施例の構成を示す平面図、図2は図1の
A−A断面図である。
【0009】本第1の実施例では、図1および図2に示
すように、ケースの上板1と下板2との間に、駆動用の
モータのステータ3、モータコイル4が配設され、モー
タのロータ5が、上板1と下板2との間に回転自在に軸
支され、下板2にはモータ用の回路基板8が固定されて
いる。また、ロータ5の回転軸には輪歯5aが形成され
ており、この輪歯5aと噛合する輪歯6aが円板の周面
に形成された回転車6が、ロータ5に隣接して上板1と
下板2との間に回転自在に軸支され、回転車6の軸部の
周面には輪歯6bが形成されている。そして、この輪歯
6bと噛合する輪歯7aが円板の周面に形成された回転
車7が、回転車6に隣接して上板1と下板2との間に回
転自在に軸支され、回転車7の軸部の周面には輪歯7b
が形成されている。
【0010】一方、上板1の長手方向のほぼ中央位置に
おいて、上板1上に底板10が配置され、この底板10
に対して所定の間隔を保持して、蓋板11が配置され、
底板10と蓋板11との一端側は、ねじ12によって上
板1に固定され、上板1の面上から面に平行に突出して
配置される底板10と蓋板11との他端側は、ねじ13
によって互いに固定されている。そして、前述の回転車
7の軸部は、上板1上に突出するように配置され、その
突出端部にはプーリー15の軸部が固定され、このプー
リー15は、底板10と蓋板11間に回転自在に配設さ
れている。また、底板10と蓋板11の上板1の面上か
ら、面に平行に突出して配置される端部側には、底板1
0と蓋板11間に、プーリー16が回転自在に配設され
ており、このプーリー16の蓋板11からの突出端部に
は、飾り部材17が固定され、プーリー15とプーリー
16との間にはベルト20が巻装されている。
【0011】ところで、前述の回転車7に隣接して、上
板1と下板2との間に、円板の周面に輪歯7bと噛合す
る輪歯18aが形成された回転車18が回転自在に軸支
され、この回転車18の軸部には、輪歯18bが形成さ
れている。また、この回転車18に隣接して、上板1と
下板2との間に、円板の周面に輪歯18bと噛合する輪
歯19aが形成された回転車19が回転自在に軸支さ
れ、回転車19の軸部は、底板10および蓋板11を貫
通して蓋板11上に突出し、その突出端部に飾り部材2
1が固定されている。
【0012】このような構成の本第1の実施例の動作を
説明する。本第1の実施例においては、回路基板8に
は、モータの制御プログラムが格納されていて、この制
御プログラムに基づいて回路基板8から起動信号が出力
されると、モータのロータ5が所定の回転速度で回転
し、ロータ5の回転によって、回転車6が、輪歯5aと
輪歯6aとの歯数比で定まる所定の減速比をもって減速
された速度で回転する。このようにして、回転車6が回
転すると、回転車7が、輪歯6bと輪歯7aとの歯数比
で定まる所定の減速比をもって減速された速度で回転す
る。そして、回転車7が回転すると、プーリー15が回
転し、プーリー15の回転によって、ベルト20を介し
てプーリー16が回転し、プーリー16の回転によっ
て、飾り部材17が回転車7の回転に対応して装飾的に
回転する。
【0013】また、回転車7が回転すると、回転車18
が輪歯7bと輪歯18aとの歯数比で定まる所定の減速
比をもって減速された速度で回転し、回転車18が回転
すると、回転車19が輪歯18bと輪歯19aとの端数
比で定まる所定の減速比をもって減速された速度で回転
し、回転車19の回転に対応して、飾り部材21が装飾
的に回転する。
【0014】このように、本第1の実施例によると、共
通直線上に配列される回転車7、19の回転に対応し
て、上記共通直線上に配列される飾り部材17、21が
異なる速度で装飾的に回転し、この回転によつて、回転
車7、19の回転を視覚的に確認することが可能にな
る。また、本第1の実施例では、共通直線上に配列され
るモータ、回転車6、7、18、19、プーリー15、
16および飾り部材17、21が、薄型に構成可能にな
るので、時計やゲーム機などにおいて、限られた占有空
間内に容易に収容可能となる。また、回転車6、7、1
8、19の輪歯の噛合と、ベルト20の回転伝達とによ
る簡単な伝達機構で構成されるので、製造コスト上で有
利であると共に、故障の発生が殆どなくて保守コストも
削減することが可能になる。
【0015】このために、本第1の実施例は、時計に組
み込んで、刻時動作を装飾的に表現する飾り付き時計を
構成したり、ゲーム機に組み込んで、所定のゲーム条件
が成立すると、回路基板8から出力される起動信号によ
つて回転車7、19を回転し、回転車7、19の回転に
よって、飾り部材17、21を装飾的に回転して、オペ
レータに所定のゲーム条件の成立を視覚的に通報する場
合などに、効果的に適用することが可能となる。
【0016】なお、本実施例では、駆動力の伝達手段と
してベルト20を用いることにより部品点数を削減し、
省スペース化をも実現しているが、本発明がこの構成に
限定されるものではなく、たとえば歯車列による伝達で
あっても良いことはいうまでもない。
【0017】[第2の実施例]本発明の第2の実施例
を、図3ないし図5を参照し説明する。図3は本発明に
係る回転飾り装置の第2の実施例の構成を示す平面図、
図4は図3のB−B断面図、図5は同実施例の動作を示
す平面図である。
【0018】本第2の実施例は、図3および図4に示す
ように、すでに、図1および図2を参照して説明した第
1の実施例から、回転車18、19を取り除き、回転車
7の軸部にプーリー15を固定し、回転車7の軸部の突
出端部に飾り部材21を取り付け、さらに、蓋板11お
よび底板10が、回転車7の軸芯を中心に回動可能な構
成になっている。本第1の実施例のその他の部分の構成
は、すでに説明した第1の実施例と同一なので重複する
説明は行わない。
【0019】このような構成の本第2の実施例では、図
5に示すように、蓋板11および底板10を、回転車7
の軸芯を中心に回動して、飾り部材17、21が位置し
ている共通直線上から、飾り部材17を、時計回り方向
あるいは反時計回り方向に回動して、共通直線に対し
て、所望の位置にセットし、その位置で回転車7の回転
に応じて、飾り部材17を装飾的に回転させることがで
きる。本第2の実施例のその他の動作は、すでに説明し
た第1の実施例と同一なので重複する説明は行わない。
【0020】このように、本第2の実施例によれば、上
述した第1の実施例で得られる効果に加えて、蓋板11
および底板10を、回転車7の軸芯を中心に共通直線に
対して、所望の位置に回動移動させ、その位置で飾り部
材17を装飾的に回転させて、装飾の視覚効果を変化さ
せることが可能になる。
【0021】なお、前述した第1の実施例において、飾
り部材17を飾り部材21の左側に配置し、底板10、
蓋板11を回転車7の軸を中心として回動可能に上板1
に嵌合することにより、本第2の実施例と同様に回動さ
せることができ、回転周期の異なる飾り部材を配置可能
となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転飾り
装置によれば、占有空間を減少させたコンパクトな構成
で、装置の回転体の回転によって、対応する飾り部材を
装飾的に回転させて回転体の回転を表示し、回転体の回
転を対応する飾り部材の回転を通じて視覚的に明確に認
識することが可能になる。また、飾り部材を、直線的配
列における所定の支点を中心に、直線外に回動させる回
動手段を設けておくと、この回動手段を操作することに
より、飾り部材は、直線外に移動し、その位置で回転体
の回転に応じて装飾的に回転するので、さらに、回動手
段の操作による飾り部材の配置の変更によって、異なる
視覚的効果を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】■本発明に係る回転飾り装置の第1の実施例の
構成を示す平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明に係る回転飾り装置の第2の実施例の構
成を示す平面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】同実施例の動作を示す平面図である。
【符号の説明】
1…上板 2…下板 5…ロータ 5a…輪歯 6…回転車 6a,6b…輪歯 7…回転車 7a,7b…輪歯 8…回路基板 10…底板 11…蓋板 15,16…プーリー 17…飾り部材 18…回転車 18a,18b…輪歯 19…回転車 19a,19b…輪歯 20…ベルト 21…飾り部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置に対して直線的に配列され、それぞ
    れが異なる回転速度で回転する複数の回転体と、 上記回転体に設けられ、対応する回転体の回転によっ
    て、装飾的に回転する飾り部材とを有する回転飾り装
    置。
  2. 【請求項2】 装置に対して直線的に配列され、所定の
    回転速度で回転する少なくとも一つの回転体と、 上記回転体に設けられ、当該回転体の回転によって、装
    飾的に回転する飾り部材と、 上記飾り部材を、上記直線的配列における所定の支点を
    中心に、上記直線外に回動させる回動手段とを有する回
    転飾り装置。
JP7157671A 1995-06-23 1995-06-23 回転飾り装置 Expired - Fee Related JP2988852B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010029587A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010029587A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

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