JPH095433A - 干渉型合成開口レーダ画像処理方法及び干渉型合 成開口レーダ装置 - Google Patents

干渉型合成開口レーダ画像処理方法及び干渉型合 成開口レーダ装置

Info

Publication number
JPH095433A
JPH095433A JP7154889A JP15488995A JPH095433A JP H095433 A JPH095433 A JP H095433A JP 7154889 A JP7154889 A JP 7154889A JP 15488995 A JP15488995 A JP 15488995A JP H095433 A JPH095433 A JP H095433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
interference
unit
correlation
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7154889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2655136B2 (ja
Inventor
Hiroshi Shinohara
博 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7154889A priority Critical patent/JP2655136B2/ja
Publication of JPH095433A publication Critical patent/JPH095433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2655136B2 publication Critical patent/JP2655136B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】地震予知、火山噴火予知、土石流予測等の数c
m単位の精度で微妙な地形変動、地形図をターゲット変
化、軌道に関係なく常時安定して得る。 【構成】航空機又は衛星等の飛翔体に搭載し、地上に電
波を放射し、また地上からの反射波を同時に受信するア
ンテナとアンテナに送信波を出力しかつ同時に受信波を
入力する送受信部と、受信信号を処理する画像処理部
と、画像処理部出力を干渉処理し、かつ前回取得した同
一シーン画像との相関比較を行い、2つの画像信号間の
相関を改善することでリアルタイムで精度の良い地形図
/地形変動を抽出する地形抽出部から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は干渉型合成開口レーダ、
より具体的には航空機、人工衛星等の飛翔体に搭載され
る合成開口レーダ装置に係り、特に、標高データ及び地
形変動を常時、数cm精度でリアルタイムで抽出できる
干渉型合成開口レーダ画像処理方法及び干渉型合成開口
レーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地震予知、火山噴火予知、土石流予測を
行うには、高精度な等高線図作成及び高精度な地形変動
を抽出することが必要不可欠である。従来、このような
地形変動を抽出するためには、光学カメラを用いた航空
測量やステレオ視が行なわれてきた。しかしこれらの手
法では地形変動量を抽出するまでに原理的に多くの時間
が必要であり、また、精度が充分でなかったり、雲天時
/夜間観測ができないため、必要な時、リアルタイムで
情報が収集できないという問題があった。この様な欠点
を解消するため、たとえば、特開昭63−262578
号公報には昼夜間/全天候で観測が可能な合成開口レー
ダを用いた干渉型SAR(地形マッピングレーダ,SA
R;Synthetic Aperture Rad
a)が記載されている。また、干渉型合成開口レーダ装
置及び地形変動観測方式(特願平5−167400号出
願)では、地上基準点を設置し、校正することでcm単
位の地形変動抽出可能な方式が記載されている。さら
に、干渉型合成開口レーダ装置から得た3次元情報を用
いる地形図作成装置(特願平5−334256号出願)
では、地形図の作成手法が記載されている。干渉型SA
Rは必要な時に地表面の3次元情報を取得することがで
きるレーダ装置で、飛翔体に1台のアンテナが取付けら
れている場合はもう一度フライトし、同一シーンのデー
タを取得することで、また、飛翔体に2台のアンテナが
取付けられている場合は、一度のフライトで3次元情報
を取得することができる。地形変動を抽出する場合には
基本的には上記作業をもう一度繰り返し、取得した3次
元情報と以前取得した3次元情報の差を取ることで可能
である。その具体的手段については航空機及び衛星で多
少異なり、いくつかの方式が提案されている。
【0003】さらに、一番問題となるのが、2回のフラ
イトパスをいかに精度良く再現できるか、また、高精度
な軌道情報をいかにして得るかである。これについては
近年の技術で可能である、例えばDGPS(Difer
ential GPS)を採用すれば数mm単位の情報
を得ることができるため軌道情報として十分である。ま
たナビゲーション装置(Navigation Sys
tem)を持たない航空機においてもDGPSを用いれ
ば20〜30m以内の精度でのリフライトが可能とな
る。これ以外にもレーザによる測距技術を応用すれば本
問題は解決される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同一シ
ーンを繰り返し観測し、標高データ又は地形変動データ
を取得しようとした場合、種々の影響で精度が劣化する
欠点があった。標高精度σh は(1)式の様に表され
る。
【0005】
【0006】σh :標高精度、λ:波長、θ:オフナデ
ィア角、σψ :位相雑音、ρ:スラントレンジ距離、
B:軌道間距離(垂直) 位相雑音σψ はアンテナ間距離、受信機雑音等のシス
テム雑音を表わしており、図7に示す様に相関度(2つ
の画像間)が良い程小さくなる。相関度0は無相関を表
わしている。さらに、この相関度は(2)式の様に表わ
すことができる。
【0007】
【0008】
【0009】SNR:信号対雑音比(Signal t
o Noise Ratio) この(2)式において、相関度はそれぞれの項の相関が
良い程、最終的には良い標高精度/地形変動精度が実現
できる。また、SNR(Signal to Nois
e ratio)については、システム設計時にある程
度考慮できるため、その影響度を小さくすることは可能
である。しかしながらターゲットの相関及び軌道間距離
による相関については定常的に安定させることが非常に
難かしく精度が大きくバラツク結果、相関度が向上せ
ず、標高精度が劣化するという欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明の干渉型合成開口レーダ画像処理方法は、飛翔
体より地上に対し電波を放射し、その反射波を受信する
ことによりSAR再生データを取得する干渉型合成開口
レーダにより、同一シーンを少なくても前後2回観測し
2組のSAR再生データを生成し、それぞれを相互に干
渉させて2つの縞画像データを出力し、前記2つの干渉
縞画像データの差分を抽出して三次元画像データを出力
する干渉型合成開口レーダ画像処理方法において、前記
2組のSAR再生データの相関比較を行い、周波数領域
において相関特性を改善し前記干渉による干渉縞画像デ
ータを出力することを特徴とする。
【0011】また、本発明の干渉型合成開口レーダ画像
処理方法は、飛翔体より地上に対し電波を放射し、その
反射波を受信することによりSAR再生データを取得す
る干渉型合成開口レーダにより、同一シーンを少なくて
も前後2回観測し2組のSAR再生データを生成し、そ
れぞれを相互に干渉させて2つの干渉縞画像データを出
力し、前記2つの干渉縞画像データを差分を抽出して三
次元画像データを出力する干渉型合成開口レーダ画像処
理方法において、前記2組のSAR再生データの相関比
較を行い、周波数領域において相関特性を改善し前記干
渉による干渉縞画像データを出力し、前記2組のSAR
再生データ取得時の軌道姿勢データにより前記干渉縞画
像データの一方の位相補正を行うことを特徴とする。
【0012】本発明の干渉型合成開口レーダ装置は、飛
翔体より地上に対し電波を放射し、その反射波を受信す
ることにより三次元情報を取得する干渉型合成開口レー
ダ装置において、電波の放射及び受信を同時に行うアン
テナと、前記アンテナと信号を同時に送受する送受信部
と、前記送受信部の受信信号からSAR再生データを生
成する画像処理部と前記画像処理部からの出力を干渉さ
せて三次元画像データを出力する干渉処理部と、同一シ
ーンの既取得SAR再生処理データに基づく三次元画像
データとの差分処理を行う差分抽出部と、前記画像処理
部からの出力と前記既取得SAR再生データとの相関比
較を行い、周波数領域において相関特性を改善する相関
改善部とを有することを特徴とする。
【0013】また、本発明の前記干渉型合成開口レーダ
装置は、前記画像処理部出力及び既取得SAR再生デー
タに対しフィルタ部を有し、前記フィルタ部は前記画像
処理部出力及び既取得SAR再生データの2つのSAR
再生データの周波数帯域の不一致帯域を抑圧ないし抑制
して2データ間の相関特性を改善し、前記干渉処理部は
前記フィルタ部の出力を干渉させ前記三次元画像データ
を出力することを特徴とする。
【0014】そして、本発明の干渉型合成開口レーダ装
置は、更に、(1)SAR再生データの周波数領域にお
ける相関度を比較する相関比較部を有し、該相関比較部
は画像処理部出力及び既取得SAR再生データを比較
し、カットオフ周波数データを出力し前記各フィルタ部
の特性を制御して4つのSAR再生データの周波数帯域
の不一致帯域を抑圧ないし抑制して4データ間の相関特
性を改善し、前記各干渉処理部は前記各フィルタ部の出
力を干渉させ前記三次元画像データを出力すること、
(2)前記アンテナの姿勢の変動を検出する姿勢変動検
出装置と、既取得SAR再生データに対応する既取得軌
道姿勢データとを入力し位相補正量を演算する位相補正
量演算部と、前記位相補正量演算部の出力により差分抽
出部へ入力する前記三次元画像データの一方の位相を補
正する補正部とを有すること、及び、(3)前記差分抽
出部は入力された前記三次元画像データの出力同士の合
わせ込みを行い差分を出力すること、のいずれかを少な
くても備える。
【0015】
【実施例】次に、図面を参照して本発明による干渉型合
成開口レーダ装置の実施例を詳細に説明する。図1は本
発明による干渉型合成開口レーダ装置の一実施例を示す
ブロック図であり、このレーダ装置は航空機又は人工衛
星等の飛翔体に搭載される。
【0016】まず、SAR画像データを取得するアンテ
ナ1、2、送受信部4、5、姿勢変動検出部7、DGP
Sシステム8、10、アクティブトランスポンダ9のシ
ステム部について説明する。図1において、アンテナ
1、2は地上に電波を放射し、また地上からの反射波を
受信するアンテナ部である。これらアンテナ1、2は、
オフナディア角設定部3により同一反射ターゲットに向
けられる。本実施例では、アンテナ2台が同時に搭載さ
れているが1台のみの搭載で2度同じシーンを撮像する
システムでも可能である。ターゲット内には、前述した
DGPS用のアクティブトランスポンダ9又はレーザ測
距のための装置が設置されている。アンテナ1、2はそ
れぞれ信号線28、29を介して送受信部4、5に接続
されている。
【0017】送受信部4、5は、接続されているアンテ
ナ1、2に同時に同一周波数の送信波を出力し、かつ同
時に受信波を入力する電波送受信部であり、それぞれ信
号線30、31を介して画像処理部6に接続されてい
る。画像処理部6は、送受信部出力であるビデオ信号を
SAR再生処理する画像処理部である。具体的には、画
像処理部6は衛星10からの電波を受信し、かつ地上の
アクティブトランスポンタ9を用いて高精度補正を行う
DGPSシステム8を採用し飛翔体の位置・速度情報さ
らには姿勢変動データを入力しSAR再生処理時に補正
用データとして使用する。姿勢変動検出装置7の出力信
号は信号線32を介して画像処理部に入力されるが、こ
れはDGPSと冗長構成になっており、DGPS受信不
良時に稼働する。
【0018】次に、上述のシステムにより取得したSA
R画像再生データ34、35及び姿勢データ等33に基
づいてデータ処理を行い標高データ及び地形変動データ
等の地形データを抽出する地形抽出部27の動作を説明
する。
【0019】地形抽出部27は、高速フーリエ変換(以
下FFTという。)部11、フィルタ部12、高速フー
リエ逆変換(以下IFFTという。)部13、相関比較
部16、干渉処理部14及び差分抽出部15等からなり
ターゲットの相関を改善し等高線データ等を抽出するブ
ロック部分と、SAR再生データメモリ18、軌道姿勢
データメモリ19、相関改善部23、干渉処理部24、
干渉データメモリ25、及び差分抽出部15等からなり
前回取得データをターゲット相関の改善による等高線デ
ータ等の取得及び地形変動データの抽出のためのブロッ
ク部分と、姿勢変動検出装置7、軌道姿勢データメモリ
19、補正量検出部21、位相補正量演算部22、補正
部26等からなる軌道間距離による相関の改善ブロック
部分からなる。
【0020】最初に、図2及び図3により2個のアンテ
ナから得られるSAR再生データの信号特性と、本発明
の相関度特性改善に関する動作を説明する。
【0021】図2(a)におけるA1、A2は、距離B
離れた位置の2つのアンテナであり、これにより地表を
観測する時のアンテナとターゲットTとの関係を表して
いる。
【0022】アンテナA1、A2から受信されるSAR
再生データは、相互の距離Bを有することから信号周波
数における差が生じる。特に、中心周波数のずれや帯域
のずれが生じるが、このうち中心周波数のずれΔf’
は、一般に次式のように表わせる。 Δf’ k×(1/r0 tanθ)×B …(1) ここで、k:定数、θ:オフナデア角である。
【0023】この式から、B=0のときはΔf’=0と
なる。また、B≠0のときはオフナデア角θが小さいほ
どΔf’は大きく、オフナデア角θが大きいほどΔf’
は小さくなることがわかる。
【0024】前記中心周波数のずれΔf’等が生じる現
象は次のように説明できる。図2は2個のアンテナから
の受信信号の違いを説明するものである。図2(a)に
おいて、点線からわかるように、アンテナ側から同じタ
ーゲットTを見た場合、A1、A2とTのなす角(θ
1、θ2)はわずか異なる。この差の影響は図2(b)
の作図におけるGResA1とGResA2の差からわ
かるように、反射部の面積の違いとなる。これは同図
(c)に示すような等価的なピクセル(画素)サイズの
差として現れる。そして、この画素サイズの違いが上記
周波数ずれΔf’の現象の主な原因でもある。また、図
2(c)は反射波に関する相関の良い箇所はピクセルの
重複する領域であることを表している。
【0025】また、このような画素サイズは、オフナデ
ア角(θ)が小さい(T1)ときほど前記角度θ1、θ
2の差が大きくなるから、そのずれは大きくなり、オフ
ナデア角が大きい(T2)ほど画素サイズの差が小さく
なる。このことから、Δf’が大きい→画素サイズのず
れが大きい→相関が悪い、という関係が導かれる。
【0026】以上により、通常、2つのSAR再生デー
タの中心周波数をf1、f2、帯域wf1、wf2とし
た場合、f1=f2、wf1=wf2=Δfのとき理想
的な相関が得られ標高精度の劣化はない。しかし、上記
アンテナ間距離に応じた周波数特性のずれに対応して標
高精度が劣化する。図3(a)はこのような周波数ずれ
を生じた2信号の周波数特性を表している。
【0027】本発明においては、2つのSAR再生デー
タを周波数領域の重複する部分のみをフィルタで抽出し
て相関の高い信号成分のみの信号とし干渉処理を施すこ
とで標高データの精度及び地形変動の精度を向上するよ
うに信号処理を行うものである。このような信号処理に
より相関特性は図3(b)の左図から右図のように変化
し特性の改善が実現できる。
【0028】図1において、画像処理部6から地形抽出
部27に入力された2つのSAR再生データ34、35
はFFT部11でフーリエ変換され、周波数領域のデー
タに変換される。変換された各データは信号線36、3
7、54、55を介してフィルタ部2及び相関比較部1
6に入力される。
【0029】一方、画像処理部等から前回取得したデー
タは前回取得データ部20から信号線44、45、46
を介してSAR再生データメモリ18、軌道姿勢データ
メモリ19に記録されており、地形変動データを取得す
る場合にはこのデータを読み出して使用する。
【0030】フィルタ部12は、干渉処理出力の精度を
高めるため、2つのSAR再生データの干渉処理に先立
って相互の信号の相関度の改善を行うために各周波数特
性を整形する。このためのフィルタの特性は相関比較部
16の出力で制御される。
【0031】まず、標高データを単独に取得する場合の
動作を説明すると、相関比較部16では、FFT部11
でフーリエ変換された前記2つのSAR再生データ5
4、55を利用して、Δf’又は両信号の重複帯域Δ
f’’を算出し、前記周波数帯域のずれ部分による相関
の悪化を改善するための前記カットオフ周波数データ5
6、57を生成する。このため相関比較部16は、例え
ば、FFT部11からの2つの複素SAR再生データの
信号周波数特性の重複部の境界を検出し、フィルタ部の
カットオフ制御を行うカットオフデータを出力する。
【0032】フィルタ部12は、前記相関比較部16か
らのカットオフデータにより2つのSAR再生データの
互いにはみ出た周波数帯域を必要な範囲で抑圧し、ピク
セルの前記重複部分に対応した信号成分とし、信号線3
8、39を介してIFFT部13に送出する。IFFT
部13ではフィルタ部からのデータを逆フーリエ変換し
元の時間領域の信号データに変換し、該データを信号線
40、41を介して干渉処理部14に送出する。干渉処
理部14においては相関を改善した2つの前記SAR再
生データの干渉処理を行い標高情報を持つ干渉縞を生じ
させ標高データとして信号線42を介して差分抽出部1
5に送出する。
【0033】また、SAR再生データ34、35等から
抽出した標高データと前回取得したデータからの標高デ
ータとから差分処理を行って地形変動データを抽出する
場合は、相関比較部16では、FFT部11でフーリエ
変換された前記2つのSAR再生データ54、55に加
えて、SAR再生データメモリ18に記録してあるデー
タをFFT部17でフーリエ変換された2つのSAR再
生データ52、53の4つのSAR再生データを入力
し、これら4つのSAR再生データを利用して4つのS
AR信号データの重複帯域を算出し、前記周波数帯域の
ずれ部分による相関の悪化を改善するためカットオフ周
波数データ56、57、58、59を生成する。
【0034】これらの4つのフィルタの特性の制御用の
各カットオフデータにより周波数領域の各々のSAR再
生データ36、37、47、48の周波数特性を調整す
る。フィルタ12の出力データは前記処理と同様であ
り、新たなカットオフ周波数による特性の改善が行われ
る。また、相関改善部23は、今回のSAR再生データ
の相関改善処理ブロック図のFFT部11、フィルタ部
12、IFFT部13と同様なデータ処理の構成を有し
ている。また、相関改善部23の出力信号線60、61
のデータは、干渉処理部24で干渉処理が行われ干渉処
理データメモリ25に記憶され、差分抽出部15での差
分及び合わせ込み処理の原データとして使用される。
【0035】以上により、ターゲットの相関の改善が可
能となるが、次に、差分抽出部15での差分処理のため
の軌道間距離による相関の改善について以下説明する。
【0036】例えば、航空機の場合として、2つの軌道
が完全な平行でないための影響を図を用いて説明する。
図4は2つのアンテナA1、A2から得られるピクセル
位置と山頂位置のSAR再生データを説明する図であ
る。図4で2つのアンテナからほぼ等距離にあるピクセ
ルPiと山頂Tpからのそれぞれの反射波を前記2つの
アンテナで受信し、それぞれの信号の僅かな位相差Δφ
を検出すると、アンテナA1とアンテナA2とで検出さ
れる信号の位相差は地上の地形、標高により異なるが、
各点からの測定位相差ΔΦ1、ΔΦ2は一般に次式で表
される。 ΔΦ1=(A−B−nλ)×2π×(1/λ) …(3) ΔΦ2=(C−D−nλ)×2π×(1/λ) …(4) 上記の式はA≒B、C≒Dの関係図から求めている。
【0037】図の場合では、(3)式は地表面を平坦
(高さ0)としたとき(ピクセルPi位置)の位相差情
報を表している。また、(4)式は山頂Tpに対する位
相差情報を表している。
【0038】前記2つの画像データの差をとったとき、
任意のピクセルPiには、上式(3)(4)式の成分が
加算されてはいっている。図4の場合、山頂はフォート
ショートニングの影響で、レーダから見て等距離にある
ピクセルPiに投影される。
【0039】即ち、前記2つの画像データの差は、 [A1のデータ(A+C)]−[A2のデータ(B+C)] =(A−B)−(D−C) で表される。
【0040】そして前記差は、(ΔΦ1−ΔΦ2)+Δ
E1×2π/λとして表すことができ、ΔE1の位相誤
差を含んでいる。
【0041】次に軌道間の距離誤差について図5(a)
に示す。前回計測した軌道を目標パスとして今回の軌道
との誤差ΔLにより目標パスからずれた場合ストラトレ
ンジ距離誤差2×ΔLCOSθ’が生じる。これを2つ
のアンテナ位置のずれとして図4の関係で見ると図5
(b)のようになる。
【0042】軌道誤差による位相誤差(標高とは無関
係)は以下のようになる。 [(ΔΦ1−ΔΦ2)−(ΔΦ1’−ΔΦ2’)] 目標パスの(ΔΦ1−ΔΦ2)を基準にすると、軌道誤
差による位相誤差はΔE×π/λを生じる。
【0043】この位相誤差は実際にはINS(Inte
rnational NavigationSyste
m)遠から軌道の正確な情報を入手し、3次元位相情
報、PA1(x,y,z)、PA2(x,y,z)、P
A1’(x,y,z)、PA2’(x,y,z)]と姿
勢変動データをもとに求める。姿勢変動データの補正に
ついては、干渉合成開口レーダ動揺補正装置(特願平5
−307922号参照)により求める。
【0044】図1において、補正量検出部21は、画像
処理部6の出力の軌道・姿勢データを信号線33を介し
て入力し、前回の軌道姿勢データ出力信号線49の信号
と比較し前記誤差ΔEを求める。
【0045】出力信号62を位相補正量演算部22で演
算し、軌道変動を位相変動データf(ΔE)に変換す
る。変換されたデータは信号線64を介して補正部26
に入力される。補正部に入力されるもう一つのデータ
は、干渉処理部24の結果を記憶している干渉データメ
モリ25から読み込む。補正部26では干渉データ(位
相差データ)を補正量データで補正する。
【0046】差分抽出部15は干渉処理部14の信号線
42の位相差データから必要に応じて等高線画像データ
を抽出する他、前記補正部26の出力信号線66の位相
差データと差分処理を行い前回と今回の差をとり地形変
動データを抽出する。
【0047】図6は前記画像処理の手順を示すものであ
る。図6(a)は軌道間距離Bの前後2回の観測により
地形変動を計測する概念図を示す。また、図6(b)の
aは干渉処理部14からの位相差データを示し、同下図
cは干渉処理部14からのデータのみによる等高線デー
タを示す。等高線図の作成は、データ取得時の飛翔体位
置、速度等に関する情報から適切な地球の回転楕円体モ
デルを設定し、そのモデルによる位相差画像(干渉縞)
を算出し、前記位相差画像との差をとることで実現す
る。同様に図6(b)のbは補正部26の出力の位相差
データを示す。また、図6(b)c,dは、差分抽出部
15内で2つの位相差データの差分が抽出されるが、こ
の場合必要により図6(b)a,bの斜線Aという地形
変動の見られないテスト領域を選択し、ここで数cm単
位の合わせ込みも行われる。このときの補正量は同図
(b)下図dのデータにフィードバックされ最終補正が
行われる。
【0048】この地形抽出部27では以上のような補正
が行われ、常時安定した地形データ又は地形変動データ
43が出力される。
【0049】以上説明した実施例においては、前後2回
分のSAR再生データの相関度改善を、4つのデータを
それぞれ相関比較を行い重複する周波数帯域のデータ信
号同士で干渉処理を行う構成を採用しているが、1回分
の2つのデータが近接する2個のアンテナから得られ、
前後2回の観測時の軌道ずれに基づく相関度劣化に比し
軽微な場合等は、各回の一方のSAR再生データ同士で
のみ相関比較を行い前記相関度特性を改善するフィルタ
特性の制御データを得るように構成することができる。
【0050】また、相関度の改善のための周波数特性の
処理は、SAR再生データ毎の互いにはみ出た周波数帯
域を完全に抑圧する代わりに適宜の範囲で不要帯域を抑
制することでも特性の改善を図ることができる。
【0051】更に、本発明の前記実施例の干渉型合成開
口レーダ装置においては、干渉縞画像データの補正を干
渉データメモリ(25)の出力部で行う構成を採用して
いるが、干渉処理部(14)の出力部(42)で行うよ
うに補正部の位置を変更しても良いことは明らかであ
る。
【0052】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明の干
渉型合成開口レーダ装置によれば、航空機又は人工衛星
いずれの飛翔体においても、さらにはアンテナが2台又
は1台のいずれの搭載方式においても、常時安定し、リ
アイルタイムで高精度な地形図/地形変動が抽出でき
る。すなわち、ある一定の間隔をおいて計測される(同
一地域を再度計測する)干渉SARにおいては必ず発生
するターゲットの変化,軌道のずれによる精度の劣化、
バラツキを除去することができるため昼夜間/全天候性
に加え、さらに観測効率を高め他のセンサに比べ格段に
有益なセンサを実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の干渉型合成開口レーダの一実施例を示
すブロック図である。
【図2】アンテナ間距離とピクセル上の相関の状態を示
す図である。
【図3】SAR再生データの周波数特性と相関度の改善
を説明する図である。
【図4】ピクセルの標高データの内容と位相誤差を説明
する図である。
【図5】軌道のずれによる位相誤差を説明する図であ
る。
【図6】地形変動抽出、補正処理を説明する図である。
【図7】位相雑音と相関度とマルチルックの関係を示す
図である。
【符号の説明】
1,2,3 アンテナ 4,5 送受信部 6 画像処理部 7 姿勢変動検出装置 8,10 DGPSシステム 9 アクテブトランスポンダ 12 フィルタ部 13 逆高速フーリェ変換部 14 干渉処理部 15 差分抽出部 16 相関比較部 17 高速フーリェ変換部 18 SAR再生データメモリ 19 軌道姿勢データメモリ 20 前回取得データ 21 補正量検出部 22 位相補正量演算部 23 相関改善部 24 干渉処理部 25 干渉データメモリ 26 補正部 27 地形抽出部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛翔体より地上に対し電波を放射し、そ
    の反射波を受信することによりSAR再生データを取得
    する干渉型合成開口レーダにより、同一シーンを少なく
    ても前後2回観測し2組のSAR再生データを生成し、
    それぞれを相互に干渉させて2つの干渉縞画像データを
    出力し、前記2つの干渉縞画像データの差分を抽出して
    三次元画像データを出力する干渉型合成開口レーダ画像
    処理方法において、前記2組のSAR再生データの相関
    比較を行い、周波数領域において相関特性を改善し前記
    干渉による干渉縞画像データを出力することを特徴とす
    る干渉型合成開口レーダ画像処理方法。
  2. 【請求項2】 飛翔体より地上に対し電波を放射し、そ
    の反射波を受信することによりSAR再生データを取得
    する干渉型合成開口レーダにより、同一シーンを少なく
    ても前後2回観測し2組のSAR再生データを生成し、
    それぞれを相互に干渉させて2つの干渉縞画像データを
    出力し、前記2つの干渉縞画像データの差分を抽出して
    三次元画像データを出力する干渉型合成開口レーダ画像
    処理方法において、前記2組のSAR再生データの相関
    比較を行い、周波数領域において相関特性を改善し前記
    干渉による干渉縞画像データを出力し、前記2組のSA
    R再生データ取得時の軌道姿勢データにより前記干渉縞
    画像データの一方を位相補正を行うことを特徴とする干
    渉型合成開口レーダ画像処理方法。
  3. 【請求項3】 飛翔体より地上に対し電波を放射し、そ
    の反射波を受信することにより三次元情報を取得する干
    渉型合成開口レーダ装置において、 電波の放射及び受信を同時に行うアンテナと、前記アン
    テナと信号を同時に送受する送受信部と、前記送受信部
    の受信信号からSAR再生データを生成する画像処理部
    と、前記画像処理部からの出力を干渉させて三次元画像
    データを出力する干渉処理部と、同一シーンの既取得S
    AR再生処理データに基づく三次元画像データとの差分
    処理を行う差分抽出部と、前記画像処理部からの出力と
    前記既取得SAR再生データとの相関比較を行い、周波
    数領域において相関特性を改善する相関改善部とを有す
    ることを特徴とする干渉型合成開口レーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理部出力及び既取得SAR再
    生データに対するフィルタ部を有し、前記フィルタ部は
    前記画像処理部出力及び既取得SAR再生データの2つ
    のSAR再生データ周波数帯域の不一致帯域を抑圧ない
    し抑制して2データ間の相関特性を改善し、前記干渉処
    理部は前記フィルタ部の出力を干渉させ前記三次元画像
    データを出力することを特徴とする請求項3記載の干渉
    型合成開口レーダ装置。
  5. 【請求項5】 SAR再生データの周波数領域における
    相関度を比較する相関比較部を有し、該相関比較部は画
    像処理部出力及び既取得SAR再生データを比較し、カ
    ットオフ周波数データを出力し前記各フィルタ部の特性
    を制御して4つのSAR再生データの周波数帯域の不一
    致帯域を抑圧ないし抑制して4データ間の相関特性を改
    善し、前記各干渉処理部は前記各フィルタ部の出力を干
    渉させ前記三次元画像データを出力することを特徴とす
    る請求項4記載の干渉型合成開口レーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記アンテナの姿勢の変動を検出する姿
    勢変動検出装置と、既取得SAR再生データに対応する
    既取得軌道姿勢データとを入力し位相補正量を演算する
    位相補正量演算部と、前記位相補正量演算部の出力によ
    り差分抽出部へ入力する前記三次元画像データの一方の
    位相を補正する補正部とを有することを特徴とする請求
    項3、4又は5記載の干渉型合成開口レーダ装置。
  7. 【請求項7】 前記差分抽出部は入力された前記三次元
    画像データの出力同士の合わせ込みを行い差分を出力す
    るこを特徴とする請求項3、4、5又は6記載の干渉型
    合成開口レーダ装置。
JP7154889A 1995-06-21 1995-06-21 干渉型合成開口レーダ画像処理方法及び干渉型合 成開口レーダ装置 Expired - Lifetime JP2655136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7154889A JP2655136B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 干渉型合成開口レーダ画像処理方法及び干渉型合 成開口レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7154889A JP2655136B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 干渉型合成開口レーダ画像処理方法及び干渉型合 成開口レーダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH095433A true JPH095433A (ja) 1997-01-10
JP2655136B2 JP2655136B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=15594177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7154889A Expired - Lifetime JP2655136B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 干渉型合成開口レーダ画像処理方法及び干渉型合 成開口レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2655136B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09159756A (ja) * 1995-12-12 1997-06-20 Mitsubishi Electric Corp 干渉型高分解能レーダ装置及び高分解能レーダ装置を用いた地形高さ測定方法
US6470265B1 (en) 1997-12-25 2002-10-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method and apparatus for processing digital map data
JP2007033258A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Nec Corp 被観測対象物の観測方法及び装置
KR100753819B1 (ko) * 2005-12-09 2007-08-31 한국전자통신연구원 멀티스태틱 레이더 관측 시스템 및 그 방법
JP2008215935A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corp レーダ画像処理装置
JP2008249551A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム
JP2008275388A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Mitsubishi Electric Corp 画像レーダ装置
JP2010078395A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Nec Corp 干渉合成開口レーダシステム、処理方法、指向角度補正装置、指向角度補正方法及びプログラム
JP2010078396A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Nec Corp 干渉合成開口レーダシステム、処理方法、飛行体制御装置、飛行体制御方法及びプログラム
JP2010175330A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Mitsubishi Electric Corp レーダ画像信号処理装置
WO2019187061A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 三菱電機株式会社 レーダ画像処理装置及びレーダ画像処理方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02231591A (ja) * 1989-03-06 1990-09-13 Hitachi Ltd 合成開口レーダ画像の歪補正方法
JPH03130683A (ja) * 1989-10-17 1991-06-04 Nec Corp 合成開口レーダ装置
JPH05288835A (ja) * 1992-01-21 1993-11-05 Osaka Gas Co Ltd 隠蔽場所の断面検出装置
JPH06118166A (ja) * 1992-10-07 1994-04-28 Mitsubishi Electric Corp 合成開口レーダ装置
JPH0755930A (ja) * 1993-08-13 1995-03-03 Nec Corp 合成開口レーダのデータ処理装置
JPH0772244A (ja) * 1993-06-14 1995-03-17 Nec Corp 干渉型合成開口レーダ装置および地形変動観測方式
JPH07110377A (ja) * 1993-10-12 1995-04-25 Nec Corp レーダ物標捜索装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2546175B2 (ja) 1993-12-08 1996-10-23 日本電気株式会社 干渉型合成開口レーダ動揺補正装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02231591A (ja) * 1989-03-06 1990-09-13 Hitachi Ltd 合成開口レーダ画像の歪補正方法
JPH03130683A (ja) * 1989-10-17 1991-06-04 Nec Corp 合成開口レーダ装置
JPH05288835A (ja) * 1992-01-21 1993-11-05 Osaka Gas Co Ltd 隠蔽場所の断面検出装置
JPH06118166A (ja) * 1992-10-07 1994-04-28 Mitsubishi Electric Corp 合成開口レーダ装置
JPH0772244A (ja) * 1993-06-14 1995-03-17 Nec Corp 干渉型合成開口レーダ装置および地形変動観測方式
JPH0755930A (ja) * 1993-08-13 1995-03-03 Nec Corp 合成開口レーダのデータ処理装置
JPH07110377A (ja) * 1993-10-12 1995-04-25 Nec Corp レーダ物標捜索装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09159756A (ja) * 1995-12-12 1997-06-20 Mitsubishi Electric Corp 干渉型高分解能レーダ装置及び高分解能レーダ装置を用いた地形高さ測定方法
US6470265B1 (en) 1997-12-25 2002-10-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method and apparatus for processing digital map data
JP2007033258A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Nec Corp 被観測対象物の観測方法及び装置
KR100753819B1 (ko) * 2005-12-09 2007-08-31 한국전자통신연구원 멀티스태틱 레이더 관측 시스템 및 그 방법
JP2008215935A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corp レーダ画像処理装置
JP2008249551A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム
JP2008275388A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Mitsubishi Electric Corp 画像レーダ装置
JP2010078395A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Nec Corp 干渉合成開口レーダシステム、処理方法、指向角度補正装置、指向角度補正方法及びプログラム
JP2010078396A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Nec Corp 干渉合成開口レーダシステム、処理方法、飛行体制御装置、飛行体制御方法及びプログラム
JP2010175330A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Mitsubishi Electric Corp レーダ画像信号処理装置
WO2019187061A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 三菱電機株式会社 レーダ画像処理装置及びレーダ画像処理方法
WO2019187236A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 三菱電機株式会社 レーダ画像処理装置及びレーダ画像処理方法
JP6599050B1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-30 三菱電機株式会社 レーダ画像処理装置及びレーダ画像処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2655136B2 (ja) 1997-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5659318A (en) Interferometric SAR processor for elevation
KR102156253B1 (ko) 복수의 무인 비행체에 각각 장착된 합성 개구 레이더를 이용한 정밀 고도 정보 추정 방법 및 시스템
Wimmer et al. Generation of high precision DEMs of the Wadden Sea with airborne interferometric SAR
US7098846B2 (en) All-weather precision guidance and navigation system
US20120050103A1 (en) Synthetic aperture device for receiving signals of a system comprising a carrier and means for determining its trajectory
US6744401B2 (en) Methods and apparatus for radar data processing
JP2590689B2 (ja) 干渉型合成開口レーダ装置および地形変動観測方法
RU2419807C2 (ru) Устройство контроля относительного(ых) положения(й) путем анализа двухчастотных сигналов для космического аппарата группы космических аппаратов при полете строем
JP2008501953A (ja) 地形援助型航法システムの精度を高めるための方法およびシステム
US6803878B2 (en) Methods and apparatus for terrain correlation
JP2655136B2 (ja) 干渉型合成開口レーダ画像処理方法及び干渉型合 成開口レーダ装置
CA2345984A1 (en) Interferometric synthetic aperture radar altimeter
CN109270507B (zh) Gnss-r双基sar成像机载运动误差补偿模型
Magnard et al. Processing of MEMPHIS Ka-band multibaseline interferometric SAR data: From raw data to digital surface models
Madsen Absolute phase determination techniques in SAR interferometry
JPH07199804A (ja) 干渉型合成開口レーダ装置から得た3次元情報を用いる地形図作成装置
Faller et al. First results with the airborne single-pass DO-SAR interferometer
JP2699964B2 (ja) 森林樹木高測定装置
US6208283B1 (en) Synthetic aperture radar system and platform position measuring apparatus used in the same
JPH09230039A (ja) 干渉型合成開口レーダ装置及び合成開口レーダ装置を用いた地形高さ測定方法
JP3301292B2 (ja) 干渉型高分解能レーダ装置及び高分解能レーダ装置を用いた地形高さ測定方法
Hensley et al. Topographic map generation from the Shuttle Radar Topography Mission C-band SCANSAR interferometry
JP2012137448A (ja) 電離層遅延評価装置および航法装置
Atkinson et al. Passive SAR satellite system (PASSAT): First airborne trials
RU2483324C1 (ru) Способ навигации летательного аппарата по радиолокационным изображениям земной поверхности

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140530

Year of fee payment: 17

EXPY Cancellation because of completion of term