JP2008275388A - 画像レーダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】雑音等の外乱の影響を抑えて補償量を推定し、高分解能なレーダ画像を生成する画像レーダ装置を得る。
【解決手段】複数のレーダ器3により同一の目標を観測して得られる受信信号を合成してレーダ画像を生成する際に、受信信号に基づいて目標の追尾情報を生成する追尾処理部4と、性能要求、レーダ器緒元および追尾情報に基づいて、各レーダ器3の受信信号が空間周波数領域で部分的に重複するように送受信制御パラメータを決定し、重複する空間周波数領域に関する重複領域情報を生成する観測手順計画部2と、追尾情報に基づいて各レーダ器3の受信信号の粗位相補償を行う粗補償処理部5と、重複領域情報に基づいて所定の評価指標を最小化することにより粗補償処理された受信信号の精位相補償を行う精補償処理部6と、精補償後の受信信号を合成し、高分解能なレーダ画像を生成する合成処理部7とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数地点に設置したレーダで、同一の目標を観測して得られる受信信号を合成し、高分解能なレーダ画像を生成する画像レーダ装置に関する。
複数地点に設置したレーダで、同一の目標を観測して得られる受信信号を合成して高分解能なレーダ画像を生成する従来技術として、距離分解能を向上するアルゴリズムが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
このアルゴリズムは、相互に異なる周波数帯域を持つ2つのレーダで観測されたレンジプロフィールを組み合わせることによって、2つのレーダの周波数帯域の間を推定して内挿することにより、距離分解能の向上を図っており、以下に、その概要を説明する。
目標が点散乱体の集合であると仮定して、スペクトルを次のようにモデル化する。ここで、pはk番目の散乱点のレンジ方向の位置と周波数特性を表す。また、aはk番目の散乱点の複素振幅である。さらに、nは、サンプリング点数を表す。
Figure 2008275388
異なる周波数帯BとBで運用される2台のレーダで、同一の目標を同時に観測する場合を考える。それぞれのレーダで観測された受信信号をそれぞれX、Xとすると、これらのスペクトルは、一般に、コヒーレントではない。なぜなら、2台のレーダのそれぞれから目標までの距離の差に起因して、位相の回転が発生するためである。
そこで、次式(2)を最小化するΔθおよびAを非線形な最小二乗法を用いて求め、スペクトルを補償してコヒーレント化する。
Figure 2008275388
すなわち、従来方式では、各レーダで目標を観測する際に、それぞれのレーダでの帯域は重複させず、上式(2)に基づく推定により各レーダの観測帯域を広げ、その結果として重複した帯域部分の信号から補償量を推定している。そして、最後に、スペクトルを内挿した後、フーリエ変換によりレーダ画像を得る。
Kevin M. Cuomo、 Jean E. Piou、 and Joseph T. Mayhan., "Ultrawide-Band Coherent Processing、" IEEE Trans AP、 vol.47, no.6、 pp.1094-1107, 1999
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。上述の従来方式では、各レーダで観測された受信信号に上式(1)に示すモデルをあてはめ、モデルを上式(2)により比較することによって、スペクトルの補償量を推定している。しかしながら、補償量の算出に当たっては、観測結果に基づく推定によって広げられた帯域を上式(2)により求めて行っているため、雑音等の外乱によるモデルのあてはめの誤差ばかりでなく、スペクトルの補償量の推定誤差を生じるという問題がある。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、スペクトルの補償量の推定誤差を抑え、高分解能なレーダ画像を生成することのできる画像レーダ装置を得ることを目的とする。
本発明に係る画像レーダ装置は、複数地点のそれぞれに設置された複数のレーダ器により同一の目標を観測して得られるそれぞれの受信信号を合成してレーダ画像を生成する画像レーダ装置であって、それぞれの受信信号に基づいて目標を追尾し、目標の追尾情報を生成する追尾処理部と、生成するレーダ画像の性能要求、複数のレーダ器のレーダ器緒元、および追尾処理部で生成された追尾情報に基づいて、各レーダ器のそれぞれの受信信号が空間周波数領域で部分的に重複するように各レーダ器の送受信制御パラメータを決定して送受信制御信号を生成するとともに、重複する空間周波数領域に関する重複領域情報を生成する観測手順計画部と、追尾処理部で生成された追尾情報に基づいて各レーダ器のそれぞれの受信信号の位相補償を行い、粗補償後の受信信号を生成する粗補償処理部と、受信信号の重なり部分の類似の度合いを与えるための評価指標をあらかじめ有し、観測手順計画部で生成された重複領域情報に基づいて、評価指標を最小化するように最適な位相補償量を探索することにより粗補償処理部で生成された粗補償後の受信信号の位相補償を行い、精補償後の受信信号を生成する精補償処理部と、精補償後の受信信号を合成し、高分解能なレーダ画像を生成する合成処理部とを備えるものである。
本発明によれば、各レーダで目標を観測する際に、あえて帯域を重複させ、重複した部分の信号を直接比較して補償量を推定することにより、スペクトルの補償量の推定誤差を抑え、高分解能なレーダ画像を生成することのできる画像レーダ装置を得ることができる。
以下、本発明の画像レーダ装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による画像レーダ装置の構成図である。この図1における画像レーダ装置は、レーダ指示部1、観測手順計画部2、レーダ器3、追尾処理部4、粗補償処理部5、精補償処理部6、および合成処理部7で構成される。
次に、動作について説明する。設置された位置がそれぞれ異なるK台(Kは、2以上の整数)のレーダ器3で同じ目標を観測することを想定する。また、目標は、M点(Mは、2以上の整数)の反射点で構成されるものとし、m番目(mは、1≦m≦Mの整数)の反射点をPと呼ぶ。
オペレータは、レーダ指示部1を操作してレーダで検出された目標を画像化対象に指定する。この操作に応じて、レーダ指示部1は、指定された目標を画像化するために、観測手順計画部2へ目標画像化指令を出力する。
(レーダ器、追尾処理部)
なお、K台のそれぞれのレーダ器3(k)(k=1、2、・・・、K)と追尾処理部4は、オペレータの指示によらず、目標検出のための送受信および検出目標の追尾処理を継続し、目標の追尾情報を得るものとする。
レーダ指示部1から目標画像化指令を受けた観測手順計画部2は、要求性能(生成するレーダ画像の分解能、画像幅)、単体レーダ器緒元(レーダ配置、送信可能周波数など)、あらかじめ追尾処理部で得た目標の追尾情報(目標の位置、距離、速度、進行方向など)に基づいて、受信信号の帯域を規定するための送受信制御パラメータを決定する。
より具体的には、各レーダ器3(k)の受信信号が空間周波数領域で部分的に重複するように、それぞれの観測タイミング、送受信方法、送信周波数を含むパラメータを送受信制御パラメータとして決定する。
図2は、本発明の実施の形態1における2台のレーダ器3(k−1)、3(k)の受信信号の帯域の例示図である。ここで、横軸fxは、レンジ方向を示し、縦軸fyは、角度方向を示している。図2に示すように、観測手順計画部2は、それぞれのレーダ器の受信信号の帯域を、他のレーダ器の受信信号の帯域と、空間周波数領域で一部重複するように決定する。
観測手順計画部2は、上述のように決定したそれぞれのレーダ器の受信信号の帯域に従って、目標に対してビームの送信を行うように、送受信制御信号を各レーダ器3(k)に出力する。同時に、観測手順計画部2は、各レーダ器3(k)で得られる受信信号の帯域の重なり部分を与えるパラメータを、重複領域情報として精補償処理部6へ出力する。
ここで、重複領域情報は、どのレーダ器で観測した受信信号の帯域が重複するかを与えるパラメータ(図2におけるk、k−1に相当)と、受信信号の重なり部分を与えるパラメータ(図2におけるGη、Gfに相当)を含んで構成される。
各レーダ器3(k)は、観測手順計画部2からの送受信制御信号に従って、送信信号を目標へ放射し、目標で散乱した送信信号を受信信号として受信する。第kレーダの中心周波数をfck、送信帯域幅をWf、m番目の反射点Pの反射強度をa(m)、第kレーダから第m点までの距離をl(η、m)とすると、入射角η、周波数fにおける第kレーダの受信信号S(f、η)は、次式(3)で与えられる。
Figure 2008275388
ここで、rect(x)は、次式(4)で与えられる矩形関数である。
Figure 2008275388
各レーダ器3(k)は、得られた受信信号を、追尾処理部4へ出力する。
追尾処理部4は、受信信号に基づいて目標の追尾情報を推定し、受信信号とともに粗補償処理部5へ出力する。
粗補償処理部5は、各レーダ器3(k)で観測された目標の受信信号を、追尾処理部4で推定された目標と各レーダ器3(k)との間の距離に基づき位相補償する。第kレーダでη方向から目標を見た場合の、目標の重心までの距離の推定値をU(チルダ)(η)とすると、粗補償後の受信信号C(チルダ)(f、η)は、次式(5)により得られる(ここで、(チルダ)は、()の前の符号の上に〜が付された推定値を意味する)。
Figure 2008275388
一般に、粗補償後の受信信号C(チルダ)(f、η)は、コヒーレントではない。なぜならば、距離の推定値U(チルダ)(η)には推定誤差が含まれるためである。この推定誤差がkのみに依存するものとすると、粗補償の際の距離の推定値U(チルダ)(η)は、次式(6)で与えられる。U(チルダ)(η)は、重心までの距離の真値である。
Figure 2008275388
U(チルダ)(η)で正しく補償された場合の受信信号C(f、η)は、次式(7)で与えられる。
Figure 2008275388
粗補償後の補償誤差を含む受信信号は、上式(5)、(6)から次式(8)のように変形できる。
Figure 2008275388
粗補償では補償できなかったこのΔμにより、画像の分解能が大きく劣化する可能性がある。そこで、粗補償後の受信信号C(チルダ)(f、η)は、精補償処理部6へ送られ、さらなる補償が行われる。
精補償処理部6は、各重複した領域の受信信号をなるべく一致させるという評価指標に基づいて、補償量を探索する。先の図2を用いて、精補償処理部6による補償量探索の具体的な処理手順について、以下に説明する。
下式(9)に示すような、レーダ器3(k)における誤差Δμと、レーダ器3(1)における誤差Δμとの差Δζを推定および補償の対象とする。
Figure 2008275388
そして、観測手順計画部2からの重複領域情報に基づいて決定した順番(決定方法については後述する)に従って、順にΔζを推定する。そのために、仮に想定した補償量ζで補償した場合の受信信号を、次式(10)のD(チルダ)(f、η、ζ)で与える。
Figure 2008275388
そして、Δζを次式(11)のように決定する。
Figure 2008275388
ここで、F( )は、レーダ器3(k−1)について推定された補償量Δζk−1で補償された受信信号D(チルダ)k−1(f、η、Δζk−1)と、レーダ器3(k)について想定した補償量ζで補償された受信信号D(チルダ)(f、η、ζ)の類似の度合いを与える評価指標である。そして、この評価指標の値を最小化するζをレーダ器3(k)について推定された補償量Δζとする。ここでは、評価指標の具体例として、次式(12)に示す複素振幅の差の自乗和を考える。
Figure 2008275388
ここで、Gf、Gηは、先の図2に示したように、レーダ器3(k−1)とレーダ器3(k)の受信信号の重なり部分を与えるパラメータである。精補償処理部6は、推定された補償量Δζを用いて、粗補償後の受信信号C(チルダ)(f、η)を、下式(13)を用いてさらに位相補償する。
Figure 2008275388
そして、精補償処理部6は、得られた精補償後の受信信号を合成処理部7へ送る。
次に、精補償処理部6によりΔζを推定する順番について説明する。観測手順計画部2により、各レーダ器3(k)の受信信号は、少なくとも1つ以上の他のレーダ器3(k)の受信信号と重複領域を持つように観測を行っている。図3は、本発明の実施の形態1における精補償を適用する順番の説明図である。この図3では、レーダ器3(1)とレーダ器3(2)の受信信号が重複し、また、レーダ器3(2)とレーダ器3(3)の受信信号が重複する例を想定している。
このとき、精補償処理部6は、レーダ器3(1)の粗補償後の受信信号を基準として、他のレーダ器3(k)(k=2、3、・・・、K)の粗補償後の受信信号をコヒーレント化する。よって、図3の例においては、まず始めに、レーダ器3(1)とレーダ器3(2)の重複領域について精補償処理が最初に行われ、次に、レーダ器3(2)とレーダ器3(3)の重複領域の精補償処理が行われる。仮に、レーダ器3(1)が複数のレーダ器3(k)と重複領域を持つ場合には、どの重複領域から精補償処理を行うかについては、選択の自由度がある。
次に、合成処理部7によるマッピング処理について説明する。図4は、本発明の実施の形態1における複数のレーダの受信信号を合成するpolar format法の説明図である。合成処理部7は、図4に示すように、精補償後の受信信号D(チルダ)(f、η、ζ)をf−f空間周波数平面上に同時にマッピングする。
次に、リサンプリングのための格子点を設定し、格子点ごとに、受信信号をリサンプリングするレーダ器3(m)を決定する。その際には、まず、f(f、f)の値が送信帯域内に入っていないレーダ器3(m)の受信信号をリサンプリングの候補から外す必要がある。例えば、図4に黒丸で示した格子点のデータをリサンプリングする際には、レーダ器3(1)の受信信号を用いることができない。
また、見込み角ηに関しても、範囲に入っていないレーダの受信信号をリサンプリングの候補から外す必要がある。例えば、図4の例では、太い点線で示したレーダ器3(3)のデータは、候補から外す必要がある。これらを排除した後に、最終的にどのレーダの受信信号を用いるかについては、選択の自由度がある。また、リサンプリングの方法についても、格子点に最も近い点の受信信号をそのまま抽出する方法、あるいは、近傍の受信信号を補間する方法などが考えられる。
このようにして得られたリサンプリング後のデータを2次元逆フーリエ変換することで、最終的に画像を得ることができる。
以上のように、実施の形態1によれば、複数地点に設置したレーダで同一の目標を観測して得られる受信信号を合成することで、高分解能なレーダ画像を得ることができる。このとき、各レーダで目標を観測する際に、あえて受信信号の帯域を部分的に重複させ、重複した部分の信号を比較して高精度な位相補償を行うことにより、スペクトルの補償量の推定誤差を抑えることができ、レーダ画像の分解能の劣化を防ぐことができる。
さらに、複数のレーダで見込み角、周波数範囲を分担するように送受信制御パラメータを設定することにより、各レーダの周波数の振り幅、総観測時間を短くできると期待される。
なお、上述した精補償処理部6における精密補償処理では、評価指標として、上式(12)で示した複素振幅の差の二乗和を用いたが、評価指標は、これに限定されるものではない。例えば、上式(12)の代わりに、次式(14)に示す位相差の自乗和を評価指標として用いてもよく、同様の効果を得ることができる。
Figure 2008275388
また、上述した実施の形態では、合成処理部7は、レーダ画像再生の一手法であるpolar format法により複数のレーダで得られた受信信号を合成する例を示したが、合成処理は、これに限定されるものではない。その他の画像再生法を用いて受信信号を合成してもよく、同様の効果を得ることができる。
また、本発明の画像レーダ装置におけるレーダ器による観測方法としては、それぞれのレーダがモノスタティック観測をしてもよいし、複数のレーダ間でマルチスタティック観測をしてもよい。
本発明の実施の形態1による画像レーダ装置の構成図である。 本発明の実施の形態1における2台のレーダ器の受信信号の帯域の例示図である。 本発明の実施の形態1における精補償を適用する順番の説明図である。 本発明の実施の形態1における複数のレーダの受信信号を合成するpolar format法の説明図である。
符号の説明
1 レーダ指示部、2 観測手順計画部、3、3(1)〜3(K) レーダ器、4 追尾処理部、5 粗補償処理部、6 精補償処理部、7 合成処理部。

Claims (4)

  1. 複数地点のそれぞれに設置された複数のレーダ器により同一の目標を観測して得られるそれぞれの受信信号を合成してレーダ画像を生成する画像レーダ装置であって、
    前記それぞれの受信信号に基づいて前記目標を追尾し、前記目標の追尾情報を生成する追尾処理部と、
    生成するレーダ画像の性能要求、前記複数のレーダ器のレーダ器緒元、および前記追尾処理部で生成された前記追尾情報に基づいて、各レーダ器のそれぞれの受信信号が空間周波数領域で部分的に重複するように各レーダ器の送受信制御パラメータを決定して送受信制御信号を生成するとともに、重複する前記空間周波数領域に関する重複領域情報を生成する観測手順計画部と、
    前記追尾処理部で生成された前記追尾情報に基づいて前記各レーダ器のそれぞれの受信信号の位相補償を行い、粗補償後の受信信号を生成する粗補償処理部と、
    受信信号の重なり部分の類似の度合いを与えるための評価指標をあらかじめ有し、前記観測手順計画部で生成された前記重複領域情報に基づいて、前記評価指標を最小化するように最適な位相補償量を探索することにより前記粗補償処理部で生成された前記粗補償後の受信信号の位相補償を行い、精補償後の受信信号を生成する精補償処理部と、
    前記精補償後の受信信号を合成し、高分解能なレーダ画像を生成する合成処理部と
    を備えることを特徴とする画像レーダ装置。
  2. 請求項1に記載の画像レーダ装置において、
    前記観測手順計画部は、観測タイミング、送受信方法、および送信周波数を含むパラメータを前記送受信制御パラメータとして決定することを特徴とする画像レーダ装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像レーダ装置において、
    前記精補償処理部は、重複した部分の受信信号の複素振幅の差の自乗和を前記評価指標としてあらかじめ有することを特徴とする画像レーダ装置。
  4. 請求項1または2に記載の画像レーダ装置において、
    前記精補償処理部は、重複した部分の受信信号の位相差の自乗和を前記評価指標としてあらかじめ有することを特徴とする画像レーダ装置。
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