JPH0953581A - 流体機械 - Google Patents

流体機械

Info

Publication number
JPH0953581A
JPH0953581A JP20701395A JP20701395A JPH0953581A JP H0953581 A JPH0953581 A JP H0953581A JP 20701395 A JP20701395 A JP 20701395A JP 20701395 A JP20701395 A JP 20701395A JP H0953581 A JPH0953581 A JP H0953581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
hollow
balance
balance correction
fluid machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20701395A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Tateno
正夫 舘野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority to JP20701395A priority Critical patent/JPH0953581A/ja
Publication of JPH0953581A publication Critical patent/JPH0953581A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中空ロータのバランス修正を容易にする。 【解決手段】 ロータ本体67に中空部73が中子で形
成され、中空部73の軸方向両側に壁部75、77が形
成された鋳造の中空スクリューロータ35と、スクリュ
ーロータ35、37の回転に伴って流体を吸入口63か
ら吸入し吐出口65から吐き出すケーシング13と、ロ
ータ35の回転バランスを取るために必要な重量と寸法
により選択され、壁部75、77の幅木孔79、81に
固定されたバランス修正用ウェイト83、85とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、車両の
スーパーチャージャに用いられる流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】公開実用 昭和63−198401号公
報に図6のようなロータ201が記載されている。この
ロータ201はスクリュー式コンプレッサのような流体
機械に用いられるものである。このコンプレッサを用い
たスーパーチャージャはロータの慣性モーメントが大き
いと、エンジンの駆動エネルギー損失が大きく、加速時
のレスポンスが悪くなると共に、エンジンとの断続をす
るクラッチを大型にする必要がある。
【0003】そこで、このロータ201は、図6のよう
に中空構造にし、中空部203の一部又は全部に樹脂2
05を充填して軽量化し、慣性モーメントを小さくして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ロータの回転バランス
が崩れていると、振動が発生し、ロータとロータ及びロ
ータとケーシングとの接触が生じ、ロータ軸受けの耐久
性が低下する。
【0005】一般に、スクリュー式やルーツ式のような
流体機械では、ロータの端部にドリルなどによる切削加
工を施してバランスが修正される。
【0006】ところが、ロータ201のような中空構造
のロータは、上記のように軽量で慣性モーメントが小さ
いことによる多くの利点を持つが、一方中空にしたこと
により中実構造のロータに較べて回転バランスが10倍
程度悪化するという問題がある。このバランス悪化は、
ロータ201のように中空部203に樹脂205を充填
しても矯正されず、特に樹脂205を中空部203の一
部に充填した場合バランスは更に悪化する。
【0007】このようにバランスが大きく崩れると、従
来のようにロータ端部に切削加工を施す方法ではバラン
ス修正は困難であり、切削量が多すぎると端部の強度が
低下するという問題が生じる。
【0008】そこで、この発明は、ロータを中空構造に
し慣性モーメントを小さくしながら、ロータのバランス
修正を容易に行える流体機械の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の流体機械は、
ロータ本体に中空部が形成され、この中空部の少なくと
も軸方向一側端部に壁部が形成された中空ロータと、ロ
ータの回転に伴って流体を吸入口から吸入し吐出口から
吐き出すケーシングと、前記中空ロータの回転バランス
を取るために必要な重量と寸法により選択され、前記中
空部の壁部に固定されたバランス修正用ウェイトとを備
えたことを特徴とする。
【0010】このように、請求項1の流体機械は、中空
ロータがバランス修正されているから、振動が低減する
と共に、ロータ軸受けの耐久性が向上し、ロータとロー
タとの接触やロータとケーシングとの接触が防止され、
正常な機能が保たれる。
【0011】上記のように、バランス修正はバランス修
正用のウェイトを中空ロータに付加することによって行
い、バランス修正用ウェイトは重量と寸法などにより必
要なものを選択可能である。又、壁部の厚さを超える長
いバランス修正用ウェイトであっても、壁部の厚さを超
える部分は中空部に収納されるから、取り付けスペース
上の制約を受けずに必要な長さのものを使用することが
できる。
【0012】従って、壁部の切削加工だけに頼る従来の
バランス修正と異なって、バランスの修正可能範囲がそ
れだけ広く、大きくバランスの崩れた中空ロータでもバ
ランス修正が可能である。
【0013】又、選択したバランス修正用ウェイトを中
空ロータに固定するバランス修正は、切削加工だけによ
る従来のバランス修正に較べて極めて容易であると共
に、切削量が多すぎて中空ロータ端部の強度が低下する
という問題が生じない。
【0014】こうして、ロータを中空構造にし、軽量化
し慣性モーメントを小さくしながら、広い範囲で容易に
バランス修正ができる。
【0015】請求項2の流体機械は、請求項1の流体機
械において、中空ロータをスクリュー状の歯すじ部を有
するスクリューロータにしたものであり、請求項1の流
体機械と同様に、中空ロータのバランス修正可能範囲が
広く、バランス修正が容易であり、中空ロータの強度低
下が生じない。
【0016】これに加えて、一般に、繭型断面のロータ
を用いるルーツ式の流体機械より高速回転で用いられる
このスクリュー式流体機械において、ロータを軽量化し
慣性モーメントを小さくしながら、広い範囲で容易にバ
ランス修正ができる本発明の効果は大きい。
【0017】請求項3の流体機械は、請求項1又は2の
流体機械において、中空ロータを中空孔と共に塑性加工
し、この中空孔にバランス修正用ウェイトを装着して固
定したものであり、請求項1又は2の流体機械と同様
に、中空ロータのバランスを広い範囲で容易に修正可能
であり、バランスの修正に際して中空ロータの強度を低
下させない。
【0018】これに加えて、塑性加工時に形成された中
空孔をバランス修正用ウェイトの装着孔に利用したか
ら、それだけバランス修正が容易になり、バランス修正
コストが低減される。
【0019】請求項4の流体機械は、請求項1又は2の
流体機械において、中空ロータを鋳造加工し、中空部を
中子で形成したものであり、請求項1又は2の流体機械
と同様に、中空ロータのバランスを広い範囲で容易に修
正可能であり、中空ロータの強度を低下させない。
【0020】これに加えて、鋳造加工によれば形状の複
雑な中空ロータでも加工が容易であると共に、他の加工
方法に較べて中空ロータを低コストで製造できる。又、
バランス修正が必要な端部にだけ予め壁部を設け、この
壁部にバランス修正用ウェイトを固定すれば、バランス
修正の工数とコストとを低減することができる。
【0021】更に、バランス修正ウェイト固定用の孔は
ロータ端部のどの箇所に設けてもよく、位置が限定され
ないから、バランスの微調整がそれだけ可能になる。
【0022】請求項5の流体機械は、請求項4の流体機
械において、中空ロータの壁部に中子を固定する幅木
(はばき)用の孔が設けられ、この幅木用の孔にバラン
ス修正用ウェイトを装着して固定したものであり、請求
項4の流体機械と同様に、中空ロータのバランスを広い
範囲で容易に修正可能であり、中空ロータの強度を低下
させない。
【0023】これに加えて、幅木用の孔をバランス修正
用ウェイトの装着孔に利用したから、バランスの修正が
容易になり、バランス修正コストが低減する。
【0024】請求項6の流体機械は、請求項1乃至5の
流体機械において、バランス修正用ウェイトの端面を中
空ロータの壁部外面と同一面にしたものであり、請求項
1乃至5の流体機械と同様に、中空ロータのバランスを
広い範囲で容易に修正可能であり、中空ロータの強度を
低下させない。
【0025】これに加えて、バランス修正用ウェイトの
端面を中空ロータの壁部外面と同一面にしたことによ
り、中空ロータの端部で流体の洩れが低減し、流体機械
の効率が向上する。特に、軸方向の一側に流体の吸入孔
が又他側に吐出孔が設けられ、中空ロータの両端部で大
きな圧力差が生じるスクリュー式の流体機械において、
このシール性改善による効率の向上効果は大きい。
【0026】請求項7の流体機械は、請求項1乃至6の
流体機械において、バランス修正用ウェイトの材質をロ
ータ本体より比重の大きい材質にしたものであり、請求
項1乃至6の流体機械と同様に、中空ロータのバランス
を広い範囲で容易に修正可能であり、中空ロータの強度
を低下させない。
【0027】これに加えて、バランス修正用ウェイトに
ロータ本体の材質(例えば、アルミニューム)より比重
の大きい材質(例えば、鋼材)を用いることにより、バ
ランス修正用ウェイトをそれだけ小型にすることができ
る。従って、極端にバランスが崩れた中空ロータでも、
取り付けスペース上の制約を受けずにバランス修正が可
能になり、バランスの修正可能範囲が更に広くなる。
【0028】請求項8の流体機械は、請求項1乃至7の
流体機械において、バランス修正用ウェイトを中空ロー
タの壁部に溶接又は接着したものであり、請求項1乃至
7の流体機械と同様に、中空ロータのバランスを広い範
囲で容易に修正可能であり、中空ロータの強度を低下さ
せない。又、バランス修正用ウェイトが溶接又は接着に
よって中空ロータに強固に固定されるから、長期にわた
る稼働に耐えて緩むことがない。
【0029】請求項9の流体機械は、請求項1乃至8の
流体機械において、中空ロータのバランス修正を、バラ
ンス修正用ウェイトの固定と、中空ロータ端部の切削加
工とで行うものであり、請求項1乃至8の流体機械と同
様に、中空ロータのバランスを広い範囲で容易に修正可
能であり、中空ロータの強度を低下させない。
【0030】これに加えて、先ずバランス修正用ウェイ
トで大きなバランス修正を行い、次いで切削加工により
精密なバランス修正が行えるから、バランス修正作業が
効率よく行えると共に、用意するバランス修正用ウェイ
トの種類をそれだけ減らすことが可能になり、管理し易
い。又、切削加工は精密なバランス修正のためのもので
あり切削量は僅かですむから、中空ロータの強度が低下
するという問題が生じない。
【0031】
【発明の実施の形態】図1、2により、本発明の第1実
施形態を説明する。この実施形態は請求項1、2、5、
6、7、8の特徴を備えており、図1はこの実施形態を
用いたスーパーチャージャ1を示している。左右の方向
は図1での左右の方向であり、符号を与えていない部材
等は図示されていない。
【0032】図1のように、スーパーチャージャ1は、
入力プーリ3、増速ギヤ組5、タイミングギヤ組7、ス
クリュー式コンプレッサ9(実施形態の流体機械)など
から構成されている。
【0033】入力プーリ3はベアリング11によりコン
プレッサケーシング13に支承されていると共に、入力
軸15にスプライン連結され、ボルト17とワッシャ1
9とで固定されている。入力プーリ3はベルトを介して
クランクシャフト側のプーリに連結されている。このク
ランクシャフト側プーリには電磁クラッチが配置されて
おり、エンジンとスーパーチャージャ1との断続を行
う。入力プーリ3はエンジンの駆動力によりこの電磁ク
ラッチを介して回転駆動される。
【0034】入力軸15はボールベアリング21により
ケーシング13の内部に支承されており、入力軸15に
装着されたカラー23とケーシング13との間にはシー
ル25が配置され、オイル洩れを防止している。
【0035】増速ギヤ組5は互いに噛み合った大径と小
径の増速ギヤ27、29から構成され、タイミングギヤ
組7は互いに噛み合った大径と小径のタイミングギヤ3
1、33から構成されている。又、エアコンプレッサ9
は雄型と雌型のスクリューロータ35、37を備えてい
る。
【0036】大径の増速ギヤ27は入力軸15の右端部
に一体形成されており、小径の増速ギヤ29は、大径の
タイミングギヤ31と共に、雌型スクリューロータ37
のロータ軸39にキー41で連結され、ナット43で脱
落を防止されている。又、小径のタイミングギヤ33
は、テーパリング固定機構45を介して雄型スクリュー
ロータ35(中空ロータ)のロータ軸47に連結されて
いる。
【0037】このテーパリング固定機構45は、各スク
リューロータ35、37が互いに接触しない状態で、タ
イミングギヤ33をタイミングギヤ31に噛み合わせた
後、ナット49を締め付けてロックし、各スクリューロ
ータ35、37の回転方向の位置決めを行う。
【0038】各スクリューロータ35、37のロータ軸
47、39は、左端部をボールベアリング51によっ
て、又右端部をカラー53とローラベアリング55とに
よって、それぞれケーシング13に支承されている。
又、ロータ軸39、47の左端部に装着されたカラー5
7とケーシング13との間にはシール59が配置され、
右端部のカラー53とケーシング13との間にはシール
61が配置され、それぞれエア洩れを防止している。
【0039】プーリ3から入力したエンジンの駆動力
は、増速ギヤ組5で増速され、タイミングギヤ組7を介
してスクリューロータ35、37を回転駆動する。駆動
されたコンプレッサ9は吸入口63から吸入した吸気を
スクリューロータ35、37間で軸方向左方に圧送し、
吐出口65から吐き出して、エンジンに供給する。
【0040】各スクリューロータ35、37はロータ軸
47、39の外周にロータ本体67、69を固定して構
成されている。
【0041】図2に示したように、雄型スクリューロー
タ35のロータ本体67はスクリュー状の3本の歯すじ
部71を備えている。又、雌型スクリューロータ37の
ロータ本体69はスクリュー状の4本の歯すじ部を備え
ている。これらのロータ本体67、69はアルミニュー
ムの鋳物である。
【0042】図1、2に示すように、雄型スクリューロ
ータ35のロータ本体67の各歯すじ部71には中空部
73が形成されている。これらの中空部73は鋳造時に
中子を入れて形成され、図1のように中空部73の軸方
向両側には壁部75、77が設けられている。これらの
壁部75、77には中子を固定するための幅木孔79、
81が形成されており、これらの幅木孔79、81には
バランス修正用ウェイト83、85がそれぞれ挿入さ
れ、接着剤で強固に固定されている。
【0043】これらのウェイト83、85は鋼製であ
り、スクリューロータ35の各端部で必要なバランス修
正量に応じて適正な長さ(重量)のものが選択される。
【0044】又、このようにスクリューロータ35の中
空部73は壁部75、77とバランス修正用ウェイト8
3、85とで閉塞されているから、コンプレッサ9の吐
出側と吸入側の間で圧洩れが生じない。
【0045】こうして、スーパーチャージャ1が構成さ
れている。
【0046】上記のように、スクリューロータ35はバ
ランス修正用ウェイト83、85によって回転バランス
が修正されているから、スーパーチャージャ1は、振動
が低減され、各ベアリング51、55の耐久性が大きく
向上し、スクリューロータ35、37同志の接触及びス
クリューロータ35とケーシング13との接触が防止さ
れ、機能と性能とが正常に保たれる。
【0047】又、スクリューロータ35は、中空構造に
したことによって軽量になると共に慣性モーメントが極
めて小さくなるから、スーパーチャージャ1を搭載した
車両は、エンジンの燃費が改善されると共に、加速時の
レスポンスが大きく向上する。更に、慣性モーメントが
小さいことに加えて、回転バランスを修正したから急激
な加減速の際(スーパーチャージャ1の起動時と停止
時)にもスクリューロータ35、37の接触が防止され
る。更に、エンジンとスーパーチャージャ1とを断続す
る電磁クラッチを小型にすることができる。
【0048】又、上記のように、スクリューロータ35
のバランス修正は、バランス修正用ウェイト83、85
を付加して行うものであり、必要な重量と寸法を持った
バランス修正用ウェイトを適宜選択可能であるから、壁
部の切削加工だけに頼る従来のバランス修正と異なっ
て、バランスの修正可能範囲がそれだけ広い。
【0049】これに加えて、バランス修正用ウェイト8
3、85は、スクリューロータ35のロータ本体67の
材質であるアルミニューム鋳物より比重の大きい鋼材を
用いたから、例えば同じアルミニューム製のものより
も、それだけ小型にすることができる。従って、取り付
けスペース上の制約を受けずにバランス修正が可能にな
り、バランスの修正可能範囲が更に広くなる。
【0050】従って、例えば、スクリューロータ35の
バランスが極端に崩れていても修正が可能である。
【0051】更に、このようにバランス修正用ウェイト
83、85を選択してスクリューロータ35に固定する
だけで行えるバランス修正は、切削加工による従来のバ
ランス修正に較べて極めて容易であると共に、切削量が
多すぎてスクリューロータ35の強度が低下するという
問題が生じない。
【0052】このように、スクリューロータ35を中空
構造にして軽量化し慣性モーメントを小さくしながら、
広い範囲で容易にバランス修正ができる。
【0053】又、鋳造加工されたスクリューロータ3
5、37は他の方法で加工された中空ロータに較べて低
コストである。
【0054】これに加えて、鋳造用の幅木孔79、81
をバランス修正用ウェイト83、85の装着孔に利用し
ているから、それだけバランス修正のための工数が少な
くて済み、修正が容易で、修正コストが低減される。
【0055】又、バランス修正用ウェイト83、85は
ロータ本体67に強固に接着されて固定されているか
ら、スーパーチャージャ1の起動や停止を長期にわたっ
て繰り返しても、バランス修正用ウェイト83、85の
固定部で緩みが生じることがない。
【0056】又、スクリュー式のコンプレッサ9は、繭
型断面のロータを用いるルーツ式のコンプレッサより一
般に高速回転で用いられるから、スクリューロータ35
にアンバランスがあると大きな振動が発生する。従っ
て、スクリューロータ35を軽量化し慣性モーメントを
小さくしながら、広い範囲で容易にバランスを修正でき
る本発明の効果は、スクリュー式のコンプレッサで特に
大きい。
【0057】更に、バランス修正用ウェイト83、85
の端面を壁部75、77の外面と同一面にしたことによ
り、スクリューロータ35の端部でのエア洩れが更に低
減する。スクリュー式のスーパーチャージャ1(コンプ
レッサ9)では、軸方向の一側に吸入口63があり他側
に吐出口65があり、スクリューロータ35の両端で大
きな圧力差が生じるから、このように端部でのシール性
を改善したことによる効率の向上効果は特に顕著であ
る。
【0058】次に、図3により本発明の第2実施形態を
説明する。この実施形態は請求項1、2、3の特徴を備
えている。なお、第2実施形態の説明の中で第1実施形
態の部材と同機能の部材には同じ符号を与えて引用し、
これら同機能部材の説明は省く。
【0059】図3はこの実施形態の流体機械であるスク
リュー式コンプレッサに用いられる雄型スクリューロー
タ87を示しており、このスクリュー式コンプレッサは
スーパーチャージャに用いられている。
【0060】雄型スクリューロータ87は、タイミング
ギヤ組7を介し互いに接触しない状態で、雌型のスクリ
ューロータと噛み合っている。スクリューロータ87は
ロータ軸89と、その外周に固定されたロータ本体91
とで構成されており、雌型のスクリューロータも、同様
にロータ軸とロータ本体とで構成されている。これらの
ロータ本体はアルミニューム材の引き抜き加工品であ
る。
【0061】図3に示したように、スクリューロータ8
7のロータ本体91はスクリュー状の4本の歯すじ部9
3を備えている。ロータ本体91の各歯すじ部93には
引き抜きによる中空部95が形成され、両端の壁部97
には中空部95の開口99が形成されている。
【0062】これらの開口99にはバランス修正用ウェ
イト101が挿入され、固定されている。このバランス
修正用ウェイト101は中空部95の捩じれに沿うよう
な形状に加工されていると共に、端部103は開口99
に装着したとき壁部97の外面と同一面になる角度に加
工されている。
【0063】バランス修正用ウェイト101の固定方法
は接着でも溶接でもよい。又、その材質は、固定方法や
比重などにより、ロータ本体91と同じアルミニューム
材、鋼、その他の材料から適宜選択できる。
【0064】スクリューロータ87の両端部において、
バランス修正のために必要な開口99には必要な長さの
バランス修正用ウェイト101を選んで固定する。又、
他の開口99には、吸入側と吐出側とのエア洩れを防止
するために、バランス修正用ウェイト101と同様な形
状の短いカバーが装着され密閉されている。
【0065】こうして、バランス修正用ウェイト101
によりスクリューロータ87の回転バランスが修正され
ているから、これを用いたスクリュー型コンプレッサ
(スーパーチャージャ)は、振動が低減され、ベアリン
グ51、55の耐久性が大きく向上する。又、中空構造
によってスクリューロータ87の重量と慣性モーメント
とを低減したから、このスーパーチャージャを搭載した
車両は、燃費が改善され、加速時のレスポンスが大きく
向上すると共に、エンジンとスーパーチャージャとを断
続する電磁クラッチを小型にできる。
【0066】更に、慣性モーメントが小さいことに加え
て、上記のように回転バランスを修正したから急激な加
減速の際にもスクリューロータ同志の接触及びスクリュ
ーロータ87とケーシング13との接触が防止され、機
能と性能とが正常に保たれる。
【0067】又、バランス修正用ウェイト101を付加
して行うバランス修正は、必要な重量(比重)と寸法を
持ったバランス修正用ウェイトが適宜選択可能であるか
ら、切削加工だけに頼る従来のバランス修正と異なっ
て、バランスの修正可能範囲が極めて広く容易であると
共に、切削量が多すぎてスクリューロータ87の強度が
低下するという問題が生じない。
【0068】従って、スクリューロータ87のバランス
が極端に崩れていても容易に修正が可能である。
【0069】こうして、軽量化し慣性モーメントを小さ
くするためにスクリューロータ87を中空構造にしなが
ら、広い範囲で容易にバランス修正ができる。
【0070】又、引き抜き加工時に形成される中空部9
5の開口99を、バランス修正用ウェイト101の装着
孔に利用しているから、それだけバランス修正が容易で
あり、バランス修正の工数とコストとが低減される。
【0071】次に、図4、5により本発明の第3実施形
態を説明する。この実施形態は請求項1、2、4、9の
特徴を備えている。なお、第3実施形態の説明の中で第
1実施形態の部材と同機能の部材には同じ符号を与えて
引用し、これら同機能部材の説明は省く。
【0072】図4、5はこの実施形態の流体機械である
スクリュー式コンプレッサに用いられる雄型スクリュー
ロータのロータ本体105を示しており、このスクリュ
ー式コンプレッサはスーパーチャージャに用いられてい
る。
【0073】雄型スクリューロータは、タイミングギヤ
組7を介し互いに接触しない状態で、雌型のスクリュー
ロータと噛み合っている。雄型スクリューロータはロー
タ軸47と、その外周に固定されたロータ本体105と
で構成されており、雌型のスクリューロータも、同様に
ロータ軸とロータ本体とで構成されている。これらのロ
ータ本体はアルミニュームの鋳造品である。
【0074】図4、5に示したように、雄型スクリュー
ロータのロータ本体105はスクリュー状の3本の歯す
じ部107を備えている。これらの歯すじ部107には
中空部109が形成されている。中空部109の左端
(吐出口65側)には壁部111が設けられ、右端(吸
入口63側)は開放されている。右端の開口部には壁部
111などの質量に対抗してロータ本体105の回転バ
ランスをとるバランサー部113が設けられている。
【0075】左端の壁部111は、吸入側と吐出側間の
エア洩れ防止及びウェイト付加によるバランス修正のた
めに設けられており、ウェイト付加によるバランス修正
を行わない右端部には壁部が不要であるから、上記のよ
うに開放されている。
【0076】図4、5のように、歯すじ部107の壁部
111にはドリル115で孔117、119が開けら
れ、これらの孔117、119にはバランス修正用ウェ
イト121、123が挿入され、固定されている。この
バランス修正用ウェイト121、123の材質は、固定
方法や比重などにより、ロータ本体105と同じアルミ
ニューム材、鋼、その他の材料から適宜選択できる。
又、その固定方法は材質に応じて、接着でも溶接でもよ
い。
【0077】図5のように、バランス修正用ウェイト1
21、123の固定は、歯すじ部107のうちバランス
修正上必要なものにだけ行われる。更に、各孔117、
119の位置が異なるように、バランス修正用ウェイト
121、123は壁部111の必要な箇所を選んで固定
することができる。
【0078】バランス修正用ウェイト121、123を
固定した後、ロータ本体105の端部(この場合は中空
孔109の壁部111に限らない)に、細いドリルで数
箇の穴125、127を開けて、精密なバランス修正を
行う。
【0079】こうして、バランス修正用ウェイト12
1、123と穴加工とにより雄型スクリューロータの回
転バランスが修正されているから、これを用いたスクリ
ュー式コンプレッサ(スーパーチャージャ)は、振動が
低減され、ベアリング51、55の耐久性が大きく向上
する。又、中空構造によって雄型スクリューロータの重
量と慣性モーメントとを低減したから、このスーパーチ
ャージャを搭載した車両は、燃費が改善され、加速時の
レスポンスが大きく向上すると共に、エンジンとスーパ
ーチャージャとを断続する電磁クラッチを小型にでき
る。
【0080】更に、慣性モーメントが小さいことに加え
て、上記のように回転バランスを修正したから急激な加
減速の際にもスクリューロータ同志の接触及びスクリュ
ーロータとケーシング13との接触が防止され、機能と
性能とが正常に保たれる。
【0081】又、バランス修正用ウェイト121、12
3を付加して行うバランス修正は、必要な重量(比重)
と寸法を持ったバランス修正用ウェイトを適宜選択可能
であるから、切削加工だけに頼る従来のバランス修正と
異なって、バランスの修正可能範囲が極めて広く容易で
あり、切削量が多すぎてスクリューロータの強度が低下
するという問題が生じない。
【0082】従って、バランスが極端に崩れたスクリュ
ーロータでも容易に修正が可能である。
【0083】こうして、スクリューロータを中空構造に
しながら、広い範囲で容易にバランス修正ができる。
【0084】又、この実施形態では、上記のようにバラ
ンス修正用ウェイト121、123により大きなバラン
ス修正を行った後、細いドリルで穴125、127を加
工して精密なバランス修正を行っている。従って、用意
するバランス修正用ウェイト121、123の種類をそ
れだけ減らすことが可能になり、それだけ管理が容易に
なる。更に、穴125、127の加工はバランス修正の
ための精密な切削加工であり切削量が僅かですむから、
スクリューロータの強度を低下させない。
【0085】又、ロータ本体105では、右端部には壁
部を設けずウェイト付加によるバランス修正を行わない
から、それだけバランス修正のための工数が少なくてす
み、修正が容易で、修正コストが低減される。
【0086】更に、バランス修正用ウェイト121、1
23は、壁部111の必要な箇所を選んで固定すること
ができるから、このような固定箇所の選択によってバラ
ンスの微調整が可能である。
【0087】又、鋳造加工されたスクリューロータ(ロ
ータ本体105)は他の方法で加工された中空ロータに
較べて低コストである。
【0088】なお、上記の各実施形態は、スクリュー式
の流体機械において、雄型のスクリューロータを中空構
造にしバランス修正した例であるが、本発明では、雌型
のスクリューロータあるいは雄型と雌型両方のスクリュ
ーロータを中空構造にしバランス修正してもよい。
【0089】本発明での中空ロータは、鋳造や、引き抜
きと押し出しのような塑性加工以外の加工方法、例えば
板材のプレス加工で製造してもよい。
【0090】バランス修正用ウェイトは圧入で中空ロー
タに固定してもよい。
【0091】請求項9の構成において、バランス修正用
ウェイト固定後の切削による精密なバランス修正は、中
空ロータの端部だけでなく、必要であれば固定したバラ
ンス修正用ウェイトを切削してもよい。
【0092】本発明の流体機械は、繭型断面の中空ロー
タを用いるルーツ式の流体機械でもよい。
【0093】
【発明の効果】請求項1の流体機械は、バランス修正用
のウェイトを中空ロータに付加してバランス修正を行う
ものであり、切削加工だけに頼る従来のバランス修正と
異なって、必要な重量(比重)と寸法のバランス修正用
ウェイトを適宜選択可能であるから、バランスの修正可
能範囲がそれだけ広く、大きくバランスの崩れた中空ロ
ータでもバランス修正が可能である。
【0094】又、選択したバランス修正用ウェイトを中
空ロータに固定するだけで行えるバランス修正は、切削
加工によるバランス修正に較べて極めて容易であり、切
削量が多すぎて中空ロータの強度が低下するという問題
が生じない。
【0095】こうして、重量と慣性モーメントとを小さ
くするためにロータを中空構造にしながら、広い範囲で
容易にバランス修正ができる。
【0096】請求項2の流体機械は、請求項1の流体機
械と同様な効果を得ると共に、一般に、ルーツ式の流体
機械より高速回転で用いられるスクリュー式の流体機械
において、重量と慣性モーメントとを小さくするために
ロータを中空構造にしながら、広い範囲で容易に中空ロ
ータのバランス修正ができる本発明の効果は特に大き
い。
【0097】請求項3の流体機械は、請求項1又は2の
流体機械と同様な効果を得ると共に、塑性加工時に形成
された中空孔をバランス修正用ウェイトの装着孔に利用
しているから、それだけバランス修正が容易であり、バ
ランス修正コストが低減される。
【0098】請求項4の流体機械は、請求項1又は2の
流体機械と同様な効果を得ると共に、鋳造加工によれば
形状の複雑な中空ロータでも加工が容易であると共に、
他の加工方法に較べて中空ロータを低コストで製造でき
る。又、バランス修正が不要な端部には壁部を設けずバ
ランス修正を行わなければ、バランス修正の工数とコス
トとが低減する。
【0099】更に、バランス修正ウェイトの固定位置が
限定されないから、バランスの微調整が可能である。
【0100】請求項5の流体機械は、請求項4の流体機
械と同様な効果を得ると共に、幅木用の孔をバランス修
正用ウェイトの装着孔に利用しているから、それだけバ
ランス修正が容易であり、バランス修正コストが低減さ
れる。
【0101】請求項6の流体機械は、請求項1乃至5の
流体機械と同様な効果を得ると共に、バランス修正用ウ
ェイトの端面を中空ロータの壁部外面と同一面にしたこ
とにより、中空ロータの端部で流体の洩れが低減し流体
機械の効率が向上する。特に、中空ロータの両端に圧力
差が生じるスクリュー式の流体機械において、このシー
ル性改善による効率の向上効果は大きい。
【0102】請求項7の流体機械は、請求項1乃至6の
流体機械と同様な効果を得ると共に、バランス修正用ウ
ェイトに中空ロータの材質より比重の大きい材質を用い
ることによってバランス修正用ウェイトがそれだけ小型
になる。従って、極端にバランスが崩れた中空ロータで
も、取り付けスペース上の制約を受けずにバランス修正
が可能になり、バランスの修正可能範囲が更に広くな
る。
【0103】請求項8の流体機械は、請求項1乃至7の
流体機械と同様な効果を得ると共に、バランス修正用ウ
ェイトが溶接又は接着によって中空ロータに強固に固定
され、長期にわたる稼働に耐えて緩むことがない。
【0104】請求項9の流体機械は、請求項1乃至8の
流体機械と同様な効果を得ると共に、先ずバランス修正
用ウェイトの固定で大きなバランス修正を行うことがで
き、次いで切削加工による精密なバランス修正が行える
から、バランス修正作業が効率よく行えると共に、用意
するバランス修正用ウェイトの種類が低減し管理が容易
になる。又、精密なバランス修正のための切削量は僅か
ですむから、中空ロータの強度を低下させない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図であり、雄
型スクリューロータ35は図2のA−A断面である。
【図2】図1のB矢視図であり、雄型スクリューロータ
35の端部を示す。
【図3】本発明の第2実施形態に用いられた雄型スクリ
ューロータ87を示す斜視図である。
【図4】本発明の第3実施形態に用いられた雄型スクリ
ューロータのロータ本体105を示す断面図であり、図
5のC−C断面図である。
【図5】図4のD矢視図であり、ロータ本体105の端
部を示す。
【図6】従来例のスクリューロータを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
9 スクリュー式コンプレッサ(流体機械) 13 コンプレッサケーシング 35、87 雄型スクリューロータ(中空ロータ) 63 吸入口 65 吐出口 67、91、105 ロータ本体 71、93、107 歯すじ部 73、95、109 中空部 75、77、97、111 壁部 79、81 幅木の孔 83、85、101、121、123 バランス修正用
ウェイト 125、127 穴(バランス修正用)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ本体に中空部が形成され、この中
    空部の少なくとも軸方向一側端部に壁部が形成された中
    空ロータと、ロータの回転に伴って流体を吸入口から吸
    入し吐出口から吐き出すケーシングと、前記中空ロータ
    の回転バランスを取るために必要な重量と寸法により選
    択され、前記中空部の壁部に固定されたバランス修正用
    ウェイトとを備えたことを特徴とする流体機械。
  2. 【請求項2】 中空ロータが、スクリュー状の歯すじ部
    を有するスクリューロータである請求項1の流体機械。
  3. 【請求項3】 中空ロータが中空孔と共に塑性加工さ
    れ、この中空孔にバランス修正用ウェイトを装着して固
    定した請求項1又は2の流体機械。
  4. 【請求項4】 中空ロータが、鋳造加工され、中空部が
    中子で形成された請求項1又は2の流体機械。
  5. 【請求項5】 中空ロータの壁部に中子を固定する幅木
    用の孔が設けられ、この幅木用の孔にバランス修正用ウ
    ェイトを装着して固定した請求項4の流体機械。
  6. 【請求項6】 バランス修正用ウェイトの端面が、中空
    ロータの壁部外面と同一面である請求項1乃至5の流体
    機械。
  7. 【請求項7】 バランス修正用ウェイトが、ロータ本体
    の材質より比重の大きい材質である請求項1乃至6の流
    体機械。
  8. 【請求項8】 バランス修正用ウェイトが、中空ロータ
    の壁部に溶接又は接着された請求項1乃至7の流体機
    械。
  9. 【請求項9】 中空ロータのバランス修正が、バランス
    修正用ウェイトの固定と、中空ロータ端部の切削加工と
    で行われる請求項1乃至8の流体機械。
JP20701395A 1995-08-14 1995-08-14 流体機械 Pending JPH0953581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20701395A JPH0953581A (ja) 1995-08-14 1995-08-14 流体機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20701395A JPH0953581A (ja) 1995-08-14 1995-08-14 流体機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0953581A true JPH0953581A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16532755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20701395A Pending JPH0953581A (ja) 1995-08-14 1995-08-14 流体機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0953581A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005042978A1 (ja) * 2003-10-21 2005-05-12 Nabtesco Corporation 回転ロータ及び該回転ロータを用いたスクリュー式真空ポンプ
JP2009185778A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Toyota Industries Corp スクリュポンプ
WO2015083195A1 (ja) * 2013-12-02 2015-06-11 株式会社飯塚鉄工所 スクリュー真空ポンプ
CN114593049A (zh) * 2020-12-04 2022-06-07 东北大学 一种一体式内螺旋空心螺杆转子
GB2608379A (en) * 2021-06-29 2023-01-04 Edwards Ltd Screw-type vacuum pump
CN116428186A (zh) * 2023-04-18 2023-07-14 北京通嘉宏瑞科技有限公司 转子及真空泵

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005042978A1 (ja) * 2003-10-21 2005-05-12 Nabtesco Corporation 回転ロータ及び該回転ロータを用いたスクリュー式真空ポンプ
JP2009185778A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Toyota Industries Corp スクリュポンプ
WO2015083195A1 (ja) * 2013-12-02 2015-06-11 株式会社飯塚鉄工所 スクリュー真空ポンプ
JP5892569B2 (ja) * 2013-12-02 2016-03-23 株式会社飯塚鉄工所 スクリュー真空ポンプ
CN114593049A (zh) * 2020-12-04 2022-06-07 东北大学 一种一体式内螺旋空心螺杆转子
GB2608379A (en) * 2021-06-29 2023-01-04 Edwards Ltd Screw-type vacuum pump
WO2023275543A1 (en) * 2021-06-29 2023-01-05 Edwards Limited Screw-type vacuum pump
CN116428186A (zh) * 2023-04-18 2023-07-14 北京通嘉宏瑞科技有限公司 转子及真空泵
CN116428186B (zh) * 2023-04-18 2024-03-22 北京通嘉宏瑞科技有限公司 转子及真空泵

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5772418A (en) Screw type compressor rotor, rotor casting core and method of manufacturing the rotor
JPH0953581A (ja) 流体機械
US5126609A (en) Speed reduction motor with integral hermetic gear case
JP4044049B2 (ja) エンジンのバランサ装置技術分野本発明は、2つのバランサ軸を備えたエンジンのバランサ装置に関する。
US20080107550A1 (en) Eletric pump
US20080107552A1 (en) Electric pump
JP3569044B2 (ja) 流体機械
US5692889A (en) Fluid machine having screw rotors with a straight portion to be chucked
EP0361716A2 (en) Improvements relating to gerotor pumps
JP3734552B2 (ja) 流体機械
JPH0979162A (ja) 流体機械
JPH1047270A (ja) 流体機械及びそのロ−タの加工方法
CN110691924B (zh) 具有紧配合在平衡部件上的偏心轴的机械装置
WO2022137639A1 (ja) 液圧装置
JPH09209948A (ja) 流体機械
JPH09137731A (ja) スクリュ式過給機
JP3594691B2 (ja) スクリュー型コンプレッサ
JPH09324775A (ja) 流体機械
JPH09310691A (ja) ロータ本体とロータ軸との締結構造及びこの締結構造を用いた流体機械
JP2000064804A (ja) トルクバランス機能付き流体機械
JPH09210134A (ja) エンジンのバランサーシャフト構造
JP3214806B2 (ja) エンジンのバランサー装置
JP3421175B2 (ja) 流体機械
JPS5848793A (ja) 発電機内蔵形バキユ−ムポンプ
JPH09242680A (ja) 流体機械