JPH095333A - 検体の自動搬送装置 - Google Patents

検体の自動搬送装置

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JPH095333A
JPH095333A JP17408395A JP17408395A JPH095333A JP H095333 A JPH095333 A JP H095333A JP 17408395 A JP17408395 A JP 17408395A JP 17408395 A JP17408395 A JP 17408395A JP H095333 A JPH095333 A JP H095333A
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belt
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conveyor belt
belts
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JP17408395A
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Yoshiyuki Sawada
喜行 沢田
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Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数のラックを次々と搬送させ、あるコンベ
ヤベルトから他のコンベヤベルトに移送して処理する場
合、或るラックと次のラックとの間隔を適正な距離とす
ることのできる自動搬送装置を提供する。 【構成】 搬送ベルトのうちある搬送ベルト6d上に、
搬送されるラック5を感知したとき該搬送ベルト6dと
該搬送ベルト6dの前の搬送ベルト6cとを同時に停止
させ、停止後該搬送ベルトの前の搬送ベルト6cを逆転
駆動させ、更にこれら二つの搬送ベルトを元の方向に駆
動させる手段8に接続したセンサ7を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生化学分析装置等の
分野で用いられる検体の自動搬送装置、特に多数の検体
入りラックを搬送ベルト上で適正な距離に切り離すこと
のできる自動搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】血液や尿等の体液を分析する生化学分析
装置では多数且つ多種類の検体を試験管或いはセルに入
れ、これらの試験管等を数本まとめてラックに収容し、
更に試験管等より各種の分析のため試料を分注して試薬
の添加、攪拌、分析、洗浄等の操作を行う。これらの操
作を行う生化学分析装置は検体入り試験管等を収容した
ラックの搬送も含めて自動的に行われる。例えば、図3
に示すように、多数のラック5はストッカ1において検
体入り試験管4等を収容し、ロボットハンド等で搬送ベ
ルト6aに載せ、検査項目毎に分けて搬入ストッカ2に
集積し、ここから別の搬送ベルト6b及び6cに載せ、
更に各種の分析部3へ移動する搬送ベルト6dにラック
5を移し替える。そして分析部3で処理を終えた後のラ
ック5は搬送ベルト6eから6f更に6gに載せて試験
管4等の交換或いは洗浄等の処理過程を経て元のストッ
カ1へと搬送される。
【0003】従来の検体入りラックの搬送装置として
は、搬送ライン上のラック送り、戻り等をイニシャライ
ズ或いはリセットする際の時間短縮化を図るものとして
検体搬送装置の送りラインと戻りラインの個々にラック
有無検知用ビ−ムセンサを装置に内蔵したもの(特開平
4−1571号)や、X方向の搬送ラインとY方向の搬
送ラインとを直行させ、それぞれの目的とする方向に検
体が移送できるように各搬送ベルト上にセンサとソレノ
イドストッパを配置し交差位置で衝突しないように制御
した臨床検査用検体搬送システムが知られている(特開
平4−172253号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ラックに収容した検体
を処理(吸引、試薬の添加、攪拌、分注等)する場合、
検査項目により処理時間に差が生じることが多い。従っ
て、検体入りラックを搬送ベルトで搬送する場合、各搬
送ベルトでの搬送速度は異なることが多いためラックと
次のラックとの距離や間隔は伸ばしたり縮めたりしなが
ら搬送しなければならない。連続したラックを切り離す
一般的手段としては、2つの搬送ベルト、例えば図3に
おける二つの搬送ベルト6cと6dとの速度を、図4に
示すように、それぞれv1 及びv2 とするとv1 >v2
或いはv1 <v2 とすることが多かった。しかしながら
このように速度差によりラックとラックとの間隔を決め
るとラックが次の搬送ベルトに乗り移るときスム−ズに
動作せずトラブルの原因となるという問題があった。
【0005】この発明は上記する課題に着目してなされ
たものであり、多数のラックを次々と搬送させ、あるコ
ンベヤベルトから他のコンベヤベルトに移送して処理す
る場合、或るラックと次のラックとの間隔を適正な距離
とすることのできる自動搬送装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、検体入りラックを複数の搬送
ベルトを用いて所定の処理工程へ搬送する検体の自動搬
送装置において、前記搬送ベルトのうちある搬送ベルト
上に、搬送されるラックを感知したとき該搬送ベルトと
該搬送ベルトの前の搬送ベルトとを同時に停止させ所定
時間停止後該搬送ベルトの前の搬送ベルトを逆転駆動さ
せ且つ所定時間の逆転駆動後これら二つの搬送ベルトを
元の方向に駆動させる手段に接続したセンサを設置した
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記手段とした検体の自動搬送装置に関し、図
1及び図2においてある搬送ベルトを6d、該ある搬送
ベルト6dの前の搬送ベルトを6cとして動作を説明す
ると次のようになる。 搬送ベルト6cから移送されてきたラック5が搬送ベ
ルト6dに移し替えられ先端部(面)がセンサ7に触れ
ると搬送ベルト6cと搬送ベルト6dは共に一旦停止す
る。次に、所定時間(例えば1又は2秒)後搬送ベル
ト6cの駆動用モ−タ或いは駆動機構9は該搬送ベルト
6cを逆転させる(図2)。搬送ベルト6dのラック
5と前の搬送ベルト6c上のラック5との距離が意図す
る所定距離(L)となったら該搬送ベルト6cを一旦停
止させる。この間に搬送ベルト6d上のラック5は別の
方向へ移動させ処理する。そしてこれら二つの搬送ベル
ト6c及び6dは再び元の通り駆動させる。再び搬送
ベルト6cのラック5が前記搬送ベルト6dの上に移送
され、該ラック5の先端部(面)がセンサ7に触れると
前記乃至の動作を繰り返す。尚、搬送ベルト6c及
び6dの停止と搬送ベルト6cの逆転開始までの時間は
ラック5とその前のラック5とをどの程度の距離引き離
す必要があるかによって決める。
【0008】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照しながら説明する。図1はこの発明の検体の自動
搬送装置において或る二つの搬送ベルト、例えば上記し
た図3における搬送ベルト6cから次の搬送ベルト6d
へ検体入り試験管4を収容したラック5を移し替える状
態を示す。搬送ベルト6cにより搬送されてきたラック
5は次の搬送ベルト6dに移し替えられるが、該搬送ベ
ルト6dの端部にはセンサ7が配置されている。このセ
ンサ7はラック5が搬送ベルト6cから該搬送ベルト6
dに移し替えられ、最終端に来たとき該ラック5の端部
(面)が触れる位置に設置してある。該センサ7はラッ
ク5の端部が触れたとき(ラック5を感知したとき)搬
送ベルト6c及び6dを駆動するモ−タ若しくは駆動機
構9及び10を制御する演算処理装置(CPU)8に接
続してある。図ではセンサ7は接触形のセンサとしてあ
るが、光電センサ等の他の光センサであっても良い。
【0009】前記搬送ベルト6dに移されたラック5の
先端部(面)がセンサ7に触れると搬送ベルト6c及び
6dは一旦停止すると共に、前の搬送ベルト6cを駆動
するモ−タ或いは駆動機構9は該搬送ベルト6cを逆転
させる。即ち、図1において、搬送ベルト6d上ではラ
ック5が移動中であり、搬送ベルト上では別のラック
5、5等が移動中である。そしてラック5と前のラック
5との距離を引き離す必要が生じたとする。前記センサ
7は搬送ベルト6c及び6dを駆動するモ−タ或いは駆
動機構9及び10を制御するCPU8に接続されている
が、この場合、次のように動作させる。 (1)搬送ベルト6cから移送されてきたラック5が搬
送ベルト6dに移し替えられ先端部(面)がセンサ7に
触れると搬送ベルト6cと搬送ベルト6dは共に一旦停
止する。 (2)次に、所定時間(例えば1又は2秒)後搬送ベル
ト6cの駆動用モ−タ或いは駆動機構9は該搬送ベルト
6cを逆転させる(図2)。 (3)搬送ベルト6dのラック5と前の搬送ベルト6c
上のラック5との距離が意図する所定距離(L)となっ
たら該搬送ベルト6cを一旦停止させる。この間に搬送
ベルト6d上のラック5は別の方向へ移動させ或いは処
理する。そしてこれら二つの搬送ベルト6c及び6dは
再び元の通り駆動させる。 (4)再び搬送ベルト6cのラック5が前記搬送ベルト
6dの上に移送され、該ラック5の先端部(面)がセン
サ7に触れると上記(1)乃至(3)の動作を繰り返
す。 以上のような動作において、搬送ベルト6c及び6dの
停止と搬送ベルト6cの逆転開始までの時間はラック5
とラック5とをどの程度の距離引き離す必要があるかに
よって決めればよい。
【0010】尚、上記実施例において搬送ベルト6c及
び6dが停止し、更に搬送ベルト6cは逆転させたが、
該搬送ベルト6cとその前の搬送ベルト(図示せず)も
該搬送ベルト6cと同じ動作を行うようにしても良い。
また、搬送ベルトが多数配置されている場合、必要に応
じて任意の連続する二つの搬送ベルトの組を上記動作を
行うようにしても良い。
【0011】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明の検体の自
動搬送装置によれば、ある搬送コンベヤから次の搬送コ
ンベヤに移送させる際の移動をスム−ズに行い、且つ連
続して搬送されるラックを一つずつ適正な距離に保持し
て搬送ベルト上のラックを処理することができる。ま
た、搬送装置全体もコンパクトにまとめることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の検体の自動搬送装置において、或る
搬送ベルトから次の搬送ベルトへ検体入りラックを移送
する状態を示す図である。
【図2】この発明の検体の自動搬送装置において隣り合
う二つの搬送ベルトが共に一旦停止した後前の搬送ベル
トを逆転させ二つのラックの距離を伸ばした状態を示す
図である。
【図3】検体入りラックを搬送し、処理する生化学分析
装置の配置例を示す図である。
【図4】従来の自動搬送装置において、或る搬送ベルト
から次の搬送ベルトへ検体入りラックを移送する場合ラ
ックとその前のラックとの間隔を広げる手法を示す図で
ある。
【符号の説明】
4 試験管 5 ラック 6c、6d 搬送ベルト 7 センサ 8 CPU 9、10 駆動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検体入りラックを複数の搬送ベルトを用
    いて所定の処理工程へ搬送する検体の自動搬送装置にお
    いて、 前記搬送ベルトのうちある搬送ベルト上に、搬送される
    ラックを感知したとき該搬送ベルトと該搬送ベルトの前
    の搬送ベルトとを同時に停止させ所定時間停止後該搬送
    ベルトの前の搬送ベルトを逆転駆動させ且つ所定時間の
    逆転駆動後これら二つの搬送ベルトを元の方向に駆動さ
    せる手段に接続したセンサを設置したことを特徴とする
    検体の自動搬送装置。
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