JP3140422B2 - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JP3140422B2 JP21738298A JP21738298A JP3140422B2 JP 3140422 B2 JP3140422 B2 JP 3140422B2 JP 21738298 A JP21738298 A JP 21738298A JP 21738298 A JP21738298 A JP 21738298A JP 3140422 B2 JP3140422 B2 JP 3140422B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分注ノズルに対す
る洗浄を制御することにより、検体間汚染を防止すると
同時に高速処理を実現するようにした、自動分析装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プライマリーチューブに収容され
ている元検体の生化学的分析および免疫学的分析を行う
際には、生化学的分析用および免疫学的分析用の別の子
検体カップに元検体を分注し、各々の自動分析装置で分
析することが一般的であった。その際、生化学的分析項
目は免疫学的分析項目に比べて個体差が少ないため、生
化学的分析項目の分析の場合は検体間汚染を防止するた
めの分注ノズル洗浄(例えばサンプルノズル洗浄)は短
時間で達成可能であり、容易である。一方、免疫学的分
析項目の分析の場合は、正常値および異常値間の濃度差
が極めて大きいため、生化学的分析項目の分析では問題
にならない程度の微量の検体間汚染が存在する場合であ
っても、その検体間汚染が擬陽性判定を招いてしまう。
そこで、免疫学的自動分析装置では、サンプルノズルの
洗浄に関して種々の工夫をなすようにしている。例え
ば、洗剤を用いてノズルを洗浄する方法(特開平5−2
97006号公報等を参照のこと)や、ディスポーザブ
ル(使い捨てタイプ)のサンプルノズルを用いる方法
(特公平8−7222号公報等を参照のこと)が一般的
である。
【0003】近年、検査室の省力化の流れに伴い、生化
学的自動分析装置および免疫学的自動分析装置の統合化
が進展しており、生化学的自動分析装置に各種の免疫学
的分析項目に対応するモジュールを搭載した、生化学的
分析および免疫学的分析の兼用装置が開発されつつあ
る。それと同時に、1台の自動分析装置に生化学的分析
用モジュールおよび免疫学的分析用モジュールを組み込
んだ複合装置も出現するようになってきている。このよ
うな兼用装置や複合装置においては、生化学的分析およ
び免疫学的分析を同一試験管内の検体に対して実施する
ため、生化学的自動分析装置や生化学的分析モジュール
にも、免疫学的自動分析装置と同等の検体間汚染防止機
能を具備することが要求されるようになりつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】生化学的自動分析装置
や生化学的分析モジュールに、免疫学的自動分析装置と
同様に、ディスポーザブルのサンプルノズルを用いた
り、洗剤を用いた洗浄方法を常用したりすれば、免疫学
的自動分析装置と同程度の検体間汚染防止機能を得るこ
とができるが、生化学的自動分析装置にディスポーザブ
ルのサンフルノズルを用いると、生化学的分析に要求さ
れる分注精度が達成できない。また、免疫学的自動分析
装置に用いるような洗剤を使用した洗浄方法を生化学的
自動分析装置に適用すると、洗浄に時間が掛かり過ぎる
ため高速処理用の生化学的分析装置では著しい処理速度
の低下を招いてしまう。また、洗剤の使用に伴い、ラン
ニングコストも増加してしまう。
【0005】本発明は、上記不具合を解消するためにな
されたものであり、処理速度を損わずに高い検体間汚染
防止機能を実現するようにした自動分析装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、請求項
1に記載の第1発明は、複数の検体容器に収容された各
検体試料に対応する分析項目を検体番号と関連付けて記
憶するデータ処理手段と、前記複数の検体容器を移送す
る検体移送手段と、検体試料を所定量だけ分注ノズル中
に吸引して反応部に吐出する検体分注手段と、前記検体
分注手段の分注ノズルを検体試料吐出後に洗浄する洗浄
手段と、感度の異なる少なくとも2種類の分析のために
前記検体容器は共有するが前記分注ノズルは感度毎に別
々のものを用いるように設定された少なくとも1つの分
析手段とを有する自動分析装置において、前記洗浄手段
を、相対的に感度の低い分析に対して行う通常洗浄と相
対的に感度の高い分析に対して行う特別洗浄とを選択的
に分注ノズルに対して行い得るように構成するととも
に、検体番号、分析項目、および複数の分析項目より成
る分析項目グループの少なくとも1つに対し特別洗浄情
報を記録する特別洗浄情報記録手段と、次に分注する予
定の検体試料に関して特別洗浄情報がある場合であると
ともに次に分注する予定の検体試料が感度が低い側の検
体分注手段による分注の後に同一検体に関して感度が高
い側の検体分注手段による分注を行う場合には、直前に
分注される検体試料に関する特別洗浄情報の有無に拘わ
らず直前の検体分注を終えた感度が低い側の分注ノズル
を特別洗浄し、次に分注する予定の検体試料に関して特
別洗浄情報がない場合であるとともに次に分注する予定
の検体試料が感度が高い側の検体分注手段による分注の
後に同一検体に関して感度が低い側の検体分注手段によ
る分注を行う場合には、直前に分注される検体試料に関
する特別洗浄情報の有無に拘わらず直前の検体分注を終
えた感度が高い側の分注ノズルを通常洗浄するように選
択的に制御する制御手段とを具備して成ることを特徴と
する。
【0007】請求項2に記載の第2発明は、前記請求項
1の前記制御手段は、前記特別洗浄情報を有する検体試
料のサンプル吸引に先立ち、直前の検体試料のサンプル
吸引の終了後に、前記通常洗浄による分注ノズル洗浄に
代えて、または前記通常洗浄による分注ノズル洗浄に加
えて、前記分注ノズルの特別洗浄を行うように構成する
ことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の第3発明は、前記請求項
1の前記制御手段は、前記特別洗浄情報を有さない検体
試料のサンプル吸引に先立ち、直前の検体試料のサンプ
ル吸引の終了後に、前記特別洗浄による分注ノズルを洗
浄を行わずに、前記通常洗浄による分注ノズルの洗浄を
行うように構成することを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の第4発明は、前記請求項
1〜3における前記感度の異なる少なくとも2種類の分
析は、生化学的分析、免疫学的分析および遺伝子学的分
析の中の任意の2つの組合せを含むことを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の第5発明は、前記請求項
1〜4における前記分析項目は、他の自動分析装置で分
析すべき分析項目を含むことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1および図2はそれぞれ、
本発明を適用すべき自動分析装置の第1実施形態の構成
を示す平面図および側面図である。本実施形態の自動分
析装置は、生化学的自動分析装置に各種の免疫学的分析
項目に対応する免疫学的分析用モジュールを搭載してお
り、生化学的分析および免疫学的分析という感度の異な
る2種類の分析に対応し得る兼用装置(以下、兼用装置
という)として構成されている。なお、このような兼用
装置としては、生化学的分析に加えて、B−F分離が不
要なホモジニアス免疫学的分析に対応するようにしたも
のが一般的であるが、B−F分離が必要なヘテロジニア
ス免疫学的分析に対応するようにしたものも考えられ、
本実施形態の自動分析装置は、生化学的分析およびヘテ
ロジニアス免疫学的分析に対応する兼用装置として構成
されている。なお、本実施形態の自動分析装置を生化学
的分析およびホモジニアス免疫学的分析に対応する兼用
装置として構成することも可能であるが、より感度差が
顕著であるという点では生化学分析およびヘテロジニア
ス免疫学的分析に対応する兼用装置であるのが好まし
い。
【0012】本実施形態の兼用装置は、図1および図2
に示すように、血液等の検体試料(以下、検体という)
1が入った容器である試験管2を保持するラック3と、
ラック3を収容するラック送り部4と、ラック3をサン
プル吸引位置Aまで移送するラック移送部(ベルトコン
ベア等)5と、分析が完了したラック3を収容するラッ
ク受け部6と、サンプル分注アーム7に保持される分注
ノズル(例えばサンプルノズル)8により吸引した検体
1の生化学的分析を行う反応部9を含む生化学的自動分
析装置10と、サンプルノズル7により吸引した検体1
の免疫学的分析を行うための組込モジュールである免疫
学的分析用モジュール11と、サンプルノズル8の洗浄
を行う洗浄部12と、検体1に対応する分析項目を検体
番号と関連付けて記憶するデータ処理部13とにより構
成されている。
【0013】上記サンプルノズル8は、図示せぬ移送機
構および吸排機構(マイクロシリンジ等)と連結してお
り、上記サンプル分注アーム7が図1の矢印のように回
動することにより、ラック3内の試験管2、反応部9、
免疫学的分析用モジュール11の反応部および洗浄部1
2の間を移動可能に構成されている。上記免疫学的分析
用モジュール11は、サンプルノズル8により吸引した
検体1を受ける反応容器(例えばキュベット、分析素子
等)と、該反応容器に試薬を加えて反応を起こさせるた
めの反応部と、前記反応を検出する検出部等を具備して
成る。なお、反応容器が予め所要の試薬を保持または収
容している場合には、試薬を加えることなく、反応が進
められる。
【0014】上記データ処理部13は、各種情報を入力
するための入力手段と、各種情報を記憶するための記憶
手段と、各種処理を行うための制御手段としての中央処
理装置(CPU)等を具備して成る。ここで、上記入力
手段としては、オペレータが随時手動入力を行うための
キーボードや、試験管2に貼り付けられた各種情報に対
応するバーコードを読み取るためのバーコードリーダ
や、各種情報を送受信するためにオンライン接続された
コンピュータ(例えばラボコンピュータ)等の中の何れ
か1つ以上を用いるものとする。また、上記各種情報と
しては、検体番号情報、分析項目情報、複数の分析項目
情報より成る分析項目グループ情報および、後述する特
別洗浄情報を用いるものとする。
【0015】上記データ処理部13は、検体に対応する
分析項目情報を検体番号情報と関連付けて記憶するデー
タ記憶処理と、検体1の入った試験管2を収容したラッ
ク3の移送処理と、サンプルノズル8により検体1を所
定量だけ吸引して分析手段に吐出する分注処理と、サン
プルノズル8を検体吐出後に洗浄する洗浄処理とを司る
他、検体番号情報、分析項目情報および分析項目グルー
プ情報の少なくとも1つに対し特別洗浄情報を記録する
特別洗浄情報記録処理と、特別洗浄情報を有する検体試
料のサンプル吸引に先立ち、直前の検体試料のサンプル
吸引の終了後に、通常のサンプルノズル洗浄に代えて、
または通常のサンプルノズル洗浄に加えて、サンプルノ
ズルの特別洗浄を行う特別洗浄処理とを司るものとす
る。
【0016】次に、本実施形態の自動分析装置の一般的
なサンプル分注動作を説明する。検体1の入った試験管
2を収容したラック3は、ラック送り部4からラック移
送部5へ送出された後、ラック移送部5によって移送さ
れて、ラック3の先頭(図示左端)の試験管2がサンプ
ル吸引位置Aに到達したとき、その位置で停止する。こ
の状態で、サンプル分注アーム7に保持されたサンプル
ノズル8は、試験管2の上方まで回動して下降し、試験
管2中の検体1にノズル先端が接したところで停止し、
所定量の検体1を吸引してから上昇する。
【0017】ここで、サンプルノズル8は、生化学的分
析を行う場合には生化学的自動分析装置10の反応部9
の上方の検体吐出位置Cまで回動して停止し、免疫学的
分析を行う場合には免疫学的分析用モジュール11の反
応部の上方の検体吐出位置Dまで回動して停止する。こ
の状態で、サンプルノズル8は、試験管2から吸引した
所定量の検体1を反応部の図示しない容器内へ吐出する
サンプル分注を行い、この状態で、検体1に対し予め設
定された分析項目の分析が開始される。上記検体1の吐
出後、サンプルノズル8はノズル洗浄位置Bまで回動し
て停止し、この状態で、サンプルノズル8の内側および
外側に対してイオン交換水のように洗浄用薬剤を含まな
い水による洗浄(以下、通常のノズル洗浄という)が行
われる。以下同様にして、同一検体に対しデータ処理部
6に記憶されている全分析項目に対するサンプル分注が
完了するまで同一動作が繰り返され、全分析項目に対す
るサンプル分注が完了すると、ラック3が試験管1つ分
移送されて停止し、次の試験管2内の検体1に対して上
記と同様の動作が繰り返される。
【0018】上記通常のノズル洗浄は、例えば図5
(a),(b)に示すようにして行う。まず、データ処
理部13の記憶手段に記憶されている図5(a)の情報
の中から、検体番号1の検体に対する最初の分析項目で
ある「生化学項目A」が読み出されると、生化学的自動
分析装置10側では、図5(b)に示すように、検体の
吸引過程に1.5秒、検体の吐出過程に1.5秒、ノズ
ルの洗浄過程に1.5秒が設定されているため、サンプ
ル吸引の1周期(1回のサンプル分注の所要時間)に
4.5秒を費やすことになる。以下同様にして、検体番
号1に設定された3項目の生化学項目の内の残りの2項
目、検体番号2に設定された1項目の生化学項目および
検体番号3に設定された2項目の生化学項目に対するサ
ンプル分注が繰り返される。
【0019】ところで、本実施形態の自動分析装置は、
生化学的分析および免疫学的分析でサンプルノズル8を
兼用する構成となっているため、生化学的分析専用の自
動分析装置に比べて、検体間汚染の防止のためのサンプ
ルノズル洗浄の必要性が一層高くなっている。そこで、
本実施形態では、上記通常のノズル洗浄に加えて、以下
に詳述するようなサンプルノズルの特別洗浄を行うよう
にしている。
【0020】例えば、データ処理部13の記憶手段に記
憶されている情報が図6(a)に示すようになってお
り、検体番号1には3項目の生化学項目が設定され、検
体番号2には1項目の生化学項目および1項目の免疫項
目が設定され、検体番号3には2項目の生化学項目が設
定され、検体番号2の分析項目中の「免疫項目A」に特
別洗浄情報(以下、マーキングという)が記録されてい
る場合、生化学的自動分析装置10側では、図6(b)
に示すように、まず、「生化学項目A」に対するサンプ
ル分注が行われ、次に、「生化学項目B」に対するサン
プル分注が行われる。この場合、上記マーキングは、キ
ーボードからの手動入力、ラボコンピュータからのオン
ライン入力(データのダウンロード)、バーコードリー
ダからの入力等を受けたデータ処理部13によって、分
析項目に対して事前に記録してあるものとする。
【0021】ところで、上記マーキングを有する検体番
号2の検体は、図6(a)に示すように免疫項目を設定
されているため、他の検体(この場合、当該検体の直前
にサンプル分注を行う検体番号1の検体)からの検体間
汚染を防止する条件が最も厳しく設定された検体であ
る。したがって、検体番号2の検体に要求される高度の
検体間被汚染防止機能を実現するために、生化学的自動
分析装置10側では、図6(b)に示すように、検体番
号1の検体の最後の分析項目である「生化学項目C」の
検体吐出の完了後に、サンプルノズルの特別洗浄を行
う。本実施形態では、通常のノズル洗浄の4倍の時間
(6秒)をかける長時間洗浄を行うことにより特別洗浄
としている。また、本実施形態では、検体番号2の検体
についてまず生化学自動分析装置の反応部に対する検体
分注を行った後に、再度、同一の試験管2から検体を吸
引して免疫学的分析モジュールの反応容器に対する吐出
を行っているので、同一のサンプルノズル8にとっては
免疫項目の分注の直前の分注ではなく、2回前の分注
(即ち、前回の異なる検体に関する最後の分注)の終了
後に特別洗浄が行われるようになっている。このよう
に、特定の検体について免疫項目を分析しようとすると
きには、免疫項目のための分注により何回前の分注が、
前回の異なる検体に関する最後の分注であるかという判
断をデータ処理部またはラポコンピュータが行って、上
述したような指令が発せられるようになっている。
【0022】なお、上記においては、通常のノズル洗浄
(1.5秒)に特別洗浄相当時間(4.5秒)を加える
ことにより、時間を長くかけて洗浄効率を高めた特別洗
浄を行うようにしているが、酸、アルカリ、次亜塩素
酸、洗剤等の薬剤を併用する方がさらに効果的である。
また、水の代わりに洗浄効果が高まるように加熱された
お湯を用いて洗浄してもよい。また、可能であれば、通
常のノズル洗浄の代わりに、通常のノズル洗浄と同一の
洗浄時間で薬剤だけを用いた洗浄を行うようにしてもよ
い。
【0023】本実施形態においては、サンプル分注の対
象が検体番号1の検体から検体番号2の検体に切り換わ
るときに特別洗浄が行われるので、検体番号1の検体か
ら検体番号2の検体への検体間汚染は極めて低いレベル
に抑えられることになり、高い検体間汚染防止機能が実
現される。その際、上記サンプルノズルの特別洗浄は必
要最小限のケースのみ実施されるため、処理速度が低下
することもない。
【0024】また、本実施形態では、高度の検体間汚染
防止を必要とする分析項目である免疫項目Aに対しデー
タ処理部13によって事前にマーキングを記録しておく
ようにしたため、図6(a)の免疫項目Aを有する検体
番号2の検体が特別洗浄を行うべき検体であることをデ
ータ処理部13が判定して特別洗浄を行う指令を発する
ことができ、自動分析装置内部で処理を完結させること
ができる。したがって、自動分析装置をラボコンピュー
タに接続せずに単独で使用する場合に適用すると特に効
果的である。
【0025】なお、高度の検体間汚染防止を必要とする
分析項目のそれぞれにマーキングを記録する代わりに、
複数の分析項目より成る分析項目グループにマーキング
を記録するようにしてもよい。この場合、例えば「免疫
項目グループ」にマーキングを記録することにより、
「免疫項目A,免疫項目B,免疫項目C,・・」にマー
キングを一括記録できるので、マーキング作業を簡略化
することができる。また、高度の検体間汚染防止を必要
とする分析項目にマーキングを記録する代わりに、高度
の検体間汚染防止を必要とする分析項目を有する検体番
号にマーキングを記録するようにしてもよい。この場
合、高度の検体間汚染防止を必要とする検体であること
の判定を自動分析装置外部(例えばラボコンピュータ)
に行わせることができるので、検体間汚染防止の管理を
中央に集中したり、省力化を図ることができる。
【0026】図3は本発明を適用すべき自動分析装置の
第2実施形態の構成を示す平面図である。本実施形態の
自動分析装置は生化学的分析の専用機であり、生化学的
分析の分析項目は自動分析装置内部で分析するが、免疫
学的分析の分析項目は外部の免疫学的自動分析装置で分
析するように構成されている。なお、外部の免疫学的自
動分析装置においては、一般的に、ヘテロジニアス免疫
分析を専用とするので、図6(b)における検体番号2
の免疫項目Aでの「ノズル洗浄(1.5秒)は「ノズル
特別洗浄(6.0秒)」となる。
【0027】本実施形態の自動分析装置では、図6
(a)、(b)の例における生化学分析項目A,生化学
分析項目B,生化学分析項目C,・・を含む検体を自動
分析装置内部で分析した後、外部の免疫学的自動分析装
置で免疫項目Aを含む検体番号2の検体の分析を行う。
そのため、データ処理部13は、外部の免疫学的自動分
析装置で分析する免疫項目A(またはそれを含む免疫項
目グループ)、もしくは免疫項目Aを含む検体番号2に
マーキングを記録しておくものとする。
【0028】本実施形態では、高度の検体間汚染防止を
必要とする分析項目である免疫項目A(またはそれを含
む免疫項目グループ)もしくは免疫項目Aを含む検体番
号2に対しデータ処理部13によって事前にマーキング
を記録しておくようにしたため、図6(a)の免疫項目
Aを有する検体番号2の検体が生化学的分析の専用機に
おいてもサンプルノズルの特別洗浄を行うべき検体であ
ることをデータ処理部13が判定して、生化学的分析の
専用機である図3ノサンプルノズル8であっても検体番
号2の検体に関する分注を行う以前の検体番号1の検体
分注の全ての終了後には特別洗浄を行う指令を発するこ
とができる。したがって、外部の免疫学的自動分析装置
で分析する免疫項目を含む検体についても検体間汚染防
止管理を行うことができるため、同一試験管を用いるこ
とが可能になり、省力化に寄与する。
【0029】図4は本発明を適用すべき自動分析装置の
第3実施形態の構成を示す平面図である。本実施形態の
自動分析装置は、1台の自動分析装置に生化学的分析用
モジュール14および免疫学的分析用モジュール15を
組み込んだ複合装置として構成されている。本実施形態
の自動分析装置は、概念的には、同一装置内に生化学的
分析専用機および免疫学的分析専用機を組み込んで両者
をラック移送部を介して結合したものと見なすことがで
き、2つの分析用モジュールが独立して設けられている
ため、図1の兼用装置に比べて分析の感度が高くなる。
なお、上記免疫学的分析用モジュール15は、ヘテロジ
ニアス免疫学的分析に対応するものとするが、ホモジニ
アス免疫学的分析に対応するモジュールが更に追加され
てもよい。また、生化学的分析用モジュール14および
免疫学的分析用モジュール15の並び順を図4とは逆に
したり、各モジュールが2つ以上でもよい。なお、複数
の分析モジュールを1台の分析装置として複合化するた
めの構成は、特開昭51−51389号公報、特開昭6
0−188849号公報、特開昭64−84148号公
報、特開平3−285175号公報等を参照することが
できる。
【0030】本実施形態においては、例えば、データ処
理部13の記憶手段に記憶されている情報が図7(a)
に示すようになっており、検体番号1には3項目の生化
学項目が設定され、検体番号2には1項目の生化学項目
および1項目の免疫項目が設定され、検体番号3には2
項目の生化学項目および1項目の免疫項目が設定され、
検体番号4には2項目の生化学項目が設定され、検体番
号2の「免疫項目B」および検体番号3の「免疫項目
C」に特別洗浄情報(マーキング)が記録されている場
合、生化学的分析用モジュール14側では図7(b)に
示すようなサンプル分注が行われ、免疫学的分析用モジ
ュール15側では図7(c)に示すようなサンプル分注
が行われる。なお、上記マーキングは、検体番号、分析
項目および分析項目グループの何れに記録してもよい。
【0031】ここで、生化学的分析用モジュール14側
における検体番号1の検体の生化学項目Cに対する分注
時には、次にサンプル分注を行う検体番号2の検体が免
疫項目Bを含んでいるため、通常のノズル洗浄の4倍の
時間(6秒)をかける特別洗浄を行う。また、生化学的
分析用モジュール14側における検体番号2の検体の生
化学項目Dに対する分注時には、次にサンプル分注を行
う検体番号3の検体が免疫項目Cを含んでいるため、上
記特別洗浄を行う。なお、免疫学的分析用モジュール1
5側では、全ての免疫析項目に対して高度の検体間汚染
防止が必要であることから、図7(c)に示すように十
分長く設定した時間(18秒)をかけて洗剤等を用いて
十分に洗浄を行うものとする。
【0032】本実施形態においては、サンプル分注の対
象が検体番号1の検体から検体番号2の検体に切り換わ
るときおよび検体番号2の検体から検体番号3の検体に
切り換わるときに生化学的分析用モジュール14側で特
別洗浄が行われるので、検体番号1の検体から免疫項目
を含む検体番号2の検体への検体間汚染および検体番号
2の検体から免疫項目を含む検体番号3の検体への検体
間汚染は極めて低いレベルに抑えられることになり、高
い検体間汚染防止機能が実現される。その際、上記サン
プルノズルの特別洗浄は必要最小限のケースのみ実施さ
れるため、処理速度が低下することもない。
【0033】上記において、特に検査室内にある検体に
ついては、検査室内の全ての自動分析装置を対象にし
て、分析項目に関する情報を一元管理するラボコンピュ
ータによって高度の検体間汚染防止を必要とする検体で
あることを判定させ、その判定情報を上記各実施形態の
自動分析装置にダウンロードするようにしたり、また特
別洗浄を行った検体の情報をラボコンピュータにアップ
ロードすれば、より包括的な検体間汚染防止管理を達成
することができる。
【0034】また、上述した実施形態におけるマーキン
グは、実際に特別洗浄を行うべき分析項目(例えば図6
(a)においては検体番号2の生化学項目A、図7
(a)においては検体番号2の生化学項目Dおよび検体
番号3の生化学項目Eにマーキングするようにしてもよ
い。また、マーキングした項目及び/又は実際に特殊洗
浄したことが適宜の監視手段により確認できた項目に対
応する分析データについては、メモリ内または出力デー
タ上で識別できるように構成するのが好ましい。
【0035】また、第2及び第3実施形態では、同一サ
ンプルについて常に生化学分析の後に免疫学的分析が行
われるようにラック3の搬送および各モジュールが設計
配置されているが、これら各モジュールの配置や通常の
搬送方向にとらわれることなく、例えば免疫学的分析が
行われた後に生化学分析が行われるように設計配置され
ている自動分析装置においても、再測定のために再度免
疫学的分析を行うように、ラック3を戻し搬送したりラ
ック送り部4にセットし直したりする場合にも同様に本
発明の技術を適用できる。また、CRTやプリント用紙
における分析データの出力様式が予め決まっている場合
や分析終了順に逐次出力する場合(特開昭63−214
647号公報、特開平3−110474号公報参照)に
は、同一サンプルノズルに関する分析順序(第1実施形
態)および同一試験管2に関する分析順序(第2および
第3実施形態)が確認できるような識別情報をCRT画
面やプリント用紙上に一緒にまたは別途出力するように
してもよい。
【0036】また、検体試料は、試験管2以外にも、例
えばマイクロプレート上のウエルやサンプルカップ中に
収容されていてもよく、予め遠心分離や稀釈等の前処理
が施されていてもよい。また、自動分析装置における検
体試料の搬送手段もベルトコンベアによる直線的搬送ラ
インでなくとも、ターンテーブル等による循環的搬送ラ
インやロボットアームによる空間的搬送ラインでもよ
い。
【0037】また、第1実施形態におけるサンプル分注
も、1度のサンプル吸引動作の後に生化学的分析用の反
応容器と免疫学的分析用の反応容器の両方に所望の順序
で同一サンプルを分配するように吐出してもよく、この
場合には1回の分注が、同一の試験管2に対するたった
1度の吸引と同一検体に関する全項目数に等しい回数の
吐出とにより成るので、特別洗浄を行う時期は、少なく
とも免疫項目を含む検体の分注よりすぐ前の分注の終了
後となる。また、第1および第3実施形態において、次
回の分注に関する検体が免疫項目による分析を含まない
場合には、今回の検体に関する最後の分注が免疫項目で
あっても、特別洗浄を行わないように指令を発すること
により、本来特別洗浄を行うような免疫分析後のサンプ
ルノズルに要する洗浄時間を短縮化したり、洗剤使用に
よるランニングコストを低くすることもできる(例え
ば、図6(b)の検体番号2の免疫項目では1.5秒の
通常洗浄を行っている)。また、上記の実施形態では、
検体分注専用のサンプルノズルを用いているが、分注用
ノズルが検体分注と試薬分注の両方を兼用するものであ
ってもよい。
【0038】なお、上記第1実施形態の兼用装置または
第3実施形態の複合装置における免疫学的分析モジュー
ルを遺伝子増幅を用いた自動分析モジュールにおきかえ
てもよい。また、上記以外にも、遺伝子学的分析、ヘテ
ロジニアス免疫学的分析および生化学的分析を任意の2
つまたは3つの組合せで、兼用したり複合化したり互い
に別体で使用したりするようにすることにより、所望の
検査システムを構築することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動分析装
置によれば、次に分注する予定の検体試料に関して特別
洗浄情報がある場合に特別洗浄が選択されるとともに特
別洗浄情報がない場合に通常洗浄が選択されるように、
分注ノズルに対する通常洗浄と特別洗浄とを効率良く切
り換えることにより、全ての検体分注に対して常に感度
が低い側の分注ノズルを通常洗浄するとか、常に感度が
高い側の分注ノズルを特別洗浄するというのではなく、
共通の検体容器内の同一検体による感度の異なる少なく
とも2種類の分析を、効率良く検体間汚染を防止しなが
ら、高速かつ低コストで実行できる。また、請求項2の
発明においては、高度な検体間汚染防止を必要とする検
体の直前にサンプル分注を行う、由来が異なる検体のみ
については、高度な検体間汚染防止を必要としない分析
のための検体分注であっても、分注ノズルのその分注後
に特別洗浄を行い、それ以外の検体は通常のノズル洗浄
を行うようにしたため、高い検体間汚染防止機能を実現
するとともに、特別洗浄に通常のノズル洗浄と比べて長
時間をかけても全体の処理速度に与える影響は軽微なも
のとなる。
【0040】また、請求項3の発明においては、高度な
検体間汚染防止を必要としない検体の直前にサンプル分
注を行う検体については、高度な検体間汚染防止を必要
とする分析のための検体分注であっても、その分注後に
通常洗浄を行うように選択的に制御するので、特別洗浄
の回数を減らすことができるので、検体間汚染防止機能
を実質的に損なうことなく、高速化を達成することがで
きる。また請求項4の発明によれば、生化学的自動分析
装置に免疫学的分析項目の分析モジュールを組み込んだ
兼用装置や、1台の自動分析装置に生化学的分析用モジ
ュール、免疫学的分析用モジュールおよび遺伝子学的分
析用モジュールの任意の組合せで複合化した複合装置や
別個の装置で同一検体を扱う統合化された検査システム
においても、高速の処理速度を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用すべき自動分析装置の第1実施形
態の構成を示す平面図である。
【図2】本発明を適用すべき自動分析装置の第1実施形
態の構成を示す側面図である。
【図3】本発明を適用すべき自動分析装置の第2実施形
態の構成を示す平面図である。
【図4】本発明を適用すべき自動分析装置の第3実施形
態の構成を示す平面図である。
【図5】(a),(b)はそれぞれ、第1〜第3実施形
態における通常のノズル洗浄動作を説明するための図で
ある。
【図6】(a),(b)はそれぞれ、第1および第2実
施形態におけるサンプルノズルの特別洗浄動作を説明す
るための図である。
【図7】(a)〜(c)はそれぞれ、第3実施形態にお
けるサンプルノズルの特別洗浄動作を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 検体試料(検体) 2 容器(試験管) 3 ラック 4 ラック送り部 5 ラック移送部 6 ラック受け部 7 サンプル分注アーム 8 サンプルノズル(分注ノズル) 9 反応部 10 生化学的自動分析装置 11 免疫学的分析用モジュール 12 洗浄部 13 データ処理部 14 生化学的分析用モジュール 15 免疫学的分析用モジュール A サンプル吸引位置 B ノズル洗浄位置 C 検体吐出位置 D 検体吐出位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/00 - 35/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の検体容器に収容された各検体試料
    に対応する分析項目を検体番号と関連付けて記憶するデ
    ータ処理手段と、 前記複数の検体容器を移送する検体移送手段と、 検体試料を所定量だけ分注ノズル中に吸引して反応部に
    吐出する検体分注手段と、 前記検体分注手段の分注ノズルを検体試料吐出後に洗浄
    する洗浄手段と、 感度の異なる少なくとも2種類の分析のために前記検体
    容器は共有するが前記分注ノズルは感度毎に別々のもの
    を用いるように設定された少なくとも1つの分析手段と
    を有する自動分析装置において、 前記洗浄手段を、相対的に感度の低い分析に対して行う
    通常洗浄と相対的に感度の高い分析に対して行う特別洗
    浄とを選択的に分注ノズルに対して行い得るように構成
    するとともに、 検体番号、分析項目、および複数の分析項目より成る分
    析項目グループの少なくとも1つに対し特別洗浄情報を
    記録する特別洗浄情報記録手段と、 次に分注する予定の検体試料に関して特別洗浄情報があ
    る場合であるとともに次に分注する予定の検体試料が感
    度が低い側の検体分注手段による分注の後に同一検体に
    関して感度が高い側の検体分注手段による分注を行う場
    合には、直前に分注される検体試料に関する特別洗浄情
    報の有無に拘わらず直前の検体分注を終えた感度が低い
    側の分注ノズルを特別洗浄し、次に分注する予定の検体
    試料に関して特別洗浄情報がない場合であるとともに次
    に分注する予定の検体試料が感度が高い側の検体分注手
    段による分注の後に同一検体に関して感度が低い側の検
    体分注手段による分注を行う場合には、直前に分注され
    る検体試料に関する特別洗浄情報の有無に拘わらず直前
    の検体分注を終えた感度が高い側の分注ノズルを通常洗
    浄するように選択的に制御する制御手段とを具備して成
    ることを特徴とする自動分析装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記特別洗浄情報を有
    する検体試料のサンプル吸引に先立ち、直前の検体試料
    のサンプル吸引の終了後に、前記通常洗浄による分注ノ
    ズル洗浄に代えて、または前記通常洗浄による分注ノズ
    ル洗浄に加えて、前記分注ノズルの特別洗浄を行うよう
    に構成することを特徴とする請求項1記載の自動分析装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記特別洗浄情報を有
    さない検体試料のサンプル吸引に先立ち、直前の検体試
    料のサンプル吸引の終了後に、前記特別洗浄による分注
    ノズルを洗浄を行わずに、前記通常洗浄による分注ノズ
    ルの洗浄を行うように構成することを特徴とする請求項
    1記載の自動分析装置。
  4. 【請求項4】 前記感度の異なる少なくとも2種類の分
    析は、生化学的分析、免疫学的分析および遺伝子学的分
    析の中の任意の2つの組合せを含むことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の自動分析装置。
  5. 【請求項5】 前記分析項目は、他の自動分析装置で分
    析すべき分析項目を含むことを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の自動分析装置。
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