JPH0953156A - 電熱触媒用Fe−Cr−Al合金箔 - Google Patents
電熱触媒用Fe−Cr−Al合金箔Info
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- JPH0953156A JPH0953156A JP20882695A JP20882695A JPH0953156A JP H0953156 A JPH0953156 A JP H0953156A JP 20882695 A JP20882695 A JP 20882695A JP 20882695 A JP20882695 A JP 20882695A JP H0953156 A JPH0953156 A JP H0953156A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車の触媒コンバータの始動時の性能を確保
するため、酸化による電気抵抗の減少が少ない加熱用電
熱触媒用合金を提供する。 【解決手段】Cr:11〜26重量%、Al:6〜8重
量%を含み、稀土類元素及びYのうち1種又は2種以上
を含む電気抵抗減少の少ない電熱触媒用Fe−Cr−A
l合金箔。
するため、酸化による電気抵抗の減少が少ない加熱用電
熱触媒用合金を提供する。 【解決手段】Cr:11〜26重量%、Al:6〜8重
量%を含み、稀土類元素及びYのうち1種又は2種以上
を含む電気抵抗減少の少ない電熱触媒用Fe−Cr−A
l合金箔。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用中の高温酸化によ
る電気抵抗の減少が少ないことが求められる排ガス浄化
装置用電熱型触媒コンバータ担体に用いるFe−Cr−
Al合金箔に関する。
る電気抵抗の減少が少ないことが求められる排ガス浄化
装置用電熱型触媒コンバータ担体に用いるFe−Cr−
Al合金箔に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の排気系には、排気ガス中の有害
なCH、NOX 、COなどを浄化するために、触媒コン
バータが取り付けられている。従来の触媒コンバータで
は、エンジン始動直後は触媒の温度が低く活性化してお
らず、CH浄化率が低い問題があった。近年これを解決
するために特開平2−223622号公報、特開平3−
32923号公報に示されているような電熱型の触媒コ
ンバータが開発されている。これはFe−Cr−Al合
金箔で担体を作り、これに触媒をコーティングしたもの
で、エンジン始動時に担体に通電加熱し短時間で触媒を
活性化することができ、エンジン始動直後のCH、NO
X 、COを高効率で浄化することができるものである。
なCH、NOX 、COなどを浄化するために、触媒コン
バータが取り付けられている。従来の触媒コンバータで
は、エンジン始動直後は触媒の温度が低く活性化してお
らず、CH浄化率が低い問題があった。近年これを解決
するために特開平2−223622号公報、特開平3−
32923号公報に示されているような電熱型の触媒コ
ンバータが開発されている。これはFe−Cr−Al合
金箔で担体を作り、これに触媒をコーティングしたもの
で、エンジン始動時に担体に通電加熱し短時間で触媒を
活性化することができ、エンジン始動直後のCH、NO
X 、COを高効率で浄化することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】触媒コンバータは排気
ガスによって高温に加熱されるために、その素材には優
れた耐高温酸化性が求められる。このため従来型の触媒
コンバータには一般的にFe−20%Cr−5%Al合
金箔が用いられていた。これに対して、電熱触媒は耐高
温酸化性のみならず電気抵抗が高く安定であることが必
要である。しかしFe−20%Cr−5%Al合金箔で
は高温の排ガスにより酸化され電気抵抗値が著しく低下
する問題があった。
ガスによって高温に加熱されるために、その素材には優
れた耐高温酸化性が求められる。このため従来型の触媒
コンバータには一般的にFe−20%Cr−5%Al合
金箔が用いられていた。これに対して、電熱触媒は耐高
温酸化性のみならず電気抵抗が高く安定であることが必
要である。しかしFe−20%Cr−5%Al合金箔で
は高温の排ガスにより酸化され電気抵抗値が著しく低下
する問題があった。
【0004】箔の電気抵抗値が低下すると、通電を行っ
ても触媒コンバータが十分には加熱されず、触媒反応が
行われなくなってしまう。本発明はこのような問題点を
解決した電熱触媒用Fe−Cr−Al合金箔を提供する
ことを目的とする。
ても触媒コンバータが十分には加熱されず、触媒反応が
行われなくなってしまう。本発明はこのような問題点を
解決した電熱触媒用Fe−Cr−Al合金箔を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、
C:0.02重量%以下、Si:1.0重量%以下、M
n:1.0重量%以下、Cr:11重量%以上26重量
%以下、Al:6重量%以上8重量%以下、N:0.0
2重量%以下かつC+N:0.03重量%以下、希土類
元素及びYから成る群から選ばれた1種又は2種以上を
それぞれ0.02重量%以上0.30重量%以下を含
み、残部Fe及び不可避的不純物からなることを特徴と
する酸化による電気抵抗の減少が少ない電熱触媒用Fe
−Cr−Al合金箔である。
C:0.02重量%以下、Si:1.0重量%以下、M
n:1.0重量%以下、Cr:11重量%以上26重量
%以下、Al:6重量%以上8重量%以下、N:0.0
2重量%以下かつC+N:0.03重量%以下、希土類
元素及びYから成る群から選ばれた1種又は2種以上を
それぞれ0.02重量%以上0.30重量%以下を含
み、残部Fe及び不可避的不純物からなることを特徴と
する酸化による電気抵抗の減少が少ない電熱触媒用Fe
−Cr−Al合金箔である。
【0006】また本発明の第2発明は上記第1発明の成
分に加え、Ti、Nb、Zr、V及びHfからなる群か
ら選ばれた1種又は2種以上をそれぞれ0.01重量%
以上0.4重量%以下を含有することを特徴とする電気
抵抗の減少が少ない電熱触媒用Fe−Cr−Al合金箔
を提供するものである。さらに本発明の第3発明は上記
第1又は第2発明の成分に加え、Mo、Ta、及びWか
ら成る群から選ばれた1種又は2種以上をそれぞれ0.
1重量%以上2.0重量%以下を含有することを特徴と
する電気抵抗の減少が少ない電熱触媒用Fe−Cr−A
l合金箔を提供するものである。
分に加え、Ti、Nb、Zr、V及びHfからなる群か
ら選ばれた1種又は2種以上をそれぞれ0.01重量%
以上0.4重量%以下を含有することを特徴とする電気
抵抗の減少が少ない電熱触媒用Fe−Cr−Al合金箔
を提供するものである。さらに本発明の第3発明は上記
第1又は第2発明の成分に加え、Mo、Ta、及びWか
ら成る群から選ばれた1種又は2種以上をそれぞれ0.
1重量%以上2.0重量%以下を含有することを特徴と
する電気抵抗の減少が少ない電熱触媒用Fe−Cr−A
l合金箔を提供するものである。
【0007】
【作用】本発明は、各成分のなかでも特にAlの含有量
を6重量%以上8重量%以下に限定することによって、
電気抵抗の減少が少ない電熱型触媒コンバータ担体用合
金箔を得ることができたものである。以下、本発明の各
成分の作用及び限定理由について述べる。
を6重量%以上8重量%以下に限定することによって、
電気抵抗の減少が少ない電熱型触媒コンバータ担体用合
金箔を得ることができたものである。以下、本発明の各
成分の作用及び限定理由について述べる。
【0008】Al:Alは前述したように本発明におい
て合金箔の酸化による電気抵抗の減少を防ぐために必要
不可欠な元素である。その含有量が6.0重量%未満で
は酸化による電気抵抗減少が大きく電熱型触媒コンバー
タに用いることができず、一方、Al含有量が8重量%
を超えると熱間圧延が困難となるので、6.0重量%以
上8.0重量%以下に限定した。
て合金箔の酸化による電気抵抗の減少を防ぐために必要
不可欠な元素である。その含有量が6.0重量%未満で
は酸化による電気抵抗減少が大きく電熱型触媒コンバー
タに用いることができず、一方、Al含有量が8重量%
を超えると熱間圧延が困難となるので、6.0重量%以
上8.0重量%以下に限定した。
【0009】Cr:Crは耐酸化性と耐食性を向上させ
る元素である。Cr11重量%未満では耐酸化性及び耐
食性が確保できず、26重量%を超えるとAlと複合で
含有した場合、靭性及び延性が低下し、熱間圧延が困難
となるので、11重量%以上〜26重量%以下に限定し
た。 Si:Siは耐酸化性向上元素であるが1.0重量%を
超えると加工性を低下させるので、1.0重量%以下に
限定した。
る元素である。Cr11重量%未満では耐酸化性及び耐
食性が確保できず、26重量%を超えるとAlと複合で
含有した場合、靭性及び延性が低下し、熱間圧延が困難
となるので、11重量%以上〜26重量%以下に限定し
た。 Si:Siは耐酸化性向上元素であるが1.0重量%を
超えると加工性を低下させるので、1.0重量%以下に
限定した。
【0010】Mn:MnはAl脱酸の予備脱酸剤として
添加された場合、鋼中に残存することがある。Mnは耐
酸化性及び耐食性を劣化させるので少ない方がよい。工
業的及び経済的な溶製技術を考慮して1.0重量%以下
に限定した。 希土類元素及びY:希土類元素(La,Ce,Nd,P
r,Sm等)及びYはFe−Cr−Al合金箔表面に高
温で生成する酸化皮膜の密着性を向上することを通じて
電気抵抗の減少を防ぐ効果を有する。この効果は0.0
2重量%未満では得られず、一方0.30重量%を超え
ると熱間圧延中に激しい割れを生じ製造が困難となるの
で、その範囲を希土類元素及びYのうち1種又は2種を
0.02重量%以上0.30重量%以下にする。
添加された場合、鋼中に残存することがある。Mnは耐
酸化性及び耐食性を劣化させるので少ない方がよい。工
業的及び経済的な溶製技術を考慮して1.0重量%以下
に限定した。 希土類元素及びY:希土類元素(La,Ce,Nd,P
r,Sm等)及びYはFe−Cr−Al合金箔表面に高
温で生成する酸化皮膜の密着性を向上することを通じて
電気抵抗の減少を防ぐ効果を有する。この効果は0.0
2重量%未満では得られず、一方0.30重量%を超え
ると熱間圧延中に激しい割れを生じ製造が困難となるの
で、その範囲を希土類元素及びYのうち1種又は2種を
0.02重量%以上0.30重量%以下にする。
【0011】C:Cは過剰になると靭性を劣化させ、冷
間圧延性、加工性を低下させる。また、耐酸化性も低下
させるので、極力低減させることが望ましい。よって、
0.02重量%以下に限定する。 N:NもCと同様、過剰になると靭性を低下させ、冷間
圧延性、加工性を低下させる。Alと反応し〜30μm
にも及び粗大なAlNとして析出するおそれがある。5
0μm厚程度の箔に圧延した場合、このようば粗大粒は
穴開きの原因ともなるので極力低減させることが望まし
い。よって0.02重量%以下とし、かつC+Nで0.
03重量%以下に限定する。
間圧延性、加工性を低下させる。また、耐酸化性も低下
させるので、極力低減させることが望ましい。よって、
0.02重量%以下に限定する。 N:NもCと同様、過剰になると靭性を低下させ、冷間
圧延性、加工性を低下させる。Alと反応し〜30μm
にも及び粗大なAlNとして析出するおそれがある。5
0μm厚程度の箔に圧延した場合、このようば粗大粒は
穴開きの原因ともなるので極力低減させることが望まし
い。よって0.02重量%以下とし、かつC+Nで0.
03重量%以下に限定する。
【0012】Ti,Nb,Zr,V及びHf:Ti,N
b,Zr,V及びHfはいずれもC,Nと炭窒化物を形
成し鋼の靭性を改善し、かつZr,Hfは耐酸化性を、
Nbは高温強度を向上させる元素であるのでこれらのう
ち1種又は2種以上を第1発明に加えて0.01重量%
以上含有してもよい。しかしながら過剰に含有すると酸
化皮膜中に混入し耐酸化性の低下が顕著になるので、そ
れらの合計の含有量を0.4重量%以下に限定する。
b,Zr,V及びHfはいずれもC,Nと炭窒化物を形
成し鋼の靭性を改善し、かつZr,Hfは耐酸化性を、
Nbは高温強度を向上させる元素であるのでこれらのう
ち1種又は2種以上を第1発明に加えて0.01重量%
以上含有してもよい。しかしながら過剰に含有すると酸
化皮膜中に混入し耐酸化性の低下が顕著になるので、そ
れらの合計の含有量を0.4重量%以下に限定する。
【0013】Mo,Ta,W: Mo,Ta及びWは高
温強度を向上させる元素であるので、これらのうち1種
又は2種以上を第1発明又は第2発明に加えて含有して
もよい。この効果は0.1重量%未満の添加では現れな
い。一方、過剰に含有すると酸化皮膜中に混入し耐酸化
性の低下が顕著になり、また鋼の靭性を低下させるので
上限を2.0重量%に限定する。
温強度を向上させる元素であるので、これらのうち1種
又は2種以上を第1発明又は第2発明に加えて含有して
もよい。この効果は0.1重量%未満の添加では現れな
い。一方、過剰に含有すると酸化皮膜中に混入し耐酸化
性の低下が顕著になり、また鋼の靭性を低下させるので
上限を2.0重量%に限定する。
【0014】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。素材は容量10kgの真空溶解炉によって溶製
造塊した。その化学組成を表1に示す。得られた鋼塊は
900〜1200℃の温度域で板厚3mmまで熱間圧延
を行った。ここで比較例のうち希土類元素を0.39重
量%含有するB−1は熱間圧延時の割れが激しく以後の
工程は行わなかった。さらに熱延板の表面脱スケールを
行った後、冷間圧延を行った。ここでC+Nが0.03
9重量%のB−2、Alが8.6重量%のB−3、Cr
が29重量%のB−4は靭性が低く冷間圧延時に割れた
ので、冷間圧延以後の工程は行わなかった。これ以外の
ものは冷間圧延、焼鈍を繰り返して厚さ50μmの箔と
した。これから幅5mm、長さ70mmの試験片を採取
して1150℃の大気中で酸化した後、室温で電気抵抗
を測定した。
明する。素材は容量10kgの真空溶解炉によって溶製
造塊した。その化学組成を表1に示す。得られた鋼塊は
900〜1200℃の温度域で板厚3mmまで熱間圧延
を行った。ここで比較例のうち希土類元素を0.39重
量%含有するB−1は熱間圧延時の割れが激しく以後の
工程は行わなかった。さらに熱延板の表面脱スケールを
行った後、冷間圧延を行った。ここでC+Nが0.03
9重量%のB−2、Alが8.6重量%のB−3、Cr
が29重量%のB−4は靭性が低く冷間圧延時に割れた
ので、冷間圧延以後の工程は行わなかった。これ以外の
ものは冷間圧延、焼鈍を繰り返して厚さ50μmの箔と
した。これから幅5mm、長さ70mmの試験片を採取
して1150℃の大気中で酸化した後、室温で電気抵抗
を測定した。
【0015】例として図1に実施例A−1と比較例B−
5の酸化による電気抵抗の変化を示す。B−5は96h
r酸化後には電気抵抗は酸化前の54%に低下してい
る。これに対してA−1は82%を確保しており、その
減少量の違いは明らかである。表1では同様に1150
℃で96hr酸化した後も酸化前に比べて80%以上の
電気抵抗を確保しているものを〇印で、80%を確保し
ていないものを×印で示した。本発明例であるA−1〜
4はすべて80%以上を確保しているのに対し、B−5
及びZr量が0.5重量%と多い比較例B−6、Cr量
が10重量%と少ない比較例B−7は80%を確保して
いない。
5の酸化による電気抵抗の変化を示す。B−5は96h
r酸化後には電気抵抗は酸化前の54%に低下してい
る。これに対してA−1は82%を確保しており、その
減少量の違いは明らかである。表1では同様に1150
℃で96hr酸化した後も酸化前に比べて80%以上の
電気抵抗を確保しているものを〇印で、80%を確保し
ていないものを×印で示した。本発明例であるA−1〜
4はすべて80%以上を確保しているのに対し、B−5
及びZr量が0.5重量%と多い比較例B−6、Cr量
が10重量%と少ない比較例B−7は80%を確保して
いない。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】以上の実験結果が示すように、本発明合
金箔は酸化による電気抵抗の減少が少なく、従来合金箔
では適用が難しかった電熱型触媒コンバータ用材料とし
て好適であり、自動車の公害対策上のメリットは大き
い。また他の高温で使用されかつ電気抵抗の劣化が少な
いことが求められる用途に対しても有用である。
金箔は酸化による電気抵抗の減少が少なく、従来合金箔
では適用が難しかった電熱型触媒コンバータ用材料とし
て好適であり、自動車の公害対策上のメリットは大き
い。また他の高温で使用されかつ電気抵抗の劣化が少な
いことが求められる用途に対しても有用である。
【図1】実施例及び比較例の酸化時間と電気抵抗減少と
の関係を表すグラフである。
の関係を表すグラフである。
フロントページの続き (72)発明者 荒木 豊 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究所内 (72)発明者 河野 雅昭 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究所内 (72)発明者 竹内 幸久 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 C:0.02重量%以下、 Si:1.0重量%以下、 Mn:1.0重量%以下、 Cr:11重量%以上26重量%以下、 Al:6重量%以上8重量%以下、 N:0.02重量%以下かつC+N:0.03重量%以
下、 希土類元素及びYからなる群から選ばれた1種又は2種
以上をそれぞれ0.02重量%以上0.30重量%以下
を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなることを特
徴とする酸化による電気抵抗の減少が少ない電熱触媒用
Fe−Cr−Al合金箔。 - 【請求項2】 さらに、Ti、Nb、Zr、V及びHf
からなる群から選ばれた1種又は2種以上をそれぞれ
0.01重量%以上0.4重量%以下を含有することを
特徴とする請求項1に記載の酸化による電気抵抗の減少
が少ない電熱触媒用Fe−Cr−Al合金箔。 - 【請求項3】 さらに、Mo、Ta、及びWからなる群
から選ばれた1種又は2種以上をそれぞれ0.1重量%
以上2.0重量%以下を含有することを特徴とする請求
項1又は2に記載の酸化による電気抵抗の減少が少ない
電熱触媒用Fe−Cr−Al合金箔。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20882695A JPH0953156A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 電熱触媒用Fe−Cr−Al合金箔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20882695A JPH0953156A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 電熱触媒用Fe−Cr−Al合金箔 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0953156A true JPH0953156A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16562759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20882695A Pending JPH0953156A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 電熱触媒用Fe−Cr−Al合金箔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0953156A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19928842A1 (de) * | 1999-06-24 | 2001-01-04 | Krupp Vdm Gmbh | Ferritische Legierung |
JP2002105606A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-04-10 | Nippon Steel Corp | Fe−Cr−Al系合金 |
WO2009124530A1 (de) | 2008-04-10 | 2009-10-15 | Thyssenkrupp Vdm Gmbh | Eisen-chrom-aluminium-legierung mit hoher lebensdauer und geringen änderungen im warmwiderstand |
CN101906583A (zh) * | 2010-07-23 | 2010-12-08 | 北京首钢吉泰安新材料有限公司 | 一种汽车尾气净化用催化剂载体耐热纤维材料及制作方法 |
EP2933349A1 (en) * | 2012-12-17 | 2015-10-21 | JFE Steel Corporation | Stainless steel sheet and stainless steel foil |
-
1995
- 1995-08-16 JP JP20882695A patent/JPH0953156A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19928842A1 (de) * | 1999-06-24 | 2001-01-04 | Krupp Vdm Gmbh | Ferritische Legierung |
DE19928842C2 (de) * | 1999-06-24 | 2001-07-12 | Krupp Vdm Gmbh | Ferritische Legierung |
JP2002105606A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-04-10 | Nippon Steel Corp | Fe−Cr−Al系合金 |
WO2009124530A1 (de) | 2008-04-10 | 2009-10-15 | Thyssenkrupp Vdm Gmbh | Eisen-chrom-aluminium-legierung mit hoher lebensdauer und geringen änderungen im warmwiderstand |
US8580190B2 (en) | 2008-04-10 | 2013-11-12 | Outokumpu Vdm Gmbh | Durable iron-chromium-aluminum alloy showing minor changes in heat resistance |
CN101906583A (zh) * | 2010-07-23 | 2010-12-08 | 北京首钢吉泰安新材料有限公司 | 一种汽车尾气净化用催化剂载体耐热纤维材料及制作方法 |
EP2933349A1 (en) * | 2012-12-17 | 2015-10-21 | JFE Steel Corporation | Stainless steel sheet and stainless steel foil |
EP2933349A4 (en) * | 2012-12-17 | 2016-04-06 | Jfe Steel Corp | STAINLESS STEEL PLATE AND STAINLESS STEEL FOIL |
US9777357B2 (en) | 2012-12-17 | 2017-10-03 | Jfe Steel Corporation | Stainless steel foil |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040120 |