JPH0953089A - 冷間圧延油添加剤および冷間圧延油 - Google Patents

冷間圧延油添加剤および冷間圧延油

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JPH0953089A JP7205583A JP20558395A JPH0953089A JP H0953089 A JPH0953089 A JP H0953089A JP 7205583 A JP7205583 A JP 7205583A JP 20558395 A JP20558395 A JP 20558395A JP H0953089 A JPH0953089 A JP H0953089A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブリキ圧延等の高速冷間圧延に際し、焼き付
けを防止するための優れた冷間圧延油を提供する。 【解決手段】 側鎖に脂肪酸エステル基を持つ重量平均
分子量が1万〜30万のポリエステル化合物と有機酸性
リン酸エステルのアミン塩を必須成分とする冷間圧延用
添加剤、およびベース油100重量部に対し上記のポリ
エステル化合物0.5〜20.0重量部、および上記の有
機酸性リン酸エステル0.2〜5.0重量部を含有する冷
間圧延油。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高速圧延に適した冷
間圧延油添加剤およびこの添加剤を含む冷間圧延油に関
する。
【0002】
【従来の技術】ブリキ鋼板は、高圧下、高速度で生産さ
れる鋼種であるため、従来より直接式では安価で潤滑性
に優れるパーム油等の天然油脂が使用されている。しか
し、メッキ目付量の低下や表面美麗さに対する要求度の
向上に伴い、わずかな焼付による表面欠陥も許容されな
くなってきている。従来から極圧添加剤や油性向上剤の
添加、或はエマルジョン粒径の巨大化によるプレートア
ウトの向上などといった方法が用いられているが、高速
圧延時の焼付に対して完全な解決にはいたっておらず、
製品によっては、速度制限などによって逃れている。こ
のような欠点を改良する方法として、ポリブテンやポリ
デシルメタアクリレート等のポリマーが用いられること
もあるが、その効果は満足できるものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ブリキ圧延等の高速冷
間圧延に際し、その焼付を防止することのできる圧延油
を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は側鎖に脂肪酸エ
ステル基を持つ重量平均分子量が1万〜30万のポリエ
ステル化合物と有機酸性リン酸エステルのアミン塩を必
須成分とする冷間圧延用添加剤に関する。本発明のポリ
エステル化合物は側鎖に脂肪酸エステル基を持つ重量平
均分子量が1万〜30万の化合物であって、(a)3〜
6価のポリオール、(b)脂肪酸および(c)二塩基酸
を反応させてなるエステル反応物である。また、本発明
のポリエステル化合物は一般式
【化2】 で表される化合物であってもよい。また本発明は、ベー
ス油およびこのベース油100重量部に対し上記のポリ
エステル化合物0.5〜20.0重量部、および上記の有
機酸性リン酸エステル0.2〜5.0重量部を含有する冷
間圧延油に関する。
【0005】ポリエステル化合物と有機酸性リン酸エス
テルのアミン塩は高速高圧下冷間圧延時のロールバイト
内において、互いに補完的にロールとストリップとの金
属接触を防止し、焼付発生が防止されると共に、圧延荷
重も低減される。この効果はポリエステル化合物と有機
酸性リン酸エステルのアミン塩の両方が同時に用いられ
た場合に発揮され、どちらか一方の場合、その効果は十
分でない。ポリエステル化合物は、オレイン酸やダイマ
ー酸などの油性向上剤に比べ分子量が大きく、高温での
安定性に優れているため、ロールバイト内の極圧部分に
このポリマーが介在することにより、極圧添加剤の効果
が現れるまで焼付を抑え、高速圧延時においても安定な
操業を可能とする。増粘効果だけを期待するのであれ
ば、ポリブテンやポリデシルメタアクリレートなども考
えられるが、これらは油膜の剪断抵抗が大きいため充分
な効果が期待できない。そこで本発明では剪断抵抗を少
なくするため側鎖に脂肪酸エステル基を持つポリエステ
ルを用い、その重量平均分子量を1万〜30万とした。
ポリエステル化合物の重量平均分子量が1万未満の場合
は焼付防止効果が十分でなく、30万を越える場合はポ
リエステル化合物はゲル状となる。また側鎖に脂肪酸エ
ステル基がない場合は、重量平均分子量が1万以上にな
ると、圧延油ベース油として用いられるパーム油等に対
する溶解性が悪く、使用上問題となる。
【0006】3〜6価のポリオールとしては、グリセリ
ン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール、ソルビトール、ジグリセリン、
ジペンタエリスリトール等が挙げられる。特に好ましい
ポリオールはトリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール、等のネオペンチル型の
ポリオールである。二価のポリオールからなるポリエス
テルでは脂肪酸基が分子の末端にしか結合せず側鎖に脂
肪酸エステル基を導入できないため動植物油脂や脂肪酸
エステルとの相溶性に劣り、耐加水分解性も良くない。
また、一般に6価より大きいポリオールは工業的に入手
しにくく、多糖類は熱や酸化劣化を受け易く好ましくな
い。
【0007】脂肪酸としては、炭素数12以上22以下
の飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、例えばラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、
オレイン酸、パルミトレイン酸、エルカ酸、イソステア
リン酸等、またはヤシ油、牛脂、パーム油等の動植物油
脂から得られる脂肪酸等が例示される。炭素数が12未
満の脂肪酸では潤滑性能が劣るし、一方炭素数が22よ
り大きい脂肪酸では生成したポリエステルが常温で固化
しやすく、水への分散にも劣るため好ましくない。
【0008】二塩基酸としては炭素数が4〜12の脂肪
族二塩基酸、例えばコハク酸、マレイン酸、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸
を挙げることができる。炭素数が4より小さいと加水分
解を受けやすく、炭素数が12より大きいと流動点が高
くなり好ましくない。また脂環式二塩基酸や芳香族二塩
基酸では得られるポリエステルのフレキシビリティーが
なくなり、潤滑性が低下する。
【0009】本発明のポリエステルは多価アルコールの
水酸基価が多くなるほどゲル化しやすくなる。二塩基酸
投入後、ある程度反応が進んだ段階で、一価アルコール
を添加すると、ゲル化を抑えることができるため、一価
アルコールの併用は好ましい場合がある。
【0010】有機酸性リン酸エステルのアミン塩は、水
酸基含有有機化合物とリン酸とのエステルとアミンとの
塩であり、ベース油100重量部に対して0.2〜5.0
重量部添加される。水酸基含有有機化合物としては、脂
肪族アルコール、脂環族アルコール、脂芳香族アルコー
ル、芳香族ヒドロキシ化合物、多価アルコール、ポリエ
ーテルヒドロキシ化合物、ポリエステルヒドロキシ化合
物等が用いられる。リン酸の3つのOH基の少なくとも
ひとつは上記水酸基含有有機化合物とエステルを形成し
ており、残りの少なくともひとつは、アミン塩を構成す
る。他のひとつのOHはエステルであってもアミンとの
塩であってもよく、あるいは遊離のOH基でもあるいは
またアミン以外のアルカリとの塩であってもよい。エス
テル残基は有機酸性リン酸エステル1分子当たり1から
2個有しているのが好ましく、中和度は残留OH基の4
0%以上、特に50〜70%が中和され、特にその全て
がアミンで中和されているのが好ましい。
【0011】アミンとしては、芳香族アミンまたは脂肪
族アミンが挙げられる。芳香族アミンとしては、一般
式: Ar−NR−Ar' (式中、ArおよびAr'はそれぞれ独立して置換基を有
していてもよい芳香族基、Rは水素またはアルキル基を
示す)で表される化合物であって、好ましいArおよび
Ar'は少なくとも一方が置換基を有していてもよいフ
ェニル基、他方が置換基を有していてもよいフェニルま
たはナフチル基である。置換基としては、炭素数1〜1
8の側鎖を有していてもよい飽和または不飽和のアルキ
ル基、アルケニル基、アラルキル基、シクロアルキル
基、芳香族基等の炭化水素基、特に炭素数1〜12のア
ルキル基が好ましい。また置換基は1個のArに0〜4
個有していてもよい。特に0〜2個の置換基を有する場
合に好結果が得られる。Arがナフチル基の場合、Nは
α位に結合していてもβ位に結合していてもよい。特に
好ましいArおよびAr'はフェニル基、ナフチル基、
2−アルキルフェニル基、4−アルキルフェニル基、
2,4−ジアルキルフェニル基である。Rは水素また
は、炭素数1〜18の側鎖を有していてもよい飽和また
は不飽和の脂肪族炭化水素基である。特にRが水素また
は低級アルキル基において好結果がが得られる。
【0012】本発明にとって好ましい典型的な芳香族ア
ミン類の例はジフェニルアミン、4−オクチルジフェニ
ルメタン、4−ノニルジフェニルアミン、2,2',4,
4'−テトラブチルジフェニルアミン、2,2'−ジブチ
ル−4,4'−ジオクチルジフェニルアミン、2,2'−ジ
メチル−4,4'−ジオクチルジフェニルアミン、2,2'
−ジエチル−4,4'−ジオクチルジフェニルアミン等が
例示される。特に好ましい芳香族アミンは、4−オクチ
ルジフェニルアミン、4−ノニルジフェニルアミン、
4,4'−ジオクチルジフェニルアミン、4,4'−ジノニ
ルジフェニルアミン等である。
【0013】脂肪族アミンとしては、炭素数8から16
の1級アミンで、オクチルアミン、イソオクチルアミ
ン、デシルアミン、イソデシルアミン、ドデシルアミ
ン、イソドデシルアミン、トリデシルアミン、イソトリ
デシルアミン、テトラデシルアミン、イソテトラデシル
アミン、ヘキサデシルアミン、イソヘキサデシルアミン
が例示される。特に好ましい脂肪族アミンは、ドデシル
アミン、イソドデシルアミン、トリデシルアミン、イソ
トリデシルアミン、テトラデシルアミン、イソテトラデ
シルアミンである。
【0014】芳香族アミンおよび脂肪族アミンは酸性リ
ン酸エステルに対して過剰量用いてもよい。本発明の冷
間圧延油添加剤には更に脂肪酸、乳化剤、酸化防止剤等
の他の成分を添加剤することもできる。本発明の冷間圧
延油添加剤はベース油100重量部に対して、0.7〜
25重量部、好ましくは2〜15重量部用いる。本発明
の冷間圧延油添加剤を配合するベース油には、一般にベ
ース油として使用されている鉱物油、動植物油、合成エ
ステルまたはこれらの混合物が使用できる。本発明の冷
間圧延油添加剤をベース油に混合するに当たっては特別
の混合機は必要でなく、通常の液体混合用のミキサーを
用いて混合することができる。
【0015】
【実施例】以下実施例により本発明をより具体的に説明
する。ポリエステルの調製 表1に記載した通りの原料(ポリオール、脂肪酸、二塩
基酸および一価アルコール)を記載の配合比で用いて、
次のようにして本実施例および比較例に用いたポリエス
テルを調製した。表1中のポリエステル1の重合方法を
以下に示す。ポリエステル1の重合方法 4つ口フラスコに撹拌機、温度センサー、窒素ガス吹き
込み管、水分離デカンター付きコンデンサーを付け、ペ
ンタエリスリトール136g(1.0モル)、オレイン
酸508g(1.8モル)を仕込み、160℃〜230
℃まで2時間かけて昇温する。酸価12.5で160℃
に降温し、アジピン酸131g(0.9モル)を仕込
み、220℃に昇温、酸価10.5でオクチルアルコー
ル26g(0.2モル)を仕込み、減圧脱水後、酸価2.
7で取り出し濾過した。水酸基価35、Mw/Mn=1
2、分子量約5万の淡褐色液体が得られた。同様にし
て、表1に記載した原料配合比のポリエステル2〜6を
作成した。表1には得られたポリエステルの重量平均分
子量を示した。
【0016】
【表1】
【0017】実施例 1〜7 上記で調製したポリエステルに極圧添加剤として燐酸ブ
チルエステル(モノ:ジ=1:1)4-オクチルジフェ
ニルアミン塩(一部未中和)、燐酸イソオクチルエステ
ル(モノ:ジ=1:1)4-ノニルジフェニルアミン
(一部未中和)、燐酸メチルエステル(モノ:ジ=1:
1)イソトリデシルアミン(一部未中和)のいずれか
と、ダイマー酸を加えて冷間圧延油添加剤とし、これを
ベース油(パーム油またはトリメチロールプロパントリ
オレエート)に対して4%混合して冷間圧延油を調製し
た。各成分の配合割合は表2に示した通りである。
【0018】
【表2】
【0019】※〔極圧添加剤〕 A:リン酸ブチルエス
テル(モノ:ジ=1:1)4−オクチル ジフェニルアミン塩(一部未中和) B:リン酸イソオクチルエステル(モノ:ジ=1:1)
4−ノニル ジフェニルアミン塩(一部未中和) C:リン酸メチルエステル(モノ:ジ=1:1)イソト
リデシル アミン塩(一部未中和) D:トリクレジルホスフェート
【0020】比較例 1〜8 実施例と同じようにして、表2に記載の配合割合で比較
例1〜8の冷間圧延油を調製した。
【0021】潤滑特性の評価 (1)高速四球式摩擦試験機による評価 実施例1〜7および比較例1〜8の冷間圧延油につき潤
滑特性を評価した。高圧下、高速での冷間圧延時の焼付
性能を評価するために、高速四球式摩擦試験機を用い
て、耐圧荷重を測定した。耐圧荷重は冷間圧延油が油膜
切れを起こす直前の荷重の大きさであり、これにより焼
き付の尺度となる。 (2)表面性試験機による評価 実施例1〜7および比較例1〜8の冷間圧延油につき潤
滑特性を評価した。高圧下、高速での冷間圧延時の焼付
性能を評価するために、表面性試験機を用いて、摩擦係
数が0.5に至るまでの摺動回数を測定した。表面性試
験機は高速四球式摩擦試験機に比べて低すべり速度且つ
低荷重での評価となるため、摩擦発熱の低い領域での耐
焼付性の尺度となる。高速四球式摩擦試験機と表面性試
験機の結果を表3に示した。本発明品は、両方の試験結
果に於いて良好な結果が得られ、冷間圧延油としての耐
圧荷重能が著しく高いことが明瞭である。
【0022】
【表3】
【0023】試験方法 1)高速四球式摩擦試験機を用い、以下の条件で測定し
た。 試料:ニート 測定温度:50℃ 回転数:500rpm ボール:φ1/2インチ SUJ−2 荷重負荷速度:120kg/min 2)表面性試験機を用い、以下の条件で測定した。 試験用鋼板:JIS-G-3141 SPCC-SB 使用鋼球:φ15/64 JIS-B-1501 測定温度:50℃ 滑り速度:1m/min 垂直荷重:200g 鋼板塗布油量:100mg/m2 評価:摩擦係数が0.5に至るまでの摺動回数
【0024】(3)実機圧延機による評価 表2に示した実施例1および比較例6の配合の冷間圧延
油添加剤をパーム油に添加して、以下の条件で実機を用
いて評価した。評価結果を表4に示した。試験方法 圧延機:ダイレクトクーラントシステムを有する6スタ
ンドタンデム圧延機 ワークロール径:405〜440mm(#1、2、6スタ
ンド) 515〜598mm(#3、4、5スタンド) 被圧延材鋼種:一般ブリキ材 入側板厚:1.8〜3.5mm 出側板厚:0.1〜1.0mm エマルジョン濃度:1〜4スタンド 8%、5〜6スタ
ンド 15% エマルジョン温度:80℃ 本発明の冷間圧延添加剤を用いた評価では、高圧圧延速
度でも優れた潤滑特性を有し、焼付は発生しなかった。
【0025】
【表4】
【0026】
【発明の効果】本発明の冷間圧延油添加剤を配合した冷
間圧延油は極めて高い耐圧荷重を呈し、高圧高速時のブ
リキ鋼板等の冷間圧延において、優れた焼付防止作用を
有する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 145:22 137:08) C10N 30:06 30:08 40:24 (72)発明者 森 郁夫 大阪府八尾市渋川町二丁目1番3号 日本 クエーカー・ケミカル株式会社内 (72)発明者 細井 憲二 大阪府八尾市渋川町二丁目1番3号 日本 クエーカー・ケミカル株式会社内 (72)発明者 田原 忠法 大阪府八尾市渋川町二丁目1番3号 日本 クエーカー・ケミカル株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側鎖に脂肪酸エステル基を持つ重量平均
    分子量が1万〜30万のポリエステル化合物と有機酸性
    リン酸エステルのアミン塩を必須成分とする冷間圧延油
    添加剤。
  2. 【請求項2】 ポリエステル化合物が、(a)n価(n
    =3〜6)のポリオール、(b)脂肪酸および(c)二
    塩基酸からなり、a:b:c=1:(n−2)〜(n−
    2.5):0.7〜1.0のモル比率で反応させてなる請
    求項1記載の添加剤。
  3. 【請求項3】 ポリエステル化合物が一般式 【化1】 である請求項1記載の添加剤。
  4. 【請求項4】 有機酸性リン酸エステルのアミン塩のア
    ミンが一般式 Ar−NR−Ar' (式中:ArおよびAr'はそれぞれ独立して置換基を
    有していてもよい芳香族基、Rは水素またはアルキル基
    を示す)である請求項1から3いずれか記載の添加剤。
  5. 【請求項5】 有機酸性リン酸エステルのアミン塩のア
    ミンが一般式 R−NH2 (Rはアルキル基を示す)である請求項1から3いずれ
    かに記載の添加剤。
  6. 【請求項6】 ベース油およびこのベース油100重量
    部に対し上記のポリエステル化合物0.5〜20.0重量
    部、および上記の有機酸性リン酸エステル0.2〜5.0
    重量部を含有する冷間圧延油。
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