JPH0952955A - 変性ポリテトラフルオロエチレン粒状粉末の製法 - Google Patents

変性ポリテトラフルオロエチレン粒状粉末の製法

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JPH0952955A
JPH0952955A JP7205546A JP20554695A JPH0952955A JP H0952955 A JPH0952955 A JP H0952955A JP 7205546 A JP7205546 A JP 7205546A JP 20554695 A JP20554695 A JP 20554695A JP H0952955 A JPH0952955 A JP H0952955A
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modified polytetrafluoroethylene
granular powder
modified
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JP7205546A
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English (en)
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Michio Asano
道男 浅野
Shingo Tanigawa
晋午 谷川
Masaharu Kawachi
正治 河内
Tetsuo Shimizu
哲男 清水
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/12Powdering or granulating
    • C08J3/16Powdering or granulating by coagulating dispersions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08J2327/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers
    • C08J2327/02Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08J2327/12Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
    • C08J2327/18Homopolymers or copolymers of tetrafluoroethylene

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微粉砕粉末を用いることなく、取扱い性すな
わち粉末の流動性および見かけ密度、成形品物性に優
れ、また有機液体を用いることなく、水のみで造粒で
き、さらに未変性PTFEの微粉砕粉末を用いたばあい
と同程度の絶縁破壊電圧を有する成形品がえられる変性
PTFE粒状粉末を製造できる製法を提供する。 【解決手段】 懸濁重合法によりえられるパーフルオロ
ビニルエーテル変性ポリテトラフルオロエチレンの平均
粒径100〜300μmの粉末を水性媒体中で撹拌する
ことによって造粒する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変性ポリテトラフ
ルオロエチレン粒状粉末の製法に関する。
【0002】さらに詳しくは、乳化剤が実質的に存在し
ない条件下における懸濁重合法によりえられる成形用粉
末としてのパーフルオロビニルエーテル変性ポリテトラ
フルオロエチレンの粉末を造粒する変性ポリテトラフル
オロエチレン粒状粉末の製法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、ポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)粉末を造粒して粒状粉末をうる製法としては多
数の提案がなされており、たとえば特公昭44−226
19号公報にPTFE粉末を沸点が30〜150℃の水
不溶性有機液体を含む30〜150℃の水性媒体中で撹
拌造粒する方法が記載されている。
【0004】また、特公昭57−15128号公報に、
前記公報記載の方法を改良する目的でPTFE粉末に対
する解砕機構を備えた装置を用いる方法が記載されてい
る。
【0005】また、水のみを使用して造粒する方法とし
ては、たとえば特公昭43−8611号公報にPTFE
粉末を40〜90℃の水中で撹拌造粒する方法が、特公
昭47−3187号公報にPTFE粉末を40℃以上の
水性媒体中で撹拌造粒する方法が、さらに特開平3−2
59926号公報にPTFE粉末を水性媒体中で解砕機
構を併用して撹拌造粒する方法が記載されている。
【0006】前記公報に記載されているいずれの方法
も、平均粒径100μm未満のいわゆるPTFEの微粉
砕粉末を用いている方法である。微粉砕粉末を用いるの
は、粗粉砕粉末を用いるとえられる成形品のたとえば引
張強度などの成形品物性が劣るからである。
【0007】ところで、PTFE粉末は平均粒径100
μm程度までは粗粉砕機により粉砕することが可能であ
るが、平均粒径100μm未満にまで粉砕しようとすれ
ば、別工程として微粉砕機が必要となる。
【0008】しかし、微粉砕機は高価であり、大型のた
めに消費電力が多く、さらに微粉砕機にPTFE粉末を
送るための空送設備、空送ラインなどの付帯設備、えら
れた微粉砕粉末を捕集するためのバグフィルターなどが
必要となる。
【0009】以上のことから、PTFE粉末として平均
粒径100μm以上の粗粉砕粉末を用いて造粒し、成形
品物性のよいPTFE粒状粉末がえられることが強く要
望されている。
【0010】粗粉砕粉末を用いる方法としては、たとえ
ば特開平3−259925号公報に、420μmのPT
FE粉末を60〜100℃の水性媒体中で解砕機構を併
用して撹拌造粒する方法が記載されている程度である。
【0011】この公報に記載されている方法によって
も、えられるPTFE粒状粉末は引張強度などの成形品
物性を充分に満足させうるものではなく、製品化するに
はゲル化して粉砕するといった後工程が必要になる。ま
た粒状粉末を成形してえられる成形品の絶縁破壊電圧も
低いので、それが要求されるような用途には用いられな
い。さらに前記したようにこの方法では解砕機構が必要
である。
【0012】本発明者らは、テトラフルオロエチレンホ
モポリマーの微粉砕粉末を用いていた従来のPTFE粒
状粉末の製法を種々の角度から検討した結果、変性PT
FE、そのうちでもパーフルオロビニルエーテル変性P
TFEを用いることにより、粗粉砕粉末を用いて取扱い
性すなわち粉末の流動性および見かけ密度に優れ、また
水のみを用いる造粒方法が可能になり、しかも粒状粉末
を成形してえられる成形品の絶縁破壊電圧にも優れてい
る変性PTFE粒状粉末をうることができることを見出
した。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、微粉
砕粉末を用いることなく、取扱い性すなわち粉末の流動
性および見かけ密度に優れ、しかも成形品物性に優れた
変性PTFE粒状粉末の製法を提供することにある。
【0014】本発明の別の目的は、有機液体を用いるこ
となく、水のみで造粒する方法を提供することにある。
【0015】本発明のさらに別の目的は、粗粉砕粉末を
用いても未変性PTFEの微粉砕粉末を用いたばあいと
同程度の絶縁破壊電圧を有する成形品を与える変性PT
FE粒状粉末の製法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、懸濁重合法に
よりえられるパーフルオロビニルエーテル変性ポリテト
ラフルオロエチレンの平均粒径100〜300μmの粉
末を水性媒体中で撹拌することによって造粒する変性ポ
リテトラフルオロエチレン粒状粉末の製法に関する。
【0017】また本発明は、前記造粒を0〜2kg/c
2Gの圧力下有機液体の不存在下に、温度50〜12
0℃の水性媒体中で行うことが好ましい。
【0018】また本発明は、前記造粒を0〜2kg/c
2Gの圧力下有機液体の存在下に、温度10〜120
℃の水性媒体中で行うことが好ましい。
【0019】また本発明は、前記懸濁重合法によりえら
れるパーフルオロビニルエーテル変性ポリテトラフルオ
ロエチレン粉末の平均粒径が100〜150μmであ
り、撹拌することによって造粒してえられる粒状粉末を
成形してえられる成形品の絶縁破壊電圧が3.5kV以
上であることが好ましい。
【0020】また本発明は、前記変性ポリテトラフルオ
ロエチレンが、テトラフルオロエチレン(TFE)9
9.0〜99.999モル%と式(I): CF2=CF−OR (I) [式中、Rは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル
基、炭素数4〜9のパーフルオロ(アルコキシアルキ
ル)基、式(II):
【0021】
【化3】
【0022】(式中、mは0または1〜4の整数であ
る)で示される有機基または式(III):
【0023】
【化4】
【0024】(式中、nは1〜4の整数である)で示さ
れる有機基を表わす]で示されるパーフルオロビニルエ
ーテル1.0〜0.001モル%とを共重合してえられ
る共重合体であることが好ましい。
【0025】また本発明は、前記造粒をパーフルオロビ
ニルエーテル変性ポリテトラフルオロエチレン粉末に対
して、乳化重合法によりえられるポリテトラフルオロエ
チレン水性ディスパージョン0.1〜10重量%の存在
下に行うことが好ましい。
【0026】また本発明は、ポリテトラフルオロエチレ
ン水性ディスパージョン中のポリテトラフルオロエチレ
ンが、テトラフルオロエチレンの単独重合体またはテト
ラフルオロエチレン98.0〜99.999重量%と他
のフッ素系モノマー2.0〜0.001重量%とを共重
合してえられる変性ポリテトラフルオロエチレンである
ことが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明において、前記パーフルオ
ロビニルエーテル変性PTFEとしては、たとえばTF
E99.0〜99.999モル%、好ましくは99.9
〜99.99モル%と式(I): CF2=CF−OR (I) で示される化合物1.0〜0.001モル%、好ましく
は0.1〜0.01モル%とを共重合してえられる共重
合体であればよく、共重合する方法としては通常の懸濁
重合による方法であればよい。
【0028】TFEの重合割合を前記範囲内の割合とす
ることにより引張強度、伸び、耐クラック性に優れてい
るという効果がえられ、また式(I)で示される化合物
の重合割合を前記範囲内の割合とすることにより耐クリ
ープ性に優れているという効果がえられる。
【0029】前記式(I)において、Rは炭素数1〜
10のパーフルオロアルキル基、炭素数4〜9のパーフ
ルオロ(アルコキシアルキル)基、前記式(II)で示
される有機基または前記式(III)で示される有機基
を表わす。
【0030】前記パーフルオロアルキル基の炭素数は1
〜10、好ましくは1〜5であり、炭素数をこの範囲内
の数とすることにより溶融成形不可という性質を保持し
たまま耐クリープ性に優れているという効果がえられ
る。
【0031】前記パーフルオロアルキル基としては、た
とえばパーフルオロメチル、パーフルオロエチル、パー
フルオロプロピル、パーフルオロブチル、パーフルオロ
ペンチル、パーフルオロヘキシルなどがあげられるが、
耐クリープ性およびモノマーコストの点からパーフルオ
ロプロピルが好ましい。
【0032】本発明においては、前記パーフルオロビニ
ルエーテル変性PTFEの粉末を、たとえば水の存在下
または乾燥状態で、ハンマー・ミル、羽根つきの回転子
をもった粉砕機、気流エネルギー型粉砕機、衝撃粉砕機
などの粉砕機により平均粒径100〜300μmに粗粉
砕してえられる一次粒子が用いられる。
【0033】この一次粒子の平均粒径を前記範囲内の粒
径とすることにより、取扱い性すなわち粉末の流動性お
よび見かけ密度に優れ、しかもえられる成形品物性にも
優れ、とくに一次粒子の平均粒径を100〜150μm
とすることにより、えられる成形品の絶縁破壊電圧に優
れているという効果がえられる。
【0034】本発明において用いる水性媒体としては、
通常、水が用いられる。この水は、必ずしも高い純度に
精製されたものである必要はないが、無機質または有機
質の不純物が混入しているものを使用すると、これがえ
られた変性PTFE粒状粉末中に残存し、結果として成
形品に好ましくない着色を起し、かつ絶縁破壊電圧を低
下せしめる原因となるから、このような原因となる不純
物は水性媒体からあらかじめ除去しておく必要がある。
【0035】この水性媒体は、パーフルオロビニルエー
テル変性PTFEの粉末に対し150〜5000%(重
量%、以下同様)の範囲で用いて該粉末を添加して撹拌
造粒に供せられる。水性媒体の使用量としては、パーフ
ルオロビニルエーテル変性PTFEの粉末を含む水性媒
体に流動性を与えるに足るだけの量であれば充分であっ
て、それよりも多量に加えることは経済的に不利であ
り、逆に不足すると造粒の操作をスムーズに行いえな
い。しかし、前記パーフルオロビニルエーテル変性PT
FEを含む水性媒体が完全に流動性を有する状態であれ
ば、水性媒体の多少の増減は問題ではない。
【0036】本発明において、前記パーフルオロビニル
エーテル変性PTFEの粉末を水性媒体中で撹拌するこ
とによって造粒するには、たとえば有機液体の存在下に
10〜120℃の水性媒体中で撹拌することによって造
粒する方法(以下、水中造粒法ともいう)、有機液体の
不存在下に50〜120℃の水性媒体中で撹拌すること
によって造粒する温水造粒法などがあげられるが、高価
な有機液体を用いる必要がないなどの点から温水造粒法
が好ましい。
【0037】本発明において用いる前記有機液体として
は、たとえば25℃における表面張力が約40dyne
/cm以下の水不溶性の有機液体であればよく、その具
体例としては、ペンタン、ドデカンなどの脂肪族炭化水
素、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、クロ
ロホルム、クロロベンゼン、トリクロロトリフルオロエ
タン、モノフルオロトリクロロメタン、ジフルオロテト
ラクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素などを用いる
ことができる。これらのうちハロゲン化炭化水素が好ま
しく、とくに1,1,1−トリクロロエタン、1,1−
ジクロロ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパ
ン、1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフ
ルオロプロパン、1,1−ジクロロ−2,2,2−トリ
フルオロエタン、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタ
ンなどの塩化炭化水素やフッ化塩化炭化水素が好まし
い。これらは不燃性であり、かつフロン規制の要求など
を満足するからである。これらの有機液体は単独で用い
てもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0038】前記有機液体の添加量としては、造粒され
た粒状粉末の平均粒径および見かけ密度の点から、前記
水性媒体に対して5〜100%であり、10〜20%で
あることが好ましい。
【0039】本発明において、有機液体の不存在下に水
性媒体中でパーフルオロビニルエーテル変性PTFEの
粉末を撹拌することによって造粒する温水造粒法のばあ
い、見かけ密度の点から該撹拌を50〜120℃、好ま
しくは90〜120℃の範囲内の温度で行えばよい。
【0040】ここで、温度条件はきわめて重要であり、
前記スラリーの温度をこのような範囲内の温度に維持す
ることによって容易に希望する粒径を有し、見かけ密度
が大きく、粉末流動性に優れ、均一な粒度で緻密な電気
的特性に優れた変性PTFE粒状粉末をうることができ
る。
【0041】本発明の製法に用いることのできる装置と
しては、通常の撹拌機構を備えた装置であればよく、た
とえば特開平3−259926号公報に記載されている
ような装置を用いることができるが、本発明においては
解砕機構をとくに必要とするものではない。
【0042】なお本発明の製法においては、PTFE粉
末の他に、乳化重合法によりえられる平均粒径が0.0
5〜0.5μmで、固形分濃度が10〜60%のPTF
E水性ディスパージョンを使用することができる。この
PTFEディスパージョンを用いることにより、造粒の
際のパーフルオロビニルエーテル変性ポリテトラフルオ
ロエチレン粉末の微粉の発生を防止することができる。
【0043】PTFE水性ディスパージョンは、ディス
パージョン中のPTFEが前記微粉を覆うことにより該
微粉を消失させるため、粉末物性の低下はなく取扱い性
すなわち粉末の流動性が向上する。
【0044】PTFE水性ディスパージョンの使用量
は、パーフルオロビニルエーテル変性ポリテトラフルオ
ロエチレン粉末に対し0.1〜10重量%、より好まし
くは1〜3重量%である。またその添加時期は、パーフ
ルオロビニルエーテル変性ポリテトラフルオロエチレン
粉末を水に投入する前が適当である。
【0045】なお、前記PTFE水性ディスパージョン
中のPTFEには、テトラフルオロエチレン単独重合体
はもとより、テトラフルオロエチレン98.0〜99.
999重量%とクロロトリフルオロエチレン、ヘキサフ
ルオロプロペン、パーフルオロ(アルキルビニルエーテ
ル)などの他のフッ素系モノマー2.0〜0.001重
量%とを共重合してえられる変性PTFEのような共重
合体なども含まれる。
【0046】本発明における前記水中造粒法としては、
たとえばつぎのような方法があげられる。
【0047】内容量10リットルの撹拌機付ステンレス
製の造粒槽に、水性媒体としてのイオン交換水3〜7リ
ットルを入れ、さらに前記有機液体を400〜1500
ミリリットル入れ、あらかじめ100〜300μmに湿
式粗粉砕しておいたパーフルオロビニルエーテル変性P
TFEの粉末(水分量10〜20%)1〜2kgを添加
し、400〜800rpmの撹拌速度で撹拌しながら、
系内の温度を10〜120℃の範囲内の温度に保持し、
その温度付近において0.5〜2時間撹拌して造粒を完
了する。
【0048】つぎに、撹拌を停止して150メッシュの
ふるいを用いて濾別し、えられた変性PTFE粒状粉末
の湿潤物を電気炉中で120〜180℃で20〜10時
間乾燥し、本発明における変性PTFE粒状粉末1〜2
kgをうる。
【0049】このようにしてえられる変性PTFE粒状
粉末の物性および成形品の物性は、たとえばつぎのよう
なものである。
【0050】平均粒径 :200〜1000μm 見かけ密度 :0.6〜0.95 流動性 :4〜8回(21B法) 絶縁破壊電圧:1.5〜7(kV/0.1mm) 引張強度 :200〜450(kg/cm2G) 伸 び :200〜400(%) 以上の製法によりえられる変性PTFE粒状粉末は、微
粉砕粉末を用いることなくえられ、取扱い性すなわち粉
末の流動性および見かけ密度、えられる成形品の物性に
優れたものであり、たとえばパッキン、ガスケットおよ
び薬液タンク用ランニングシートなどの成形用原料とし
て好適に用いられうる。
【0051】また本発明においては、前記水中造粒を加
圧下に行うことができ、造粒槽の耐圧構造にかかわる設
備コストの点から0〜2kg/cm2G、好ましくは0
kg/cm2Gの条件で造粒することができる。
【0052】本発明における前記温水造粒法としては、
前記水中造粒法において前記有機液体を用いることな
く、系内の温度を50〜120℃とすること以外は同様
の方法を採用することができる。
【0053】この温水造粒法によりえられる変性PTF
E粒状粉末の物性およびえられる成形品の物性は、たと
えばつぎのようなものである。
【0054】平均粒径 :200〜1000μm 見かけ密度 :0.6〜0.9 流動性 :4〜8回(21B法) 絶縁破壊電圧:1.5〜7(kV/0.1mm) 引張強度 :200〜450(kg/cm2G) 伸 び :200〜400(%) この温水造粒法によりえられる変性PTFE粒状粉末
は、有機液体を用いることなく水のみの造粒でえられ、
微粉砕粉末を用いることなくえられ、取扱い性すなわち
粉末の流動性、えられる成形品の物性に優れたものであ
り、前記と同様の成形用原料として好適に用いられう
る。
【0055】また本発明においては、前記温水造粒を加
圧下に行うことができ、造粒槽の耐圧構造にかかわる設
備コストの点から0〜2kg/cm2G、好ましくは0
kg/cm2Gの条件で造粒することができる。
【0056】また本発明においては、前記パーフルオロ
ビニルエーテル変性PTFEの粉末の平均粒径を100
〜150μmとすることにより、えられる成形品の絶縁
破壊電圧が3.5kV以上となる。
【0057】
【実施例】つぎに、本発明を実験例に基づいてさらに具
体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるも
のではない。
【0058】なお、以下の実験例における試験方法(粉
末物性および成形品物性)をつぎにあげておく。
【0059】見かけ密度:JIS K 6891−5.
3に準じて測定した。 粗粉砕後粒径(一次粒子の粒径) ドライレーザー法:日本電子(株)製のレーザー回折式
粒度分布測定装置ヘロシステムを用い、3barの圧力
条件下に測定した 流動性:特開平3−259925号公報記載の方法に準
じて測定した。
【0060】すなわち、測定装置としては、同公報記載
の第3図に示されるごとく支持台(42)に中心線を一
致させて支持した上下のホッパー(31)および(3
2)を用いる。上部ホッパー(31)は、入口(33)
の直径74mm、出口(34)の直径12mm、入口
(33)から出口(34)までの高さ123mmで、出
口(34)に仕切板(35)があり、これによって中の
粉末を保持したり落したりすることができる。下部ホッ
パー(32)は入口(36)の直径76mm、出口(3
7)の直径12mm、入口(36)から出口(37)ま
での高さ120mmで、上部ホッパーと同様出口(3
7)に仕切板(38)が設けられている。上部ホッパー
と下部ホッパーとの距離は各仕切板の間が15cmとな
るように調節されている。なお第3図中(39)および
(40)はそれぞれ各ホッパーの出口カバーであり、
(41)は落下した粉末の受器である。
【0061】流動性の測定は被測定粉末約200gを2
3.5〜24.5℃に調温した室内に4時間以上放置
し、10メッシュ(目の開き1680ミクロン)でふる
ったのち、同温度で行なわれる。
【0062】(I) まず、容量30ccのコップに丁
度1ぱいの被測定粉末を上部ホッパー(31)へ入れた
のち、ただちに仕切板(35)を引抜いて粉末を下部ホ
ッパーへ落す。落ちないときは針金でつついて落す。粉
末が下部ホッパー(32)に完全に落ちてから15±2
秒間放置したのち下部ホッパーの仕切板(38)を引抜
いて粉末が出口(37)から流れ落ちるかどうかを観察
し、このとき8秒以内に全部流れ落ちたばあいを落ちた
ものと判定する。
【0063】(II) 以上と同じ測定を3回くり返して
落ちるかどうかをみ、3回のうち2回以上流れ落ちたば
あいは流動性「良」と判定し、1回も落ちないばあいは
流動性「不良」と判定する。3回のうち1回だけ流れ落
ちたばあいは、さらに2回同じ測定を行ない、その2回
とも落ちたばあいは結局その粉末の流動性は「良」と判
定し、それ以上のばあいは流動性「不良」と判定する。
【0064】(III) 以上の測定で流動性「良」と判
定された粉末については、つぎの同じ容量30ccのコ
ップ2はいの粉末を上部ホッパーへ入れて前述したとこ
ろと同様にして測定を行ない、結果が流動性「良」とで
たときは順次粉末のはい数を増加してゆき、「不良」と
なるまで続け、最高8はいまで測定する。各測定の際に
は、前回の測定で下部ホッパーから流出した粉末を再使
用してもよい。
【0065】(IV) 以上の測定でPTFE粉末は使用
量が多いほど流れ落ちにくくなる。
【0066】そこで流動性「不良」となったときのはい
数から1を引いた数をもってその粉末の「流動性」と定
める。
【0067】造粒パウダーの平均粒径:上から順に1
0、20、32、48および60メッシュ(インチメッ
シュ)の標準ふるいを重ね、10メッシュふるい上にP
TFE粒状粉末をのせ、ふるいを振動させて下方へ順次
細かいPTFE粒状粉末粒子を落下させ、各ふるい上に
残留したPTFE粒状粉末の割合を%で求めたのち、対
数確率紙上に各ふるいの目の開き(横軸)に対して残留
割合の累積パーセント(縦軸)を目盛り、これらの点を
直線で結び、この直線上で割合が50%となる粒径を求
め、この値を平均粒径とする。
【0068】粒度分布:平均粒径の0.7〜1.3倍の
直径を有する粒子の全粒子に対する重量割合であり、平
均粒径に0.7倍あるいは1.3倍の値を乗ずることに
よって算出し、累積曲線中にその点を書込むことによっ
て重量割合を求める。
【0069】引張強度(以下、TSともいう)および伸
び(以下、ELともいう):内径50mmの金型に21
0gの粉末を充填し、約30秒間かけて最終圧力が約3
00kg/cm2となるまで徐々に圧力を加え、さらに
5分間その圧力に保ち予備成形体をつくる。金型から予
備成形体を取り出し、電気炉(雰囲気:空気)中で36
5℃まで50℃/時間の速度で昇温し、その温度に5.
5時間保持したのち50℃/時間の速度で室温まで降温
して円筒形の焼成体をうる。この焼成体を側面に沿って
切削加工してえられる厚さ0.5mmの帯状シートから
JISダンベル3号で試験片を打ち抜き、JIS K6
891−58に準拠して、総荷重500kgのオートグ
ラフを用い、引張速度200mm/分で引張り、破断時
の応力と伸びを測定する。
【0070】絶縁破壊電圧(以下、B.D.V.ともい
う):引張強度/伸びの測定に用いたものと同じ方法で
成形した成形品ブロックを切削して0.1mmの厚さの
テープをうる。えられたテープを用いてJIS K68
91に準じて測定した。
【0071】表面粗度:JIS B0601に準じて測
定した。
【0072】実験例1 (1)ベースパウダー パーフルオロビニルエーテル変性PTFEの粉末(ダイ
キン工業(株)製ポリフロンM−111、パーフルオロ
プロピルビニルエーテル0.1モル%が共重合されてい
る変性PTFE)をライン原末のまま用いて、前記試験
方法により粉末物性および成形品物性を測定した。結果
を表1に示す。
【0073】(2)温水造粒パウダー 内容量10リットルの撹拌機付造粒槽にイオン交換水
6.7リットルを入れ、前記ベースパウダー1.5kg
を投入し、800rpmの速度で撹拌しながら、系内を
20分かけて90℃付近まで昇温し、この状態で3時間
かけて造粒する。
【0074】つぎに、加熱および撹拌を停止して150
メッシュのふるいを用いて濾別し、えられた湿潤物を電
気炉中、165℃で16時間乾燥し、変性PTFE粒状
粉末1.495kgをえ、前記試験方法により粉末物性
および成形品物性を測定した。結果を表1に示す。
【0075】(3)水中造粒パウダー 前記温水造粒パウダーの製造工程において、ベースパウ
ダーの投入後に有機液体としてCH2Cl2を750ml
添加し、系内の温度を38℃とし、10分間かけて造粒
したこと以外は同様の方法により変性PTFE粒状粉末
をえ、前記試験方法により粉末物性および成形品物性を
測定した。結果を表1に示す。
【0076】実験例2〜6 (1)ベースパウダー モーター動力が2.2kWで表1に示すスクリーン径を
有する奈良機械(株)製自由粉砕機を用い、表1に示す
回転数でハンマーを回転させながら粗粉砕し、ベースパ
ウダーをえ、前記試験方法により粉末物性および成形品
物性を測定した。結果を表1に示す。
【0077】(2)温水造粒パウダー 本実験例でえられたベースパウダーを用いたこと以外
は、実験例1中(2)と同様の製造工程をへて、変性P
TFE粒状粉末をえ、前記試験方法により粉末物性およ
び成形品物性を測定した。結果を表1に示す。
【0078】(3)水中造粒パウダー 本実験例でえられたベースパウダーを用いたこと以外
は、実験例1中(3)と同様の製造工程をへて、変性P
TFE粒状粉末をえ、前記試験方法により粉末物性およ
び成形品物性を測定した。結果を表1に示す。
【0079】
【表1】
【0080】実験例7〜9 (1)ベースパウダー PTFE粉末としてポリフロンM−15(ダイキン工業
(株)製、PTFEホモポリマー)を用い、表2に示す
回転数およびスクリーン径を用いたこと以外は、実験例
2中(1)と同様の製造工程をへてベースパウダーを
え、前記試験方法により粉末物性および成形品物性を測
定した。結果を表2に示す。
【0081】(2)温水造粒パウダー 本実験例でえられたベースパウダーを用いたこと以外は
実験例1中(2)と同様の製造工程をへて、PTFE粒
状粉末をえ、前記試験方法により粉末物性および成形品
物性を測定した。結果を表2に示す。
【0082】(3)水中造粒パウダー 本実験例でえられたベースパウダーを用いたこと以外は
実験例1中(3)と同様の製造工程をへて、PTFE粒
状粉末をえ、前記試験方法により粉末物性および成形品
物性を測定した。結果を表2に示す。
【0083】実験例10 (1)ベースパウダー PTFE粉末(ダイキン工業(株)製、ポリフロンM−
12、PTFEホモポリマー)をライン原末のまま用い
て、前記試験方法により粉末物性を測定した。結果を表
2に示す。
【0084】(2)温水造粒パウダー 本実験例のベースパウダーを用いたこと以外は、実験例
1中(2)と同様の製造工程をへて、PTFE粒状粉末
をえ、前記試験方法により粉末物性および成形品物性を
測定した。結果を表2に示す。
【0085】(3)水中造粒パウダー 本実験例のベースパウダーを用いたこと以外は、実験例
1中(3)と同様の製造工程をへて、PTFE粒状粉末
をえ、前記試験方法により粉末物性および成形品物性を
測定した。結果を表2に示す。
【0086】実験例11〜12 (1)ベースパウダー 前記ポリフロンM−12を用い、表2に示す回転数およ
びスクリーン径を用いたこと以外は、実験例2中(1)
と同様の製造工程をへてベースパウダーをえ、前記試験
方法により粉末物性および成形品物性を測定した。結果
を表2に示す。
【0087】(2)温水造粒パウダー 本実験例でえられたベースパウダーを用いたこと以外
は、実験例1中(2)と同様の製造工程をへて、PTF
E粒状粉末をえ、前記試験方法により粉末物性および成
形品物性を測定した。結果を表2に示す。
【0088】(3)水中造粒パウダー 本実験例でえられたベースパウダーを用いたこと以外
は、実験例1中(3)と同様の製造工程をへて、PTF
E粒状粉末をえ、前記試験方法により粉末物性および成
形品物性を測定した。結果を表2に示す。
【0089】
【表2】
【0090】以上の各実験例でえられた粒状粉末の粉末
物性または成形品物性と一次粒子の粒径との関係をプロ
ットしたものが図1〜6である。
【0091】図1は、実験例1〜6における見かけ密度
と一次粒子の粒径との関係を説明するためのグラフであ
り、1は温水造粒パウダーのばあい、2はベースパウダ
ーのばあい、3は水中造粒パウダーのばあいを示す。
【0092】図1から明らかなように、温水造粒パウダ
ーは従来法の水中造粒パウダーと同程度の見かけ密度が
えられている。
【0093】図2は、実験例1〜6における造粒パウダ
ーの平均粒径と一次粒子の粒径との関係を説明するため
のグラフであり、1は温水造粒パウダーのばあい、2は
ベースパウダーのばあい、3は水中造粒パウダーのばあ
いを示す。
【0094】図2から明らかなように、一次粒子の粒径
が100μm以上では、温水造粒パウダーは従来法の水
中造粒パウダーと同程度の平均粒径がえられている。
【0095】図3は、実験例1〜6における流動性と一
次粒子の粒径との関係を説明するためのグラフであり、
1は温水造粒パウダーのばあい、2はベースパウダーの
ばあい、3は水中造粒パウダーのばあいを示す。
【0096】図3から明らかなように、一次粒子の粒径
が100μm以上では、温水造粒パウダーは従来法の水
中造粒パウダーと同程度の流動性がえられている。
【0097】図4は、実験例1〜12における絶縁破壊
電圧と一次粒子の粒径との関係を説明するためのグラフ
であり、1は温水造粒パウダーのばあい、2はベースパ
ウダーのばあい、3は水中造粒パウダーのばあいであ
り、いずれも実験例1〜6においてえられたものであ
り、4は実験例7〜12においてえられた未変性PTF
Eの温水造粒パウダーのばあいを示す。
【0098】図4から明らかなように、一次粒子の粒径
が100μm以上では、温水造粒パウダーは従来法の水
中造粒パウダーと同程度の絶縁破壊電圧がえられてい
る。
【0099】図5は、実験例1〜12における引張強度
と一次粒子の粒径との関係を説明するためのグラフであ
り、1は温水造粒パウダーのばあい、2はベースパウダ
ーのばあい、3は水中造粒パウダーのばあいであり、い
ずれも実験例1〜6においてえられたものであり、4は
実験例7〜9においてえられた未変性PTFEの温水造
粒パウダーのばあいを示す。
【0100】図5から明らかなように、温水造粒パウダ
ーは従来法の水中造粒パウダーと同程度の引張強度がえ
られている。
【0101】図6は、実験例1〜12における伸びと一
次粒子の粒径との関係を説明するためのグラフであり、
1は温水造粒パウダーのばあい、2はベースパウダーの
ばあい、3は水中造粒パウダーのばあいであり、いずれ
も実験例1〜6においてえられたものであり、4は実験
例7〜9においてえられた未変性PTFEの温水造粒パ
ウダーのばあいを示す。
【0102】図6から明らかなように、温水造粒パウダ
ーは従来法の水中造粒パウダーと同程度の伸びがえられ
ている。
【0103】
【発明の効果】以上の結果から明らかなように、本発明
の各製法においては、つぎのような効果がえられる。
【0104】まず、懸濁重合法によりえられるパーフル
オロビニルエーテル変性PTFEの平均粒径100〜3
00μmの粉末を水性媒体中で撹拌することによって造
粒する製法では、微粉砕粉末を用いることなく、取扱い
性すなわち粉末の流動性および見かけ密度に優れ、成形
品物性に優れた変性PTFE粒状粉末がえられる。
【0105】また、0〜2kg/cm2Gの圧力下有機
液体の不存在下に、温度50〜120℃の水性媒体中で
撹拌して造粒することにより、高価な有機液体を用いる
ことなく前記と同様の変性PTFE粒状粉末がえられ
る。
【0106】また、0〜2kg/cm2Gの圧力下有機
液体の存在下に、温度10〜120℃の水性媒体中で撹
拌して造粒することにより、前記と同様の変性PTFE
粒状粉末がえられる。
【0107】また、前記懸濁重合法によりえられるパー
フルオロビニルエーテル変性PTFE粉末の平均粒径を
100〜150μmとすることにより、粒状粉末を成形
してえられる成形品の絶縁破壊電圧が3.5kV以上で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実験例1〜6における見かけ密度と一次粒子の
粒径との関係を説明するためのグラフである。
【図2】実験例1〜6における造粒パウダーの平均粒径
と一次粒子の粒径との関係を説明するためのグラフであ
る。
【図3】実験例1〜6における流動性と一次粒子の粒径
との関係を説明するためのグラフである。
【図4】実験例1〜12における絶縁破壊電圧と一次粒
子の粒径との関係を説明するためのグラフである。
【図5】実験例1〜12における引張強度と一次粒子の
粒径との関係を説明するためのグラフである。
【図6】実験例1〜12における伸びと一次粒子の粒径
との関係を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
1 温水造粒パウダー(変性PTFE)のグラフ 2 ベースパウダー(変性PTFE)のグラフ 3 水中造粒パウダー(変性PTFE)のグラフ 4 温水造粒パウダー(未変性PTFE)のグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河内 正治 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 清水 哲男 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 懸濁重合法によりえられるパーフルオロ
    ビニルエーテル変性ポリテトラフルオロエチレンの平均
    粒径100〜300μmの粉末を水性媒体中で撹拌する
    ことによって造粒する変性ポリテトラフルオロエチレン
    粒状粉末の製法。
  2. 【請求項2】 前記造粒を0〜2kg/cm2Gの圧力
    下有機液体の不存在下に、温度50〜120℃の水性媒
    体中で行う請求項1記載の変性ポリテトラフルオロエチ
    レン粒状粉末の製法。
  3. 【請求項3】 前記造粒を0〜2kg/cm2Gの圧力
    下有機液体の存在下に、温度10〜120℃の水性媒体
    中で行う請求項1記載の変性ポリテトラフルオロエチレ
    ン粒状粉末の製法。
  4. 【請求項4】 懸濁重合法によりえられるパーフルオロ
    ビニルエーテル変性ポリテトラフルオロエチレン粉末の
    平均粒径が100〜150μmであり、撹拌することに
    よって造粒してえられる粒状粉末を成形してえられる成
    形品の絶縁破壊電圧が3.5kV以上である請求項1〜
    3のいずれかに記載の変性ポリテトラフルオロエチレン
    粒状粉末の製法。
  5. 【請求項5】 変性ポリテトラフルオロエチレンが、テ
    トラフルオロエチレン99.0〜99.999モル%と
    式(I): CF2=CF−OR (I) [式中、Rは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル
    基、炭素数4〜9のパーフルオロ(アルコキシアルキ
    ル)基、式(II): 【化1】 (式中、mは0または1〜4の整数である)で示される
    有機基または式(III): 【化2】 (式中、nは1〜4の整数である)で示される有機基を
    表わす]で示されるパーフルオロビニルエーテル1.0
    〜0.001モル%とを共重合してえられる共重合体で
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    変性ポリテトラフルオロエチレン粒状粉末の製法。
  6. 【請求項6】 前記造粒をパーフルオロビニルエーテル
    変性ポリテトラフルオロエチレン粉末に対して、乳化重
    合法によりえられるポリテトラフルオロエチレン水性デ
    ィスパージョン0.1〜10重量%の存在下に行う請求
    項1〜5のいずれかに記載の変性ポリテトラフルオロエ
    チレン粒状粉末の製法。
  7. 【請求項7】 ポリテトラフルオロエチレン水性ディス
    パージョン中のポリテトラフルオロエチレンが、テトラ
    フルオロエチレンの単独重合体またはテトラフルオロエ
    チレン98.0〜99.999重量%と他のフッ素系モ
    ノマー2.0〜0.001重量%とを共重合してえられ
    る変性ポリテトラフルオロエチレンである請求項6記載
    の変性ポリテトラフルオロエチレン粒状粉末の製法。
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